JP2593420Y2 - 衝撃吸収式ステアリング装置 - Google Patents

衝撃吸収式ステアリング装置

Info

Publication number
JP2593420Y2
JP2593420Y2 JP1993036373U JP3637393U JP2593420Y2 JP 2593420 Y2 JP2593420 Y2 JP 2593420Y2 JP 1993036373 U JP1993036373 U JP 1993036373U JP 3637393 U JP3637393 U JP 3637393U JP 2593420 Y2 JP2593420 Y2 JP 2593420Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
ball
hole
steering
steering device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993036373U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH074253U (ja
Inventor
照和 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP1993036373U priority Critical patent/JP2593420Y2/ja
Priority to EP94108621A priority patent/EP0629540B1/en
Priority to DE69400783T priority patent/DE69400783T2/de
Priority to US08/255,715 priority patent/US5544542A/en
Publication of JPH074253U publication Critical patent/JPH074253U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2593420Y2 publication Critical patent/JP2593420Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/12Vibration-dampers; Shock-absorbers using plastic deformation of members
    • F16F7/125Units with a telescopic-like action as one member moves into, or out of a second member
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q5/00Arrangement or adaptation of acoustic signal devices
    • B60Q5/001Switches therefor
    • B60Q5/003Switches therefor mounted on the steering wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/19Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
    • B62D1/192Yieldable or collapsible columns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両の運転者とステア
リングハンドルとの衝突時における衝撃を吸収するため
に用いられる衝撃吸収式ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示す衝撃吸収式ステアリング装
置は、車体に取り付けられるコラム101と、このコラ
ム101に挿入された筒状の第1シャフト102と、こ
の第1シャフト102に相対回転不能かつ軸方向相対移
動可能に挿入される第2シャフト103とを備え、その
第1シャフト102は、コラム101にベアリング10
4を介し支持された入力軸105を介し操舵用ハンドル
に連結され、その第2シャフト103はステアリングギ
ヤを介し操舵用車輪に連結される。その第2シャフト1
03の外周には周溝108が形成され、その周溝108
に連通する樹脂充填孔109が第1シャフト102に形
成され、その周溝108と樹脂充填孔109とに樹脂1
10が充填されている。また、その第2シャフト103
の外周に形成された凹部103aに、第1シャフト10
2よりもステアリングギヤ側(図9において下方側)に
おいて、第1シャフト102よりも硬度の大きなスチー
ルボール111が、第2シャフト103の外周面から突
出するように圧入されている。
【0003】上記ステアリング装置において衝撃が作用
した場合、まず、樹脂110の破断により衝撃エネルギ
ーが吸収され、次に、第1シャフト102が第2シャフ
ト103に対し軸方向相対移動することでボール111
により第1シャフト102の内周が塑性変形されて溝が
形成され、その第1シャフト102の塑性変形により衝
撃エネルギーが吸収される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の構成において
は、ボール111は第2シャフト103の凹部103a
に圧入されているため、ボール111の第2シャフト1
03の外周面からの突出寸法が一定値になるよう管理す
るのが困難であった。そのため、第1シャフト102の
塑性変形時に過大な衝撃が作用したり、充分に衝撃を吸
収できないおそれがある。
【0005】また、ボール111は第2シャフト103
の凹部103aに圧入されているが、その圧入が不十分
であると凹部103aから脱落するおそれがある。
【0006】また、操舵用ハンドルに取り付けられるホ
