JP2590618B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J31/00—Cathode ray tubes; Electron beam tubes
- H01J31/08—Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
- H01J31/10—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
- H01J31/12—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01J31/123—Flat display tubes
- H01J31/125—Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機、
コンピュータディスプレイなどの画像表示装置として用
いる陰極線管の構成ならびに駆動技術に関するものであ
る。
コンピュータディスプレイなどの画像表示装置として用
いる陰極線管の構成ならびに駆動技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】画像表示装置の従来例としては、本出願
人が先に提案した特開平1−130453号公報に記載
の平板型陰極線管がある。図7にその平板型陰極線管の
内部電極構成を示す。
人が先に提案した特開平1−130453号公報に記載
の平板型陰極線管がある。図7にその平板型陰極線管の
内部電極構成を示す。
【0003】この陰極線管は、電子ビーム放出源として
線状カソード1、それに対向して画像表示面と反対側に
置いた背面電極2、そして画像表示面側に線状カソード
1をはさんで順次置いた平板状の電子ビーム取り出し電
極3、電子ビーム変調電極4、垂直集束電極5、水平集
束電極6、水平偏向電極7、7a、垂直偏向電極8、8
a、および蛍光体を塗布したスクリーン9により構成し
ており、これらの部材を偏平な真空ガラス容器(図示し
ていないがフェースプレート11と背面板12がその一
部を成す)内に納めている。
線状カソード1、それに対向して画像表示面と反対側に
置いた背面電極2、そして画像表示面側に線状カソード
1をはさんで順次置いた平板状の電子ビーム取り出し電
極3、電子ビーム変調電極4、垂直集束電極5、水平集
束電極6、水平偏向電極7、7a、垂直偏向電極8、8
a、および蛍光体を塗布したスクリーン9により構成し
ており、これらの部材を偏平な真空ガラス容器(図示し
ていないがフェースプレート11と背面板12がその一
部を成す)内に納めている。
【0004】線状カソード1は水平方向に架張してお
り、かかる線状カソード1を適宜間隔を置いて垂直方向
に複数本(説明ではL本とし、図では4本のみ示す)配
置している。この線状カソード1から引き出されたシー
ト状の電子ビームは、電子ビーム引出し電極3の貫通孔
を通過してM本の細いビームに分割され、ビーム変調電
極4へ向かう。ビーム変調電極4は水平方向にM本に分
割してあり、上記の分割された各々の電子ビームの通過
量を、独立に同時に制御できる構成にしてある(図では
9本のみ示している)。
り、かかる線状カソード1を適宜間隔を置いて垂直方向
に複数本(説明ではL本とし、図では4本のみ示す)配
置している。この線状カソード1から引き出されたシー
ト状の電子ビームは、電子ビーム引出し電極3の貫通孔
を通過してM本の細いビームに分割され、ビーム変調電
極4へ向かう。ビーム変調電極4は水平方向にM本に分
割してあり、上記の分割された各々の電子ビームの通過
量を、独立に同時に制御できる構成にしてある(図では
9本のみ示している)。
【0005】垂直集束電極5と水平集束電極6は、それ
ぞれビームを垂直方向あるいは水平方向に集束する役目
をする。
ぞれビームを垂直方向あるいは水平方向に集束する役目
をする。
【0006】水平偏向電極は、水平方向に分割された電
子ビームの各々を、水平方向の両側から2本の電極7、
7aで挟み込むように形成しており、対になった電極
7、7a間に与える電位差によってビームを水平方向に
偏向する。
子ビームの各々を、水平方向の両側から2本の電極7、
7aで挟み込むように形成しており、対になった電極
7、7a間に与える電位差によってビームを水平方向に
偏向する。
【0007】垂直偏向電極は、走査線1ライン分の全ビ
ームを垂直方向の両側から対になった2本の電極8、8
aで挟み込むように形成し、2本の電極間に与える電位
差によってビームを垂直方向に偏向する。
ームを垂直方向の両側から対になった2本の電極8、8
aで挟み込むように形成し、2本の電極間に与える電位
差によってビームを垂直方向に偏向する。
【0008】かかる集束、変調、および偏向がなされた
各電子ビームを、スクリーン9に印加した高電圧によっ
