JP4698816B2 - カメラ用絞り機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影レンズに入射してフィルムやCCDなどに達する被写体光量を制限することができるようにしたカメラ用絞り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラ用絞り機構として一般に広く採用されているものとしては、複数枚の絞り羽根を同時に作動させ、それらの協働によって開口口径を連続的に変化させ得るようにした所謂虹彩絞りと称されているものと、露光用開口部よりも直径の小さな円形の開口部を有する絞り部材を用意しておき、その開口部を撮影光路内に選択的に挿入するようにしたものとがある。そして、前者の絞り機構は、絞り開口を多段階に制御できることを要求しているカメラに適しており、後者の絞り機構は、真円の絞り開口が得られることと、構成が簡単になって低コスト化に有利であることから、多くの制御段数を要求しないカメラに適している。更に、後者の絞り機構は、その開口をNDフィルタで覆うことによって、回折の影響を受けずに光量を大きく制限できることを要求しているカメラにも適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、後者のタイプの絞り機構は、多くの制御段数を要求しないカメラに採用して有利なことから、フィルム使用のコンパクトカメラやデジタルカメラに適している。ところが、それらのカメラの場合には、低コスト化に対する要求は勿論であるが、小型化に対する要求が極めて大きい。従って、それらのカメラに多く採用されるようにするためには、小型であること、とりわけ、光軸を中心にした平面の外形形状を小さくし、露光用開口部の縁から外形位置までの径方向の寸法を出来るだけ小さくすることが、大きな条件の一つになっている。
【0004】
しかしながら、従来のこのタイプの絞り機構は、露光用開口部よりも小さな開口部で撮影するときには、その開口部を有している絞り部材が、その開口部の面している領域を除き露光用開口部を完全に覆うようにしているため、その絞り部材は、少なくとも露光用開口部よりも大きな外形をした部位を備えている。そのため、小さな開口部で撮影しない場合には、絞り部材を露光用開口部から退去させ、露光用開口部の側方位置に収容しておく必要があることから、その収容面積は、絞り部材に形成された上記の部位の大きさによって制約を受けてしまい、どうしても、上記の径方向の寸法を小さくすることができない。
【0005】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、露光用開口部よりも小さな円形の開口部を有する絞り部材は、その開口部を露光用開口部に挿入しているときには、その開口部の面している領域以外の露光用開口部を全面的に覆えない形状にし、その覆えない領域を他の一つ以上の遮光部材によって覆うようにした小型のカメラ用絞り機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用絞り機構は、光軸を中心にした円形の露光用開口部を有している地板と、駆動ピンを有しているモータと、前記駆動ピンと嵌合する長孔と前記露光用開口部より小さな円形の開口部とを有していて前記地板に回転可能に取り付けられており前記駆動ピンにより回転させられて該小さな開口部を前記露光用開口部に挿入したとき該小さな開口部の面している領域以外にも前記露光用開口部に挿入されていく方向側に該露光用開口部を覆わない領域が形成される形状をしている絞り部材と、前記駆動ピンと嵌合する長孔を有していて前記地板に前記絞り部材とは異なる回転中心で回転可能に取り付けられており前記小さな開口部を前記露光用開口部に挿入するときには前記駆動ピンにより前記絞り部材とは相反する方向へ前記絞り部材の回転角度よりも小さな回転角度で回転されることによって前記露光用開口部に挿入され前記露光用開口部が覆われていない領域のうち前記小さな開口部以外の領域を覆うようにした遮光部材と、を備えているようにする。
【0008】
その場合、前記駆動ピンと嵌合する長孔を有していて前記地板に前記絞り部材とは同じ回転中心で回転可能に取り付けられており前記小さな開口部を前記露光用開口部に挿入するときには該絞り部材よりも小さい回転角度範囲で前記駆動ピンにより該絞り部材と同じ方向に回転させられる第2の遮光部材を備えており、前記絞り部材は、前記小さな開口部を前記露光用開口部へ挿入した状態において該露光用開口部を覆わない領域が前記円形の開口部を間にした二ヶ所に形成される形状をしており、前記小さな開口部が前記露光用開口部に挿入されたときには、前記二ヶ所の領域を、前記二つの遮光部材が個別に覆うようにすると、前記絞り部材の大きさをさらに小さくでき、絞り機構の小型化に有利となる。
【0009】
更に、本発明のカメラ用絞り機構においては、前記絞り部材に、前記小さな開口部を覆うようにして光学フィルタが取り付けられているようにすると、その機能が一段と好適になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図示した二つの実施例によって説明する。また、それらの実施例は、絞り機構をシャッタ機構と一緒にユニット化したものであって、フィルムを使用するカメラにもデジタルカメラにも用いることが可能なものであるが、作動説明は、デジタルカメラに適用した場合で説明する。尚、図1〜図4は第1実施例を示したものであり、図5及び図6は第2実施例を示したものである。
【0011】
[第1実施例]
先ず、図1及び図2を用いて本実施例の構成を説明する。本実施例は、いずれも合成樹脂製であって、殆ど同じ外形をした主地板1(図1参照),中間地板2(図2参照),補助地板3(図2参照)を、以下に説明するようにして、所定の空間を設けて取り付けることにより、ユニットとしての骨格を構成している。そして、本実施例は、上記したように、絞り機構をシャッタ機構と一緒にユニット化したものであるから、主地板1と中間地板2との間を絞り室とし、中間地板2と補助地板3との間をシャッタ室としている。また、それらの地板1,2,3の略中央部には円形の開口部1a,2a,3aが形成されているが、それらは、露光用開口部を規制するものであって、絞り機構にとっては最大絞り開口ということになる。
【0012】
そこで、次に、図1を用いて主地板1の表面側の構成を説明する。先ず、開口部1aを囲むようにして、カメラに取り付けるときに用いる三つの取付部1b,1c,1dが設けられている。また、二つのモータ4,5が、主地板1と一体的に成形されたフック部1e,1fと、ビス6,7によって取り付けられているが、一方のモータ4については、フレキシブルプリント配線板の図示を省略してある。これらのモータ4,5は、特開2000−60088号公報などに記載のムービングマグネット型モータと称されているモータであって、その構成は周知であるため具体的な構成説明は省略するが、永久磁石製の回転子4a,5aは所定の角度範囲でしか回転せず、それらから径方向へ張り出した部位に設けられている駆動ピン4b,5bは、主地板1に形成された図示していない長孔から羽根室内に挿入されている。そして、図2〜図4においては、それらを一点鎖線で示している。
【0013】
次に、主地板1の背面側の構成を説明する。図2においては、主地板1の背面側に設けられている部位が、断面で示されている。先ず、ストッパ1g,1h,1i,1jは絞り室内でストッパの役目をするものであり、且つ主地板1と中間地板2の間隔を保つ役目もしているが、それらのうちストッパ1jは、柱1kの一部として形成されている。また、ストッパ1m,1n,1p,1qは、中間地板2に設けられた孔を貫通してシャッタ室内でストッパの役目をするものであるが、それらのうち、ストッパ1m,1n,1pは、明示していないが、主地板1側が太く形成されていて、主地板1と中間地板2の間隔を保つ役目もしている。更に、図示していないが、補助地板3には、中間地板2側に突き出した複数の突出部が設けられていて、中間地板2と補助地板3との間隔を保つようになっている。
【0014】
上記の柱1kは、ストッパ1jを除く円柱部が、中間地板2に設けられた孔を貫通してシャッタ室内に臨んでおり、その先端面の円周部が中間地板2と補助地板3との間隔を保つ役目をしている。また、この柱1kは、補助地板3を取り付ける役目もしている。即ち、補助地板3には柱1kよりも直径の小さな孔が形成されていて、その孔に補助地板3の背面側から挿入したビスを、柱1kの先端面に設けられたねじ孔1k1に螺合させるようになっている。更に、主地板1の背面側には、二つのフック部1r,1sが設けられていて補助地板3の背面側で、補助地板3を止めている。
【0015】
また、主地板1の背面側には、軸1t,1u,1v,1wが設けられている。そのうち、軸1t,1uは絞り室内に存在しており、軸1v,1wは中間地板2に設けられた孔を貫通して、シャッタ室内に延伸していて、軸1tには絞り部材8が回転可能に取り付けられ、軸1uには遮光部材9が回転可能に取り付けられている。また、絞り部材8には、長孔8aと、開口部1a,2a,3a(以下、総称して露光用開口部という)よりも直径の小さな円形の開口部8bとが形成されており、遮光部材9には、長孔9aが形成されている。そして、モータ4の駆動ピン4bが、長孔8a,9aに嵌合し、その先端が、中間地板2の長孔2bに挿入されている。更に、軸1v,1wにはシャッタ羽根10,11が回転可能に取り付けられ、それらのシャッタ羽根10,11には、長孔10a,11aと、当接部10b,11bとが形成されている。そして、モータ5の駆動ピン5bが、長孔10a,11aに嵌合し、その先端が、中間地板2の長孔2cに挿入されている。
【0016】
次に、図2〜図4を用いて、本実施例の作動を説明するが、既に説明したように、本実施例は、絞り機構をシャッタ機構と一緒にユニット化し、デジタルカメラに用いられるようにしたものである。そして、図2は、その初期状態を示している。即ち、このデジタルカメラはノーマルオープンタイプであって、電源がオンのときには、絞り部材8と遮光部材9が、露光用開口部から退去しており、シャッタ羽根10,11は露光用開口部を全開にしている。そのため、CCDは被写体光にさらされており、被写体像をモニターで観察可能となっている。また、このときには、モータ4,5に通電されていないが、周知のモータ構成によって、回転子4a,5aには時計方向へ回転する力が付与されていて、絞り部材8はストッパ1iに接触させられ、遮光部材9はストッパ1jに接触させられ、シャッタ羽根10、11はストッパ1q、1mに接触させられている。
【0017】
この状態においてシャッタボタンを押すと、被写体光の測定結果に基づいて、被写体の光量を減じて撮影するか減じないで撮影するかが決定される。そして、被写体の光量を減じて撮影することに決定された場合には、モータ4の回転子4aが反時計方向へ回転させられ、絞り部材8と遮光部材9とを相反する方向へ回転させる。そのため、絞り部材8は反時計方向へ回転させられ、遮光部材9は時計方向へ回転させられて、それらの先端部がストッパ1g,1hに当接することによって停止する。その状態が図3に示されている。このとき、モータ4に対する通電は断たなくてもよいが、断ったとしても、周知のモータ構成によって、この状態は保たれる。
【0018】
また、図3から分かるように、絞り部材8は、このとき、開口部8bが面している領域を除き、露光用開口部を全面的に覆っていない。そして、その覆っていない領域を遮光部材9によって覆うようにしている。そこで、もし、遮光部材9だけで覆っている領域を絞り部材8が覆うようにしたら、どのようなことになるかが図7に示されている。即ち、図7に示された絞り部材8は、同じ符号を用いているが、露光用開口部を覆う部位の形状が異なっていて、二点鎖線で示すように、開口部8bを好適に露光用開口部に臨ませている。しかしながら、このような形状にすると、実線で示すように、露光用開口部から退去させられた場合には、その一部が絞り室から出てしまい、その分だけ絞り機構の外形が大きくなってしまう。ところが、本実施例においては、上記のような形状をしているうえに、遮光部材9を設けたので、このようなものよりも小型化が可能になっている。
【0019】
更に、図示していない第2の遮光部材を設けることによって、もっと小型化することが可能である。即ち、その場合には、絞り部材8は、図3において二点鎖線で示すように、下方部位を切除され、それによって覆うことができなくなった領域を、その第2の遮光部材が覆うようにする。そして、その構成の一例を挙げれば、絞り部材8と同様に、その第2の遮光部材を軸1tに回転可能に取り付け、長孔に駆動ピン4bを嵌合させる。しかしながら、その長孔の形状は、長孔8aとは異なっていて、所謂カム溝に形成しておき、絞り部材8の回転角度よりも小さな回転角度でしか回転されないようにすればよい。
【0020】
このようにして、図3の状態が得られると、次に、CCDに撮影開始の信号が与えられる。そして、所定の撮影時間が経過すると、制御回路からモータ5に通電され、回転子5aが反時計方向へ回転させられる。そのため、シャッタ羽根10,11は相反する方向へ回転し、開口部8bを閉鎖した後、当接部10b,11bがストッパ1n,1pに当接して停止する。その状態が図4に示されている。その後、この閉鎖状態で撮像情報が記憶装置に転送されると、あい前後してモータ4,5に通電されるが、このときには上記の場合とは異なる方向へ電流が供給されるため、回転子4a,5aは、いずれも時計方向へ回転させられ、絞り部材8,遮光部材9,シャッタ羽根10,11は、いずれも上記とは逆方向へ回転させられる。そして、それらの各部材は、ストッパ1i,1j,1q,1mによって停止させられ、モータ4,5に対する通電が断たれて図2の状態に戻る。尚、開口部8bを用いないで撮影する場合は、図2の状態において、モータ4に通電することなく撮影を開始するが、その場合の作動説明は、上記と重複するので省略する。
【0021】
[第2実施例]
次に、第2実施例を説明する。本実施例の構成は、第1実施例の絞り部材8に、開口部8bを覆うためのNDフィルタ12を取り付けただけであり、その他の構成は第1実施例の場合と全く同じである。そのため、第1実施例と同じ部材,部位には同じ符号を付け、それらについての説明を省略する。また、本実施例の作動も、実質的に第1実施例の場合と同じであり、図5は、図2に相当する状態を示し、図6は、図4に相当する状態を示している。それ故、本実施例の具体的な作動説明も、重複を避けるために省略する。
【0022】
本実施例のように、小さい開口部8bにNDフィルタ12を取り付ける主な理由は二つある。その一つは、開口部8aを余り小さくすると、開口部8aの中心を光軸位置に高精度に合わせる必要が出てくるからであり、もう一つは、余り小さくすると回折の影響を受けてしまうからである。本実施例の場合も、そのようなことを避けるために、開口部8aを余り小さくすることなく、NDフィルタ12を取り付けることによって、CCDに到達する被写体光を制限できるようにしている。また、本実施例の場合にも、第1実施例で説明したように、絞り部材8の形状を、図6に二点鎖線で示すように切断し、且つ図示していない第2の遮光部材を設けることによって、更に小型化を図ることが可能である。
【0023】
尚、上記の各実施例においては、絞り部材8と遮光部材9とが露光用開口部から退去している状態を初期状態としたが、それらが露光用開口部に挿入されている状態を初期状態としても差し支えない。そして、そのようにした場合には、カメラの不使用時におけるCCDの保護に役立つし、第2実施例におけるNDフィルタ12の代わりにUVカットフィルタを取り付けると、保護機能が一段と向上する。また、上記の各実施例においては、絞り部材と遮光部材を一組しか設けていないが、二組以上設けても差し支えなく、また、二組設ける場合には、もう一組をシャッタ羽根10,11に代えて配置する構成にしても差し支えない。
【0024】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、露光用開口部よりも小さな円形の開口部を有する絞り部材を、その開口部が露光用開口部に挿入されているとき、その開口部の面している領域以外の露光用開口部を全面的に覆う形状にする必要がないので、該絞り部材を露光用開口部から退去させたときの収容面積を小さくすることができ、絞り機構全体を小型化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例をユニット化された状態で見た平面図である。
【図2】図1から地板を取り除き第1実施例の初期状態を示した平面図であって、地板と一体の部位は断面で示し、図1に示したモータの回転子は一点鎖線で示してある。
【図3】図2と同じようにして示した第1実施例の平面図であって、図2の状態から絞り部材の開口部を露光用開口部に挿入した状態を示したものである。
【図4】図2及び図3と同じようにして示した第1実施例の平面図であって、図3の状態からシャッタ羽根が閉じた状態を示したものである。
【図5】図2と同じ状態を同じようにして示した第2実施例の平面図である。
【図6】図4と同じ状態を同じようにして示した第2実施例の平面図である。
【図7】第1実施例の絞り部材に代えて従来の絞り部材を用いた場合を示す平面図である。
【符号の説明】
1 主地板
1a,2a,3a,8b 開口部
1b,1c,1d 取付部
1e,1f,1r,1s フック部
1g,1h,1i,1j,1m,1n,1p,1q ストッパ
1k 柱
1k1 ねじ孔
1t,1u,1v,1w 軸
2 中間地板
2b,2c,8a,9a,20a,11a 長孔
3 補助地板
4,5 モータ
4a,5a 回転子
4b,5b 駆動ピン
6,7 ビス
8 絞り部材
9 遮光部材
10,11 シャッタ羽根
10b,11b 当接部
12 NDフィルタ
Claims (3)
- 光軸を中心にした円形の露光用開口部を有している地板と、駆動ピンを有しているモータと、前記駆動ピンと嵌合する長孔と前記露光用開口部より小さな円形の開口部とを有していて前記地板に回転可能に取り付けられており前記駆動ピンにより回転させられて該小さな開口部を前記露光用開口部に挿入したとき該小さな開口部の面している領域以外にも前記露光用開口部に挿入されていく方向側に該露光用開口部を覆わない領域が形成される形状をしている絞り部材と、前記駆動ピンと嵌合する長孔を有していて前記地板に前記絞り部材とは異なる回転中心で回転可能に取り付けられており前記小さな開口部を前記露光用開口部に挿入するときには前記駆動ピンにより前記絞り部材とは相反する方向へ前記絞り部材の回転角度よりも小さな回転角度で回転されることによって前記露光用開口部に挿入され前記露光用開口部が覆われていない領域のうち前記小さな開口部以外の領域を覆うようにした遮光部材と、を備えていることを特徴とするカメラ用絞り機構。
- 前記駆動ピンと嵌合する長孔を有していて前記地板に前記絞り部材とは同じ回転中心で回転可能に取り付けられており前記小さな開口部を前記露光用開口部に挿入するときには該絞り部材よりも小さい回転角度範囲で前記駆動ピンにより該絞り部材と同じ方向に回転させられる第2の遮光部材を備えており、前記絞り部材は、前記小さな開口部を前記露光用開口部へ挿入した状態において該露光用開口部を覆わない領域が前記円形の開口部を間にした二ヶ所に形成される形状をしており、前記小さな開口部が前記露光用開口部に挿入されたときには、前記二ヶ所の領域を、前記二つの遮光部材が個別に覆うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ用絞り機構。
- 前記絞り部材には、前記小さな開口部を覆うようにして光学フィルタが取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ用絞り機構。
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