ーンスイッチは、一方の端子がホーンからバッテリーを
介し車体に接続され、他方の端子が入力軸105を介し
車体に接続される場合がある。この場合、その入力軸1
05はベアリング104に封入された通電グリースや、
入力軸105とコラム101との間のブラシを介しコラ
ム101に接続され、そのコラム101を介し車体に接
続され、その入力軸105によりホーン駆動回路の一部
を構成していた。このように入力軸105によってホー
ン駆動回路の一部を構成する場合、ベアリング104へ
の通電グリースの封入や入力軸105とコラム101と
の間のブラシが必要で、ホーン駆動回路の構成を複雑化
していた。
【0007】本考案は、上記従来技術の問題を解決する
ことのできる衝撃吸収式ステアリング装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、筒状の第1シ
ャフトと、この第1シャフトに相対回転不能かつ軸方向
相対移動可能に挿入される第2シャフトとを備え、両シ
ャフトを介し操舵用ハンドルの回転を操舵用車輪に伝達
するステアリング装置において、その第1シャフトに通
孔が設けられ、その第2シャフトの外周に凹部が設けら
れ、その通孔から挿入されたボールが第2シャフトの外
周面から突出するようにその凹部に保持され、その通孔
の径はボールの径よりも大きくされ、その第1シャフト
の通孔の位置と第2シャフトの凹部の位置とを軸方向に
ずらして第1シャフトの内周をボールによって塑性変形
させることで、その通孔に連なる溝が形成されているこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本考案の構成によれば、ステアリング装置に衝
撃が作用した場合、第1シャフトが第2シャフトに対し
軸方向相対移動し、第1シャフトの内周をボールにより
塑性変形させることで、本考案の構成要素である上記溝
に連なる溝が形成され、その第1シャフトの塑性変形に
より衝撃エネルギーが吸収される。
【0010】その第1シャフトと第2シャフトとを連結
するには、まず、第1シャフトの通孔から挿入したボー
ルを第2シャフトの外周の凹部により保持し、しかる後
に、第1シャフトの通孔の位置と第2シャフトの凹部の
位置とをずらすことで第1シャフトの内周をボールによ
って塑性変形させて、その通孔に連なる本考案の構成要
素の溝を形成する。これにより、そのボールは第2シャ
フトの外周と第1シャフトの内周とで挟まれるので、そ
のボールを凹部に圧入することなく脱落するのを確実に
防止できる。その通孔の径はボールの径よりも大きくさ
れているので、その溝の形成前に容易にボールを通孔か
ら挿入して凹部により保持させることができる。よっ
て、そのボールを凹部に圧入する場合に比べ、第2シャ
フトの外周面からのボールの突出寸法を容易に一定値に
管理することができる。また、そのボールを導電性とす
ることで、第1シャフトと第2シャフトとによりホーン
駆動回路を構成することができる。
【0011】その通孔の位置と凹部の位置とをずらすこ
とで第1シャフトの内周をボールによって塑性変形させ
本考案の構成要素の溝を形成する際に、その第1シャ
フトの塑性変形時の荷重を測定することで、衝撃が作用
て本考案の構成要素の溝に連なる溝が形成される場合
の第1シャフトの塑性変形時の荷重を予め知ることがで
きる。よって、過大な衝撃が作用したり、充分に衝撃を
吸収できないといった事態を未然に防止できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
【0013】図6に示す衝撃吸収式ステアリング装置
は、車体にブラケット4を介し取り付けられるコラム1
と、このコラム1に挿入された筒状の第1シャフト2
と、この第1シャフト2に相対回転不能かつ軸方向相対
移動可能に挿入される第2シャフト3とを備える。その
第1シャフト2は、コラム1にベアリング5を介し支持
された入力軸6に溶接され、その入力軸6を介し操舵用
ハンドルに連結され、その第2シャフト3はステアリン
グギヤを介し操舵用車輪に連結される。なお、その第1
シャフト2の外周にロックリング40が溶接され、この
ロックリング40にロック溝40aが形成され、そのコ
ラム1に溶接された筒状ホルダー41にロック装置が保
持され、そのロック溝40aに自動車のキースイッチと
連動して突出するキー(図示省略)が挿入されることで
操舵用ハンドルが回転不能になるようロックされる。
【0014】図2、図3に示すように、その第1シャフ
ト2の内周は相対向する平坦面2a、2bと、相対向す
る円柱面2c、2dとで構成され、図4、図5に示すよ
うに、その第2シャフト3の外周は相対向する平坦面3
a、3bと、相対向する円柱面3c、3dとで構成さ
れ、これにより、第1シャフト2と第2シャフト3との
相対回転が規制され、両シャフト2、3を介し操舵用ハ
ンドルの回転が操舵用車輪に伝達される。
【0015】その第2シャフト3の外周に一対の周溝8
が形成され、その周溝8に連通する樹脂充填孔9が第1
シャフト2に形成され、その周溝8と樹脂充填孔9とに
樹脂10が充填され、この樹脂10により両シャフト
2、3の軸方向相対移動が規制される。
【0016】その第1シャフト2に前記樹脂充填孔9の
間に位置する通孔20が設けられ、その第2シャフト3
の外周に前記周溝8の間に位置する径方向に沿う溝状の
凹部21が機械加工により形成され、その凹部21に第
1シャフト2よりも硬度の大きなスチールボール23が
保持されている。その通孔20の径と凹部21の幅はそ
のボール23の径より僅かに大きくされている。また、
図7に示すように、その凹部21の深さはそのボール2
3の径より小さくされ、これにより、そのボール23は
第2シャフト3の外周面から突出するようにその凹部2
1に保持される。そして、その第1シャフト2の内周を
そのボール23によって塑性変形することで溝25が形
成されている。
【0017】その第1シャフト2と第2シャフト3とを
連結するには、まず図1の(1)に示すように、第1シ
ャフト2の通孔20から挿入したボール23を第2シャ
フト3の外周の凹部21により保持する。次に、図1の
(2)に示すように、第1シャフト2を第2シャフト3
に対し衝撃作用時の移動方向(図において左方)に移動
させ、その通孔20の位置と凹部21の位置とをずらす
ことで第1シャフト2の内周をボール23によって塑性
変形させ溝25を形成する。さらに本実施例では、図1
の(3)に示すように、第1シャフト2を第2シャフト
3に対し衝撃作用時の移動方向とは逆方向に移動させ、
その溝25の両端間にボール23を位置させ、その溝2
5の一端(図1の(3)において右端)とボール23と
の間は距離Dだけ離される。しかる後に、前記周溝8と
樹脂充填孔9とに樹脂10を充填して両シャフト2、3
の軸方向相対移動を規制する。
【0018】なお、操舵用ハンドルに取り付けられるホ
ーンスイッチは、一方の端子がホーンからバッテリーを
介し車体に接続され、他方の端子が前記入力軸6から第
1シャフト2、ボール23、第2シャフト3を介し車体
に接続される。
【0019】上記ステアリング装置において衝撃が作用
した場合、まず、樹脂10の破断により衝撃エネルギー
が吸収され、次に、第1シャフト2が第2シャフト3に
対し軸方向相対移動してボール23が第1シャフト2の
内周の溝25の一端に至り、さらに第1シャフト2が第
2シャフト3に対し軸方向相対移動することでボール2
3により第1シャフト2の内周が塑性変形され、図1の
(3)、図7において仮想線で示すように、前記溝25
に連なる溝30が形成され、その第1シャフト2の塑性
変形により衝撃エネルギーが吸収される。この際、その
予め形成された溝25の一端とボール23との間は距離
Dだけ離されているので、図8に示すように、第1シャ
フト2と第2シャフト3の相対ストロークに対応する衝
撃荷重の値は、初期ピーク値が樹脂10の破断に要する
荷重により定まり、その後の衝撃荷重の値は第1シャフ
ト2の内周を塑性変形させて溝30を形成する際の荷重
により定まる。
【0020】上記構成によれば、そのボール23は第2
シャフト3の外周と第1シャフト2の内周とで挟まれる
ので、凹部21に圧入することなく脱落するのを確実に
防止できる。よって、そのボール23を凹部に圧入する
場合に比べ、第2シャフト3の外周面からのボール23
の突出寸法を容易に一定値に管理することができる。ま
た、その通孔20の位置と凹部21の位置とをずらすこ
とで第1シャフト2の内周をボール23によって塑性変
形させて溝25を形成する際に、その第1シャフト2の
塑性変形時の荷重を測定することで、衝撃が作用して第
1シャフト2が塑性変形して溝30が形成される際の荷
重を予め知ることができる。よって、過大な衝撃が作用
したり、充分に衝撃を吸収できないといった事態を未然
に防止でき、安定して衝撃エネルギーを適正に吸収する
ことができる。
【0021】また、上記構成によれば、第1シャフト2
と第2シャフト3とは導電性のボール23を介し接続さ
れることでホーン駆動回路を構成するので、入力軸6を
支持するベアリング5に通電グリースを封入したり、入
力軸6とコラム1との間の間にブラシを介在させる必要
がないものとされ、ホーン駆動回路の構造が簡単化され
ている。
【0022】なお、本考案は上記実施例に限定されな
い。例えば、上記実施例ではボール23を一対の周溝8
の間に位置させたが、周溝の軸方向外方に位置させても
よい。また、上記実施例では樹脂10により初期衝撃エ
ネルギーを吸収する機構を併せて設けたが、異なる衝撃
エネルギーの吸収機構と併せて設けたり、単独で衝撃エ
ネルギーを吸収するようにしてもよい。また、凹部21
の形状は特に限定されず、例えば周溝状であってもよ
い。
【0023】また、上記実施例では第1シャフト2と入
力軸6とロックリング40とを溶接したが、図9の
(1)に示すように第1シャフト2と入力軸6とを一体
成形したり、図9の(2)に示すように第1シャフト2
とロックリング40とを一体成形したり、図9の(3)
に示すように第1シャフト2と入力軸6とロックリング
40とを一体成形してもよい。これにより、第1シャフ
ト2と入力軸6の同芯精度を向上して振れや歪みを小さ
くでき、ステアリングシャフトの捩れ角に基づき操舵ト
ルクを測定するトルクセンサを備える電動パワーステア
リング装置(例えば実願平2‐80290号参照)にお
いては、操舵トルクに基づく操舵補助力を適正に付与す
ることができ好ましい。なお、本考案とは異なり、衝撃
吸収機構を備えないステアリング装置の場合は、図9の
(4)に示すように第1シャフト2と第2シャフト3と
入力軸6とロックリング40とを一体成形してもよい。
【0024】図10は比較例を示し、第1シャフト2の
内周をボール23により塑性変形させるのに換えて第1
シャフト2の内周と樹脂との摩擦により衝撃を吸収する
ものである。すなわち、第2シャフト3の外周に一対の
周溝8が形成され、その周溝8に連通する樹脂充填孔9
が第1シャフト2に形成され、その周溝8と樹脂充填孔
9とに樹脂10が充填され、この樹脂10により両シャ
フト2、3の軸方向相対移動を規制する点は上記実施例
と同様である。そして、上記実施例では、第2シャフト
3の外周の一対の周溝8と第2シャフト3の外周の相対
向する平坦面3a、3bとの間は遮断されているのに対
し、この比較例ではその第2シャフト3の外周の相対向
する平坦面3a′、3b′の径方向深さが上記実施例の
平坦面3a、3bよりも深くされ、その周溝8と連通さ
れ、その一対の周溝8に樹脂10が充填される際に、そ
の周溝8の間にも樹脂10′が充填される。これによ
り、図10の(3)に示すように、衝撃が作用した場
合、まず、樹脂10の破断により図中実線で示すように
衝撃エネルギーが吸収され、次に、第1シャフト2が第
2シャフト3に対し軸方向相対移動する際の第1シャフ
ト2の内周と樹脂10′との摩擦により図中破線で示す
ように衝撃エネルギーが吸収される。この比較例では、
第1シャフト2の内周と樹脂10′との摩擦による衝撃
吸収の際の荷重を予め知ることができず、また、第1シ
ャフト2と第2シャフト3とを導電性部材により導通さ
せることもできない。
【0025】
【考案の効果】本考案の衝撃吸収式ステアリング装置に
よれば、安定して衝撃エネルギーを適正に吸収すること
ができ、また、そのボールが脱落するのを確実に防止で
き、さらに、操舵力をステアリングギヤに伝達するシャ
フトによりホーン駆動回路を構成する場合は、その構造
を簡単化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例の衝撃吸収式ステアリング装
置の要部の組み立て工程を示す図
【図2】 本考案の実施例の第1シャフトの断面図
【図3】 図2のIII‐III線断面図
【図4】 本考案の実施例の第2シャフトの側面図
【図5】 図4のV‐V線断面図
【図6】 本考案の実施例の衝撃吸収式ステアリング装
置の断面図
【図7】 本考案の実施例の衝撃吸収式ステアリング装
置の要部の拡大断面図
【図8】 第1シャフトの第2シャフトに対する相対ス
トロークと衝撃荷重との関係を示す図
【図9】 (1)〜(3)はステアリングシャフトの変
形例を示す断面図、(4)は他の技術の説明用断面図
【図10】 (1)は比較例に係る衝撃吸収式ステアリ
ング装置の要部の断面図、(2)は(1)の(2)‐
(2)線断面図、(3)は比較例における第1シャフト
の第2シャフトに対する相対ストロークと衝撃荷重との
関係を示す図
【図11】 従来例の衝撃吸収式ステアリング装置の断
面図
【符号の説明】
2 第1シャフト 3 第2シャフト 20 通孔 21 凹部 23 ボール 25 溝
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 1/19

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の第1シャフトと、この第1シャフ
    トに相対回転不能かつ軸方向相対移動可能に挿入される
    第2シャフトとを備え、両シャフトを介し操舵用ハンド
    ルの回転を操舵用車輪に伝達するステアリング装置にお
    いて、その第1シャフトに通孔が設けられ、その第2シ
    ャフトの外周に凹部が設けられ、その通孔から挿入され
    たボールが第2シャフトの外周面から突出するようにそ
    の凹部に保持され、その通孔の径はボールの径よりも大
    きくされ、その第1シャフトの通孔の位置と第2シャフ
    トの凹部の位置とを軸方向にずらして第1シャフトの内
    周をボールによって塑性変形させることで、その通孔に
    連なる溝が形成されていることを特徴とする衝撃吸収式
    ステアリング装置。
JP1993036373U 1993-06-08 1993-06-08 衝撃吸収式ステアリング装置 Expired - Fee Related JP2593420Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993036373U JP2593420Y2 (ja) 1993-06-08 1993-06-08 衝撃吸収式ステアリング装置
EP94108621A EP0629540B1 (en) 1993-06-08 1994-06-06 Shock absorbing steering device and method of manufacturing the device
DE69400783T DE69400783T2 (de) 1993-06-08 1994-06-06 Stossdämpfervorrichtung für eine Lenksäule und Verfahren zu ihrer Herstellung
US08/255,715 US5544542A (en) 1993-06-08 1994-06-07 Shock absorbing steering device and method of manufacturing the device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993036373U JP2593420Y2 (ja) 1993-06-08 1993-06-08 衝撃吸収式ステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH074253U JPH074253U (ja) 1995-01-20
JP2593420Y2 true JP2593420Y2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=12468044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993036373U Expired - Fee Related JP2593420Y2 (ja) 1993-06-08 1993-06-08 衝撃吸収式ステアリング装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5544542A (ja)
EP (1) EP0629540B1 (ja)
JP (1) JP2593420Y2 (ja)
DE (1) DE69400783T2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100205854B1 (ko) * 1996-04-30 1999-07-01 오상수 차량용 스티어링 샤프트 에너지 흡수장치
DE19617561C1 (de) * 1996-05-02 1997-09-25 Daimler Benz Ag Einstellbare Teleskoplenksäule für Kraftfahrzeuge
DE19801166C2 (de) 1998-01-15 2001-06-28 Micro Compact Car Smart Gmbh Kraftfahrzeug-Lenkwelle mit zwei Wellenabschnitten
FR2809368B1 (fr) * 2000-05-24 2002-10-25 Ecia Equip Composants Ind Auto Colonne de direction a manchon antivol, ensemble comprenant une telle colonne et une serrure, et vehicule automobile correspondant

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1164146A (en) * 1966-11-11 1969-09-17 B & S Prec Tool Company An Improved Energy Absorbing Device
US3392599A (en) * 1966-12-30 1968-07-16 Gen Motors Corp Energy absorbing device
US3696891A (en) * 1970-10-29 1972-10-10 Hartwell Corp The Energy absorbing device
JPS5125673A (ja) * 1974-08-29 1976-03-02 Toyota Motor Co Ltd
US4098141A (en) * 1976-11-15 1978-07-04 Nippon Seiko Kabushiki Kaisha Energy absorbing steering assembly
DE2918179A1 (de) * 1979-05-05 1980-11-06 Messerschmitt Boelkow Blohm Daempfungsanordnung
JPS57201761A (en) * 1981-06-03 1982-12-10 Nissan Motor Co Ltd Shock-absorption steering column
US4509386A (en) * 1982-11-15 1985-04-09 General Motors Corporation Lash-free telescopic steering shaft assembly and method of making the assembly

Also Published As

Publication number Publication date
DE69400783T2 (de) 1997-02-27
EP0629540B1 (en) 1996-10-23
EP0629540A1 (en) 1994-12-21
JPH074253U (ja) 1995-01-20
DE69400783D1 (de) 1996-11-28
US5544542A (en) 1996-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7204167B2 (en) Motor-driven power steering apparatus
EP1327569B1 (en) Gear, reduction gear combination and electric power steering apparatus
US7168741B2 (en) Steering apparatus
EP1714851B1 (en) Electric power steering device
US7237646B2 (en) Electrically driven power steering apparatus
JP3823018B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
EP1288106B1 (en) Electric power steering device equipped with anti-theft function and method for manufacturing same
JP2011069495A (ja) ウォーム減速機及び電動式パワーステアリング装置
JP2593420Y2 (ja) 衝撃吸収式ステアリング装置
JP2002046633A (ja) 電動パワーステアリング装置
JPH0747961A (ja) 衝撃吸収式ステアリング装置
JP3883761B2 (ja) 衝撃吸収式パワーステアリング装置
JP3579474B2 (ja) 衝撃吸収式パワーステアリング装置
EP1407957B1 (en) Shock absorbing type steering device for vehicles and method of producing the same
JP3956157B2 (ja) ステアリング装置
JPH07277203A (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム
KR970004597Y1 (ko) 자동차용 스티어링 컬럼의 에너지 흡수장치
JP3634124B2 (ja) ステアリング装置
JP2504091Y2 (ja) ストロ―ク吸収式中間シャフト
JPH08142875A (ja) ステアリングシャフト
JPH081297Y2 (ja) ストローク吸収式中間シャフト
KR0118618Y1 (ko) 자동차 조향축의 충격흡수구조
JPH09272447A (ja) ステアリング装置の中間軸およびその組立方法
JP2002266890A (ja) ジョイント及びそれを用いた操舵補助装置
JP2002211418A (ja) ジョイント及びそれを用いた操舵補助装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees