JP2591745Y2 - 液体吐出用ディスペンサ - Google Patents

液体吐出用ディスペンサ

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JP2591745Y2
JP2591745Y2 JP467593U JP467593U JP2591745Y2 JP 2591745 Y2 JP2591745 Y2 JP 2591745Y2 JP 467593 U JP467593 U JP 467593U JP 467593 U JP467593 U JP 467593U JP 2591745 Y2 JP2591745 Y2 JP 2591745Y2
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秀世 藤井
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    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/76Arrangements of devices for purifying liquids to be transferred, e.g. of filters, of air or water separators
    • B67D7/763Arrangements of devices for purifying liquids to be transferred, e.g. of filters, of air or water separators of air separators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/02Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
    • B05C5/0225Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work characterised by flow controlling means, e.g. valves, located proximate the outlet

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液体吐出用ディスペン
サの改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】液体を微量ずつ、かつ間欠的に吐出する
所謂液体吐出用ディスペンサが最近各分野にわたって広
く用いられるようになってきた。例えばIC基板への絶
縁材の塗布、接着剤の微量塗布等である。その微量の量
が僅か1mgという例も少なくなく、この場合の許容誤
差の範囲は±0.05mg以下のものもあり、これらの
量は僅かな気泡が混っておっても定量を逸脱することに
なるのである。元来液体吐出用ディスペンサにおいて
は、液体に気泡の存在する場合が多く、その原因として
は、液体タンクよりデイスペンサに供給される回路内に
おいて、気泡が混入、もしくは発生する場合が少なくな
いのである。
【0003】図2を参照されたい。液体タンクには一般
にプレッシャポット(41)が用いられている。その理
由は液体(L)を加圧するに当たって、機械的可動部が
なく、液体(L)中に気泡の混入される機会がないから
である。同プレッシャポット(41)内に液体(L)を
供給する際には、先ずプレッシャポット(41)の蓋
(56)をあける。すると該蓋(56)に取り付けられ
ている吸込管(55)がスイングし、空気を巻き込み、
プレッシャポット(41)内の液体(L)には気泡が発
生するのである。
【0004】また液体(L)をプレッシャポット(4
1)からディスペンサ(51)への供給作業開始時に
は、その供給配管(53)内には大気即ち空気が既存し
ているので、デイスペンサ(51)からの液体(L)の
初出しに当って、その空気はパージされるが、それに続
いて吐出される液体(L)には、上述の如く少なからず
の空気が混入している。それらが皆無になるまでには、
必要以上の初出しを行わなければならないので相当無駄
の量を廃棄していたのである。
【0005】また液体(L)の中に稀釈剤が入っている
場合には、その溶液が供給配管(53)内を移動中それ
が気化して、時には吐出作業中に突発的にガス噴出する
こともあるのである。以上のように、種々の原因によ
り、ディスペンサ(51)から吐出される液体(L)の
中には気泡又は気体の混在している場合が少なくなかっ
た。以上の諸問題は、業界における多年の懸案事項であ
ったのである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案の解決しようと
する問題点は、上述のように、ディスペンサ(51)に
よる液体吐出に際し、気泡や気体の混在することであ
る。即ちデイスペンサ(51)へ供給する液体タンクす
なわちプレッシャポット(41)への液体補給時におけ
る気泡の混入、同ディスペンサ(51)の始動前におけ
る供給配管(53)内の既存空気の混入、稼働中におけ
る揮発性液体の気化によるガス発生などなど種々の避け
得られない原因により気泡が混入し、それが該ディスペ
ンサ(51)内に流入し、それがそのままそのノズル
(47)から吐出されることである。それを解決するこ
とが本考案の目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案はディスペンサ
(1)に供給される含気泡液体(Lb)中の気体を、液
体より分離して脱泡液体(Lc)のみをディスペンサ
(1)より吐出せしめるものである。本考案の要旨は、
従来のバルブ直動式の液体吐出用ディスペンサ(1)の
細長状筒体(2)の上部とバルブ作動器(17)との間
に、より径の大なる筒体で構成されるガス溜り室(1
0)を間設せしめたものである。
【0008】本考案による液体吐出用ディスペンサ
(1)の構造について説明する。本考案は従来の液体吐
出用ディスペンサ(51)を改良したものである。よっ
て先ず従来の構造の概略について説明する。前出の図2
を参照されたい。細長状筒体(42)の内部にはバルブ
ステム(43)が同一軸線上に収められ、それらの下部
にはバルブ機構部(44,45)が、またその下方には
ノズル(47)が取り付けられている。また上記細長状
筒体(42)の上部にはバルブ作動器(40)が直結さ
れており、それらの中間部には液体供給孔(48)が設
けられ、該液体供給孔(48)は細長状筒体(42)の
内側とバルブステム(43)との間隙と連通されて、バ
ルブ機構部(44,45)への液体通路(46)を形成
している。
【0009】上記従来の一般の液体吐出用ディスペンサ
(51)の構造に対し、本考案は次のガス溜り室(1
0)を付加したものである。図1を参照されたい。即ち
細長状筒体(2)とバルブ作動器(17)との間に、よ
り径の大なる筒体で形成されるガス溜り室(10)を間
設したものである。勿論、バルブステム(3)を延長し
て該ガス溜り室(10)内を貫通し、上記バルブ作動器
(17)に直結されるものである。
【0010】
【作用】同じく図1を参照されたい。先ず、プレッシャ
ポット(21)より、液体(L)が吸込管(22)から
液体供給配管(23)を通してディスペンサ(1)に供
給され、エア抜きと初出しが行われた後、液体(L)は
同ディスペンサ(1)上のガス溜り室(10)内に進入
し、あるレベルである上位液面(Lv)に達するとバラ
ンスをとって静止する。その後、ディスペンサ(1)は
バルブ機構部(4,5)が開閉してノズル(7)から液
体(L)を吐出し、塗布作業に入る。その時、後続して
供給されるバルブ機構部(4,5)への液体通路(6)
内の液体の中に気泡(Bu)が混入していると、該気泡
(Bu)は浮力により、バルブ機構部(4,5)側と反
対方向の上方へ浮上して行く。即ち気液が分離するので
ある。そして気泡(Bu)の含まれない液体(Lc)の
みがバルブ機構部(4,5)を通してノズル(7)から
吐出される。
【0011】他方、上記浮上した気泡(Bu)はガス溜
り室(10)内の上位液面レベル(Lv)上に放出され
て同ガス溜り室(10)内に溜められる。後続する気泡
(Bu)により、同ガス溜り室(10)内のガス容積は
増大し、上記上位液面レベル(Lv)も次第に降下し降
下液面レベル(Lv1 )が形成され、該降下液面レベル
(Lv1 )が液体供給孔(8)近くまで達すると、バル
ブ機構部(4,5)への液体供給通路(8)内の液体が
ガスを巻き込むことになるので、作業は停止されなけれ
ばならない。なお、それを防ぐためには、図1上仮想線
で示すように、ガス溜り室(10)の上部にガス抜き手
段としてのガス逃がし弁(38)を取付け、ガス溜り室
(10)内のガスを放出して、前記降下液面レベル(L
1 )を上位液面レベル(Lv)程度にまで上げてやる
ことが必要である。しかし、実際問題として、実験上に
ては10時間作業において、集積するガス容量は30c
c以下であるので十分な容積のガス溜り室を持つものに
おいてはガス抜き手段すなわちガス逃がし弁(38)を
省略することもできる。なお、上記ガス溜り室(10)
の筒体を透明性の材質を使う場合にはその必要はない
が、不透明性のものを使用する場合には、図1上に仮想
線で示すように、透明性のレベルゲージ(31)の取り
付けられることが望ましい。
【0012】
【考案の効果】最近需要の急増してきた液体の微量滴状
吐出において、その量はミリグラム単位であり、それら
の量の制約は極めて精密になってきた。従ってそれらの
液体中に気泡が含まれていると、それらの制約を逸脱
し、不良塗布製品を出すことになる。本考案によるガス
溜り室の設けられた液体吐出用ディスペンサを使用すれ
ば、含気泡液体が供給されても、それらの気泡は勿論、
溶液中の気化したガスをも除去し、完全な無気泡の液体
の滴状吐出塗布を行うことができるので、ミリグラム単
位の厳しい制約下の微量吐出を完全に行うことができ、
塗布製品の品質の向上と、それら制約外の不良製品の発
生防止に寄与することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の液体吐出用デイスペンサの側断面図
【図2】従来の液体吐出用ディスペンサの作動説明図
【符号の説明】
1…ディスペンサ、2…細長状筒体、4,5…バルブ機
構部、6…液体通路、8…液体供給孔、10…ガス溜り
室、31…レベルゲージ、38…ガス逃がし弁、L…液
体、Lb…含気泡液体、Lc…脱泡液体、Lv…上位液
面レベル、Lv1 …降下液面レベル、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長状筒体(2)内部にバルブステム
    (3)及びバルブ機構部(4,5)が同一軸線上に内蔵
    され、前記細長状筒体(2)の下方にはノズル(7)
    が、またその上方にはバルブ作動器(17)が直結され
    更にそれらの中間部には液体供給孔(8)の設けられた
    液体吐出用ディスペンサ(1)において、細長状筒体
    (2)とバルブ作動器(17)との間であって前記液体
    供給孔(8)より上位に、より径の大なる筒体即ちガス
    溜り室(10)が間設され、該ガス溜り(10)の上部
    にガス抜き手段(38)が設けられていることを特徴と
    する液体吐出用ディスペンサ。
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