JPS5883483A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPS5883483A
JPS5883483A JP18207681A JP18207681A JPS5883483A JP S5883483 A JPS5883483 A JP S5883483A JP 18207681 A JP18207681 A JP 18207681A JP 18207681 A JP18207681 A JP 18207681A JP S5883483 A JPS5883483 A JP S5883483A
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JP
Japan
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line
vertical
electron beam
screen
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Pending
Application number
JP18207681A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahiro Takuhara
宅原 貞裕
Mitsuya Masuda
増田 満也
Shizuo Inohara
猪原 静夫
Minoru Ueda
稔 上田
Hirosuke Yamamoto
啓輔 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18207681A priority Critical patent/JPS5883483A/ja
Publication of JPS5883483A publication Critical patent/JPS5883483A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/66Transforming electric information into light information

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スクリーン上の画面を垂直方向に複数の区分
に分割してそれぞれの区分毎に電子ビームを発生させ、
各区分毎にそれぞれの電子ビームを垂直方向に偏向して
複数のラインを表示し、全体としてテレビジョン画像を
表示する装置に関するものであり、電子ビームを垂直方
向に偏向しだ場合にその偏向角にかかわらずスクリーン
全面上で均質な画質を得ることのできる装置を提供する
ことを目的とするものである。
従来、カラーテレビジョン画像表示用の表示素子として
は、ブラウン管が主として用いられているが、従来のブ
ラウン管では画面の大きさに比して奥行きが非常に長く
、薄形のテレビジョン受像機を作成することは不可能で
あった。まだ、平板状の表示素子として最近EL表示素
子、プラズマ表示装置、液晶表示素子等が開発されてい
るが、いずれも輝度、コントラスト、カラー表示の色再
現性等の性能の面で不充分であり、実用化されるには至
っていない。
そこで、電子ビームを用いてカラーテレビジョン画像を
平板状の表示装置により表示することのできる装置を達
成するために、スクリーン上の画面を垂直方向に複数の
区分に分割してそれぞれの区分毎に電子ビームを発生さ
せ、各区分毎にそれぞれの電子ビームを垂直方向に偏向
して複数のラインを表示し、さらに、水平方向に複数の
区分に分割して各区分毎にR,G、 B等の螢光体を順
次発光させるようにし、そのR,G、B等の螢光体への
電子ビームの照射量をカラー映像信号によって制御する
ようにして、全体としてテレビジョン画像を表示するも
のが考案された。
まず、ここで用いられる画像表示素子の基本−的な一構
成例を第1図に示して説明する。
この表示素子は、後方から前方に向って順に、背面電極
1.電子ビーム源としての線陰極2.垂直集束電極3.
3’、  垂直偏向電極4.電子ビーム流制御電極6.
水平集束電極6.水平偏向電極7、電子ビーム加速電極
8およびスクリーン板9が配置されて構成されており、
これらが扁平なガラ子−バルブ(図示せず)の真空にな
された内部に収納されている。電子ビーム源としての線
陰極2は水平方向に線状に分布す名乗子ビームを発生す
るように水平方向に張架されており、かかる線陰極2が
適宜間隔を介して垂直方向に複数本(ここでは2イ〜2
二の4本のみ示している)設けられている。この実施例
では16本設けられているものとする。これを2イ〜2
ヨとする。これらの線陰極2はたとえば10〜20μφ
のタングステン線の表面に酸化物陰極材料が塗着されて
構成されている。そして、後述するように、上方の線陰
極2イから順に一定時間づつ電子ビームを放出するよう
に制御される。背面電極1は、後述の垂直集束電極3と
の間で電位勾配を作り出し、前述の一定時間電子ビーム
を放出すべく制御される線陰極2以外の他の線陰極2か
らの電子ビームの発生を抑止し、かつ、発生された電子
ビームを前方向だけに向けて押し出す作用をする。この
背面電極1はガラスパルプの後壁の内面に付着された導
電材料の塗膜によって形成されていてもよい。また、こ
れら背面電極1と線陰極2とのかわりに、面状の電子ビ
ーム放出陰極を用いてもよい。
垂直集束電極3は線陰極2イ〜2ヨのそれぞれと対向す
る水平方向に長いスリット1oを有する導電板11であ
り、線陰極2から放出された電子ビームをそのヌリッ)
10を通して取り出し、かつ、垂直方向に集束させる。
スリット10は途中に適宜の間隔で桟が設けられていて
もよく、あるいは、水平方向に小さい間隔(はとんど接
する程度の間隔)で多数個並べて設けられた貫通孔の列
で実質的にスリットとして構成されていてもよい。
垂直集束電極3′も同様のものである。
垂直偏向電極4は上記スリット1oのそれぞれの中間の
位置に水平方向にして複数個配置されており、それぞれ
、絶縁基板12の上面と下面とに導電体13.13’が
設けられたもので構成されている。そして、相対向する
導電体13.13’の間に垂直偏向用電圧が印加され、
電子ビームを垂直方向に偏向する。この構成例では、一
対の導電体13.13’によって1本の線陰極2からの
電子ビームを垂直方向に16ライン分の位置に偏向する
。そして、16個の垂直偏向電極4によって16本の線
陰極2のそれぞれに対応する16対の導電体対が構成さ
れ、結局、スクリーン9上に240本の水平ラインを描
くように電子ビームを偏向する。
次に、制御電極5はそれぞれが垂直方向に長いスリット
14を有する導電板16で構成されており、所定間隔を
介して水平方向に複数個並設されている。この構成例で
は320本の制御電極用導電板15a〜16nが設けら
れている(図では10本のみ示している)。この制御電
極6は、それぞれが電子ビームを水平方向に1絵素分ず
つに区分して取り出し、かつ、その通過量をそれぞれの
絵素を表示するだめの映像信号に従って制御する。
従って、制御電極6を32020本設ば水平1ライン分
当り320絵素を表示することができる。
また、映像をカラーで表示するために、各絵素はR,G
、  Hの3色の螢光体で表示することとし、各制御電
極6にはそのR,G、Bの各映像信号が順次加えられる
。また、320本の制御電極6には1ライン分の320
組の映像信号が同時に加えられ、1ライン分の映像が一
時に表示される。
水平集束電極6は制御電極6のスリット14と相対向す
る垂直方向に長い複数本(320本)のスリット16を
有する導電板17で構成され、水平方向に区分されたそ
れぞれの絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平方向に集束
して細い電子ビームにする。
水平偏向電極74上記スリツト16のそれぞれの中間の
位置に垂直方向にして複数本配置された導電板1Bで構
成されており、それぞれの間に水平偏向用電圧が印加さ
れて、各絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平方向に偏向
し、スクリーン9上でR,G、Bの各螢光体を順次照射
して発光させるようにする。その偏向範囲は、この実施
例では各電子ビーム毎に1絵素分の幅である。
加速電極8は垂直偏向電極4と同様の位置に水平方向に
して設けられた複数個の導電板19で構成されており、
電子ビームを充分なエネルギーでスクリーン9に衝突さ
せるように加速する。
スクリーン9は電子ビームの照射によって発光される螢
光体20がガラス板21の裏面に塗布され、また、メタ
ルバック層(図示せず)が付加されて構成されている。
螢光体2oは制御電極6の1つのスリット14に対して
、すなわち、水平方向に区分された各1本の電子ビーム
に対して、R2O,Bの3色の螢光体が1対づつ設けら
れており、垂直方向にストライプ状に塗布されている。
第1図中でスクリーンeに記入した破線は複数本の線陰
極2のそれぞれに対応して表示される垂直方向での区分
を示し、2点鎖線は複数本の制御電極6のそれぞれに対
応して表示される水平方向での区分を示す。これら両者
で仕切られた1つの区画には、第2図に拡大して示すよ
うに、水平方向では1絵素分のR,G、  Bの螢光体
2oがあり、垂直方向では16ライン分の幅を有してい
る。1つの区画の大きさは、たとえば、水平方向が10
.垂直方向が16m+rIである。
なお、第1図においては、わかり易くするために水平方
向の長さが垂直方向に対して非常に大きく引き伸ばして
描かれている点に注意されたい。
また、この実施例では1本の制御電極6すなわち1本の
電子ビームに対してR,G、Bの螢光体2oが1絵素分
の1対のみ設けられているが、2絵素以上分の2対以上
設けられていてももちろんよく、その場合には制御電極
5には2つ以上の絵素のためのR,G、  B映像信号
が順次加えられ、それと同期して水平偏向がなされる。
次に、この表示素子にテレビジョン映像を表示するため
の駆動回路の基本構成を第3図に示して説明する。最初
に、電子ビームをスクリーン9に照射して螢光体を発光
させ、ラスターを発生させるだめの駆動部分について説
明する。
電源回路22は表示素子の各電極に所定のバイアス電圧
(動作型、圧)を印加するだめの回路で、背面電極1に
は−v1、垂直集束電極3,3′にはv3.■3′、水
平集束電極6にはv6、加速電極8にはv8、スクリー
ン9にはv9 の直流電圧を印加する。
次に、入力端子23にはテレビジョン信号の複合映像信
号が加えられ、同期分離回路24で垂直同期信号Vと水
平同期信号Hとが分離抽出される。
、垂直駆動パルス発生回路26は垂直帰線ノくルスによ
ってリセットされて水平パルスをカウントするカウンタ
等によって構成され、垂直周期のうちの垂直帰線期間を
除いた有効垂直期間(ここでは24OH分の期間とする
)に順次16H期間ずつの長さの16個の駆動パルス〔
49口・・・・・・ヨ〕を発生する。この駆動パルス〔
41口・・・・・・ヨ〕は線陰極駆動回路26に加えら
れ、ここで反転されて、各パルス期間のみ低電位になさ
れそれ以外の期間には約20ボルトの高電位になされた
線陰極駆動パルス〔471口′・・・・・ヨ′〕に変換
され、各線陰極2イ、20.・・・・・・2ヨに加えら
れる。各線陰極2イ、・・・・・・2ヨはその駆動パル
ス〔イ′〜ヨ′〕の高電位の間に電流が流されており、
駆動パルス〔イ′〜ヨ′〕の低電位期間げも電子を放出
しうるように加熱状態が保持される。これにより、16
本の線陰極2イ〜2ヨからはそれぞれに低電位の駆動パ
ルス〔イ′〜ヨ′〕が加えられた16H期間にのみ電子
が放出される。高電位が加えられている期間には、背面
電極1と垂直集束電極3とに加えられているバイアス電
圧によって定められた線陰極2の位置における電位より
も線陰極2イ〜2ヨに加えられている高電位の方がプラ
スになるために、線陰極2イ〜2ヨからは電子が放出さ
れない。
かくして、線陰極2においては、有効垂直走査期間に、
上方の線陰極2イから下方の線陰極2ヨに向って順に1
6H期間づつ電子が放出される。放出された電子は背面
電極1により前方の方へ押し出され、垂直集束電極3の
うち対向するスリット1oを通過し、垂直方向に集束さ
れて、平板状の電子ビームとなる。
次に、垂直偏向駆動回路27は垂直駆動パルス〔イ〜ヨ
〕のそれぞれによってリセットされ水平同期信号をカウ
ントするカウンタと、そのカウント出力をD/A変換す
る変換回路と等によって構成されており、各垂直駆動パ
ルス〔イ〜ヨ〕の16H期間の間に1Hずつ16段階に
変化する一対の垂直偏向信号v 、 v /を発生する
。垂直偏向信号VとV′とはともに中心電圧が■4のも
ので、Vは順次増加し、V′は順次減少してゆくように
、互いに逆方向に変化するようになされている。これら
垂直偏向信号VとV′はそれぞれ垂直偏向電極4の電極
13と13′に加えられ、その結果、それぞれの線陰極
2イ〜2ヨから発生された電子ビームは垂直方向に16
段階に偏向され、先に述べたようにスクリーン9上では
1つの電子ビームで16ライン分のラスターを上かち順
に順次1ライン分ずつ描くように偏向される。
以上の結果、16の線陰極2イ〜2ヨの上方のものから
順に16H期間ずつ電子ビームが放出され、かつ各電子
ビームは垂直方向の16の区分内で上方から下方に順次
1ライン分ずつ偏向されることによって、スクリーン9
上では上端の第1ライン目から下端の第240ライン目
まで順次1ライン分ずつ電子ビームが垂ml偏向され、
合計240ラインのラスターが描かれる。
このように垂直偏向された電子ビームは制御電極6と水
平集束電極6とによって水平方向に320の区分に分割
されて取り出される。第1図ではそのうちの1区分のも
のを示している。この電子ビームは各区分毎に、制御電
極6によって通過量が制御され、水平集束電極6によっ
