JP2591397Y2 - カメラ用レンズシャッタ装置 - Google Patents
カメラ用レンズシャッタ装置Info
- Publication number
- JP2591397Y2 JP2591397Y2 JP1993035324U JP3532493U JP2591397Y2 JP 2591397 Y2 JP2591397 Y2 JP 2591397Y2 JP 1993035324 U JP1993035324 U JP 1993035324U JP 3532493 U JP3532493 U JP 3532493U JP 2591397 Y2 JP2591397 Y2 JP 2591397Y2
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- Japan
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- shutter
- rotor
- blade
- base plate
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- Shutters For Cameras (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ムービングマグネット
型モータを使用したカメラ用レンズシャッタ装置に関す
る。
型モータを使用したカメラ用レンズシャッタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ムービングマグネット型モータによって
シャッタ羽根を開閉させるカメラ用レンズシャッタ装置
は実開平3−114825号公報等で広く知られてい
る。このモータは、回転子が永久磁石であり、コイルは
回転子の両軸受部を通る略四角形の輪状に巻回されてお
り、ヨークはコイルの外側で回転子の周面を囲むように
円筒形をなしている。この回転子は、シャッタ羽根を作
動させる駆動ピンが一体的に構成されており、またコイ
ルが前記したように巻回されているため、通常のモータ
のように一回転することができず、実際には大体60゜
位の角度領域で往復回動させている。回転子の軸を中心
として平面的に見た場合、駆動ピンはヨークの一部と大
体重なる位置にあり、側面的に見た場合にはヨークの下
部にあり下方へ突き出ている。このようなモータをシャ
ッタ装置に組み込む場合は、回転子の軸が光軸と平行に
なるようにし、且つコイルの巻き方向が、回転子の軸と
光軸中心とを結ぶ線分に対し、略一致するようにしてシ
ャッタ地板に取り付けられる。この種のモータは2枚構
成のシャッタ羽根に適用されることが多く、駆動ピンは
夫々の羽根の動点部に設けられたスロットに嵌合結合し
開閉作動をさせる。
シャッタ羽根を開閉させるカメラ用レンズシャッタ装置
は実開平3−114825号公報等で広く知られてい
る。このモータは、回転子が永久磁石であり、コイルは
回転子の両軸受部を通る略四角形の輪状に巻回されてお
り、ヨークはコイルの外側で回転子の周面を囲むように
円筒形をなしている。この回転子は、シャッタ羽根を作
動させる駆動ピンが一体的に構成されており、またコイ
ルが前記したように巻回されているため、通常のモータ
のように一回転することができず、実際には大体60゜
位の角度領域で往復回動させている。回転子の軸を中心
として平面的に見た場合、駆動ピンはヨークの一部と大
体重なる位置にあり、側面的に見た場合にはヨークの下
部にあり下方へ突き出ている。このようなモータをシャ
ッタ装置に組み込む場合は、回転子の軸が光軸と平行に
なるようにし、且つコイルの巻き方向が、回転子の軸と
光軸中心とを結ぶ線分に対し、略一致するようにしてシ
ャッタ地板に取り付けられる。この種のモータは2枚構
成のシャッタ羽根に適用されることが多く、駆動ピンは
夫々の羽根の動点部に設けられたスロットに嵌合結合し
開閉作動をさせる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】近年、カメラの電動化
が進んでおり、内蔵するアクチュエータの数も増えてい
る。しかし、一般にモータ等のアクチュエータは他の精
密部品に比べて大きく、形状の変更も自由に行なうこと
が難しいため、カメラのコンパクト化に対応させること
が困難であり、設計上の大きな課題となっている。その
ため、レンズシャッタ装置においても従来から有してい
たスペースを少しでも小さくする必要性に迫られてい
る。ところで、前記したようにシャッタ羽根をムービン
