JPS58197642A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JPS58197642A
JPS58197642A JP8043782A JP8043782A JPS58197642A JP S58197642 A JPS58197642 A JP S58197642A JP 8043782 A JP8043782 A JP 8043782A JP 8043782 A JP8043782 A JP 8043782A JP S58197642 A JPS58197642 A JP S58197642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
electrode
screen
vertical
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8043782A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Inohara
猪原 静夫
Masanori Watanabe
正則 渡辺
Sadahiro Takuhara
宅原 貞裕
Mitsuya Masuda
増田 満也
Minoru Ueda
稔 上田
Hirosuke Yamamoto
啓輔 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8043782A priority Critical patent/JPS58197642A/ja
Publication of JPS58197642A publication Critical patent/JPS58197642A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/123Flat display tubes
    • H01J31/125Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
    • H01J31/126Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using line sources

Landscapes

  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数の熱線陰極を電子ビーム発生源とし、螢
光体を塗布したスクリーン上に電子ビームを照射してテ
レビ映像映出する装置に関し、複数の熱線陰極の各々に
対応した画面区分のそれぞれのつながりを自然にするた
めにそれらの区分を互いにオーバーランプさせるように
し、その各区分がオーバーラツプ(垂直偏向方向で)す
るだめの必要十分条件を備えた装置を提供するものであ
る。
まず、第1〜3図に本発明の基本となる画像表示装置の
基本構成例を示し、簡単に動作原理を説明する。
従来、カラーテレビジョン画像表示用の表示素子として
は、ブラウン管が主として用いられているが、従来のブ
ラウン管では画面の大きさに比して奥行きが非常に長く
、薄形のテレビジョン受像機を作成することは不可能で
あった。また、平板状の表示素子として最近EL表示素
子、プラズマ表示装置、液晶表示素子等が開発されてい
るが、いずれも輝度、コントラスト、カラー表示の色再
現性等の性能の面で不充分であり、実用化されるには至
っていない。
そこで、電子ビームを用いてカラーテレビジョン画像を
平板状の表示装置により表示することのできる装置を達
成することを目的とし、スクリーン上の画面を垂直方向
に複数の区分に分割してそれぞれの区分毎に電子ビーム
を発生させ、各区分毎にそれぞれの電子ビームを垂直方
向に偏向して複数のラインを表示し、さらに、水平方向
に複数の区分に分割して各区分毎にR−G−B等の螢光
体を順次発光させるようにし、そのR,G、B等の螢光
体への電子ビームの照射量をカラー映像信号によって制
御するようにして、全体としてテレビジョン画像を表示
するものが考案された。
まず、ここで用いられる画像表示素子の基本的な一構成
例を第1図に示して説明する。
この表示素子は、後方から前方に向って順に、背面電極
1、電子ビーム源としての線陰極2、垂直集束電極3,
3′、垂直偏向電極4、電子ビーム流制御電極6、水平
集束電極6、水平偏向電極7、電子ビーム加速電極8お
よびスクリーン板9が配置されて構成されており、これ
らが扁平なガラスバルブ(図示せず)の真空になされた
内部に収納されている。電子ビーム源として線陰極2は
水平方向に線状に分布する電子ビームを発生するように
水平方向に張架されておシ、かかる線陰極2が適宜間隔
を介して垂直方向に複数本(ここでは2イ〜2二の4本
のみ示している)設けられている。この実施例では15
本設けられているものトスル。2イ〜2ヨとする。これ
らの線陰極2はたとえば10〜20μφのタングステン
線の表面に酸化物陰極材料が塗着されて構成されている
そして、後述するように、上方の線陰極2イから順に一
定時間づつ電子ビームを放出するように制御される。背
面・電極1は、後述の垂直集束電極3との間で電位勾配
を作り出し、前述の一定時間電子ビームを放出すべく制
御される線陰極2以外の 、他の線陰極2からの電、子
ビームの発生を抑止し、かつ、発生された電子ビームを
前方向だけに向けて押し出す作用をする。どの背面電極
1はガラスパルプの後壁の内面に付着された導電材料の
塗膜によって形成されていてもよい。また、これら背面
電極1と線腺極2とのかわりに、面状の電子ビーム放出
陰極を用いてもよい。
垂直集束電極3は線陰極2イ〜2ヨのそれぞれと対向す
る水平方向に長いスリット1oを有する導電板11であ
り、線陰極2から放出された電子ビームをそのスリット
10を通して取り出し、かつ、垂直方向に集束させる。
スリット10は途中に適宜の間隔で桟が設けられていて
もよく、あるいは、水平方向に小さい間隔(はとんど接
する程度の間隔)で多数個釜べて設けられた貫通孔の列
で実質的にスリットとして構成されていてもよい。
垂直集束電極3′ も同様のものである。
垂直偏向電極4は上記スリット1oのそれぞれの中間の
位置に水平方向にして複数個配置されており、それぞれ
、絶縁基板12の上面と下面とに導電体13 、13’
が設けられたもので構成されている。そして、相対向す
る導電体13 、13’の間に垂直偏向用電圧が印加さ
れ、電子ビームを垂直方向に偏向する。この構成例では
、一対の導電体13 、13’によって1本の線陰極2
からの電子ビームを垂直方向に16ライン分の位置に偏
向する。
そして、16個の垂直偏向電極4によって16本の線陰
極2のそれぞれに対応する16対の導電体対が構成され
、結局、スクリーン9上に240本の水平ラインを描く
ように電子ビームを偏向する。
次に、制御電極5はそれぞれが垂直方向に長いスリット
14を有する導電板16で構成されており、所定間隔を
介して水平方向に複数個並設されている。こめ構成例で
は320本の制御電極用導電板15a〜15nが設けら
れている(図では10本のみ示している)。この制御電
極5は、それぞれが電子ビームを水平方向に1絵素分ず
つに区分して取り出し、かつ、その通過量をそれぞれの
絵素を表示するだめの映像信号に従って制御する。
従って、制御電極6を32020本設ば水平1ライン分
当シ320絵素を表示することができる。
また、映像をカラーで表示するために、各絵素はR,G
、Bの3色の螢光体で表示することとし、各制御電極6
にはそのR,G、Bの各映像信号が順次加えられる。寸
だ、320本の制御電極6には1ライン分の320組の
映像信号が同時に加えられ、1ライン分の映像が一時に
表示される。
水平集束電極6は制御電極6のスリット14と相対向す
る垂直方向に長い複数本(320本)のスリット16を
有する導電板17で構成され、水平方向に区分されたそ
れぞれの絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平方向に集束
して細い電子ビームにする。
水平偏向電極7は上記スリット16のそれぞれの中間の
位置に垂直力向にして複数本配置された導電板18で構
成されており、それぞれの間に水平偏向用電圧が印加さ
れて、各絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平方向に偏向
し、スクリーン9上でR、G 、Hの各螢光体を順次照
射して発光させるようにする。その偏向範囲は、この実
施例では各電子ビーム毎に1絵素分の幅である。
加速電極8は垂直偏向電極4と同様の位置に水平方向に
して設けられた複数個の導電板19で構成されており、
電子ビームを充分なエネルギーでスクリーン9に衝突さ
せるように加速する。
スクリーン9は電子ビームの照射によって発光される螢
光体20がガラス板21の裏面に塗布され、また、メタ
