JP2591165B2 - 拡張記憶システム - Google Patents

拡張記憶システム

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JP2591165B2
JP2591165B2 JP1159898A JP15989889A JP2591165B2 JP 2591165 B2 JP2591165 B2 JP 2591165B2 JP 1159898 A JP1159898 A JP 1159898A JP 15989889 A JP15989889 A JP 15989889A JP 2591165 B2 JP2591165 B2 JP 2591165B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明の拡張記憶システムに関し、特に大規模な拡張
記憶容量の複数の拡張記憶ユニットを接続して実現する
拡張記憶ユニット相互間の接続およびシステム構成法に
関する。
従来技術 従来、スーパコンピュータなどで用いられる拡張記憶
装置においては、その簡便さから単体ユニットの形を取
るものばかりで、複数ユニットを相互に接続してシステ
ムを構成するようなものは依存しなかった。
上述したような拡張記憶装置はその性格上、大規模科
学技術計算に対応することが前提となっており、そのた
めにプロセッサの動作速度に比べて中速のアクセスタイ
ムや高スループット、および大容量といった特性を備え
ていることが必要である。
近年のソリッドステートメモリ素子の技術開発のスピ
ードは著しく、一世代が四年程度の周期で、一世代毎に
4倍程に集積度が向上している。
しかしながら、大規模科学技術計算においては拡張記
憶容量の需要がこれをはるかに上回る伸びを示してお
り、単体ユニット形の拡張記憶装置では早晩対応しきれ
なくっていくものと予測される。
そうなった場合、複数台の拡張記憶ユニットでシステ
ムを構成しなければなくなるが、通常高スループット確
保のために拡張記憶装置のインタフェース数はかなりの
大きさをもっているので、単体ユニット形の拡張記憶装
置を単純に何台も接続しようとした場合、実装上の物理
的制約から限られた台数しか接続することができないと
いう欠点がある。
発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべく
なされたもので、システム全体の要求に見合った台数の
拡張記憶装置でフレキシブルに構成可能とすることがで
きる拡張記憶システムの提供を目的とする。
発明の構成 本発明による拡張記憶システムは、前段の装置から入
力されたリクエスト情報が自装置に対するリクエストか
他装置に対するリクエストかを判別する判別手段と、前
記判別手段により前記自装置に対するリクエストと判別
されたとき、該リクエスト情報を前記自装置内に取込む
取込み手段と、前記判別手段により前記他装置に対する
リクエストと判別されたとき、該リクエスト情報を後段
の装置に送出するリクエスト送出手段と、前記自装置か
らのリプライ情報と前記前段の装置からのリプライ情報
とのうち一方を前記後段の装置に送出するリプライ送出
手段とを有する拡張記憶装置を複数接続し、上位装置か
らの前記リクエスト情報を先頭の前記拡張記憶装置で受
取り、最後尾の前記拡張記憶装置から前記上位装置に前
記リプライ情報を送出するようにしたことを特徴とす
る。
実施例 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を構成を示すブロック図で
ある。図において、演算プロセッサ1は拡張記憶上のデ
ータを主記憶上に移送する拡張記憶読出し(RXM;read e
xtended memory unit)命令と、主記憶上のデータを拡
張記憶上に移送する拡張記憶書込み(WXM;write extend
ed memory unit)命令とを含む命令体系を有している。
メモリインタフェースユニット3は演算プロセッサ1
からのコマンドで動作が制御され、主記憶装置2へのア
クセスおよび拡張記憶システム4へのリクエストの発行
を制御する。
すなわち、メモリインタフェースユニット3は拡張記
憶読出しコマンドにより拡張記憶システム4から主記憶
装置2へのデータの移送を実行するのに必要な一連の動
作を制御し、拡張記憶書込みコマンドにより主記憶装置
