JP2591675B2 - 立毛織編物およびその製造方法 - Google Patents
立毛織編物およびその製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は立毛部を形成するポリエステル系合成繊維の
繊維断面及び側面が不規則で微細な凹凸のランダム表面
を形成している立毛織編物およびその製造法に関する。
繊維断面及び側面が不規則で微細な凹凸のランダム表面
を形成している立毛織編物およびその製造法に関する。
[従来の技術] カツトパイル、モケツト、ダブルラツセル、ベロア、
ベルベツトのような立毛布帛は多様な外観および風合い
を有し、カーシート、カーペツト、植毛布等のインテリ
ア、人工スエード、衣服等幅広い分野に用途がある。
ベルベツトのような立毛布帛は多様な外観および風合い
を有し、カーシート、カーペツト、植毛布等のインテリ
ア、人工スエード、衣服等幅広い分野に用途がある。
しかし立毛部がポリエステル系繊維のブライト糸使い
の場合は、アルカリ減量等の溶出浸触処理の有無にかか
わらず立毛部の光沢はぎらつき、つやが激しいため品位
に乏しく、風合いもねとつとしたものであり、高級品の
イメージからはほど遠いものであつた。
の場合は、アルカリ減量等の溶出浸触処理の有無にかか
わらず立毛部の光沢はぎらつき、つやが激しいため品位
に乏しく、風合いもねとつとしたものであり、高級品の
イメージからはほど遠いものであつた。
また立毛部がポリエステル系繊維のセミダル糸使いの
場合は、やはりアルカリ減量等の溶出浸触処理の有無に
かかわらず、立毛部の光沢はおもくしずんた光沢とな
り、風合いも自然でなく高級品のイメージからは程遠い
ものであつた。
場合は、やはりアルカリ減量等の溶出浸触処理の有無に
かかわらず、立毛部の光沢はおもくしずんた光沢とな
り、風合いも自然でなく高級品のイメージからは程遠い
ものであつた。
従つてポリエステル系合成繊維を立毛部に有する織編
物で高級感のあるものは従来から得られないと考えられ
ていた。
物で高級感のあるものは従来から得られないと考えられ
ていた。
しかし、ポリエステルは耐久性、耐光性、立毛部の耐
へたり性の点では他の合成繊維、天然繊維より優れてい
るため、ポリエステル繊維を立毛部に有する織編物の開
発には期待が集まつていた。
へたり性の点では他の合成繊維、天然繊維より優れてい
るため、ポリエステル繊維を立毛部に有する織編物の開
発には期待が集まつていた。
[発明の目的] 本発明者等は高級感のあるウールを立毛部に使用した
織編物を目標にしてポリエステルを立毛部に有する織編
物を鋭意検討した結果、特開昭55−107512に示すような
粗面化構造を有する表面をもつた糸を立毛部に使用する
ことにより、落ち着いた、しつとりとした光沢を有し、
さらに自然で天然繊維調の風合いを有する立毛織編物を
発明するに至つた。
織編物を目標にしてポリエステルを立毛部に有する織編
物を鋭意検討した結果、特開昭55−107512に示すような
粗面化構造を有する表面をもつた糸を立毛部に使用する
ことにより、落ち着いた、しつとりとした光沢を有し、
さらに自然で天然繊維調の風合いを有する立毛織編物を
発明するに至つた。
本発明の目的のためには立毛繊維の側面と断面の両方
が粗面化している必要がある。断面の粗面は光沢感に大
きく影響し、側面の粗面は光沢および風合いに大きな効
果を及ぼす。
が粗面化している必要がある。断面の粗面は光沢感に大
きく影響し、側面の粗面は光沢および風合いに大きな効
果を及ぼす。
即ち、本発明は、 (1)ポリエステル系合成繊維からなる立毛部を有する
織編物において、該立毛部の繊維側面及び繊維断面が不
規則な凹凸のランダム表面を形成しており、凹部の最低
点と隣り合う凹部の最低点までの平面距離をXとすると
き、0.2<X<0.7μを満足する凹凸が100μ2当り10〜1
000個存在することを特徴とする立毛織編物。
織編物において、該立毛部の繊維側面及び繊維断面が不
規則な凹凸のランダム表面を形成しており、凹部の最低
点と隣り合う凹部の最低点までの平面距離をXとすると
き、0.2<X<0.7μを満足する凹凸が100μ2当り10〜1
000個存在することを特徴とする立毛織編物。
(2)平均粒子径0.2μ以下の微粒子を0.3〜5wt%添加
したポリエステル系合成繊維を立毛部に使用した織編物
をポリエステルの溶剤もしくは微粒子とポリエステルの
共通溶剤で溶解あるいは分解させ、少なくとも立毛部の
繊維側面及び繊維断面を溶出浸触処理することを特徴と
する立毛織編物の製造方法。
したポリエステル系合成繊維を立毛部に使用した織編物
をポリエステルの溶剤もしくは微粒子とポリエステルの
共通溶剤で溶解あるいは分解させ、少なくとも立毛部の
繊維側面及び繊維断面を溶出浸触処理することを特徴と
する立毛織編物の製造方法。
に関するものである。
本発明においてランダム表面とは、典型的には山の高
さが不規則な凸部と、谷の深さが不規則な凹部とが混在
する表面を意味するが、凸部の山の高さがほぼ同じで凹
部の谷の深さが不規則な表面や、逆に凹部の谷の深さは
ほぼ同じで凸部の山の高さが不規則である表面をも、ラ
ンダム表面として包含意味するものである。
さが不規則な凸部と、谷の深さが不規則な凹部とが混在
する表面を意味するが、凸部の山の高さがほぼ同じで凹
部の谷の深さが不規則な表面や、逆に凹部の谷の深さは
ほぼ同じで凸部の山の高さが不規則である表面をも、ラ
ンダム表面として包含意味するものである。
本発明によれば、立毛織編物における立毛部のポリエ
ステル系合成繊維において、ポリエステル系合成繊維特
有のぎらついた光沢を消失せしめ、なおかつ天然繊維の
もつ自然な風合いをもたせるには、立毛部の繊維断面お
よび側面が不規則な凹凸でランダム表面を形成している
ことが重要である。
ステル系合成繊維において、ポリエステル系合成繊維特
有のぎらついた光沢を消失せしめ、なおかつ天然繊維の
もつ自然な風合いをもたせるには、立毛部の繊維断面お
よび側面が不規則な凹凸でランダム表面を形成している
ことが重要である。
ランダム表面を形成する凹凸は、より好ましくは繊維
表面においては繊維軸に対して直角な外周方向にまた、
繊維断面においては断面の重心を通る一直線上の直線方
向に存在する凹部の最低点と隣接する凹部の最低点まで
の平面上の距離をXとするとき0.2μ<X<0.7μの範囲
を満足し、しかも互いにそのXが一定でない各凹凸が繊
維軸に直角な外周方向の繊維表面の表面積100μ2当り1
0〜1000個の密度で存在していることである。
表面においては繊維軸に対して直角な外周方向にまた、
繊維断面においては断面の重心を通る一直線上の直線方
向に存在する凹部の最低点と隣接する凹部の最低点まで
の平面上の距離をXとするとき0.2μ<X<0.7μの範囲
を満足し、しかも互いにそのXが一定でない各凹凸が繊
維軸に直角な外周方向の繊維表面の表面積100μ2当り1
0〜1000個の密度で存在していることである。
Xの値は走査型電子顕微鏡写真で、平面上の距離で表
示できる。
示できる。
前述の定義によるXで表示すると、Xが0.2μ以下の
ものしかない場合、または0.2μ<X<0.7μの凹凸個数
が100μ2当り10個以下の場合には鏡面的反射率の低下
が少なく、光沢がぎらつき、風合のねとつき感の改良効
果も少ない。また、Xが0.7μより大、または0.2μ<X
<0.7μの凹凸個数が100μ2当り1000個以上の場合は、
セミダルの減量品と大差なく、光沢は重く沈んだ光沢と
なり、色がくすみ白つぽくなりやすく、かえつて効果が
なくなる。
ものしかない場合、または0.2μ<X<0.7μの凹凸個数
が100μ2当り10個以下の場合には鏡面的反射率の低下
が少なく、光沢がぎらつき、風合のねとつき感の改良効
果も少ない。また、Xが0.7μより大、または0.2μ<X
<0.7μの凹凸個数が100μ2当り1000個以上の場合は、
セミダルの減量品と大差なく、光沢は重く沈んだ光沢と
なり、色がくすみ白つぽくなりやすく、かえつて効果が
なくなる。
また、立毛部が通常のブライトまたはセミダルのポリ
エステル系繊維からなる立毛織編物を単にアルカリでの
処理を行なつても、立毛部の繊維断面および側面が滑ら
かなままであつたり、また凹凸が生成しても、大きな穴
しか出来ず、またその穴の数も少ない。従つて前述のよ
うに、例えば立毛部にポリエステル系のブライト糸使
い、あるいはセミダル糸使いの場合は、アルカリ処理等
の溶出浸触処理の有無にかかわらず、立毛部の光沢およ
び風合いは自然でなく、高級品のイメージとは程遠いも
のとなつた。
エステル系繊維からなる立毛織編物を単にアルカリでの
処理を行なつても、立毛部の繊維断面および側面が滑ら
かなままであつたり、また凹凸が生成しても、大きな穴
しか出来ず、またその穴の数も少ない。従つて前述のよ
うに、例えば立毛部にポリエステル系のブライト糸使
い、あるいはセミダル糸使いの場合は、アルカリ処理等
の溶出浸触処理の有無にかかわらず、立毛部の光沢およ
び風合いは自然でなく、高級品のイメージとは程遠いも
のとなつた。
これに対して本発明の立毛織編物の立毛部の繊維はそ
の断面、及び側面に微細な凹凸を形成しており、しかも
その微細な凹凸が形成されている繊維表面が前述のよう
な密度でもつて不規則な凹凸のランダム表面を形成して
いるもので、従来のアルカリ処理繊維とは表面状態を大
きく異にしていることが特異的である。そして本発明の
立毛織編物の立毛部を形成する繊維においては、不規則
で微細な凹凸が立毛部の繊維断面及び側面へ入射する入
射光が反射する際に微細凹凸部にて互いの反射光の干渉
作用による打消し合い効果と、また不規則なランダム表
面を形成する凹凸により、凹凸部に入射した光が該凹凸
の囲りをめぐつて次々に起こる反射と吸収の繰返しによ
つて反射光が低下する効果を有するものと思われる。従
つて本発明の立毛織編物の立毛部を形成する繊維は上述
のような特異的な表面構造により立毛部がポリエステル
繊維あるいは改質されたポリエステル繊維からなる立毛
織編物では得られなかつた優れた光学的効果と天然毛皮
に類似した優れた肌触り感が得られるものである。
の断面、及び側面に微細な凹凸を形成しており、しかも
その微細な凹凸が形成されている繊維表面が前述のよう
な密度でもつて不規則な凹凸のランダム表面を形成して
いるもので、従来のアルカリ処理繊維とは表面状態を大
きく異にしていることが特異的である。そして本発明の
立毛織編物の立毛部を形成する繊維においては、不規則
で微細な凹凸が立毛部の繊維断面及び側面へ入射する入
射光が反射する際に微細凹凸部にて互いの反射光の干渉
作用による打消し合い効果と、また不規則なランダム表
面を形成する凹凸により、凹凸部に入射した光が該凹凸
の囲りをめぐつて次々に起こる反射と吸収の繰返しによ
つて反射光が低下する効果を有するものと思われる。従
つて本発明の立毛織編物の立毛部を形成する繊維は上述
のような特異的な表面構造により立毛部がポリエステル
繊維あるいは改質されたポリエステル繊維からなる立毛
織編物では得られなかつた優れた光学的効果と天然毛皮
に類似した優れた肌触り感が得られるものである。
このような特異な構造は、繊維改質用として従来用い
られている微粒子状不活性物質の粒度によりさらに高度
に微粒化された、即ち繊維内部の微細構造オーダーにま
で微粒化した微粒子を巧みに利用し、該微粒子を添加し
た繊維の表面および側面を溶出侵触することにより出現
させることができる。
られている微粒子状不活性物質の粒度によりさらに高度
に微粒化された、即ち繊維内部の微細構造オーダーにま
で微粒化した微粒子を巧みに利用し、該微粒子を添加し
た繊維の表面および側面を溶出侵触することにより出現
させることができる。
即ち、微粒子の平均直径を0.2μ以下、好ましくは0.1
μ以下の微粒子状不活性物質を0.3〜5wt%含有させたポ
リエステル系ポリマーを溶融紡糸し、ポリエステル繊維
を製造する。
μ以下の微粒子状不活性物質を0.3〜5wt%含有させたポ
リエステル系ポリマーを溶融紡糸し、ポリエステル繊維
を製造する。
ここで言う微粒子としてシリカゾルが極微細な凹凸の
出現と紡糸、延伸等工程の安定性の面からも良好な性質
を有する(特開昭55−107512)。
出現と紡糸、延伸等工程の安定性の面からも良好な性質
を有する(特開昭55−107512)。
繊維の断面および側面がアルカリによつて溶出する
際、不均一性の溶出となるのはこの微細粒子の分散状態
にも影響を受ける。単粒子の完全均一分散の場合には繊
維断面および側面が溶出の際、単粒子径の数倍以上の凹
凸になりにくいのであるが、適度な不均一性分散状態の
場合には溶出の際、粒子の存在密度の高い所が浸触溶出
されやすく、密度の低い所は凹部となり、望ましい凹凸
が発現する。この凹凸がランダムに発現し、かつ繊維全
表面には均一に発現することが重要である。
際、不均一性の溶出となるのはこの微細粒子の分散状態
にも影響を受ける。単粒子の完全均一分散の場合には繊
維断面および側面が溶出の際、単粒子径の数倍以上の凹
凸になりにくいのであるが、適度な不均一性分散状態の
場合には溶出の際、粒子の存在密度の高い所が浸触溶出
されやすく、密度の低い所は凹部となり、望ましい凹凸
が発現する。この凹凸がランダムに発現し、かつ繊維全
表面には均一に発現することが重要である。
上述のようなポリエステルポリマーを得る一例として
は平均粒径1mμ〜100mμのシリカ微粒子が単粒子状で存
在するコロイダルシリカの使用が推奨される。このコロ
イダルシリカとはケイ素酸化物を主成分とする微粒子が
水または単価のアルコール類またはジオール類またはこ
れらの混合物の分散媒としてコロイドとして存在するも
のを言う。
は平均粒径1mμ〜100mμのシリカ微粒子が単粒子状で存
在するコロイダルシリカの使用が推奨される。このコロ
イダルシリカとはケイ素酸化物を主成分とする微粒子が
水または単価のアルコール類またはジオール類またはこ
れらの混合物の分散媒としてコロイドとして存在するも
のを言う。
ポリエステルポリマーを製造する際のコロイダルシリ
カのエステル化槽への添加方法としては、特開昭55−10
7512に記載されている方法に従う。
カのエステル化槽への添加方法としては、特開昭55−10
7512に記載されている方法に従う。
また、本発明で言うポリエステル系繊維とは主成分が
ポリエチレンテレフタレートおよび/もしくはポリブチ
レンテレフタレートであり、必要によつては他成分が約
15モル%以下の共重合されたポリエステル等でもよい。
他成分としては、ジエチレングリコール、ネオペンチル
グリコール、シクロヘキサンジメタノール、イソフタル
酸、スルホイソフタル酸およびそのナトリウム塩、ポリ
アルキレングリコール等の共重合成分が挙げられ、更に
は酸化チタン等の艶消剤、光沢改良剤、難燃剤あるいは
染色性改良剤を含んでも良い。
ポリエチレンテレフタレートおよび/もしくはポリブチ
レンテレフタレートであり、必要によつては他成分が約
15モル%以下の共重合されたポリエステル等でもよい。
他成分としては、ジエチレングリコール、ネオペンチル
グリコール、シクロヘキサンジメタノール、イソフタル
酸、スルホイソフタル酸およびそのナトリウム塩、ポリ
アルキレングリコール等の共重合成分が挙げられ、更に
は酸化チタン等の艶消剤、光沢改良剤、難燃剤あるいは
染色性改良剤を含んでも良い。
以上のようにして得られたポリエステル系繊維をパイ
ル編、パイル織、モケツト、ダブルラツセル、ベロア、
ベルベツトまたはタフテイング、電気植毛などの製法に
より該ポリエステル系繊維を立毛部として構成された立
毛織編物が得られるが、その製法については特に限定さ
れない。
ル編、パイル織、モケツト、ダブルラツセル、ベロア、
ベルベツトまたはタフテイング、電気植毛などの製法に
より該ポリエステル系繊維を立毛部として構成された立
毛織編物が得られるが、その製法については特に限定さ
れない。
立毛を構成するポリエステル系繊維の単繊維繊度は0.
1デニールより細くなると、毛だおれが起きやすく、風
合的にも腰が弱くなり、良好な立毛品は得られない。
1デニールより細くなると、毛だおれが起きやすく、風
合的にも腰が弱くなり、良好な立毛品は得られない。
立毛長は10mm以下が望ましく、10mmを越えると毛だお
れが起きやすくなる場合がある。
れが起きやすくなる場合がある。
このようにして得られた立毛織編物の立毛部を形成す
るポリエステル系合成繊維の溶出侵蝕処理剤としては苛
性ソーダ等のアルカリ処理が上げられるが、これに限定
されるものではなく、場合によつてはラウリルベンジル
アンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウ
ムクロライドなどの加水分解促進剤を併用してもよい。
るポリエステル系合成繊維の溶出侵蝕処理剤としては苛
性ソーダ等のアルカリ処理が上げられるが、これに限定
されるものではなく、場合によつてはラウリルベンジル
アンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウ
ムクロライドなどの加水分解促進剤を併用してもよい。
さらにまた処理剤での微粒子の溶解あるいは分解速度
がポリエステルのそれよりも数倍ないし数十倍以上に速
い処理剤を用いれば繊維表面の凹凸をより微細複雑化さ
せるのでより好ましい。
がポリエステルのそれよりも数倍ないし数十倍以上に速
い処理剤を用いれば繊維表面の凹凸をより微細複雑化さ
せるのでより好ましい。
また、溶出侵蝕処理条件は、処理剤の濃度が例えば苛
性ソーダ溶液を用いる場合、溶液濃度が0.5〜40wt%、
処理温度40〜98℃、処理時間5〜120分の条件が好まし
いが、特に限定されるものではなく、繊維表面の凹凸を
より微細複雑化させる条件であれば良い。
性ソーダ溶液を用いる場合、溶液濃度が0.5〜40wt%、
処理温度40〜98℃、処理時間5〜120分の条件が好まし
いが、特に限定されるものではなく、繊維表面の凹凸を
より微細複雑化させる条件であれば良い。
このように立毛部の繊維の断面、および側面を粗面化
することにより、光沢、風合いの改良効果以外に、側面
と断面の濃度差により生じると考えられる黒ズミ、白ボ
ケが少なくなる傾向を有する。
することにより、光沢、風合いの改良効果以外に、側面
と断面の濃度差により生じると考えられる黒ズミ、白ボ
ケが少なくなる傾向を有する。
次に実施例を挙げて詳細に説明する。
実施例1 シリカゾル(粒径45mμ)の添加量を0wt%から5wt%
まで変化させた断面が第1図aで示されるポリレンテフ
タレート([η]=0.67、単糸1.5デニール)のスパン
糸で立毛部が構成された種々のダブルラツセル編物(立
毛長3mm)を4.0wt%の苛性ソーダ溶液95℃にてアルカリ
減量処理を行なつた。アルカリ減量率は各々のサンプル
毎にチエツクし、10%前後におさまるよう留意した。
まで変化させた断面が第1図aで示されるポリレンテフ
タレート([η]=0.67、単糸1.5デニール)のスパン
糸で立毛部が構成された種々のダブルラツセル編物(立
毛長3mm)を4.0wt%の苛性ソーダ溶液95℃にてアルカリ
減量処理を行なつた。アルカリ減量率は各々のサンプル
毎にチエツクし、10%前後におさまるよう留意した。
減量した各ダブルラツセル編物を染色した後、該編物
の発色性を[L*、a*、b*]表示の日立製作所製自
記分光光度計EPR−2型を使用して[L*、a*、
b*]を測定し、L*値より発色性を判定した。結果を
第1表に示す。
の発色性を[L*、a*、b*]表示の日立製作所製自
記分光光度計EPR−2型を使用して[L*、a*、
b*]を測定し、L*値より発色性を判定した。結果を
第1表に示す。
どのサンプルも減量前に比べて減量後の色の深みが増
し、良好な発色性を示し、かつシリカゾルの添加量が多
ければ多い程発色性が改善されることが判明した。
し、良好な発色性を示し、かつシリカゾルの添加量が多
ければ多い程発色性が改善されることが判明した。
また第1表のシリカゾルを3wt%添加したポリエステ
ル繊維を立毛部として構成したダブルラツセル編物のア
ルカリ減量品の立毛部の糸の断面および側面を観察した
ところ、第2図に示すように、糸の断面および側面に微
細で複雑な凹凸が発現していた。
ル繊維を立毛部として構成したダブルラツセル編物のア
ルカリ減量品の立毛部の糸の断面および側面を観察した
ところ、第2図に示すように、糸の断面および側面に微
細で複雑な凹凸が発現していた。
また、触感においても、減量後のサンプルは、どのサ
ンプルも天然繊維からなる立毛品により近いものであつ
た。
ンプルも天然繊維からなる立毛品により近いものであつ
た。
実施例2 シリカゾル(粒径45mμ)の添加量を0.5〜3wt%まで
変化させたポリエチレンテレフタレートにスルホイソフ
タル酸を2.5モル共重合した断面が第1図bで示される
ようなスパン糸([η]=0.68、単糸2デニール)で立
毛部が構成された種々のシンカーパイル(立毛長2mm)
を有する各シンカーパイル編物を4.0wt%の苛性ソーダ
溶液95℃の条件でアルカリ減量処理を行なつた。アルカ
リ減量率は各々のサンプル毎にチエツクし、10%前後に
おさまるよう留意した。
変化させたポリエチレンテレフタレートにスルホイソフ
タル酸を2.5モル共重合した断面が第1図bで示される
ようなスパン糸([η]=0.68、単糸2デニール)で立
毛部が構成された種々のシンカーパイル(立毛長2mm)
を有する各シンカーパイル編物を4.0wt%の苛性ソーダ
溶液95℃の条件でアルカリ減量処理を行なつた。アルカ
リ減量率は各々のサンプル毎にチエツクし、10%前後に
おさまるよう留意した。
減量した各シンカーパイル編物を染色した後、該編物
の発色性を[L*、a*、b*]表示の日立製作所製自
記分光光度計EPR−2型を使用して[L*、a*、
b*]を測定し、L*値より発色性を判定した。結果を
第2表に示す。
の発色性を[L*、a*、b*]表示の日立製作所製自
記分光光度計EPR−2型を使用して[L*、a*、
b*]を測定し、L*値より発色性を判定した。結果を
第2表に示す。
実施例1と同様、どのサンプルも減量前に比べて減量
後の色の深みが増して良好な発色性を示し、かつシリカ
ゾルの添加量が多くなるに従つて発色性が改善されるこ
とが判明した。
後の色の深みが増して良好な発色性を示し、かつシリカ
ゾルの添加量が多くなるに従つて発色性が改善されるこ
とが判明した。
また、第2表のシリカゾルを2wt%添加したポリエス
テルとスルホイソフタル酸の共重合繊維を立毛部として
構成したシンカーパイル編物のアルカリ減量品の立毛部
の糸の断面および側面の観察をしたところ実施例1の第
2図に酷似した微細で複雑な凹凸が糸の断面、および側
面に発現していた。
テルとスルホイソフタル酸の共重合繊維を立毛部として
構成したシンカーパイル編物のアルカリ減量品の立毛部
の糸の断面および側面の観察をしたところ実施例1の第
2図に酷似した微細で複雑な凹凸が糸の断面、および側
面に発現していた。
また、触感においても、減量後のサンプルはどのサン
プルも天然繊維よりなる立毛品により近いものとなつ
た。
プルも天然繊維よりなる立毛品により近いものとなつ
た。
比較例1 シリカゾルを添加していない断面が第1図aで示され
るようなポリエチレンテレフタレート(ブライト[η]
=0.63)のスパン糸(単糸2デニール)で立毛部が構成
されたダブルラツセル編物(立毛長3mm)を4.0wt%の苛
性ソーダ溶液95℃にてアルカリ減量処理を行なつた。ア
ルカリ減量率は10%になるよう調節した。
るようなポリエチレンテレフタレート(ブライト[η]
=0.63)のスパン糸(単糸2デニール)で立毛部が構成
されたダブルラツセル編物(立毛長3mm)を4.0wt%の苛
性ソーダ溶液95℃にてアルカリ減量処理を行なつた。ア
ルカリ減量率は10%になるよう調節した。
減量した該ダブルラツセル編物を染色した後、実施例
1、2と同様の方法で発色性を判定した。結果は第3表
のとおりであるが、減量前も減量後もL*値にほとんど
差がなく、また視覚においても光の乱反射が激しいため
か、ぎらつきが感じられた。
1、2と同様の方法で発色性を判定した。結果は第3表
のとおりであるが、減量前も減量後もL*値にほとんど
差がなく、また視覚においても光の乱反射が激しいため
か、ぎらつきが感じられた。
比較例2 シリカゾルを添加していない断面が第1図aで示され
るようなポリエチレンテレフタレート(セミダル、酸化
チタン0.5wt%含有[η]=0.65)のスパン糸(単糸1.5
デニール)で立毛部が構成されたダブルラツセル編物
(立毛長2mm)を4.0wt%の苛性ソーダ溶液95℃にてアル
カリ減量処理を行なつた。アルカリ減量率は10%になる
よう調節した。
るようなポリエチレンテレフタレート(セミダル、酸化
チタン0.5wt%含有[η]=0.65)のスパン糸(単糸1.5
デニール)で立毛部が構成されたダブルラツセル編物
(立毛長2mm)を4.0wt%の苛性ソーダ溶液95℃にてアル
カリ減量処理を行なつた。アルカリ減量率は10%になる
よう調節した。
減量後、該ダブルラツセル編物を染色した後、実施例
1、2と同様の方法で判定したが、結果は比較例1と同
様で、減量前も減量後もL*値にほとんど差がなく、視
覚においても光沢が重く沈んだものとなつた。
1、2と同様の方法で判定したが、結果は比較例1と同
様で、減量前も減量後もL*値にほとんど差がなく、視
覚においても光沢が重く沈んだものとなつた。
減量された該ダブルラツセル編物の立毛部の糸の断面
および側面の観察をしたところ、糸の断面および側面と
も滑らかな形態であつた。
および側面の観察をしたところ、糸の断面および側面と
も滑らかな形態であつた。
また、触感においても、減量後のサンプルは減量前に
比べてタツチが柔くなつているが、天然繊維よりなる立
毛品には程遠いものであつた。
比べてタツチが柔くなつているが、天然繊維よりなる立
毛品には程遠いものであつた。
比較例3 シリカゾル(粒径45mμ)の添加量が3.0wt%のポリエ
チレンテレフタレート([η]=0.67、単糸1.5デニー
ル)のスパン糸をパイル糸に用い、スライバー編機でパ
イル編物を編成した。このパイル編物をフツ素系樹脂
「アサヒガードAG−710」(旭硝子(株)製)10g/中
に浸漬し、80℃で乾燥し、撥水加工を施した。
チレンテレフタレート([η]=0.67、単糸1.5デニー
ル)のスパン糸をパイル糸に用い、スライバー編機でパ
イル編物を編成した。このパイル編物をフツ素系樹脂
「アサヒガードAG−710」(旭硝子(株)製)10g/中
に浸漬し、80℃で乾燥し、撥水加工を施した。
この撥水加工された該パイル編物をパイルカツトし
て、立毛長3mmのダブルラツセル編物にした。
て、立毛長3mmのダブルラツセル編物にした。
このようにして得られたダブルラツセル編物を4.0wt
%の苛性ソーダ溶液95℃にてアルカリ減量処理を行なつ
た。アルカリ減量率は10%におさまるよう留意した。
%の苛性ソーダ溶液95℃にてアルカリ減量処理を行なつ
た。アルカリ減量率は10%におさまるよう留意した。
減量した該ダブルラツセル編物を染色した後、発色性
を実施例1と同様の方法で判定したところ、減量後は減
量前に比べて色の深みは増しているが、光沢が強すぎ、
かえつて天然繊維からなる立毛品とは異なる光沢となつ
た。
を実施例1と同様の方法で判定したところ、減量後は減
量前に比べて色の深みは増しているが、光沢が強すぎ、
かえつて天然繊維からなる立毛品とは異なる光沢となつ
た。
減量されたダブルラツセル編物の立毛部の糸の断面お
よび側面の観察をしたところ、糸の断面には微細な凹凸
が発現していたが、糸の側面は滑らかであつた。これは
糸の側面が撥水加工されているためにアルカリによつて
溶出腐食されなかつたためと思われる。
よび側面の観察をしたところ、糸の断面には微細な凹凸
が発現していたが、糸の側面は滑らかであつた。これは
糸の側面が撥水加工されているためにアルカリによつて
溶出腐食されなかつたためと思われる。
また、前述のような強すぎる光沢感は糸の断面の表面
形態と、糸の側面の表面形態の違いによる濃度差が生じ
たためと思われる。
形態と、糸の側面の表面形態の違いによる濃度差が生じ
たためと思われる。
また、触感においても、減量前に比べてタツチは柔く
なつているが、糸の側面が粗面化されていないためか実
施例1で得られたダブルラツセル編物よりもタツチが固
い感じであり、天然繊維よりなる立毛品には程遠いもの
であつた。
なつているが、糸の側面が粗面化されていないためか実
施例1で得られたダブルラツセル編物よりもタツチが固
い感じであり、天然繊維よりなる立毛品には程遠いもの
であつた。
比較例4 シリカゾル(粒径35mμ)の添加量が2.5wt%のポリエ
チレンテレフタレート([η]=0.65、単糸2デニー
ル)のスパン糸をパイル糸に用い、スライバー編機でパ
イル編物を編成した。
チレンテレフタレート([η]=0.65、単糸2デニー
ル)のスパン糸をパイル糸に用い、スライバー編機でパ
イル編物を編成した。
このパイル編物を4.0wt%苛性ソーダ溶液95℃にてア
ルカリ減量処理を行なつた。アルカリ減量率は10%にお
さまるよう留意した。
ルカリ減量処理を行なつた。アルカリ減量率は10%にお
さまるよう留意した。
この減量されたパイル編物をパイルカツトして立毛長
2mmのダブルラツセル編物とした後、該ダブルラツセル
編物を染色した。
2mmのダブルラツセル編物とした後、該ダブルラツセル
編物を染色した。
染色後、発色性を判定したところ、ギラつきが強す
ぎ、実施例1の減量前と大差なかつた。
ぎ、実施例1の減量前と大差なかつた。
そこで、減量された該ダブルラツセル編物の立毛部の
糸の断面および側面の観察をしたところ、糸の側面には
微細な凹凸が発現していたが、糸の断面は滑らかであつ
た。
糸の断面および側面の観察をしたところ、糸の側面には
微細な凹凸が発現していたが、糸の断面は滑らかであつ
た。
従つて、前述のようなギラつきは糸の断面が粗面化さ
れていないためと思われる。
れていないためと思われる。
また、触感においても、減量前に比べると、ソフトに
はなつているが、立毛表面をさわると、ねとつとした感
じが残り、天然繊維よりなる立毛品とは程遠いものであ
つた。
はなつているが、立毛表面をさわると、ねとつとした感
じが残り、天然繊維よりなる立毛品とは程遠いものであ
つた。
第1図a〜dは本発明で用いる立毛部分のポリエステル
系繊維の代表的な断面形状を示す。 また第2図は本発明で得られる立毛部の糸の断面、およ
び側面の状態を示す顕微鏡写真である。
系繊維の代表的な断面形状を示す。 また第2図は本発明で得られる立毛部の糸の断面、およ
び側面の状態を示す顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−28477(JP,A) 特開 昭60−194146(JP,A) 特開 昭55−107512(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】ポリエステル系合成繊維からなる立毛部を
有する織編物において、該立毛部の繊維側面及び繊維断
面が不規則な凹凸のランダム表面を形成しており、凹部
の最低点と隣り合う凹部の最低点までの平面距離をXと
するとき、0.2<X<0.7μを満足する凹凸が100μ2当
り10〜1000個存在することを特徴とする立毛織編物。 - 【請求項2】平均粒子径0.2μ以下の微粒子を0.3〜5wt
%添加したポリエステル系合成繊維を立毛部に使用した
織編物を、ポリエステルの溶剤もしくは微粒子とポリエ
ステルの共通の処理剤を用いて下記の条件で溶解あるい
は分解させ、少なくとも立毛部の繊維側面及び繊維断面
を溶出浸食処理することを特徴とする立毛織編物の製造
方法。 処理剤の濃度 0.5〜40wt% 処理温度 40〜98℃ 処理時間 5〜120分間
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1025268A JP2591675B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 立毛織編物およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1025268A JP2591675B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 立毛織編物およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02264068A JPH02264068A (ja) | 1990-10-26 |
JP2591675B2 true JP2591675B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=12161282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1025268A Expired - Fee Related JP2591675B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 立毛織編物およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591675B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69316700T2 (de) * | 1992-10-13 | 1998-08-27 | Kuraray Co | Faser mit verjüngtem Ende und daraus hergestellte Florware |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5924233B2 (ja) * | 1979-02-05 | 1984-06-07 | 株式会社クラレ | ポリエステル系合成繊維 |
JPS60194146A (ja) * | 1984-03-14 | 1985-10-02 | 帝人株式会社 | 立毛パイル織編物およびその製造方法 |
JPS6228477A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-06 | 株式会社クラレ | 立毛構造物の立毛先端先細化方法 |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP1025268A patent/JP2591675B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02264068A (ja) | 1990-10-26 |
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---|---|---|---|
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