ルバック層(図示せず)が付加されて構成されている。
螢光体20は制御電極5の1つのスリット14に対して
、すなわち、水平方向に区分された各1本の電子ビーム
に対して、R2O,Bの3色の螢光体が1対づつ設けら
れており、垂直方向にストライプ状に塗布されている。
第1図中でスクリーン9vc記入した破線は複数本の線
陰極2のそれぞれに対応して表示される垂直方向での区
分を示し、2点鎖線は複数本の制御電極6のそれぞれに
対応して表示される水平方向での区分を示す。これら両
者で仕切られた1つの区画には、第2図に拡大して示す
ように、水平方向では1絵素分のR,G、Hの螢光体2
0があり、垂直力向では16ライン分の幅を有している
。1つの区画の大きさは、たとえば、水平方向が1圏、
垂直力向が16■である。
なお、第1図においては、わかり易くするために水平方
向の長さが垂直方向に対して非常に大きく引き伸ばして
描かれている点に注意されたい。
また、この実施例では1本の制御電極6すなわち1本の
電子ビームに対してR,G、Bの螢光体2oが1絵素分
の1対のみ設けられているが、2絵素以上分の2対以上
設けられていてももちろんよく、その場合には制御電極
5には2つ以上の絵素のためのR,G、B映像信号が順
次加えられ、それと同期して水平偏向がなされる。
次に、この表示素子にテレビジョン映像を表示するため
の駆動回路の基本構成を第3図に示して説明する。最初
に、電子ビームを、”41J−ン9に照射して螢光体を
発光させ、ラスターを発生させるだめの駆動部分につい
て説明する。
電源回路22は表示素子の各電極に所定のバイアス電圧
(動作電圧)を印加するだめの回路で、背面電極1には
−v1、垂直集束電極3,3′  にはv3.■3′、
水平集束電極6にはv6、加速電極8にはv8、スクリ
ーン9にはv9の直流電圧を印加する。
次に、入力端子23にはテレビジョン信号の複合映像信
号が加えられ、同期分離回路24で垂直同期信号Vと水
平同期信号Hとが分離抽出される。
垂直駆動パルス発生回路26は垂直帰線パルスによって
リセットされて水平パルスをカウントするカウンタ等に
よって構成され、垂直周期のうちの垂直帰線期間を除い
た有効垂直走査期間(ここでは24OH分の期間とする
)に順次16H期間ずつの長さの16個の駆動パルス〔
42口・・・・・・ヨ〕を発生する。この駆動パルス〔
イ、0・・・−・・ヨ〕は線陰極駆動回路26に加えら
れ、ここで反転されて、各パルス期間のみ低電位になさ
れそれ以外の期間には約20ボルトの高電位になされた
線陰極パルス〔412口′、・・・・・・ヨ′〕に変換
され、各線陰極2イ、20.・・・・・2ヨに加えられ
る。各線陰極2イ、・・・・・・2ヨはその駆動パルス
〔イ′〜ヨ′〕の高電位の間に電流が流されており、駆
動パルス〔イ′〜ヨ′〕の低電位期間にも電子を放出し
つるように加熱状態が保持される。これにより、16本
の線陰極2イ〜2ヨからはそれぞれに低電位の駆動パル
ス〔イ′〜ヨ′〕が加えられた16H期間のみ電子が放
出される。高電位が加えられている期間には、背面電極
1と垂直集束電極3とに加えられているバイアス電圧に
よって定められだ線陰極2の位置における電位よりも線
陰極2イ〜2ヨに加えられている高電位の方がプラスに
なるために、線陰極2イ〜2ヨからは電子が放出されな
い。かくして、線陰極2においては、有効垂直走査期間
の間に、」二カの線陰極2イから下方の線陰極2ヨに向
って順に16H期間づつ電子が放出される。
放出された電子は背面電極1により前方の方へ押し出き
れ、垂直集束電極3のうち対向するスリット1oを通過
し、垂直方向に集束きれて、平板状の電子ビームとなる
。 □ 次に、垂直偏向駆動回路27は垂直駆動パルス〔イ〜ヨ
〕のそれぞれによってリセットされ水平同期信号をカウ
ントするカウンタと、そのカウント出力をD/A変換す
る変換回路と等によって構成されており、各垂直駆動パ
ルス〔イ〜ヨ〕の16H期間の間に1Hずつ16段階に
変化する一対の垂直偏向v、v’  を発生する。垂直
偏向信号VとV′ とはともに中心電圧がv4のもので
、■は順次増加し、V′は順次減少してゆくように、互
いに逆方向に変化するようになされている。これら垂直
偏向信号VとV′ はそれぞれ垂直偏向電極4の電極1
3と13′に加えられ、その結果、それぞれの線陰極2
イ′−2ヨから発生された電子ビームは垂直方向に16
段階に偏向され、先に述べたようにスクリーン9上では
1つの電子ビームで16ライン分のラスターを上から順
に順次1ライン分ずつ描くように偏向される。
以上の結果、16の線陰極2イ〜2ヨの上方のものから
順に16H期間ずつ電子ビームが放出され、かつ各電子
ビームは垂直方向の15の区分内で上方から下方に順次
1ライン分ずつ偏向されることによって、スクリーン9
上では上端の第1ライン目から下端の第240ライン目
まで1哩次1ライン分ずつ電子セームが垂直偏向され、
合計240ラインのラスターが描かれる。
、このように垂直偏向された電子ビームは制御電極5と
水平集束電極6とによって水平方向[320の区分に分
割されて取り出される。第1図ではそのうちの1区分の
ものを示している。この電子ビームは各区分毎に、制御
電極6によって通過量が制御され、水平集束電極6によ
って水平方向に集束されて1本の酬い電子ビームとなり
、次に述べる水平偏向手段によって水車方向に3段階に
偏向されてスクリーン9上のR,G、Bの各螢光体20
に1lla次照射する。
すなわち、水平駆動パルス発生回路28は、3個縦続接
続された単安定マルチバイブレータ等で構成されていて
、水平同期信号によってトリ力されて、1水平期間のう
ちにパルス幅の等しい3つの水平駆動パルスr、g、b
を発生する。ここでは、−例として、それぞれのパルス
幅を約17μ東として、有効水平走査期間である5 Q
 1ISIEI−の間に3つのパルスr tq、bが発
生されるようにしている。それらの水平駆動パルスr、
q、bは水平偏向駆動回路29に加えられる。この水平
偏向駆動回路29は水平駆動パルスr、q、bによって
スイッチングされて3段階に変化する一対の水平偏向信
号りとh′ を発生する。水平偏向信号り、h’はとも
に中心電圧がv7のもので、hは111次増加し、h′
 は順次減少してゆくように、互いに逆方向に変化する
。これら水平偏向信号り、h’ はそれぞれ水平偏向電
極7の電極18と18′とに加えられる。その結果、水
平方向に区分された各電子ビームは各水平期間の間にス
クリーン9のR,G。
Bの螢光体VC11次17μ冠づつ照射されるように水
平偏向される。ただし、第1図の表示素子では、水平偏
向電極7においては1つの導電体18又は18′が隣接
する2つの区分の電子ビームの偏向のだめに用いられて
いてそれら隣接する電子ビームに対して互いに逆方向へ
の偏向作用を生じるようになされているため、320区
分の電子ビームは、奇数番目の区分のものがR−G−、
Bの順に偏向されるとすれば偶数番口の区分のものは逆
にE−、G−Hの順に偏向されるというように、1区分
おきに逆方向に偏向される。
かくして、各ラインのラスターにおいては水平方向の3
20個の各区分毎に電子ビームがR,G。
Bの各螢光体20[順次照射される。
そこで、各ラインの各水平区・分毎に電子ビームをR,
G、Hの映像信号によって変調することにより、スクリ
ーン9上にカラーテレビジョン画像を表示することがで
きる。
次に、その電子ビームの変調制御部分について説明する
まず、テレビジョン信号入力端子23に加えられた複合
映像信号は色復調回路3oに加えられ、ここで、R−Y
とB−Yの色差信号が復調され、G−Yの色差信号がマ
トリクス合成され、さらに、それらが輝度信号Yと合成
されて、R,G、Bの各原色信号(以下、R,G、B映
像信号という)が出力される。それらのR,G、B各映
像信号は320組のサンプルホールド回路組31a〜3
1nに加えられる。各サンプルホールド回路組31a〜
31nはそれぞれR用、G用、B用の3個のサンプルホ
ールド回路を有している。それらのサンプルホールド回
路組31a〜31nのサンプルホールド出力は各々保持
用のメモリ組32a〜32nに加えられる。
一方、サンプリング用基準クロック発振器33iPLL
(フェーズロックドループ)回路等により構成されてお
り、この実施例では約6.4MHzの基準クロックを発
生する。その基準クロックは水平同期信号Hに対して常
に一定の位相を有するように制御されている。この基準
クロックはサンプリングパルス発生回路34に加えられ
、ここでシフトレジスタによりクロック1周期ずつ遅延
される、等の結果、水平周期(63,5μ5ec)のう
ちの有効水平走査期間(約50μ5ec)の間に320
個のサンプリングパルスa ”−nが順次発生され、そ
の後に1個の転送パルスが発生される。。このサンプリ
ングパルスa〜nは表示すべき映像あ1ラインを水平方
向に320の絵素に分割したときのそれぞれの絵素に対
応し、その位置は水平同期信号Hに対して常に一定にな
るように制御される。
この320個のサンプリングパルスa −”−nがそれ
ぞれ上記の320組の・サンプルホールド回路組31a
〜31nに加えられ、これによって各サンプルホールド
回路組31a〜32nには1ラインを320個の絵素に
区分したときのそれぞれの絵素のR,G、Bの各映像信
号が個別にサンプリングされ、ホールドされる。そのサ
ンプルホールドされた320組のR,G、B映像信号は
1ライン分のサンプルホールド終了後に320組のメモ
リ32a〜32n[転送パルスtによって一斉に転送さ
れ、ここで次の1水平走査期間の間保持される。
メモリ32a〜32nに保持された1ライン分のR,G
、B映像信号はそれぞれ320個のスイッチング回路3
5a〜35nに加えられる。スイッチング回路35a〜
35nはそれぞれがR,G。
Bの個別入力端子とそれらを順次切換えて出力する共通
出力端子とを有するもので、各スイッチング回路35a
〜36nの出力は電子ビームを変調するための制御信号
として表示素子の制御電極5の320本の導電板15a
〜16nV?Xそれぞれ個別に加えられる。各スイッチ
ング回路35a〜35nはスイッチングパルス発生回路
36から加えられるスイッチングパルスによって同時に
切換制御される。スイッチングパルス発生回路36は先
述の水平駆動パルス発生回路28からのパルス’ s 
qebによって制御されておシ、各水平期間の有効水平
走査期間約5 Q p SeCを3分割して約17μ%
ずつスイッチング回路35a〜35nを切換え、R9G
、Hの各映像信号を時分割して交互に順次出力し、制御
電極15a〜15nに供給するように切換信号’ + 
’J t bを発生する。ただし、スイッチング回路3
5&〜35nにおいて、奇数番目のスイッチング回路3
6a 、35c・・・・・・はR−、G→Bの順序で切
換えられ、偶数番目のスイッチング回路asb 、35
d−・−・−・35nは逆にB−、G−Hの順序で切換
えられるようになされている。
ここで注意すべきことは、スイッチング回路35a〜3
5nにおけるR、G、Bの映像信号の供給切換えと、水
平偏向駆動回路29による電子ビームのR,G、Hの螢
光体への照射切換え水平偏向とが、タイミングにおいて
も順序においても完全に一致するように同期制御されて
いることである。これにより、電子ビームがR螢光体に
照射されているときにはその電子ビームの照射量がR映
像信号によって制御され、G、Bについても同様に制御
されて、各絵素のR,G、B6螢光体の発光がその絵素
のR,G、B映像信号によってそれぞれ制御されること
になり、各絵素が入力の映像信号に従って発光表示され
るのである。かかる制御が1ライン分の320個の絵素
について同時に行われて1ラインの映像が表示され、さ
らに240分のラインについて上方のラインから順次行
われて、スクリーン9上に1つの映像が表示されること
になる。
そ2して、以上の如き諸動作が入力テレビジョン信号の
1フイールド毎にくり返され、その結果、通常のテレビ
ジョン受像機と同様にスクリーン9上に動画のテレビジ
ョン映像が映出される。
以上のようにして、この表示装置においてはテレビジョ
ン映像が映出される。
なお、以上の説明における水平方向および垂直方向なる
用語は、映像を映出する際にライン単位の表示がなされ
る方向が水平方向であって、そのラインが積み重ねられ
てゆく方向が垂直方向であるという意味で用いられてお
り、現実の画面における上下方向および左右方向と直接
関係するものではない。
この例では、加速電極8には電極板19を使用している
が、第4図に示す如く、線状の加速電極8′ を使用し
てもよい。また、水平偏向電極7と加速電極8′の間に
は、水平集束電極6′がもう1枚もうけられてもよい。
第4図で、スクリーン9を矢印の方向から見た場合の線
陰極2イ〜2二のそれぞれによって生じる画面上の区分
を第6図に示す。ここで、斜線部は線陰極20による区
分領域を一例として示している。”AMは一本の線陰極
の垂直方向の領域の大きさで、画面全体の垂直方向寸法
(有効画面)を使用線陰極数で割ったものである。つま
り、垂直方向の一線陰極の振幅は少なくともvAMの値
より大きくなければ、各区分を自然につなぎあわせるこ
とは困難である。
そこで本発明では、最大垂直偏向量(最大垂直振幅の’
A)と、vAM との関係より、第4図に示すL81.
L82なる距離の最適関係を提供するものである。
下表に、垂直方向の最大偏向量(Vw maw )の計
算値を示す。ここで、電子ビーム軌道計算は、有限要素
法を適用し、2次元解析を行なった。
その二側を第6図a、blc示す。b図に示す番号は、
第4図の電極などを示す番号と同じものである。
この例は、上記表のモデルAに対応するもので、L  
=4.1 m 、 L82=e、s Mであり、各電極
の印1 加電圧は、a、bにおいて垂直偏向電極4の電圧が違う
だけで、他はすべて同一であり、図示する如くである。
垂直偏向電圧はaの時でeoV 、 bの時で7ovの
差電圧印加である。
この図から分かるように、b図の例では、差電圧印加を
70Vとしても電極7,6′などに電子ビームが衝突し
、スクリーンe上で、正常なビーム照射を得られない。
従って、a図場合がこの構造時の最大垂直偏向となる。
実際には、この最大値4.75 mより、わずかに、大
きい値まで偏向できるが、実用範囲や、計算機の誤差を
考慮して、上表のモデルAの4.76閣を最大としてい
る。モデルB、Cについても、全ったく同様の考え方を
している。
従って、上表の関係から、L81.L82 とVw m
axの関係を aL81+ bL82+ c = Vw
 maxと近似し、a、b、cの定数を未定計数法で求
めると、a = −1,06b =0.23  a =
 7.62なる値が求まり Vwmax=−1,06L81+0.23L82+7.
62 −=−(1)なる近似式を得ることが出来る。
第6図では、この構造における表示画面10インチのサ
イズについての数値計算であり、この構造をとるとすれ
ば、表示画面のサイズをH(インチ)とすると、相似則
より最大垂直偏向量(Vw maw)は、一般的に(1
)式よシ Vwmax=−(−1,oeL  +0.23L82+
7.62)1o//81 となる。よって線陰極のそれぞれのスクリーン上での画
面区分の大きさ7Mとは、 なる不等式の関係が成立する。上式が成立すれば、第5
図に示す如く、画面区分のオーバーラツプが得られ、自
然につながった正常な画面を得ることができる。
又、複数の線陰極を用いた場合、その数をNcとすると
、 直方向の大きさである。この場合アスペクト比を4=3
としている。
第4図に示す如く、10インチサイズの画面大きさにこ
れらの式((2) 、 (3)式)を適用し、Nc ≦
16本とすると、 (2) 、 (3)式よシ、H=1o”、 Nc = 
15を代入すると、 −1,06L81+0.23L82+7.62≧51.
06L81−α23L82≦2.62       ・
・・・・・(4)なる関係が得られる。
第7図に、(4)式の不等式を満足する領域を斜線で示
す。又、上表のモデル1〜3の3点を図中に示している
又、L81とL82の大きさは、実用上、無制限にとれ
るものではなく、水平集束電極6′の表面の粗さや真空
度等が原因で、この水平集束電極6′と、加速電極間で
放電が生じる恐れがあり、ここでは、 L81≧3 (fi)          ・・・・・
・(6)とした。
さらに、L81+L82 を大きくすることは、この表
示装置の厚みを大きくすることになり、特徴をそこなう
ことになって好ましくない。そこで、10インチサイズ
では、 L  +L  ≦13(鵡)     ・・・・・・(
6)81  82 とした。これら(5)式、(6)式を第7図に加えると
、実用的な設計値範囲は、この(4)式、(6)式、(
6)式の不等式を満足する領域であり、−例として、L
81=3.5(ロ)L82=9.2 (sm)のモデル
Bタイプで良好な結果が得られた。
以上のように、本発明によれば、上述した式を満足させ
ることで、各線陰極によるスクリーンの画面区分間での
つながりを必ずオーバーランプさせることができるため
、垂直偏向量を調整することで、自然なつながりの画面
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像表示装置に用いられる一例の画像
表示素子の基本構成を示す分解斜視図、第2図はそのス
クリーンの拡大図、第3図は同装置の駆動回路の基本構
成を示すブロック図、第4図は本発明の一実施例におけ
る画像表示装置の基本構成を示す分解斜視図、第5図は
そのスクリーンの画面上での各線陰極に対応する画面区
分を示す正面図、第6図a、bは垂直断面による電子ビ
ームの軌道の計算例を示す軌跡図、第7図はそのL84
.L82の設計値を示すグラフである。 2・・・・・・電子ビーム源としての線陰極、3.3’
・・・・・・・垂直集束電極、4・・・・・・垂直偏向
電極、5・・・・・・電子ビーム流制御電極、6,6′
・・・・・・水平集束電極、7・・・・・・水平偏向電
極、 8 、8’ ・・・・・・電子ビーム加速電極、
9・・・・・・スクリーン、20・・・・・・螢光体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の熱線陰極と、上記熱線陰極から発生する電子ビー
    ムが照射されることにより発光する螢光体を有するスク
    リーンと、上記電子ビームを集束する集束電極と、上記
    電子ビームを偏向する静電型の偏向電極と、上記電子ビ
    ームの上記スクリーンへの照射量を制御する制御電極と
    、上記スクリーンと上記集束電極との間に位置する加速
    電極とを設け、上記集束電極と上記加速電極との距離(
    L81)と上記加速電極とスクリーンとの距離(L82
    )と上記複数の熱線陰極のそれぞれの1つのものからの
    上記電子ビームが照射される上記スクリーン上での画面
    の1区分の大きさvAM と、上記スクリーンの画面全
    体q&もさHとを、なる関係を満足するようにしたこと
    を特徴とする画像表示装置
JP8043782A 1982-05-12 1982-05-12 画像表示装置 Pending JPS58197642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8043782A JPS58197642A (ja) 1982-05-12 1982-05-12 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8043782A JPS58197642A (ja) 1982-05-12 1982-05-12 画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58197642A true JPS58197642A (ja) 1983-11-17

Family

ID=13718232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8043782A Pending JPS58197642A (ja) 1982-05-12 1982-05-12 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58197642A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61114666A (ja) * 1984-11-08 1986-06-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示装置
KR20020024037A (ko) * 2002-01-21 2002-03-29 김규천 형광 디스플레이 패널

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61114666A (ja) * 1984-11-08 1986-06-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示装置
JPH0329353B2 (ja) * 1984-11-08 1991-04-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd
KR20020024037A (ko) * 2002-01-21 2002-03-29 김규천 형광 디스플레이 패널

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5832897B2 (ja) 画像表示装置
EP0334438A2 (en) Flat cathode ray tube display apparatus
JPH0332175B2 (ja)
JPS58197642A (ja) 画像表示装置
JPS58197966A (ja) 画像表示装置
JPH0139625B2 (ja)
JPS599840A (ja) 画像表示装置
JPS6124867B2 (ja)
JPS5881388A (ja) 画像表示装置
JPS63110530A (ja) 平板型画像表示装置
JPS5883483A (ja) 画像表示装置
JPS58182972A (ja) 画像表示装置
JPS5884580A (ja) 画像表示装置
JPS59112551A (ja) 平板型画像表示装置の駆動方法
JPH0454432B2 (ja)
JPS58200679A (ja) 画像表示装置
JPH0325893B2 (ja)
JPS6115195A (ja) 画像表示装置の駆動方法
JPS59132548A (ja) 画像表示装置
JPH0642353B2 (ja) 表示装置
JPH0520033B2 (ja)
JPH0578987B2 (ja)
JPS59123145A (ja) 画像表示装置
JPS6014730A (ja) 画面表示装置の螢光体組立方法
JPS5927436A (ja) 画像表示装置