JP2595320B2 - 回転ヘッド式ディジタルオーディオテープレコーダ - Google Patents
回転ヘッド式ディジタルオーディオテープレコーダInfo
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- JP2595320B2 JP2595320B2 JP18171088A JP18171088A JP2595320B2 JP 2595320 B2 JP2595320 B2 JP 2595320B2 JP 18171088 A JP18171088 A JP 18171088A JP 18171088 A JP18171088 A JP 18171088A JP 2595320 B2 JP2595320 B2 JP 2595320B2
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- Japan
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- tape
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- digital audio
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、回転ヘッド式ディジタルオーディオテープ
レコーダ(R−DAT)におけるレコミュート機能の改良
に関する。
レコーダ(R−DAT)におけるレコミュート機能の改良
に関する。
上記レコミュート機能は、曲などを録音する前に無音
部を形成するために使用され、従来R−DATにおいて、
所定の操作キーが一端押されると一定量の無音部を形成
する用にしたものがある。なお、このレコミュート機能
は、ディジタルオーディオ信号を記録するPCM領域にデ
ィジタルデータとして“0"を記録することにより無音部
を形成する。
部を形成するために使用され、従来R−DATにおいて、
所定の操作キーが一端押されると一定量の無音部を形成
する用にしたものがある。なお、このレコミュート機能
は、ディジタルオーディオ信号を記録するPCM領域にデ
ィジタルデータとして“0"を記録することにより無音部
を形成する。
ところでR−DATにおいては、音楽などのプログラム
の他に、記録したプログラムのID情報や記録時間情報あ
るいは記録番地上方などから構成される所謂U−TOCと
称する情報をテープの冒頭部分に記録することができ
る。
の他に、記録したプログラムのID情報や記録時間情報あ
るいは記録番地上方などから構成される所謂U−TOCと
称する情報をテープの冒頭部分に記録することができ
る。
しかしながら、上記U−TOCを記録するためには、テ
ープの冒頭部分にリードインエリアと称するU−TOC専
用の記録領域を予め設定しなければならず、録音操作に
手間がかかるといる問題があった。なお、上記リードイ
ンエリアはR−DATの規格によって決められている所定
のデータによって識別され、この識別を行うことによっ
てU−TOCの書き込みと読み出しが行われる。
ープの冒頭部分にリードインエリアと称するU−TOC専
用の記録領域を予め設定しなければならず、録音操作に
手間がかかるといる問題があった。なお、上記リードイ
ンエリアはR−DATの規格によって決められている所定
のデータによって識別され、この識別を行うことによっ
てU−TOCの書き込みと読み出しが行われる。
本発明は、R−DATにおいて、レコミュート機能を改
良して、テープ冒頭部に自動的にリードインエリアが形
成されるようにして操作性を良くすることを目的とす
る。
良して、テープ冒頭部に自動的にリードインエリアが形
成されるようにして操作性を良くすることを目的とす
る。
本発明は、R−DATのレコミュート機能において、レ
コミュート時に磁気テープの位置がテープトップである
場合は、無音部の形成と同時にPNOデータ“0BB"にして
リードインエリアを形成するようにした。
コミュート時に磁気テープの位置がテープトップである
場合は、無音部の形成と同時にPNOデータ“0BB"にして
リードインエリアを形成するようにした。
第1図は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
図において、1は磁気ヘッドを搭載した回転ドラム、
2は磁気テープTを収納したカセットハーフで、カセッ
トハーフが図示しないメカ部に装着されて磁気テープT
が回転ヘッドに一部巻き付けられた状態を示す。
2は磁気テープTを収納したカセットハーフで、カセッ
トハーフが図示しないメカ部に装着されて磁気テープT
が回転ヘッドに一部巻き付けられた状態を示す。
3は磁気テープTのテープトップを検出するためのト
ップセンサで、赤外線ダイオードとフォトトランジスタ
によって、磁気テープTの端に取り付けられている透明
のリーダーテープと磁性材部分とを光学的に検知する。
ップセンサで、赤外線ダイオードとフォトトランジスタ
によって、磁気テープTの端に取り付けられている透明
のリーダーテープと磁性材部分とを光学的に検知する。
4はシステムコントローラなどから構成された制御部
で、テープの走行制御とデータの記録・再生制御を行う
とともに後述説明する制御フローでレコミュートの制御
を行う。
で、テープの走行制御とデータの記録・再生制御を行う
とともに後述説明する制御フローでレコミュートの制御
を行う。
5は制御部4に接続されたRECMUTE釦で、このRECMUTE
釦5が押されると、レコミュート動作が開始される。
釦5が押されると、レコミュート動作が開始される。
第2図は制御部4の制御フローを示すフローチャート
であり、録音待機状態で制御が開始される。
であり、録音待機状態で制御が開始される。
制御部4は、録音待機状態でRECMUTE釦5が「ON」に
なっていると、トップセンサ3の出力に基づいて現在テ
ープトップであるかどうかの判定を行う。
なっていると、トップセンサ3の出力に基づいて現在テ
ープトップであるかどうかの判定を行う。
判定の結果、テープ位置がテープトップでなければ制
御部4が内臓している内部タイマに4秒のタイムアップ
時間をセットした計時を開始し、磁気テープTの走行と
回転ドラム2の回転を開始する。
御部4が内臓している内部タイマに4秒のタイムアップ
時間をセットした計時を開始し、磁気テープTの走行と
回転ドラム2の回転を開始する。
そして、タイマの計時に従って、PCM領域にディジタ
ルデータ“0"を、サブコード領域にPNOデータとしてデ
ィジタルデータ“0AA"を4秒間記録し、このPCM領域と
サブコード領域の4秒間の記録が終了すとREC/PAUSE状
態にして待機する。
ルデータ“0"を、サブコード領域にPNOデータとしてデ
ィジタルデータ“0AA"を4秒間記録し、このPCM領域と
サブコード領域の4秒間の記録が終了すとREC/PAUSE状
態にして待機する。
前記トップセンサ3の出力の判定の結果、テープ位置
がテープトップであった場合は、タイマーに1秒のタイ
ムアップ時間をセットして計時を開始し、磁気テープT
の走行と回転ドラマ2の回転を開始してPCM領域にディ
ジタルデータ“0"を、サブコード領域のPNOデータとし
てディジタルデータ“0BB"を記録する。
がテープトップであった場合は、タイマーに1秒のタイ
ムアップ時間をセットして計時を開始し、磁気テープT
の走行と回転ドラマ2の回転を開始してPCM領域にディ
ジタルデータ“0"を、サブコード領域のPNOデータとし
てディジタルデータ“0BB"を記録する。
そして、タイマによる計時に基づいてPCM領域とサブ
コード領域の記録を1秒間行うと、前記テープトップで
ない場合と同様に、PCM領域への“0"の記録と、PNOの
“0AA"の記録を4秒間行い、その後REC/PAUSE状態にし
て待機する。
コード領域の記録を1秒間行うと、前記テープトップで
ない場合と同様に、PCM領域への“0"の記録と、PNOの
“0AA"の記録を4秒間行い、その後REC/PAUSE状態にし
て待機する。
なお、サブコード領域に記録するPNOデータ“0AA"
は、R−DATの規格によってプログラム番号としては識
別されないもので、再生やサーチ動作などに影響しない
データである。
は、R−DATの規格によってプログラム番号としては識
別されないもので、再生やサーチ動作などに影響しない
データである。
以上のようにして、無音部が記録されたテープは、例
えば第3図に示したようになる。すなわち、同図(a)
に示したようにテープの中間部では、PNOデータが“0A
A"である無音部が4秒間に相当する区間形成され、同図
(b)に示したようにテープトップでは、PNOデータが
“0BB"である無音部が1秒の相当する区間と、それに続
いてPNOデータが“0AA"である無音部が4秒に相当する
区間形成される。
えば第3図に示したようになる。すなわち、同図(a)
に示したようにテープの中間部では、PNOデータが“0A
A"である無音部が4秒間に相当する区間形成され、同図
(b)に示したようにテープトップでは、PNOデータが
“0BB"である無音部が1秒の相当する区間と、それに続
いてPNOデータが“0AA"である無音部が4秒に相当する
区間形成される。
このように、テープトップにおいては、無音部の冒頭
部に、リードインエリアであることを示すPNOデータ“0
BB"が記録されるため、U−TOCの記録領域が確保でき
る。
部に、リードインエリアであることを示すPNOデータ“0
BB"が記録されるため、U−TOCの記録領域が確保でき
る。
上記の実施例では、テープトップ検出手段は、リーダ
テープを光学的に検出するトップセンサ3で構成するよ
うにしたが、REW走行の終了時などのように、リール側
からの信号によってオートストップした状態を記憶して
おき、テープトップであるかの判定を行えるようにして
もよい。
テープを光学的に検出するトップセンサ3で構成するよ
うにしたが、REW走行の終了時などのように、リール側
からの信号によってオートストップした状態を記憶して
おき、テープトップであるかの判定を行えるようにして
もよい。
また、RECMUTE釦を使用しないで、テープの冒頭で録
音待機状態にされたとき、上記実施例同様リードインエ
リアが形成されるようにしてもよい。
音待機状態にされたとき、上記実施例同様リードインエ
リアが形成されるようにしてもよい。
なお、テープトップ検出手段としては、前記トップセ
ンサ3のような検出手段以外でも、テープの冒頭部を検
出できるものであればよいことはいうまでもない。
ンサ3のような検出手段以外でも、テープの冒頭部を検
出できるものであればよいことはいうまでもない。
以上説明したように本発明によれば、R−DATにおい
て、レコミュート操作時に磁気テープの位置がテープト
