JP2574947B2 - 作物の選別用搬送装置 - Google Patents
作物の選別用搬送装置Info
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- JP2574947B2 JP2574947B2 JP3006877A JP687791A JP2574947B2 JP 2574947 B2 JP2574947 B2 JP 2574947B2 JP 3006877 A JP3006877 A JP 3006877A JP 687791 A JP687791 A JP 687791A JP 2574947 B2 JP2574947 B2 JP 2574947B2
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- Japan
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- crop
- transported
- width
- crops
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば人参、大根その
他の根菜類等の被搬送作物を順次載置搬送して所定姿勢
で次工程に送り出すよう構成した作物の選別用搬送装置
に関する。
他の根菜類等の被搬送作物を順次載置搬送して所定姿勢
で次工程に送り出すよう構成した作物の選別用搬送装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記作物の選別用搬送装置において、従
来では、例えば無端回動ベルトの外周面に所定ピッチで
係止突起を形成して、被搬送作物を順次各係止突起によ
り載置係止して、１個づつ載置搬送するよう構成したも
の、あるいは、左右一対の無端回動帯に亘り、所定ピッ
チで遊転自在なローラを支承して各ローラの間に１個づ
つ作物を載置して搬送するよう構成したもの等が考えら
れた。
来では、例えば無端回動ベルトの外周面に所定ピッチで
係止突起を形成して、被搬送作物を順次各係止突起によ
り載置係止して、１個づつ載置搬送するよう構成したも
の、あるいは、左右一対の無端回動帯に亘り、所定ピッ
チで遊転自在なローラを支承して各ローラの間に１個づ
つ作物を載置して搬送するよう構成したもの等が考えら
れた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来構
造は、作物を順次１個づつ載置搬送して、作物の重量や
長さ等の計測、計測結果に基づく自動振り分け選別等の
後の作業工程に送り込み、この種の作物の自動選別を可
能にするようにしたものである。
造は、作物を順次１個づつ載置搬送して、作物の重量や
長さ等の計測、計測結果に基づく自動振り分け選別等の
後の作業工程に送り込み、この種の作物の自動選別を可
能にするようにしたものである。
【０００４】ところが、上記従来構造においては、上記
各係止突起や各ローラ間に確実に作物が所定姿勢で１個
づつ載置案内されるとは限らず、前者の従来構造におい
ては、係止突起に２個以上載る場合あるいは作物が載置
されない場合等の不具合が発生するおそれが大であり、
又、後者の従来構造においては、複数のローラに亘り跨
がって作物が載置される等のおそれが大であり、結局、
所定ピッチをあけて１個づつ確実に載置搬送することが
できないものであり、改善の余地があった。
各係止突起や各ローラ間に確実に作物が所定姿勢で１個
づつ載置案内されるとは限らず、前者の従来構造におい
ては、係止突起に２個以上載る場合あるいは作物が載置
されない場合等の不具合が発生するおそれが大であり、
又、後者の従来構造においては、複数のローラに亘り跨
がって作物が載置される等のおそれが大であり、結局、
所定ピッチをあけて１個づつ確実に載置搬送することが
できないものであり、改善の余地があった。
【０００５】本発明は、上記不具合点を解消し、作物を
確実に、かつ、能率よく１個づつ送り出すことができる
作物の選別用搬送装置を提供することにある。
確実に、かつ、能率よく１個づつ送り出すことができる
作物の選別用搬送装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる作物の選
別用搬送装置は、貯溜部から載置搬出された被搬送作物
を順次１個づつ次工程に送り出すよう構成した作物の選
別用搬送装置において、上下方向の往復動により被搬送
作物を順次移載しながら搬送する複数の搬送体を並列配
備するとともに、搬送始端側における前記搬送体の送り
ピッチを被搬送作物の幅よりも大に設定し、搬送終端側
における前記搬送体の送りピッチを被搬送作物の幅とほ
ぼ等しく設定し、かつ、前記搬送体の送り方向と交差す
る横幅は、搬送終端側に至るほど漸次幅狭になるととも
に、搬送終端部では、被搬送物の前記送り方向に交差す
る方向の長さよりも幅広で、かつ、複数個の被搬送物が
乗らない程度の幅狭になるように、幅寸法を設定してあ
ることを特徴構成とする。
別用搬送装置は、貯溜部から載置搬出された被搬送作物
を順次１個づつ次工程に送り出すよう構成した作物の選
別用搬送装置において、上下方向の往復動により被搬送
作物を順次移載しながら搬送する複数の搬送体を並列配
備するとともに、搬送始端側における前記搬送体の送り
ピッチを被搬送作物の幅よりも大に設定し、搬送終端側
における前記搬送体の送りピッチを被搬送作物の幅とほ
ぼ等しく設定し、かつ、前記搬送体の送り方向と交差す
る横幅は、搬送終端側に至るほど漸次幅狭になるととも
に、搬送終端部では、被搬送物の前記送り方向に交差す
る方向の長さよりも幅広で、かつ、複数個の被搬送物が
乗らない程度の幅狭になるように、幅寸法を設定してあ
ることを特徴構成とする。
【０００７】
【作用】送り込まれた作物は、搬送始端側において、送
りピッチの大きな複数の搬送体の往復上下動によって順
次移載されながら搬送され、被搬送作物の姿勢がほぼ一
定方向に揃えられた後、搬送終端側においては、被搬送
作物の幅とほぼ等しい送りピッチの搬送体により順次移
載されながら搬送される。また、搬送体の送り方向と交
差する横幅は、搬送終端側に至るほど漸次幅狭になると
ともに、搬送終端部では、被搬送物の前記送り方向に交
差する方向の長さよりも幅広で、かつ、複数個の被搬送
物が乗らない程度の幅狭になるように、幅寸法を設定し
てあることから、搬送終端側において一つの搬送体に乗
り得る被搬送物の数が一個のみとなり、その結果、貯溜
部から複数の被搬送作物が重なり合って送り込まれた場
合であっても、搬送始端側において複数個づつ能率よく
姿勢整列が行われ、そのように姿勢が揃えられた状態
で、搬送終端側に移動していくほど、横幅及び搬送方向
に沿う幅での被搬送物の搬送体への載置可能な数が１つ
に限られて送られることになるので、搬送終端側におい
て１個づつの移載搬送が能率よく行われる。
りピッチの大きな複数の搬送体の往復上下動によって順
次移載されながら搬送され、被搬送作物の姿勢がほぼ一
定方向に揃えられた後、搬送終端側においては、被搬送
作物の幅とほぼ等しい送りピッチの搬送体により順次移
載されながら搬送される。また、搬送体の送り方向と交
差する横幅は、搬送終端側に至るほど漸次幅狭になると
ともに、搬送終端部では、被搬送物の前記送り方向に交
差する方向の長さよりも幅広で、かつ、複数個の被搬送
物が乗らない程度の幅狭になるように、幅寸法を設定し
てあることから、搬送終端側において一つの搬送体に乗
り得る被搬送物の数が一個のみとなり、その結果、貯溜
部から複数の被搬送作物が重なり合って送り込まれた場
合であっても、搬送始端側において複数個づつ能率よく
姿勢整列が行われ、そのように姿勢が揃えられた状態
で、搬送終端側に移動していくほど、横幅及び搬送方向
に沿う幅での被搬送物の搬送体への載置可能な数が１つ
に限られて送られることになるので、搬送終端側におい
て１個づつの移載搬送が能率よく行われる。
【０００８】
【発明の効果】従って、合理的構造改良により、被搬送
作物を確実に１個づつ後工程に送り出すことができるも
のとなった。尚、上記効果と同様な効果を得られるもの
として、上記各搬送体の送りピッチを全域で被搬送作物
とほぼ等しいものに設定することも考えられるが、この
ようにすると、搬送始端側において貯溜部から重なり合
って送り込まれた複数の被搬送作物の姿勢整列に時間が
かかり、搬送経路を長くする必要があり、装置が大型化
する弊害があるが、上記構成によるときはこのような弊
害がなく、装置全体の構造の簡素化が可能となり、全体
的な作業能率の低下及び構造の大幅な複雑化を招くこと
なく、この種の作物の自動選別作業を能率よく行うこと
が可能になった。
作物を確実に１個づつ後工程に送り出すことができるも
のとなった。尚、上記効果と同様な効果を得られるもの
として、上記各搬送体の送りピッチを全域で被搬送作物
とほぼ等しいものに設定することも考えられるが、この
ようにすると、搬送始端側において貯溜部から重なり合
って送り込まれた複数の被搬送作物の姿勢整列に時間が
かかり、搬送経路を長くする必要があり、装置が大型化
する弊害があるが、上記構成によるときはこのような弊
害がなく、装置全体の構造の簡素化が可能となり、全体
的な作業能率の低下及び構造の大幅な複雑化を招くこと
なく、この種の作物の自動選別作業を能率よく行うこと
が可能になった。
【０００９】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図３
に作物自動選別装置を示している。この選別装置は、人
参等の多数の被搬送作物Ａを貯溜するホッパー２（貯溜
部の一例）から、被搬送作物Ａを係止して斜め上方に載
置搬出する搬出部３、搬出部３の搬送終端部から送り出
された被搬送作物Ａを、順次１個づつ、かつ、所定姿勢
で次工程に送り出す整列搬送部４（順送り搬送部の一
例）、整列搬送部４から送り出された被搬送作物Ａを載
置搬送しながら１個づつその重量を計測する計測部５、
その計測結果に基いて各重量ランク毎に対応する複数の
回収部６に仕分け回収する選別部７とから成る。
に作物自動選別装置を示している。この選別装置は、人
参等の多数の被搬送作物Ａを貯溜するホッパー２（貯溜
部の一例）から、被搬送作物Ａを係止して斜め上方に載
置搬出する搬出部３、搬出部３の搬送終端部から送り出
された被搬送作物Ａを、順次１個づつ、かつ、所定姿勢
で次工程に送り出す整列搬送部４（順送り搬送部の一
例）、整列搬送部４から送り出された被搬送作物Ａを載
置搬送しながら１個づつその重量を計測する計測部５、
その計測結果に基いて各重量ランク毎に対応する複数の
回収部６に仕分け回収する選別部７とから成る。
【００１０】前記搬出部３は、一対のプーリ８，８に亘
って巻回される無端回動ベルト９の外周部に一定ピッチ
で係止突起１０を形成した搬出コンベア１１を、その始
端部がホッパー２の横一側から底部に臨む状態で配設し
て構成してあり、前記各係止突起１０上に被搬送作物Ａ
を１個づつ横向きに載置して搬出するよう構成してあ
る。又、前記計測部５は、１個づつ送り込まれた被搬送
作物Ａを、前記搬出部３及び整列搬送部４の搬送方向と
同一方向に沿う姿勢で回動する無端回動ベルト１２に載
置して搬送しながら、このベルト１２の下方変位量を検
出して被搬送作物の重量を測定する差動トランス式計量
装置を備えて構成される。選別部７は、前記計量装置の
計量結果に基いて、各重量ランクに対応する重量の被搬
送作物Ａが近接すると、案内シュート１３を介して当該
重量ランク用の回収部６に落下回収させる複数の押し出
し具１４を並列配備して構成してある。
って巻回される無端回動ベルト９の外周部に一定ピッチ
で係止突起１０を形成した搬出コンベア１１を、その始
端部がホッパー２の横一側から底部に臨む状態で配設し
て構成してあり、前記各係止突起１０上に被搬送作物Ａ
を１個づつ横向きに載置して搬出するよう構成してあ
る。又、前記計測部５は、１個づつ送り込まれた被搬送
作物Ａを、前記搬出部３及び整列搬送部４の搬送方向と
同一方向に沿う姿勢で回動する無端回動ベルト１２に載
置して搬送しながら、このベルト１２の下方変位量を検
出して被搬送作物の重量を測定する差動トランス式計量
装置を備えて構成される。選別部７は、前記計量装置の
計量結果に基いて、各重量ランクに対応する重量の被搬
送作物Ａが近接すると、案内シュート１３を介して当該
重量ランク用の回収部６に落下回収させる複数の押し出
し具１４を並列配備して構成してある。
【００１１】前記整列搬送部４は、上下方向の往復動に
より被搬送作物を順次移載しながら搬送する複数の搬送
体を並列配備するとともに、搬送始端側における前記搬
送体の送りピッチを被搬送作物の幅よりも大に設定し、
搬送終端側における前記搬送体の送りピッチを被搬送作
物の幅とほぼ等しく設定してある。
より被搬送作物を順次移載しながら搬送する複数の搬送
体を並列配備するとともに、搬送始端側における前記搬
送体の送りピッチを被搬送作物の幅よりも大に設定し、
搬送終端側における前記搬送体の送りピッチを被搬送作
物の幅とほぼ等しく設定してある。
【００１２】詳述すると、図１に示すように、整列搬送
部４は、搬送始端側の整列部４ａと搬送終端側の単体送
り出し部４ｂとからなる。整列部４ａは、側面視三角形
状の整列用搬送体１５を搬送方向に沿って複数並列配備
するとともに、各整列用搬送体１５を後部側端部の横軸
芯周りで上下揺動自在に設け、かつ、隣接するもの同士
が背反的に上下揺動するよう駆動する駆動機構１６を備
えてある。つまり、奇数番目の整列用搬送体１５を一体
的に上下揺動駆動するよう構成し、偶数番目の整列用搬
送体１５を一体的に上下揺動駆動するようして、各グル
ープが背反的に上下揺動するよう駆動タイミングを設定
してある。又、前記整列用搬送体１５の上部側載置作用
面１５ａは被搬送作物の幅よりも大きな幅を有するもの
に構成され、その上下揺動駆動により被搬送作物Ａを複
数個づつ横向き姿勢に整列した状態で終端側の単体送り
出し部４ｂに送り出すよう構成してある。
部４は、搬送始端側の整列部４ａと搬送終端側の単体送
り出し部４ｂとからなる。整列部４ａは、側面視三角形
状の整列用搬送体１５を搬送方向に沿って複数並列配備
するとともに、各整列用搬送体１５を後部側端部の横軸
芯周りで上下揺動自在に設け、かつ、隣接するもの同士
が背反的に上下揺動するよう駆動する駆動機構１６を備
えてある。つまり、奇数番目の整列用搬送体１５を一体
的に上下揺動駆動するよう構成し、偶数番目の整列用搬
送体１５を一体的に上下揺動駆動するようして、各グル
ープが背反的に上下揺動するよう駆動タイミングを設定
してある。又、前記整列用搬送体１５の上部側載置作用
面１５ａは被搬送作物の幅よりも大きな幅を有するもの
に構成され、その上下揺動駆動により被搬送作物Ａを複
数個づつ横向き姿勢に整列した状態で終端側の単体送り
出し部４ｂに送り出すよう構成してある。
【００１３】前記単体送り出し部４ｂは、被搬送作物Ａ
の幅と略同一幅を有する上部側の作物載置面１７ａを、
被搬送作物Ａの搬送方向下手側ほど下方に位置する傾斜
姿勢に構成した搬送体１７を被搬送作物Ａの搬送方向に
沿って複数並列配備し、かつ、各搬送体１７を所定ピッ
チで上下動する駆動機構１８を設けるとともに、隣接す
る各搬送体１７同士が背反的に上下動するよう駆動タイ
ミングを設定して構成してある。つまり、図に示すよう
に、複数の搬送体１７を搬送方向に沿って並列配備し、
奇数番目の搬送体１７を第１グループとして一体的に一
定ピッチで往復上下動駆動するよう構成するとともに、
偶数番目の搬送体１７を第２グループとして一体的に往
復上下動駆動するよう構成してある。
の幅と略同一幅を有する上部側の作物載置面１７ａを、
被搬送作物Ａの搬送方向下手側ほど下方に位置する傾斜
姿勢に構成した搬送体１７を被搬送作物Ａの搬送方向に
沿って複数並列配備し、かつ、各搬送体１７を所定ピッ
チで上下動する駆動機構１８を設けるとともに、隣接す
る各搬送体１７同士が背反的に上下動するよう駆動タイ
ミングを設定して構成してある。つまり、図に示すよう
に、複数の搬送体１７を搬送方向に沿って並列配備し、
奇数番目の搬送体１７を第１グループとして一体的に一
定ピッチで往復上下動駆動するよう構成するとともに、
偶数番目の搬送体１７を第２グループとして一体的に往
復上下動駆動するよう構成してある。
【００１４】前記単体送り出し部４ｂは、図２、図４に
示すように、前記各搬送体１７の搬送幅、すなわち搬送
方向と交差する方向に沿う横幅を搬送始端部で広く形成
し、搬送終端部側ほど狭くなるよう順次幅狭に形成し
て、終端部においては、搬送体１７上に１個の被搬送作
物Ａだけが載置されるようにするとともに、各搬送体１
７を搬送幅方向に沿って各搬送経路の横一側が下方に位
置するよう傾斜させ、移送に伴って重なっている被搬送
作物Ａを順次横ずれさせて１個づつの載置状態となるよ
う構成してある。又、各搬送体１７の搬送幅方向の高レ
ベル側横側部には、搬送速度と略同一速度で移動して被
搬送作物Ａに接当作用する縦軸芯周りで回動する案内ベ
ルト２１を、単体送り出し部４ｂの搬送経路の全領域に
亘る状態で配設してあり、低レベル側横側部には、落下
した被搬送作物Ａを回収してホッパー２に還元する還元
ベルト２２を設けてある。
示すように、前記各搬送体１７の搬送幅、すなわち搬送
方向と交差する方向に沿う横幅を搬送始端部で広く形成
し、搬送終端部側ほど狭くなるよう順次幅狭に形成し
て、終端部においては、搬送体１７上に１個の被搬送作
物Ａだけが載置されるようにするとともに、各搬送体１
７を搬送幅方向に沿って各搬送経路の横一側が下方に位
置するよう傾斜させ、移送に伴って重なっている被搬送
作物Ａを順次横ずれさせて１個づつの載置状態となるよ
う構成してある。又、各搬送体１７の搬送幅方向の高レ
ベル側横側部には、搬送速度と略同一速度で移動して被
搬送作物Ａに接当作用する縦軸芯周りで回動する案内ベ
ルト２１を、単体送り出し部４ｂの搬送経路の全領域に
亘る状態で配設してあり、低レベル側横側部には、落下
した被搬送作物Ａを回収してホッパー２に還元する還元
ベルト２２を設けてある。
【００１５】従って、前記搬出部３から送り込まれた被
搬送作物Ａは、整列部４ａで複数個づつ横向きに姿勢整
列した後、単体送り出し部４ｂにおいては、搬送体１７
の上方移動に伴って、傾斜姿勢の作物載置面１７ａによ
り搬送方向下手側の搬送体１７に乗り移ることになり、
このような乗り移り移動を順次繰り返して被搬送作物Ａ
を搬送して行く。このとき、下方に移動する搬送体１７
に載置され次の搬送体１７に乗り移る前の被搬送作物Ａ
は、当該次の搬送体１７の前面により受け止め支持され
るので、被搬送作物Ａの分離が確実に行われる。しか
も、各搬送体１７の載置幅は被搬送作物の幅とほぼ等し
いので、このような乗り移り移動が複数回繰り返される
と、２個以上重なり合った被搬送作物Ａは１個づつに均
されて、搬送終端部では、１個づつ確実に送り出される
ことになる。
搬送作物Ａは、整列部４ａで複数個づつ横向きに姿勢整
列した後、単体送り出し部４ｂにおいては、搬送体１７
の上方移動に伴って、傾斜姿勢の作物載置面１７ａによ
り搬送方向下手側の搬送体１７に乗り移ることになり、
このような乗り移り移動を順次繰り返して被搬送作物Ａ
を搬送して行く。このとき、下方に移動する搬送体１７
に載置され次の搬送体１７に乗り移る前の被搬送作物Ａ
は、当該次の搬送体１７の前面により受け止め支持され
るので、被搬送作物Ａの分離が確実に行われる。しか
も、各搬送体１７の載置幅は被搬送作物の幅とほぼ等し
いので、このような乗り移り移動が複数回繰り返される
と、２個以上重なり合った被搬送作物Ａは１個づつに均
されて、搬送終端部では、１個づつ確実に送り出される
ことになる。
【００１６】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】整列搬送部の側面図
【図２】単体送り出し部の正面図
【図３】自動選別装置の側面図
【図４】自動選別装置の平面図
２ 貯溜部 １５，１７ 搬送体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末鶴 正明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 実開 昭61−92627（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 貯溜部（２）から載置搬出された被搬送
作物を順次１個づつ次工程に送り出すよう構成した作物
の選別用搬送装置であって、上下方向の往復動により被
搬送作物を順次移載しながら搬送する複数の搬送体（１
５），（１７）を並列配備するとともに、搬送始端側に
おける前記搬送体（１５）の送りピッチを被搬送作物の
幅よりも大に設定し、搬送終端側における前記搬送体
（１７）の送りピッチを被搬送作物の幅とほぼ等しく設
定し、かつ、前記搬送体（１７）の送り方向と交差する
横幅は、搬送終端側に至るほど漸次幅狭になるととも
に、搬送終端部では、被搬送物の前記送り方向に交差す
る方向の長さよりも幅広で、かつ、複数個の被搬送物が
乗らない程度の幅狭になるように、幅寸法を設定してあ
る作物の選別用搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3006877A JP2574947B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 作物の選別用搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3006877A JP2574947B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 作物の選別用搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04243724A JPH04243724A (ja) | 1992-08-31 |
| JP2574947B2 true JP2574947B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=11650457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3006877A Expired - Lifetime JP2574947B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 作物の選別用搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574947B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6192627U (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-16 |
-
1991
- 1991-01-24 JP JP3006877A patent/JP2574947B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04243724A (ja) | 1992-08-31 |
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