JPH03262936A - エンジンテスト装置におけるディーゼルエンジンの回転数制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、ディーゼルエンジンとダイナモメ−夕を組み
合わせたエンジンテスト装置におけるディーゼルエンジ
ンの回転数制御装置に関する。

Ｂ１発明の概要 本発明は、エンジンテスト装置におけるディーゼルエン
ジンの回転数制御装置において、そのスロットル開度制
御部の前段に掛算器を設けてこの掛算器に入力する制御
信号に切換スイッチにより固定レベル信号を掛けて２ス
ピードガバナエンジンの回転数制御を行うようにする一
方、２スピードガバナエンジンとオールスピードガバナ
エンジンの特性の違いによる制御定数の補正を分圧器に
よりセットすると共にこの分圧器のセット信号をオール
スピードガバナエンジンの最大トルクの違いとトータル
慣性の変化を割算器により自動補正するようになし、エ
ンジンをオールスピードガバナエンジンに交換した際、
前記切換スイ、２チの切り換えにより掛算器に人力する
制御信号に前記自動補正された分圧器のセット信号を掛
けてオールスピードガバナエンジンの回転数制御を安定
して行いうるようにしたものである。

Ｃ９従来の技術 従来、ディーゼルエンジンとダイナモメータとの組み合
わせにより性能、排ガス、耐久等のテストを行うディー
ゼルエンジンテスト装置における回転数制御装置は、第
２図に示すように、回転数設定信号Ｎｏとダイナモメー
タの接続されたエンジン１の回転数を回転検出部１１で
、検出した回転検出信号Ｎとをつき合わせてその偏差を
比例アンプ２．比例積分アンプ３で増幅し、その信号に
よりスロットル開度制御部６を制御し、エンジン■の回
転数を制御している。

このような、回転数制御装置において、エンジンを交換
する場合、同様な特性のエンジン交換では問題はないが
、２スピードガバナエンジン、オールスピードガバナエ
ンジンといったガバナ特性が大きく相違する場合、第２
図のような閉ループ制御では、安定、不安定の問題が生
ずる。

上記のようなアナログ制御では回転数制御が不安定にな
った場合、比例アンプ、比例積分アンプのゲイン、時定
数にダイヤル等にて調整要素を持たせておき、オペレー
タが運転しながら調整している。

Ｄ０発明が解決しようとする課題 上記オペレータの調整作業は、調整についである程度の
固有技術が必要であり、通常多くの時間を費やして行っ
ている。

本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ガバナ特性の大き
く変わったエンジンに交換した場合の回転数制御の安定
性をスイッチ１って確保しうるようにしたエンジンテス
ト装置におけるディーゼルエンジンの回転数制御装置を
提供することにある。

Ｅ１課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明のエンジンテスト装
置におけるディーゼルエンジンの回転数制御装置は、デ
ィーゼルエンジンの回転数設定信号とディーゼルエンジ
ンの回転検出信号をつき合わせた信号をアンプを通して
エンジンのスロットル開度制御部を制御するようにした
エンジンテスト装置におけるディーゼルエンジンの回転
数制御装置において、２スピードガバナエンジンとオー
ルスピードガバナエンジンの特性の違いによる制御定数
の補正をセットする分圧器と、オールスピードガバナエ
ンジンの最大トルクのセット値をトータル慣性値で割っ
た出力を前記分圧器に加えて前記分圧器の出力信号を自
動補正する割算器と、２スピードガバナエンジン用固定
レベル信号と前記分圧器の出力信号とを切り換える切換
スイッチと、前記アンプとスロットル開度制ｍ部との間
に設けられ前記アンプの出力信号と前記切換スイッチか
らの信号が入力されこの両信号を掛ける掛算器とよりな
るものである。

１０作用 分圧器は２スピードガバナエンジンをオールスピードガ
バナエンジンといった特性の違いによる制御定数の補正
をセットする。

割算器はオールスピードガバナエンジンこの最大トルク
のセット値をトータル慣性値で割算し、最大トルクの違
いトータル慣性値の変化を、前記分圧器に加えて分圧器
によってセットされた信号を自動補正する。

エンジンが２スピードガバナエンジンの場合は切換スイ
ッチを固定レベル信号側に入れる。しかして、掛算器は
回転数設定信号と回転検出信号の偏差を増幅するアンプ
の出力信号に固定レベル信号を掛は合わせた信号でスロ
ットル開度制御部を制御するので、２スピードガバナエ
ンジンに適応した制御定数で回転数の制御ができる。

エンジンがオールスピードガバナエンジンの場合は切換
スイッチを分圧器側に入れる。しかして、掛算器は前記
偏差を増幅するアンプの出力信号に分圧器の出力信号を
掛は合わせ、この出力信号でアンプを介してスロットル
開度制御部を制御するので、分圧器によってセットされ
たオールスピードガバナエンジンに適応した制御定数を
更に割算器でオールスピードガバナエンジンの最大トル
クの違いとトータル慣性の変化を自動補正した制御定数
によって回転数の制御ができる。

Ｇ、実施例 本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図はエンジンテスト装置におけるディーゼルエンジ
ンの回転数制御装置を示す。なお、前記第２図に示した
ものと同一構成部分は、同一符号を付してその重複する
説明を省略する。

第１図において、４は比例積分アンプ３の出力Ａとスイ
ッチ９よりの信号Ｂ　（Ｂ、又はＢ！′）を掛算器５の
出力Ｃを増幅しスロットル開度制御部６に出力する比例
アンプ、７はエンジン最大トルクセット値Ｔ　ＭＡＸを
トータル慣性セット値ＧＴで割８は割算器７の出力信号
Ｂ、が加えられ２スピードガバナエンジンとオールスピ
ードガバナエンジンの大きな特性の違いによる制御定数
の補正をセットし補正信号Ｂ／を出力する分圧器、９は
２スピードガバナエンジンのとき、固定レベル信号Ｂ、
を掛算器４に入力し、オールスピードガバナエンジンに
交換したとき分圧器８の補正信号Ｂ、／を掛算に入力さ
せる切換器である。

しかして、エンジン１が２スピードガバナエンジンの場
合は、切換器９を固定レベル信号Ｂ１側に接続して使用
する。この場合、スロットル開度制御部６に入力される
信号はアンプ３の出力信号とほぼ同しくなるようになっ
ており、前記従来第２図装置と同等の条件で試験される
。

また、エンジン１をオールスピードガバナエンジンにし
た場合には、切換器９を分圧器８側に切り換えて使用す
る。この場合、掛算器４に入力される信号Ｂ、′は分圧
器８によりセットされた２スピードガバナエンジンとオ
ールスピードガバナエンジンの大きな特性の違いによる
制御定数の補正を、更に割算器７によるオールスピード
ガバナエンジンの最大トルクの違いとトルク慣性値の変
化を自動補正したものであるから、切換器９を分圧器８
側に切り換えるだけでオールスピードガバナエンジン特
性に適応した安定した回転数の制御を行うことができる
。

Ｈ１発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。

■２スピードエンジンとオールスピードエンジンの回転
数制御の安定性を切換スイッチ１つで確保することがで
きる。

■オールスピードエンジンの最大トルクとトータル慣性
値をセットするだけで制御定数の補正を自動的に行うこ
とができる。

■エンジン交換してからのオペレータの制御調整は切換
スイッチを切り換えるだけでよく、固有技術を必要とし
ないので短時間でできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例にかかる回転数制御装置を示
すブロック回路図、第２図は従来回転数制御装置を示す
ブロック回路図である。 １・・・エンジン、２．５・・・比例アンプ、３・・・
比例積分アンプ、４・・・掛算器、６・・・スロットル
開度制御部、７・・・割算器、８・・・分圧器。 外２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディーゼルエンジンの回転数設定信号とディーゼ
   ルエンジンの回転検出信号をつき合わせた信号をアンプ
   を通してエンジンのスロットル開度制御部を制御するよ
   うにしたエンジンテスト装置におけるディーゼルエンジ
   ンの回転数制御装置において、 ２スピードガバナエンジンとオールスピードガバナエン
   ジンの特性の違いによる制御定数の補正をセットする分
   圧器と、 オールスピードガバナエンジンの最大トルクのセット値
   をトータル慣性値で割った出力を前記分圧器に加えて前
   記分圧器の出力信号を自動補正する割算器と、 ２スピードガバナエンジン用固定レベル信号と前記分圧
   器の出力信号とを切り換える切換スイッチと、 前記アンプとスロットル開度制御部との間に設けられ前
   記アンプの出力信号と前記切換スイッチからの信号が入
   力されこの両信号を掛ける掛算器と、 を備えてなることを特徴としたエンジンテスト装置にお
   けるディーゼルエンジンの回転数制御装置。