2から拡張記憶システム4へのデータの移送を実行する
のに必要な一連の動作を制御する。
拡張記憶システム4は四台の拡張記憶ユニット4−1
〜4−4から構成されており、拡張記憶ユニット4−1
〜4−4は夫々信号線132,142,144,146を介してリクエ
ストを受取る。
拡張記憶ユニット4−1〜4−4は該リクエストが自
ユニットに対するリクエストでなければ、該リクエスト
をそのまま信号線142,144,146を介して次ユニットに受
渡しする。このとき、該リクエストが信号線146上にあ
るならば、該リクエストは拡張記憶ユニット4−4に対
するリクエストである。
該リクエストが自ユニットに対するリクエストであれ
ば、拡張記憶ユニット4−1〜4−4は夫々必要なリプ
ライ情報を信号線141,143,145,147を介して返却するよ
うに動作し、また夫々後段の拡張記憶ユニット4−2〜
4−4から信号線143,145,147を介して受取ったリプラ
イ情報を信号線141,143,145にそのまま出力するように
動作する。
第2図は第1図の拡張記憶ユニット4−3の構成を示
すブロック図である。図において、リクエスト格納用レ
ジスタ41−3は信号線144を介してリクエストを受取る
と、該リクエストを信号線201−3を介してリクエスト
受付部42−8およびリクエスト中継部43−8に送出す
る。
リクエスト受付部42−3はリクエスト格納用レジスタ
41−3からのリクエストの送付先を確認し、該リクエス
トが自ユニットに対するものであることを確認すると、
信号線204−3を介してアクセス制御部45−3を起動す
るとともに、信号線202−3を介してリクエスト中継部4
3−3に対して中継打切りを指示する。
リクエスト受付部42−3はリクエスト格納用レジスタ
41−3からのリクエストが他のユニットに対するもので
あることを確認すると、信号線202−3を介してリクエ
スト中継部43−3に対して該リクエストをそのまま通過
させるように指示する。
リクエスト中継部43−3はリクエスト受付部42−3か
らの指示により、信号線203−3を介して該リクエスト
をリクエスト格納用レジスタ44−3に送出する。よっ
て、該リクエストはリクエスト格納用レジスタ44−3か
ら信号線146を介して次ユニット(拡張記憶ユニット4
−4)に送出される。
一方、リプライ情報格納用レジスタ48−3は信号線14
7を介して拡張記憶ユニット4からのリプライ情報を受
取ると、該リプライ情報を信号線208−3を介してリプ
ライ中継部49−3に送出し、該リプライ情報をリプライ
中継部49−3によってリプライ情報格納用レジスタ50−
3および信号線209−3を介して信号線145に中継する。
また、信号線205−3を介してアクセス制御部45−3
から制御されることにより記憶部46−3から読出された
リプライ情報が信号線206−3を介してレジスタ47−3
に格納されると、該リプライ情報はレジスタ47−3から
信号線207−3に介してリプライ中継部49−3に送出さ
れ、リプライ中継部49−3によってリプライ情報格納用
レジスタ50−3および信号線203−3を介して信号線145
に中継される。
尚、他の拡張記憶ユニット4−1,4−2,4−4も第2図
に示す拡張記憶ユニット4−3と同様の構成となってお
り、その動作も同様である。
これら第1図および第2図を用いて本発明の一実施例
の動作について説明する。
演算プロセッサ1が拡張記憶読出し命令を実行し、拡
張記憶システム4内の拡張記憶ユニット4−3のデータ
を主記憶装置2上に移送する場合、演算プロセッサ1は
実行している命令ストリング中で拡張記憶読出し命令に
遭遇すると、信号線111を介してメモリインタフェース
ユニット3に対して拡張記憶読出しコマンドを発行す
る。
メモリインタフェースユニット3ではこの拡張記憶読
出しコマンドにより動作が起動され、信号線132を介し
て拡張記憶システム4にリードリクエストを発行する。
拡張記憶ユニット4−1では信号線132を介して受付
けたリードリクエストが自ユニットに対するリクエスト
ではないことを確認すると、該リードリクエストを信号
線142を介して次の拡張記憶ユニット4−2に中継す
る。
拡張記憶ユニット4−2でも該リードリクエストが自
ユニットに対するリクエストではないことを確認し、該
リードリクエストを信号線144を介して次の拡張記憶ユ
ニット4−3に中継する。
拡張記憶ユニット4−3では該リードリクエストが自
ユニットに対するリクエストであることを確認すると、
該リードリクエストに含まれるリード指定やアドレスな
どにしたがって記憶部46−3からのデータリードを行
い、該データリードによるリプライデータを含むリプラ
イを拡張記憶ユニット4−2に出力し、このリプライの
返却を行う。
拡張記憶ユニット4−2は拡張記憶ユニット4−3か
らのリプライを受取ると、このリプライをそのまま信号
線143を介して拡張記憶ユニット4−1に中継する。
拡張記憶ユニット4−1は拡張記憶ユニット4−2を
介して拡張記憶ユニット4−3からのリプライを受取る
と、このリプライをそのまま信号線141を介してメモリ
インタフェースユニット3に返却する。
メモリインタフェースユニット3は拡張記憶ユニット
4−1を介して拡張記憶ユニット4−3からのリプライ
を受取ると、該リプライに含まれるリプライデータを主
記憶装置2の所定アドレスに格納するためのライトリク
エストを直ちに生成し、信号線131を介して該ライトリ
クエストを主記憶装置2に発行する。
該ライトリクエストにより主記憶装置2の所定アドレ
スに拡張記憶ユニット4−3からのリプライデータが格
納されると、演算プロセッサ1上の拡張記憶読出し命令
の実行が完了する。
次に、演算プロセッサ1が拡張記憶書込み命令を実行
し、主記憶装置2上のデータを拡張記憶システム4内の
拡張記憶ユニット4−3に移送する場合、演算プロセッ
サ1は実行している命令ストリング中で拡張記憶書込み
命令に遭遇すると、信号線111を介してメモリインタフ
ェースユニット3に対して拡張記憶書込みコマンドを発
行する。
メモリインタフェースユニット3ではこの拡張記憶書
込みコマンドにより動作が起動され、信号線131を介し
て主記憶装置2にリードリクエストを発行する。
主記憶装置2では該リードリクエストにより指定され
たデータリードが行われ、該データリードによるリプラ
イデータを含むリプライが信号線121を介してメモリイ
ンタフェースユニット3に返却される。
メモリインタフェースユニット3は主記憶装置2から
のリプライを受取ると、該リプライに含まれるリプライ
データを拡張記憶ユニット4−3の所定アドレスに格納
するためのライトリクエストを直ちに生成し、信号線13
2を介して該ライトリクエストを拡張記憶システム4に
発行する。
拡張記憶ユニット4−1では信号線132を介して受付
けたライトリクエストが自ユニットに対するリクエスト
ではないことを確認すると、該ライトリクエストを信号
線142を介して次の拡張記憶ユニット4−2に中継す
る。
拡張記憶ユニット4−2でも該ライトリクエストが自
ユニットに対するリクエストではないことを確認し、該
ライトリクエストを信号線144を介して次の拡張記憶ユ
ニット4−3に中継する。
拡張記憶ユニット4−3では該ライトリクエストが自
ユニットに対するリクエストであることを確認すると、
該ライトリクエストに含まれるライト指定やアドレスな
どにしたがって記憶部46−3へのデータライトを行い、
該データライトの終了を通知するためのリプライを拡張
記憶ユニット4−2に出力し、このリプライの返却を行
う。
拡張記憶ユニット4−2は拡張記憶ユニット4−3か
らのリプライを受取ると、このリプライをそのまま信号
線143を介して拡張記憶ユニット4−1に中継する。
拡張記憶ユニット4−1は拡張記憶ユニット4−2を
介して拡張記憶ユニット4−3からのリプライを受取る
と、このリプライをそのまま信号線141を介してメモリ
インタフェースユニット3に返却する。
メモリインタフェースユニット3では拡張記憶ユニッ
ト4−1を介して拡張記憶ユニット4−3からのリプラ
イを受取ることにより、拡張記憶ユニット4−3におけ
るライト動作の終了を知る。これにより、メモリインタ
フェースユニット3では拡張記憶システム4への次のリ
クエストの送出が可能となり、演算プロセッサ1上の拡
張記憶書込み命令の実行が完了する。
第3図は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図
である。図において、本発明の他の実施例は第1図に示
す本発明の一実施例による拡張記憶システム4における
信号線143,145,147の接続方向を逆方向にし、拡張記憶
ユニット4−1からメモリインタフェースユニット3へ
の信号線141の代りに拡張記憶ユニット4−4からメモ
リインタフェースユニット3に信号線148を設けた以外
は本発明の一実施例と同様の構成となっており、同一構
成部品には同一符号を付してある。また、それら同一構
成部品の動作も本発明の一実施例と同様である。
図において、拡張記憶システム4は四台の拡張記憶ユ
ニット4−1〜4−4から構成されており、拡張記憶ユ
ニット4−1〜4−4は夫々信号線132,142,144,146を
介してリクエストを受取る。
拡張記憶ユニット4−1〜4−4は該リクエストが自
ユニットに対するリクエストでなければ、該リクエスト
をそのまま信号線142,144,146を介して次ユニットに受
渡しする。このとき、該リクエストが信号線146上にあ
るならば、該リクエストは拡張記憶ユニット4−4に対
するリクエストである。
該リクエストが自ユニットニ対するリクエストであれ
ば、拡張記憶ユニット4−1〜4−4は夫々必要なリプ
ライ情報を信号線143,145,147,148を介して返却するよ
うに動作し、また夫々前段の拡張記憶ユニット4−1〜
4−3から信号線143,145,147を介して受取ったリプラ
イ情報を信号線145,147,148にそのまま出力するように
動作する。
第4図は第3図の拡張記憶ユニット4−3の構成を示
すブロック図である。図において、本発明の他の実施例
による拡張記憶ユニット4−3は第2図に示す本発明の
一実施例による拡張記憶ユニット4−3におけるリプラ
イ情報格納用レジスタ48−3,50−3に接続される信号線
145,147を入替えた以外は本発明の一実施例と同様の構
成となっており、同一構成部品には同一符号を付してあ
る。また、それら同一構成部品の動作も本発明の一実施
例と同様である。
リプライ情報格納用レジスタ48−3が信号線145を介
して拡張記憶ユニット4−2からのリプライ情報を受取
ると、該リプライ情報を信号線208−3を介してリプラ
イ中継部49−3に送出し、該リプライ情報をリプライ中
継部49−3によってリプライ情報格納用レジスタ50−3
および信号線209−3を介して信号線147に中継する。
また、信号線205−3を介してアクセス制御部45−3
から制御されることにより記憶部46−3から読出された
リプライ情報が信号線206−3を介してレジスタ47−3
に格納されると、該リプライ情報はレジスタ47−3から
信号線207−3を介してリプライ中継部49−3に送出さ
れ、リプライ中継部49−3によってリプライ情報格納用
レジスタ50−3および信号線209−3を介して信号線147
に中継される。
尚、他の拡張記録ユニット4−1,4−2,4−4も第4図
に示す拡張記憶ユニット4−3と同様の構成となってお
り、その動作も同様である。
これら第3図および第4図を用いて本発明の他の実施
例の動作について説明する。
演算プロセッサ1が拡張記憶読出し命令を実行し、拡
張記憶システム4内の拡張記憶ユニット4−3のデータ
を主記憶装置2上に移送する場合、演算プロセッサ1は
実行している命令ストリング中で拡張記憶読出し命令に
遭遇すると、信号線111を介してメモリインタフェース
ユニット3に対して拡張記憶読出しコマンドを発行す
る。
メモリインタフェースユニット3ではこの拡張記憶読
出しコマンドにより動作が起動され、信号線132を介し
て拡張記憶システム4にリードリクエストを発行する。
拡張記憶ユニット4−1では信号線132を介して受付
けたリードリクエストが自ユニットに対するリクエスト
ではないことを確認すると、該リードリクエストを信号
線142を介して次の拡張記憶ユニット4−2に中継す
る。
拡張記憶ユニット4−2でも該リードリクエストが自
ユニットに対するリクエストではないことを確認し、該
リードリクエストを信号線144を介して次の拡張記憶ユ
ニット4−3に中継する。
拡張記憶ユニット4−3では該リードリクエストが自
ユニットに対するリクエストであることを確認すると、
該リードリクエストに含まれるリード指定やアドレスな
どにしたがって記憶部46−3からのデータリードを行
い、該データリードによるリプライデータを含むリプラ
イを拡張記憶ユニット4−4に出力し、このリプライの
返却を行う。
拡張記憶ユニット4−4は拡張記憶ユニット4−3か
らのリプライを受取ると、このリプライをそのまま信号
線148を介してメモリインタフェースユニット3に返却
する。
メモリインタフェースユニット3は拡張記憶ユニット
4−4を介して拡張記憶ユニット4−3からのリプライ
を受取ると、該リプライに含まれるリプライデータを主
記憶装置2の所定アドレスに格納するためのライトリク
エストを直ちに生成し、信号線131を介して該ライトリ
クエストを主記憶装置2に発行する。
該ライトリクエストにより主記憶装置2の所定アドレ
スに拡張記憶ユニット4−3からのリプライデータが格
納されると、演算プロセッサ1上の拡張記憶読出し命令
の実行が完了する。
次に、演算プロセッサ1が拡張記憶書込み命令を実行
し、主記憶装置2上のデータを拡張記憶システム4内の
拡張記憶ユニット4−3に移送する場合、演算プロセッ
サ1は実行している命令ストリング中で拡張記憶書込み
命令に遭遇すると、信号線111を介してメモリインタフ
ェースユニット3に対して拡張記憶書込みコマンドを発
行する。
メモリインタフェースユニット3ではこの拡張記憶書
込みコマンドにより動作が起動され、信号線131を介し
て主記憶装置2にリードリクエストを発行する。
主記憶装置2では該リードリクエストにより指定され
たデータリードが行われ、該データリードによるリプラ
イデータを含むリプライが信号線121を介してメモリイ
ンタフェースユニット3に返却される。
メモリインタフェースユニット3は主記憶装置2から
のリプライを受取ると、該リプライに含まれるリプライ
データを拡張記憶ユニット4−3の所定アドレスに格納
するためのライトリクエストを直ちに生成し、信号線13
2を介して該ライトリクエストを拡張記憶システム4に
発行する。
拡張記憶ユニット4−1では信号線132を介して受付
けたライトリクエストが自ユニットに対するリクエスト
ではないことを確認すると、該ライトリクエストを信号
線142を介して次の拡張記憶ユニット4−2に中継す
る。
拡張記憶ユニット4−2でも該ライトリクエストが自
ユニットに対するリクエストではないことを確認し、該
ライトリクエストを信号線144を介して次の拡張記憶ユ
ニット4−3に中継する。
拡張記憶ユニット4−3では該ライトリクエストが自
ユニットに対するリクエストであることを確認すると、
該ライトリクエストに含まれるライト指定やアドレスな
どにしたがって記憶部46−3へのデータライトを行い、
該データライトの終了を通知するためのリプライを拡張
記憶ユニット4−4に出力し、このリプライの返却を行
う。
拡張記憶ユニット4−4は拡張記憶ユニット4−3か
らのリプライを受取ると、このリプライをそのまま信号
線148を介してメモリインタフェースユニット3に返却
する。
メモリインタフェースユニット3では拡張記憶ユニッ
ト4−4を介して拡張記憶ユニット4−3からのリプラ
イを受取ることにより、拡張記憶ユニット4−3におけ
るライト動作の終了を知る。これにより、メモリインタ
フェースユニット3では拡張記憶システム4への次のリ
クエストの送出が可能となり、演算プロセッサ1上の拡
張記憶書込み命令の実行が完了する。
ここで、拡張記憶システム4からのリプライは時間的
に一単位のタイミング時間で返す必要はなく、たとえば
ブロックロードのような場合には分割されたリプライデ
ータを一定時間連続的に返却することになる。
このように、前段のユニットから入力されたリクエス
ト情報が自ユニットに対するリクエストか他のユニット
に対するリクエストかを判別し、自ユニットに対するも
のと判別したときに該リクエスト情報を自ユニット内に
取込み、他のユニットに対するものと判別したときに該
リクエスト情報を後段のユニットに送出し、自ユニット
からのリプライ情報と後段のユニットからのリプライ情
報とのうち一方を前段のユニットに送出するように構成
された拡張記憶ユニット4−1〜4−4を夫々接続する
ようにすることによって、従来の単体ユニット形の拡張
記憶装置を接続するのとはほとんど同様にして、複数個
の拡張記憶ユニット4−1〜4−4を接続することが可
能となる。
すなわち、拡張記憶ユニット4−1〜4−4の接続台
数は原理的には無限大であり、システム全体の要求に見
合った台数の拡張記憶ユニット4−1〜4−4からなる
拡張記憶システム4がフレキシブルに構成可能となる。
このとき、リザーブされている接続ポートによって最
大接続台数が制限を受けることもなければ、使用しない
接続ポートを遊ばせてしまうこともなく、接続される側
のI/Oユニットとしてシステム全体の要求(拡張記憶ユ
ニット台数)に応じて最適なものを選択できるようにす
るために、何通りものバリエーション(最大接続台数や
コストなど)を固定的に用意する必要がなくなる。
また、前段のユニットから入力されたリクエスト情報
が自ユニットに対するリクエストか他のユニットに対す
るリクエストかを判別し、自ユニットに対するものと判
別したときに該リクエスト情報を自ユニット内に取込
み、他のユニットに対するものと判別したときに該リク
エスト情報を後段のユニットに送出し、自ユニットから
のリプライ情報と前段のユニットからのリプライ情報と
のうち一方を後段のユニットに送出するように構成され
た拡張記憶ユニット4−1〜4−4を夫々接続し、メモ
リインタフェースユニット3からのリクエスト情報を先
頭の拡張記憶ユニット4−1で受取り、最後尾の拡張記
憶ユニット4−4からメモリインタフェースユニット3
にリプライ情報を送出するようにすることによっても、
システム全体の要求に見合った台数の拡張記憶ユニット
4−1〜4−4からなる拡張記憶システム4がフレキシ
ブルに構成可能となる。
発明の効果 以上説明したように本発明の拡張記憶システムによれ
ば、前段の装置から入力されたリクエスト情報が自装置
に対するものと判別したときに該リクエスト情報を自装
置内に取込み、該リクエスト情報が他装置に対するもの
と判別したときに該リクエスト情報を後段の装置に送出
し、自装置からのリプライ情報と後段の装置からのリプ
ライ情報とのうち一方を前段の装置に送出するように構
成された拡張記憶装置を複数接続するようにすることに
よって、システム全体の要求に見合った台数の拡張記憶
装置でフレキシブルに構成可能とすることができるとい
う効果がある。
また、他の拡張記憶システムによれば、前段の装置か
ら入力されたリクエスト情報が自装置に対するリクエス
トか他装置に対するリクエストかを判別し、この判別に
より自装置に対するものと判別したときに該リクエスト
情報を自装置内に取込み、この判別により他装置に対す
るものと判別したときに該リクエスト情報を後段の装置
に送出し、自装置からのリプライ情報と前段の装置から
のリプライ情報とのうち一方を後段の装置に送出するよ
うに構成された拡張記憶装置を複数接続し、上位装置か
らのリクエスト情報を先頭の拡張記憶装置で受取り、最
後尾の拡張記憶装置から上位装置にリプライ情報を送出
するようにすることによって、システム全体の要求に見
合った台数の拡張記憶装置でフレキシブルに構成可能と
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は第1図の拡張記憶ユニットの構成を示すブロック
図、第3図は本発明の他の実施例の構成を示すブロック
図、第4図は第3図の拡張記憶ユニットの構成を示すブ
ロック図である。 主要部分の符号の説明 1……演算プロセッサ 2……主記憶装置 3……メモリインタフェースユニット 4……拡張記憶システム 4−1〜4−4……拡張記憶ユニット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前段の装置から入力されたリクエスト情報
    が自装置に対するリクエストか他装置に対するリクエス
    トかを判別する判別手段と、前記判別手段により前記自
    装置に対するリクエストと判別されたとき、該リクエス
    ト情報を前記自装置内に取込む取込み手段と、前記判別
    手段により前記他装置に対するリクエストと判別された
    とき、該リクエスト情報を後段の装置に送出するリクエ
    スト送出手段と、前記自装置からのリプライ情報と前記
    前段の装置からのリプライ情報とのうち一方を前記後段
    の装置に送出するリプライ送出手段とを有する拡張記憶
    装置を複数接続し、上位装置からの前記リクエスト情報
    を先頭の前記拡張記憶装置で受取り、最後尾の前記拡張
    記憶装置から前記上位装置に前記リプライ情報を送出す
    るようにしたことを特徴とする拡張記憶システム。
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