JP2590651Y2 - 動力計制御装置の不安定制御補正回路 - Google Patents

動力計制御装置の不安定制御補正回路

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JP2590651Y2
JP2590651Y2 JP1993017410U JP1741093U JP2590651Y2 JP 2590651 Y2 JP2590651 Y2 JP 2590651Y2 JP 1993017410 U JP1993017410 U JP 1993017410U JP 1741093 U JP1741093 U JP 1741093U JP 2590651 Y2 JP2590651 Y2 JP 2590651Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はエンジン等の供試機の特
性を調べる動力計の自動制御装置に係り、特に被試験機
特性による不安定制御の補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】動力計(ダイナモメータ)の自動制御装
置においては、動力計の速度が被試験機の負荷に関係な
く設定速度に一致するように制御している。しかし動力
計一定制御に被試験機の特性が一致するような場合、例
えばディーゼルエンジンのようにガバナ特性付近では安
定した点を得るのが難しい。
【0003】そこで制御系に図2のような変動率設定器
を設け、より安定した点を得るようにしている。図2に
おいて1は動力計の速度設定器(手動運転)、2は例え
ばコンピュータからの動力計の速度設定信号(自動運
転)と前記設定器1の信号とを切り換える切り換え器で
ある。3は負荷変化量に応じて速度を変化させるための
変動率設定器であり、この設定信号は掛算器4において
トルク検出信号と掛け合わせられる。前記手動運転又は
自動運転の速度設定信号と掛算器4の出力信号は加算器
5において加算され、動力計速度設定信号とされる。
【0004】尚この装置において動力計は速度一定制
御、供試機(エンジン)はトルク一定制御としている。
またエンジンのガバナ特性、動力計速度設定、速度変動
率特性の関係は図3のように示される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来の制
御回路では次のような問題点があった。例えば手動運転
で動力計速度を3000rpmに設定しているにもかか
わらず、変動率設定(掛算器4の出力信号)を入れてし
まうと動力計速度設定は3200rpmになってしま
う。このため再度手動の速度設定器1で3000rpm
にする必要があり、非常に面倒である。また自動運転で
は実数値設定のためさらに使い勝手が悪くなってしま
う。
【0006】本考案は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、変動率設定による速度設定のずれを自動的
に修正することができる動力計制御装置の不安定制御補
正回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、供試機の特性
を調べる動力計の自動制御装置において、変動率設定器
の設定信号とトルク検出信号の積を求める第1の掛算器
と、前記変動率設定器の設定信号とトルク設定信号の積
を求める第2の掛算器と、速度設定信号と前記第1の掛
算器の出力信号の和から前記第2の掛算器の出力信号を
減算する演算回路とを備え、前記演算回路の出力を動力
計の速度設定信号とすることを特徴としている。
【0008】
【作用】いま速度設定3000rpmに対して変動率設
定(第1の掛算器の出力)が例えば200rpmである
とすると、第2の掛算器の出力も同様に200rpmが
出力される。このため変動率設定分によるずれは演算回
路において打ち消され、動力計の速度設定はもとの速度
設定3000rpmとなる。このため手動運転時に速度
設定を再設定する必要はない。またコンピュータによる
自動運転時の実数値設定が可能となる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照しながら本考案の一実施例を
説明する。図1において図2と同一部分は同一符号をも
って示している。図1において図2と異なる点は、変動
率設定器3の出力信号とトルク設定信号を乗算する掛算
器14を設け、該掛算器14の出力信号を加算器15の
突き合わせ部に負で入力していることであり、その他の
部分は図2と同一に構成されている。
【0010】上記のように構成された回路において、手
動運転時の速度設定器1の設定信号又は自動運転時のコ
ンピュータによる速度設定信号と掛算器4の出力信号
(変動率設定分)は加算器15の突き合わせ部において
正入力となる。また変動率設定器3の出力信号とトルク
設定信号を乗算した掛算器14の出力信号は加算器15
の突き合わせ部において負入力となる。
【0011】いま速度設定3000rpmに対して変動
率設定(掛算器4の出力)が例えば200rpmである
とすると、掛算器14の出力も同様に200rpmが出
力される。このため変動率設定分によるずれは加算器1
5において打ち消され、動力計の速度設定はもとの速度
設定3000rpmとなる。このため手動運転時に速度
設定を再設定する必要はない。またコンピュータによる
自動運転時の実数値設定が可能となる。
【0012】尚前記実施例では変動率設定を速度で説明
したが、これに限らずトルク変動率でも同一である。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、変動率設
定器の設定信号とトルク検出信号の積を求める第1の掛
算器と、前記変動率設定器の設定信号とトルク設定信号
の積を求める第2の掛算器と、速度設定信号と前記第1
の掛算器の出力信号の和から前記第2の掛算器の出力信
号を減算する演算回路とを備え、前記演算回路の出力を
動力計の速度設定信号としたので、変動率設定による速
度設定のずれを自動的に修正することができ、手動運転
時の再設定の必要がなくなる。又自動運転時の実数値設
定も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図。
【図2】従来の動力計の自動制御装置の一例を示す回路
図。
【図3】エンジンのガバナ特性および速度変動率特性を
示す特性図。
【符号の説明】
1…速度設定器 2…切り換え器 3…変動率設定器 4,14…掛算器 5,15…加算器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供試機の特性を調べる動力計の自動制御
    装置において、変動率設定器の設定信号とトルク検出信
    号の積を求める第1の掛算器と、前記変動率設定器の設
    定信号とトルク設定信号の積を求める第2の掛算器と、
    速度設定信号と前記第1の掛算器の出力信号の和から前
    記第2の掛算器の出力信号を減算する演算回路とを備
    え、前記演算回路の出力を動力計の速度設定信号とする
    ことを特徴とする動力計制御装置の不安定制御補正回
    路。
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