JP2591798B2 - 電子写真装置の制御方法 - Google Patents

電子写真装置の制御方法

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JP2591798B2 JP63198525A JP19852588A JP2591798B2 JP 2591798 B2 JP2591798 B2 JP 2591798B2 JP 63198525 A JP63198525 A JP 63198525A JP 19852588 A JP19852588 A JP 19852588A JP 2591798 B2 JP2591798 B2 JP 2591798B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、レーザプリンタ等の電子写真装
置、特に、一部に画像作成不可能領域が存在する感光体
を有する電子写真装置の制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ベルト状の感光体を有する複写機において、上
記感光体は通常矩形状のベルトの端部同士を融着して無
端状に形成しているので、感光体ベルトの重ね合わせ部
位には画像を作成することができないものである。その
ため、複写動作は感光体の移動位置に同期させて行う必
要があるが、従来は、スリットを有する円盤を使用し、
スリット信号をカウントすることにより、複写機内にお
ける各チャージャー等の動作タイミングを求めるように
していた。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、上記のようにスリット円盤を使用すると、
部品点数の増加を招くとともに、複写動作におけるタイ
ミング制御の精度がスリット位置の検知精度に依存する
ことになるので、高精度のタイミング制御を実現するた
めには、比較的高価な検知機構が不可欠になるという問
題点を有していた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る電子写真装置の制御方法は、上記の課題
を解決するために、一部に画像作成不可能領域が存在す
る感光体を有する電子写真装置において、上記感光体が
1周するのに要する時間をN等分した値を求めておき、
上記感光体に設けた基準位置を示すマークの検出に基づ
いて発生されるマーク信号に応じてタイマに上記N等分
した値を設定し、タイマが終了する毎に同一の設定時間
でタイマを更新しながら、タイマの終了時毎に実行すべ
き動作の登録の有無を判定し、登録された動作があれば
電子写真装置内の各部でその登録された所定の動作を行
うようにし、かつ、感光体の1周に対応したN回のタイ
マが終了する以前に上記マーク信号が発生した時に異常
の検知を行うようにしたことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の制御方法によれば、感光体が1周するのに要す
る時間をN等分し、タイマにより測定される1周に要す
る時間の1/Nの時間が経過する毎に実行すべき動作の登
録の有無を判定し、登録された動作があれば電子写真装
置内の各部でその登録された所定の動作を行うようにし
たので、スリット盤を使用することなく、しかも、容易
かつ安価に動作タイミングの制御を行うことができるよ
うになる。
又、感光体が1周する時間に対応するN回のタイマが
終了する以前に上記マーク信号が発生した時には、それ
に基づいて、例えば、マーク信号の誤発生、感光体の移
動速度の変動等の異常が生じたことを検知するようにし
たので、電子写真装置の誤動作を未然に防止することが
できるようになる。
〔実施例1〕 本発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
第3図に示すように、電子写真装置としての複写機の
本体1内のほぼ中央位置には感光体としての感光体ベル
ト2が配置され、感光体ベルト2は駆動ローラ3と従動
ローラ4との間に架け渡されて、それらの間で周回移動
可能とされている。
上記駆動ローラ3は動力伝達部5を介してベルトモー
タ6により回転駆動されるようになっている。感光体ベ
ルト2はシート状の感光体の端部同士が接合されて無端
状に形成され、上記接合された部位は画像作成不可能領
域となっている。なお、感光体ベルト2には周回方向の
基準位置を示すマークとしての図示しない穴が設けられ
ている。
感光体ベルト2の上方には図示しない原稿を照射する
ための光源7及び原稿からの光を感光体ベルト2に導く
セルフォックスレンズ8が配置されている。又、感光体
ベルト2の外周に沿って帯電チャージャ10、現像槽11、
転写チャージャ12及び除電ランプ13が配置されている。
更に、感光体ベルト2の斜め前方には給紙部14が、感光
体ベルト2の後方には定着部15が設けられている。
第4図に示すように、本複写機は、上記感光体ベルト
2上のマークを検出するためのマークセンサ16と、タイ
マ17とを備えている。今、感光体ベルト2の設定周長を
l、感光体ベルト2が1周するのに要する時間をtとす
ると、実際には個々の感光体ベルト2の周長にΔlの誤
差があるので、感光体ベルト2が1周するのに要する時
間はt+Δtとなる。そこで、本複写機における各部の
駆動タイミングの制御に際しては、個々の感光体ベルト
2について、1周に要する時間t+Δtを測定し、それ
をN等分した値(t+Δt)/Nを1クロック単位とす
る。そして、第2図(a)に示すマーク信号Mが発生し
た時刻T0を起点として、タイマ17により、N等分した時
間(t+Δt)/Nを繰り返し測定し、第2図(b)の如
く、タイマ17による1回の測定を終了する時刻T1、T2
毎にタイマ17からカウンタ18にタイムアップ信号Uを供
給する。カウンタ18はタイマ17がタイムアップした回数
をカウントするとともに、マークセンサ16から次回のマ
ーク信号Mが送られると、感光体ベルト2が1周したも
のとみなしてカウント値のリセットを行い、新たなカウ
ントを開始するようにする。又、カウンタ18はマーク信
号M及びタイムアップ信号Uの供給を受けた旨の信号を
プロセスコントローラ20に送信し、プロセスコントロー
ラ20はタイマ17の各タイムアップ時T1、T2…に帯電チャ
ージャ10、転写チャージャ12等の各負荷21において必要
な動作があれば、負荷21にそれを指示するとともに、感
光体ベルト2の移動速度が一定となるようにベルトモー
タ6の回転速度を制御する。
なお、プロセスコントローラ20は、第2図(a)中に
点線で示すように、例えば、時刻T1に、ノイズ等により
感光体ベルト2が未だ1周していないにもかかわらずマ
ーク信号Mが供給された際に、その時点でカウンタ18が
リセットされて新たなコピーサイクルが開始されること
により、複写機に異常動作が発生するのを防止するため
に、タイマ17がN回タイムアップする以前にマーク信号
Mが供給された時には、そのマーク信号Mを無視するよ
うになっている。
以下、第1図のフローチャートを参照しながら、本複
写機にて複写を行う場合の制御手順につき述べる。
まず、図示しないプリントスイッチの押圧等によりコ
ピースタートが指示されたか否かを判定し(S1)、コピ
ースタートが指示されれば、感光体ベルト2の駆動を開
始する(S2)。
続いて、マークセンサ16によりマーク信号Mが検知さ
れた否かを判定し(S3)、マーク信号Mが検知されれ
ば、感光体ベルト2が基準位置に到達したものとみなし
てカウンタ18によるタイマ17のタイムアップの回数のカ
ウントを開始する(S4)。
次に、タイマ17がタイムアップしたか否かを判定し
(S5)、タイムアップすれば、カウンタ18の計数値に1
を加えることによりカウンタ18をカウントアップした
(S6)後、その時点で実行すべき動作があるか否かを判
定する(S7)。そして、実行すべき動作が登録されてい
れば、その動作の実行を行う(S8)。
続いて、マーク信号Mを検知したか否かを判定し(S
9)、マーク信号Mを検知すれば、カウンタ18のカウン
ト値が最終値Nであるか否かを判定する(S10)。カウ
ンタ18のカウント値が最終値Nであれば、上記マーク信
号Mは実際に感光体ベルト2が1周を終えた段階の正規
の信号であるから、カウンタ18をリセットして初期化を
行う(S11)。
一方、マーク信号Mを検知した時点でのカウンタ18の
カウント値が最終値Nでなければ、上記マーク信号Mは
ノイズ等に基づく誤信号であるから、カウンタ18の初期
化は行わない。
その後、所定枚数のコピー終了か否かを判定し(S1
2)、所定枚数のコピーが終了していれば、終了処理(S
13)を行った後、S1に戻り、所定枚数のコピーが終了し
ていなければ、S5に戻って次回のコピーを開始する。
〔実施例2〕 次に、第5図に基づいて第2実施例を説明する。
この第2実施例は複写機の構成自体は第1実施例と同
様であるが、例えば、ベルトモータ6の誤動作によりそ
の回転速度が設定値より上昇し、感光体ベルト2が1周
するのに要する時間が所定時間t+Δtより短くなった
場合、タイマ17によるN回のタイムアップの終了以前に
マーク信号Mが発生するが、この場合、上記マーク信号
Mを無視して処理を継続したのでは、ベルトモータ6の
回転速度に異常を来したまま複写動作が継続されること
になって不都合である。従って、第2実施例では、タイ
マ17によるN回のタイムアップの終了以前にマーク信号
Mが発生した場合、これにより、異常の発生を検出して
ベルトモータ6の回転を停止させるようにしている。
具体的には、第5図のフローチャートに示すように、
複写動作の実行中にマーク信号Mの発生が検知され(S
9)、引続き、カウンタ18のカウント値が最終値Nでな
い旨が判定(S10)された時に、ベルトモータ6等を停
止させた上でトラブル処理(S14)を行うようにしたも
のである。なお、第5図中のS10及びS14以外の各ステッ
プでの処理は第1図に示す第1実施例での処理と同様で
あるので、説明を省略する。
上記の各実施例では複写機の制御方法について述べた
が、レーザプリンタ等複写機以外の電子写真装置にも同
様の制御方法を適用できるものである。
〔発明の効果〕
本発明に係る電子写真装置の制御方法は、以上のよう
に、一部に画像作成不可能領域が存在する感光体を有す
る電子写真装置において、上記感光体が1周するのに要
する時間をN等分した値を求めておき、上記感光体に設
けた基準位置を示すマークの検出に基づいて発生される
マーク信号に応じてタイマに上記N等分した値を設定
し、タイマが終了する毎に同一の設定時間でタイマを更
新しながら、タイマの終了時毎に実行すべき動作の登録
の有無を判定し、登録された動作があれば電子写真装置
内の各部でその登録された所定の動作を行うようにし、
かつ、感光体の1周に対応したN回のタイマが終了する
以前に上記マーク信号が発生した時に異常の検知を行う
ようにした構成である。
これにより、感光体が1周にするのに要する時間をN
等分し、タイマにより測定される1周の1/Nの時間が経
過する毎に実行すべき動作の登録の有無を判定し、登録
された動作があれば電子写真装置内の各部でその登録さ
れた所定の動作を行うようにしたので、スリット盤を使
用することなく、容易かつ安価に動作タイミングの制御
を行うことができるようになるという効果を奏する。
又、感光体1が1周する時間に対応するN回のタイマ
が終了する以前に上記マーク信号が発生した時には、そ
れに基づいて、例えば、マーク信号の誤発生、感光体の
移動速度の変動等の異常の発生を検知するようにしたの
で、電子写真装置の誤動作を未然に防止することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例を示すものであ
って、第1図は複写機の制御手順を示すフローチャー
ト、第2図(a)はマーク信号の発生時期を示すタイム
チャート、第2図(b)はタイムアップ信号の発生時期
を示すタイムチャート、第3図は複写機の内部構造を示
す説明図、第4図は複写機の制御系を示すブロック構成
図、第5図は第2実施例における複写機の制御手順を示
すフローチャートである。 2は感光体ベルト(感光体)、16はマークセンサ(マー
ク信号発生部)、17はタイマである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−212853(JP,A) 特開 昭55−48757(JP,A) 特開 平2−35467(JP,A) 特開 昭63−110468(JP,A) 特開 昭59−212852(JP,A) 特開 昭62−269160(JP,A) 特開 昭58−98745(JP,A) 特開 昭62−237469(JP,A) 実開 昭62−68151(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一部に画像作成不可能領域が存在する感光
    体を有する電子写真装置において、 上記感光体が1周するのに要する時間をN等分した値を
    求めておき、上記感光体に設けた基準位置を示すマーク
    の検出に基づいて発生されるマーク信号に応じてタイマ
    に上記N等分した値を設定し、タイマが終了する毎に同
    一の設定時間でタイマを更新しながら、タイマの終了時
    毎に実行すべき動作の登録の有無を判定し、登録された
    動作があれば電子写真装置内の各部でその登録された所
    定の動作を行うようにし、かつ、感光体の1周に対応し
    たN回のタイマが終了する以前に上記マーク信号が発生
    した時に異常の検知を行うようにしたことを特徴とする
    電子写真装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5548757A (en) * 1978-10-05 1980-04-08 Toshiba Corp Timing adjusting system
JPS59212853A (ja) * 1983-05-18 1984-12-01 Fuji Xerox Co Ltd 複写機の異常検知装置
JP2900372B2 (ja) * 1988-07-26 1999-06-02 富士ゼロックス株式会社 記録装置

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