JP2594328B2 - アッテネーション装置 - Google Patents

アッテネーション装置

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JP2594328B2
JP2594328B2 JP63171270A JP17127088A JP2594328B2 JP 2594328 B2 JP2594328 B2 JP 2594328B2 JP 63171270 A JP63171270 A JP 63171270A JP 17127088 A JP17127088 A JP 17127088A JP 2594328 B2 JP2594328 B2 JP 2594328B2
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哲彦 金秋
康三 塗矢
泰範 谷
哲也 中村
▲吉▼一 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアッテネーション装置に係り、特にディジタ
ル機器等で一定時間以上ゼロが続いた場合(以下インフ
ィニティゼロと称す。)のアッテネーションに関する。
従来の技術 最近のコンパクトディスクプレーヤー等ディジタル機
器では、無音部分のノイズレベルを下げるために種々の
手法を用いる。例えば、コンパクトディスク再生中以外
はリレー,トランジスタスイッチ等を用いてミューティ
ングをかけるようにして、システムのノイズを遮断する
ものなどがある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、コンパクト況デ
ィスク演奏中においてはミューティングがかからないの
で、例えばコンパクトディスクの曲間の無音部分や、或
いはインフィニティゼロが録音されているコンパクトデ
ィスクでは無音であるにもかかわらずミューティングが
かからないという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑み、コンパクトディスクの
曲間等における無音部分においてもミューティングのか
かるアッテネーション装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明によるアッテネーシ
ョン装置は、入力ディジタル信号のサンプリングレート
を変換するディジタルフィルタと、前記ディジタルフィ
ルタの出力をアナログ信号に変換するD/A変換装置と、
前記D/A変換装置の出力を減衰させ且つその減衰量を切
り換え可能とした減衰器と、前記入力ディジタル信号が
ノンゼロからゼロに変化しそのゼロが一定時間続いたら
前記減衰器の減衰量を大とし、前記入力ディジタル信号
がゼロからノンゼロに変化したら直ちに前記減衰器の減
衰量を小(減衰量略ゼロを含む)とするゼロ検出器とを
備えたものである。
作用 上記のようにディジタルフィルタの入力のインフィニ
ティゼロを検出し、これによりD/A変換器の出力レベル
を制御するようにしたため、ゼロ入力がゼロ以外の値
(以下ノンゼロと称す)に変化した際も、ディジタルフ
ィルタにより入力信号が遅延されるため、入力の変化に
先だってD/A変換器出力のレベル制御を行うことが出
来、コンパクトディスクの曲間等の無音部分でもミュー
ティングをかけることができるものである。
実 施 例 以下図面に基づき本発明のアッテネーション装置の一
実施例の説明を行う。
本発明によるアッテネーション装置の実施例を第1図
に示す。第1図において、1はディジタルフィルタ(例
えば128タップのFIRフィルタ)であり、入力されるディ
ジタル信号のサンプリングレートを変換する。ここでは
4倍のオーバーサンプリングを行っている。2はD/A変
換器で、入力されるディジタル信号をアナログ信号に変
換する。3はアッテネータであり、端子Cに与えられた
制御信号に基づき入力されるアナログ信号のアッテネー
ションを行う。ここでは端子Cに“1"が与えられるとア
ッテネーションを行うようになっている。4はゼロ検出
器で、一定期間連続してゼロデータが与えられると“1"
を出力し、ノンゼロ力が与えられると直ちに“0"を出力
する。
次に第1図の動作を説明する。入力がノンゼロ信号か
らインフィニティゼロになると、ゼロ検出器4が一定時
間後“1"を出力する。ここで言う一定時間とは、ディジ
タルフィルタ1にインフィニティゼロが入力されたとき
に、その出力が確実にインフィニティゼロになる時間と
D/A変換器2のセトリング時間との和以上の時間であれ
ばよいものである。ゼロ検出器4の出力がアッテネータ
3の端子Cに与えられているので、アッテネータ3はD/
A変換器2の出力のアッテネーションを行い、出力す
る。通常システムの残留ノイズ等の不要なノイズはD/A
変換器出力に含まれているので、上記のようにすること
により残留ノイズの低減を図れる。
次いで入力がインフィニティゼロのディジタル信号に
なると、ゼロ検出器4は直ちに出力を“1"から“0"に変
化させ、アッテネータ3に与えられる。アッテネータ3
がこれによりD/A変換器2の出力のアッテネーションを
解除する。この時、D/A変換器2出力は、ディジタルフ
ィルタ1によってノンゼロ信号が遅延されてD/A変換器
2に与えられるため、またディジタルゼロに対応するア
ナログ信号が現れている。故にアッテネータ3によるレ
ベル切り替えの際にはアッテネータ3の入力はゼロのま
ま変化していないため、レベル切り替えに伴うノイズ等
は発生しない。このようにしてコンパクトディスクの曲
間にあるようなインフィニティゼロの信号に対しても確
実にミューティングをかけることが出来る。
第2図は第1図におけるゼロ検出器4の一実施例であ
る。この図を説明すると、5はNZ検出器で、ノンゼロ入
力の検出を行う。ここでは、ゼロ入力時には“0"を、ノ
ンゼロ入力時には“1"を出力する。仮に入力が16ビット
であれば16入力のORゲートでよい。6はカウンタであ
り、端子CKに与えられるクロック信号のカウントを行
い、10ビットのカウンタを用いてており、端子Qが10ビ
ット目の出力(MSB)である。端子Rは非同期のリセッ
ト端子であり、“1"が与えられとカウンタ6はリセット
される。なお、クロック信号はどの様なものでも良い
が、ここでは入力される信号のサンプリング周期のクロ
ック信号を用いる。7はDタイプのフリップフロップで
ある。端子CKの立ち下がりエッジで端子Dに与えられた
データをラッチする。端子Rはリセット端子で“1"が与
えられるとフリップフロップ7はリセットされ、端子Q
は“0"を出力する。
次に第2図は動作を説明する。入力がノンゼロの時に
はNZ検出器5は“1"を出力しているためカウンタ6、フ
リップフロップ7はリセット状態である。故にゼロ検出
器4の出力は“0"である。入力インフィニティゼロにな
ると、NZ検出器5は“0"を出力し、カウンタ6,フリップ
フロップ7のリセットが解除され、カウンタ6はカウン
トを開始する。1024発クロック信号をカウントすると端
子Qが“1"から“0"に変化するためフリップフロップ7
の端子Qは“1"を出力する。これによりインフィニティ
ゼロを検出する。入力がインフィニティゼロからノンゼ
ロになると、NZ検出器5は“1"を出力するのでカウンタ
6,フリップフロップ7はリセットされ、ゼロ検出器4の
出力は直ちに“0"になる。
第3図は第1図におけるアッテネータ3の一実施例で
ある。この図を説明すると、10,11はアナログスイッチ
であり、端子Cに“1"が与えられると導通し、“0"が与
えられると非導通になる。13はバッファアンプ、14はイ
ンバータである。
次に第3図の動作を説明する。与えられている制御入
力が“0"の時はアナログスイッチ11に“0"、インバータ
14によりアナログスイッチ10に“1"が与えられる。故に
アナログスイッチ10は導通、アナログスイッチ11は非導
通となり、入力がバッファアンプ13に与えられ、そのま
まアッテネータ3の出力として出力される。制御入力が
“1"の時は逆にアナログスイッチ10が非導通、アナログ
スイッチ11が導通となるため、グランド電位がバッファ
アンプ13に与えられ、入力より与えられるシステムノイ
ズが遮断されミューティングがかかる。
第4図は第1図におけるアッテネータ3の第2の実施
例である。この図を説明すると、20は演算増幅器、21〜
23は負帰還用の抵抗器であり、抵抗器21の方が抵抗器22
に比べて高抵抗になっている。
次に第4図の動作を説明すると、与えられている制御
入力が“0"の時はアナログスイッチ11に“0"、インバー
タ14によりアナログスイッチ10に“1"が与えられる。故
にアナログスイッチ10は導通、アナログスイッチ11は非
導通となり、高抵抗側の抵抗器21が帰還ループに入るた
め、アッテネータ3の利得が大きくなる。
制御入力“1"の時は逆アナログスイッチ10が非導通、
アナログスイッチ11が導通となるため、低抵抗側の抵抗
器22が帰還ループに入るため、アッテネータ3の利得が
小さくなる。これにより入力より与えられるシステムノ
ズルのノベルを下げてアッテネータ3より出力される。
発明の効果 以上のように本発明のアッテネーション装置は、ディ
ジタル信号を入力とするディジタルフィルタと、ディジ
タルフィルタの出力をアナログ信号に変換するD/A変換
器と、ディジタルフィルタの入力信号を入力とし、この
入力が一定期間ゼロであることを検出するゼロ検出器
と、ゼロ検出器の出力に基づき、D/A変換器の出力レベ
ルを制御するレベル制御装置を有するようにしたことに
より、ゼロ入力がノンゼロ入力に変化した際も、ディジ
タルフィルタにより入力信号が遅延されるため、入力の
変化に先だってD/A変換器出力のレベル制御を行うこと
ができ、コンパクトディスクの曲間等の無音部分でもミ
ューティングをかけることができるという優れた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるアッテネーション装
置のブロック図、第2図は第1図におけるゼロ検出器の
実施例を示す回路図、第3図は第1図におけるアッテネ
ータの実施例を示す回路図、第4図は第1図におけるア
ッテネータの他の実施例を表す回路図である。 1……ディジタルフィルタ、2……D/A変換器、3……
アッテネータ、4……ゼロ検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 泰範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中村 哲也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 田中 ▲吉▼一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−18117(JP,A) 実公 昭58−44644(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力ディジタル信号のサンプリングレート
    を変換するディジタルフィルタと、 前記ディジタルフィルタの出力をアナログ信号に変換す
    るD/A変換装置と、 前記D/A変換装置の出力を減衰させ且つその減衰量を切
    り換え可能とした減衰器と、 前記入力ディジタル信号がノンゼロからゼロに変化しそ
    のゼロが一定時間続いたら前記減衰器の減衰量を大と
    し、前記入力ディジタル信号がゼロからノンゼロに変化
    したら直ちに前記減衰器の減衰量を小(減衰量略ゼロを
    含む)とするゼロ検出器とを備えたアッテネーション装
    置。
JP63171270A 1988-07-08 1988-07-08 アッテネーション装置 Expired - Lifetime JP2594328B2 (ja)

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