JP2593307B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ

Info

Publication number
JP2593307B2
JP2593307B2 JP62034046A JP3404687A JP2593307B2 JP 2593307 B2 JP2593307 B2 JP 2593307B2 JP 62034046 A JP62034046 A JP 62034046A JP 3404687 A JP3404687 A JP 3404687A JP 2593307 B2 JP2593307 B2 JP 2593307B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
porous
hot
resin
melt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62034046A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63203805A (ja
Inventor
満男 飯村
貞二 阪下
正俊 平郡
悟 郡司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP62034046A priority Critical patent/JP2593307B2/ja
Publication of JPS63203805A publication Critical patent/JPS63203805A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2593307B2 publication Critical patent/JP2593307B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、裏面シートの層間剥離が発生し難く、しか
も、裏面シートの接着部における通気性を高めるように
した使い捨ておむつに関するものである。
(b)従来の技術 従来、使い捨ておむつとして、液体浸透性を有する表
面シート或いはトップシートと、液体不浸透性及び通気
性を有する裏面シート或いはバックッシートとを備え、
これら表面シートと裏面シートとの間に尿等の汚液を吸
収するための吸収パッドが挿入されたものが提案されて
いる。
上記裏面シートには、液体不浸透性の合成樹脂製多孔
質シートと、これを補強するための不織布等の繊維状多
孔質シートとをラミネートした複合シートが使用される
ことが多い。
この複合シートからなる裏面シートの製法としては次
の二つの方法が知られている。
即ち、第1の方法は、粘着剤を、繊維状多孔質シート
と合成樹脂製多孔質シートとの少なくとも一方に点状、
線状或いは格子状に塗布し、その部分で両シートを接合
させることによりラミネートする方法であり、又、第2
の方法は、繊維状多孔質シートに合成樹脂製シートをラ
ミネートし、これに機械的に穴をあける方法である。
更に、特開昭61−187855号公報には、第3の吸収性物
品として、吸収層および吸収層の下方に設けられた防漏
材を有する吸収性物品において、防漏材は、多孔性基材
と疎水性繊維からなる繊維状集合体とが一体化されてな
り、繊維状集合体は繊維間に空隙を有し、繊維状集合体
と多孔性基材がその接する箇所において繊維の接着によ
り一体化さてなるものが提案されている。
そして、この場合、多孔性基材と繊維状集合体を一体
化させる方法としては溶融法もしくは溶剤法が挙げられ
ている。そして、この溶融法とは熱溶融性樹脂をその融
点より高い温度迄加熱することにより溶融し、細孔ノズ
ルより多孔性基材の上に噴射する方法であり、多孔性基
材の上で繊維状に固化し多孔性基材と一体化される。ま
た溶剤法とは樹脂を溶剤で溶かした後、多孔性基材の上
に通常用いられるごとく空気を伴い、もしくは空気を伴
なわずにスプレーした後乾燥させ、溶剤を除去する方法
である。これらの方法により、多孔性基材と繊維状集合
体は実質的に全面に渡って一体化される。この際、用い
られる溶剤は繊維状集合体を構成する繊維を溶かす溶剤
であれば何でもかまわないが、入手のしやすさや取扱い
の容易さからテトラヒドロフラン(THF)、ジメチルホ
ルムアミド(DMF)やトルエン、アセトン、ヘキサン、
酢酸エチル等が推奨されている。
(c)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の第1の方法では、不織布等の繊
維状多孔質シートへの粘着剤付着面積が狭いので、粘着
強度が低く、その加工や使用等の際に層間剥離が生じ
て、補強効果が損なわれ、信頼性に欠ける等の問題があ
る。
また、この方法によると、塗布作業や乾燥作業に手間
がかかるうえ、粘着剤の塗布部分では通気性が失われた
り、粘着剤による接着の際に、当該粘着剤が流れてその
塗布面積や塗布量が不均一になり、この結果、接着強度
がばらついたり、通気性にむらが生じる等の問題があ
る。
第2の方法では、シートに微細な穴をあけることが困
難であり、裏面シートの液体不浸透性を確保することが
出来なくなる等の問題があり、この第2の方法を使い捨
ておむつに適用することは困難である。
更に、第3の吸収性物品において、多孔性基材と繊維
状集合体を一体化させる方法としては溶融法もしくは溶
剤法が挙げられている。
そして、この溶融法は熱溶融性樹脂をその融点より高
い温度迄加熱(例えば300℃程度の熱風で加熱)し、多
孔性基材の上で繊維状に固化し多孔性基材と溶融、一体
化されているが、この一体化する際の熱によって多孔性
基材が硬化、変質し、柔軟性や強度が低下したり、カサ
カサになって使用感が悪いのである。
又、溶剤法は樹脂を溶剤で溶かした後、多孔性基材上
にスプレーガンにて圧縮空気と共に吐出し、乾燥して溶
剤を除去するものであり、この溶剤としては溶解性の高
い極性溶媒が用いられているから、多孔性基材を溶解、
変質させるのであり、しかも多孔性基材と繊維状集合体
は実質的に全面に渡って一体化されているが、これでは
多孔性基材が硬化し、柔軟性や強度が低下したり、カサ
カサになって使用感が悪くなったり、多孔性基材と繊維
状集合体が部分的に剥離し、強度がバラツキ、信頼性が
乏しいのである。
本発明は、液体浸透性を有する表面シートと、液体不
浸透性及び通気性を有する裏面シートとを備える使い捨
ておむつであり、裏面シートの層間剥離が発生し難く、
しかも、裏面シートの接着部にも通気性を保持させるよ
うにした使い捨ておむつを提供することを目的とするも
のである。
(d)問題点を解決するための手段 本発明は、上記の問題点を解決すべく提案されたもの
であって、その要旨は、液体浸透性を有する表面シート
と、液体不浸透性及び通気性を有する裏面シートとを備
える使い捨ておむつであって、上記裏面シートが、繊維
状多孔質シートと、線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔
質体及び/又はホットメルト系多孔質接着シートを積層
し、部分的接合部において接合して成る多孔質積層シー
トで形成されていることを特徴とするものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる、液体浸透性を有する表面シート
としては、公知のものが用いられるが、柔軟性を有し、
しかも皮膚と接触しても異和感のないものであれば特に
限定されるものではない。
又、本発明においては、裏面シートが液体不浸透性及
び通気性を有する多孔質積層シートで形成されている。
そして、本発明は、上記裏面シートが次に述べる多孔
質積層シートで形成されている点に最も大きな特徴を有
する。
即ち、上記多孔質積層シートは、繊維状多孔質シー
トに線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質体を積層して
部分的に接合して成るもの、繊維状多孔質シートにホ
ットメルト系多孔質接着シートを積層して部分的に接合
して成るもの、繊維状多孔質シートと線状低密度ポリ
エチレン樹脂製多孔質体とをホットメルト多孔質系接着
シートを介して積層し、これを部分的に接合して成るも
のが含まれる。
上記繊維状多孔質シートとしては、織布、編物、不織
布等を使用することができるが、特に、柔軟性に富み、
しかも適当な機械的強度を有する不織布が推奨される。
この不織布の材質は特に限定されないが、線状低密度ポ
リエチレン樹脂製多孔質体との接合において馴染み易い
材質が好ましく、例えば、ポリアルキレン樹脂製のもの
が推奨される。
上記線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質体として
は、線状低密度ポリエチレン樹脂で形成された多孔質の
シート状のものであれば特に限定されるものではなく、
具体的には、例えば線状低密度ポリエチレン樹脂製シー
トを一軸延伸又は二軸延伸することにより得られた多孔
質シート、或いは、かくして得られたシート中の充填剤
を酸、アルカリ、又は水等で溶出して形成した一層多孔
質度の高い多孔質シートでもよい。
上記線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質体は、公知
の成形装置及び成形方法を用いて形成した線状低密度ポ
リエチレン樹脂製シートを延伸すればよく、例えばイン
フレーション成形機、Tダイ成形機等により形成された
線状低密度ポリエチレン樹脂製シートを一軸又は二軸に
延伸することにより得られる。この延伸には、公知の延
伸装置及び延伸方法を用いればよく、例えばロール延
伸、同時二軸延伸、逐次二軸延伸等の方法が採用され
る。
線状低密度ポリエチレン樹脂製シートを延伸処理によ
り多孔質化するにあたり、得られた線状低密度ポリエチ
レン樹脂製多孔質体の強度や貫通孔の大きさ、つまり通
気性等の観点から、延伸率(%)、即ち、延伸処理後の
寸法と延伸処理前の寸法との差を延伸処理前の寸法で除
した値に100を乗して得られる百分率を、一軸延伸の場
合には100〜500%、二軸延伸の場合には10〜300%とす
ることが好ましい。特に、一軸延伸の場合には、延伸率
が100%未満では線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質
シートに未延伸部分が残されて延伸が不均一になるので
好ましくなく、一方、500%を超えると延伸中に破断す
ることがあるので好ましくない。
上記線状低密度ポリエチレン樹脂は多孔質シートを形
成する際の生産・加工性が一層優れ、しかも、得られた
多孔質シートの強度が極めて大きいことより最も好まし
いのである。
上記線状低密度ポリエチレン樹脂はエチレンとα−オ
レフィンとの共重合体であり、αオレフィンとしては、
ブテン、ヘキセン、オクテン等が挙げられる。
又、上記線状低密度ポリエチレン樹脂には、充填剤の
混練性、分散性を向上させたり、成形・加工性を向上さ
せたり、或いは線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質体
の機能的強度を向上させるために、オレフィンターポリ
マーや軟化剤が配合されていてもよいのである。
上記オレフィンターポリマーとしては、数平均分子量
が5000〜200000のゴム状物質であれば、特に限定される
ものではなく、具体的な代表例としては、エチレン、α
−オレフィンおよび非共役二重結合を有する環状又は非
環状からなる共重合物(以下EPDMという)が用いられ
る。
上記EPDMはエチレン、プロピレンもしくはブテン−1
及び以下に列挙するポリエンモノマーからなるターポリ
マーであり、該ポリエンモノマーとしては、ジシクロペ
ンタジエン、1,5−シクロオクタジエン、1,6−シクロド
デカジエン、1,7−シクロドデカジエン、1,5,9−シクロ
ドデカトリエン、1,4−シクロヘプタジエン、1,4−シク
ロヘキサジエン、1,6−ヘプタジエン、ノルボルナジエ
ン、メチレンノルボルエン、2−メチルペンタジエン−
1,4、1,5−ヘキサジエン、メチル−テトラヒドロインデ
ン、1,4−ヘキサジエンなどである。
各モノマーの共重合割合は好ましくはエチレンが30な
いし80モル%、ポリエンが0.1ないし20モル%で残りが
α−オレフィンとなるようなターポリマーでムーニー粘
度ML1+4(温度100℃)1ないし60のものがよい。
又、上記軟化剤としては、数平均分子量が1000〜3000
0のものであれば特に限定されるものではなく、具体的
な代表例としては、低粘度軟化剤として石油系プロセス
オイル、流動パラフィン、脂肪族系油、低分子量可塑剤
があり、比較的高粘度軟化剤として、ポリブテン、低分
子量ポリイソブチレン、液状ゴムなどの軟化剤が好適に
用いられる。
上記線状低密度ポリエチレン樹脂に、充填剤とオレフ
ィンターポリマー又は軟化剤が配合される場合がある
が、その各々の配合割合は、線状低密度ポリエチレン樹
脂100重量部に対し、充填剤100〜300重量部、オレフィ
ンターポリマー又は軟化剤が5〜100重量部の範囲とす
るのが望ましく、かかる配合割合とすることにより、機
械的強度及び通気性の優れた線状低密度ポリエチレン樹
脂製多孔質体を容易に製造しうるのである。
又、線状低密度ポリエチレン樹脂、充填剤及びオレフ
ィンターポリマー又は軟化剤の混合には特殊な装置を要
するものではなく公知の混合機が用いられるが、これら
の素材を均一に混合してシートの成形性を一層向上させ
るために、ミキシングロール、バンバリーミキサー、二
軸型混練機、ヘンシェルミキサー等の混合機を用いるの
が望ましい。
そして、上記裏面シートが上記不織布と、上記の線状
低密度ポリエチレン樹脂製多孔質体及びホットメルト系
多孔質接着シートとの積層体で形成されたものが、他の
多孔質シートとの接合がより確実となるから好ましい。
上記線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質体として
は、上述の線状低密度ポリエチレン樹脂で形成されたシ
ート状の多孔質体が挙げられる。
又、上記ホットメルト系樹脂製多孔質体としては、後
述するホットメルト系樹脂、特に、ポリオレフィン系ホ
ットメルト樹脂で形成されたシート状の多孔質体が挙げ
られる。
上記ホットメルト系樹脂製多孔質体は、ホットメルト
系樹脂を用い、公知の方法でシートを形成し、これを、
一軸延伸又は二軸延伸することにより多孔質体としたも
のでもよいが、更に、かくして得られた多孔質体中の充
填剤を酸、アルカリ、又は水等で溶出して形成してもよ
いのである。
又、上記のホットメルト系樹脂としては、上記の繊維
状多孔質シートや線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質
シートと加熱によって接合しうるものであれば特に限定
されるものではない。
かかるホットメルト系樹脂としては、エチレン−酢酸
ビニル共重合樹脂、エチレン−イソブチルアクリレート
共重合樹脂などのエチレン−アクリル酸エステル共重合
樹脂等のエチレン系ホットメルト樹脂等のポリオレフィ
ン系ホットメルト樹脂が挙げられる。
又、上記ポリオレフィン系ホットメルト樹脂には、種
々の酸化防止剤を配合したものも挙げられる。
そして、上記裏面シートは、上述の線状低密度ポリエ
チレン樹脂製多孔質体及びホットメルト系樹脂製多孔質
体を公知の方法でラミネートして得られる。
ところで、上記線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質
体には、所望により、充填剤が配合されたものが含まれ
るが、かかる充填剤としては炭酸カルシウム、タルク、
クレー、カオリン、シリカ、硫酸バリウム、硫酸カオリ
ン、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化カルシウム、
酸化チタン、アルミナ、マイカ等が挙げられる。この充
填剤の平均粒径は30μm以下のものが用いられ、好まし
くは0.1〜10μmの範囲のものが望ましい。
粒径が大き過ぎると貫通孔が大きくなり、逆に小さ過
ぎると凝集が起こり分散性が劣るから好ましくない。
尚、上記線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質体に
は、通常用いられる酸化防止剤、紫外線安定剤、帯電防
止剤、滑剤、蛍光剤等を添加して成るものでもよいので
ある。
更に、本発明に用いられる、ホットメルト系接着シー
トとしては、上述のホットメルト系樹脂を用いて形成さ
れた接着シートが挙げられる。
本発明の使い捨ておむつにおいては、その裏面シート
として、上記の繊維状多孔質シートと、上記の線状低密
度ポリエチレン樹脂製多孔質体及び/又はホットメルト
系多孔質接着シートを積層し、部分的接合部において接
合して成る多孔質積層シートが用いられているが、その
積層方法としてはラミネート法や二層押出し法等が好適
に用いられる。
上記の繊維状多孔質シートと、上記の線状低密度ポリ
エチレン樹脂製多孔質体及び/又はホットメルト系多孔
質接着シートを積層し、部分的に接合するにあたり、そ
の加熱温度はホットメルト系多孔質接着シートの融点以
上、好ましくは融点より5℃高い温度で圧力1〜10kg/c
m2の条件下で行うのが好ましい。
そして、これらのシートを積層し、これらを互いに部
分的に接合することにより多孔質積層シートが形成され
るが、該多孔質積層シート、つまりこの多孔質積層シー
トで形成される裏面シート、の通気性を制御するには、
該接合部の面積をシートの面積の3〜90%の範囲で調節
すればよいのである。この場合、接合部の面積は、一般
に5〜80%、特に好ましくは10〜60%の範囲に亘って全
面に均一に形成するのが望ましい。しかして、この接合
部において、おむつの使用時に特に強度を要する個所に
あっては、他の個所に比して密なる接合部を形成しても
よい。
接合部の面積が、3%未満ではその面積が小さくなり
過ぎてシートの強度が不充分となる場合がある。
又、接合部の面積が90%を超えると延伸により形成し
た微細孔を潰したり、或いは孔径が小さくなって、通気
性が減少しすぎる場合があり、特に、接合部の面積を10
〜60%の範囲で調節することにより所望の通気性を得る
ようにするのが最も望ましい。
接合部の面積をコントロールするには、例えば、エン
ボスロールの凸部の面積を変える等の方法を用いて極め
て簡単になしうるのである。
上記裏面シートは、着用時に前後の身頃を結合させる
ために、例えば安全ピン等を使用することも可能である
が、安全性及び携帯性を高めるために、前後の身頃の一
方の両側部にテープファスナを備え、その他方の両側部
に、このテープファスナを接合するファスナ接合部を設
けることが好ましい。
上記ファスナー部の好ましい態様としては、その引張
強度が600g/cm幅以上であることが望ましく、このよう
に構成することにより、自然に剥がれて排泄物の横漏れ
等の発生を防止することができるのである。
ファスナ接合部としては、粘着剤を点状、線状或いは
格子状に塗布することも可能であるが、着用感を改善す
ると共に、接着強度を高め、また、貼り直し可能な回数
を多くするために、その他方の両側部に熱可塑性樹脂を
繊維状多孔質シートに含浸、塗布或いは積層させて形成
することが一層好ましい。
ここで使用される熱可塑性樹脂としては、ホットメル
ト系樹脂を好適に使用することができ、このホットメル
ト系樹脂としては、例えば、上述のものが挙げられる。
熱可塑性樹脂を繊維状多孔質シートに含浸、塗布或い
は積層させる方法としては、熱可塑性樹脂を適宜溶媒で
溶解して繊維状多孔質シートに塗布する方法を採用でき
る他、熱可塑性樹脂としてホットメルト系樹脂を用いる
場合には、これを熱溶解して塗布する方法も採用でき
る。
(e)作用 本発明は、上記のように構成された使い捨ておむつで
あり、裏面シートが、繊維状多孔質シートと、線状低密
度ポリエチレン樹脂製多孔質体及び/又はホットメルト
系多孔質接着シートを積層して部分的接合部において接
着して成る多孔質積層シートで形成されており、該多孔
質積層シートの通気性が部分的接合部の面積を変えるこ
とによって調節できるから、裏面シートの通気率を極め
て容易に且つ確実にコントロールでき、着用時の快適性
を高めることができる作用を有するのである。
また、裏面シートを構成する各シート間の接合に粘着
剤を使用しないので、粘着剤が流れてその塗布面積や塗
布量にばらつきが生じる恐れがなく、接着強度が全面に
亘って一定になり、しかも通気性のばらつきがなくなる
作用を有するのである。
(f)実施例 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
使い捨ておむつの構成例 第1図は本発明の一実施例に係る使い捨ておむつの斜
視図であり、第2図はその断面図である。
この使い捨ておむつ(1)は、前身頃(2)と後身頃
(3)とが一連に形成されており、これらを腰廻りで結
合するために、後身頃(3)側の一端部の両側にテープ
ファスナ(4)が設けられ、前身頃(2)側の他端部に
ファスナ接合部(5)が設けられて成る。
第2図に示すように、このおむつ(1)は、液体浸透
性を有する表面シート(6)と、通気性及び液体不浸透
性を有する裏面シート(7)と、前身頃(2)から後身
頃(3)にわたる所望の範囲で両シート(6),(7)
の間に延設された吸収マット(8)を備えている。
上記表面シート(6)としては、通常、使い捨ておむ
つの表面シート或いはトップシートとして使用されてい
るものが使用される。
上記裏面シート(7)は、以下の構造を有する。
即ち、上記裏面シート(7)は液体不浸透性及び通気
性を有しており、繊維状多孔質シート(9)と、線状低
密度ポリエチレン樹脂製多孔質体(10)及び/又はホッ
トメルト系多孔質接着シート(11)を積層して、例えば
第3図ないし第6図に示すように、部分的接合部(12)
で接合して成る。
第3図は、本発明の裏面シート(7)の構造例を模式
的に示す構成図であり、この裏面シート(7)は不織布
からなる繊維状多孔質シート(9)と線状低密度ポリエ
チレン樹脂製多孔質体(10)とをホットメルト系多孔質
接着シート(11)を介して接着させたもので構成されて
いる。
上記繊維状多孔質シート(9)は、適当な引っ張り強
度を有するものであればよく、例えば、織布、編み物、
不織布等を使用することができるが、ここでは、強度が
大で、しかも、優れた着用感が得られる不織布が使用さ
れている。
上記不織布の材質は特に限定されるものではないが、
ここでは、後述の線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質
体(10)及びホットメルト系多孔質接着シート(11)と
の接着時の馴染性が優れたポプロピレン製不織布が使用
されて成る。
また、ホットメルト系多孔質接着シート(11)は、特
に限定されないが、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、
エチレン−エチルアクリレート樹脂、アイオノマー樹
脂、エチレン−酢酸ビニル部分けん化物、エチレン−グ
リシジルメタクリレート共重合樹脂等のポリオレフィン
系ホットメルト樹脂が使用される。
上記部分的接合部(12)の面積は、多孔質シートの面
積の3〜90%程度とすることが好ましく、この場合、裏
面シート(7)の強度、通気性等を考慮して一般に5〜
80%の範囲に設定して成る。
つまり、多孔質部(13)の面積を大にすると、通気性
は向上する。
また、部分的接合部(12)は、裏面シート(7)の全
面に亘って平均的に展開する連続模様を描くように形成
することが好ましく、例えば、裏面シート(7)の面に
向かう方向から見て、第4図に示すような亀甲模様、第
5図に示すような破れ目模様、或いは第6図に示すよう
な水玉模様等を描くように形成することができる。
第4図および第6図のような模様を描くように部分的
接合部(12)を形成する場合には、延伸処理をしたとき
に二軸方向に均等に延伸させることができ、その引っ張
り強度に方向性をなくすことができる。
また、第5図に示すような目地模様の場合には、延伸
処理をしたとき、目地の長径方向への引っ張り強度を短
径方向への引っ張り強度よりも強くでき、従って、目地
の長径方向よりも短径方向への延伸性を大きくする場合
にこのような目地模様が採用される。
裏面シートの製造例 線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質体の製造例 第1表及び第2表に各々示すように、線状低密度ポリ
エチレン樹脂(MI2.0、密度0.93)、オレフィン系ター
ポリマーとしてEPDM(商品名、EPT9720、ムーニー粘度M
L1+4(温度10℃)20、三井石油化学(株)製)、軟化剤
としてポリブテン(数平均分子量1260)、充填剤として
炭酸カルシウム(平均粒径2μm、脂肪酸処理)、滑剤
としてステアリン酸を、第1表に各々示す配合割合で配
合して充分に撹拌混合し、この混合物を二軸混練機(TE
M−50、東芝機械社製)により充分に混練して得た組成
物を、常法により造粒する。
一方、ホットメルト系樹脂であるエチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂(酢酸ビニル含有量25重量%、MI2、密度
0.95)100重量部と炭酸カルシウム(平均粒径2μm、
脂肪酸処理)200重量部を充分に撹拌混合し、この混合
物を二軸混練機(TEM−50、東芝機械社製)により充分
に混練して得た組成物を、常法により造粒する。
上記の各々の線状低密度ポリエチレン樹脂組成物とホ
ットメルト系樹脂組成物を二層の押出し機により共押出
しを行い、線状低密度ポリエチレン樹脂製シートとホッ
トメルト系多孔質接着シートの積層体を得た。
このようにして得た積層体を、第2表に示す延伸率に
なるように、ロール延伸機又はテンターにより一軸延伸
して多孔質積層シートを得た。
この場合の延伸条件としては、延伸温度60℃、延伸速
度6m/minの条件が採用された。
このようにして得られた多孔質積層シートにおいて、
そのホットメルト系多孔質接着シート(11)側に、厚さ
150μmのポリプロピレン製不織布(9)を積層し、こ
れをエンボスロールとシリコンゴムロールとの間に導い
て温度115℃に加熱し、圧力5kg/cm2の条件下で加圧して
ポリプロピレン製不織布(9)と、線状低密度ポリエチ
レン樹脂製多孔質シート(10)を部分的に接合し、これ
によって、裏面シート(7)を得た。
かくして得られた各実施例品の特性を第3表に示す。
比較例1 上記線状低密度ポリエチレン樹脂組成物で形成した厚
さ100μmのシートを延伸(延伸率200%)して得られ
た、線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質体にはその全
面積の10%にアクリル系粘着剤を塗布し、この粘着剤形
成面側に、上記実施例と同様のポリプロピレン製不織布
を貼着したものを試料とした。
比較例2 上記線状低密度ポリエチレン樹脂組成物で形成した厚
さ100μmのシートを延伸(延伸率200%)して得られた
多孔質シートにはその全面積の10%に上記実施例品と同
様のホットメルト系樹脂を塗布し、この塗布面側に、上
記実施例と同様のポリプロピレン製不織布を積層し、こ
れを上記実施例品と同様に加熱、加圧して接着したもの
を試料とした。
かくして得られた各比較例品の特性を第3表に示す。
注1)第3表に示す、引き裂き力はJIS K 6772に基
づいて測定した。
注2)第3表に示す、透湿度はJIS Z 0208における
透湿カップ法で測定した。
注3)第3表に示す、層間接着力は、JIS Z 0237に
基づいて測定した。
第3表に示す結果(実施例1〜3)よりシートの延伸
率を小さくすれば引き裂き力が向上するが透湿性が低い
値となり通気性が低下することが認められる。
ファスナ接合部の構造例 上記のように裏面シート(7)は、着用時に前後の身
頃を結合させるために、前後の身頃(2),(3)の一
方の端部の両側部にテープファスナ(4)が設けられ、
その他方の端部にこのファスナを接合するファスナ接合
部(5)が設けられている。
ファスナ接合部(5)としては、粘着剤を点状、線状
或いは格子状に塗布することも可能であるが、ここでは
着用感を改善すると共に、接着強度を高め、また、貼り
直し可能な回数を多くするために、その他方の両側部に
熱可塑性樹脂を繊維状多孔質シート(9)に積層させる
ことによって形成されている。
ここで使用される熱可塑性樹脂としては、ホットメル
ト系樹脂を使用することができ、ホットメルト系樹脂と
しては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エ
チレン−イソブチルアクリレート共重合樹脂などのエチ
レン−アクリル酸エステル共重合樹脂等のエチレン系ホ
ットメルト樹脂、ポリアミド系ホットメルト樹脂、ポリ
エステル系ホットメルト樹脂、ブチラール系ホットメル
ト樹脂、セルロース誘導体系ホットメルト樹脂、ポリメ
チルメタクリレート系ホットメルト樹脂、ポリビニルエ
ーテル系ホットメルト樹脂、ポリウレタンポリカーボネ
ート系ホットメルト樹脂、酢酸ビニル、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体等のホットメルト系樹脂が挙げられ
る。また、このホットメルト系樹脂には、種々の酸化防
止剤を配合したものも挙げられる。
熱可塑性樹脂を繊維状多孔質シート(9)に含浸させ
る方法としては、熱可塑性樹脂を適宜溶媒で溶解して繊
維状多孔質シート(9)に塗布する方法を採用できるほ
か、熱可塑性樹脂としてホットメルト系樹脂を用いる場
合には、これを熱溶解して塗布する方法も採用できる。
実施例 エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(酢酸ビニル含有量
14重量%)50重量部をキシレン100重量部とを撹拌しな
がら温度100℃にて加熱溶融した。
この溶融体を繊維状多孔質体に塗布し、温度80℃、5
分間乾燥し、厚さ100μmの樹脂被膜を形成する。
この被膜強度は1.1kg/cm幅であり、ファスナーテープ
を接着し、再剥離してもファスナー接合部の破れは起こ
らず、再剥離が可能であった。
比較例 上記実施例と同様にして厚さ50μmの樹脂被膜を形成
する。
この被膜強度は0.5kg/cm幅でありファスナーテープを
接着し再剥離しようとしたが、ファスナー接合部の破れ
が起こった。
(g)発明の効果 本発明の使い捨ておむつは、上記の構成を有し、繊維
状多孔質シートと線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質
体及び/又はホットメルト系多孔質接着シートとを部分
的に接合して成るので、接合部のばらつきが発生する恐
れがなく、裏面シートの接着強度を均一に、しかも、強
力にすることができ、層間剥離の発生を防止して、裏面
シートの破断や吸収パッドが表裏両シート間で遊動する
ことを確実に防止できる効果を有するのである。
又、本発明の使い捨ておむつにおいては、用いられる
裏面シートが、繊維状多孔質シートと、線状低密度ポリ
エチレン樹脂製多孔質体及び/又はホットメルト系多孔
質接着シートを積層し、部分的接合部において接合して
成るから、その生産・加工性が一層優れる上、強度が著
しく高く、信頼性が至極向上する効果を有するのであ
る。
しかも、裏面シートが通気性を有するため、ムレ、カ
ブレが防止されるのであり、又、裏面シートにおける線
状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質体が液体の浸透を防
止し、汚水の周囲への漏れが防止され、従って周囲を汚
損しない効果を有するのである。
更に、裏面シートの部分的接合部の面積及び裏面シー
トの延伸率を調節することによって容易に裏面シートの
通気性、透湿性或いは液体不浸透性を簡単に且つ正確に
コントロールできる効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る使い捨ておむつの斜視
図、第2図はその拡大断面図、第3図は本発明の裏面シ
ートの構造例を模式的に示す断面図、第4図ないし第6
図はそれぞれ部分的接合部の形態を示す平面図である。 (1)……使い捨ておむつ、(2)……前身頃、(3)
……後身頃、(4)……テープファスナ、(5)……フ
ァスナ接合部、(6)……表面シート、(7)……裏面
シート、(8)……吸収パッド、(9)……繊維状多孔
質シート、(10)……線状低密度ポリエチレン樹脂製多
孔質シート、(11)……ホットメルト系接着シート、
(12)……部分的接合部。
フロントページの続き (72)発明者 郡司 悟 茨木市下穂積1丁目1番2号 日東電気 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−187855(JP,A) 特開 昭58−191201(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体浸透性を有する表面シートと、液体不
    浸透性及び通気性を有する裏面シートとを備える使い捨
    ておむつであって、上記裏面シートが、繊維状多孔質シ
    ートと、線状低密度ポリエチレン樹脂製多孔質体及び/
    又はホットメルト系多孔質接着シートを積層し、部分的
    接合部において接合して成る多孔質積層シートで形成さ
    れていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 【請求項2】繊維状多孔質シートが不織布で形成されて
    いる特許請求の範囲第1項に記載の使い捨ておむつ。
  3. 【請求項3】裏面シートが不織布と、線状低密度ポリエ
    チレン樹脂製多孔質体及びホットメルト系樹脂製多孔質
    体との積層体で形成されている特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の使い捨ておむつ。
  4. 【請求項4】ホットメルト系多孔質接着シートがポリオ
    レフィン系ホットメルト樹脂で形成されている特許請求
    の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の使い
    捨ておむつ。
  5. 【請求項5】部分的接合部において繊維状多孔質シート
    がホットメルト系多孔質接着シートに接合されている特
    許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載
    の使い捨ておむつ。
  6. 【請求項6】裏面シートが前後の身頃の一方の両側部に
    テープファスナを備え、その他方の両側部に熱可塑性樹
    脂層を繊維状多孔質シートに形成したファスナ接合部を
    設けている特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
    か1項に記載の使い捨ておむつ。
  7. 【請求項7】ファスナー接合部の引張強度が600g/cm幅
    以上である特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれ
    か1項に記載の使い捨ておむつ。
JP62034046A 1987-02-16 1987-02-16 使い捨ておむつ Expired - Lifetime JP2593307B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62034046A JP2593307B2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16 使い捨ておむつ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62034046A JP2593307B2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16 使い捨ておむつ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63203805A JPS63203805A (ja) 1988-08-23
JP2593307B2 true JP2593307B2 (ja) 1997-03-26

Family

ID=12403369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62034046A Expired - Lifetime JP2593307B2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16 使い捨ておむつ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2593307B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2587116B2 (ja) * 1989-10-02 1997-03-05 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てオムツ
JP3686102B2 (ja) * 1994-07-06 2005-08-24 株式会社クラレ 防漏用シート及び衛生材料
JP4286393B2 (ja) * 1999-08-02 2009-06-24 バンドー化学株式会社 ゴム組成物と繊維材料との接着処理方法
JP4920892B2 (ja) * 2005-01-24 2012-04-18 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てのパンツ型着用物品

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58191201A (ja) * 1982-04-30 1983-11-08 花王株式会社 つかいすておむつのテ−プフアスナ−
JPS61187855A (ja) * 1985-02-15 1986-08-21 花王株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63203805A (ja) 1988-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2602016B2 (ja) 補強型多孔質シート
AU750714B2 (en) Microlayer breathable films of degradable polymers and thermoplastic elastomers
KR100372512B1 (ko) 복합시트, 흡수성 물품 및 이들의 제조방법
US6586354B1 (en) Microlayer breathable hybrid films of degradable polymers and thermoplastic elastomers
KR870001966B1 (ko) 다공성 필름 및 그의 제조방법
AU695139B2 (en) Disposable diaper
KR20000053545A (ko) 부직포 적층체
JP2593307B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP3155351B2 (ja) 多孔性シート及びその製造方法
JP3157581B2 (ja) 多孔性シート及びその製造方法
JP3397668B2 (ja) 透湿フィルム及びそれを用いた吸収性物品
JP2524140B2 (ja) 通気性袋用袋材
JP2002178427A (ja) 透湿性フィルム・不織布積層体及びその製造方法
JP2002096432A (ja) 透湿性フィルム・不織布複合体
JP3839013B2 (ja) 透湿性シート及びそれを用いた吸収性物品
JPH0567413B2 (ja)
JP4052698B2 (ja) 吸収性物品
JP2524154B2 (ja) 補強型多孔質シ−ト及びその製造方法
JP2514388B2 (ja) 手袋用補強型多孔質シ―ト
JP2696543B2 (ja) 外用材
JP3157580B2 (ja) 多孔性シート及びその製造方法
JP2008055003A (ja) 吸収性物品
US20050267427A1 (en) Absorptive article
JP2742791B2 (ja) 多孔質シート
KR100371940B1 (ko) 열접착 통기성 폴리프로필렌계 복합필름