ップである場合は、無音部の形成と同時にPNOデータを
“0BB"として記録するようにしたので、テープ冒頭部に
U−TOCを記録するためのリードインエリアが自動的に
形成され、録音操作などの操作性が良くなる。
て、レコミュート操作時に磁気テープの位置がテープト
ップである場合は、無音部の形成と同時にPNOデータを
“0BB"として記録するようにしたので、テープ冒頭部に
U−TOCを記録するためのリードインエリアが自動的に
形成され、録音操作などの操作性が良くなる。
第1図は本発明実施例の構成を示すブロック図、第2図
は実施例に係わるフローチャート、第3図は実施例にお
ける記録例を示す図である。 1……回転ドラム、2……カセットハーフ、3……トッ
プセンサ、4……制御部、5……RECMUTE釦、T……磁
気テープ。
は実施例に係わるフローチャート、第3図は実施例にお
ける記録例を示す図である。 1……回転ドラム、2……カセットハーフ、3……トッ
プセンサ、4……制御部、5……RECMUTE釦、T……磁
気テープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 文彦 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 岩井 潔 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 川口 洋 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 大谷 利夫 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社所沢工場内 (56)参考文献 特開 昭63−222379(JP,A) 実開 昭63−47490(JP,U) 実開 昭63−146320(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】磁気テープに無音部を形成するレコミュー
ト機能を有する回転ヘッド式ディジタルオーディオテー
プレコーダにおいて、 磁気テープの冒頭部を検出するテープトップ検出手段を
備え、 上記テープトップ検出手段によってテープ冒頭部を検出
し、PCM領域に無音信号を記録するとともにサブコード
領域のプログラム番号を記録する記録領域に、リードイ
ンエイリアを示すデータを記録するようにしたことを特
徴とする回転ヘッド式ディジタルオーディオテープレコ
ーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18171088A JP2595320B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 回転ヘッド式ディジタルオーディオテープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18171088A JP2595320B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 回転ヘッド式ディジタルオーディオテープレコーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0233773A JPH0233773A (ja) | 1990-02-02 |
JP2595320B2 true JP2595320B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=16105505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18171088A Expired - Fee Related JP2595320B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 回転ヘッド式ディジタルオーディオテープレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595320B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3789493B2 (ja) * | 1992-12-24 | 2006-06-21 | ソニー株式会社 | 回転ヘッド型磁気記録装置及び記録方法 |
US6198589B1 (en) | 1992-12-24 | 2001-03-06 | Sony Corporation | Video tape recording apparatus |
JP3467641B2 (ja) | 1999-02-02 | 2003-11-17 | 東陽精工株式会社 | ストレッチャー固定具 |
KR101289000B1 (ko) | 2004-12-24 | 2013-07-23 | 마츠나가 매뉴팩토리 씨오., 엘티디 | 운송수단에 배치되는 스트레쳐 및 스트레쳐 픽스츄어 |
-
1988
- 1988-07-22 JP JP18171088A patent/JP2595320B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0233773A (ja) | 1990-02-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |