JP2594467B2 - 仕上り印画分配装置 - Google Patents

仕上り印画分配装置

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JP2594467B2 JP63221662A JP22166288A JP2594467B2 JP 2594467 B2 JP2594467 B2 JP 2594467B2 JP 63221662 A JP63221662 A JP 63221662A JP 22166288 A JP22166288 A JP 22166288A JP 2594467 B2 JP2594467 B2 JP 2594467B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は仕上り印画分配装置に係り、特に焼付現像処
理を行うプリンタプロセツサ等の写真処理装置で画像コ
マ毎に切断されて排出される仕上り印画をオーダ毎に分
配するための仕上り印画分配装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、ネガフイルムに記録された画像を印画紙に
焼付して画像コマ毎に切断し、現像、定着、水洗、乾燥
処理して排出するプリンタプロセツサが知られている。
このプリンタプロセツサの仕上り印画排出側には、仕上
り印画をオーダ毎に分配する仕上り印画分配装置が配置
されている。従来の仕上り印画分配装置では、実開昭60
−156556号公報に示されるように、無端ベルトにL形金
具を所定間隔で複数個取付け、L形金具間に形成される
空間内に1オーダ分の仕上り印画が挿入されるように無
端ベルトを駆動することにより仕上り印画を分配してい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の仕上り印画分配装置では、複数
のL形金具を取付けるため部品点数が多くまた無端ベル
ト面に直交するようにL形金具が突出するため広い配置
スペースを必要とする、という問題があった。
本発明は上記問題点を解決すべく成されたもので、部
品点数を少なくすることができると共に狭いスペースに
も配置することが可能な仕上り印画分配装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の請求項(1)は、
搬送方向に沿って複数枚の仕上り印画を並列載置可能な
長さの搬送ベルトと、前記搬送ベルトを駆動する第1の
駆動装置と、搬送ベルトの幅方向両側に配置され、処理
装置から排出された仕上り印画を受け取る受取位置と、
仕上り印画の画像記録面が上を向くように仕上り印画を
前記搬送ベルトに受渡す受渡位置と、の間を揺動可能フ
ラツパと、前記フラツパを駆動する第2の駆動装置と、
処理装置から仕上り印画が排出されるときには前記フラ
ツパが受取位置へ揺動し、所定枚の仕上り印画が前記フ
ラツパに集積されたときには前記フラツパが受渡位置へ
揺動するように前記第2の駆動装置を制御すると共に、
フラツパから搬送ベルトに受渡された仕上り印画の搬送
ベルト搬送方向に沿った長さがフラツパの長さに対応す
る第1の所定値以下の場合は、前記仕上り印画がフラツ
パの長さ以上の一定距離搬送されるように前記第1の駆
動装置を制御し、前記仕上り印画の長さが前記第1の所
定値よりも長い場合には、前記仕上り印画が仕上り印画
の長さに応じた所定長さだけ搬送され、搬送ベルト上に
並列配置された仕上り印画の間に所定の間隔が空くよう
に前記第1の駆動装置を制御する制御手段と、を含んで
構成している。
また、本発明の請求項(2)は、請求項(1)におい
て、制御手段は、仕上り印画の長さが、前記第1の所定
値よりも長い第2の所定値以上の場合には、搬送ベルト
上に並列配置された仕上り印画同士が搬送ベルト上で重
なるように前記第1の駆動装置を制御することを特徴と
している。
また、本発明の請求項(3)は、請求項(1)または
(2)において、制御手段は、フラツパの長さよりも所
定量以上長い長さの仕上り印画の一群が処理装置から排
出される場合には、フラツパに1枚目の仕上り印画が受
渡された後にフラツパが下がるように前記第2の駆動装
置を制御することを特徴としている。
〔作用〕
本発明に係る搬送ベルトは、搬送方向に沿って複数枚
の仕上り印画を並列配置可能な長さとされており、第1
の駆動手段によって駆動される。また搬送ベルトの幅方
向両側にはフラツパが配置されている。フラツパは、処
理装置から排出された仕上り印画を受け取る受取位置
と、仕上り印画を前記搬送ベルトに受渡す受渡位置と、
の間を揺動可能とされており、第2お駆動装置によって
駆動される。また制御手段は、処理装置から仕上り印画
が排出されるときにはフラツパが受取位置へ揺動し、所
定枚の仕上り印画がフラツパに集積されたときにはフラ
ツパが受渡位置へ揺動するように制御する。
これにより、搬送ベルト上には所定枚集積された仕上
り印画が搬送ベルトの搬送方向に沿って並列に配置され
ることになり、仕上り印画を搬送ベルト上に分配するこ
とができる。従って、搬送ベルトに複数のL字型金具を
取り付ける必要がなくなるので、部品点数を少なくする
ことができると共に、狭いスペースに配置することも可
能となる。
ところで、処理装置から排出される仕上り印画の搬送
ベルト搬送方向に沿った長さは一定ではない場合が多々
ある。また、上記のように、搬送ベルトの両端に配置さ
れたフラツパを揺動させることによって搬送ベルトへの
仕上り印画の受渡しを行う構成とした場合、フラツパの
先端部の通過箇所と仕上り印画排出部との間の搬送ベル
ト上に仕上り印画が存在していると、フラツパを受渡位
置から受取位置へ揺動させる際に、フラツパと搬送ベル
ト上の仕上り印画とが物理的に干渉する。
仕上り印画の搬送ベルト搬送方向に沿った長さが非常
に長い場合にも、搬送ベルトへの仕上り印画の受渡しを
確実に行えるようにするために通常考えられることは、
フラツパの長さを、処理装置から排出される仕上り印画
の搬送ベルト搬送方向に沿った最大長さに略等しくする
ことである。しかしながら、この構成において、フラツ
パと搬送ベルト上の仕上り印画との干渉を回避するため
には、搬送ベルトの駆動量(搬送量)をフラツパの長さ
に合わせて非常に大きくする必要があり、これに伴って
搬送ベルト上に並列配置する複数枚の仕上り印画の間隔
が大きくなるので、搬送ベルト上の面を有効に利用でき
ないという問題がある。
これに対し、処理装置から排出される仕上り印画の搬
送ベルト搬送方向に沿った最大長さよりもフラツパの長
さを短くすれば、少なくとも短くしたフラツパの長さに
対応する短い搬送量だけ搬送ベルトを搬送することによ
り、フラツパと仕上り印画との干渉を回避できる。但
し、搬送ベルト搬送方向に沿った長さlがフラツパの長
さLよりも長い仕上り印画については、搬送ベルト上に
並列配置された仕上り印画同士が、搬送ベルト上で長さ
lと長さLとの差に対応する長さだけ重なることにな
る。
しかし、仕上り印画分配装置によって分配された仕上
り印画に対しては、一般に、仕上り印画に記録されてい
る画像の内容を確認し、ネガフィルム等に記録されてい
る画像と比較することによりネガフィルム等の対応付け
する、所謂照合等の作業が行われる。分配した仕上り印
画に対する照合等の作業を容易にするためには、画像記
録面が上を向くように搬送ベルト上に仕上り印画を受渡
せばよいが、搬送ベルト上に並列配置された仕上り印画
同士が搬送ベルト上で重なっていると、照合等の作業に
支障をきたす可能性もある。
上記の事情に鑑み、請求項(1)記載の発明では、仕
上り印画の長さがフラツパの長さに対応する第1の所定
値以下の場合には、仕上り印画がフラツパの長さ以上の
一定距離搬送されるように制御し、仕上り印画の長さが
第1の所定値よりも長い場合には、前記仕上り印画が仕
上り印画の長さに応じた所定長さだけ搬送され、搬送ベ
ルト上に並列配置された仕上り印画の間に所定の間隔を
空くように制御している。これにより、長さがフラツパ
よりも長い仕上り印画については、搬送ベルト上に並列
配置された仕上り印画の間に所定の間隔が空くように搬
送され、長さがフラツパの長さ以下の仕上り印画につい
ては、揺動するフラツパとの干渉を避けるために必要最
小限の距離、すなわちフラツパの長さ以上の一定距離だ
け搬送される。
このように、仕上り印画の搬送方向に沿った長さに応
じて仕上り印画の搬送量が変更され、搬送ベルト上に並
列配置された仕上り印画同士が重なることのないように
搬送ベルト上における仕上り印画の配置が変更されるの
で、処理装置から排出される仕上り印画の搬送ベルト搬
送方向に沿った長さが一定ではない場合にも、照合等の
作業に支障をきたすことなく搬送ベルトの印画配置面を
有効に利用することができる。
ところで、前述したように、搬送ベルト上に載置され
た仕上り印画は、仕上り印画に記録されている画像の内
容を確認して照合等の作業を容易にするために、画像記
録面が上を向くように搬送ベルト上に受け渡されるが、
仕上り印画の長さが長くなると搬送ベルト上に載置可能
な積み重ね仕上り印画の数が減少するので、所定数の積
み重ね仕上り印画を載置できるようにするためには、搬
送ベルトの長さを長くする必要が生ずる。これに対して
本願発明者は、仕上り印画の長さが比較的長い場合には
仕上り印画の面積が大きいので、仕上り印画に記録され
ている画像が一部隠れていたとしても、画像内容を確認
して照合等の作業を行うに際して支障が生ずることはな
いことに想到した。
このため請求項(2)記載の発明は、仕上り印画が長
さが、第1の所定値よりも長い第2の所定値以上の場合
には、搬送ベルト上に並列配置された仕上り印画同士が
搬送ベルト上で重なるように制御している。これによ
り、仕上り印画の長さが長い場合にも搬送ベルト上に並
列配置可能な仕上り印画の数を増加させることができる
ので、仕上り印画の長さが長い場合にも、照合等の作業
に支障をきたすことなく搬送ベルトの印画配置面を有効
に利用することができる。
請求項(3)記載の発明は、フラツパの長さよりも所
定量以上長い長さの仕上り印画の一群が処理装置から排
出される場合には、フラツパに1枚目に仕上り印画が受
渡された後にフラツパが下がるように制御している。
これにより、フラツパの長さに比して非常に長い長さ
の仕上り印画の一群が処理装置から排出される場合に
も、前記一群の2枚目以降の仕上り印画が処理装置から
排出される際に、該仕上り印画の先端部がフラツパ上に
既に載置されている仕上り印画を押圧する力が弱まるの
で、フラツパ上における仕上り印画の状態に乱れが生ず
る可能性を減少させることができ、処理装置から排出さ
れる仕上り印画の長さがフラツパの長さよりも所定量以
上長い場合にも良好な集積状態となるように仕上り印画
を集積できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、フラツパによっ
て処理装置から搬送ベルトに仕上り印画を受渡すように
すると共に搬送ベルト上に分配配列するようにしたた
め、部品点数を少なくすると共に配置スペースを狭くす
ることができる、という効果が得られる。
また、仕上り印画の長さがフラツパの長さに対応する
第1の所定値以下の場合には、仕上り印画がフラツパの
長さ以上の一定距離搬送されるように制御し、仕上り印
画の長さが第1の所定値よりも長い場合には、仕上り印
画が仕上り印画の長さに応じた所定長さだけ搬送され、
搬送ベルト上に並列配置された仕上り印画の間に所定の
間隔が空くように制御するので、搬送ベルトの印画配置
面を有効に利用することができる。
また、仕上り印画の長さがフラツパの長さよりも長い
第2の所定値以上場合には、搬送ベルト上に並列配置さ
れた仕上り印画同士が搬送ベルト上で重なるように制御
すれば、仕上り印画の長さが長い場合にも搬送ベルトの
印画配置面を有効に利用することができる。
更に、排出される仕上り印画の長さがフラツパの長さ
よりも所定量以上長い場合には、フラツパに単一の仕上
り印画が受渡された後に、搬送ベルトの上面に対するフ
ラツパの傾斜角度が小さくなるように制御すれば、フラ
ツパ上における仕上り印画の状態に乱れが生ずる可能性
を減少させることができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。本実施例は、プリンタプロセツサに本発明を適用し
たものである。第1図に示すように、プリンタプロセツ
サは、ネガフイルムに記録された画像を印画紙に焼付け
るための露光部10、焼付けられた印画紙の現像、定着、
水洗を行う現像・定着・水洗部12および水洗された印画
紙を乾燥する乾燥部14を備えている。露光部10には、光
源16、Y、M、Cの三補色フイルタから成る調光フイル
タ18、光を拡散させる光拡散筒20、焼付用のレンズ24、
ブラツクシヤツタ26、ロール状に巻回された印画紙27が
順に配置され、光拡散筒20とレンズ24との間にネガフイ
ルム22が配置されるようになっている。焼付けられた印
画紙27は、カツタ28によって画像コマ毎に切断され、現
像・定着・水洗部12、乾燥部14を介して外部に排出され
る。カツタ28の出側には印画紙の存在を検出するための
発光素子と受光素子とで構成された第1のペーパセンサ
S1が配置され、また乾燥部14の出側には第1のペーパセ
ンサS1と同様の構成の第2のペーパセンサS2が配置され
ている。このプリンタプロセツサの仕上り印画排出側に
は、仕上り印画の落下を防止するストツパ36が固定さ
れ、このストツパ36に接近して仕上り印画分配装置が配
置されている。
仕上り印画分配装置は、第2図および第3図に示すよ
うに、機体66に各々軸支された従動ローラ52、駆動ロー
ラ54、従動ローラ52と駆動ローラ54間に掛け渡された無
端ベルト48を備えている。駆動ローラ54の軸は歯車列56
を介して駆動用のモータ58に連結されている。従動ロー
ラ52の軸には、1体のフラツパ38の基部が遊嵌されてい
る。従動ローラ52の軸と平行となるように機体66に軸50
が軸支されており、軸50の両端側でフラツパ38と対向す
る位置には1対のカム40が固定されている。また、軸50
の一端側には、第1のリンク43の一端が固定されてい
る。この第1のリンク43の他端には、第2のリンク42の
一端が回転可能に取付けられている。第2のリンク42の
他端は、円板46の円周部近傍に回転可能に取付けられて
いる。この円板46は、ギヤボツクス60を介してモータ62
に連結されている。また、第1のリンク43の一端には、
検出片44が形成されており、フラツパ38が下降した状態
で、発光素子と受光素子とで構成されたリンクセンサS3
によって検出片44が検出されるようになっている。上記
のように構成した結果、モータ62によって円板46を回転
すると、カム40が軸50を中心に揺動され、これによって
フラツパ38が第2図の実線で示す位置と一点鎖線で示す
位置(フラツパ38が無端ベルト48の印画紙載置面より僅
かに下側になる位置)との間で揺動される。なお、従動
ローラ52と駆動ローラ54との間には中間ローラ64が配置
されると共に、張力を一定にするためのテンションロー
ラ68が配置されている。なお、70は落下する仕上り印画
を受止めるためのボックスである。
上記調光フイルタ18、ブラツクシヤツタ26は制御回路
30に接続されており、露光情報に基づいて制御される。
また、カツタ28、モータ62、第1のペーパセンサS1、第
2のペーパセンサS2、リンクセンサS3は制御回路30に接
続されている。そして、制御回路30には、焼付時と分配
時に押圧されるプリントキーとソートキー32とを備えた
キーおよび焼付印画紙のサイズ情報を入力するためのプ
リントサイズ設定器34が接続されている。焼付時にこの
プリントキーを押圧することにより、第4図に示すよう
にプリントタイミングを示す信号が制御回路30に入力さ
れて焼付が行われ、分配時にソートキーを押圧すること
により第4図に示すソート信号が制御回路30に入力され
る。焼付された印画紙が第1のペーパセンサS1、第2の
ペーパセンサS2を通過すると第1のペーパセンサS1、第
2のペーパセンサS2から各々第4図に示す信号が出力さ
れる。
次に、第5図を参照して制御回路30によるフラツパ38
および無端ベルト48の駆動制御について説明する。まず
ステツプ100において変数n、m等のイニシヤライズ処
理を行う。このとき変数nは0にイニシヤライズされ、
変数mは1にイニシヤライズされる。次のステツプ102
では第1のペーパセンサS1出力が立ち上ったか否かを判
断し、立ち上ったと判断されたときにはステツプ104に
おいてカウント値C1をインクリメントする。次のステツ
プ106ではソートキーから入力されるソート信号が立ち
上ったか否かを判断し、立ち上ったと判断されたときに
はステツプ108において変数nをインクリメントし、ス
テツプ110においてカウント値C1をレジスタRnに記憶す
る。以上の結果、ソート信号が立ち上るまでの第1のペ
ーパセンサS1出力の立ち上り回数すなわち焼付処理され
てカツタ28により切断された印画紙の枚数がレジスタRn
に記憶されることになる。なお、焼付処理されて切断さ
れた印画紙は、現像、定着、水洗および乾燥処理された
後略5分後にプリンタプロセツサから排出される。
次のステツプ112では、第2のペーパセンサS2出力が
立ち上ったか否かを判断し、立ち上ったと判断されたと
きにはステツプ114においてカウント値C2をインクリメ
ントした後ステツプ116においてm番目(変数mの初期
値は1であるため最初は1番目である)のレジスタの値
を取り込む。なお、第2のペーパセンサS2出力が立ち上
っていないときにはそのままステツプ116へ進む。次の
ステツプ118では、m番目のレジスタに記憶されていた
値Mmとカウント値C2が等しいか否かを判断し、等しいと
判断されたとき、すなわちソート信号をが立ち上るまで
に第1のペーパセンサS1を通過した最終の印画紙の先端
が第2のペーパセンサS2によって検出されたと判断され
たときは、ステツプ120において時間t3経過したか否か
を判断する。この時間t3は印画紙の先端が第2のペーパ
センサS2に到達してからこの印画紙がプリンタプロセツ
サから完全に排出されてフラツパ38上に載置されるまで
の時間を採用することができる。時間t3が経過していな
いと判断されたときにはステツプ102へ進み、時間t3
経過したと判断されたときにはステツプ122においてリ
ンクセンサS3がオンするまで、すなわちフラツパ38が無
端ベルト48より僅かに下方に下降するまでモータ62を駆
動することによってフラツパ38を下降させる。次にステ
ツプ124では次の仕上り印画の分配処理を行うために変
数mのインクリメントを行うと共にカウント値C1、C2を
クリアする。以上のように変数n、mを変化する結果、
ソート信号が立ち上ったときのカウント値がレジスタに
記憶され、レジスタの値が順次読み出されたカウント値
C2と比較されることになる。
次のステツプ126では、例えばキーイン打込み装置等
のプリントサイズ設置器34から予め入力されている次の
ソート分の印画紙のサイズlを取込み、このサイズと予
め定められた第1の所定値(例えば、110mm)と比較す
る。このサイズが第1の所定値未満のときは、ステツプ
128において無端ベルト48が一定量(例えば、フラツパ3
8の長さに所定値を加算した値)搬送されるようにモー
タ58を駆動する。ステツプ126でサイズlが第1の所定
値以上と判断されたときには、ステツプ130においてサ
イズlが第1の所定値より大きい第2の所定値(例え
ば、150mm)を越えている否かを判断する。印画紙のサ
イズlが第2の所定値以下のときは、ステツプ134にお
いて印画紙のサイズlの所定値に(例えば、20mm)加算
した距離印画紙が搬送されるようにモータ58を制御す
る。そして、印画紙のサイズlが第2の所定値を越えて
いると判断されたときには、ステツプ132において印画
紙のサイズlから所定値(例えば、40mm)減算した距離
印画紙が搬送されるようにモータ58を制御する。以上の
ように、印画紙のサイズが第1の所定値未満のときにフ
ラツパ38の長さより長い距離印画紙を搬送されることに
よって印画紙とフラツパ38との干渉を防止することがで
きる。また、印画紙のサイズが第1の所定値と第2の所
定値との間の大きさのときすなわち印画紙のサイズがフ
ラツパ38の長さより大きいときには積層された印画紙間
の間隔が所定値(上記の例では20mm)となるように無端
ベルト48上に載置することができる。そして、印画紙の
サイズが第2の所定値より大きいときには、積層された
印画紙が所定値(上記の例では20mm)重なるように無端
ベルト48上に載置することができる。このように印画紙
のサイズに応じて印画紙を搬送する距離を変化させてい
るため無端ベルト48の仕上り印画載置面を効率よく利用
することができる。
一方、ステツプ118で否定判断されるときは、ステツ
プ121においてカウント値C2が無端ベルトの1ケ所に載
置可能な印画の積層最大枚数(例えば、50)以上か否か
を判定し、肯定判断されたときは上記と同様にしてフラ
ツパの無端ベルトとの制御を行う。このように積層最大
枚数になったときにも仕上り印画を搬送するようにして
いるため、積層枚数の超過によって積層された仕上り印
画が崩れることを防止することができる。
なお上記実施例では、サイズ切替えをプリントサイズ
設定器への入力で行う例を示したが、チヤンネル切替え
で印画サイズをプリセツトしたチヤンネルをワンタツチ
キーインやレンズユニツト24の交換で自動切替えするよ
うしてもよい。
なお、上記ではプリンダプロセツサの仕上り印画排出
側に仕上り印画分配装置を配置する例について説明した
が、この仕上り印画分配装置は画像コマ毎に切断されて
排出されるプロセツサ等にも配置することができる。
また印画サイズがフラツパの2倍以上の長さを超える
ような場合にはフラツパを起きていると、フラツパ上に
既に印画が載置されている状態で、プリンタプロセツサ
から新たに排出された印画の先端部が既載の印画に当接
し、既載の仕上り印画を排出方向に押圧することにより
フラツパ上で既載の印画がシーソーのような状態を呈し
て揺動し、フラツパ上に正常に積層できなくなる。その
ような場合は、1枚目の印画のみフラツパを起こしてお
き、2枚目以降は、フラツパを下げて1枚目の印画の上
に直接積層させればよい。これにより、新たに排出され
た印画が既載の印画を押圧する際の押圧力が弱まるの
で、フラツパ上で印画が上記のような状態となることを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の仕上り印画分配装置をプリン
タプロセッサの排出側に配置した例を示す概略図、第2
図は上記実施例の断面図、第3図は上記実施例の平面
図、第4図は第1図の各部の信号波形を示す線図、第5
図は制御回路によるフラツパと無端ベルトの搬送制御を
行うルーチンの流れ図である。 28……カツタ、 30……制御回路、 36……ストツパ、 38……フラツパ、 40……カム、 48……無端ベルト、 58……モータ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送方向に沿って複数枚の仕上り印画を並
    列載置可能な長さの搬送ベルトと、 前記搬送ベルトを駆動する第1の駆動装置と、 搬送ベルトの幅方向両側に配置され、処理装置から排出
    された仕上り印画を受け取る受取位置と、仕上り印画の
    画像記録面が上を向くように仕上り印画を前記搬送ベル
    トに受渡す受渡位置と、の間を揺動可能なフラツパと、 前記フラツパを駆動する第2の駆動装置と、 処理装置から仕上り印画が排出されるときには前記フラ
    ツパが受取位置へ揺動し、所定枚の仕上り印画が前記フ
    ラツパに集積されたときには前記フラツパが受渡位置へ
    揺動するように前記第2の駆動装置を制御すると共に、
    フラツパから搬送ベルトに受渡された仕上り印画の搬送
    ベルト搬送方向に沿った長さがフラツパの長さに対応す
    る第1の所定値以下の場合には、前記仕上り印画がフラ
    ツパの長さ以上の一定距離搬送されるように前記第1の
    駆動装置を制御し、前記仕上り印画の長さが前記第1の
    所定値よりも長い場合には、前記仕上り印画が仕上り印
    画の長さに応じた所定長さだけ搬送され、搬送ベルト上
    に並列配置された仕上り印画の間に所定の間隔が空くよ
    うに前記第1の駆動装置を制御する制御手段と、 を含む仕上り印画分配装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記仕上り印画の長さ
    が、前記第1の所定値よりも長い第2の所定値以上の場
    合には、搬送ベルト上に並列配置された仕上り印画同士
    が搬送ベルト上で重なるように前記第1の駆動装置を制
    御することを特徴とする請求項(1)記載の仕上り印画
    分配装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、フラツパの長さよりも所
    定量以上長い長さの仕上り印画の一群が処理装置から排
    出される場合には、フラツパに1枚目の仕上り印画が受
    渡された後にフラツパが下がるように前記第2の駆動装
    置を制御することを特徴とする請求項(1)または
    (2)記載の仕上り印画分配装置。
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