グマグネット型モータによって駆動するレンズシャッタ
装置においても、アクチュエータであるモータの小型化
をはじめ、全体構成の小型化を重ね、レンズ駆動用のモ
ータまでシャッタ地板に取り付けるようになってきた
が、ムービングマグネット型モータの外径、即ち円筒状
のヨークの外径をこれ以上小さくすることができないた
め、シャッタ地板によって規制されるシャッタ装置全体
としてのスペースをこれ以上小さくすることは現実問題
として無理な状況にある。
が進んでおり、内蔵するアクチュエータの数も増えてい
る。しかし、一般にモータ等のアクチュエータは他の精
密部品に比べて大きく、形状の変更も自由に行なうこと
が難しいため、カメラのコンパクト化に対応させること
が困難であり、設計上の大きな課題となっている。その
ため、レンズシャッタ装置においても従来から有してい
たスペースを少しでも小さくする必要性に迫られてい
る。ところで、前記したようにシャッタ羽根をムービン
グマグネット型モータによって駆動するレンズシャッタ
装置においても、アクチュエータであるモータの小型化
をはじめ、全体構成の小型化を重ね、レンズ駆動用のモ
ータまでシャッタ地板に取り付けるようになってきた
が、ムービングマグネット型モータの外径、即ち円筒状
のヨークの外径をこれ以上小さくすることができないた
め、シャッタ地板によって規制されるシャッタ装置全体
としてのスペースをこれ以上小さくすることは現実問題
として無理な状況にある。
【0004】本考案は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、シャッタ地
板に取り付けたムービングマグネット型モータによりシ
ャッタ羽根を駆動するようにしたカメラ用レンズシャッ
タ装置において、前記モータの配置上の工夫によりシャ
ッタ地板のスペース効果を上げるようにすることであ
る。
れたものであり、その目的とするところは、シャッタ地
板に取り付けたムービングマグネット型モータによりシ
ャッタ羽根を駆動するようにしたカメラ用レンズシャッ
タ装置において、前記モータの配置上の工夫によりシャ
ッタ地板のスペース効果を上げるようにすることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本考案によるカメラ用レンズシャッタ装
置は、固定子のコイルが回転子の両軸受部に隣接するよ
うに輪状に巻回されており、前記コイルの外側であって
前記回転子の周囲を囲むようにヨークが配置され、前記
回転子と一体の駆動ピンが2枚のシャッタ羽根を開閉動
作させるようにしたムービングマグネット型モータを、
前記回転子の軸が光軸と平行になるようにしてシャッタ
地板に取り付けたカメラ用レンズシャッタにおいて、前
記モータが、前記駆動ピンを、前記回転子の軸と光軸中
心とを結ぶ線分の左右に亘って往復回動させるように配
置されており、また、前記ヨークは、前記駆動ピンの回
動角度領域及びそれと前記回転子を挟んで対向する角度
領域のうち、少なくとも一方の角度領域を切除した形状
をしており、更に、前記2枚のシャッタ羽根は、前記シ
ャッタ地板に夫々回転可能に支承されていて、一方のシ
ャッタ羽根が前記駆動ピンに連結され、他方のシャッタ
羽根が前記一方のシャッタ羽根に連結されているように
構成する。また、好ましくは、前記一方のシャッタ羽根
が前記シャッタ地板に支承されている位置よりも、前記
他方のシャッタ羽根が前記シャッタ地板に支承されてい
る位置の方が、光軸から離れた位置となるように構成す
る。更に好ましくは、前記一方のシャッタ羽根が、前記
回転子の軸と光軸中心とを結ぶ線分上において、前記シ
ャッタ地板に支承されているように構成する。
成するために、本考案によるカメラ用レンズシャッタ装
置は、固定子のコイルが回転子の両軸受部に隣接するよ
うに輪状に巻回されており、前記コイルの外側であって
前記回転子の周囲を囲むようにヨークが配置され、前記
回転子と一体の駆動ピンが2枚のシャッタ羽根を開閉動
作させるようにしたムービングマグネット型モータを、
前記回転子の軸が光軸と平行になるようにしてシャッタ
地板に取り付けたカメラ用レンズシャッタにおいて、前
記モータが、前記駆動ピンを、前記回転子の軸と光軸中
心とを結ぶ線分の左右に亘って往復回動させるように配
置されており、また、前記ヨークは、前記駆動ピンの回
動角度領域及びそれと前記回転子を挟んで対向する角度
領域のうち、少なくとも一方の角度領域を切除した形状
をしており、更に、前記2枚のシャッタ羽根は、前記シ
ャッタ地板に夫々回転可能に支承されていて、一方のシ
ャッタ羽根が前記駆動ピンに連結され、他方のシャッタ
羽根が前記一方のシャッタ羽根に連結されているように
構成する。また、好ましくは、前記一方のシャッタ羽根
が前記シャッタ地板に支承されている位置よりも、前記
他方のシャッタ羽根が前記シャッタ地板に支承されてい
る位置の方が、光軸から離れた位置となるように構成す
る。更に好ましくは、前記一方のシャッタ羽根が、前記
回転子の軸と光軸中心とを結ぶ線分上において、前記シ
ャッタ地板に支承されているように構成する。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図1乃至図3により説明す
る。図1は、本考案の要部のみを示した平面図であり、
シャッタ羽根が閉じている状態を示している。図2は概
略図1のI−I線に沿って視た断面図である。図3は図
1と同様の平面図であり、シャッタ羽根が開いた状態を
示している。
る。図1は、本考案の要部のみを示した平面図であり、
シャッタ羽根が閉じている状態を示している。図2は概
略図1のI−I線に沿って視た断面図である。図3は図
1と同様の平面図であり、シャッタ羽根が開いた状態を
示している。
【0007】図1及び図2により構成を説明する。1は
合成樹脂製のシャッタ地板であり、開口1a,窓1bを
有し、図1において背面にピン1c,1dを植設してい
る。このシャッタ地板1には、図2において1本だけ明
示している柱1eが複数本形成されており、上板2が夫
々の柱にネジ3で止められている。4,5はシャッタ羽
根である。シャッタ羽根4はピン1cに回転可能に支承
されており、スロット4aを有し、ピン4bを植設して
いる。シャッタ羽根5は、ピン1cよりも光軸から離れ
た位置にあるピン1dに回転可能に支承されており、開
口1aより僅かに大きい開口5aを有し、また、ピン4
bに嵌合するスロット5bを有している。6はシャッタ
地板1に適宜な方法で取り付けられた押え板であり、開
口1aと同じか僅かに大きい開口6aを有している。7
は第1コイル枠であり、受け部7aが形成され、ネジ8
によりシャッタ地板1に固定されている。9は第2コイ
ル枠であり、第1コイル枠7と嵌め込み式に結合されて
いる。10はコイル枠7,9に巻回されたコイルであ
り、図1には図面を煩雑にしないようにするため平行な
二本の二点鎖線で示したように、後述する回転子の軸と
光軸とを結ぶ線分に対し直交する方向であり、且つ回転
子の両軸受部を通るようにして巻かれている。11は馬
蹄形をしたヨークであり、図2において上部から受け部
7aに当たるまで落とし込み、接着剤等の適宜な手段で
第2コイル枠9に固定されている。12は回転子であ
り、永久磁石12a,駆動ピン12bを有し、回転軸を
夫々コイル枠7,9に軸受けされている。そして、上記
したピン1cは、図1において、その回転軸と光軸とを
結ぶ線分上に配置されるようになっている。また、駆動
ピン12bはシャッタ地板1の窓1bを貫通し、シャッ
タ羽根4のスロット4aに嵌入している。13は歯部1
3aを有し、上板2に回転可能に支持された筒体であ
る。歯部13aは、シャッタ地板1に固定された図示し
ていないモータによって回転される歯車列に噛合してい
る。14は図示していないレンズを担持した鏡筒であ
る。筒体13の内周部と鏡筒14の外周部はヘリコイド
結合されており、筒体13が回転すると、鏡筒14は、
そのキー14aを図示していないキー溝に挿入している
ため、図2において上下方向へ直線的に移動する。
合成樹脂製のシャッタ地板であり、開口1a,窓1bを
有し、図1において背面にピン1c,1dを植設してい
る。このシャッタ地板1には、図2において1本だけ明
示している柱1eが複数本形成されており、上板2が夫
々の柱にネジ3で止められている。4,5はシャッタ羽
根である。シャッタ羽根4はピン1cに回転可能に支承
されており、スロット4aを有し、ピン4bを植設して
いる。シャッタ羽根5は、ピン1cよりも光軸から離れ
た位置にあるピン1dに回転可能に支承されており、開
口1aより僅かに大きい開口5aを有し、また、ピン4
bに嵌合するスロット5bを有している。6はシャッタ
地板1に適宜な方法で取り付けられた押え板であり、開
口1aと同じか僅かに大きい開口6aを有している。7
は第1コイル枠であり、受け部7aが形成され、ネジ8
によりシャッタ地板1に固定されている。9は第2コイ
ル枠であり、第1コイル枠7と嵌め込み式に結合されて
いる。10はコイル枠7,9に巻回されたコイルであ
り、図1には図面を煩雑にしないようにするため平行な
二本の二点鎖線で示したように、後述する回転子の軸と
光軸とを結ぶ線分に対し直交する方向であり、且つ回転
子の両軸受部を通るようにして巻かれている。11は馬
蹄形をしたヨークであり、図2において上部から受け部
7aに当たるまで落とし込み、接着剤等の適宜な手段で
第2コイル枠9に固定されている。12は回転子であ
り、永久磁石12a,駆動ピン12bを有し、回転軸を
夫々コイル枠7,9に軸受けされている。そして、上記
したピン1cは、図1において、その回転軸と光軸とを
結ぶ線分上に配置されるようになっている。また、駆動
ピン12bはシャッタ地板1の窓1bを貫通し、シャッ
タ羽根4のスロット4aに嵌入している。13は歯部1
3aを有し、上板2に回転可能に支持された筒体であ
る。歯部13aは、シャッタ地板1に固定された図示し
ていないモータによって回転される歯車列に噛合してい
る。14は図示していないレンズを担持した鏡筒であ
る。筒体13の内周部と鏡筒14の外周部はヘリコイド
結合されており、筒体13が回転すると、鏡筒14は、
そのキー14aを図示していないキー溝に挿入している
ため、図2において上下方向へ直線的に移動する。
【0008】次に作動を説明する。図1においてコイル
10に通電すると、回転子と一体の駆動ピン12bが窓
1bの中で時計方向に回動する。それによりシャッタ羽
根4はピン1cを軸として時計方向へ回動し、この運動
はピン4aによってシャッタ羽根5に伝えられる。従っ
てシャッタ羽根5はピン1dを軸として反時計方向へ回
動され、シャッタ羽根4,5は共に図3の状態となり、
露光が行われる。所定の時間経過後に、前記とは逆方向
の電流がコイル10に流れると、図3において駆動ピン
12bが反時計方向に回動され、シャッタ羽根4,5は
何れも前記とは逆方向に回動し、開口1aを閉鎖して図
1の状態に復帰する。
10に通電すると、回転子と一体の駆動ピン12bが窓
1bの中で時計方向に回動する。それによりシャッタ羽
根4はピン1cを軸として時計方向へ回動し、この運動
はピン4aによってシャッタ羽根5に伝えられる。従っ
てシャッタ羽根5はピン1dを軸として反時計方向へ回
動され、シャッタ羽根4,5は共に図3の状態となり、
露光が行われる。所定の時間経過後に、前記とは逆方向
の電流がコイル10に流れると、図3において駆動ピン
12bが反時計方向に回動され、シャッタ羽根4,5は
何れも前記とは逆方向に回動し、開口1aを閉鎖して図
1の状態に復帰する。
【0009】尚、図1及び図3においては、ヨーク11
の形状が馬蹄形をしているが、更に、回転子を挾んでそ
の切除部分と対向する部分(図3においてドットを付け
た部分)を切除した形状にしても差支えない。この場合
にはモータの効率に若干の影響が出ることは止むを得な
い。
の形状が馬蹄形をしているが、更に、回転子を挾んでそ
の切除部分と対向する部分(図3においてドットを付け
た部分)を切除した形状にしても差支えない。この場合
にはモータの効率に若干の影響が出ることは止むを得な
い。
【0010】
【考案の効果】上記のように、本考案においては、回転
子と一体の駆動ピンを、回転子の軸と光軸中心とを結ぶ
線分の左右に亘って往復回動するように配置し、それに
伴って、2枚のシャッタ羽根のうち、一方のシャッタ羽
根だけを駆動ピンに連結させ、その一方のシャッタ羽根
を他方のシャッタ羽根に連結させるように構成したた
め、従来の円筒形をしていたヨークの形状を、回転子と
光軸中心を結ぶ線の左右に亘って所定角度領域だけ切除
した形状にすることが可能になる。そのため、モータを
ヨークの厚さ分だけ光軸中心に寄せることが可能になる
ので、シャッタ地板を小型化できるという効果がある。
子と一体の駆動ピンを、回転子の軸と光軸中心とを結ぶ
線分の左右に亘って往復回動するように配置し、それに
伴って、2枚のシャッタ羽根のうち、一方のシャッタ羽
根だけを駆動ピンに連結させ、その一方のシャッタ羽根
を他方のシャッタ羽根に連結させるように構成したた
め、従来の円筒形をしていたヨークの形状を、回転子と
光軸中心を結ぶ線の左右に亘って所定角度領域だけ切除
した形状にすることが可能になる。そのため、モータを
ヨークの厚さ分だけ光軸中心に寄せることが可能になる
ので、シャッタ地板を小型化できるという効果がある。
【図1】本考案の実施例を示した平面図であり、シャッ
タ羽根が閉じている状態を示している。
タ羽根が閉じている状態を示している。
【図2】図1のI−I線に沿って視た断面図である。
【図3】図1と同様の平面図であり、シャッタ羽根が開
いた状態を示している。
いた状態を示している。
1 シャッタ地板 1a,5a,6a 開口 1b 窓 1c,1d,4b ピン 1e 柱 2 上板 3,8 ネジ 4,5 シャッタ羽根 4a,5a スロット 6 押え板 7 第1コイル枠 7a 受け部 9 第2コイル枠 10 コイル 11 ヨーク 12 回転子 12a 永久磁石 12b 駆動ピン 13 筒体 13a 歯部 14 鏡筒 14a キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 9/08 - 9/54
Claims (3)
- 【請求項1】 固定子のコイルが回転子の両軸受部に隣
接するように輪状に巻回されており、前記コイルの外側
であって前記回転子の周囲を囲むようにヨークが配置さ
れ、前記回転子と一体の駆動ピンが2枚のシャッタ羽根
を開閉動作させるようにしたムービングマグネット型モ
ータを、前記回転子の軸が光軸と平行になるようにして
シャッタ地板に取り付けたカメラ用レンズシャッタにお
いて、前記モータが、前記駆動ピンを、前記回転子の軸と光軸
中心とを結ぶ線分の左右に亘って往復回動させるように
配置されており、 また、前記ヨークは、前記駆動ピンの回動角度領域及び
それと前記回転子を挟んで対向する角度領域のうち、少
なくとも一方の角度領域を切除した形状をしており、 更に、前記2枚のシャッタ羽根は、前記シャッタ地板に
夫々回転可能に支承されていて、一方のシャッタ羽根が
前記駆動ピンに連結され、他方のシャッタ羽根が前記一
方のシャッタ羽根に連結されている ようにしたことを特
徴とするカメラ用レンズシャッタ装置。 - 【請求項2】 前記一方のシャッタ羽根が前記シャッタ
地板に支承されている位置よりも、前記他方のシャッタ
羽根が前記シャッタ地板に支承されている位置の方が、
光軸から離れた位置となるように配置されていることを
特徴とする請求項1に記載のカメラ用レンズシャッタ装
置。 - 【請求項3】 前記一方のシャッタ羽根が、前記回転子
の軸と光軸中心とを結ぶ線分上において、前記シャッタ
地板に支承されているようにしたことを特徴とする請求
項1又は2に記載のカメラ用レンズシャッタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035324U JP2591397Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | カメラ用レンズシャッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035324U JP2591397Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | カメラ用レンズシャッタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078842U JPH078842U (ja) | 1995-02-07 |
JP2591397Y2 true JP2591397Y2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=12438644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993035324U Expired - Fee Related JP2591397Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | カメラ用レンズシャッタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591397Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5052482U (ja) * | 1973-09-10 | 1975-05-20 | ||
JPS5158870U (ja) * | 1974-11-01 | 1976-05-10 | ||
US3958090A (en) * | 1974-12-18 | 1976-05-18 | Grayhill, Inc. | Miniature switch assembly |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP1993035324U patent/JP2591397Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH078842U (ja) | 1995-02-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |