JP2592169Y2 - 太陽電池ホルダーの盗難防止用金具 - Google Patents

太陽電池ホルダーの盗難防止用金具

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JP2592169Y2
JP2592169Y2 JP1993022236U JP2223693U JP2592169Y2 JP 2592169 Y2 JP2592169 Y2 JP 2592169Y2 JP 1993022236 U JP1993022236 U JP 1993022236U JP 2223693 U JP2223693 U JP 2223693U JP 2592169 Y2 JP2592169 Y2 JP 2592169Y2
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JP
Japan
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solar cell
cell holder
screw
side end
connecting plate
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JP1993022236U
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輝雄 中野
隆司 川島
正人 米澤
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Sekisui Jushi Corp
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Sekisui Jushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自発光式道路標識におけ
る支柱の上端部に嵌着された太陽電池ホルダーの盗難防
止用金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自発光式道路標識は、標識板に発
光ダイオードの如き発光体が取り付けられ、該発光体が
電源装置により発光されるようになされている。そして
該電源装置としては、通常太陽電池が使用されている。
かかる太陽電池は太陽電池ホルダーに支持され、該太陽
電池ホルダーの筒状基部が支柱の上端部に嵌着されると
共に止めねじにより固定されている。そして太陽電池ホ
ルダーは、止めねじを外すことにより支柱に対して回転
できるようになされ、太陽電池ホルダーを、太陽光に効
率よく照射される真南等の方向に向けることができるよ
うになされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらかかる自
発光式道路標識においては、上記の如く支柱の上端部に
嵌着された太陽電池ホルダーは、ただ単に止めねじによ
り支柱に固定されているだけであったので、止めねじを
外すことにより容易に支柱から取り外すことができ、そ
のため盗難にあったり悪戯されたりする問題があった。
【0004】そこで本考案は上記の如き問題点を解消
し、支柱の上端部に嵌着された太陽電池ホルダーが容易
に取り外されて盗難や悪戯がされないようにする太陽電
池ホルダーの盗難防止用金具を提供せんとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、本考案は次のような構成としている。すなわちこ
の考案に係る太陽電池ホルダーの盗難防止用金具は、自
発光式道路標識における支柱の上端部に嵌着された太陽
電池ホルダーの盗難防止用金具であって、太陽電池ホル
ダーと支柱とをそれぞれ挟着するために上下に配設され
二個の半割り状の挟着具と、該二個の挟着具を間隔を
存して連結する連結板とを有し、挟着具はそれぞれ相対
向する二個一対の断面半円状の挟着部を有し、該相対向
する挟着部の一側端がそれぞれの側端に形成された係合
突縁と係合孔とにより係合連結され、もう一方の側端に
はそれぞれねじ挿入孔が形成された二個一対の締付部が
相対向して外方に延設され、前記ねじ挿入孔に挿入され
たねじにより相対向する締付部間が締め付けられ、挟着
部間が縮径されるようになされると共に、外方に延設さ
れた締付部の上下間のみに連結板が配設され、締付部を
除いて上下の挟着具間が開放されていることを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】本考案に係る太陽電池ホルダーの盗難防止用金
具によれば、連結板により互いに連結された二個の挟着
具にそれぞれ太陽電池ホルダーと支柱とが挟着されるの
で、太陽電池ホルダーを支柱から容易に取り外すことが
できず、太陽電池ホルダーの盗難が防止される。
【0007】
【実施例】以下、本考案に係る太陽電池ホルダーの盗難
防止用金具の実施例を図面に基づき具体的に説明する。
【0008】図1は本考案太陽電池ホルダーの盗難防止
用金具の一実施例を示す斜視図、図2は図1の要部断面
図、図3は本考案太陽電池ホルダーの盗難防止用金具の
他の実施例を示す斜視図、図4(A)は本考案に好適に
使用されるねじ、(B)は該ねじの締付けに使用される
レンチの一実施例を示す斜視図、図5は本考案太陽電池
ホルダーの盗難防止用金具の取付け状態を示す斜視図で
ある。
【0009】図面において、1は太陽電池ホルダーと支
柱とをそれぞれ挟着する二個の半割り状の挟着具、2は
該二個の挟着具を間隔を存して連結する連結板、3はね
じである。
【0010】挟着具1はそれぞれ相対向する二個一対の
断面半円状の挟着部11を有し、該相対向する挟着部1
1の一側端がそれぞれの側端に形成された係合突縁12
と係合孔13とにより係合連結され、もう一方の側端に
はそれぞれねじ挿入孔14が形成された二個一対の締付
部15が相対向して外方に延設されている。
【0011】連結板2の上端部と下端部は、それぞれ両
側縁より相対向して立設された二個の立上がり片21か
らなる取付部22が形成されている。該上端部と下端部
とに形成された取付部22の立上がり片21間に前記二
個の挟着具1の締付部15がそれぞれ挿入されると共
に、締付部15のねじ挿入孔14に挿入されたねじ3
が、該取付部22の一方の立上がり片21に穿設された
雌ねじ孔23に螺入されることにより、相対向する締付
部15間が締付けられ、挟着部11間が縮径されると共
に二個の挟着具1が連結板2により連結されるようにな
されている。
【0012】24はもう一方の立上がり片21に穿設さ
れた透孔であって、該透孔24より筒状のレンチを挿入
して前記ねじ3の螺入操作ができるようになされている
と共に、該立上がり片21によりねじ付近が塞がれてプ
ライヤーやペンチ等でねじ3の頭部が掴めないようにな
されている。なお前記二個の挟着具1や連結板2の材質
は特に限定されるものではないが、ステンレス鋼、鋳
鉄、溶融亜鉛メッキ鋼、アルミニウム、アルミニウム合
金等の金属が好ましい。
【0013】前記図1における実施例では二個の挟着具
1と連結板2とがそれぞれ別体となされているが、図3
の実施例の如く、連結板2が挟着具1と一体に形成され
ていてもよい。この場合、相対向する締付部15に形成
されたねじ挿入孔14の一方が雌ねじ孔とされ、もう一
方のねじ挿入孔14より挿入されたねじ3が該雌ねじ孔
に螺入されるようになされている。
【0014】ねじ3は、一般に使用されている六角ボル
ト等であってもよいが、図4(A)に示されるラインヘ
ッドねじの如く頭部形状が特殊なねじを使用すれば、盗
難者が該ねじを取り外そうとする場合であっても、
(B)の如き特殊な筒状の専用レンチ4を使用しなけれ
ば容易に取り外しができないので好ましい。なおライン
ヘッドねじとは頭部外周縁に複数の切欠き31が形成さ
れたねじ3であって、該切欠き31にレンチ4の突条4
1が係合されて締め付けられるものである。
【0015】次に図5において、本考案に係る太陽電池
ホルダーの盗難防止用金具の取り付け方法について説明
する。5は本考案に係る太陽電池ホルダーの盗難防止用
金具を取り付けようとする公知の自発光式道路標識であ
り、支柱51の上端部に太陽電池ホルダー52が嵌着さ
れ、該太陽電池ホルダー52の太陽電池53により標識
板54が発光されるようになされている。なお55は太
陽電池ホルダー52を固定するための止めねじである。
【0016】まず各挟着具1の挟着部11をそれぞれ太
陽電池ホルダー52の筒状基部と支柱51上部とに嵌め
る。次に連結板2の上下端部に形成された取付部22の
各立上がり片21間に各挟着具1の締付部15を挿入
し、次いで取付部22の一方の立上がり片21に穿設さ
れた透孔24より、ねじ3を、挿入された締付部15の
ねじ挿入孔14に挿入すると共にもう一方の立上がり片
21に穿設された雌ねじ孔23に螺入させればよい。か
ようにして各挟着具1の相対向する締付部15間が締付
けられ、挟着部11間に太陽電池ホルダー52と支柱5
1とがそれぞれ強固に挟着されると共に、二個の挟着具
1が連結板2に連結される。なお前記ねじ3の螺入操作
は立上がり片21の透孔24に筒状の専用レンチ4を挿
入して行えばよい。
【0017】
【考案の効果】以上詳述したように本考案に係る太陽電
池ホルダーの盗難防止用金具によれば、連結板により互
いに連結された二個の挟着具にそれぞれ太陽電池ホルダ
ーと支柱とが挟着されるので、太陽電池ホルダーを支柱
から容易に取り外すことができず、太陽電池ホルダーの
盗難が防止されると共に、既設の自発光式道路標識であ
っても、容易に取り付けられる。また本考案において
は、挟着具はそれぞれ相対向する二個一対の断面半円状
の挟着部を有し、該相対向する挟着部の一側端がそれぞ
れの側端に形成された係合突縁と係合孔とにより係合連
結され、もう一方の側端にはそれぞれねじ挿入孔が形成
された二個一対の締付部が相対向して外方に延設され、
前記ねじ挿入孔に挿入されたねじにより相対向する締付
部間が締め付けられ、挟着部間が縮径されるようになさ
れると共に、外方に延設された締付部の上下間のみに連
結板が配設され、締付部を除いて上下の挟着具間が開放
されている。 すなわち挟着具は、二個一対の断面半円状
の挟着部のそれぞれの一方の側端のみに外方に延設され
た締付部間をねじにより締め付けることにより、挟着部
間が縮径されるようになされていることから、太陽電池
ホルダー及び支柱への取付けが極めて容易であり、また
締付部を背面側にして取付ければ、正面から締付部を見
えなくすることができるので、取付けても美感を損なう
ことがなく、さらに連結板は外方に延設された締付部の
上下間にのみ配設され、締付部以外には連結板が存在せ
ず上下の挟着具間は開放されているので、太陽電池ホル
ダーと支柱との間に標識板等が取付けられていても、標
識板等をその開放された上下の挟着具間に位置させるこ
とにより、上の挟着具を太陽電池ホルダーに、下の挟着
具を支柱に、それぞれ取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案太陽電池ホルダーの盗難防止用金具の一
実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】本考案太陽電池ホルダーの盗難防止用金具の他
の実施例を示す斜視図である。
【図4】(A)は本考案に好適に使用されるねじ、
(B)は該ねじの締付けに使用されるレンチの一実施例
を示す斜視図である。
【図5】本考案太陽電池ホルダーの盗難防止用金具の取
付け状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 挟着具 2 連結板 3 ねじ 5 自発光式道路標識 51 支柱 52 太陽電池ホルダー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自発光式道路標識における支柱の上端部
    に嵌着された太陽電池ホルダーの盗難防止用金具であっ
    て、太陽電池ホルダーと支柱とをそれぞれ挟着するため
    に上下に配設された二個の半割り状の挟着具と、該二個
    の挟着具を間隔を存して連結する連結板とを有し、挟着
    具はそれぞれ相対向する二個一対の断面半円状の挟着部
    を有し、該相対向する挟着部の一側端がそれぞれの側端
    に形成された係合突縁と係合孔とにより係合連結され、
    もう一方の側端にはそれぞれねじ挿入孔が形成された二
    個一対の締付部が相対向して外方に延設され、前記ねじ
    挿入孔に挿入されたねじにより相対向する締付部間が締
    め付けられ、挟着部間が縮径されるようになされると共
    に、外方に延設された締付部の上下間のみに連結板が配
    設され、締付部を除いて上下の挟着具間が開放されてい
    ることを特徴とする太陽電池ホルダーの盗難防止用金
    具。
JP1993022236U 1993-04-27 1993-04-27 太陽電池ホルダーの盗難防止用金具 Expired - Lifetime JP2592169Y2 (ja)

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