JP2595190B2 - 膨張可能な拘束システムにおけるディフューザ装置及びエアバッグモジュール組立体 - Google Patents

膨張可能な拘束システムにおけるディフューザ装置及びエアバッグモジュール組立体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に車両占有者の
受動的な拘束のためにシステムに関し、更に詳細には、
そのような膨張可能な拘束システムに用いられるディフ
ューザ装置及びそれとの組み合わせに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】オペレー
タによる干渉を必要としないで非展開状態から展開状態
に自己作動する安全拘束システム、すなわち『受動的拘
束システム』、及び膨張可能なエアバッグ若しくはクッ
ションを組み込むような拘束システム、並びに車両にお
けるそのようなシステムの使用は、そのような受動的拘
束システムの使用の願望が米国における一般的な容認を
得てきたように、多くの議論の主題であった。
【0003】車両が衝突時のように突然の減速に出合う
際に、『エアバッグ』のようなガスで膨張されるクッシ
ョン若しくはバッグを用いて車両占有者を保護すること
は、公知である。『エアバッグ』という用語は、誤用で
あるが、展開中にバッグを充填する迅速発生ガスは、典
型的には空気であるが、寧ろ窒素のようなイナートガス
である。そのようなシステムにおいて、エアバッグは、
スペース的な要求を最少化するために、膨張していない
折り畳まれた状態で通常収容される。緊急時において
は、ガスは、エアバッグを迅速に膨張させるために、イ
ンフレータから排出される。膨張時にエアバッグは、衝
突が進行するにつれて、車両占有者の動きを拘束するの
に役立つ。一般的に、そのようなエアバッグは、約45
〜60ミリ秒にすぎないうちに膨張され得るように通常
設計される。
【0004】車両用の膨張可能な拘束システムは、本車
両のフレーム及び/又はボディに取着され又はその周り
に一般的に位置決めされた多重クラッシュセンサを含
み、車両の迅速な減速を検出するのに役立つ。次いで、
センサは、エアバッグの展開を作動させるために車両の
乗車室内に戦略的に位置決めされたエアバッグモジュー
ル又は組立体に対して信号を送出する。一般的に、車両
運転者の保護のために設けられるエアバッグ、すなわち
運転者側エアバッグは、車両のステアリングコラムに配
置された貯蔵仕切室内に取着される。他方、フロントシ
ートの乗客の保護のためのエアバッグ、すなわち乗客側
エアバッグは、車両のインストルメントパネル/ダッシ
ュボード内に典型的に取着される。
【0005】典型的なエアバッグ拘束システムは、『反
応かん』又はより簡潔に『かん』と通常呼ばれる外側の
反応ハウジング又はキャニスタを通常含むエアバッグモ
ジュールを利用する。反応かんは、『エアバッグインフ
レータ』又はより簡潔に『インフレータ』あるいは『発
生器』と呼ばれるものを含む、エアバッグモジュールシ
ステムの他の要素を支持又は包含するのに役立つ。イン
フレータは、作動時に、エアバッグを膨張させるために
ガスを提供するように作用する。
【0006】そのようなシステムに用いられるインフレ
ータは、典型的には花火か又はハイブリッド形式のもの
から成る。花火的インフレータは、作動時にエアバッグ
を膨張させるために用いられるガスを発生させるガス発
生材料を通常含む。一般的に、花火的インフレータによ
って発生される膨張ガスは、インフレータの長さに沿う
開口又は発散ポートから発散される。これに対して、花
火可能な花火的材料のボディに加えてハイブリッド形式
のインフレータは、適切な作動中にインフレータから追
い出される貯蔵された圧縮ガスを、一次的な膨張ガスと
して、包含する。圧縮ガスの貯蔵に関係する物理的な結
果として、この圧縮ガスを貯蔵するために用いられる容
器は、典型的には円筒形状を有する。更に、そのような
円筒形状のガス貯蔵容器からのガスの発散は、円筒形状
の容器の一端の開口又は発散ポートを介して起きる。し
かしながら、適切なエアバッグ展開を得るために、その
ような貯蔵容器からエアバッグへのガスの発散が相当に
均一な形式で為されることが一般的に望まれる。典型的
なエアバッグ/インフレータ組立体により、そのような
均一な発散は、直接又は間接にインフレータに連結され
たエアバッグのガス入口開口の長さに沿い展開するバッ
グ内にガスを相当均一に発散させることにより一般的に
達成される。このように、バッグは、適当に均一に展開
され、貯蔵容器の一端のみからのガスの排出のために、
不均一な形式で展開するバッグの危険性は、回避され
る。
【0007】エアバッグの膨張及び展開時に、反応ハウ
ジングキャニスタは、車両にもたらされるエアバッグ展
開力を吸収又は再伝達するように機能する。反応ハウジ
ングは典型的には、非膨張の折り畳まれた状態のエアバ
ッグがその中に配置される口部の開いた容器である。従
来装置において、エアバッグは、インフレータの周りか
あるいは反応ハウジング自体かのいずれかに通常取着さ
れる。そのような取付けの結果、反応ハウジングは、バ
ッグの展開に関係してその間に生じる力による変形に特
に敏感である。例えば、エアバッグが膨張される際に、
エアバッグの開口の外周部分は典型的には、ハウジング
の変形をしばしば生じさせるハウジングに関して外方に
押圧される。そのような反応ハウジングが一般的に採用
する開いた口部の形状又は形式のために、そのような変
形は、一般的に『つり鐘状態化(bell−mouth
ing)』と呼ばれる。
【0008】そのような変形を阻止するために、且つエ
アバッグのガス入口開口の外周部分がハウジングに関し
て外方に移動するのを阻止するために、通常のエアバッ
グ装置は、様々の大きさを採用した。実際上、つり鐘状
態化は、厚く及び/又は強い金属を用いる反応ハウジン
グを形成することにより減少又は制限され得る。しかし
ながら、そのような厚い金属の使用は、ハウジングの全
重量における際立った好ましくない増加をもたらし得
る。勿論、重量の最少化は、車両の重量が燃料マイル数
に及ぼす衝撃の結果として、現代の車両設計における特
に重要な関心事である。より強靱なタイプの構造材料を
用いる反応ハウジングの他の製造方法は、より強靱な製
造材料が通常それに関連する高い材料費を有するので、
常に実際的ではなく、従って、そのような安全拘束シス
テムに関係してコストを増大させる。
【0009】1990年7月17日にLauritzz
enらに認可された共有譲渡された米国特許第4,94
1,678号は、そのようなつり鐘状態化を避ける設計
を有する軽量のハウジングキャニスタ組立体を開示す
る。この組立体は、口部の内側に、反応キャニスタの負
荷を制限するそれに対して横断方向に位置決めされた限
界引っかけ部を有する。この限界引っかけ部は、バッグ
展開時にキャニスタの口部で流布する力を保持する。こ
れは、キャニスタの口部で軽い部分の使用を許し、キャ
ニスタの側部に沿うフランジを補強する必要性を除去す
る。該フランジは、好ましくないことに組立体の重量を
増大させる。組立体にバッグを保持するために、該特許
は、反応キャニスタボディの壁の各々の内側側部に形成
されたノッチが、膨張可能なバッグのガス入口開口に形
成された連続するアタッチメントリングを保持するため
のバッグ保持リングシェルフを形成する、ということを
開示する。
【0010】米国特許第5,131,680号は、ハイ
ブリッド形式のインフレータを開示し、ディフューザを
含む。この開示されたインフレータ組立体は、一般的な
円筒状の容器と、一般的な円筒状のディフューザと、容
器の一端に取着されたマニホールド組立体、とを含む。
ディフューザは、容器よりも大きな直径を有し、容器及
びマニホールド組立体の両者を取り囲むように取着され
る。更に、エアバッグに向けられるガスが通る開口を有
するディフューザは、容器の長さの重要な部分及びマニ
ホールド組立体の全長を実質的に延ばす。このディフュ
ーザは、容器及びマニホールド組立体の両者を取り囲み
且つ作動中にそれに付加される圧力に耐え得ねばならな
いので、そのようなディフューザは、一般的に、好適な
ものよりも大きく且つ重い。
【0011】更に、少なくとも一部が、エアバッグへの
膨張ガスの搬送及び/又はエアバッグ保持に関係する、
多数の米国特許がある。例えば、米国特許第4,98
6,569号は、エアバッグのチャネルに配置された金
属ロッドの設置のための外周縁部フランジの上に肩部を
有するキャニスタを含むエアバッグアタッチメントシス
テムを開示する。キャニスタの縁部フランジは、キャニ
スタにエアバッグを保持するためにロッドの周りで内曲
的に折り畳まれる。
【0012】米国特許第5,069,480号は、膨張
可能なまくら部又はエアバッグが取着され且つ反応ハウ
ジング組立体に取着されるまくら部リテーナを含むまく
ら部又はエアバッグ組立体を含むエアバッグリテーナ組
立体を開示する。ガス発生器によって供給されるガス
は、作動時にリテーナに設けられた開口を通してまくら
部又はエアバッグに流入する。エアバッグは、バッグの
端部の周りに縫合されたV形状の縁部(hem)により
リテーナに取着される。該縁部及びエアバッグの前方へ
の移動時に、V形状縁部の開いた側は、リテーナの周囲
の縁部に係合し且つそれを包囲する。
【0013】他のそのような特許の例として次のものが
ある:米国特許第3,708,181号(ガスタンクか
ら膨張可能バッグに伝達される圧力が通るノズルの使用
を特定するものであり、タンクとノズルは、舌状部及び
グルーブジョイントにより相互連結され、連続的な可撓
性の弾力的に保持する部材は、ノズル排出部の周りに形
成されたグルーブの所定位置にバッグの縁部分を保持す
る。);米国特許第4,111,457号(膨張可能な
拘束システムのハウジングにエアバッグの縁部を取着す
るためのクランプリングの使用を開示する。);米国特
許第4,136,894号(特別に設計されたハウジン
グの3つの独立したガス発生体を包含するチャンバの各
々をカバーするために多孔性ディフューザの使用を開示
する。);米国特許第5,062,664号(ガス発生
器が挿入される開口を有し、それを囲むエアバッグの開
いた端部を有する中空の円筒状部材を特定する。);米
国特許第5,058,919号(スクリーン形状部材が
ハウジングに折り畳まれたエアバッグを保持するために
用いられるようなエアバッグモジュール構造及び組立体
技術を開示する。)にもかかわらず、つり鐘状態化、均
一なガス分配及びバッグの展開に対する軽量且つ低コス
トの解決策が望まれている。
【0014】そのような膨張可能な拘束装置の要素部
品、特に膨張可能なエアバッグ及びハウジングは、ね
じ、リベット又はボルトのような選択されたファスナに
より相互に接続及び保持される。例えば、選択されたフ
ァスナは典型的には、相互に締結されるべき対応の部品
に予成形された貫通ファスナ穴である。残念なことに、
そのような膨張可能な拘束ユニットの組立体においてし
ばしば起きる問題は、相互に締結されるべき対応部品の
所望の適切なファスナ穴の整列を実現且つ維持するのが
困難であることである。バッグの展開中に生じる好まし
くない集中的負荷を避けるために、例えば反応キャニス
タと金属保持フランジ又はバッグのガス入口開口の周り
に配置された金属リングとの間のような、2つの負荷支
持材料(例えば、金属)の間にバッグを締結することに
よって組立体にバッグを取着又は締結することが、通常
好ましい。このように、バッグの構造におけるファスナ
穴の又はその周りのバッグ展開力の好ましくない負荷
は、低減され、好ましくは回避される。
【0015】一般的に、キャニスタ、バッグ、及び金属
保持フランジ又は金属リングがそのような締結によって
同時的に相互締結されるので、そのような締結は、反応
キャニスタ自体によって為され、これにより、組立プロ
セスは、簡素化される。残念ながら、相当な可撓性のバ
ッグ材料のファスナ穴がキャニスタ及び/又は保持フラ
ンジのファスナ穴に対して容易に配置される傾向がある
ので、キャニスタ、バッグ及び保持フランジのファスナ
穴の適切な整列を同時的に維持することは困難である。
その結果、組立の作業者は、ファスナ穴を適切な整列状
態に保持するように専念しなければならないか、あるい
は、作業者は、保持フランジ及びキャニスタのファスナ
穴に対してバッグのファスナ穴を再整列するために、何
を行う場合でも停止しなければならないかのいずれかで
ある。勿論それは、時代遅れであり、組立プロセスのコ
ストを増大させる。更に、適当なファスナ案内の整列を
再度実施するために人的干渉に関する要求は、より完全
に自動化された組立プロセスの実行を阻止する。
【0016】エアバッグのファスナ穴が近傍の部材のフ
ァスナ穴に整列するように維持されるようにし、自動化
された製造及び組立に容易に適合させるような相当簡素
で低コストのバッグアタッチメント及び保持機構が望ま
れる。通常エアバッグのインフレータは、それらと関係
し、電気的に作動可能なイグナイタは、作動時に、上述
した花火的なインフレータの場合に、インフレータ内に
包含されたガス発生材料を発火させる。ガス発生反応は
典型的には、著しく発熱的であるので、大量の熱は、ガ
ス発生プロセス中に通常発生される。勿論、熱との直接
接触のために加熱された面に直接又は間接のいずれかで
接触するような、この熱に対する人的な接触は、望まし
くは避けられるべきである。また、インフレータを介し
た高温ガスとエアバッグとの接触は、エアバッグに損害
を生じさせ得るし、エアバッグの欠陥をもたらす。例え
ば、エアバッグが近傍のインフレータを含むような設計
において、作動開始の直後の短い時間の間に、インフレ
ータは、そのような高速度で且つエアバッグの内面の相
当小さい領域をガスが直接打つような形式で、ガスを排
出し得るし、バッグ自体は、システムの適切な機能を阻
止するような、それを介して燃焼される穴を有するよう
な衰退を被り得る。
【0017】従って、エアバッグの展開のための原因、
例えば車両の『衝突(クラッシュ)』を介してか又はバ
ッグの展開プロセス自体を介してかのいずれかによる車
両の占有者への危害を伴うことなく、展開プロセス中に
生じる熱の安全な浪費を含む、安全なエアバッグ展開を
可能にするシステムが望まれる。更に、エアバッグモジ
ュール組立体の重量及び寸法を減少させることは、燃料
マイル数か車両の外観かのいずれにも著しく有害な影響
を及ぼすことなく、車両の様々の型及びスタイルにその
ような組立体を組み込むことを容易化するために重要で
ある。
【0018】製造を容易化し且つ控えめな品質検査を可
能にする組立体の設計は、現代の競争的な経済世界情勢
において重要な事項である。従って、組立容易な軽量且
つ小型の相当安価なエアバッグモジュール組立体が望ま
れている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の一般的な目的
は、改善されたディフューザ装置を提供することにあ
る。本発明の更に特定の目的は、1以上の上述した問題
を克服することにある。本発明の一般的に目的は、面部
材と外側フランジとエアバッグの薄い縁部に係合するよ
うに適合されるチャネル部とを有するディフューザを介
して、少なくとも部分的に、達成され得る。面部材は、
長手方向長さと、その周りに画成される外周縁部と、該
外周縁部の少なくとも一部の周りの一体形成された側
壁、とを有する。外側フランジは、側壁の少なくとも一
部に関して角度的に配置され且つ対向位置決めされる。
チャネル部は、該側壁と該角度的に配置され且つ対向位
置決めされた外側フランジとの間を橋絡する。ディフュ
ーザ装置は、ガスが該面部材を貫流し得るようにする該
面部材の複数個の開口を含むガス流れ指向手段を含む。
更に、該面部材の長手方向長さは、該面部材を貫流する
ガスの方向に概ね垂直である。
【0020】1つの実施態様において、エアバッグの薄
い縁部に係合するように適合されるチャネル部及び外側
フランジに加えてディフューザ装置は、角ばった断面を
有し、面部材を貫流するガスの方向に概ね垂直である長
手方向長さを有する面部材を更に有する。また、面部材
は、上部側部、下部側部、少なくとも2つの対向する横
方向側部、少なくとも2つの対向する長手方向側部を有
し、外周縁部は、該横方向側部及び該長手方向側部の周
りに形成される。面部材は、該外周縁部の少なくとも一
部の周りの一体形成された側壁を含み、更に、(a)ガ
スが該面部材を貫流し得るようにする複数個の貫通する
開口と、(b)該面部材の下部側部に形成される少なく
とも1つのバッフル、とを含むガス流れ指向手段を含
む。バッフル構造は、該部材、従って該装置にガスを再
指向するのに役立つ。
【0021】本発明は、車両に用いられる膨張可能なエ
アバッグ拘束システムに用いられる、エアバッグ/ディ
フューザ部分組立体を更に包含する。該部分組立体は、
その開口部分に薄い縁部を有する膨張可能なエアバッグ
と、上述したようなディフューザ、とを含む。膨張可能
なエアバッグの該薄い縁部は、ディフューザのチャネル
部と係合する。
【0022】本発明は、上述したようなエアバッグ部分
組立体と、エアバッグを膨張させるための膨張手段と、
上記膨張手段及び上記エアバッグ部分組立体を含むハウ
ジングと、車両にハウジングを取着するための取着手
段、とを更に包含する。本発明の他の利点及び目的は、
請求項及び添付図面に関連した以下の詳細な記載から当
業者によって明らかにされよう。
【0023】
【実施例】本発明に従い、ここに記載される、特別に構
築され且つ設計されたディフューザ装置は、エアバッグ
モジュール組立体に用いられる。ディフューザ装置は、
その名前が示すように、所望のガスの流布の促進に加え
て、次のことに役立ち得る。モジュール組立を容易に
すること、組立体内における適当なバッグ保持を維持
すること、エアバッグの両面からの、並びに車両占有
者との接触からの、高温のインフレータ面の分離を維持
すること、である。更に、用いられるディフューザ装置
は、反応キャニスタ(reaction canist
er)のつり鐘状態化(bell−mouthing)
を制御するのに役立ち得るので、反応キャニスタの完全
性を保持するのに役立つ。本発明は、バン、ピックアッ
プトラック、及び特定の自動車を含む車両用の乗客側エ
アバッグモジュール組立体に関して、以下記載される
が、本発明は、運転者側の組立体を含む車両用のエアバ
ッグモジュール組立体の別のタイプだけでなく、例えば
飛行機を含む車両の別のタイプに対する適用性をも有す
る、ということが理解されるべきである。車両に関し
て、乗客側のエアバッグが一般的に運転者側の組立体に
用いられるものよりも大きいように、寸法における典型
的な差異を含む、運転者側エアバッグモジュール組立体
及び乗客側エアバッグモジュール組立体の間の通常の物
理的な差異のために、本発明は、乗客側エアバッグモジ
ュール組立体に対する特別な実用性を有する、というこ
とが理解されよう。
【0024】先ず図1を参照すると、10で一般的に示
されたエアバッグモジュール組立体の分解斜視図が示さ
れる。エアバッグモジュール組立体10は、自己容器ユ
ニット(a self−contained uni
t)であり、その主要な要素は、折り畳まれたエアバッ
グ14及びディフューザ16のエアバッグ/ディフュー
ザ部分組立体12と、例えば他の衝突センサ(図示せ
ず)に対するインフレータの接続を可能にする関連の配
線/接続線21を具えるガス発生器すなわちインフレー
タ20と、エアバッグモジュール囲繞体(enclos
ure)22、とを含む。
【0025】一般的に囲繞体22は、反応キャニスタす
なわち『カン』24として示された反応ハウジング組立
体を含む。本発明の実施は、特定の製造材料から成る反
応キャニスタに関連した使用に制限されないものの、反
応キャニスタは、組立体の重量及びコストを実際的に低
減及び/又は最小化するという目的のため、典型的にス
チールで、好ましくは、形成、鋳造成形、又は押出成型
のいずれかの形状を有するアルミニウムで形成される、
ということが理解されるべきである。更に、例えばモー
ルド成型されたプラスチックのような他の適当な構造材
料を用いる反応キャニスタの構成も意図される、という
ことが理解されるべきである。
【0026】製造中において、完成したエアバッグ/デ
ィフューザ部分組立体12は、好ましくはユニットとし
て組み立てられると共に、以下に更に詳細に記載される
ように、反応ハウジング24に安全に取着される。反応
キャニスタ24の外部25は、車両のインストルメント
・パネルにモジュール10を取り付けるのを容易化する
ために設けられる取着ブラケット26及び28を有す
る。本発明の実際において、反応ハウジングは、運転者
側モジュールの取付けに通常用いられるようなステアリ
ングホイール、あるいは、典型的な乗客側モジュールの
取付けに用いられるようなインストルメント・パネル、
のような車両の適当な協働部分に取着され得る、という
ことが理解されるべきである。また、例えば反応ハウジ
ングの外面等の上の、ブラケット、フランジ、又はバー
のような、他の又は補助的な適当な取着手段は、特定の
取付けに必要であるように、車両に対するモジュールの
取付けを容易化するために用いられ得る、ということが
理解されるべきである。所定の取付けのために、反応ハ
ウジング自体は、他の補足的な取着手段の使用を伴うこ
となく取付けを可能にするように適合される、というこ
とも理解されるべきである。
【0027】エアバッグモジュール組立体の一部として
あるいは独立して、カバー又はドア(図示せず)が一般
的に設けられる。そのようなカバー又はドアは、キャニ
スタを被うように一般的に設計される。実際上、そのよ
うなドアは、ステアリングホイール(運転者側の組立体
への適用の場合)若しくはインストルメント・パネル
(例えば、典型的な乗客側の組立体への適用の場合)の
外面の材料に似るように又は適合するように典型的に選
択される材料から成るカバー層又はプラスチックを具え
る金属基材あるいはプラスチックで典型的に形成され
る。
【0028】図1に示されるように、反応ハウジング2
4は、第1の部材30を含む。図示のように、第1部材
は、第1及び第2のサイドパネル31A,31Bとして
示されるような、サイドパネル31を含み、ロール曲げ
形状(roll−formshape)を有し得る。ま
た、反応ハウジング組立体24は、第1及び第2のエン
ドプレート32,34を含む。反応ハウジング24の組
立時に、第1部材30及びエンドプレート32,34
は、36で一般的に示される開口口部を画成するように
協働する。この口部は、典型的に矩形形状を有するが、
例えば丸、長円、及び四角を含む他の形状が、本発明か
ら逸脱することなく特定の取付けに必要なことを充足し
得るように、適切に用いられ得る、ということが理解さ
れるべきである。更に、サイドパネル31a,31bの
各々は、離隔された関係で1以上のファスナ穴38を含