て水平方向に集束されて1本の細い電子ビームとなり、
次に述べる水平偏向手段によって水平方向に3段階に偏
向されてスクリーン9上のR,G、Bの各螢光体2゜に
順次照射される。
すなわち、水平駆動パルス発生回路28は3個継続接続
された単安定マルチバイブレータ等で構成されていて、
水平同期信号によってトリガされて、1水平期間のうち
にパルス幅の等しい3つの水平駆動パルス”+9+bを
発生する。ここでは、−例として、それぞれのパルス幅
を約17μ[leCとして、有効水平走査期間である6
0μsec の間に3つのパルスr、  q、  bが
発生されるようにしている。それらの水平駆動パルスr
、  g、  bは水平偏向駆動回路29に加えられる
。この水平偏向駆動回路29は水平駆動パルスr、  
g、  bによってスイッチングされて3段階に変化す
る一対の水平偏向信号りとh′を発生する。水平偏向信
号り、 h/はともに中心電圧がv7のもので、互いに
逆方向に変化する。これら水平偏向信号り、h’はそれ
ぞれ水平偏向電極7の電極18と18′とに加えられる
。その結果、水平方向に区分された各電子ビームは各水
平期間の間にスクリーン9のR,G。
Bの螢光体に順次17μseaずつ照射されるように水
平偏向される。ただし、第1図の表示素子では、水平偏
向電極7においては1つの導電体18又は18′が隣接
する2つの区分の電子ビームの偏向のために用いられて
いてそれら隣接する電子ビームに対して互いに逆方向へ
の偏向作用を生じるようになされているため、320区
分の電子ビームは、奇数番目の区分のものがR−、G−
、Bの順に偏向されるとすれば偶数番目の区分のものは
逆にB−、G−Hの順に偏向されるというように、1区
分おきに逆方向に偏向される。
かくして、各ラインのラスターにおいては水平方向の3
20個の各区分毎に電子ビームがR,G。
Bの各螢光体20に順次照射される。
そこで、各ラインの各水平区分毎に電子ビームをR,G
、Bの映像信号によって変調するこ−とにより、スクリ
ーン9上にカラーテレビジョン画像を表示することがで
きる。
次に、その電子ビームの変調制御部分について説明する
まず、テレビジョン信号入力端子23に加えられだ複合
映像信号は色復調回路30に加えられ、ここで、R−Y
とB−Yの色差信号が復調され、G−Yの色差信号がマ
トリクス合成され、さらに、それらが輝度信号Yと合成
されて、R,G、  Hの各原色信号(以下、R,G、
 B映像信号という)が出力される。それらのR,G、
B6映像信号は320mのサンプルホールド回路組31
a〜31nに加えられる。各サンプルホールド回路組3
1a〜31nはそれぞれR用、G用、B用の3個のサン
プルホールド回路を有している。それらのサンプルホー
ルド回路組31a〜31Hのサンプルホールド出力は各
々保持用のメモリ組32a〜32nに加えられる。
一方、サンプリング用基準クロック発振器33はPLL
(フェーズロックドルー□プ)回路等によ贈 り構成されており、この実施例では約6 、4MHzの
基準クロックを発生する。その基準クロックは水平同期
信号Hに対して常に一定の位相を有するように制御され
ている。この基準クロックはサンプリングパルス発生回
路34に加えられ、ここでシフトレジスタによりクロッ
ク1周期ずつ遅延される、等の結果、水平周期(約6o
μsec )のうちの有効水平走査期間(約60μse
c )の間に320個のサンプリングパルスa −nが
順次発生され、その後に1個の転送パルスが発生される
。このサンプリングパルスa−nは表示すべき映像の1
ラインを水平方向に320の絵素に分割したときのそれ
ぞれの絵素に対応し、その位置は水平同期信号Hに対し
て常に一定になるように制御される。
この320個のサンプリングパルスa−nがそれぞれ上
記の320組のサンプルホールド回路組31a〜31n
に加えられ、これによって各サンプルホールド回路組3
1a〜32nには1ラインを320個の絵素に区分した
ときのそれぞれの絵素のR,G、Hの各映像信号が個別
にサンプリングされ、ホールドされる。そのサンプルホ
ールドされた320組のR,G、 B映像信号は1ライ
ン分のサンプルホールド終了後に320組のメモリ32
a〜32nに転送ノ(ルスtによって一斉に転送され、
ここで次の1水平走査期間の間保持される。
メモリ32 a〜32nに保持された1ライン分のR,
G、  B映像信号はそれぞれ320個のスイッチング
回路358〜35nに加えられる。スイッチング回路3
5a〜35nはそれぞれがR,G。
Bの個別入力端子とそれらを順次切換えて出力する共通
出力端子とを有するもので、各スイッチング回路35a
〜35nの出力は電子ビームを変調するだめの制御信号
として表示素子の制御電極6の320本の導電板16a
〜15Hにそれぞれ個別に加えられる。各スイッチング
回路35a〜35nはスイッチングパルス発生回路36
から加えられるスイッチングパルスによって同時に切換
制御される。スイッチングパルス発生回路36は先述の
水平駆動パルス発生回路28からの)くルスr、q。
bによって制御されており、各水平期間の有効水平走査
期間約60μsecを3分割して約17μseaずつス
イッチング回路35a〜35nを切換え、R,G、Bの
各映像信号を時分割して交互に順次出力し、制御電極1
5a〜15Hに供給するように切換信号r、q、bを発
生する。ただし、スイッチング回路35a〜35nにお
いて、奇数番目のスイッチング回路35a、35c・・
・・・・idR→G−、Bの順序で切換えられ、偶数番
目のスイッチング回路35b、36d−−−−−−35
nは逆にB−G−Hの順序で切換えられるようになされ
ている。
ここで注意すべきことは、スイッチング回路35a〜3
5nにおけるR、 G、  Bの映像信号の供給切換え
と、水平偏向駆動回路29による電子ビームのR,G;
−Bの螢光体への照射切換え水平偏向とが、タイミング
においても順序においても完全に一致するように同期制
御されていることである。これにより、電子ビームがR
螢光体に照射されているときにはその電子ビームの照射
量がR映像信号によって制御され、G、Bについても同
様に制御されて、各絵素のR,G、B6螢光体の発光が
その絵素のR,G、 B映像信号によってそれぞれ制御
されることになり、各絵素が入力の映像信号に従って発
光表示されるのである。かかる制御が1ライン分の32
0個の絵素について同時に行われて1ラインの映像が表
示され、さらに240分のラインについて上方のライン
から順次行われて、スクリーン9上に1つの映像が表示
されることになる。
そして、以上の如き諸動作が入力テレビジョン信号の1
フイールド毎にくり返され、その結果、通常のテレビジ
ョン受像機と同様にスクリーン9上に動画のテレビジョ
ン映像が映出される。
なお、以上の説明における水平方向および垂直方向なる
用語は、映像を映出する際にライン単位の表示がなされ
る方向が水平方向tあって、そのラインが積み重ねられ
てゆく方向が垂直方向であるという意味で用いられてお
り、現実の画面における上下方向および左右方向と直接
関係するものではない。
以上のようにして、この表示装置においてはテレビジョ
ン映像が映出されるのであるが、表示素子を製造する際
の組立誤差等により垂直偏向が均等に行われず、そのた
めにスクリーン9上において各ラインの間隔が不均一に
なったり、各ラインの端部が上下にずれたりして、平行
に表示されない状態になってし1うことがある。又、垂
直偏向の偏向角度によって電子ビームが通過する経路が
異なるため、スクリーンe上においてビームスポット径
が異なったり水平方向あるいは垂直方向に歪をうけたり
することがある。このことはスクリーン9上めテレビジ
ョン画像として見た場合は、16ラインごとのくり返し
の歪が生じることになり、水平方向の横線として認識さ
れるという不都合を生じる。
そこで本発明は、そのような場合にもスクリーン9上で
のテレビジョン画像として垂直方向に均一性の高い画像
を得ることができるようにする装置を提供することを目
的とするものである。
以下、本発明の一実施例について、その要部の構成を示
す図面を用いて詳細に説明する。
この装置においては、第6図Aに示すように、奇数フィ
ールド(実線)と偶数フィールド(一点鎖線)における
スクリーン9上での垂直方向の16分割部分の境界にお
ける表示位置を少なくとも2ライン分以上移動させるよ
うにする。そのためには、第6図Bに示すように、垂直
偏向用の信号波形v、v’を奇数フィールドと偶数フィ
ールドで変化させる。Cは奇数フィールド用の制御信号
、Dは偶数フィールド用の制御信号である。
従来には、第4図に示すように、いずれのフィールドに
おいてもスクリーン9上での分割区分の境界が常に同じ
場所にあるようになされていたため、偏向角の大きな電
子ビームどうしによってその境界を構成することになっ
てしまっていた。
ところが、第6図のような構成にすることで、両フィー
ルドの分割区分の境界はこの例では4ライン分だけ離す
ことができる。その結果、フィールドごとに境界が入れ
かわることで実際のスクリーン9上の画像では、従来に
は決別されていた境界線が認別できなくなり、その結果
、垂直方向に均一な良好な画像を得ることができる。
次に、このような動作を行う具体的な回路例を36図に
示して説明する。
まず、オアゲート37には、垂直駆動パルス発生回路2
6からの垂直駆動パルス〔49口、・旧・・ヨ〕が入力
される。この〔イ・・・・・・ヨ〕はそれぞれの線陰極
2の駆動パルスで、それぞれ16水半期間の幅を有する
。その結果、オアゲート37の出力は、垂直期間中にお
ける有効信号期間すなわち表示期間の240水平期間の
間のみ高レベルとなる。この出力はアンドゲート38の
一方の入力として加えられる。アンドゲート38の他方
の入力としては水平同期信号が加えられる。その結果、
アンドゲート38の出力には240個の水平パルス列が
出力され、その各々は水平周期であり、全体のパルス群
のくり返しは垂直周期となる。
このパルス列は4ビツトのカウンタ39にそのクロック
パルスとして入力される。このカウンタ39には垂直同
期信号■をクリアパルスとして入力しているため、その
カウント出力は16水平期間ごとに’oooo”〜″’
1111”  とインクリメントをくり返し、16回で
1垂直期間となる。ただし、このカウンタ39はアップ
カウンタの場合であり、もしダウンカウンタであれば構
成は同様で実現し得るが、後述のメモリーアドレスが異
なってくる。ここでは、アップカラ/り構成でのみ説明
する。
このカウンタ39の4ビツト出力は次のデコーダ4oに
下位桁側4ビツトの入力として加えられる。デコーダ4
0は、汎用メモリを後述の偏向用メモ+7−41.42
に用いる場合には内蔵される場合が多い。さらに、この
デコーダ4oの最上位桁入力にはフィールド検出回路4
3の出力が接続される。
フィールド検出は、サンプリング基準クロック発振器3
3の出力を用い、これと垂直同期信号Vをアンドゲート
44に加え、その論理積出力の幅をカウンタ46により
カウントし、そのカウント結果をディジタルコンパレー
タ46で比較することにより、奇数フィールドであるか
偶数フィールドであるかを判別する。ここでは、このフ
ィールド検出回路43の出力極性は偶数フィールドの時
に高レベルになるものとして説明する。
この検出出力はデコーダ40の最高位桁入力として入力
されるとともに、信号タイミング切り換え回路47にも
供給される。デコーダ40032ビツトの出力は偏向メ
モリー41.42のアドレス端子に接続され、2つの垂
直偏向用信号V及びV′を作成するだめの2系列のメモ
’J−41,42が順次アドレスされる。この垂直偏向
用のメモリー41.42はそれぞれ8ビツト 32アド
レスのもので構成されている。その8ビツトは出力信号
V及びV′の分解能を決定するものであり、通常7〜9
ビツト)X実用上の最適ピット数である。メモリー41
.42から順次アドレスされて出力されるデータは、そ
れぞれD/Aコンバータ48゜49に供給される。D/
Aコンバータ48.49は正及び負のリファレンス電圧
を持ち、出力信号V、V’のDCレベルと可変範囲を決
定する。
次に、付加する信号タ身ミング切換回路47に関して説
明する。これは、インバータeso、4Hディレィライ
ン50.及び2個のアナログスイッチ52.53からな
り、インバータ6oの入力には先のフィールド検出回路
43の検出出力が加えられ、入力端子23から色復調回
路30に供給される複合映像信号を奇数フィールドの時
は偶数フィールドの時と比して4Hデイレイライン61
で4H期間遅延されるようにしている。
次に偏向メモリー41.42に記憶されるデータについ
て、第1表、第2表を用いて説明する。
以下余白 表中、アドレス及びデータは全て一般的な16進表示に
従って表示している。第1表の如きデータがV用及びV
′用の偏向メモ!J−41,42に記憶されている場合
の出力の垂直偏向駆動信号V及びV′は従来の第4図B
の如くなり、その結果従来通りのインタレース表示が両
フィールド間で行われる。一方、第2表の如きデータが
記憶されている場合には、垂直偏向駆動信号v、v’の
波形は第5図Bの如くなる。これは奇数フィールドでの
表示位置が従来よりも2ライン分だけ上方に上ったこと
になり、一方偶数フイールドでは2ライン分だけ下方に
下ったこととなる。その結果、ラスターの各ラインのイ
ンターレースはそのまま行われているが、奇数フィール
ドと偶数フィールド間で4ライン分だけ表示位置のずれ
を起していることになる。そのために、奇数フィールド
の信号を4Hデイレイライン61で4水平期間だけ遅延
させて偶数フィールドとタイミングを一致させる。一方
、垂直分割区分すなわち線陰極2の選択タイミングはも
とのままであるから、16本の線陰極による各分割区分
の各々の境界部分はフィールド毎に4ライン分ずつ上下
に移動することになる。
このような構成によると、垂直画面最上部と最下部でフ
ィールド毎に各4ライン分ずつの不足をきたすことにな
るが、実際の放送信号から考えて実用上問題とはならな
い。
なお、以上の実施例においては奇数フィールドと偶数フ
ィールドとの間で4ライン分だけ表示位置を移動させる
ようにしたが、本発明においては2ライン分以上移動さ
せるようにすれば効果が得られることはいうまでもない
以上のように本発明によれば、スクリーンを垂直方向に
複数区分に分割して各区分毎に複数ラインずつ表示する
装置において、奇数〉“インと偶数ラインとでその表示
位置を2ライン分以上移動させるようにしたことにより
、各分割区分の境界位置で横線が目立つことを防止して
、画面全面にわたって均質な見やすい良好な画像を表示
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像表示装置に用いられる一例の画像
表示素子の基本構成を示す分解斜視図、第2図はそのス
クリーンの拡大図、第3図は同装置の駆動回路の基本構
成を示すブロック図、第4図はその動作を説明する模式
図と波形図、第6図は本発明の一実施例における画像表
示装置の動作を説明する模式図と波形図、第6図はその
要部の具体回路図である。 2・・・・・・電子ビーム源としての線陰極、3,3′
・・・・・・垂直集束電極、4・・・・・・垂直偏向電
極、6・・・・・・電子ビーム流制御電極、6・・・山
水平集束電極、7・・・・・・水平偏向電極、8・・・
・・・電子ビーム加速電極、9・・・・・・スクp−ン
、2o・す・螢光体、23・・・・・・入力端子、24
・・・・・・同期分離回路、26・・・・・・垂直駆動
パルス発生回路、26・・・・・・線陰極駆動回路、2
7・・・・・・垂直偏向駆動回路、28・・・・・・水
平駆動パルス発生回路、29・・・・・・水平偏向駆動
回路、3o・・・・・・色復調回路、31a〜31n・
・・・・・サンプルホールド回路組、32a〜32n・
・・・・・メモリ組、34・・・・・・サンプリングパ
ルス発生回路、35a〜35n・・・・・スイッチング
回路、36・J・・・・スイッチングパルス発生回路、
37・・・・・・オアゲート、3゛8・・・・・・アン
ドゲート、39・・・・・・カウンタ、4o・・・・・
・デコーダ、41.42・・・・・・偏向用メモリー、
43・・・・・・フィールド検出回路、4了・・・・・
・信号タイミング切換回路、48.49・・・・・・D
/Aコンバータ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 水平方向のtyす 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 螢光体を塗布したスクリーン上の画面を垂直方向に複数
    の区分に分割した各垂直区分毎に電子ビームを発生させ
    、上記各垂直区分毎に電子ビームを順次垂直方向に偏向
    して各゛垂直区分毎に複数のラインを表示するようにす
    るとともに、偶数フィールドと奇数フィールドとで上記
    スクリーン上の分割された各区分の位置を少なくとも2
    ライン分以上移動させるようにしたことを特徴とする画
    像表示装置。
JP18207681A 1981-11-12 1981-11-12 画像表示装置 Pending JPS5883483A (ja)

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JP18207681A JPS5883483A (ja) 1981-11-12 1981-11-12 画像表示装置

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JP18207681A JPS5883483A (ja) 1981-11-12 1981-11-12 画像表示装置

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JPS5883483A true JPS5883483A (ja) 1983-05-19

Family

ID=16111923

Family Applications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6161336A (ja) * 1984-08-31 1986-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示装置の製造方法

Cited By (1)

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