て加速し、スクリーン9上の蛍光体に射突させ発光させ
る。蛍光体ストライプは、電子ビーム変調電極4の各1
つの貫通孔に対して、一例としてRGBの1対(1トリ
プレット)が対応するようにしている。
各電子ビームを、スクリーン9に印加した高電圧によっ
て加速し、スクリーン9上の蛍光体に射突させ発光させ
る。蛍光体ストライプは、電子ビーム変調電極4の各1
つの貫通孔に対して、一例としてRGBの1対(1トリ
プレット)が対応するようにしている。
【0009】次に、本従来例におけるビーム偏向電位の
与え方について、NTSC方式で表示走査線本数480
本の場合を例にとって図8に波形を示して述べておく。
水平偏向は、図に示す階段状の偏向波形h,h1によっ
て行ない、偏向幅をRGBの1トリプレット分とすれ
ば、偏向波形h,h1は水平同期信号H.Dに同期して、
H/3周期毎に電圧が上昇あるいは下降する階段状波形
である。従って、電子ビームはH/3期間ずつR,G,
Bの各蛍光体上に静止する。
与え方について、NTSC方式で表示走査線本数480
本の場合を例にとって図8に波形を示して述べておく。
水平偏向は、図に示す階段状の偏向波形h,h1によっ
て行ない、偏向幅をRGBの1トリプレット分とすれ
ば、偏向波形h,h1は水平同期信号H.Dに同期して、
H/3周期毎に電圧が上昇あるいは下降する階段状波形
である。従って、電子ビームはH/3期間ずつR,G,
Bの各蛍光体上に静止する。
【0010】一方垂直方向の偏向は、階段状の偏向波形
v,v1によって行う。各カソードからビームを引き出
す期間はカソード駆動パルスK1〜KLに示すごとく各々
(240/L)Hであり、各ビームを垂直方向に(240/L)段偏向
し(図ではL=80で240/80=3段偏向としている)、画
面全体では1垂直走査期間(1フィールド)に合計240
段の偏向によって240本のラスタを描く。次のフィール
ドでは、前のフィールドで描いたラスタの間にビームが
ランディングするよう、垂直偏向波形の電圧値をシフト
して、インタレース走査を行なう。
v,v1によって行う。各カソードからビームを引き出
す期間はカソード駆動パルスK1〜KLに示すごとく各々
(240/L)Hであり、各ビームを垂直方向に(240/L)段偏向
し(図ではL=80で240/80=3段偏向としている)、画
面全体では1垂直走査期間(1フィールド)に合計240
段の偏向によって240本のラスタを描く。次のフィール
ドでは、前のフィールドで描いたラスタの間にビームが
ランディングするよう、垂直偏向波形の電圧値をシフト
して、インタレース走査を行なう。
【0011】以上のように水平偏向および垂直偏向を行
い、偏向に合わせてビーム変調信号wをRGBと切り換
えて変調し、1本の電子ビームが発光させる垂直3個、
水平3個のスポットで1画像表示区分10を形成し、この
画像表示区分をスクリーン9上に規則正しく並べること
により、1枚の表示画像を得る。
い、偏向に合わせてビーム変調信号wをRGBと切り換
えて変調し、1本の電子ビームが発光させる垂直3個、
水平3個のスポットで1画像表示区分10を形成し、この
画像表示区分をスクリーン9上に規則正しく並べること
により、1枚の表示画像を得る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の平板型陰極線管
では水平偏向電極7,7aと垂直偏向電極8,8aが隣
接して対向しており、両者の間に発生する比較的大きな
静電容量(6インチサイズで1,000pF程度)によ
って電気的に結合し、互いの偏向波形に影響を及ぼし合
う。また水平、垂直偏向電極が互いに隣接していない場
合でも、水平偏向電極とそれに隣接した他の電極間、あ
るいは垂直偏向電極とそれに隣接した他の電極間で同様
の現象が発生し得る。
では水平偏向電極7,7aと垂直偏向電極8,8aが隣
接して対向しており、両者の間に発生する比較的大きな
静電容量(6インチサイズで1,000pF程度)によ
って電気的に結合し、互いの偏向波形に影響を及ぼし合
う。また水平、垂直偏向電極が互いに隣接していない場
合でも、水平偏向電極とそれに隣接した他の電極間、あ
るいは垂直偏向電極とそれに隣接した他の電極間で同様
の現象が発生し得る。
【0013】垂直偏向電極と水平偏向電極間を例にとれ
ば、水平偏向電極7、7aを駆動する偏向回路の出力イ
ンピーダンスをRH、垂直偏向電極8、8aを駆動する
偏向回路の出力インピーダンスをRV、水平偏向電極7
と垂直偏向電極8、8a間の静電容量をC7-8、
C7-8a、水平偏向電極7aと垂直偏向電極8、8a間の
静電容量をC7a-8、C7a-8aとすると、両電極間の等価
回路は図9のように表わされ、C7-8とC7a-8、C7-8a
およびC7a-8aのそれぞれが等しくないことによって、
図10に示すように垂直偏向電極8(8a)に誘起され
る水平偏向波形h、h1(同図(a))の高周波成分
vh、vh1が互いに逆極性で波高値の異なる波形となり
(同図(b))、両者が足し合わされた波形vh+vh1
が本来の垂直偏向波形に重畳して(同図(c))、ビー
ムのランディング、あるいはフォーカス状態を変化さ
せ、画像の歪、色ムラ、輝度ムラなどの原因となる。
ば、水平偏向電極7、7aを駆動する偏向回路の出力イ
ンピーダンスをRH、垂直偏向電極8、8aを駆動する
偏向回路の出力インピーダンスをRV、水平偏向電極7
と垂直偏向電極8、8a間の静電容量をC7-8、
C7-8a、水平偏向電極7aと垂直偏向電極8、8a間の
静電容量をC7a-8、C7a-8aとすると、両電極間の等価
回路は図9のように表わされ、C7-8とC7a-8、C7-8a
およびC7a-8aのそれぞれが等しくないことによって、
図10に示すように垂直偏向電極8(8a)に誘起され
る水平偏向波形h、h1(同図(a))の高周波成分
vh、vh1が互いに逆極性で波高値の異なる波形となり
(同図(b))、両者が足し合わされた波形vh+vh1
が本来の垂直偏向波形に重畳して(同図(c))、ビー
ムのランディング、あるいはフォーカス状態を変化さ
せ、画像の歪、色ムラ、輝度ムラなどの原因となる。
【0014】本発明はこのような問題に鑑み画像歪、色
ムラ、輝度ムラのない高画質の画像表示装置を提供する
ことを目的とする。
ムラ、輝度ムラのない高画質の画像表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、荷電ビーム偏向手段を構成する一方の偏向
電極とそれに隣接する他の電極間の静電容量と、荷電ビ
ーム偏向手段を構成する他方の偏向電極とそれに隣接す
る他の電極間の静電容量とを略等しくするものである。
するために、荷電ビーム偏向手段を構成する一方の偏向
電極とそれに隣接する他の電極間の静電容量と、荷電ビ
ーム偏向手段を構成する他方の偏向電極とそれに隣接す
る他の電極間の静電容量とを略等しくするものである。
【0016】そして特に、荷電ビーム偏向手段を構成す
る一方の偏向電極とそれに隣接する他の電極間の距離及
び対向面積を、同じく荷電ビーム偏向手段を構成する他
方の偏向電極とそれに隣接する他の電極間の距離及び対
向面積のそれぞれに略等しくする。
る一方の偏向電極とそれに隣接する他の電極間の距離及
び対向面積を、同じく荷電ビーム偏向手段を構成する他
方の偏向電極とそれに隣接する他の電極間の距離及び対
向面積のそれぞれに略等しくする。
【0017】また、特に荷電ビーム偏向手段とそれに隣
接の他の電極の間に絶縁スペーサを設け、この荷電ビー
ム偏向電極を構成する一方の偏向電極と他の電極間に配
置された絶縁スペーサの静電容量と、他方の偏向電極と
他の電極間に配置された絶縁スペーサの静電容量との容
量値の比を、一方の偏向電極と他の電極とで形成される
全体の静電容量が、他方の偏向電極と他の電極とで形成
される全体の静電容量に略等しくなるように選ぶ。
接の他の電極の間に絶縁スペーサを設け、この荷電ビー
ム偏向電極を構成する一方の偏向電極と他の電極間に配
置された絶縁スペーサの静電容量と、他方の偏向電極と
他の電極間に配置された絶縁スペーサの静電容量との容
量値の比を、一方の偏向電極と他の電極とで形成される
全体の静電容量が、他方の偏向電極と他の電極とで形成
される全体の静電容量に略等しくなるように選ぶ。
【0018】また、特に荷電ビーム偏向手段を構成する
一方の偏向電極とそれに隣接する他の電極間、もしくは
他方の偏向電極とそれに隣接する他の電極間の少なくと
も一方にコンデンサを接続する。
一方の偏向電極とそれに隣接する他の電極間、もしくは
他方の偏向電極とそれに隣接する他の電極間の少なくと
も一方にコンデンサを接続する。
【0019】
【作用】上記構成により、荷電ビーム偏向手段を構成す
る一方の偏向電極とそれに隣接する他の電極との間の静
電容量と、他方の偏向電極とそれに隣接する他の電極と
の間の静電容量との差がなくなり、一方の偏向電極に印
加した偏向波形が他の電極に誘起される波形と他方の偏
向電極に印加した偏向波形が他の電極に誘起される波形
とが互いに相殺し合って、他の電極の電位に何等の変化
をもたらさない。
る一方の偏向電極とそれに隣接する他の電極との間の静
電容量と、他方の偏向電極とそれに隣接する他の電極と
の間の静電容量との差がなくなり、一方の偏向電極に印
加した偏向波形が他の電極に誘起される波形と他方の偏
向電極に印加した偏向波形が他の電極に誘起される波形
とが互いに相殺し合って、他の電極の電位に何等の変化
をもたらさない。
【0020】また、他の電極から荷電ビーム偏向電極を
構成する一方の偏向電極および他方の偏向電極への誘起
波形についても同様である。
構成する一方の偏向電極および他方の偏向電極への誘起
波形についても同様である。
【0021】
(実施例1) 本発明の一実施例について図1および図2を参照しなが
ら説明する。図2(a),(b)はそれぞれ、水平偏向
電極20,20aと垂直偏向電極21,21aを示し、
図1では、これらの偏向電極が重なり合った様子を正面
から見た図である。
ら説明する。図2(a),(b)はそれぞれ、水平偏向
電極20,20aと垂直偏向電極21,21aを示し、
図1では、これらの偏向電極が重なり合った様子を正面
から見た図である。
【0022】まず、図2(b)に示すように水平偏向電
極の形状を垂直方向に電極20と20aが互いに櫛歯状
に噛み合ったものとする。これに図2(a)に示す水平
方向に電極21と21aが同様に櫛歯状に噛み合った垂
直偏向電極を重ね合わせる。垂直偏向電極21と21a
の櫛歯の本数は同一であり、水平偏向電極20、20a
の櫛歯の本数も同一とする。
極の形状を垂直方向に電極20と20aが互いに櫛歯状
に噛み合ったものとする。これに図2(a)に示す水平
方向に電極21と21aが同様に櫛歯状に噛み合った垂
直偏向電極を重ね合わせる。垂直偏向電極21と21a
の櫛歯の本数は同一であり、水平偏向電極20、20a
の櫛歯の本数も同一とする。
【0023】そして、垂直偏向電極21と21aのそれ
ぞれの垂直方向で最も外側に位置する櫛23、24およ
び25、26を、水平偏向電極20あるいは20aの櫛
歯の連結部27および28の上に重ね合わせるようにす
る。また電極20と20aの水平方向で最も外側に位置
する櫛29、30および31、32を垂直偏向電極2
1、21aの櫛歯の連結部33および34の上に重ね合
わせるようにする。ここで図1に示す○印をつけたスロ
ットはビーム貫通孔を示す。
ぞれの垂直方向で最も外側に位置する櫛23、24およ
び25、26を、水平偏向電極20あるいは20aの櫛
歯の連結部27および28の上に重ね合わせるようにす
る。また電極20と20aの水平方向で最も外側に位置
する櫛29、30および31、32を垂直偏向電極2
1、21aの櫛歯の連結部33および34の上に重ね合
わせるようにする。ここで図1に示す○印をつけたスロ
ットはビーム貫通孔を示す。
【0024】このとき、垂直偏向電極21と水平偏向電
極20が対向する部分の面積の和をS1とし、垂直偏向
電極21と水平偏向電極20aとが対向する部分の面積
の和をS2、また垂直偏向電極21aと水平偏向電極2
0とが対向する部分の面積の和をS3、そして垂直偏向
電極21aと水平偏向電極20aとが対向する部分の面
積の和をS4とする(図1ではS1、S2、S3、S4を一
部分にだけ記入する)。そしてS1とS2が等しく、また
S3とS4が等しくなるように電極寸法を合わせる。また
垂直偏向電極21、21aと水平偏向電極20および2
0a間の距離は適当なスペーサ(図示せず)を電極間に
配置することによって一定に保ち、スペーサが電極面に
接する面積および誘電率も垂直偏向電極21、21aと
水平偏向電極20、21a間のそれぞれの間で等しくな
るように設定することにより、垂直偏向電極21と水平
偏向電極20間の静電容量C21-20と垂直偏向電極21
と水平偏向電極20a間の静電容量C21-20aは等しくな
り、さらに垂直偏向電極21aと水平偏向電極20との
間の静電容量C21a-20と垂直偏向電極21aと水平偏向
電極20aとの間の静電容量C21a-20aを等しくするこ
とができる。
極20が対向する部分の面積の和をS1とし、垂直偏向
電極21と水平偏向電極20aとが対向する部分の面積
の和をS2、また垂直偏向電極21aと水平偏向電極2
0とが対向する部分の面積の和をS3、そして垂直偏向
電極21aと水平偏向電極20aとが対向する部分の面
積の和をS4とする(図1ではS1、S2、S3、S4を一
部分にだけ記入する)。そしてS1とS2が等しく、また
S3とS4が等しくなるように電極寸法を合わせる。また
垂直偏向電極21、21aと水平偏向電極20および2
0a間の距離は適当なスペーサ(図示せず)を電極間に
配置することによって一定に保ち、スペーサが電極面に
接する面積および誘電率も垂直偏向電極21、21aと
水平偏向電極20、21a間のそれぞれの間で等しくな
るように設定することにより、垂直偏向電極21と水平
偏向電極20間の静電容量C21-20と垂直偏向電極21
と水平偏向電極20a間の静電容量C21-20aは等しくな
り、さらに垂直偏向電極21aと水平偏向電極20との
間の静電容量C21a-20と垂直偏向電極21aと水平偏向
電極20aとの間の静電容量C21a-20aを等しくするこ
とができる。
【0025】このようにして各偏向電極間の静電容量を
等しくした場合の偏向電極駆動部分の等価回路を図3に
示す。同図において垂直偏向電極21および21aから
見た水平偏向電極20側の回路と、20a側の回路とが
対称となる。ここでRHは水平偏向回路の出力インピー
ダンス、RVは垂直偏向回路の出力インピーダンスであ
る。
等しくした場合の偏向電極駆動部分の等価回路を図3に
示す。同図において垂直偏向電極21および21aから
見た水平偏向電極20側の回路と、20a側の回路とが
対称となる。ここでRHは水平偏向回路の出力インピー
ダンス、RVは垂直偏向回路の出力インピーダンスであ
る。
【0026】したがって、例えば図4(a)に示す水平
偏向波形h、h1がそれぞれの水平偏向電極20、20
aに印加されたとき、垂直偏向電極21(21a)に誘
起される電圧波形は同図(b)に示すようにそれぞれv
h、vh1のごとく極性が互いに逆で振幅は等しくなり、
それが足し合わされると同図(c)のようにvh+vh 1
=0となって、本来の垂直偏向波形に何等の変化をもた
らさない。
偏向波形h、h1がそれぞれの水平偏向電極20、20
aに印加されたとき、垂直偏向電極21(21a)に誘
起される電圧波形は同図(b)に示すようにそれぞれv
h、vh1のごとく極性が互いに逆で振幅は等しくなり、
それが足し合わされると同図(c)のようにvh+vh 1
=0となって、本来の垂直偏向波形に何等の変化をもた
らさない。
【0027】現実には上述の各静電容量を完全に等しく
そろえることは難しいがvh+vh1がもたらす視覚的な
ビームのランディングやフォーカスの変化が許容限以内
に収まるように概略等しくすれば問題はない。
そろえることは難しいがvh+vh1がもたらす視覚的な
ビームのランディングやフォーカスの変化が許容限以内
に収まるように概略等しくすれば問題はない。
【0028】以上の説明は水平偏向波形が垂直偏向電極
に誘起される場合について行ったが、垂直偏向波形によ
って水平偏向電極に誘起される電圧波形についても同様
の考え方を適用できる。また他の偏向電極以外の電極に
誘起される場合についても同じことがいえる。 (実施例2) 次に第2の実施例について図5を用いて説明する。この
実施例では実施例1で工夫された各電極間の対向面積が
設計の都合上どうしても等しくできない場合に有効であ
る。本実施例においても実施例1と同様に垂直偏向電極
21、21aと水平偏向電極20および20aとがそれ
ぞれ対向する部分の面積の和をそれぞれS1、S2、
S3、S4とする。ただし、それぞれの値は等しくなく、
S1>S2>S 3>S4であると仮定すると、これらの面積
比にしたがって各静電容量はCS1>CS2>CS3>CS4と
なる。そこで各電極間隔を決めるセラミックからなる絶
縁スペーサ35の電極面に接する面積をSS1<SS2<S
S3<SS4ごとく異ならせ、それによる静電容量の値を次
のように設定する。 (a)垂直偏向電極21と水平偏向電極20a間 Ca=CS1−CS2 (b)垂直偏向電極21aと水平偏向電極20間 Cb=CS1−CS3 (c)垂直偏向電極21aと水平偏向電極20a間 Cc=CS1−CS4 同図では各絶縁スペーサの面積の違いを〇の大きさで表
している。この結果、各偏向電極間では空間を挟んで対
向した面積部分と絶縁スペーサを挟んで対向した面積部
分との和がすべて等しくなり、実施例1と同様に垂直偏
向電極21、21aと水平偏向電極20および20aと
の間の静電容量が等しくなる。すなわち実施例1で述べ
たごとく、垂直偏向波形と水平偏向波形は互いに干渉し
合わない。また他の偏向電極以外の電極に誘起される場
合についても同じことがいえる。
に誘起される場合について行ったが、垂直偏向波形によ
って水平偏向電極に誘起される電圧波形についても同様
の考え方を適用できる。また他の偏向電極以外の電極に
誘起される場合についても同じことがいえる。 (実施例2) 次に第2の実施例について図5を用いて説明する。この
実施例では実施例1で工夫された各電極間の対向面積が
設計の都合上どうしても等しくできない場合に有効であ
る。本実施例においても実施例1と同様に垂直偏向電極
21、21aと水平偏向電極20および20aとがそれ
ぞれ対向する部分の面積の和をそれぞれS1、S2、
S3、S4とする。ただし、それぞれの値は等しくなく、
S1>S2>S 3>S4であると仮定すると、これらの面積
比にしたがって各静電容量はCS1>CS2>CS3>CS4と
なる。そこで各電極間隔を決めるセラミックからなる絶
縁スペーサ35の電極面に接する面積をSS1<SS2<S
S3<SS4ごとく異ならせ、それによる静電容量の値を次
のように設定する。 (a)垂直偏向電極21と水平偏向電極20a間 Ca=CS1−CS2 (b)垂直偏向電極21aと水平偏向電極20間 Cb=CS1−CS3 (c)垂直偏向電極21aと水平偏向電極20a間 Cc=CS1−CS4 同図では各絶縁スペーサの面積の違いを〇の大きさで表
している。この結果、各偏向電極間では空間を挟んで対
向した面積部分と絶縁スペーサを挟んで対向した面積部
分との和がすべて等しくなり、実施例1と同様に垂直偏
向電極21、21aと水平偏向電極20および20aと
の間の静電容量が等しくなる。すなわち実施例1で述べ
たごとく、垂直偏向波形と水平偏向波形は互いに干渉し
合わない。また他の偏向電極以外の電極に誘起される場
合についても同じことがいえる。
【0029】ちなみに、これらの絶縁スペーサの固定方
法としては、フリットガラスを用いて接着する方法、あ
るいはピン止めによる方法等がある。
法としては、フリットガラスを用いて接着する方法、あ
るいはピン止めによる方法等がある。
【0030】なお絶縁スペーサによって形成される静電
容量は絶縁スペーサの誘電率でも制御できるから、上記
のごとく絶縁スペーサの電極面に接する面積を制御する
ことなく、各誘電率の比を上記(a)、(b)、(c)の条件
を満足するように設定してもよい。
容量は絶縁スペーサの誘電率でも制御できるから、上記
のごとく絶縁スペーサの電極面に接する面積を制御する
ことなく、各誘電率の比を上記(a)、(b)、(c)の条件
を満足するように設定してもよい。
【0031】また、本実施例においても、現実には上述
の各静電容量を完全に等しくそろえることは難しいが、
vh+vh1がもたらす視覚的なビームのランディングや
フォーカスの変化が許容限以内に収まるように概略等し
ければ問題ない。(実施例3)第3の実施例について図6
を用いて説明する。従来例のごとく電極間静電容量につ
いて配慮することなく電極設計がなされると、垂直偏向
電極21、21aと水平偏向電極20および20aとの
間の静電容量C21-20、C21-20aおよびC21a -20、C
21a-20aは等しくならない。いま、実測結果がC21-20>
C21-20a>C21a -20>C21a-20aであったとすると、垂
直偏向電極21、21aと水平偏向電極20および20
aとの間に、電極に外部的に付加する形で次の静電容量
をもつコンデンサを接続する。 (a)垂直偏向電極21と水平偏向電極20a間 Ca=C21-20−C21-20a (b)垂直偏向電極21aと水平偏向電極20間 Cb=C21-20−C21a-20 (c)垂直偏向電極21aと水平偏向電極20a間 Cc=C21-20−C21a-20a この結果、垂直偏向電極21、21aと水平偏向電極2
0および20aとの間の静電容量はすべて等しくなり、
実施例1で述べたごとく、垂直偏向波形と水平偏向波形
は互いに干渉し合わない。また他の偏向電極以外の電極
に誘起される場合についても同じことがいえる。
の各静電容量を完全に等しくそろえることは難しいが、
vh+vh1がもたらす視覚的なビームのランディングや
フォーカスの変化が許容限以内に収まるように概略等し
ければ問題ない。(実施例3)第3の実施例について図6
を用いて説明する。従来例のごとく電極間静電容量につ
いて配慮することなく電極設計がなされると、垂直偏向
電極21、21aと水平偏向電極20および20aとの
間の静電容量C21-20、C21-20aおよびC21a -20、C
21a-20aは等しくならない。いま、実測結果がC21-20>
C21-20a>C21a -20>C21a-20aであったとすると、垂
直偏向電極21、21aと水平偏向電極20および20
aとの間に、電極に外部的に付加する形で次の静電容量
をもつコンデンサを接続する。 (a)垂直偏向電極21と水平偏向電極20a間 Ca=C21-20−C21-20a (b)垂直偏向電極21aと水平偏向電極20間 Cb=C21-20−C21a-20 (c)垂直偏向電極21aと水平偏向電極20a間 Cc=C21-20−C21a-20a この結果、垂直偏向電極21、21aと水平偏向電極2
0および20aとの間の静電容量はすべて等しくなり、
実施例1で述べたごとく、垂直偏向波形と水平偏向波形
は互いに干渉し合わない。また他の偏向電極以外の電極
に誘起される場合についても同じことがいえる。
【0032】なおこれらの実施例1、2、3では平板型
陰極線管に限って説明しているが、荷電ビームを用いて
画像表示する装置についても広く適用できる。
陰極線管に限って説明しているが、荷電ビームを用いて
画像表示する装置についても広く適用できる。
【0033】また、以上の実施例においては、荷電ビー
ム偏向電極やその他の電極を平板状としていたが、特に
これに限るわけでなく、例えばブロック形状の電極であ
っても本発明を適用できる。
ム偏向電極やその他の電極を平板状としていたが、特に
これに限るわけでなく、例えばブロック形状の電極であ
っても本発明を適用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明の画像表示装置では、各偏向電極
間の静電容量を等しくすることによりきわめて容易に偏
向電極間の誘起電圧の差による波形の歪を除去すること
ができ、画像の歪、色ムラ、輝度ムラのない画像を得る
ことができる。
間の静電容量を等しくすることによりきわめて容易に偏
向電極間の誘起電圧の差による波形の歪を除去すること
ができ、画像の歪、色ムラ、輝度ムラのない画像を得る
ことができる。
【図1】本発明の画像表示装置の一実施例における電極
の構成図
の構成図
【図2】同実施例の電極の構成図
【図3】同実施例における電極間の等価回路図
【図4】同実施例における電極間の誘起電圧波形図
【図5】本発明の他の実施例における電極の構成図
【図6】本発明の他の実施例における電極間の等価回路
図
図
【図7】従来の平板型陰極線管の内部構造の斜視図
【図8】従来例の偏向波形を示す図
【図9】従来の電極間の等価回路図
【図10】従来の電極間の誘起電圧波形図
20、20a 水平偏向電極 21、21a 垂直偏向電極 C21-20、C21-20a、C21a-20、C21a-20a 静電容量 27、28 水平偏向電極の櫛歯の連結部 33、34 垂直偏向電極の櫛歯の連結部 35 絶縁スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 俊文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 村井 隆一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 北尾 智 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−296543(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】荷電ビームの通路を挟んで相対向する少な
くとも一対の荷電ビーム偏向電極と、この荷電ビーム偏
向電極と荷電ビーム進行方向に隣接して対向する他の一
対の荷電ビーム偏向電極とを備え、前記一対及び他の一
対の荷電ビーム偏向電極の形状は荷電ビーム進行方向に
直角な細長い櫛歯状の電極2枚を互いに櫛歯が噛み合う
ように配置して形成したものであって、前記一対の偏向
電極を形成する2枚の電極が前記荷電ビーム進行方向に
隣接する前記他の一対の荷電ビーム偏向電極との間に絶
縁スペーサを介して積層する形で配置され、前記2枚の
電極の一方と隣接する前記他の一対の荷電ビーム偏向電
極とが対向する部分のそれぞれの表面積が、前記2枚の
電極の他方と隣接する前記他の一対の荷電ビーム偏向電
極とが対向する部分のそれぞれの表面積と互いに等しく
構成され、さらに前記2枚の電極の一方と隣接する前記
他の一対の荷電ビーム偏向電極との間に存する前記絶縁
スペーサが電極と接する部分のそれぞれの表面積が、前
記2枚の電極の他方と隣接する前記他の一対の荷電ビー
ム偏向電極との間に存する前記絶縁スペーサが電極と接
する部分のそれぞれの表面積と互いに等しく構成され、
結果として前記2枚の電極の一方と隣接する前記他の一
対の荷電ビーム偏向電極との間で形成されるそれぞれの
静電容量と、前記2枚の電極の他方と隣接する前記他の
一対の荷電ビーム偏向電極との間で形成されるそれぞれ
の静電容量とがそれぞれ等しく構成されたことを特徴と
する画像表示装置。 - 【請求項2】荷電ビームの通路を挟んで相対向する少な
くとも一対の荷電ビーム偏向手段と荷電ビーム進行方向
に隣接する少なくとも1枚以上の他の電極とを備え、前
記対を成す荷電ビーム偏向手段の一方または両方の電極
と前記隣接する少なくとも1枚以上の他の電極との間に
少なくとも1個以上のコンデンサを接続し、前記荷電ビ
ーム偏向手段の一方と前記隣接する少なくとも1枚以上
の他の電極との間に形成される合成静電容量と、前記荷
電ビーム偏向手段の他方の電極と前記隣接する少なくと
も1枚以上の他の電極との間に形成される合成静電容量
とを等しくしたことを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (4)
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KR100275631B1 (ko) * | 1995-06-28 | 2000-12-15 | 니시무로 아츠시 | 전계방출형 프린트헤드 |
US5898266A (en) * | 1996-07-18 | 1999-04-27 | Candescent Technologies Corporation | Method for displaying frame of pixel information on flat panel display |
KR100470338B1 (ko) * | 2002-06-07 | 2005-02-05 | 엘지.필립스 디스플레이 주식회사 | 평판 디스플레이 장치 및 그 제조 방법 |
JP4866028B2 (ja) * | 2005-07-11 | 2012-02-01 | 日本放送協会 | 電界放出型ディスプレイ及びその駆動方法 |
US8207592B2 (en) * | 2008-11-21 | 2012-06-26 | Xilinx, Inc. | Integrated capacitor with array of crosses |
US7994610B1 (en) | 2008-11-21 | 2011-08-09 | Xilinx, Inc. | Integrated capacitor with tartan cross section |
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US7994609B2 (en) * | 2008-11-21 | 2011-08-09 | Xilinx, Inc. | Shielding for integrated capacitors |
US8362589B2 (en) * | 2008-11-21 | 2013-01-29 | Xilinx, Inc. | Integrated capacitor with cabled plates |
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US8941974B2 (en) | 2011-09-09 | 2015-01-27 | Xilinx, Inc. | Interdigitated capacitor having digits of varying width |
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CN114068267B (zh) * | 2020-08-04 | 2023-03-28 | 清华大学 | 偏转电极组件、x射线源和x射线成像系统 |
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US3911317A (en) * | 1973-08-24 | 1975-10-07 | Bell Telephone Labor Inc | Current bootstrap to reduce interelectrode capacitance effect in a vacuum tube |
US4158210A (en) * | 1977-09-13 | 1979-06-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Picture image display device |
US4232253A (en) * | 1977-12-23 | 1980-11-04 | International Business Machines Corporation | Distortion correction in electromagnetic deflection yokes |
US4542322A (en) * | 1981-04-03 | 1985-09-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Picture image display apparatus |
SU1029221A1 (ru) * | 1981-10-23 | 1983-07-15 | Предприятие П/Я А-3327 | Устройство дл управлени газоразр дной индикаторной панелью |
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JPS61149464A (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-08 | Daido Steel Co Ltd | プリント配線基板加工金型用鋼 |
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-
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- 1991-02-20 JP JP3026111A patent/JP2590618B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1991-05-31 EP EP19910108889 patent/EP0459496A3/en not_active Withdrawn
- 1991-05-31 US US07/708,869 patent/US5177410A/en not_active Expired - Fee Related
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