み、組立プロセスにおけるファスナ穴の使用は、以下に
詳述されよう。
【0029】第1エンドプレート32は、そこにガス発
生器/インフレータ20が受容され、それと両立可能な
クリアランス開口40を含む。上述したように、典型的
なインフレータは、一般的な円筒形状を有する。円筒形
状のインフレータの使用により、第1エンドプレート3
2のクリアランス開口40は、一般的に円形状を有す
る。本発明に矛盾しないが、エンドプレートの開口の形
状は、様々の形状及び寸法のインフレータと両立可能で
あるように適当に変更され得る、ということが理解され
るべきである。図示インフレータ20は、細長の円筒形
状を有し、且つ、第1及び第2エンドプレート32,3
4の間の反応ハウジング組立体24に保持される。図示
のように、第1エンドプレート32に設けられる円形の
開口40に加えて、第2エンドプレート34には、キー
付スロットから成る小さな開口42が設けられる。ま
た、図示のように、インフレータ20の第1端部46に
は、フランジ44が設けられ、他方、インフレータ20
の第2端部50には、ネジを具えるキー付スタッド48
が設けられる。第1エンドプレート32の開口40の寸
法は、それに対するインフレータ20の嵌合を許容する
ように成される。同様に、第2エンドプレート34のキ
ー付開口42の寸法は、インフレータ20の第2端部5
0のスタッド48を嵌合・受容するように成される。勿
論、確実且つ実際的な取付けの容易さ及びその簡単さの
ためにスタッドのそのような使用は、インフレータをそ
こに取着るための一般的な好適手段であり、インフレー
タの取着のための他の手段は、意図されると共に、本発
明の実施と関連して用いられ得る、ということが理解さ
れるべきである。図3〜6から理解され得るように、エ
アバッグモジュール組立体10は、ディフューザ16及
び膨張自在のエアバッグ14を含むエアバッグ/ディフ
ューザ部分組立体12を更に含む。図1を再度参照する
と、図示されているように、ディフューザ16は、反応
キャニスタ24の一般的な矩形の口部開口36に適合す
るような一般的矩形形状を有する。しかしながら、上述
したように、様々な形状のキャニスタ口部開口に適合す
るように要求され得るような他の形状は、本発明の範囲
内にある、ということが理解されるべきである。
【0030】同様の特徴には同じ参照符号が付与され且
つ個別に詳細に通常記載されない、ディフューザ図面、
図7〜13を参照することにより更に明瞭に理解され得
るように、ディフューザ16は、上側部54、下側部5
6、2つの対向する側部60A及び60B、2つの対向
する長手方向側部64A及び64B、長手方向長さ部6
6、横方向及び長手方向側部60及び64によって画成
される外周縁部67、側壁68A及び68Bとして示さ
れるような一体形成された側壁68、を有する面部材5
2を含む。側壁68A及び68Bの各々は、底部69A
及び69Bとして示されるような底部69を有する。側
壁68A及び68Bは、外周縁部67の近くの長手方向
側部64A及び64Bである。
【0031】面部材52は、ガス流れを指向させる指向
手段を含み、これにより、エアバッグが膨張されるにつ
れて、ガス流れは、該部材を通り、ディフューザ装置を
通り、エアバッグに入るように指向され得る。図示のよ
うに、これらのガス流れ指向手段は、ガスが部材52を
通って下側部56から上側部54に、従って装置16を
通して流れるのを可能にするために、例えば面部材52
を貫く複数個の開口70を含む。一般的に、面部材52
の長手方向長さ部66は、ディフューザ16を貫流する
ガスの方向に概ね垂直である。
【0032】更に、ディフューザ16は、チャネル部7
3A及び73Bとして示されるチャネル部73と、側壁
68A及び68Bに対して所定角度で配置され且つ対向
するように位置決めされた外部フランジ72A及び72
Bとして示される外部フランジ72を含む。チャネル部
73A及び73Bの各々は、各側壁68A及び68B並
びに外部フランジ72A及び72Bを橋絡する。実際
上、ディフューザのこの部分の制御された曲げを容易化
するために、チャネル部73に沿うベンドライン穴(b
end line perforations)75を
含むことが有益であることが見いだされた。好ましく
は、例えばスロットのようなベンドライン穴は、チャネ
ル部73の横の外部フランジ72に向かって中央からず
れるように配置され、これにより、好ましくはチャネル
は、記載したように、縁曲げ(crimping)後に
おいて断面が概ね円形であるように保持される。そのよ
うなベンドライン穴は、例えばディフューザを形成する
場合に用いられるシート材料を適切にパンチング加工す
ることにより作製され得る。そのようなベンドライン穴
は、以下に詳述されるように、組立プロセス中に好まし
くは為されるように、側壁68及び外部フランジ72の
プレス又は縁曲げを容易化する。
【0033】外部フランジ72は、底縁部80A及び8
0Bとして示される対向する底縁部80と、上縁部78
A及び78Bとして示される上縁部78、とを画成す
る。チャネル部73は、対向する第1及び第2の縁部8
2及び84を画成し、第1縁部82は、側壁68の底部
69に隣接し、第2縁部84は、外部フランジ72の底
縁部80に隣接する。
【0034】開口に加えて、ディフューザのガス流れ指
向手段は、ガス流れの指向に役立つように、補助的に1
以上の、好ましくは2〜5のバッフル85を含み得る。
そのようなバッフル付きのディフューザは、各種のイン
フレータに関連して一般的に用いられ得るが、バッフル
付きディフューザは、特に有益であり、上述したよう
に、その唯一の端部から貯蔵ガスを普通に排出するハイ
ブリッドタイプのインフレータに関連して用いられるの
が好適である。そのような使用において、バッフルは、
矯正されない場合に望ましくない非対称的なエアバッグ
の展開をもたらし得る、ディフューザを通る好ましくな
いガス流れを阻止するのに役立ち得る。
【0035】本発明の幅広い実施において、ディフュー
ザは、バッフル付きで又は無しで用いられ得る。図1〜
6は、バッフルを具えないディフューザを示し、他方、
図7〜13に示されたディフューザの実施例は総て、所
定形状のバッフルを包含する。側壁68A及び68B並
びに外部フランジ72A及び72Bは各々、ハウジング
サイドパネル31A及び31Bのファスナ穴38に対応
するように離隔され且つ所定離隔関係の、1以上のファ
スナ穴86及び88を含む。
【0036】典型的には、ディフューザは、延性シート
材料、アルミニウムやスチール等の典型的な金属シート
材料(例えば、形成又は押出成型される)で製造され、
その相対的な構造強度、使用の容易さ、及び相当低いコ
ストのために、スチール、特に低カーボンスチールが一
般的に好適である。しかしながら、本発明のディフュー
ザは、適当な材料で形成され得る、すなわち、ディフュ
ーザは、所定タイプのインフレータを包含するモジュー
ルが認識され得るように、約1000°Fまでの温度を
含むそのような膨張自在の拘束システムに関係する使用
状態の下で耐え且つ適切に作動し得る材料で形成され得
る、ということが理解されるべきである。
【0037】特に好適な製造方法において、例えばスチ
ールやアルミニウムのシートのような選択的な構造材料
の単一の偏平なパターンが用いられ、選択的な金属シー
トの適切なパンチングやカッティング並びに曲げによ
り、ディフューザ装置の最終形状が実現される。図3〜
6から更に明瞭に理解され得るように、エアバッグ14
は、その入口開口92の周りに薄い縁部90を有する。
エアバッグの縁部を薄くする様々な形態は、意図され、
