JP2594188Y2 - 治療椅子の肘受け構造 - Google Patents

治療椅子の肘受け構造

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JP2594188Y2
JP2594188Y2 JP1992047599U JP4759992U JP2594188Y2 JP 2594188 Y2 JP2594188 Y2 JP 2594188Y2 JP 1992047599 U JP1992047599 U JP 1992047599U JP 4759992 U JP4759992 U JP 4759992U JP 2594188 Y2 JP2594188 Y2 JP 2594188Y2
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elbow support
treatment chair
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support structure
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JP1992047599U
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JPH06434U (ja
Inventor
正輔 中川
Original Assignee
株式会社長田中央研究所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、医科又は歯科治療等に
おいて、患者を載せるための治療椅子に関し、特に、該
治療椅子の肘受けを改良して、治療椅子に座ったままの
状態で血圧測定を可能とした肘受け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の治療椅子の一例を説明す
るための斜視図で、図中、1は固定シャーシ、2はヘッ
ドレスト、3はバックレスト、4はコンターシート、5
は肘受けで、周知のように、バックレスト3を起して、
或いは、倒して使用する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】而して、医科治療、歯
科治療等を受ける患者に関して、血圧を測定したい場合
があるが、その場合、従来の治療椅子によると、患者
は、治療椅子から一旦降り、通常の治療ベット又は治療
机等で血圧検査を受けなければならず、非常に不便であ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために、肘受けを有し、かつ、バックレストが傾
動可能な治療椅子において、前記肘受けは、前記バック
レストに回動自動に装着される基部と、該基部に対して
摩擦抵抗にて回動自在に連結された中継ぎ部と、該中継
ぎ部に該中継ぎ部より延長可能に取り付けられた延長部
とよりなり、前記バックレストの傾き度合に合せて前記
中継ぎ部を所望の角度にすることができるようにしたこ
を特徴としたものである。
【0005】
【作用】治療椅子の肘受けを延長可能にし、血圧測定
時、該肘受けを延長して腕を載せ易くする。
【0006】
【実施例】図1は、本考案による肘受けが適用された治
療椅子の一例を説明するための側面図で、図中、図4に
示した従来技術と同様の作用をする部分には、図4の場
合と同一の参照番号が付してある。而して、本考案にお
いて、肘受け5は、バックレスト3の側部に取り付けら
れる基部5aと、該基部5aに連結された中継ぎ部5b
と、該中継ぎ部5bに連結された延長部5cとより成
り、基部5aと中継ぎ部5bとは連結ピン5dにより、
また、中継ぎ部5bと延長部5cとは蝶番5eにより連
結されており、基部5aはピン5fによりバックレスト
3に回動自在に取り付けられている。
【0007】通常使用時は、図1に実線にて示すよう
に、延長部5cを蝶番5eにより折り返して中継ぎ部5
bの上に重ね、この延長部5cの上に肘を載せる。血圧
測定時には、延長部5cを蝶番5eを中心にして、図1
に矢印Aにて示す方向に回転し、延長部5cを中継ぎ部
5bの前方に延長し、これら中継ぎ部5b,延長部5c
上に腕を延ばして載せ、その状態で血圧の測定を行う。
【0008】図2は、バックレスト3を倒した時の状態
(水平位)を示す図で、この場合、バックレストの傾き
度合に合せて肘受けの角度を決めるようにすると、腕を
自然に伸ばした状態で肘受けに載せることができる。
【0009】図3は、前記肘受けの全体構造を示す図
で、5fは、肘受け5をバックレスト3に回動自在に装
着するためのピンで、このピン5fにより肘受け5を、
図1に示すように、バックレスト3に回動自在に装着す
る。ピン5dは、中継ぎ部5bの回動に対して、ブレー
キがかかるように摩擦抵抗等が決められており、そのた
め、図2に示すように、基部5aと中継ぎ部5bは、任
意所望の角度をもって連結されるようになっている。
【0010】なお、以上には、本考案の一実施例につい
て説明したが、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、中継ぎ部5bと延長部5cとの連結
を蝶番ではなく、テレスコピックに伸縮できるようにす
ることも可能であることは容易に理解できよう。
【0011】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によると、患者が治療椅子に座ったままの状態で血圧の
測定を行うことができ、治療作業が非常にしやすくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による肘受けが適用された治療椅子の
一例を説明するための図である。
【図2】 本考案による治療椅子の倒状態を示す図であ
る。
【図3】 肘受けの一例を示す斜視図である。
【図4】 従来の治療椅子の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…固定シャーシ、2…ヘッドレスト、3…バックレス
ト、4…コンターシート、5…肘受け。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肘受けを有し、かつ、バックレストが傾
    動可能な治療椅子において、前記肘受けは、前記バック
    レストに回動自動に装着される基部と、該基部に対して
    摩擦抵抗にて回動自在に連結された中継ぎ部と、該中継
    ぎ部に該中継ぎ部より延長可能に取り付けられた延長部
    とよりなり、前記バックレストの傾き度合に合せて前記
    中継ぎ部を所望の角度にすることができるようにしたこ
    を特徴とする治療椅子の肘受け構造。
JP1992047599U 1992-06-15 1992-06-15 治療椅子の肘受け構造 Expired - Lifetime JP2594188Y2 (ja)

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JPH06434U JPH06434U (ja) 1994-01-11
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