JPH0657461U - 液体吐出用ディスペンサ - Google Patents
液体吐出用ディスペンサInfo
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- JPH0657461U JPH0657461U JP467593U JP467593U JPH0657461U JP H0657461 U JPH0657461 U JP H0657461U JP 467593 U JP467593 U JP 467593U JP 467593 U JP467593 U JP 467593U JP H0657461 U JPH0657461 U JP H0657461U
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- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B67D7/06—Details or accessories
- B67D7/76—Arrangements of devices for purifying liquids to be transferred, e.g. of filters, of air or water separators
- B67D7/763—Arrangements of devices for purifying liquids to be transferred, e.g. of filters, of air or water separators of air separators
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/02—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
- B05C5/0225—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work characterised by flow controlling means, e.g. valves, located proximate the outlet
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液体吐出用ディスペンサにおいて、含気泡液
体が流入する際、同ディスペンサ内にて脱泡させ、液体
のみを吐出せしめることである。 【構成】 従来の液体吐出用デイスペンサにおいて、そ
の細長筒体(2)とそれに直結されているバルブ作動器
(17)との間に、より径の大なる筒体のガス溜り室
(10)を間設したものである。
体が流入する際、同ディスペンサ内にて脱泡させ、液体
のみを吐出せしめることである。 【構成】 従来の液体吐出用デイスペンサにおいて、そ
の細長筒体(2)とそれに直結されているバルブ作動器
(17)との間に、より径の大なる筒体のガス溜り室
(10)を間設したものである。
Description
【0001】
本考案は、液体吐出用ディスペンサの改良に係るものである。
【0002】
液体を微量ずつ、かつ間欠的に吐出する所謂液体吐出用ディスペンサが最近各 分野に亙って広く用いられるようになってきた。例えばIC基板への絶縁材の塗 布、接着剤の微量塗布等である。その微量の量が僅か1mgという例も少なくな く、この場合の許容誤差の範囲は±0.05mg以下のものもあり、これらの量 は僅かな気泡が混っておっても定量を逸脱することになるのである。元来液体吐 出用ディスペンサにおいては、液体に気泡の存在する場合が多く、その原因とし ては、液体タンクよりデイスペンサに供給される回路内において、気泡が混入、 もしくは発生する場合が少なくないのである。
【0003】 図2を参照されたい。液体タンクには一般にプレッシャポット(41)が用い られている。その理由は液体を加圧するに当たって、機械的可動部がなく、液体 中に気泡の混入される機会がないからである。同ポット内に液体を供給する際に は、先ずポットの蓋(56)をあける。すると該蓋に取り付けられている吸込管 (55)がスイングし、空気を巻き込み、ポット内の液体には気泡が発生するの である。
【0004】 また液体の供給作業開始時には、その供給配管(53)内には大気即ち空気が 既存しているので、デイスペンサからの液体の初出しに当って、そのエアはパー ジされるが、それに続いて吐出される液体には、上述の如く少なからずの空気が 混入している。それらが皆無になるまでには、必要以上の初出しを行わなければ ならないので相当無駄の量を廃棄していたのである。
【0005】 また液体の中に稀釈剤が入っている場合には、その溶液が配管(43)内を移 動中それが気化して、時には吐出作業中突発的に空出しすることもあるのである 。以上のように、種々の原因により、ディスペンサから吐出される液体の中には 気泡又は気体の混在している場合が少なくなかった。以上の諸問題は、業界にお ける多年の懸案事項であったのである。
【0006】
本考案の解決しようとする問題点は、上述のように、ディスペンサによる液体 吐出に際し、気泡や気体の混在することである。即ちデイスペンサへ供給する液 体タンクへの液体補給時における気泡の混入、同ディスペンサの始動前における 配管内の既存空気の混入、稼働中における揮発性液体の気化によるガス発生など など種々の避け得られない原因により気泡が混入し、それが該ディスペンサ内に 流入し、それがそのままそのノズルから吐出されることである。それを解決する ことが本考案の目的である。
【0007】
本考案はディスペンサに供給される含気泡液体中の気体を、液体より分離して 液体のみをディスペンサより吐出せしめるものである。本考案の要旨は、従来の バルブ直動式の液体吐出用ディスペンサの細長状筒体の上部と上記バルブ作動器 との間に、より径の大なる筒体即ちガス溜り室を間設せしめたものである。
【0008】 本考案による液体吐出用ディスペンサの構造について説明する。本考案は従来 の液体吐出用ディスペンサを改良したものである。よって先ず従来の構造の概略 について説明する。前出の図2を参照されたい。細長状筒体(42)の内部には バルブステム(43)が同一軸線上に収められ、それらの下部にはバルブ機構( 44,45)が、またその下方にはノズル(47)が取り付けられている。また 上記筒体(42)の上部にはバルブ作動器(40)が直結されており、それらの 中間部には液体供給口(48)が設けられ、該口は筒体(42)内側とバルブス テム(43)との間隙と連通されて、バルブ機構部(44,45)への液体通路 を形成している。
【0009】 上記従来の一般の液体吐出用ディスペンサの構造に対し、本考案は次のガス溜 り室を付加したものである。図1を参照されたい。即ち上記細長状筒体(2)と 上記バルブ作動器(17)との間に、より径の大なる筒体(10)を間設し、そ れをガス溜り室となしたものである。勿論、バルブステム(3)を延長して該ガ ス溜り室(10)内を貫通し、上記バルブ作動器(17)に直結されるものであ る。
【0010】
同じく図1を参照されたい。先ず、プレッシャポット(21)より、液体(L )が液体供給配管(23)を通してディスペンサ(1)に供給され、エア抜きと 初出しが行われた後、液体は同ディスペンサ上のガス溜り室(10)内に進入し 、あるレベル(Lv)に達するとバランスをとって静止する。その後、ディスペ ンサ(1)は開閉して吐出作業に入る。その時、後続して供給されるバルブへの 液体通路(6)内の液体の中に気泡(Bu)が混入していると、該気泡は浮力に より、バルブ側と反対方向の上方へ浮上して行く。即ち気液が分離するのである 。そして気泡の含まれない液体(Lc)のみがバルブ機構部(4,5)を通して 吐出される。
【0011】 他方、上記浮上した気泡(Bu)はガス溜り室(10)内の液面(Lv)上に 放出されて同室内に溜められる。後続する気泡により、同室内のガス容積は増大 し、上記液面(Lv)も次第に降下し(Lv1 )、液体供給孔(8)近くまでく ると、バルブへの液体通路(8)内の液体がガスを巻き込むことになるので、作 業は停止されなければならない。なお、それを防ぐためには、図1上仮想線で示 すように、ガス溜り室(10)上にガス逃がし弁(38)を取付けガス溜り室( 10)内のガスを放出して、上記液面(Lv1 )を上げてやることが必要である 。しかし、実際問題として、実験上にては、10時間作業において、集積するガ ス容量は30cc以下であるので一般にはガス逃がし弁は不要である。なお、上 記ガス溜り室(10)の筒体を透明性の材質を使う場合にはその必要はないが、 不透明性のものを使用する場合には、図1上に仮想線で示すように、レベルゲー ジ(31)の取り付けられることが望ましい。
【0012】
最近需要の急増してきた液体の微量滴状吐出において、その量はミリグラム単 位であり、それらの量の制約は極めて精密になってきた。従ってそれらの液体中 に気泡が含まれていると、それらの制約を逸脱し、不良塗布製品を出すことにな る。本考案によるガス溜り室の設けられた液体吐出用ディスペンサを使用すれば 、含気泡液体が供給されても、それらの気泡は勿論、溶液中の気化したガスをも 除去し、完全な無気泡の液体の滴状吐出塗布を行うことができるので、ミリグラ ム単位の厳しい制約下の微量吐出を完全に行うことができ、塗布製品の品質の向 上と、それら制約外の不良製品の発生防止に寄与することができるのである。
【図1】本考案の液体吐出用デイスペンサの側断面図
【図2】従来の液体吐出用ディスペンサの作動説明図
1 液体吐出用ディスペンサ 2 筒体 4,5 バルブ機構部 6 バルブ
への液体通路 8 液体供給孔 10 ガス
溜り室 31 レベルゲージ 38 ガス
逃がし弁 L 液体 Lb 含気
泡液体 Lc 脱泡液体 Lv ガス
溜り室内の液面レベル Lv1 同上における降下した液面レベル
への液体通路 8 液体供給孔 10 ガス
溜り室 31 レベルゲージ 38 ガス
逃がし弁 L 液体 Lb 含気
泡液体 Lc 脱泡液体 Lv ガス
溜り室内の液面レベル Lv1 同上における降下した液面レベル
Claims (2)
- 【請求項1】 細長状筒体内部にバルブステム及びバル
ブ機構部が同一軸線上に内蔵されその下方にはノズル
が、またその上方にはバルブ作動器が直結され更にそれ
らの中間部には液体供給孔の設けられた液体吐出用ディ
スペンサにおいて、細長状筒体(2)とバルブ作動器
(17)との間に、より径の大なる筒体即ちガス溜り室
(10)の間設されることを特徴とする液体吐出用ディ
スペンサ。 - 【請求項2】 ガス溜り室(10)の上部にガス逃がし
弁(38)の設けられた請求項1の液体吐出用ディスペ
ンサ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP467593U JP2591745Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 液体吐出用ディスペンサ |
EP94300419A EP0608129A1 (en) | 1993-01-21 | 1994-01-20 | Liquid dispensers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP467593U JP2591745Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 液体吐出用ディスペンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657461U true JPH0657461U (ja) | 1994-08-09 |
JP2591745Y2 JP2591745Y2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=11590478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP467593U Expired - Fee Related JP2591745Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 液体吐出用ディスペンサ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0608129A1 (ja) |
JP (1) | JP2591745Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003033168A2 (fr) * | 2001-10-17 | 2003-04-24 | Musashi Engineering, Inc. | Procede de distribution de materiau liquide et dispositif associe |
WO2003035276A1 (fr) * | 2001-10-25 | 2003-05-01 | Musashi Engineering, Inc. | Procede pour la distribution d'une substance liquide et dispositif correspondant |
JP2008086894A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Ulvac Japan Ltd | 液剤滴下装置及び液剤滴下装置の脱泡処理方法 |
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WO2007097277A1 (ja) * | 2006-02-21 | 2007-08-30 | Musashi Engineering, Inc. | 脱泡機構を備える液材吐出装置 |
CN107971182B (zh) * | 2017-12-20 | 2020-07-10 | 青岛华翔汽车顶棚系统有限公司 | 自动涂胶机 |
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DE3841474A1 (de) * | 1988-12-09 | 1990-06-13 | Macon Gmbh Klebstoff Auftragsg | Ventil zur zeitgesteuerten abgabe von fluessigem bis gelartigem medium |
JPH059099Y2 (ja) * | 1988-12-23 | 1993-03-05 |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP467593U patent/JP2591745Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-01-20 EP EP94300419A patent/EP0608129A1/en not_active Withdrawn
Cited By (5)
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WO2003033168A3 (fr) * | 2001-10-17 | 2003-06-26 | Musashi Engineering Inc | Procede de distribution de materiau liquide et dispositif associe |
CN100457290C (zh) * | 2001-10-17 | 2009-02-04 | 武藏工程株式会社 | 液体的排出方法及其装置 |
WO2003035276A1 (fr) * | 2001-10-25 | 2003-05-01 | Musashi Engineering, Inc. | Procede pour la distribution d'une substance liquide et dispositif correspondant |
JP2008086894A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Ulvac Japan Ltd | 液剤滴下装置及び液剤滴下装置の脱泡処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0608129A1 (en) | 1994-07-27 |
JP2591745Y2 (ja) | 1999-03-10 |
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