例えば、薄い縁部を形成するためにエアバッグを折り曲
げること、及びビード材料93がその中に配置されるル
ープ又はチャネルを形成するためにエアバッグのガス入
口開口を形成する(hemming)こと、を含む。
【0038】他方、本発明の本質から逸脱することな
く、縁部を薄くする別の手段が用いられ得る、というこ
とが勿論理解されるべきである。そのような薄くする手
段がディフューザのチャネル部に対する確実な係合を保
証する傾向にあるので、ビード材料がその中に配置され
るループを形成するためにエアバッグのガス入口開口を
形成することは、一般的に好ましい、薄くする手段であ
る、ということが理解されるべきである。更に、ビード
材料は、金属又は好ましくはプラスチック、特に押出成
形された熱可塑性プラスチックのような幅広い範囲の材
料で適切に形成され得る。好ましくは、ビード材料は、
エアバッグのガス入口開口で縫合されるループ又はチャ
ネルの全体にわたって連続する。連続的なビード材料の
使用は、エアバッグの展開に伴う圧力の均一な分配、並
びにそのような圧力の望ましくない点的な付加の回避を
容易化するのに役立つ。
【0039】更に、ビード材料は、特定の適用の要求を
充足するために様々の形状又は形式を採り得る、という
ことが理解されるべきである。例えば、ビード材料は、
バー又はロッドの形式を採り得るし、ディフューザのチ
ャネル部に対する係合を促進するように適合される、円
形又は長円等の断面形状を有し得る。本発明の実施にお
いて用いられるビード材料の他の例は、例えば押出成形
プラスチックで形成されるようなフェンダウェルト(f
ender welt)状の部品の使用である。
【0040】更に、エアバッグの薄い縁部90は、ディ
フューザ面部材側壁及び外部フランジ68及び72のフ
ァスナ穴86及び88に対応するように離隔され且つ所
定離隔関係の1以上のファスナ穴94、並びにハウジン
グサイドパネル31A及び31Bのファスナ穴38を含
む。組立プロセスは、図3〜6を再度参照することによ
り更に良好に理解され得る。図3及び4に示されている
ように、開口92を有し且つその周りに、ビード材料9
3を包含する薄い縁部90を有するエアバッグ14は、
ディフューザ装置16に装着され、これにより、ディフ
ューザのチャネル部73は、エアバッグ14の薄い縁部
90に、特に、図5に示されたように、エアバッグ/デ
ィフューザ部分組立体12を形成するためにビード材料
93を介して薄くされたその部分に、係合する。ディフ
ューザのチャネル部73は、エアバッグ14の薄い縁部
90に係合するように適合された幅広部である。図9及
び11に幽霊線で示されているように、図3の方向指示
の矢印により、ディフューザのチャネル部73に対する
ビード材料を含む薄い縁部90の装着の後において、側
壁68及び外部フランジは、その間にエアバッグ14を
捕獲及び取着するように相互に押圧又は収縮され、これ
により、補助的なファスナの追加を伴い又は伴うことな
くエアバッグモジュール組立体に後で包含するために、
エアバッグ/ディフューザ部分組立体が形成される。
【0041】それにより非膨張状態のエアバッグがディ
フューザ装置と共に相互連結される、収縮によって取着
されるエアバッグは、ディフューザが可撓性エアバッグ
に対して所望の付加構造を提供するので、取り扱いを容
易化し且つ組立を簡素化し得る。すなわち、そのような
エアバッグ/ディフューザ部分組立体の形成は、相当な
剛性を有するディフューザ装置によって該部分組立体が
処理されるのを可能にし、従って、様々の自動ハンドリ
ング工程への適用を容易化する。例えば、そのようなエ
アバッグ/ディフューザ部分組立体により、相当な剛性
のディフューザ装置は、自動化されたエアバッグの折り
畳み装置に対するアタッチメントとして用いられ得る。
可撓性エアバッグ材料をそれに取着するように試みるこ
とと比較して、相当な剛性のディフューザ装置をそのよ
うな装置に取着することは、一般的により容易である。
従って、そのようなエアバッグ/ディフューザ部分組立
体は、自動エアバッグ折り畳み装置の採用を容易化する
等により、エアバッグモジュール組立プロセスにおける
多大の自動化を可能にする。
【0042】更に、そのようなエアバッグ/ディフュー
ザ部分組立体の使用は、モジュール内への配置に先立ち
且つ伝統的なモジュール組立体に関して通常起き得るよ
うな反応キャニスタへの取付けに先立ち、折り畳まれた
エアバッグがそのような部分組立体により容易に検査さ
れ得るように、検査プロセスを容易化する。更に、その
ようなエアバッグ/ディフューザ部分組立体の形成は、
例えば次のような部分組立体の使用を許すことにより、
製造プロセスを容易化するのに役立ち得る。
【0043】1.遅れた時間か、又は適当なエアバッグ
モジュール組立体の形成のための異なる位置かのいずれ
かで; 2.異なるエアバッグモジュール組立体、例えば、異な
るタイプ又は種類のインフレータ又は反応キャニスタを
有するモジュール組立体のための。 実際上、ファスナは、最終のモジュールの反応ハウジン
グにそのようなエアバッグ/ディフューザ部分組立体を
取着するのに用いられ得る。これにより、エアバッグ
は、エアバッグ/ディフューザ部分組立体の中だけでな
く、図2及び図6の詳細図に示されたように反応ハウジ
ングにも取着され得る。これらの図面は、ビード材料9
3を含む薄いエアバッグ縁部90がディフューザのチャ
ネル部73に挿入され、ディフューザ16のそれぞれの
側壁68及び外周フランジ72が相互に縁曲げ(cri
mp)されたような、エアバッグ/ディフューザ部分組
立体12を示す。ディフューザ16の外周フランジ72
及び側壁68のファスナ穴86及び88に対するエアバ
ッグの薄い縁部90のファスナ穴94の初期的な整列の
後で、外周フランジ72及び側壁68の適当な縁曲げ
(crimp)の際に、縁曲げ保持されたエアバッグ
は、反応ハウジングキャニスタ24に部分組立体12を
配置するのを許すようにファスナ穴94,86及び86
が適当に整列されて、エアバッグ/ディフューザ部分組
立体12内に保持される。これにより、ハウジングサイ
ドパネル31A及び31Bのファスナ穴38は、ディフ
ューザ16及びエアバッグ14のファスナ穴と整列され
る。組立体を更に取り付けるための手段として、整列さ
れたファスナ穴38,88,94及び86に選択された
ファスナ96を装着することは、簡単なことである。
【0044】本発明の実施において用いられ得るファス
ナの例は、リベット及びねじファスナを含む。使用に関
するそのようなファスナの適切な選択に関して、実際に
リベットファスナを利用する設計は、一般的にファスナ
穴が相当精度良くカットされるべきことを要求し、締結
されるべき部分におけるファスナ穴は、一般的に相当精
度良く整列されるべきである、ということに留意される
べきである。従って、そのような締結において、リベッ
トに対向するような伝統的なねじの使用は、一般的に、
締結されるべき材料、例えばねじ付き支持材料及びねじ
頭の間に締結される材料の特大のファスナ穴の使用を許
容することにより、組み立てプロセスを容易化する。特
大のファスナ穴の使用は、相互に締結されるべき部分へ
のファスナ穴の整列を容易化する。更に、典型的には、
ねじは、比較可能な寸法のリベットよりも低コストであ
る。また、伝統的なねじファスナは、一般的に有益的
に、伝統的なリベットファスナよりも大きなクランプ荷
重を提供する。残念ながら、伝統的なねじファスナは、
エアバッグの展開に常習的に関係するような高い圧力に
さらされるときに、組立後に極めて容易に緩められるよ
うになりがちである。
【0045】本実施例のスエージねじ(『ねじ転造ね
じ』とも呼ばれる)は、本発明の実施に好適なファスナ
である。スエージねじ(ファスナ)は、装着挿入時に
(ファスナ)下穴にねじを形成又はスエージ形成する。
(スエージ処理は、ねじ設定トルクの80%以上の排除
トルク(removal torque)を要する)。
ねじの形成される対象物の材料部分を剥ぎ取るような従
来のねじ切削ねじ(ファスナ)と異なり、本実施例のス
エージねじは、材料の押出成形(圧延、延伸)に基づく
ものである。ねじ切削ねじの場合、除去困難で好ましく
ない微細な金属屑が生じるので、車両用膨張型拘束シス
テムの要素部品に関係する用途には不適である。これに
対して、本実施例のスエージねじの場合、そのような不
都合がない。本実施例においては、例えば、ディフュー
ザの面部材の側壁の(ファスナ)下穴には、スエージね
じが容易に押出成形(転造)される。押出成形が一般的
に工具制御し易いように、スエージねじの形成も制御が
容易であり、このため、ねじ形成に好適な手段といえ
る。
【0046】好ましくは、エアバッグは、カバーとディ
フューザとの間の折り畳まれた形式の非膨張状態で貯蔵
され、次いでエアバッグは、ガス発生器の開始時に、そ
れに向けられるガスに応じて展開及び膨張する。その上
で膨張されたエアバッグは、衝突時に車両の占有者の保
護及び相互作用に関する負荷分配並びにエネルギ吸収構
造を形成する。
【0047】実際上、エアバッグは、例えば、6ナイロ
ン又は6,6ナイロンのようなポリアミド系繊維、並び
に被覆若しくは非被覆ポリエステルのような編組材料で
典型的に形成され得る。しかしながら、本発明の実施が
特定の処理により又は特定の材料により構成されたエア
バッグの使用に限定されるものではない、ということに
留意されるべきである。
【0048】一般的に、ディフューザは、特定の使用に
要求される形状及び/又は寸法に適合し得る。寸法は、
一般的に、それに取着されるべきエアバッグの寸法及び
インフレータの寸法によって決定される。図7、図8及
び9、図9及び10、図12及び13は、ディフューザ
の幾つかの好適な実施例を示す。例えば、図7は、開口
(apertures)70として、同寸法の4つの等
間隔の矩形の開口(openings)を有するディフ
ューザ16を示す。これに対して、図8及び9に示され
たディフューザ16は、(a)横方向側部60Aの近傍
の各々が2列を具える3つの開口の3つの列に整列され
る9つの小さな略同寸法の円形開口102と、(b)略
同寸法の3つの離隔された概ね矩形の開口104と、
(c)2つの組の4つの大きな円形開口106、とを含
む。
【0049】図10及び11に示されたディフューザ1
6は、図8及び9のディフューザと同様に、横方向側部
60Aの近傍の3つの略同寸法の小さな円形開口102
の2つの列を示す。図10及び11のディフューザも、
3つの離隔された概ね矩形の開口104を有するが、大
文字A,B,Cで個別に識別されるこれらの開口は、寸
法及び一般的形状に関して異なる。
【0050】図12及び13に示されたディフューザ1
6は、上記のディフューザの実施例と同様であり且つ面
部材52と外周フランジ72とチャネル部73とを含
む。このディフューザの面部材52は、角ばった断面を
有する、すなわち、以下に詳細に記載されるように、面
部材は、線122で合致する2つの偏平な部材120及
び121を有し、偏平部材120及び121の各々は、
水平線から離設される。ディフューザがインフレータに
不用意に接触することなくインフレータに密着して組み
立てられ得るので、そのようなディフューザは、角ばっ
た断面のそのような部材を有することにより、幾何学的
に小さいモジュールを形成することを可能にする。
【0051】この面部材52は、(a)2つの矩形開口
124A及び124Bと、(b)横方向側部60Aの近
傍の4つの小さな円形開口125の2つの列と、(c)
偏平部材120及び121が相互接続する線122に沿
って長さ方向に延びる長方形開口126、とを含む開口
のガス流れ指向手段を含む。矩形開口124a及び12
4Bの各々は、バッフル85A及び85Bとして示され
た、バッフルにつながる。多分図13からより明確に理
解され得るように、バッフル85A及び85Bの各々
は、縁部130及び底部132を含む。バッフル縁部1
30は、近傍の側壁68に接続されているように示され
る。溶接等によるバッフル及び近傍の側壁のそのような
相互接続は、活性化及びエアバッグ展開中に起きるよう
な高速度のガス流れに装置がされされるときに、バッフ
ルによる移動を制御及び制限するのに役立つ。バッフル
の底部132は、モジュールに用いられるインフレータ
と両立可能であるように好ましくは設計される。例え
ば、インフレータが円形断面を有する場合に、好ましく
はバッフルの底部は、インフレータの形状に対応するア
ーク形状に成される。このように、ディフューザ装置
は、モジュールのインフレータに近接して配置され、こ
れにより、スペース的な要求が最少化され、またバッフ
ルの使用を介して理解されるべき利益に向かうガス流れ
のポテンシャルが増大される。
【0052】このディフューザの実施例の面部材52
は、横方向側部60A及び60Bに沿うファスナ穴8
6′を有する側壁68C及び68Dを含む。更に、ディ
フューザのこの実施例は、長手方向側部64に沿い、図
1の実施例に関して上述されたように、それらに加えて
ディフューザの横方向側部60に沿い、チャネル部73
C及び73Dとして示された、チャネル部73及びファ
スナ穴88′を有する、外周フランジ72C及び72D
として示された、外周フランジ72を具備する。そのよ
うな特徴が補助的な対応するファスナ穴を特に含むよう
な長手方向側部並びに横方向側部に沿うそのような取付
けの特徴の使用は、ディフューザの長手方向側部並びに
横方向側部のディフューザに対するエアバッグの概ね均
一なシーリングを確実化しようとするときに特に有益で
ある。また、長手方向側部並びに横方向側部に沿うその
ような取付けの使用は、キャニスタのサイドパネル並び
にエンドプレートに対してエアバッグ/ディフューザ部
分組立体を締結することによって組立体を取着する。
【0053】例えば図12及び13に示されているよう
に、ディフューザは、燃焼性ガスインフレータ並びに例
えば様々のハイブリッドの貯蔵ガスを含む一側又は端部
からガスを排出するインフレータのようにガスの再度の
指向を概ね要求するインフレータを有するモジュールに
おける使用に特に適している。図10及び11に示され
たディフューザは、インフレータのガス排出端部が横方
向端部60Aに向けられるようなハイブリッドなインフ
レータを例えば用いて使用され得る。一般的に、面部材
52、例えば開口70を通るガス流れ領域は、インフレ
ータの排出ポートからの距離が増加するにつれて増加
し、このように、ディフューザの長さに沿うガス流れの
より均一な分配は、このように理解され得る、というこ
とが望まれる。
【0054】図12及び13に示されたディフューザ1
6は、横方向側部60Aから横方向側部60Bに進行す
る長手方向に示されたように、バッフル85A及び85
Bに直接続く開口(apertures)としての矩形
開口(openings)124A及び124Bを含
む。そのような設計は、バッフルを形成する材料が、各
対のバッフル及び開口、すなわち対のバッフル85A及
び開口124Aと対のバッフル85A及び開口124
B、の同時形成を可能にする、偏平パターンから切断及
び曲げ形成される材料であり得るという点で、スチール
やアルミニウムのような適当な材料の単一の偏平なパタ
ーンでディフューザ装置を形成する用途に適当である。
上述したように必要ならば、バッフル縁部130は、デ
ィフューザ装置が単一の偏平なパターンの材料で形成さ
れる際に、バッフル縁部と側壁との間に起き得るスペー
スを橋絡するために用いられ得る溶接等により側壁68
近傍に接続され得る、ということが理解されよう。
【0055】本発明のディフューザ装置は、つり鐘状態
化(bell−mouthing)を制御し且つ反応か
ん(reaction can)の完全状態を維持する
ように、反応かんの底部パネル及び上部パネルの間の制
限的な連結を提供する。このタイプの取付けにより、エ
アバッグ展開の反応力は、反応ハウジング組立体の口部
で拘束され、これにより、組立体の変形が低減され且つ
インストルメントパネルのような車両の近接離隔された
部分に対する損傷が回避される。本ディフューザによ
り、この利点は、組立体の重量における大きな増加を伴
うことなく実現され得る。
【0056】上述したように、エアバッグの展開後に、
インフレータは、典型的に著しく高温になる。ディフュ
ーザは、車両占有者の手足と高温のインフレータとの間
の防壁として役立つ。更に、ディフューザは、展開した
エアバッグがインフレータに固着し融解するのを阻止す
るのに役立つ。更に、ディフューザの面部材の開口(a
pertures or openings)は、ガス
流れの方向を制御すると共に且つ当業者に明らかな特定
且つ所望のエアバッグ展開の幾何学を実現するように、
特別に仕立て上げられ得る。更に、本文に記載されたよ
うに、ガス流布及び分配は、ガスの流れを向けるための
バッフルにより助力され且つ容易にされ得る。これに鑑
みて、面部材の開口は、寸法、形状、及び構造に関して
異なり得る。
【0057】本発明の実施は、特定の作動形態のインフ
レータに関連した用途に限定されない。従って、本発明
は、例えば、花火やハイブリッドなインフレータ等と共
に適当に実施され得る。単一の偏平パターンの材料でデ
ィフューザ装置を構成することに関する本文の例は、完
全な偏平であることを要求するものではなく、寧ろその
ような例は、例えば、スチールやアルミニウムのシート
のような通常のシート材料に関して形成される、という
ことに留意されるべきである。
【0058】前述した詳細な記載は、当該分野の熟練者
が本発明の精神及び範囲から逸脱することなく本発明の
必須の特徴を容易に確かめ得るように、且つ、本発明を
理解される様々の用途及び状態に適合させるために(本
発明の範囲内にある)様々な変化及び変更を行い得るよ
うに、良好な理解のためにのみ与えられ、不要な制限
は、そこから理解されるべきでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るエアバッグモ
ジュール組立体の要部分解斜視図である。
【図2】図2は、組立後のエアバッグモジュール組立体
の矢印方向から見た図1の11−11線に沿う拡大断面
図である。
【図3】図3は、本発明の一実施例に係るエアバッグの
部分組立体の図解的な略分解断面図である。
【図4】図4は、本発明の一実施例に係るディフューザ
の部分組立体の簡略化した図解的な分解断面図である。
【図5】図5は、本発明の一実施例に係るエアバッグ/
ディフューザの部分組立体の簡略化断面図である。
【図6】図6は、本発明の一実施例に係るエアバッグモ
ジュール組立体を形成するためにリアクションハウジン
グに装着したエアバッグ/ディフューザの部分組立体の
簡略化断面図である。
【図7】図7は、本発明の一実施例に係るディフューザ
装置の斜視的な図解図である。
【図8】図8は、本発明の別の実施例に係るディフュー
ザ装置の上面図である。
【図9】図9は、図8のディフューザ装置の側面図であ
る。
【図10】図10は、本発明の更に別の実施例に係るデ
ィフューザ装置の上面図である。
【図11】図11は、図10のディフューザ装置の側面
図である。
【図12】図12は、本発明の他の実施例に係るディフ
ューザ装置の上からの斜視的な図解図である。
【図13】図13は、図12のディフューザ装置の下か
らの斜視的な図解図である。
【符号の説明】
10…エアバッグモジュール組立体 14…エアバッグ 16…ディフューザ 20…インフレータ(ガス発生器) 22…囲繞体 24…反応ハウジング 31,31A,31B…サイドパネル 32,34…エンドプレート 38,86,88,94…ファスナ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイク ジェイ.ラベンバーグ アメリカ合衆国,ユタ 84307,コリー ン,ウエスト 4375 ノース 3300 (72)発明者 マーク エー.トンプソン アメリカ合衆国,ユタ,ブリガム シテ ィ,ノース 46 イースト 200 (72)発明者 デビッド ジェイ.グリーン アメリカ合衆国,ユタ 84302,ブリガ ム シティ,イースト 117 ノース 500 (72)発明者 テリー アール.デービス アメリカ合衆国,ユタ 84040,レイト ン,ノース 3104 イースト 2400

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向長さと、その周りに画成され
    る外周縁部と、該外周縁部の少なくとも一部の周りの一
    体形成された側壁、とを有する面部材と; 該側壁の少なくとも一部にして所定角度配置され且
    つ対向位置決めされた外側フランジと; エアバッグの薄い縁部に係合するように構成され、該側
    と該外側フランジとの間を橋絡するチャネル部と;を
    有するディフューザ装置であって、ガスの流れを所定方向に向けさせるガス流れ指向手段を
    含み、 ガス流れ指向手段は、該面部材をガスが通り抜けること
    ができるようにする該面部材の複数個の開口を有して成
    り、 該面部材の長手方向長さ部は、該面部材を通り抜けるガ
    スの方向に略垂直である ことを特徴とするディフューザ
    装置。
  2. 【請求項2】 延性金属の単一の偏平パターンで形成さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のディフューザ装
    置。
  3. 【請求項3】 エアバッグが乗客側のエアバッグである
    ような乗客側エアバッグモジュール組立体に用いられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のディフューザ装置。
  4. 【請求項4】 上記ガス流れ指向手段により、上記面部
    材の長手方向長さに沿って該開口を均一な配分でガス
    が通り抜けることを特徴とする請求項1に記載のディフ
    ューザ装置。
  5. 【請求項5】 上記ガス流れ指向手段は、上記面部材の
    下面に形成された少なくとも1つのバッフルを補助的に
    含み、該バッフルは、ディフューザ装置を通るガスの流
    れを別方向に向けさせるのに役立つ、ハイブリッド形式
    のインフレータを含むエアバッグモジュール組立体に用
    いられることを特徴とする請求項1に記載のディフュー
    ザ装置。
  6. 【請求項6】 上記側壁及び外側フランジは、単一の組
    立体として上記ディフューザ及びエアバッグを取着する
    ために、上記チャネル部がエアバッグの薄い縁部に係合
    した後、相互に縁曲げ加工されるように構成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のディフューザ装置。
  7. 【請求項7】 上記面部材は、角ばった断面を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のディフューザ装置。
  8. 【請求項8】 ンフレータを有する乗客側エアバッグ
    モジュール組立体に用いられる単一偏平パターンで形成
    されるディフューザ装置であって 角ばった断面を有する面部材は、上部側部と、下部側部
    と、少なくとも2つの対向する横方向側部と、少なくと
    も2つの対向する長手方向側部と、該横方向側部及び該
    長手方向側部の周りに形成された外周縁部と、該外周縁
    部の少なくとも一部の周りの一体形成された側壁、とを
    有して成り、 また、該面部材は、該面部材をガスが通り抜けることが
    できるようにする複数個の開口を有して成るガス流れ指
    向手段を含み、 該面部材の長手方向長さ部は、該面部材を通り抜けるガ
    スの方向に略垂直であり、 ガス流れ指向手段は、該面部材の下面に形成され、該面
    部材を通るガスの流れを別方向に向けさせるのに役立つ
    少なくとも1つのバッフルを含み、 外側フランジは、該側壁の少なくとも一部に対して所定
    角度で配置され且つ対向位置決めされ、 チャネル部は、エアバッグの薄い縁部に係合するように
    構成され、該側壁と該外側フランジとの間を橋絡する
    とを特徴とするディフューザ装置。
  9. 【請求項9】 上記インフレータは、ハイブリッド形式
    インフレータから成ることを特徴とする請求項8に記
    載のディフューザ装置。
  10. 【請求項10】 上記側壁及び外側フランジは、単一の
    組立体として上記ディフューザ及びエアバッグを取着す
    るために、上記チャネル部がエアバッグの薄い縁部に係
    合した後、相互に縁曲げ加工されるように構成される
    ことを特徴とする請求項8に記載のディフューザ装置。
  11. 【請求項11】 上記一体形成された側壁を具えた上記
    外周縁部の上記少なくとも一部は、上記少なくとも2つ
    の対向する長手方向側部を含むことを特徴とする請求項
    8に記載のディフューザ装置。
  12. 【請求項12】 上記一体形成された側壁を具えた上記
    外周縁部の上記少なくとも一部は、上記少なくとも2つ
    の対向する横方向側部を含むことを特徴とする請求項9
    に記載のディフューザ装置。
  13. 【請求項13】 車両の膨張エアバッグ拘束システム
    に用いられるエアバッグ/ディフューザ部分組立体であ
    って (a)ディフューザは、面部材と、外側フランジと、チ
    ャネル部と、ガス流れ指向手段とを含み、 (i)該面部材は、長手方向長さ部と、その周りに画成
    される外周縁部と、該外周縁部の少なくとも一部の周り
    に一体形成された側壁とを有し、 (ii)該外側フランジは、該側壁の少なくとも一部に対
    して所定角度で配置され且つ対向位置決めされ、 (iii)該チャネル部は、エアバッグの薄い縁部に係合
    するように構成され、該側壁と該外側フランジとの間を
    橋絡し、 (iv)ガス流れ指向手段は、該面部材をガスが通り抜け
    ることができるようにする該面部材の複数個の開口を有
    して成り、該面部材の長手方向長さ部は、該面部材を通
    り抜けるガスの方向に略垂直であり、 (b)膨張自在のエアバッグは、その開口部分において
    薄い縁部を有し、該薄い縁部には、該チャネル部が係合
    する ことを特徴とするエアバッグ/ディフューザ部分組
    立体。
  14. 【請求項14】 上記ガス流れ指向手段は、上記面部材
    の下面に形成された少なくとも1つのバッフルを補助的
    に含み、該バッフルは、ディフューザ装置を通るガスの
    流れを別方向に向けさせるのに役立つ、ハイブリッド形
    式のインフレータを含むエアバッグモジュール組立体に
    用いられることを特徴とする請求項13に記載のエアバ
    ッグ/ディフューザ部分組立体。
  15. 【請求項15】 上記側壁及び外側フランジは、単一の
    組立体として上記ディフューザ及びエアバッグを取着す
    るために、上記チャネル部がエアバッグの薄い縁部に係
    合した後、相互に縁曲げ加工されるように構成される
    ことを特徴とする請求項13に記載のエアバッグ/ディ
    フューザ部分組立体。
  16. 【請求項16】 上記エアバッグの薄い縁部は、ビード
    材料を含むことを特徴とする請求項13に記載のエアバ
    ッグ/ディフューザ部分組立体。
  17. 【請求項17】 上記ビード材料は、上記エアバッグの
    ガス入口開口の周りで連続していることを特徴とする請
    求項16に記載のエアバッグ/ディフューザ部分組立
    体。
  18. 【請求項18】 上記ビード材料は、ディフューザのチ
    ャネル部との係合を容易化するように構成された断面形
    状を有することを特徴とする請求項16に記載のエアバ
    ッグ/ディフューザ部分組立体。
  19. 【請求項19】 車両の膨張エアバッグ拘束システム
    に用いられるエアバッグモジュール組立体であって (a)エアバッグ/ディフューザ部分組立体は、ディフ
    ューザと、膨張自在のエアバッグとを含み、 (i)ディフューザは、面部材と、外側フランジと、チ
    ャネル部と、ガス流れ指向手段とを含み、 該面部材は、長手方向長さ部と、その周りに画成される
    外周縁部と、該外周縁部の少なくとも一部の周りに一体
    形成された側壁とを有し、 該外側フランジは、該側壁の少なくとも一部に対して所
    定角度で配置され且つ対向位置決めされ、 該チャネル部は、エアバッグの薄い縁部に係合するよう
    に構成され、該側壁と該外側フランジとの間を橋絡し、 ガス流れ指向手段は、該面部材をガスが通り抜けること
    ができるようにする該面部材の複数個の開口を有して成
    り、該面部材の長手方向長さ部は、該面部材を通り抜け
    るガスの方向に略垂直であり、 (ii)膨張自在のエアバッグは、その開口部分において
    薄い縁部を有し、該薄い縁部には、該チャネル部が係合
    し、 (b)膨張手段は、エアバッグを膨張させ、 (c)ハウジングは、上記膨張手段と上記エアバッグ/
    ディフューザ部分組立体とを含み、 (d)取着手段は、車両に上記ハウジングを取り付ける
    ことを特徴とするエアバッグモジュール組立体。
  20. 【請求項20】 上記ディフューザは、上記面部材の下
    面に形成された少なくとも1つのバッフルを補助的に含
    むことを特徴とする請求項19に記載のエアバッグモジ
    ュール組立体。
  21. 【請求項21】 上記バッフルは、上記面部材の近傍の
    側壁に接続された縁部を含むことを特徴とする請求項2
    0に記載のエアバッグモジュール組立体。
  22. 【請求項22】 上記エアバッグ/ディフューザ部分組
    立体を上記ハウジングに取り付けるために、複数個のフ
    ァスナを含む締結手段が用いられることを特徴とする請
    求項19に記載のエアバッグモジュール組立体。
  23. 【請求項23】 上記締結手段は、その薄い縁部に沿っ
    て連続的に均一に分配されたエアバッグ保持力を提供す
    ることを特徴とする請求項22に記載のエアバッグモジ
    ュール組立体。
  24. 【請求項24】 上記ファスナは、スエージねじを含む
    ことを特徴とする請求項22に記載のエアバッグモジュ
    ール組立体。
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