JP2592865B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2592865B2 JP62282031A JP28203187A JP2592865B2 JP 2592865 B2 JP2592865 B2 JP 2592865B2 JP 62282031 A JP62282031 A JP 62282031A JP 28203187 A JP28203187 A JP 28203187A JP 2592865 B2 JP2592865 B2 JP 2592865B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、通信装置に関し、特に、誤り再送を行う通
信装置に関する。
[従来の技術] 本願の発明者は、昭和61年10月18日付で出願公開され
た発明(特開昭61−234659号)で通信を行っている通信
装置が発呼側であるか被呼側であるかを検出して、全二
重モードでの誤り再送を行いエラーを防止する通信装置
を提案している。
[発明が解決しようとする問題点] この提案では、発呼側からの全二重モードの誤り再送
を行いエラー防止が可能になっているとはいえ、誤り再
送モードとしては、全二重モードの誤り再送しかもた
ず、被呼側が、全二重モードで誤り再送される画像を受
信する機能を有していなければ、発呼側では誤り再送の
ない通常の画伝送を行ってしまうという欠点があった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
み、通信相手先の誤り再送通信モードに適した誤り再送
を行うことができる通信装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明は、全二重
モードでの誤り再送通信を行う第1通信手段と、半二重
モードでの誤り再送通信を行う第2通信手段と、通信相
手先が全二重モードでの誤り再送通信機能および半二重
モードでの誤り再送通信機能のいずれを有しているかを
検出する検出手段と、前記検出結果に応じて、前記第1
通信手段を前記第2通信手段より優先して選択する選択
手段と、過去の通信が前記第1通信手段および前記第2
通信手段のどちらで行われたかを示す通信結果を通信相
手先毎に記憶する記憶手段とを備え、前記通信結果は、
前記第1通信手段での通信が連続して何回失敗したかを
示す第1データと、前記第2通信手段での通信が何回行
われたかを示す第2データとを含み、前記選択手段は、
前記検出手段により前記通信相手先が前記全二重モード
での誤り再送通信機能を有していると検出されたことを
参照し、前記記憶手段に記憶された通信結果において前
記第1データが第1所定回数に達した場合には前記第2
通信手段を選択し、前記第2データが第2所定回数に達
した場合には前記第1通信手段を選択するものである。
[作用] 上記の構成を有する本発明によれば、通信相手先が有
する機能に応じた誤り再送通信を選択できると共に、半
二重モードの誤り再送通信に比べて伝送時間が短い全二
重モードの誤り再送通信が優先的に選択できるので、通
信コストを低く抑えると共に全二重モードの誤り再送通
信を選択しても誤り再送通信が良好に行えない場合に半
二重モードの誤り再送が実行でき、エラーを防止した確
実な通信ができる。
また本発明によれば、通信相手先が全二重モードの誤
り通信機能を有していると検出されたことを参照し、且
つ、その宛先との過去の通信が全二重モードの誤り再送
通信と半二重モードの誤り再送通信のどちらで行われた
かを示す通信結果に応じて、誤り再送機能を選択するの
で、通信回線の状態が悪く、全二重モードの誤り再送通
信が良好に行えない通信相手先とは、全二重モードでの
誤り再送を試みることなく半二重モードの誤り再送通信
が選択できるので、無駄のないモード選択処理が可能と
なる。
さらに、本発明によれば、過去の全二重モードでの誤
り再送通信が所定回連続して失敗していれば半二重モー
ドの誤り再送通信を選択し、他方、半二重モードの誤り
再送通信が所定回行われていれば、全二重モードの誤り
再送通信を選択するので、優先的に選択した全二重モー
ドの誤り再送通信が1度失敗したからといって、次回の
通信から選択されないという不都合を防ぐことができ
る。すなわち、全二重モードについて過去に数回連続し
て失敗している場合には、回線の状態が悪いものと判断
して半二重モードでの誤り再送通信を選択し、逆に、半
二重モードの誤り再送を数回実行したときには、その間
に回線状態が良くなったかも知れないので、全二重モー
ドでの誤り再送通信を自動的に選択することが可能にな
る。
[実施例] 第1図は、本発明に係る通信装置の概略を示す模式図
である。すなわち、エコーサプレッサ機能が備えられた
伝送系を介して、誤り再送方式による通信を行う通信装
置において、発呼側送信であるか被呼側送信であるかを
識別する識別手段と、前記被呼側送信がなされるときに
は、半二重通信モードにて送受信を行う通信手段とを具
備する。
次に、本発明を適用したファクシミリ装置の一実施例
について説明する。
まず、本ファクシミリ装置の概要について述べる。
受信側のファクシミリ装置(以下、単に“受信機側”
という)は、非標準機能の初期識別信号(すなわち、NS
F信号)により、半二重動作の誤り再送/全二重動作の
誤り再送を行う機能が有るか否かを送信側のファクシミ
リ装置(以下、単に“送信機側”という)に知らせる。
これは、例えば上記NSF信号におけるFIF(ファクシミリ
情報フィールド)の特定ビット(例えば、第50ビットお
よび第51ビット)を割り当てることにより行う。この場
合、NSF信号におけるFIFの50ビット目が「0」であれば
半二重の誤り再送機能を有しておらず、NSF信号におけ
るFIFの50ビット目が「1」であれば半二重の誤り再送
機能を有しているものとする。また、NSF信号におけるF
IFの51ビット目が「0」であれば全二重の誤り再送機能
を有しておらず、NSF信号におけるFIFの51ビット目が
「1」であれば全二重の誤り再送機能を有しているもの
とする。
送信機側においては、オペレータが誤り再送モードを
選択しているか否かを判断する。
送信機側において誤り再送モードが選択されており、
且つ、受信機側が全二重動作の誤り再送機能を有してい
るときは、過去におけるその交信相手先との交信結果を
参照して、全二重動作の誤り再送が適しているか否かが
判断される。この全二重誤り再送は、エラーが少ない時
には半二重誤り再送より伝送時間が短縮されるため、有
利である。逆に、通信の確実性を重視する観点からは、
全二重動作不要の半二重誤り再送の方が適している。
その結果、全二重誤り再送の方が良いと判断されたと
きは、国際通信ボタンが押下されているか否かを判断す
る。国際通信ボタンが押下されていないとき、すなわち
国内通信を行うときには、プロトコル上でエコーサプレ
ッサーディスエーブルトーンを使用せずに、全二重誤り
再送モードでの画伝送を行う。他方、国際通信ボタンが
押下されているときには、発呼側送信であるか否かを判
断する。そして、発呼側送信であるときには、プロトコ
ル上でエコーサプレッサーディスエーブルトーンを使用
して、全二重誤り再送モードで画伝送を行う。
送信機側において誤り再送モードが選択されていない
ときには、通常の画伝送を行う。
また、送信機側において誤り再送モードが選択され
ている場合であっても、受信機側において全二重誤り再
送機能が備えられていない場合、 送信機側において誤り再送モードが選択されており、
且つ、受信機側にも全二重誤り再送機能が備えられてい
るが、過去における当該交信相手先との交信結果の分析
から、半二重誤り再送を行った方が良いと判断された場
合、 送信機側において誤り再送モードが選択されており、
且つ、受信機側にも全二重誤り再送機能が備えられてい
る場合であって、過去の当該交信相手先との交信結果の
分析から全二重誤り再送が適していると判断されたとき
であっても、国際通信ボタンが押下されており、しか
も、送信側が被呼側である場合 には、受信機側が半二重誤り再送機能を有しているか否
かが判断される。受信機側が半二重誤り再送機能を有し
ている場合は、半二重誤り再送モードで画伝送を行う。
他方、受信機側が半二重の誤り再送機能を有していない
場合には、通常の画伝送を行う。
第1図は、上述したファクシミリ装置の一実施例を示
すブロック図である。本図において、 2は網制御装置(NCU)であり、電話回線網をデータ
通信等に使用するため、電話回線の端末にNCU2を接続す
る。このNCU2は、電話交換網とデータ通信路との接続
や、通信網ループの保持等を行う。信号線2aは電話回線
である。NCU2は信号線34aの信号を入力し、この信号レ
ベルが“0"であれば、電話回線2aを電話機4側(すなわ
ち、信号線2aを信号線2b)に接続する。また、信号線34
aの信号が“1"であれば、電話回線2aをファクシミリ装
置1側(すなわち、信号線2aを信号線2c)に接続する。
通常の状態では、電話回線は電話機4側に接続されてい
る。
4は、電話機である。電話機4から発信を行った時、
選択信号は信号線2bに出力されるが、これと同時に、信
号線4aにダイヤルした番号情報が出力される。各交信相
手先、具体的にはダイヤルした番号に対応して、全二重
モードの誤り再送伝送等の交信結果を記憶する必要があ
るため、制御回路34はダイヤルナンバーを知る必要があ
る。
6は、送信系の信号と受信系の信号を分離するハイブ
リッド回路である。すなわち、信号線18aの送信信号
は、信号線2cを通りNCU2を介して電話回線に送出され
る。また、相手側から送られてきた信号は、NCU2および
信号線2cを介して、信号線6aに出力される。
8は読取回路であり、送信原稿より主走査方向1ライ
ン分の画信号を順次読み取り、白・黒の2値を表す信号
列を作成する。読取り回路8については電荷結合素子
(CCD)等の撮像素子と光学系で構成されたものが広く
知られている。読取回路8により白,黒に2値化された
信号列は、信号線8aに出力される。
10は信号線8aに出力されている2値化されたデータを
入力し、送信のための符号化を行う符号化回路である。
符号化回路10は、データの再送を行うだけのメモリを有
している。信号線34bが信号レベル「0」の時は、モデ
ィファイドハフマン(MH)符号化あるいはモディファイ
ドリード(MR)符号化を行う。信号線34bが信号レベル
「1」の時には、半二重モードでの誤り再送のための符
号化を行う。また、信号線34bが信号レベル「2」の時
は、全二重モードでの誤り再送の符号化を行う。
12は、国際電信電話諮問委員会(CCITT)勧告のV27te
r(差動位相変調)あるいはV29(直交変調)に基づいた
変調器である。この変調器12は信号線10aの信号を入力
し、変調を行い、変調データを信号線12aに出力する。
14はトーナル信号発生回路であり、信号線34cに信号
レベル「1」の信号が出力されている時、信号線14aに
エコーサプレッサー機能停止用トーン(2100Hzのトーナ
ル信号)を発生する。信号線34cに信号レベル“0"の信
号が出力されている時には、トーナル信号発生回路14は
信号線14aに何も送出しない。
16は公知のCCITT勧告V21に基づいた変調を行う変調器
である。この変調器16は信号線34dの手順信号を入力
し、変調を行い、変調データを信号線16aに出力する。
18は信号線12a,信号線14a,信号線16aの信号を入力
し、加算した結果を信号線18aに出力する加算回路であ
る。
20は公知のCCITT勧告V21に基づいた復調を行う復調器
である。復調器20は、信号線6aの信号を入力し、V21復
調を行い、復調データを信号線20aに出力する。
22はNACK信号検出回路であり、信号線6aの信号を入力
し、相手側ファクシミリ装置から送出される否定応答信
号(NAK)信号を検出した時、信号線22aにパルスを発生
する。このNAK信号は、全二重モードでの誤り再送を行
う時に使用する。
24はオペレーション部である。オペレーション部に
は、テンキー,アルファベットキー,ワンタッチキー等
(いずれも図示せず)が備えられている。このオペレー
ション部24から入力された情報は、信号線24aに出力さ
れる。
26は、オペレータが誤り再送モードを選択しているか
否かを、オペレーション部24の入力情報に基いて検出す
る回路である。この検出回路26は、オペレータが誤り再
送モードを選択していないことを検出すると、信号線26
aに信号レベル「0」の信号を出力する。また、この検
出回路26はオペレータが誤り再送モードを選択している
ことを検出したときには、信号線26aに信号レベル
「1」の信号を出力する。
28は、オペレータが国際通信ボタンを押下したか否か
を検出する回路である。この検出回路28は、オペレータ
が国際通信ボタンを押下していない時には、信号線28a
に信号レベル「0」の信号を出力する。また、この検出
回路28はオペレータが国際通信ボタンを押下している時
には、信号線28aに信号レベル「1」の信号を出力す
る。
30は、過去の交信結果を記憶する回路である。交信相
手先電話番号と、過去3回の全二重モードで誤り再送を
行った結果、及び、過去3回連続して全二重モードで誤
り再送を行い3回とも失敗した以降の交信回数のカウン
ト値が、記憶回路30に格納される。このカウント値によ
り、相手側の誤り再送受信モードが検出される。
本実施例では、ある交信相手先が、全二重モードと半
二重モードの誤り再送機能を有している場合、まず、全
二重誤り再送モードで交信を行うことを試みる。次に、
その交信結果を記憶回路30に記憶する。次に、同一交信
相手先と再び交信した時も、全二重誤り再送モードで交
信を行うことを試みる。その後、その交信結果を記憶回
路30に記憶する。再び、同一交信相手先と交信した時、
すなわち、3回目の交信の時も、全二重誤り再送モード
で交信を行うことを試み、その交信結果を記憶回路30に
記憶する。そして、再び同一交信相手先と交信した時、
過去3回の交信結果をチェックする。次に、過去3回と
もすべてエラーであった場合はモードを切り換え、半二
重モードでの誤り再送の伝送を試み、過去3回連続して
全二重誤り再送モードで伝送が失敗した後の交信回数を
カウントする。
このカウント数が“10"になった時、再び全二重誤り
再送モードでの伝送を試みる。この時には、過去3回連
続して全二重誤り再送モードの伝送を失敗した後の交信
回数のカウント値は“0"とし、全二重誤り再送モードで
の伝送は、過去2回連続して失敗した状態とする。
これらのデータは信号線30aに出力され、リードパル
ス(信号線34e)により記憶回路30に格納されている情
報が制御回路34に入力される。また、ライトパルス(信
号線34f)により、制御回路34から記憶回路30に情報が
格納される。
32は選択信号検出回路であり、信号線34gにパルスが
発生された時、信号線34hに出力されているダイヤルナ
ンバーを入力し、選択信号を送出する。このダイヤルナ
ンバーは、オペレーション部24から入力される。オペレ
ーション部24からのダイヤルナンバーの入力方法は、ワ
ンタッチダイヤルによる方法や、短縮ダイヤルによる方
法、テンキーによる方法のいずれを採用してもよい。ま
た、上記選択信号としては、直流インパルス信号、ある
いは、押しボタンダイヤル信号のいずれでもよい。
34は制御回路であり、第3図に示す制御手順を実行す
る。
第3図は、第2図に示した制御回路34が実行すべき制
御手順を示すフローチャートである。第3図を参照しな
がら、本実施例の動作を説明する。
本ファクシミリ装置が起動すると、制御回路34はステ
ップS42において信号線34aに信号レベル「0」の信号を
出力し、電話回線を電話機4側に接続する。
ここで、オペレーション部24や外部からの回線接続指
示において、本ファクシミリ装置が発呼側となる旨の指
示があるときはHASSINフラグに“1"をセットし、ファク
シミリ装置1が被呼側となる旨の指示があるときには、
HASSINフラグに“0"をセットするものとする。
まず、HASSINフラグを“0"に初期化(ステップS44)
し、本ファクシミリ装置の起動要因を調べる。起動要因
がオペレーション部24からの発信である場合、電話回線
をファクシミリ装置側に接続し(ステップS48)、スタ
ートボタンの押下に応答して、HASSINフラグを“1"にセ
ットする(ステップS56)。
他の起動要因、すなわち自動着信した場合あるいは手
動着信の要求が外部からあった後にスタートボタンが押
下された場合には(ステップS50〜S54,S58〜S60)、HAS
SINフラグのセットを行わずステップS62へ進む。
このように各種の起動要因により本ファクシミリ装置
が起動した後、電話回線をファクシミリ装置側に接続す
る(ステップS48,S52,S60)。この接続指示は制御回路3
4からNCU2に対して、信号線34aに信号レベル「1」の信
号を出力することにより行う。
ステップS62においては、信号線26aの信号を入力し、
この信号レベルを検出して、誤り再送モードが選択され
ているか否かを判断する。誤り再送モードが選択されて
いるときには、ステップS64に進む。誤り再送モードが
選択されていない時には、ステップS68に進む。
誤り再送モードの選択が確認されると、ステップS64
において、受信機側の送出するNSF(非標準装置)信号
を入力することにより、受信機側が全二重の誤り再送の
受信機能を有しているか否かが判断される。受信機側が
全二重の誤り再送機能を有している時には、ステップS8
0に進む。また、受信機側が、全二重の誤り再送機能を
有していない時には、ステップS66に進み、半二重誤り
再送機能について確認する。
ステップS66においては、受信機側が送出するNSF信号
を入力する。このことにより、受信機側は、半二重の誤
り再送機能を有しているか否かが判断される。受信機側
が半二重の誤り再送機能を有している時には、ステップ
S74,S76に進み、半二重モードでの誤り再送を行う。他
方、通信相手先が半二重の誤り再送機能を有していない
時には、ステップS68,S70に進み、通常の画像伝送モー
ドでの画像送信を行う。
ステップS80においては、当該交信相手先とは全二重
誤り再送モードで通信を行うのが適しているか否かが判
断される。そして、当該交信相手先とは全二重誤り再送
モードによる伝送が適していると判断された時には、ス
テップS82に進む。また、当該交信相手先については全
二重誤り再送モードによる伝送は適していないと判断さ
れた時は、ステップS66に進む。
ステップS82においては、信号線28aの信号を入力して
国際通信ボタンが押下されているか否かが判断される。
国際通信ボタン(図示せず)が押下されていると、ステ
ップS90に進む。他方、国際通信ボタンが押下されてい
ないときには、ステップS84に進む。
ステップS84では、前手順を行う。
ステップS86では、全二重誤り再送モードでの画伝送
を行う。この画伝送の時には、画伝送に先立って、エコ
ーサプレッサ停止用トーンを送出する必要がない。
ステップS88では、後手順を行う。
ステップS90においては、HASSINフラグをチェック
し、発呼側送信であるか否かが判断される。そして、発
呼側送信であると判断されたときにはステップS92に進
み、被呼側送信であると判断されたときにはステップS6
6に進む。
ステップS92では、前手順を行う。
ステップS94では、全二重誤り再送モードでの画伝送
を行う。この画伝送の時には、画伝送に先立って、エコ
ーサプレッサ停止用トーンの送出を行う。
ステップS96では、後手順を行う。
なお、国際通信であるか否かの判定(ステップS82)
は、国際通信ボタンの押下のみならず、ダイヤル番号に
よる通信相手地域の自動判別やNSF信号による自動判別
も可能である。
また、これまで述べてきた実施例においては、オペレ
ータ自身がオペレーション部を操作することにより、誤
り再送モードの選択を行っていたが、これに対して、ワ
ンタッチダイヤルや短縮ダイヤルの記憶に伴って、誤り
再送モードでの伝送を行うか否かの情報に併せて記憶さ
せることも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、通信相手先が
有する機能に応じた誤り再送通信を選択できると共に、
半二重モードの誤り再送通信に比べて伝送時間が短い全
二重モードの誤り再送通信が優先的に選択できるので、
通信コストを低く抑えると共に全二重モードの誤り再送
通信を選択しても誤り再送通信が良好に行えない場合に
半二重モードの誤り再送が実行でき、エラーを防止した
確実な通信ができるという優れた効果を奏する。
また本発明によれば、通信相手先が全二重モードの誤
り通信機能を有していると検出されたことを参照し、且
つ、その宛先との過去の通信が全二重モードの誤り再送
通信と半二重モードの誤り再送通信のどちらで行われた
かを示す通信結果に応じて、誤り再送機能を選択するの
で、通信回線の状態が悪く、全二重モードの誤り再送通
信が良好に行えない通信相手先とは、全二重モードでの
誤り再送を試みることなく半二重モードの誤り再送通信
が選択できるので、無駄のないモード選択処理が可能と
なる。
さらに、本発明によれば、過去の全二重モードでの誤
り再送通信が所定回連続して失敗していれば半二重モー
ドの誤り再送通信を選択し、他方、半二重モードの誤り
再送通信が所定回行われていれば、全二重モードの誤り
再送通信を選択するので、優先的に選択した全二重モー
ドの誤り再送通信が1度失敗したからといって、次回の
通信から選択されないという不都合を防ぐことができ
る。すなわち、全二重モードについて過去に数回連続し
て失敗している場合には、回線の状態が悪いものと判断
して半二重モードでの誤り再送通信を選択し、逆に、半
二重モードの誤り再送を数回実行したときには、その間
に回線状態が良くなったかも知れないので、全二重モー
ドでの誤り再送通信を自動的に選択することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る通信装置の概念を示す模式図、 第2図は本発明を適用したファクシミリ装置の一実施例
(送信側構成)を示すブロック図、 第3図は第2図に示した制御回路34が実行すべき制御手
順を示す流れ図である。 2……NCU、 4……電話機、 6……ハイブリッド回路、 8……読取回路、 10……符号化回路、 12……V27terあるいはV29変調器、 14……エコーサプレッサ機能停止用トーン発生回路、 16……V21変調器、 18……加算回路、 20……V21復調器、 22……NAK信号検出回路、 24……オペレーション部、 26……誤り再送選択検出回路、 28……国際通信ボタン押下検出回路、 30……過去の交信結果記憶回路、 32……選択信号送出回路、 34……制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全二重モードでの誤り再送通信を行う第1
    通信手段と、 半二重モードでの誤り再送通信を行う第2通信手段と、 通信相手先が全二重モードでの誤り再送通信機能および
    半二重モードでの誤り再送通信機能のいずれを有してい
    るかを検出する検出手段と、 前記検出結果に応じて、前記第1通信手段を前記第2通
    信手段より優先して選択する選択手段と、 過去の通信が前記第1通信手段および前記第2通信手段
    のどちらで行われたかを示す通信結果を通信相手先毎に
    記憶する記憶手段とを備え、 前記通信結果は、前記第1通信手段での通信が連続して
    何回失敗したかを示す第1データと、前記第2通信手段
    での通信が何回行われたかを示す第2データとを含み、 前記選択手段は、前記検出手段により前記通信相手先が
    前記全二重モードでの誤り再送通信機能を有していると
    検出されたことを参照し、前記記憶手段に記憶された通
    信結果において前記第1データが第1所定回数に達した
    場合には前記第2通信手段を選択し、前記第2データが
    第2所定回数に達した場合には前記第1通信手段選択す
    る ことを特徴とする通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61234659A (ja) * 1985-04-10 1986-10-18 Canon Inc 通信装置

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JPS61234659A (ja) * 1985-04-10 1986-10-18 Canon Inc 通信装置

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JPH01125034A (ja) 1989-05-17

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