JP2591995B2 - 電子部品の中間部モールド済みリードフレームの個別取出し装置 - Google Patents

電子部品の中間部モールド済みリードフレームの個別取出し装置

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JP2591995B2
JP2591995B2 JP26681688A JP26681688A JP2591995B2 JP 2591995 B2 JP2591995 B2 JP 2591995B2 JP 26681688 A JP26681688 A JP 26681688A JP 26681688 A JP26681688 A JP 26681688A JP 2591995 B2 JP2591995 B2 JP 2591995B2
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慶多朗 米澤
忠雄 山田
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TAIYO DENSAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、例えば集積回路等の電子部品を製造する工
程において、リードフレームの幅方向の中間部に半導体
素子のパッケージをモールドするが、このモールド済み
のリードフレームを所定の姿勢にして一枚ずつ取出せる
ようにする電子部品の中間部モールド済みリードフレー
ムの個別取出し装置に関するものである。
《用 途》 集積回路等の電子部品の製造工程の終期には、第9図
に示す各工程がある。そのうち、モールデイング工程A
を終えてから、トリム・フォーミングD工程に至るまで
の間では、リードフレームRは第7図及び第8図に示す
形になつている。
モールデイング工程Aでは、リードフレーム本体aの
幅方向の中間部に半導体素子bのパッケージcを樹脂成
形して、リードフレームRを形成する。
このリードフレームRは、モールデイング工程Aでノ
ックアウトされてランダムな姿勢になるため、デフラシ
ング工程Bに入る前に、整列工程Eを介在させて、ここ
で一定の姿勢にしておく必要がある。この整列工程E
は、ソルダリング工程Cとトリムフォーミング工程Dと
の間にも必要である。
本発明装置は、その整列工程Eにおいて、リードフレ
ームRをランダムな姿勢に積み重ねられた状態から、一
定の姿勢にして一枚ずつ取出す作業をするために用いら
れる。
《従来の技術》 リードフレームRをランダムな姿勢から一定の姿勢に
して一枚ずつ取出す作業は、従来では人手で行なつてい
た。
《発明が解決しようとする課題》 従来の人手による作業では、作業能率が低いうえ、作
業コストが高くつく。
本発明は、その作業を機械化して、作業能率を高める
とともに、作業コストを引下げるうえ、その機械装置の
構造・作動及び制御を簡単なものにし、さらに耐久性に
優れるようにすることを課題とする。
《課題を解決するための手段》 本発明は、上記課題を達成するために、例えば第1図
〜第6図に示すように、巻掛搬送帯1、前後の各巻掛輪
2・3、駆動装置4、搬送案内装置5及び複数の搬送爪
6を備え、前側の巻掛輪2は後ろ側の巻掛輪3の前方上
方に位置させ、巻掛搬送帯1は前後の両巻掛輪2・3に
亘つて巻き掛け、巻掛搬送帯1はリードフレームRを載
せて搬送する搬送回動部7と戻り回動部8とに亘って循
環するように構成し、駆動装置4は、搬送回動部7を前
上向きに駆動するように、巻掛搬送帯1に連動連結し、
搬送案内装置5は、搬送回動部7の始端寄り搬送部7aに
対して終端寄り搬送部7cの上り勾配を急にするように、
その中間搬送部7bを中凹み状に案内し、複数の各搬送爪
6は巻掛搬送帯1の回動方向の適当間隔置きに突設し、
各搬送爪6の回動方向の前面に、その基端縁から先端縁
に向つて順に、後ろ上がりのワーク案内斜面9、前向き
のワーク受溝10及び後ろ上りのワーク滑落斜面11を形成
して構成した事を特徴とするものである。
《作 用》 第1図に示すように、巻掛搬送帯1は、駆動装置4と
図外の制御装置とで、定ピッチで間欠駆動され、又は一
定速度で連続駆動され、リードフレームRを搬送回路部
7の始端寄り搬送部7aで受取つて搬送し始め、終端寄り
搬送部7cで一つづつ所定の姿勢にして持上げていき、終
端回動部7dから送り出していく。
まず、リードフレームRは、定量間欠供給装置Lから
本発明装置Mの搬送回動部7の始端寄り搬送部7a上に少
量ずつ間欠的に供給されて、巻掛搬送帯1に載せられ、
各搬送爪6…同士間に複数枚が重なつた状態で搬送され
て行く。
次に、巻掛搬送帯1が、中間搬送部7bを経て終端寄り
搬送部7cへと進むにつれて、次第に上向きに変つてい
き、各搬送爪6…同士間で複数枚重なつているリードフ
レームR…のうち、下から数えて三枚目以上のものが搬
送爪6に受止められないまま辷り落ちていき、下の二枚
だけが搬送爪6に受止められるなどして搬送され続け
る。
そして、第3図に示すように、終端寄り搬送部7cを搬
送される二枚のリードフレームR・R′のうち、下側の
リードフレームRは搬送爪6のワーク受溝10に受止めら
れて所定の姿勢になる。上側のリードフレームR′は、
代表的には符号H・I又はJで示す状態のいずれかにな
る。
Hの状態では、上側のリードフレームR′のパッケー
ジC′が、下側のリードフレームRのパッケージCが引
かかろうとする。しかし、辷つて落下する。
Iの状態では、上側のリードフレームR′は、搬送爪
6のワーク受溝10に受止められるが、上下のパッケージ
c・c′同士の接当により、図上で右側に傾けられる。
このため、右側へ倒れて落下する。
Jの状態では、上側のリードフレームR′のパッケー
ジc′がワーク滑落斜面11の上縁に引かかろうとする。
しかし、辷つて落下する。
このように、上側のリードフレームR′がすべて落下
し、最下側のリードフレームRのみがワーク受溝10に受
止められて所定の姿勢にされ、終端回動部7dから所定の
姿勢で一つずつ送り出されていくのである。
《発明の効果》 本発明は、上記のように構成され、作用することか
ら、次の効果を奏する。
イ.上記の作用から明らかなように、リードフレームを
所定の姿勢にして一枚ずつ取出す作業が機械装置により
自動的に行なえるようになつたので、従来の人手で行な
つ、いた場合と比べて、作業能率を遥かに高められるう
え、その作業コストを大幅に低減することができる。
ロ.リードフレームを所定の姿勢にて一枚ずつ取出すた
めの作動が、巻掛搬送帯を回動させるだけの簡単なもの
ですむから、本発明装置の構造を簡単なものにすること
ができる。
ハ.巻掛搬送帯を間欠駆動または連続駆動するだけの簡
単な作動ですむから、その駆動制御装置に複雑で高価な
ものを用いる必要が無い。
ニ.構造も作動も簡単にできたことから、故障が起りに
くく、耐久性に優れる。
《実 施 例》 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図面において、符号Mは本発明に係るリードフレーム
の個別取出し装置を示す。符号Lはリードフレームの間
欠供給装置、Nはリードフレームの表裏・前後整列装置
である。前記個別取出し装置Mは、間欠供給装置Lから
リードフレームR…を間欠的に過不足なく供給された
後、リードフレームR…を所定の姿勢にして一つずつ取
出しては、表裏・前後整列装置Nへ順次供給していくも
のである。
本発明に係るリードフレームの個別取出し装置Mの構
造は、次のようになつている。
この個別取出し装置Mは、巻掛搬送帯1、前後の各対
のスプロケット2・3、モータ4、左右一対の搬送案内
スプロケット5及び多数の搬送爪6を備える。
前側の左右一対のスプロケット2は、後ろ側の左右一
対のスプロケット3の前方上方に位置し、回転軸21及び
ベアリング22を介してフレーム23に回転自在に支持され
る。後ろ側のスプロケット3はベアリング24を介して固
定軸25に遊転自在に支持され、固定軸25はテンション調
節ボルト26で前後調節可能にフレーム23に支持される。
巻掛搬送帯1の構造は、左右一対のチェン28・28間に
亘つて各バー29が回動方向適当間隔置きで架着され、各
バー29の外側面に亘つて左右一対のベルト30・30が巻き
掛けられて固定されている。
巻掛搬送帯1の左右の各チェン28は、前後の両スプロ
ケット2・3に亘つて巻き掛けられる。巻掛搬送帯1は
リードフレームRを載せて搬送する搬送回動部7と戻り
回動部8とに亘って循環するように構成する。
モータ4は、搬送回動部7を前上向きに駆動するよう
に、ギヤ31及び回転軸21を介して左右の両前スプロケッ
ト2に連動連結される。
左右一対の各搬送案内スプロケット5は、フレーム23
に遊転自在に枢支されるとともに、搬送回動部7の中間
搬送部7bで各チェン28に上後ろ側から噛み合わせる。こ
れにより、搬送回動部7の始端寄り搬送部7aに対して、
終端寄り搬送部7cの上り勾配が急になるように、その中
間搬送部7bを中凹み状に案内する。
多数の各搬送爪6…は、巻掛搬送帯1の左右の両ベル
ト30の外面に、その幅方向に3列となつて、その回動方
向に一定ピッチ置きに並べられて、固着突設されてい
る。
第2図に示すように、各搬送爪6の回動方向の前面に
は、その基端縁から先端縁に向つて順に、後ろ上りのワ
ーク案内斜面9、前向きのワーク受溝10及び後ろ上りの
ワーク滑落斜面11が形成されている。
第4図に示すように、前記モータ4は、図外の制御装
置により巻掛搬送帯1を間欠駆動するように制御され
る。前記表裏・前・後整列装置Nのワーク入口32のワー
ク供給用シャッター33が開かれて、ワーク入口32からリ
ードフレームRが供給されて無くなつたときに、これを
起動用光電スイッチ34が検出することに基づき、モータ
4が起動される。巻掛搬送帯1が回動して、終端搬送部
7dからリードフレームRが搬出されて無くなつたとき
に、これを停止用光電スイッチ35が検出するとともに、
停止位置割出し用ホトセンサ36が停止位置を検出するこ
とに基づき、モータ4が停止させられる。
なお、本発明に係るリードフレームの個別取出装置M
にリードフレームRを間欠供給する間欠供給装置Lは、
次のように構成される。
リードフレームRは、第1図に示すように、まずホッ
パー41に投入され、ワーク供給用巻掛搬送帯42の爪43で
間欠的に前方へ押され、摺動案内板44に案内されて、個
別取出し装置Mの巻掛搬送帯1の始端寄り搬送部7a上に
供給される。
ワーク供給用巻掛搬送帯42は、個別取出装置Mの巻掛
搬送帯1と同様の構造になつており、これを間欠駆動す
るワーク供給モータ45は、図外の制御装置で制御され
る。第4図に示すように、始端寄り搬送部7aの中間部か
らリードフレームRが全部搬送されて無くなつたとき
に、これを起動用光電スイッチ46が検出することに基づ
き、モータ45が起動される。ワーク供給用巻掛搬送帯42
が回動して、始端寄り搬送部7aにリードフレームRを一
定量供給するに至つたときに、これを停止用光電スイッ
チ47が検出することに基づき、モータ45が停止させられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の実施例を示し、第1図は全
体側面図、第2図は搬送爪の側面図、第3図は作用説明
用の第1図III部拡大図、第4図は間欠駆動制御の関係
を示す全体側面図、第5図は平面図、第6図は横断平面
図である。 第7図はリードフレームの平面図、第8図は第7図VIII
−VIII線断面図である。第9図は集積回路の製造工程の
終期を示す工程図である。 1……巻掛搬送帯、2・3……巻掛輪、4……駆動装
置、5……搬送案内装置、6……搬送爪、7……搬送回
動部、7a……始端寄り搬送部、7b……中間搬送部、7c…
…終端寄り搬送部、8……戻り回動部、9……ワーク案
内斜面、10……ワーク受溝、11……ワーク滑落斜面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻掛搬送帯1、前後の各巻掛輪2・3、駆
    動装置4、搬送案内装置5及び複数の搬送爪6を備え、 前側の巻掛輪2は後ろ側の巻掛輪3の前方上方に位置さ
    せ、巻掛搬送帯1は前後の両巻掛輪2・3に亘つて巻き
    掛け、巻掛搬送帯1はリードフレームRを載せて搬送す
    る搬送回動部7と戻り回動部8とに亘って循環するよう
    に構成し、 駆動装置4は、搬送回動部7を前上向きに駆動するよう
    に、巻掛搬送帯1に連動連結し、 搬送案内装置5は、搬送回動部7の始端寄り搬送部7aに
    対して終端寄り搬送部7cの上り勾配を急にするように、
    その中間搬送部7bを中凹み状に案内し、 複数の各搬送爪6は巻掛搬送帯1の回動方向の適当間隔
    置きに突設し、 各搬送爪6の回動方向の前面に、その基端縁から先端縁
    に向つて順に、後ろ上がりのワーク案内斜面9、前向き
    のワーク受溝10及び後ろ上りのワーク滑落斜面11を形成
    し て構成した事を特徴とする電子部品の中間部モールド済
    みリードフレームの個別取出し装置。
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