JPH10331309A - グレーチング止め金具 - Google Patents
グレーチング止め金具Info
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- JPH10331309A JPH10331309A JP15735997A JP15735997A JPH10331309A JP H10331309 A JPH10331309 A JP H10331309A JP 15735997 A JP15735997 A JP 15735997A JP 15735997 A JP15735997 A JP 15735997A JP H10331309 A JPH10331309 A JP H10331309A
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- grating
- bolt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる厚さの受梁にも使用することができる
とともに、受梁に確実に固定することができ、かつ設置
位置の変更が容易にできるグレーチング止め金具を提供
すること。 【解決手段】 断面がコの字形で、上の水平辺3あるい
は下の水平辺4に雌ねじ6を設けた固定金具2aと、該固
定金具2aに固定され、該固定金具2aの垂直辺5より水平
方向に突出しており、かつ雌ねじ9を設けた水平部材8
と、上記上の水平辺3あるいは下の水平辺4に設けた雌
ねじ6に螺合するボルト7と、グレーチングのベアリン
グバー24を受梁26に押さえ付けるためのサドルクリップ
10と、上記水平部材8に設けた該雌ねじ6に螺合し、上
記サドルクリップ10を締め付けるボルト11からなるグレ
ーチング止め金具。
とともに、受梁に確実に固定することができ、かつ設置
位置の変更が容易にできるグレーチング止め金具を提供
すること。 【解決手段】 断面がコの字形で、上の水平辺3あるい
は下の水平辺4に雌ねじ6を設けた固定金具2aと、該固
定金具2aに固定され、該固定金具2aの垂直辺5より水平
方向に突出しており、かつ雌ねじ9を設けた水平部材8
と、上記上の水平辺3あるいは下の水平辺4に設けた雌
ねじ6に螺合するボルト7と、グレーチングのベアリン
グバー24を受梁26に押さえ付けるためのサドルクリップ
10と、上記水平部材8に設けた該雌ねじ6に螺合し、上
記サドルクリップ10を締め付けるボルト11からなるグレ
ーチング止め金具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グレーチング止め
金具、詳細には床材のグレーチングを受梁に固定するた
めのグレーチング止め金具に関する。
金具、詳細には床材のグレーチングを受梁に固定するた
めのグレーチング止め金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図11に示したような床材のグレー
チング24を受梁26に取り外し自在に取り付けるためるの
グレーチング止め金具として、図12に示したように受梁
26の上面にスタッド溶接などでボルト12の頭を溶接して
固定し、このボルト12に隣同士のベアリングバー24に渡
したサドルクリップ10をナット13で締めつけて固定する
もの1dと、図13及び14に示したように上面にスタッド溶
接などでボルト12の頭を溶接して固定した固定金具2dを
該受梁26に挟み込んで固定し、このボルト12に隣同士の
ベアリングバー24に渡したサドルクリップ10をナット13
で締めつけて固定するもの1eが用いられている。
チング24を受梁26に取り外し自在に取り付けるためるの
グレーチング止め金具として、図12に示したように受梁
26の上面にスタッド溶接などでボルト12の頭を溶接して
固定し、このボルト12に隣同士のベアリングバー24に渡
したサドルクリップ10をナット13で締めつけて固定する
もの1dと、図13及び14に示したように上面にスタッド溶
接などでボルト12の頭を溶接して固定した固定金具2dを
該受梁26に挟み込んで固定し、このボルト12に隣同士の
ベアリングバー24に渡したサドルクリップ10をナット13
で締めつけて固定するもの1eが用いられている。
【0003】しかし、上記従来の受梁26の上面にボルト
の頭を溶接して固定する形式のグレーチング止め金具1d
は、溶接部に錆が発生しやすく、また溶接で固定してい
るので、位置の変更が困難であるという欠点があった。
また、上記該受梁26を挟み込んで固定する形式のグレー
チング止め金具1eは、受梁26を挟んで固定しているだけ
であるので外れ易く、また受梁26の厚さが異なると使用
することができないので、受梁26の厚さに応じて替えな
ければならないという欠点があった。
の頭を溶接して固定する形式のグレーチング止め金具1d
は、溶接部に錆が発生しやすく、また溶接で固定してい
るので、位置の変更が困難であるという欠点があった。
また、上記該受梁26を挟み込んで固定する形式のグレー
チング止め金具1eは、受梁26を挟んで固定しているだけ
であるので外れ易く、また受梁26の厚さが異なると使用
することができないので、受梁26の厚さに応じて替えな
ければならないという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、異なる厚さ
の受梁にも使用することができるとともに、受梁に確実
に固定することができ、かつ設置位置の変更が容易にで
きるグレーチング止め金具を提供することを目的として
いる。
の受梁にも使用することができるとともに、受梁に確実
に固定することができ、かつ設置位置の変更が容易にで
きるグレーチング止め金具を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のグレーチング止め金具においては、断面が
コの字形で上あるいは下の水平辺に雌ねじを設けた固定
金具と、該固定金具の垂直辺などに溶接などで固定さ
れ、該固定金具の垂直辺より水平方向に突出しており、
かつ雌ねじを設けた水平部材と、グレーチングを受梁に
押さえ付けて固定するために隣同士のベアリングバーに
渡して用いるサドルクリップと、該水平部材に設けた雌
ねじに螺合し、該サドルクリップを締め付けるボルト
と、該上あるいは下の水平辺に設けた雌ねじに螺合し、
受梁に固定するボルトとからなるものとしたことであ
る。
め、本発明のグレーチング止め金具においては、断面が
コの字形で上あるいは下の水平辺に雌ねじを設けた固定
金具と、該固定金具の垂直辺などに溶接などで固定さ
れ、該固定金具の垂直辺より水平方向に突出しており、
かつ雌ねじを設けた水平部材と、グレーチングを受梁に
押さえ付けて固定するために隣同士のベアリングバーに
渡して用いるサドルクリップと、該水平部材に設けた雌
ねじに螺合し、該サドルクリップを締め付けるボルト
と、該上あるいは下の水平辺に設けた雌ねじに螺合し、
受梁に固定するボルトとからなるものとしたことであ
る。
【0006】さらに、上記目的を達成するため、本発明
のグレーチング止め金具においては、断面がコの字形あ
るいは間隔を空けて板を折り曲げた形で、上の水平辺あ
るいは下の水平辺に雌ねじを設けた固定金具と、該固定
金具の該上の水平辺にスタッド溶接などで頭部を固定し
たボルトと、グレーチングのベアリングバーを受梁に押
さえ付けるために隣同士のベアリングバーに渡して用い
るサドルクリップと、該上の水平辺あるいは下の水平辺
に設けた雌ねじに螺合し、受梁に固定するボルトと、該
頭部を固定したボルトに螺合し、サドルクリップを締め
付けるナットからなるものとしたことである。
のグレーチング止め金具においては、断面がコの字形あ
るいは間隔を空けて板を折り曲げた形で、上の水平辺あ
るいは下の水平辺に雌ねじを設けた固定金具と、該固定
金具の該上の水平辺にスタッド溶接などで頭部を固定し
たボルトと、グレーチングのベアリングバーを受梁に押
さえ付けるために隣同士のベアリングバーに渡して用い
るサドルクリップと、該上の水平辺あるいは下の水平辺
に設けた雌ねじに螺合し、受梁に固定するボルトと、該
頭部を固定したボルトに螺合し、サドルクリップを締め
付けるナットからなるものとしたことである。
【0007】また、上記目的を達成するため、本発明の
グレーチング止め金具においては、断面がコの字形ある
いは間隔を空けて板を折り曲げた形で、該上の水平辺に
雌ねじを設けた固定金具と、中央部に頭部を有し、一端
側に該固定金具に設けた雌ねじに螺合する雄ねじを設
け、他端側に一端側に設けた雄ねじと同じ方向などの雄
ねじを設けたボルトと、グレーチングのベアリングバー
を受梁に押さえ付けるために隣同士のベアリングバーに
渡して用いるサドルクリップと、該ボルトの他端側の雄
ねじに螺合し、該サドルクリップを締め付けるナットか
らなるものとしたことである。
グレーチング止め金具においては、断面がコの字形ある
いは間隔を空けて板を折り曲げた形で、該上の水平辺に
雌ねじを設けた固定金具と、中央部に頭部を有し、一端
側に該固定金具に設けた雌ねじに螺合する雄ねじを設
け、他端側に一端側に設けた雄ねじと同じ方向などの雄
ねじを設けたボルトと、グレーチングのベアリングバー
を受梁に押さえ付けるために隣同士のベアリングバーに
渡して用いるサドルクリップと、該ボルトの他端側の雄
ねじに螺合し、該サドルクリップを締め付けるナットか
らなるものとしたことである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のグレーチング止め金具を
図面を参考にして説明する。図1は、本発明の第一の実
施の形態のグレーチング止め金具の平面図、図2は図1
のものの右側面図、図3は、図1のA−A断面図、図4
は、他の実施例で、図3と同様な断面図である。本発明
の第一の実施の形態のグレーチング止め金具1aの固定金
具2aは、コの字形で、図1〜3に示したように上の水平
辺3に雌ねじを設けたものでも、図4に示したように下
の水平辺に雌ねじ6を設けたものでもよい。また上の水
平辺3と下の水平辺4との間隔は、受梁26に固定した場
合、上の水平辺3に設けた雌ねじ6に螺合するボルト7
の頭がグレーチング26の上面と同じ高さになるまでとす
ることができる。更にこの固定金具の上あるいは下の水
平辺に設けた雌ねじ6は、図1〜3に示したように上あ
るいは下の水平辺3に直接設けてもよいし、図7の符号
9で示したようにナットを溶接で固定して設けてもよい
が、上の水平辺3と下の水平辺4との間隔を広くするた
めには直接設けたほうがよい。
図面を参考にして説明する。図1は、本発明の第一の実
施の形態のグレーチング止め金具の平面図、図2は図1
のものの右側面図、図3は、図1のA−A断面図、図4
は、他の実施例で、図3と同様な断面図である。本発明
の第一の実施の形態のグレーチング止め金具1aの固定金
具2aは、コの字形で、図1〜3に示したように上の水平
辺3に雌ねじを設けたものでも、図4に示したように下
の水平辺に雌ねじ6を設けたものでもよい。また上の水
平辺3と下の水平辺4との間隔は、受梁26に固定した場
合、上の水平辺3に設けた雌ねじ6に螺合するボルト7
の頭がグレーチング26の上面と同じ高さになるまでとす
ることができる。更にこの固定金具の上あるいは下の水
平辺に設けた雌ねじ6は、図1〜3に示したように上あ
るいは下の水平辺3に直接設けてもよいし、図7の符号
9で示したようにナットを溶接で固定して設けてもよい
が、上の水平辺3と下の水平辺4との間隔を広くするた
めには直接設けたほうがよい。
【0009】上記上あるいは下の水平辺に設けた雌ねじ
6に螺合するボルト7は、図1及び2に示したような六
角形の穴18を設けたものでも、図4に示したような六角
形の頭部を有するものでもよいが、特に上の水平辺3に
設けた雌ねじ6に螺合するボルトは、上の水平辺と下の
水平辺との間隔を広くするために背丈が低い六角形の穴
18を設けたもののほうが好ましい。
6に螺合するボルト7は、図1及び2に示したような六
角形の穴18を設けたものでも、図4に示したような六角
形の頭部を有するものでもよいが、特に上の水平辺3に
設けた雌ねじ6に螺合するボルトは、上の水平辺と下の
水平辺との間隔を広くするために背丈が低い六角形の穴
18を設けたもののほうが好ましい。
【0010】このグレーチング止め金具1aの水平部材8
は、固定金具2aに固定され、グレーチングを固定するた
めの雌ねじ9を設けたものであるが、図3に示したよう
に該固定金具の垂直辺5に溶接により固定したものでも
よいし、図4に示したように下の水平面及び垂直辺5に
溶接して固定したものでもよいし、図示してないが下の
水平面と受梁との間に挟み込んで固定するようにしたも
のでもよいし、更に他の形式のものでもよい。またこの
水平部材8に設ける雌ねじ9は、図2〜4に示したよう
にナットを溶接して固定して設けてもよいし、水平部材
8に直接設けてもよい。この雌ねじ9に螺合するボルト
11は、六角形の頭部を有する普通のボルトでよい。
は、固定金具2aに固定され、グレーチングを固定するた
めの雌ねじ9を設けたものであるが、図3に示したよう
に該固定金具の垂直辺5に溶接により固定したものでも
よいし、図4に示したように下の水平面及び垂直辺5に
溶接して固定したものでもよいし、図示してないが下の
水平面と受梁との間に挟み込んで固定するようにしたも
のでもよいし、更に他の形式のものでもよい。またこの
水平部材8に設ける雌ねじ9は、図2〜4に示したよう
にナットを溶接して固定して設けてもよいし、水平部材
8に直接設けてもよい。この雌ねじ9に螺合するボルト
11は、六角形の頭部を有する普通のボルトでよい。
【0011】さらに、このグレーチング止め金具1aのサ
ドルクリップは、図2などに示したような従来から用い
られているものでもよいし、これに類似した形状のもの
でもよい。また、水平部材8に設けた該雌ねじ9に螺合
し、サドルクリップ10を締め付けるボルト11は、通常の
六角ボルトでよい。
ドルクリップは、図2などに示したような従来から用い
られているものでもよいし、これに類似した形状のもの
でもよい。また、水平部材8に設けた該雌ねじ9に螺合
し、サドルクリップ10を締め付けるボルト11は、通常の
六角ボルトでよい。
【0012】
【作用】本発明の第一の実施の形態のグレーチング止め
金具2aの使用方法及び作用を説明すると、本発明のグレ
ーチング止め金具1aは、受梁26を固定金具2aの上の水平
辺3と下の水平辺4との間に挟み、その後ボルト7を締
め付けて固定し、受梁26の隣同士のベアリングバー24の
上に渡したサドルクリップ10の中央に設けた穴にボルト
11を通して水平部材8に設けた雌ねじ9に螺合してグレ
ーチング24を受梁26に押さえ付けて固定するようにして
使用するもので、上の水平辺3と下の水平辺4との間隔
を広くすることによって、種々の厚さの受梁26にも使用
することができ、またボルト7と下あるいは上の水平辺
との間に受梁26を挟み込んで締め付けているので、グレ
ーチング止め金具1aが外れることがない。またボルト7
を緩めることによってグレーチング止め金具1aを取り外
すことができ、再使用することもできる。
金具2aの使用方法及び作用を説明すると、本発明のグレ
ーチング止め金具1aは、受梁26を固定金具2aの上の水平
辺3と下の水平辺4との間に挟み、その後ボルト7を締
め付けて固定し、受梁26の隣同士のベアリングバー24の
上に渡したサドルクリップ10の中央に設けた穴にボルト
11を通して水平部材8に設けた雌ねじ9に螺合してグレ
ーチング24を受梁26に押さえ付けて固定するようにして
使用するもので、上の水平辺3と下の水平辺4との間隔
を広くすることによって、種々の厚さの受梁26にも使用
することができ、またボルト7と下あるいは上の水平辺
との間に受梁26を挟み込んで締め付けているので、グレ
ーチング止め金具1aが外れることがない。またボルト7
を緩めることによってグレーチング止め金具1aを取り外
すことができ、再使用することもできる。
【0013】次に、本発明の第二の実施の形態のグレー
チング止め金具について説明する。図5は、本発明の第
二の実施の形態のグレーチング止め金具の正面図、図6
は、図3の右側面図、図7は、図5のA−A断面図であ
る。本発明の第二の実施の形態のグレーチング止め金具
1bの固定金具2bは、図7に示したように断面がコの字形
あるいは図13に示したような板を間隔を空けて折り曲げ
た形で、該上の水平辺3あるいは下の水平辺4に雌ねじ
9を設けたものである。この固定金具2bの上の水平辺3
と下の水平辺4とは同じ長さでもよいが、上の水平辺3
に雌ねじ9を設けるものは、図7に記載したように上の
水平辺3を下の水平辺4より長くするほうが好ましい。
また上の水平辺3と下の水平辺4との間隔は、種々の厚
さの受梁26に使用できるようにするためにはなるべく広
いほうが好ましいが、上の水平辺3に頭部を固定したボ
ルト12の上端がグレーチングの上面より高くすることが
できないので、その高さに制限される。該上の水平辺3
あるいは下の水平辺4に設けた雌ねじ9は、図7に示し
たように穴の上にナットを溶接して固定して設けてもよ
いし、直接設けてもよい。また、上記上の水平辺に設け
た雌ねじ9に螺合するボルトは、普通の六角ボルトでよ
い。
チング止め金具について説明する。図5は、本発明の第
二の実施の形態のグレーチング止め金具の正面図、図6
は、図3の右側面図、図7は、図5のA−A断面図であ
る。本発明の第二の実施の形態のグレーチング止め金具
1bの固定金具2bは、図7に示したように断面がコの字形
あるいは図13に示したような板を間隔を空けて折り曲げ
た形で、該上の水平辺3あるいは下の水平辺4に雌ねじ
9を設けたものである。この固定金具2bの上の水平辺3
と下の水平辺4とは同じ長さでもよいが、上の水平辺3
に雌ねじ9を設けるものは、図7に記載したように上の
水平辺3を下の水平辺4より長くするほうが好ましい。
また上の水平辺3と下の水平辺4との間隔は、種々の厚
さの受梁26に使用できるようにするためにはなるべく広
いほうが好ましいが、上の水平辺3に頭部を固定したボ
ルト12の上端がグレーチングの上面より高くすることが
できないので、その高さに制限される。該上の水平辺3
あるいは下の水平辺4に設けた雌ねじ9は、図7に示し
たように穴の上にナットを溶接して固定して設けてもよ
いし、直接設けてもよい。また、上記上の水平辺に設け
た雌ねじ9に螺合するボルトは、普通の六角ボルトでよ
い。
【0014】また、このグレーチング止め金具1bの固定
金具の上の水平辺3に頭部をスタッド溶接などで固定す
るボルト12は、普通の六角ボルトでよく、その高さは使
用した場合に頂部がグレーチングの上面より高くならな
いようになるべく背丈が低いもののほうが、上の水平辺
3と下の水平辺4との間隔を大きくすることができるの
で好ましい。また、サドルクリップは、図9などに示し
たような従来から用いられているものでもよいし、これ
に類似した形状のものでもよい。
金具の上の水平辺3に頭部をスタッド溶接などで固定す
るボルト12は、普通の六角ボルトでよく、その高さは使
用した場合に頂部がグレーチングの上面より高くならな
いようになるべく背丈が低いもののほうが、上の水平辺
3と下の水平辺4との間隔を大きくすることができるの
で好ましい。また、サドルクリップは、図9などに示し
たような従来から用いられているものでもよいし、これ
に類似した形状のものでもよい。
【0015】
【作用】本発明の第二の実施の形態のグレーチング止め
金具1bの使用方法及び作用を説明すると、本発明のグレ
ーチング止め金具1bは、受梁26を固定金具2bの上の水平
辺3と下の水平辺4との間に挟み、その後上あるいは下
の水平辺に設けた雌ねじ9にボルト7を螺合して締め付
けて固定し、隣同士のベアリングバーの上に渡したサド
ルクリップ10の中央に設けた穴をボルト12に通してナッ
ト13を螺合して締め付けてグレーチング24を受梁26に押
さえ付けて固定するようにして使用するもので、構造
上、第一の実施の形態のグレーチング止め金具1aほど上
の水平辺3と下の水平辺4との間隔を広くすることがで
きないが、上の水平辺3と下の水平辺4との間隔を広く
することによって、種々の厚さの受梁26にも使用するこ
とができ、またボルト7と下あるいは上の水平辺との間
に受梁26を挟み込んで締め付けているので、グレーチン
グ止め金具1aが外れることがない。またボルト7を緩め
ることによってグレーチング止め金具1aを取り外すこと
ができる。
金具1bの使用方法及び作用を説明すると、本発明のグレ
ーチング止め金具1bは、受梁26を固定金具2bの上の水平
辺3と下の水平辺4との間に挟み、その後上あるいは下
の水平辺に設けた雌ねじ9にボルト7を螺合して締め付
けて固定し、隣同士のベアリングバーの上に渡したサド
ルクリップ10の中央に設けた穴をボルト12に通してナッ
ト13を螺合して締め付けてグレーチング24を受梁26に押
さえ付けて固定するようにして使用するもので、構造
上、第一の実施の形態のグレーチング止め金具1aほど上
の水平辺3と下の水平辺4との間隔を広くすることがで
きないが、上の水平辺3と下の水平辺4との間隔を広く
することによって、種々の厚さの受梁26にも使用するこ
とができ、またボルト7と下あるいは上の水平辺との間
に受梁26を挟み込んで締め付けているので、グレーチン
グ止め金具1aが外れることがない。またボルト7を緩め
ることによってグレーチング止め金具1aを取り外すこと
ができる。
【0016】次に、本発明の第三の実施の形態のグレー
チング止め金具について説明する。図8は、本発明の第
三の実施の形態のグレーチング止め金具の正面図、図9
は、図5の右側面図、及び図10は、図8のA−A断面図
である。本発明の第三の実施の形態のグレーチング止め
金具1cの固定金具2cは、断面が図10に示したようにコの
字形あるい図13に示したように板を間隔を空けて折り曲
げた形で、該上の水平辺3に雌ねじ9を設けたものであ
る。この上の水平辺3と下の水平辺4との間隔は、種々
の厚さの受梁26に使用できるようにするためにはなるべ
く広いほうが好ましいが、上の水平辺に設けた雌ねじ9
に螺合するボルト15の上端がグレーチングの上面より高
くすることができないので、その高さに制限される。ま
た該上の水平辺3に設けた雌ねじ9は、図9及び10に示
したように穴の上にナットを溶接して固定してもよい
し、直接設けてもよい。
チング止め金具について説明する。図8は、本発明の第
三の実施の形態のグレーチング止め金具の正面図、図9
は、図5の右側面図、及び図10は、図8のA−A断面図
である。本発明の第三の実施の形態のグレーチング止め
金具1cの固定金具2cは、断面が図10に示したようにコの
字形あるい図13に示したように板を間隔を空けて折り曲
げた形で、該上の水平辺3に雌ねじ9を設けたものであ
る。この上の水平辺3と下の水平辺4との間隔は、種々
の厚さの受梁26に使用できるようにするためにはなるべ
く広いほうが好ましいが、上の水平辺に設けた雌ねじ9
に螺合するボルト15の上端がグレーチングの上面より高
くすることができないので、その高さに制限される。ま
た該上の水平辺3に設けた雌ねじ9は、図9及び10に示
したように穴の上にナットを溶接して固定してもよい
し、直接設けてもよい。
【0017】このグレーチング止め金具1cの上の水平辺
に設けた雌ねじ9に螺合するボルト14は、中央部に回転
するための頭部15を有し、一端側に該固定金具2cに設け
た雌ねじ9に螺合する雄ねじ16を設け、他端側に雄ねじ
17、好ましくは一端側に設けた雄ねじ16と同じ方向の雄
ねじ18、すなわち雄ねじ17が右ねじならば、雄ねじ18も
右ねじのものを設けたものである。さらに、グレーチン
グ23のベアリングバー 24 を受梁26に押さえ付けるため
のサドルクリップ10は、図9などに示したような従来か
ら用いられているものでもよいし、これに類似した形状
のものでもよい。また、上の水平辺に設けた雌ねじ9に
螺合するボルト14の他端側に設けた雄ねじ17に螺合する
ナット13は、普通の形状のものでもよいし、これに類似
した形状のものでもよい。
に設けた雌ねじ9に螺合するボルト14は、中央部に回転
するための頭部15を有し、一端側に該固定金具2cに設け
た雌ねじ9に螺合する雄ねじ16を設け、他端側に雄ねじ
17、好ましくは一端側に設けた雄ねじ16と同じ方向の雄
ねじ18、すなわち雄ねじ17が右ねじならば、雄ねじ18も
右ねじのものを設けたものである。さらに、グレーチン
グ23のベアリングバー 24 を受梁26に押さえ付けるため
のサドルクリップ10は、図9などに示したような従来か
ら用いられているものでもよいし、これに類似した形状
のものでもよい。また、上の水平辺に設けた雌ねじ9に
螺合するボルト14の他端側に設けた雄ねじ17に螺合する
ナット13は、普通の形状のものでもよいし、これに類似
した形状のものでもよい。
【0018】
【作用】本発明の第三の実施の形態のグレーチング止め
金具1cの使用方法及び作用を説明すると、本発明のグレ
ーチング止め金具1cは、受梁26を固定金具2cの上の水平
辺3と下の水平辺4との間に挟み、その後ボルト14を締
め付けて固定し、隣同士のベアリングバーの上に渡した
サドルクリップ10の中央に設けた穴をボルト14に通して
ナット13でサドルクリップを締め付けてグレーチング24
を受梁26に押さえ付けて固定するようにして使用するも
ので、構造上、第一及び第二の実施の形態のグレーチン
グ止め金具1aほど上の水平辺3と下の水平辺4との間隔
を広くすることができないが、上の水平辺3と下の水平
辺4との間隔を広くすることによって、種々の厚さの受
梁26にも使用することができ、更にボルト13と下の水平
辺4との間に受梁26を挟み込んで締め付けているので、
グレーチング止め金具1aが外れることがない。またボル
ト14を緩めることによってグレーチング止め金具1aを取
り外すことができる。
金具1cの使用方法及び作用を説明すると、本発明のグレ
ーチング止め金具1cは、受梁26を固定金具2cの上の水平
辺3と下の水平辺4との間に挟み、その後ボルト14を締
め付けて固定し、隣同士のベアリングバーの上に渡した
サドルクリップ10の中央に設けた穴をボルト14に通して
ナット13でサドルクリップを締め付けてグレーチング24
を受梁26に押さえ付けて固定するようにして使用するも
ので、構造上、第一及び第二の実施の形態のグレーチン
グ止め金具1aほど上の水平辺3と下の水平辺4との間隔
を広くすることができないが、上の水平辺3と下の水平
辺4との間隔を広くすることによって、種々の厚さの受
梁26にも使用することができ、更にボルト13と下の水平
辺4との間に受梁26を挟み込んで締め付けているので、
グレーチング止め金具1aが外れることがない。またボル
ト14を緩めることによってグレーチング止め金具1aを取
り外すことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明のグレーチング止め金具は、上記
構成にしたことにより、上の水平辺3と下の水平辺4と
の間隔を広くすることによって、種々の厚さの受梁26に
も使用することができ、更にボルト7あるいは15と下あ
るいは上の水平辺4との間に受梁26を挟み込んで締め付
けているので、グレーチング止め金具が外れることがな
い。またボルト15を緩めることによってグレーチング止
め金具を取り外すことができるので、取り付け位置を変
更することもできるし、再使用することもできるという
優れた効果を奏する。
構成にしたことにより、上の水平辺3と下の水平辺4と
の間隔を広くすることによって、種々の厚さの受梁26に
も使用することができ、更にボルト7あるいは15と下あ
るいは上の水平辺4との間に受梁26を挟み込んで締め付
けているので、グレーチング止め金具が外れることがな
い。またボルト15を緩めることによってグレーチング止
め金具を取り外すことができるので、取り付け位置を変
更することもできるし、再使用することもできるという
優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第一の実施の形態のグレーチング止め
金具の平面図である。
金具の平面図である。
【図2】図1のものの右側面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態のグレーチング止め
金具の他の実施例で、図3と同様な断面図である。
金具の他の実施例で、図3と同様な断面図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態のグレーチング止め
金具の平面図である。
金具の平面図である。
【図6】図5のものの右側面図である。
【図7】図5のA−A断面図である。
【図8】本発明の第三の実施の形態のグレーチング止め
金具の平面図である。
金具の平面図である。
【図9】図8のものの右側面図である。
【図10】図8のA−A断面図である。
【図11】グレーチングの平面図である。
【図12】従来のグレーチング止め金具の側面図である。
【図13】従来の他のグレーチング止め金具の正面図であ
る。
る。
【図14】図13のものの右側面図である。
1a〜1d グレーチング止め金具 2a〜2d 固定金具 3 上の水平辺 4 下の水平辺 5 垂直辺 6、9 雌ねじ 7、11、12、14ボルト 8 水平部材 10 サドルクリップ 13 ナット 15 ボルト14の頭部 16、17 雄ねじ 18 六角穴 23 グレーチング 24 ベアリングバー 25 ツイストバー 26 受梁
Claims (3)
- 【請求項1】 断面がコの字形で、上の水平辺(3)あ
るいは下の水平辺(4)に雌ねじ(6)を設けた固定金
具(2a)と、該固定金具(2a)に固定され、該固定金具
(2a)の垂直辺 (5)より水平方向に突出しており、か
つ雌ねじ(9)を設けた水平部材(8)と、上記上の水
平辺(3)あるいは下の水平辺(4)に設けた雌ねじ
(6)に螺合するボルト(7)と、グレーチングのベア
リングバー (24) を受梁(26)に押さえ付けるためのサド
ルクリップ(10)と、上記水平部材(8)に設けた該雌
ねじ(6)に螺合し、上記サドルクリップ(10)を締め
付けるボルト(11)からなることを特徴とするグレーチ
ング止め金具。 - 【請求項2】 断面がコの字形あるいは間隔を空けて板
を折り曲げた形で、該上の水平辺(3)あるいは下の水
平辺(4)に雌ねじ(9)を設けた固定金具(2b)と、
該固定金具(2b)の該上の水平辺(3)に頭部を固定し
たボルト(12)と、グレーチングのベアリングバー (2
4) を受梁(26)に押さえ付けるためのサドルクリップ
(10)と、上記上の水平辺(3)あるいは下の水平辺
(4)に設けた雌ねじに螺合するボルト(7)と、上記
頭部を固定したボルト(12)に螺合し、上記サドルクリ
ップ(10)を締め付けるナット(13)からなることを特
徴とするグレーチング止め金具。 - 【請求項3】 断面がコの字形あるいは間隔を空けて板
を折り曲げた形で、該上の水平辺(3)に雌ねじ(9)
を設けた固定金具(2c)と、中央部に回転させるための
頭部(15)を有し、一端側に上記雌ねじ(9)に螺合する
雄ねじ(16)を設け、かつ他端側にも雄ねじ(17)を設
けたボルト(14)と、グレーチングのベアリングバー
(24) を受梁(26)に押さえ付けるためのサドルクリッ
プ(10)と、上記ボルト(14) の他端側の雄ねじ(17)
に螺合し、上記サドルクリップ(10)を締め付けるナッ
ト(13)からなることを特徴とするグレーチング止め金
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15735997A JPH10331309A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | グレーチング止め金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15735997A JPH10331309A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | グレーチング止め金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10331309A true JPH10331309A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15647950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15735997A Pending JPH10331309A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | グレーチング止め金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10331309A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102121429B1 (ko) * | 2019-09-09 | 2020-06-26 | 주식회사 부형 | 그레이팅 패널의 고정구 |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP15735997A patent/JPH10331309A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102121429B1 (ko) * | 2019-09-09 | 2020-06-26 | 주식회사 부형 | 그레이팅 패널의 고정구 |
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