JPH0645636Y2 - 無段変速装置付き一軸式ガスタービンの負荷制御装置 - Google Patents
無段変速装置付き一軸式ガスタービンの負荷制御装置Info
- Publication number
- JPH0645636Y2 JPH0645636Y2 JP8226089U JP8226089U JPH0645636Y2 JP H0645636 Y2 JPH0645636 Y2 JP H0645636Y2 JP 8226089 U JP8226089 U JP 8226089U JP 8226089 U JP8226089 U JP 8226089U JP H0645636 Y2 JPH0645636 Y2 JP H0645636Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas turbine
- variable transmission
- continuously variable
- output shaft
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Transmission Device (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は無段変速装置付き一軸式ガスタービンの負荷制
御装置に関する。
御装置に関する。
（従来の技術） 従来の無段変速装置付き一軸式ガスタービンにおいて
は、要求馬力をまかない得る範囲内で、ガスタービンの
出力軸の回転変速は任意に選択される。即ち第４図に示
すようにNminよりNRの範囲内で設定されるガスタービン
の出力軸は、その回転速度NAがNminより高く選択された
場合、ガスタービンは部分負荷運転となるため、燃料消
費率は悪くなる。
は、要求馬力をまかない得る範囲内で、ガスタービンの
出力軸の回転変速は任意に選択される。即ち第４図に示
すようにNminよりNRの範囲内で設定されるガスタービン
の出力軸は、その回転速度NAがNminより高く選択された
場合、ガスタービンは部分負荷運転となるため、燃料消
費率は悪くなる。
（考案が解決しようとする課題） そしてかゝる無段変速装置付きの一軸式ガスタービンで
は要求馬力が満たされている場合、ガスタービンが部分
負荷で運転されても人為的に操作しないと、全負荷運転
に調整できなかった。
は要求馬力が満たされている場合、ガスタービンが部分
負荷で運転されても人為的に操作しないと、全負荷運転
に調整できなかった。
本考案はかゝる現状に鑑み、なされたものであって、ガ
スタービンの運転時、ガス温度の検知を行い、あらかじ
め設定された許容温度より大幅に低い場合、ガスタービ
ンの出力軸の回転を下げると同時に無段変速機を自動補
正することにより無段変速機の出力軸の回転速度を維持
してガスタービンを全負荷運転に至らしめることを目的
とする。
スタービンの運転時、ガス温度の検知を行い、あらかじ
め設定された許容温度より大幅に低い場合、ガスタービ
ンの出力軸の回転を下げると同時に無段変速機を自動補
正することにより無段変速機の出力軸の回転速度を維持
してガスタービンを全負荷運転に至らしめることを目的
とする。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するための本考案の構成を実施例に対
応する第１図乃至第２図を用いて説明すると本考案は、
一軸式ガスタービン（１）の出力軸（1a）に連る無段変
速装置（２）に、該無段変速装置（２）の出力軸（2a）
を前記一軸式ガスタービン（１）の出力軸（1a）の回転
速度と同じ回転速度に自動補正する出力軸回転補正装置
（11）を取付けたことを特徴とする。
応する第１図乃至第２図を用いて説明すると本考案は、
一軸式ガスタービン（１）の出力軸（1a）に連る無段変
速装置（２）に、該無段変速装置（２）の出力軸（2a）
を前記一軸式ガスタービン（１）の出力軸（1a）の回転
速度と同じ回転速度に自動補正する出力軸回転補正装置
（11）を取付けたことを特徴とする。
（作用） そして本考案は上記の手段により無段変速機付き一軸ガ
スタービン（１）の運転時に、要求負荷をまかない得る
範囲内でガスタービン（１）の出力軸（1a）の回転速度
を最低回転まで落すと同時に無段変速機（２）を自動補
正し、その出力軸（2a）の回転速度を維持することによ
り常時ガスタービン（１）が全負荷域での運転を可能と
する。
スタービン（１）の運転時に、要求負荷をまかない得る
範囲内でガスタービン（１）の出力軸（1a）の回転速度
を最低回転まで落すと同時に無段変速機（２）を自動補
正し、その出力軸（2a）の回転速度を維持することによ
り常時ガスタービン（１）が全負荷域での運転を可能と
する。
（実施例） 以下図面に基づいて、本考案の一実施例を説明すると、
（１）はガスタービン、（２）は油圧機械式の無段変速
装置、（３）はガス温度センサ、（４）はカバナ、
（５）は負荷制御演算装置、（６）はガスタービン
（１）の出力軸（1a）の回転センサ、（７）は無段変速
装置（２）の出力軸（2a）の回転センサ、（８）はカバ
ナ（４）の回転修正アクチュエータ、（９）は油圧ポン
プ、（10）は油圧モータを示す。
（１）はガスタービン、（２）は油圧機械式の無段変速
装置、（３）はガス温度センサ、（４）はカバナ、
（５）は負荷制御演算装置、（６）はガスタービン
（１）の出力軸（1a）の回転センサ、（７）は無段変速
装置（２）の出力軸（2a）の回転センサ、（８）はカバ
ナ（４）の回転修正アクチュエータ、（９）は油圧ポン
プ、（10）は油圧モータを示す。
そして無段変速装置（２）の油圧ポンプ（９）には出力
軸回転補正装置（11）が設けられ、該装置（11）は、出
力軸回転制御レバー（12）と出力軸回転補正アクチュエ
ータ（13）と、出力軸回転補正板（14）とから構成され
ている。
軸回転補正装置（11）が設けられ、該装置（11）は、出
力軸回転制御レバー（12）と出力軸回転補正アクチュエ
ータ（13）と、出力軸回転補正板（14）とから構成され
ている。
そして一軸式ガスタービンの出力と燃料消費率との代表
的な傾向は第３図のとおりである。
的な傾向は第３図のとおりである。
そして今ガスタービン（１）が部分負荷で運転している
場合まず、ガスタービン（１）のガバナ（４）に取付け
られた回転修正アクチュエータ（８）によりガスタービ
ン（１）の出力軸（1a）の回転を若干下げる。つぎにガ
スタービン（１）の出力軸（1a）の回転低下分を無段変
速装置（２）に取付けられた出力軸回転補正アクチュエ
ータ（13）により出力軸（2a）の回転が、これらの修正
作動と同じ回転になるまで補正する。
場合まず、ガスタービン（１）のガバナ（４）に取付け
られた回転修正アクチュエータ（８）によりガスタービ
ン（１）の出力軸（1a）の回転を若干下げる。つぎにガ
スタービン（１）の出力軸（1a）の回転低下分を無段変
速装置（２）に取付けられた出力軸回転補正アクチュエ
ータ（13）により出力軸（2a）の回転が、これらの修正
作動と同じ回転になるまで補正する。
この修正動作は、ガス温度センサ（３）で検知されたガ
ス温度が許容限度に達するまで繰り返し、これにより、
ガスタービン（１）は全負荷運転に至ることができる。
ス温度が許容限度に達するまで繰り返し、これにより、
ガスタービン（１）は全負荷運転に至ることができる。
又これらの修正動作が負荷制御演算装置（５）により連
続的、かつ速かに行われることにより、ガスタービン
（１）は連続的な全負荷運転が可能となり、これにより
ガスタービン（１）は低燃料消費運転が実現される。
続的、かつ速かに行われることにより、ガスタービン
（１）は連続的な全負荷運転が可能となり、これにより
ガスタービン（１）は低燃料消費運転が実現される。
（考案の効果） このように本考案によるときは一軸式ガスタービン
（１）の出力軸（1a）に連る無段変速装置（２）に、該
無段変速装置（２）の出力軸（2a）を、前記ガスタービ
ンの出力軸（1a）の回転速度と同じ回転速度に自動補正
する出力軸回転補正装置（11）を取付けたものであるか
ら一軸式ガスタービン（１）で部分負荷運転の場合、ガ
スタービン（１）の回転低下修正及び無段変速機（２）
の出力軸回転維持補正を行うことにより、ガスタービン
（１）を全負荷運転に至らしめ、低燃料消費運転を実現
する効果を有する。
（１）の出力軸（1a）に連る無段変速装置（２）に、該
無段変速装置（２）の出力軸（2a）を、前記ガスタービ
ンの出力軸（1a）の回転速度と同じ回転速度に自動補正
する出力軸回転補正装置（11）を取付けたものであるか
ら一軸式ガスタービン（１）で部分負荷運転の場合、ガ
スタービン（１）の回転低下修正及び無段変速機（２）
の出力軸回転維持補正を行うことにより、ガスタービン
（１）を全負荷運転に至らしめ、低燃料消費運転を実現
する効果を有する。
第１図は本考案の一実施例を示す構成図、第２図は第１
図Ａ部の拡大図、第３図は一軸式ガスタービンの出力‐
燃料消費率説明図、第４図は負荷制御説明図である。 （１）…一軸式ガスタービン、（1a）…出力軸 （２）…無段変速装置、（2a）…出力軸 （11）…出力軸回転補正装置
図Ａ部の拡大図、第３図は一軸式ガスタービンの出力‐
燃料消費率説明図、第４図は負荷制御説明図である。 （１）…一軸式ガスタービン、（1a）…出力軸 （２）…無段変速装置、（2a）…出力軸 （11）…出力軸回転補正装置
Claims (1)
- 【請求項１】一軸式ガスタービンの出力軸に連る無段変
速装置に、該無段変速装置の出力軸を、前記一軸式ガス
タービンの出力軸の回転速度と同じ回転速度に自動補正
する出力軸回転補正装置を取付けたことを特徴とする無
段変速装置付き一軸式ガスタービンの負荷制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8226089U JPH0645636Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 無段変速装置付き一軸式ガスタービンの負荷制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8226089U JPH0645636Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 無段変速装置付き一軸式ガスタービンの負荷制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0321527U JPH0321527U (ja) | 1991-03-04 |
| JPH0645636Y2 true JPH0645636Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31628911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8226089U Expired - Lifetime JPH0645636Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 無段変速装置付き一軸式ガスタービンの負荷制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645636Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3593575B2 (ja) * | 2001-02-08 | 2004-11-24 | 川崎重工業株式会社 | １軸式ガスタービンシステム |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP8226089U patent/JPH0645636Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0321527U (ja) | 1991-03-04 |
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