JPH0578987B2 - - Google Patents
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- JPH0578987B2 JPH0578987B2 JP8490485A JP8490485A JPH0578987B2 JP H0578987 B2 JPH0578987 B2 JP H0578987B2 JP 8490485 A JP8490485 A JP 8490485A JP 8490485 A JP8490485 A JP 8490485A JP H0578987 B2 JPH0578987 B2 JP H0578987B2
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Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、スクリーン上の画面を垂直方向に複
数の区分に分割したときのそれぞれの区分毎に電
子ビームを発生させ、各区分毎にそれぞれの電子
ビームを垂直方向に偏向して複数のラインを表示
し、全体としてテレビジヨン画像を表示する装置
に関する。
数の区分に分割したときのそれぞれの区分毎に電
子ビームを発生させ、各区分毎にそれぞれの電子
ビームを垂直方向に偏向して複数のラインを表示
し、全体としてテレビジヨン画像を表示する装置
に関する。
従来の技術
従来、カラーテレビジヨン画像表示用の表示素
子としては、ブラウン管が主として用いられてい
るが、従来のブラウン管では画面の大きさに比し
て奥行きが非常に長く、薄型のテレビジヨン受像
機を作成することは不可能であつた。また、平板
状の表示素子として最近EL表示素子、プラズマ
表示装置、液晶表示素子等が開発されているが、
いずれも輝度、コントラスト、カラー表示等の性
能の面で不充分であり、実用化されるには至つて
いない。
子としては、ブラウン管が主として用いられてい
るが、従来のブラウン管では画面の大きさに比し
て奥行きが非常に長く、薄型のテレビジヨン受像
機を作成することは不可能であつた。また、平板
状の表示素子として最近EL表示素子、プラズマ
表示装置、液晶表示素子等が開発されているが、
いずれも輝度、コントラスト、カラー表示等の性
能の面で不充分であり、実用化されるには至つて
いない。
そこで電子ビームを用いて平板状の表示装置を
達成するものとして、本出願人は特願昭56−
20618号(特開昭57−135590号公報)により、新
規な表示装置を提案した。
達成するものとして、本出願人は特願昭56−
20618号(特開昭57−135590号公報)により、新
規な表示装置を提案した。
これは、スクリーン上の画面を垂直方向に複数
の区分に区分したときのそれぞれの区分毎に電子
ビームを発生させ、各区分毎にそれぞれの電子ビ
ームを垂直方向に偏向して複数のラインを表示
し、全体としてテレビジヨン画像を表示するもの
である。
の区分に区分したときのそれぞれの区分毎に電子
ビームを発生させ、各区分毎にそれぞれの電子ビ
ームを垂直方向に偏向して複数のラインを表示
し、全体としてテレビジヨン画像を表示するもの
である。
まず、ここで用いられる画像表示素子の基本的
な一構成を第3図に示して説明する。この表示素
子は、後方から前方に向つて順に、背面電極1、
ビーム源としての線陰極2、垂直集束電極3,
3′、垂直偏向電極4、ビーム電流制御電極5、
水平集束電極6、水平偏向電極7、ビーム加速電
極8およびスクリーン9が配置されて構成されて
おり、これらが扁平なガラスバルブ(図示せず)
の真空になされた内部に収納されている。ビーム
源としての線陰極2は水平方向に線状に分布する
電子ビームを発生するように水平方向に張架され
ており、かかる線陰極2が適宜間隔を介して垂直
方向に複数本(図では2a〜2dの4本のみ示し
ている)設けられている。この例では15本設けら
れているものとする。それらを2a〜2oとす
る。これらの線陰極2はたとえば10〜20μφのタ
ングステン線の表面に熱電子放出用の酸化物陰極
材料が塗着されて構成されている。そして、これ
らの線陰極2a〜2oは電流が流されることによ
り熱電子ビームを発生しうるように加熱されてお
り、後述するように、上記の線陰極2aから順に
一定時間ずつ電子ビームを放出するように制御さ
れる。背面電極1は、その一定時間電子ビームを
放出すべく制御される線陰極以外の他の線陰極か
らの電子ビームの発生を抑止し、かつ、発生され
た電子ビームを前方向だけに向けて押し出す作用
をする。この背面電極1はガラスバルブの後壁の
内面に付着された導電材料の塗膜によつて形成さ
れていてもよい。また、これら背面電極1と線陰
極2とのかわりに、面状の電子ビーム放出陰極を
用いてもよい。
な一構成を第3図に示して説明する。この表示素
子は、後方から前方に向つて順に、背面電極1、
ビーム源としての線陰極2、垂直集束電極3,
3′、垂直偏向電極4、ビーム電流制御電極5、
水平集束電極6、水平偏向電極7、ビーム加速電
極8およびスクリーン9が配置されて構成されて
おり、これらが扁平なガラスバルブ(図示せず)
の真空になされた内部に収納されている。ビーム
源としての線陰極2は水平方向に線状に分布する
電子ビームを発生するように水平方向に張架され
ており、かかる線陰極2が適宜間隔を介して垂直
方向に複数本(図では2a〜2dの4本のみ示し
ている)設けられている。この例では15本設けら
れているものとする。それらを2a〜2oとす
る。これらの線陰極2はたとえば10〜20μφのタ
ングステン線の表面に熱電子放出用の酸化物陰極
材料が塗着されて構成されている。そして、これ
らの線陰極2a〜2oは電流が流されることによ
り熱電子ビームを発生しうるように加熱されてお
り、後述するように、上記の線陰極2aから順に
一定時間ずつ電子ビームを放出するように制御さ
れる。背面電極1は、その一定時間電子ビームを
放出すべく制御される線陰極以外の他の線陰極か
らの電子ビームの発生を抑止し、かつ、発生され
た電子ビームを前方向だけに向けて押し出す作用
をする。この背面電極1はガラスバルブの後壁の
内面に付着された導電材料の塗膜によつて形成さ
れていてもよい。また、これら背面電極1と線陰
極2とのかわりに、面状の電子ビーム放出陰極を
用いてもよい。
垂直集束電極3は線陰極2a〜2oのそれぞれ
と対向する水平方向に長いスリツト10を有する
導電板11であり、線陰極2から放出された電子
ビームをそのスリツト10を通して取り出し、か
つ、垂直方向に集束させる。水平方向1ライン分
(360絵素分)の電子ビームを同時に取り出す。図
では、そのうちの水平方向の1区分のもののみを
示している。スリツト10は途中に適宜の間隔で
桟が設けられていてもよく、あるいは、水平方向
に小さい間隔(ほとんど接する程度の間隔)で多
数個並べて設けられた貫通孔の列で実質的にスリ
ツトとして構成されてもよい。垂直集束電極3′
も同様のものである。
と対向する水平方向に長いスリツト10を有する
導電板11であり、線陰極2から放出された電子
ビームをそのスリツト10を通して取り出し、か
つ、垂直方向に集束させる。水平方向1ライン分
(360絵素分)の電子ビームを同時に取り出す。図
では、そのうちの水平方向の1区分のもののみを
示している。スリツト10は途中に適宜の間隔で
桟が設けられていてもよく、あるいは、水平方向
に小さい間隔(ほとんど接する程度の間隔)で多
数個並べて設けられた貫通孔の列で実質的にスリ
ツトとして構成されてもよい。垂直集束電極3′
も同様のものである。
垂直偏向電極4は上記スリツト10のそれぞれ
の中間の位置に水平方向にして複数個配置されて
おり、それぞれ、絶縁基板12の上面と下面とに
導電体13,13′が設けられたもので構成され
ている。そして、相対向する導電体13,13′
の間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビームを
垂直方向に偏向する。この実施例では、一対の導
電体13,13′によつて1本の線陰極2からの
電子ビームを垂直方向に16ライン分の位置に偏向
する。そして16個の垂直偏向電極4によつて15本
の線陰極2のそれぞれに対応する15対の導電体対
が構成され、結局、スクリーン9上に240本の水
平ラインを描くように電子ビームを偏向する 次に、制御電極5はそれぞれが垂直方向に長に
スリツト14を有する導電板15で構成されてお
り、所定間隔をあけて水平方向に複数個並設され
ている。この例では180本の制御電極用導電板1
5−1〜15−nが設けられている。(図では9
本のみ示している)。この制御電極5はそれぞれ
が電子ビームを水平方向に2絵素分ずつに区分し
て取り出し、かつその通過量をそれぞれの絵素を
表示するための映像信号に従つて制御する。従つ
て、制御電極5用導電板15−1〜15−nを
180本設ければ水平1ライン分当り360絵素を表示
することができる。また、映像をカラーで表示す
るために、各絵素はR,G,Bの3色の蛍光体で
表示することとし、各制御電極5には2絵素分の
R,G,Bの各映像信号が順次加えられる。ま
た、180本の制御電極5用導電板15−1〜15
−nのそれぞれには1ライン分の180組(1組あ
たり2絵素)の映像信号が同時に加えられ、1ラ
イン分の映像が一時に表示される。
の中間の位置に水平方向にして複数個配置されて
おり、それぞれ、絶縁基板12の上面と下面とに
導電体13,13′が設けられたもので構成され
ている。そして、相対向する導電体13,13′
の間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビームを
垂直方向に偏向する。この実施例では、一対の導
電体13,13′によつて1本の線陰極2からの
電子ビームを垂直方向に16ライン分の位置に偏向
する。そして16個の垂直偏向電極4によつて15本
の線陰極2のそれぞれに対応する15対の導電体対
が構成され、結局、スクリーン9上に240本の水
平ラインを描くように電子ビームを偏向する 次に、制御電極5はそれぞれが垂直方向に長に
スリツト14を有する導電板15で構成されてお
り、所定間隔をあけて水平方向に複数個並設され
ている。この例では180本の制御電極用導電板1
5−1〜15−nが設けられている。(図では9
本のみ示している)。この制御電極5はそれぞれ
が電子ビームを水平方向に2絵素分ずつに区分し
て取り出し、かつその通過量をそれぞれの絵素を
表示するための映像信号に従つて制御する。従つ
て、制御電極5用導電板15−1〜15−nを
180本設ければ水平1ライン分当り360絵素を表示
することができる。また、映像をカラーで表示す
るために、各絵素はR,G,Bの3色の蛍光体で
表示することとし、各制御電極5には2絵素分の
R,G,Bの各映像信号が順次加えられる。ま
た、180本の制御電極5用導電板15−1〜15
−nのそれぞれには1ライン分の180組(1組あ
たり2絵素)の映像信号が同時に加えられ、1ラ
イン分の映像が一時に表示される。
水平集束電極6は制御電極5のスリツト14と
相対向する垂直方向に長い複数本(180本)のス
リツト16を有する導電板17で構成され、水平
方向に区分されたそれぞれの絵素毎の電子ビーム
をそれぞれ水平方向に集束して細い電子ビームに
する。
相対向する垂直方向に長い複数本(180本)のス
リツト16を有する導電板17で構成され、水平
方向に区分されたそれぞれの絵素毎の電子ビーム
をそれぞれ水平方向に集束して細い電子ビームに
する。
水平偏向電極7は上記スリツト16のそれぞれ
の両側の位置に垂直方向にして複数本配置された
導電板18,18′で構成されており、それぞれ
の電極18,18′に6段階の水平偏向用電圧が
印加されて、各絵素毎の電子ビームをそれぞれ水
平方向に偏向し、スクリーン9上で2組のR,
G,Bの各蛍光体を順次照射して発光させるよう
にする。その偏向範囲は、この実施例では各電子
ビーム毎に2絵素分の幅である。
の両側の位置に垂直方向にして複数本配置された
導電板18,18′で構成されており、それぞれ
の電極18,18′に6段階の水平偏向用電圧が
印加されて、各絵素毎の電子ビームをそれぞれ水
平方向に偏向し、スクリーン9上で2組のR,
G,Bの各蛍光体を順次照射して発光させるよう
にする。その偏向範囲は、この実施例では各電子
ビーム毎に2絵素分の幅である。
加速電極8は垂直偏向電極4と同様の位置に水
平方向にして設けられた複数個の導電板19で構
成されており、電子ビームを充分なエネルギーで
スクリーン9に衝突させるように加速する。
平方向にして設けられた複数個の導電板19で構
成されており、電子ビームを充分なエネルギーで
スクリーン9に衝突させるように加速する。
スクリーン9は電子ビームの照射によつて発光
される蛍光体20がガラス板21の裏面に塗布さ
れ、また、メタルバツク層(図示せず)が付加さ
れて構成されている。蛍光体20は制御電極5の
1つのスリツト14に対して、すなわち水平方向
に区分された各1本の電子ビームに対して、R,
G,Bの3色の蛍光体が2対ずつ設けられてお
り、垂直方向にストライプ状に塗布されている。
第3図中でスクリーン9に記入した破線は複数本
の線陰極2のそれぞれに対応して表示される垂直
方向での区分を示し、2点鎖線は複数本の制御電
極5のそれぞれに対応して表示される水平方向で
の区分を示す。これら両者で仕切られた1つの区
画には、第4図に拡大して示すように、水平方向
では2絵素分のR,G,Bの蛍光体20があり、
垂直方向では16ライン分の幅を有している。1つ
の区画の大きさは、たとえば、水平方向が1mm、
垂直方向が9mmである。
される蛍光体20がガラス板21の裏面に塗布さ
れ、また、メタルバツク層(図示せず)が付加さ
れて構成されている。蛍光体20は制御電極5の
1つのスリツト14に対して、すなわち水平方向
に区分された各1本の電子ビームに対して、R,
G,Bの3色の蛍光体が2対ずつ設けられてお
り、垂直方向にストライプ状に塗布されている。
第3図中でスクリーン9に記入した破線は複数本
の線陰極2のそれぞれに対応して表示される垂直
方向での区分を示し、2点鎖線は複数本の制御電
極5のそれぞれに対応して表示される水平方向で
の区分を示す。これら両者で仕切られた1つの区
画には、第4図に拡大して示すように、水平方向
では2絵素分のR,G,Bの蛍光体20があり、
垂直方向では16ライン分の幅を有している。1つ
の区画の大きさは、たとえば、水平方向が1mm、
垂直方向が9mmである。
なお、第3図においては、わかり易くするため
に水平方向の長さが垂直方向に対して非常に大き
く引き伸ばして描かれている点に注意されたい。
に水平方向の長さが垂直方向に対して非常に大き
く引き伸ばして描かれている点に注意されたい。
また、この例では1本の制御電極5すなわち1
本の電子ビームに対して、R,G,Bの蛍光体2
0が2絵素分の1対のみ設けらているが、もちろ
ん、1絵素あるいは3絵素以上設けられていても
よく、その場合には制御電極5には1絵素あるい
は3絵素以上のためのR,G,B映像信号が順次
加えられ、それと同期して水平偏向がなされる。
本の電子ビームに対して、R,G,Bの蛍光体2
0が2絵素分の1対のみ設けらているが、もちろ
ん、1絵素あるいは3絵素以上設けられていても
よく、その場合には制御電極5には1絵素あるい
は3絵素以上のためのR,G,B映像信号が順次
加えられ、それと同期して水平偏向がなされる。
次に、この表示素子にテレビジヨン映像を表示
するための駆動回路の基本構成および各部の波形
を第5図に示して説明する。最初に、電子ビーム
をスクリーン9に照射してラスターを発光させる
ための駆動部分について説明する。
するための駆動回路の基本構成および各部の波形
を第5図に示して説明する。最初に、電子ビーム
をスクリーン9に照射してラスターを発光させる
ための駆動部分について説明する。
電源回路22は表示素子の各電極に所定のバイ
アス電圧(動作電圧)を印加するための回路で、
背面電極1には−V1、垂直集束電極3,3′には
V3,V3′、水平集束電極6にはV6、加束電極8に
はV8、スクリーン9にはV9の直流電圧を印加す
る。
アス電圧(動作電圧)を印加するための回路で、
背面電極1には−V1、垂直集束電極3,3′には
V3,V3′、水平集束電極6にはV6、加束電極8に
はV8、スクリーン9にはV9の直流電圧を印加す
る。
次に、入力端子23にはテレビジヨン信号の複
合映像信号が加えられ、同期分離回路24で垂直
同期信号Vと水平同期信号Hとが分離抽出され
る。
合映像信号が加えられ、同期分離回路24で垂直
同期信号Vと水平同期信号Hとが分離抽出され
る。
垂直偏向駆動回路40は、垂直偏向用カウンタ
25、垂直偏向信号記憶用のメモリ27、デイジ
タル−アナログ変換器39(以下D−A変換器と
いう)によつて構成される。垂直偏向駆動回路4
0の入力パルスとしては、第6図に示す垂直同期
信号Vと水平同期信号Hを用いる。垂直偏向用カ
ウンタ25(8ビツト)は、垂直同期信号Vによ
つてリセツトされて水平同期信号Hをカウントす
る。この垂直偏向用カウンタ25は垂直周期のう
ちの垂直帰線期間を除いた有効走査期間(ここで
は240H分の期間とする)をカウントし、このカ
ウント出力はメモリ27のアドレスへ供給され
る。メモリ27からは各アドレスに応じた垂直偏
向信号のデータ(ここでは8ビツト)が出力さ
れ、D−A変換器39で第6図(第5図b,D)
に示すν,ν′の垂直偏向信号に変換される。この
回路では240H分のそれぞれのラインに対応する
垂直偏向信号を記憶するメモリアドレスがあり、
16H分ごとに規則性のあるデータをメモリに記憶
させることにより、16段階の垂直偏向信号を得る
ことができる。
25、垂直偏向信号記憶用のメモリ27、デイジ
タル−アナログ変換器39(以下D−A変換器と
いう)によつて構成される。垂直偏向駆動回路4
0の入力パルスとしては、第6図に示す垂直同期
信号Vと水平同期信号Hを用いる。垂直偏向用カ
ウンタ25(8ビツト)は、垂直同期信号Vによ
つてリセツトされて水平同期信号Hをカウントす
る。この垂直偏向用カウンタ25は垂直周期のう
ちの垂直帰線期間を除いた有効走査期間(ここで
は240H分の期間とする)をカウントし、このカ
ウント出力はメモリ27のアドレスへ供給され
る。メモリ27からは各アドレスに応じた垂直偏
向信号のデータ(ここでは8ビツト)が出力さ
れ、D−A変換器39で第6図(第5図b,D)
に示すν,ν′の垂直偏向信号に変換される。この
回路では240H分のそれぞれのラインに対応する
垂直偏向信号を記憶するメモリアドレスがあり、
16H分ごとに規則性のあるデータをメモリに記憶
させることにより、16段階の垂直偏向信号を得る
ことができる。
一方、線陰極駆動回路26は垂直同期信号Vと
垂直偏向用カウンタ25の出力を用いて線陰極駆
動パルスa〜oを作成する。第7図aは垂直同期
信号V、水平同期信号Hおよび垂直偏向用カウン
タ25の下位5ビツトの関係を示す。第7図bは
これら各信号を用いて16Hごとの線陰極駆動パル
スa′〜o′をつくる方法を示す。第7図で、LSBは
最低ビツトを示し、(LSB+1)はLSBより1つ
上位のビツトを意味する。
垂直偏向用カウンタ25の出力を用いて線陰極駆
動パルスa〜oを作成する。第7図aは垂直同期
信号V、水平同期信号Hおよび垂直偏向用カウン
タ25の下位5ビツトの関係を示す。第7図bは
これら各信号を用いて16Hごとの線陰極駆動パル
スa′〜o′をつくる方法を示す。第7図で、LSBは
最低ビツトを示し、(LSB+1)はLSBより1つ
上位のビツトを意味する。
最初の線陰極駆動パルスa′は垂直同期信号Vと
垂直偏向用カウンタ25の出力(LSB+4)を
用いてR−Sフリツプフロツプなどで作成するこ
とができ、線陰極駆動パルスb′〜o′はシフトレジ
スタを用いて、線陰極駆動パルスa′を垂直偏向用
カウンタ25の出力(LSB+3)の反転したも
のをクロツクとし転送することにより得ることが
できる。この駆動パルスa′〜o′は反転されて各パ
ルス期間のみ低電位にされ、それ以外の期間には
約20ボルトの高電位にされた線陰極駆動パルスa
〜oに変換され(第5図b,E)、各線陰極2a
〜2oに加えられる。
垂直偏向用カウンタ25の出力(LSB+4)を
用いてR−Sフリツプフロツプなどで作成するこ
とができ、線陰極駆動パルスb′〜o′はシフトレジ
スタを用いて、線陰極駆動パルスa′を垂直偏向用
カウンタ25の出力(LSB+3)の反転したも
のをクロツクとし転送することにより得ることが
できる。この駆動パルスa′〜o′は反転されて各パ
ルス期間のみ低電位にされ、それ以外の期間には
約20ボルトの高電位にされた線陰極駆動パルスa
〜oに変換され(第5図b,E)、各線陰極2a
〜2oに加えられる。
各線陰極2a〜2oはその駆動パルスa〜oの
高電位の間に電流が長されて加熱されており、駆
動パルスa〜oの低電位期間に電子を放出しうる
ように加熱状態が保持される。これにより、15本
の線陰極2a〜2oからはそれぞれに低電位の駆
動パルスa〜oが加えられた16H期間にのみ電子
が放出される。高電位が加えられている期間に
は、背面電極1と垂直集束電極3とに加えられて
いるバイアス電圧によつて定められた線陰極2の
位置における電位よりも線陰極2a〜2oに加え
られている高電位の方がプラスになるために、線
陰極2a〜2oからは電子が放出されない。かく
して、線陰極2においては、有効垂直走査期間の
間に、上方の線陰極2aから下方の線陰極2oに
向つて順に16H期間ずつ電子が放出される。放出
された電子は背面電極1により前方の方へ押し出
され、垂直集束電極3のうち対向するスリツト1
0を通過し、垂直方向に集束されて、平板状の電
子ビームとなる。
高電位の間に電流が長されて加熱されており、駆
動パルスa〜oの低電位期間に電子を放出しうる
ように加熱状態が保持される。これにより、15本
の線陰極2a〜2oからはそれぞれに低電位の駆
動パルスa〜oが加えられた16H期間にのみ電子
が放出される。高電位が加えられている期間に
は、背面電極1と垂直集束電極3とに加えられて
いるバイアス電圧によつて定められた線陰極2の
位置における電位よりも線陰極2a〜2oに加え
られている高電位の方がプラスになるために、線
陰極2a〜2oからは電子が放出されない。かく
して、線陰極2においては、有効垂直走査期間の
間に、上方の線陰極2aから下方の線陰極2oに
向つて順に16H期間ずつ電子が放出される。放出
された電子は背面電極1により前方の方へ押し出
され、垂直集束電極3のうち対向するスリツト1
0を通過し、垂直方向に集束されて、平板状の電
子ビームとなる。
次に、線陰極駆動パルスa〜oと垂直偏向信号
ν,ν′との関係について、第8図を用いて説明す
る。第8図aは線陰極駆動パルスの波形図、bは
垂直偏向信号の波形図、cは水平偏向信号の波形
図である。第8図bの垂直偏向信号ν,ν′は第8
図aの各線陰極パルスa〜oの16H期間の間に
1H分ずつ変化して16段階に変化する。垂直偏向
信号νとν′とはともに中心電圧がV4のもので、ν
は順次増加し、ν′は順次減少してゆくように、互
いに逆方向に変化するようになされている。これ
ら垂直偏向信号νとν′はそれぞれ垂直偏向電極4
の電極13と13′に加えられ、その結果、それ
ぞれの線陰極2a〜2oから発生された電子ビー
ムは垂直方向に16段階に偏向され、先に述べたよ
うにスクリーン9上では1つの電子ビームで16ラ
イン分のラスターを上から順に順次1ライン分ず
つ描くように偏向される。
ν,ν′との関係について、第8図を用いて説明す
る。第8図aは線陰極駆動パルスの波形図、bは
垂直偏向信号の波形図、cは水平偏向信号の波形
図である。第8図bの垂直偏向信号ν,ν′は第8
図aの各線陰極パルスa〜oの16H期間の間に
1H分ずつ変化して16段階に変化する。垂直偏向
信号νとν′とはともに中心電圧がV4のもので、ν
は順次増加し、ν′は順次減少してゆくように、互
いに逆方向に変化するようになされている。これ
ら垂直偏向信号νとν′はそれぞれ垂直偏向電極4
の電極13と13′に加えられ、その結果、それ
ぞれの線陰極2a〜2oから発生された電子ビー
ムは垂直方向に16段階に偏向され、先に述べたよ
うにスクリーン9上では1つの電子ビームで16ラ
イン分のラスターを上から順に順次1ライン分ず
つ描くように偏向される。
以上の結果、15本の線陰極2a〜2o上方のも
のから順に16H期間ずつ電子ビームが放出され、
かつ各電子ビームは垂直方向の15の区分内で上方
から下方に順次1ライン分ずつ偏向されることに
よつて、スクリーン9上では上端の第1ライン目
から下端の240ライン目まで順次1ライン分ずつ
電子ビームが垂直偏向され、合計240ラインのラ
スターが描かれる。
のから順に16H期間ずつ電子ビームが放出され、
かつ各電子ビームは垂直方向の15の区分内で上方
から下方に順次1ライン分ずつ偏向されることに
よつて、スクリーン9上では上端の第1ライン目
から下端の240ライン目まで順次1ライン分ずつ
電子ビームが垂直偏向され、合計240ラインのラ
スターが描かれる。
このように垂直偏向された電子ビームは制御電
極5と水平集束電極6とによつて水平方向に180
の区分に分割されて取り出される。第3図ではそ
のうちの1区分のものを示している。この電子ビ
ームは各区分毎に、制御電極5によつて通過量が
制御され、水平集束電極6によつて水平方向に集
束されて1本の細い電子ビームとなり、次に述べ
る水平偏向手段によつて水平方向に6段階に偏向
されてスクリーン9上の2絵素分のR,G,B各
蛍光体20に順次照射される。第4図に垂直方向
および水平方向の区分を示す。制御電極5のそれ
ぞれ15−1〜15−nに対応する蛍光体は2絵
素分のR,G,Bとなるが説明の便宜上、1絵素
をR1,G1,B1とし他方をR2,G2,B2とする。
極5と水平集束電極6とによつて水平方向に180
の区分に分割されて取り出される。第3図ではそ
のうちの1区分のものを示している。この電子ビ
ームは各区分毎に、制御電極5によつて通過量が
制御され、水平集束電極6によつて水平方向に集
束されて1本の細い電子ビームとなり、次に述べ
る水平偏向手段によつて水平方向に6段階に偏向
されてスクリーン9上の2絵素分のR,G,B各
蛍光体20に順次照射される。第4図に垂直方向
および水平方向の区分を示す。制御電極5のそれ
ぞれ15−1〜15−nに対応する蛍光体は2絵
素分のR,G,Bとなるが説明の便宜上、1絵素
をR1,G1,B1とし他方をR2,G2,B2とする。
つぎに、水平偏向駆動回路41は、水平偏向用
カウンタ28(11ビツト)、水平偏向信号を記憶
しているメモリ29、D−A変換器38から構成
されている。水平偏向駆動回路41の入力パルス
は第9図に示すように垂直同期信号Vと水平同期
信号Hに同期し、水平同期信号Hの6倍のくり返
し周波数のパルス6Hを用いる。水平偏向用カウ
ンタ28は垂直同期信号Vによつてリセツトされ
て水平の6倍パルス6Hをカウントする。この水
平偏向用カウンタ28は1Hの間に6回、1Vの間
に240H×6/H=1440回カウントし、このカウ
ント出力はメモリ29のアドレスへ供給される。
メモリ29からはアドレスに応じた水平偏向信号
のデータ(ここでは8ビツト)が出力され、D−
A変換器38で、第9図(第5図b,C)に示す
h,h′のような水平偏向信号に変換される。この
回路では6×240ライン分のそれぞれに対応する
水平偏向信号を記憶するメモリアドレスがあり、
1ラインごとに規則性のある6個のデータをメモ
リに記憶させることにより、1H期間に6段階波
の水平偏向信号を得ることができる。
カウンタ28(11ビツト)、水平偏向信号を記憶
しているメモリ29、D−A変換器38から構成
されている。水平偏向駆動回路41の入力パルス
は第9図に示すように垂直同期信号Vと水平同期
信号Hに同期し、水平同期信号Hの6倍のくり返
し周波数のパルス6Hを用いる。水平偏向用カウ
ンタ28は垂直同期信号Vによつてリセツトされ
て水平の6倍パルス6Hをカウントする。この水
平偏向用カウンタ28は1Hの間に6回、1Vの間
に240H×6/H=1440回カウントし、このカウ
ント出力はメモリ29のアドレスへ供給される。
メモリ29からはアドレスに応じた水平偏向信号
のデータ(ここでは8ビツト)が出力され、D−
A変換器38で、第9図(第5図b,C)に示す
h,h′のような水平偏向信号に変換される。この
回路では6×240ライン分のそれぞれに対応する
水平偏向信号を記憶するメモリアドレスがあり、
1ラインごとに規則性のある6個のデータをメモ
リに記憶させることにより、1H期間に6段階波
の水平偏向信号を得ることができる。
この水平偏向信号は第9図に示すように6段階
に変化する一対の水平偏向信号hとh′であり、と
もに中心電圧がV7のもので、hは順次減少し、
h′は順次増加してゆくように、互いに逆方向に変
化する。これら水平偏向信号h,h′はそれぞれ水
平偏向電極7の電極18と18′とに加えらる。
その結果、水平方向に区分された各電子ビームは
各水平期間の間にスクリーン9のR,G,B,
R,G,B,R1,G1,B1,R2,G2,B2の蛍光体
に順次H/6期間ずつ照射されるように水平偏向
される。かくして、各ラインのラスターにおいて
は水平方向180個の各区分毎に電子ビームがR1,
G1,B1,R2,G2,B2の各蛍光体20に順次照射
される。
に変化する一対の水平偏向信号hとh′であり、と
もに中心電圧がV7のもので、hは順次減少し、
h′は順次増加してゆくように、互いに逆方向に変
化する。これら水平偏向信号h,h′はそれぞれ水
平偏向電極7の電極18と18′とに加えらる。
その結果、水平方向に区分された各電子ビームは
各水平期間の間にスクリーン9のR,G,B,
R,G,B,R1,G1,B1,R2,G2,B2の蛍光体
に順次H/6期間ずつ照射されるように水平偏向
される。かくして、各ラインのラスターにおいて
は水平方向180個の各区分毎に電子ビームがR1,
G1,B1,R2,G2,B2の各蛍光体20に順次照射
される。
そこで各ラインの各水平区分毎に電子ビームを
R1,G1,B1,R2,G2,B2の映像信号によつて変
調することにより、スクリーン9の上にカラーテ
レビジヨン画像を表示することができる。
R1,G1,B1,R2,G2,B2の映像信号によつて変
調することにより、スクリーン9の上にカラーテ
レビジヨン画像を表示することができる。
次に、その電子ビームの変調制御部分について
説明する。まず、テレビジヨン信号入力端子23
に加えられた複合映像信号は色復調回路30に加
えられ、ここで、R−YとB−Yの色差信号が復
調され、G−Yの色差信号がマトリクス合成さ
れ、さらに、それらが輝度信号Yと合成されて、
R,G,Bの各原色信号(以下R,G,B映像信
号という)が出力される。それらのR,G,B各
映像信号は180組のサンプルホールド回路31−
1〜31−nに加えられる。各サンプルホールド
回路31−1〜31−nはそれぞれR1用、G1用、
B1用、R2用、G2用、B2用の6個のサンプルホー
ルド回路を有している。それらのサンプルホール
ド出力は各々保持用のメモリ32−1〜32−n
に加えられる。
説明する。まず、テレビジヨン信号入力端子23
に加えられた複合映像信号は色復調回路30に加
えられ、ここで、R−YとB−Yの色差信号が復
調され、G−Yの色差信号がマトリクス合成さ
れ、さらに、それらが輝度信号Yと合成されて、
R,G,Bの各原色信号(以下R,G,B映像信
号という)が出力される。それらのR,G,B各
映像信号は180組のサンプルホールド回路31−
1〜31−nに加えられる。各サンプルホールド
回路31−1〜31−nはそれぞれR1用、G1用、
B1用、R2用、G2用、B2用の6個のサンプルホー
ルド回路を有している。それらのサンプルホール
ド出力は各々保持用のメモリ32−1〜32−n
に加えられる。
一方、基準クロツク発振器33はPLL(フエー
ズロツクドループ)回路等により構成されてお
り、この例では色副搬送波scの6倍の基準クロ
ツク6scと2倍の基準クロツク2scを発生する。
その基準クロツクは水平同期信号Hに対して常に
一定の位相を有するように制御されている。基準
クロツク2scは偏向用パルス発生回路42に加え
られ、水平同期信号Hの6倍の信号6HとH/6
ごとの信号切替パルスr1,g1,b1,r2,g2,b2(第
5図b,B)のパルスを得ている。一方基準クロ
ツク6scはサンプリングパルス発生回路34に加
えられ、ここでシフトレジスタにより、クロツク
1周期ずつ遅延されるなどして、水平周期
(63.5μsec)のうち有効水平走査期間(約50μsec)
の間に1080個のサンプリングパルスR11,G11,
B11,R12,G12,B12,R21,G21,B21,R22,
G22,B22〜Rn1,Gn1,Bn1,Rn2,Gn2,Bn2(第
5図b,Aが順次発生され、その後に1個の転送
パルスtが発生される。このサンプリングパルス
R11〜Bn2は表示すべき映像の1ライン分を水平
方向360の絵素に分割したときのそれぞれの絵素
に対応し、その位置は水平同期信号Hに対して常
に一定になるように制御される。
ズロツクドループ)回路等により構成されてお
り、この例では色副搬送波scの6倍の基準クロ
ツク6scと2倍の基準クロツク2scを発生する。
その基準クロツクは水平同期信号Hに対して常に
一定の位相を有するように制御されている。基準
クロツク2scは偏向用パルス発生回路42に加え
られ、水平同期信号Hの6倍の信号6HとH/6
ごとの信号切替パルスr1,g1,b1,r2,g2,b2(第
5図b,B)のパルスを得ている。一方基準クロ
ツク6scはサンプリングパルス発生回路34に加
えられ、ここでシフトレジスタにより、クロツク
1周期ずつ遅延されるなどして、水平周期
(63.5μsec)のうち有効水平走査期間(約50μsec)
の間に1080個のサンプリングパルスR11,G11,
B11,R12,G12,B12,R21,G21,B21,R22,
G22,B22〜Rn1,Gn1,Bn1,Rn2,Gn2,Bn2(第
5図b,Aが順次発生され、その後に1個の転送
パルスtが発生される。このサンプリングパルス
R11〜Bn2は表示すべき映像の1ライン分を水平
方向360の絵素に分割したときのそれぞれの絵素
に対応し、その位置は水平同期信号Hに対して常
に一定になるように制御される。
この1080個のサンプリングパルスR11〜Bn2が
それぞれ180組のサンプルホールド回路31−1
〜31−nに6個ずつ加えられ、これによつて各
サンプルホールド回路31−1〜31−nには1
ラインを180個に区分したときのそれぞれの2絵
素分のR1,G1,B1,R2,G2,B2の各映像信号が
個別にサンプリングされホールドされる。そのサ
ンプルホールドされた180組のR1,G1,B1,R2,
G2,B2の映像信号は1ライン分のサンプルホー
ルド終了後に180組のメモリ32−1〜32−n
に転送パルスtによつて一斉に転送され、ここで
次の一水平期間の間保持される。この保持された
R1,G1,B1,R2,G2,B2の信号はスイツチング
回路35−1〜35−nに加えられる。スイツチ
ング回路35−1〜35−nはそれぞれがR1,
G1,B1,R2,G2,B2の個別入力端子とそれらを
順次切換えて出力する共通出力端子とを有するト
ライステートあるいはアナログゲートにより構成
されたものである。
それぞれ180組のサンプルホールド回路31−1
〜31−nに6個ずつ加えられ、これによつて各
サンプルホールド回路31−1〜31−nには1
ラインを180個に区分したときのそれぞれの2絵
素分のR1,G1,B1,R2,G2,B2の各映像信号が
個別にサンプリングされホールドされる。そのサ
ンプルホールドされた180組のR1,G1,B1,R2,
G2,B2の映像信号は1ライン分のサンプルホー
ルド終了後に180組のメモリ32−1〜32−n
に転送パルスtによつて一斉に転送され、ここで
次の一水平期間の間保持される。この保持された
R1,G1,B1,R2,G2,B2の信号はスイツチング
回路35−1〜35−nに加えられる。スイツチ
ング回路35−1〜35−nはそれぞれがR1,
G1,B1,R2,G2,B2の個別入力端子とそれらを
順次切換えて出力する共通出力端子とを有するト
ライステートあるいはアナログゲートにより構成
されたものである。
各スイツチング回路35−1〜35−nの出力
は180組のパルス幅変調(PWM)回路37−1
〜37−nに加えられ、ここで、サンプルホール
ドされたR1,G1,B1,R2,G2,B2映像信号の大
きさに応じて基準パルス信号がパルス幅変調され
て出力される。その基準パルス信号のくり返し周
期は上記の信号切換パルスr1,g1,b1,r2,g2,
b2のパルス幅よりも充分小さいものであることが
望ましく、たとえば、1:10〜1:100程度のも
のが用いられる。
は180組のパルス幅変調(PWM)回路37−1
〜37−nに加えられ、ここで、サンプルホール
ドされたR1,G1,B1,R2,G2,B2映像信号の大
きさに応じて基準パルス信号がパルス幅変調され
て出力される。その基準パルス信号のくり返し周
期は上記の信号切換パルスr1,g1,b1,r2,g2,
b2のパルス幅よりも充分小さいものであることが
望ましく、たとえば、1:10〜1:100程度のも
のが用いられる。
このパルス幅変調回路37−1〜37−nの出
力は電子ビームを変調するための制御信号として
表示素子の制御電極5の180本の導電板15−1
〜15−nにそれぞれ個別に加えられる。各スイ
ツチング回路35−1〜35−nはスイツチング
パルス発生回路36から加えられるスイツチング
パルスr1,g1,b1,r2,g2,b2によつて同時に切
換制御される。スイツチングパルス発生回路36
は先述の偏向用パルス発生回路42からの信号切
換パルスr1,g1,b1,r2,g2,b2によつて制御さ
れており、各水平期間を6分割してH/6ずつス
イツチング回路35−1〜35−nを切換え、
R1,G1,B1,R2,G2,B2の各映像信号を時分割
して順次出力し、パルス幅変調回路37−1〜3
7−nに供給するように切換信号r1,g1,b1,
r2,g2,b2を発生する。
力は電子ビームを変調するための制御信号として
表示素子の制御電極5の180本の導電板15−1
〜15−nにそれぞれ個別に加えられる。各スイ
ツチング回路35−1〜35−nはスイツチング
パルス発生回路36から加えられるスイツチング
パルスr1,g1,b1,r2,g2,b2によつて同時に切
換制御される。スイツチングパルス発生回路36
は先述の偏向用パルス発生回路42からの信号切
換パルスr1,g1,b1,r2,g2,b2によつて制御さ
れており、各水平期間を6分割してH/6ずつス
イツチング回路35−1〜35−nを切換え、
R1,G1,B1,R2,G2,B2の各映像信号を時分割
して順次出力し、パルス幅変調回路37−1〜3
7−nに供給するように切換信号r1,g1,b1,
r2,g2,b2を発生する。
ここで注意すべきことは、スイツチング回路3
5−1〜35−nにおけるR1,G1,B1,R2,
G2,B2の映像信号の供給切換えと、水平偏向駆
動回路41による電子ビームR1,G1,B1,R2,
G2,B2の蛍光体への照射切換え水平偏向とが、
タイミングにおいても順序においても完全に一致
するように同期制御されていることである。これ
により、電子ビームがR1蛍光体に照射されてい
るときにはその電子ビームの照射量がR1映像信
号によつて制御され、G1,B1,R2,G2,B2につ
いても同様に制御されて、各絵素のR1,G1,B1,
R2,G2,B2各蛍光体の発光がその絵素のR1,
G1,B1,R2,G2,B2の映像信号によつてそれぞ
れ制御されることになり、各絵素が入力の映像信
号に従つて発光表示されるのである。かかる制御
が1ライン分の180組(各2絵素づつ)について
同時に行なわれて1ライン360絵素の映像が表示
され、さらに240H分のラインについて上方のラ
インから順次行われて、スクリーン9上に1つの
映像が表示されることになる。
5−1〜35−nにおけるR1,G1,B1,R2,
G2,B2の映像信号の供給切換えと、水平偏向駆
動回路41による電子ビームR1,G1,B1,R2,
G2,B2の蛍光体への照射切換え水平偏向とが、
タイミングにおいても順序においても完全に一致
するように同期制御されていることである。これ
により、電子ビームがR1蛍光体に照射されてい
るときにはその電子ビームの照射量がR1映像信
号によつて制御され、G1,B1,R2,G2,B2につ
いても同様に制御されて、各絵素のR1,G1,B1,
R2,G2,B2各蛍光体の発光がその絵素のR1,
G1,B1,R2,G2,B2の映像信号によつてそれぞ
れ制御されることになり、各絵素が入力の映像信
号に従つて発光表示されるのである。かかる制御
が1ライン分の180組(各2絵素づつ)について
同時に行なわれて1ライン360絵素の映像が表示
され、さらに240H分のラインについて上方のラ
インから順次行われて、スクリーン9上に1つの
映像が表示されることになる。
そして、以上の如き諸動作が入力テレビジヨン
信号の1フイールド毎にくり返され、その結果、
通常のテレビジヨン受像機と同様にスクリーン9
上に動画のテレビジヨン映像が映出される。
信号の1フイールド毎にくり返され、その結果、
通常のテレビジヨン受像機と同様にスクリーン9
上に動画のテレビジヨン映像が映出される。
発明が解決しようとする問題点
以上のような構成による表示装置においては、
電子ビームの垂直ランデイング位置(走査線の垂
直位置)は垂直偏向電極電圧にアナログ的に依存
し、また機械的な組立て精度も非常に高度なもの
が要求される。もし垂直偏向電圧が正視の値から
少しでもずれるか、あるいは組立て時の不良や熱
変形によつて機械的精度が劣化すると、走査線の
間隔が線陰極のつなぎ目の所で不連続的に変化
し、スクリーン上に各垂直区分毎の境界があらわ
になり著しい画質劣化を招く。
電子ビームの垂直ランデイング位置(走査線の垂
直位置)は垂直偏向電極電圧にアナログ的に依存
し、また機械的な組立て精度も非常に高度なもの
が要求される。もし垂直偏向電圧が正視の値から
少しでもずれるか、あるいは組立て時の不良や熱
変形によつて機械的精度が劣化すると、走査線の
間隔が線陰極のつなぎ目の所で不連続的に変化
し、スクリーン上に各垂直区分毎の境界があらわ
になり著しい画質劣化を招く。
このような横線状の不連続線がスクリーン上に
現われる原因は明らかにスクリーンを垂直方向に
複数の区分に分割したことによる。従つてこの困
難を回避するためには、スクリーンを分割しな
い、即ち線陰極を一本にする方法が考えられる
が、しかし一本の線陰極でスクリーン全面を走査
するためには大きな偏向角を必要とし、画像表示
装置も厚いものになり実用的でない。
現われる原因は明らかにスクリーンを垂直方向に
複数の区分に分割したことによる。従つてこの困
難を回避するためには、スクリーンを分割しな
い、即ち線陰極を一本にする方法が考えられる
が、しかし一本の線陰極でスクリーン全面を走査
するためには大きな偏向角を必要とし、画像表示
装置も厚いものになり実用的でない。
他の方法として、逆に視覚的に見えにくくなる
まで横線状の境界の数を多くしていく方法があ
り、たとえばスクリーン上に120本以上の境界線
(横線)がある場合、大きな画質劣化にならなく
なる。しかしこの方法によつても、スクリーンを
垂直方向に120分割し、対応する線陰極が120本必
要となり、組立て上、消費電力上まだ実用的とは
いい難い。
まで横線状の境界の数を多くしていく方法があ
り、たとえばスクリーン上に120本以上の境界線
(横線)がある場合、大きな画質劣化にならなく
なる。しかしこの方法によつても、スクリーンを
垂直方向に120分割し、対応する線陰極が120本必
要となり、組立て上、消費電力上まだ実用的とは
いい難い。
本発明は、実際に架張する線陰極の本数は少な
く、しかも画質劣化につながらないだけの十分な
線陰極(以下仮想線陰極と略す)を架張したのと
同等な効果を得ることのできる画像表示装置を提
供するものである。
く、しかも画質劣化につながらないだけの十分な
線陰極(以下仮想線陰極と略す)を架張したのと
同等な効果を得ることのできる画像表示装置を提
供するものである。
問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するため、本発明では、スク
リーン上の画面を垂直方向に複数の区分に分割
し、各々の垂直区分毎に線陰極を水平方向に架張
し、各線陰極で発生した電子ビームは各垂直区分
内で第1の偏向電極によりさらに垂直方向に等間
隔に複数段偏向され、該第1の偏向電極に続く他
の電極群すなわち上記第1の偏向電極により垂直
方向を受けた電子ビームをスクリーン上で集束さ
せるための集束電極と水平方向および垂直方向に
さらに偏向するための第2の偏向電極とを含む他
の電極群が各偏向された電子ビームに対して有効
に働くように各垂直方向のピツチが上記第1の偏
向電極により形成される仮想線陰極のピツチと等
しくなつており、あたかも百本以上の仮想線陰極
から発生した電子ビームを制御しているように働
く構成になつている。
リーン上の画面を垂直方向に複数の区分に分割
し、各々の垂直区分毎に線陰極を水平方向に架張
し、各線陰極で発生した電子ビームは各垂直区分
内で第1の偏向電極によりさらに垂直方向に等間
隔に複数段偏向され、該第1の偏向電極に続く他
の電極群すなわち上記第1の偏向電極により垂直
方向を受けた電子ビームをスクリーン上で集束さ
せるための集束電極と水平方向および垂直方向に
さらに偏向するための第2の偏向電極とを含む他
の電極群が各偏向された電子ビームに対して有効
に働くように各垂直方向のピツチが上記第1の偏
向電極により形成される仮想線陰極のピツチと等
しくなつており、あたかも百本以上の仮想線陰極
から発生した電子ビームを制御しているように働
く構成になつている。
作 用
この構成により、実際に架張されている線陰極
数は少ないにもかかわらず、百本以上の線陰極が
架張されている場合と同等の効果をもつため、少
ない消費電力で画質劣化の少ない画像表示装置が
実現できる。
数は少ないにもかかわらず、百本以上の線陰極が
架張されている場合と同等の効果をもつため、少
ない消費電力で画質劣化の少ない画像表示装置が
実現できる。
実施例
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。本実施例では実際に架張する線陰極15本、仮
想線陰極を120本とした。この表示素子は、第1
図に示すように、後方から前方に向かつて順に背
面電極51、ビーム源として垂直方向に配置され
た線陰極52(図では52a〜52dが示されて
いる)、各線陰極52を挾むように配置されて、
各線陰極52が発生した電子ビームを各垂直区分
内で垂直方向に等間隔に複数段偏向させるための
第1の垂直偏向電極53、第1の垂直偏向電極5
3により垂直方向に偏向を受けた電子ビームを若
干の偏向ずれなどを吸収してスクリーン上で集束
させるためのビーム軌道修を電極A54,B5
5、ビーム流制御電極56、第2の垂直偏向電極
57、水平偏向電極58およびスクリーン59が
配置されて構成されており、これらが扁平なガラ
スバルブ(図示せず)の真空になされた内部に収
納されている。
る。本実施例では実際に架張する線陰極15本、仮
想線陰極を120本とした。この表示素子は、第1
図に示すように、後方から前方に向かつて順に背
面電極51、ビーム源として垂直方向に配置され
た線陰極52(図では52a〜52dが示されて
いる)、各線陰極52を挾むように配置されて、
各線陰極52が発生した電子ビームを各垂直区分
内で垂直方向に等間隔に複数段偏向させるための
第1の垂直偏向電極53、第1の垂直偏向電極5
3により垂直方向に偏向を受けた電子ビームを若
干の偏向ずれなどを吸収してスクリーン上で集束
させるためのビーム軌道修を電極A54,B5
5、ビーム流制御電極56、第2の垂直偏向電極
57、水平偏向電極58およびスクリーン59が
配置されて構成されており、これらが扁平なガラ
スバルブ(図示せず)の真空になされた内部に収
納されている。
以上の電極群のうち、2枚のビーム軌道修正電
極A54,B55、ビーム流制御電極56、第2
の垂直偏向電極57、水平偏向電極58はあたか
も線陰極が120本架張されている如く同じ形状が
垂直方向に120回くり返されている形状をもつ。
特に修正電極A54は円形の窓が垂直方向に12
0、水平方向に180並んでおり、修正電極B55
も同じであるが、窓径が修正電極A54よりも小
さい。
極A54,B55、ビーム流制御電極56、第2
の垂直偏向電極57、水平偏向電極58はあたか
も線陰極が120本架張されている如く同じ形状が
垂直方向に120回くり返されている形状をもつ。
特に修正電極A54は円形の窓が垂直方向に12
0、水平方向に180並んでおり、修正電極B55
も同じであるが、窓径が修正電極A54よりも小
さい。
次に、この表示素子の駆動法について説明す
る。第2図に示すように、各線陰極の駆動法は従
来例と全く同じであり、従つて線陰極52におい
ては、有効垂直走査期間の間に上方の線陰極52
aから下方の線陰極52oに向かつて順に16H期
間ずつ放出される。放出された電子は1つおきの
第1の垂直偏向電極53に印加される電極V53
a,V53bによつて上方から順次2H期間ずつ
8段階に垂直方向に偏向せられる。従つてビーム
軌道修正電極A54,B55の垂直方向に120個
並んでいる円形孔を、上方から下方に向かつて順
次2H期間ずつ電子ビームが通過する。
る。第2図に示すように、各線陰極の駆動法は従
来例と全く同じであり、従つて線陰極52におい
ては、有効垂直走査期間の間に上方の線陰極52
aから下方の線陰極52oに向かつて順に16H期
間ずつ放出される。放出された電子は1つおきの
第1の垂直偏向電極53に印加される電極V53
a,V53bによつて上方から順次2H期間ずつ
8段階に垂直方向に偏向せられる。従つてビーム
軌道修正電極A54,B55の垂直方向に120個
並んでいる円形孔を、上方から下方に向かつて順
次2H期間ずつ電子ビームが通過する。
2枚のビーム軌道修正電極A54,B55は第
1の垂直偏向電極53による若干の偏向ずれおよ
び偏向角のちがいによる修正電極A54の入射角
のちがいを吸収するために設けられており、修正
電極A54は円形孔の径が大きく、低い電圧を印
加し、修正電極B55は円形孔の径が小さく、高
い電圧を印加することにより強い凸レンズを形成
し、修正電極B55を通過後の電子ビームの位置
を修正電極A54,B55の円形孔の位置にのみ
依存させる働きをもつ。
1の垂直偏向電極53による若干の偏向ずれおよ
び偏向角のちがいによる修正電極A54の入射角
のちがいを吸収するために設けられており、修正
電極A54は円形孔の径が大きく、低い電圧を印
加し、修正電極B55は円形孔の径が小さく、高
い電圧を印加することにより強い凸レンズを形成
し、修正電極B55を通過後の電子ビームの位置
を修正電極A54,B55の円形孔の位置にのみ
依存させる働きをもつ。
2枚のビーム軌道修正電極A54,B55によ
り軌道修正された電子ビームはビーム流制御電極
56により映像信号に応じて変調され、さらに本
実施例では水平方向に6段、垂直方向に2段偏向
され、全体として画像を表示する。
り軌道修正された電子ビームはビーム流制御電極
56により映像信号に応じて変調され、さらに本
実施例では水平方向に6段、垂直方向に2段偏向
され、全体として画像を表示する。
ビーム流制御電極56は、第1図のように電極
A54,B55の間に設けてもよく、またビーム
流制御電極によりビーム流に変調を加えた後、ビ
ーム軌道修正を行なうという構成も可能である。
A54,B55の間に設けてもよく、またビーム
流制御電極によりビーム流に変調を加えた後、ビ
ーム軌道修正を行なうという構成も可能である。
発明の効果
以上本発明によれば、実際に架張されている線
陰極数は少ないにもかかわらず、例えば120本の
線陰極が架張されている場合と同等の効果をもつ
ため、少ない消費電力で画質劣化の少ない画像表
示装置が実現できる。
陰極数は少ないにもかかわらず、例えば120本の
線陰極が架張されている場合と同等の効果をもつ
ため、少ない消費電力で画質劣化の少ない画像表
示装置が実現できる。
第1図は本発明の画像表示装置に用いられる画
像表示素子の一実施例を示す分解斜視図、第2図
は同画像表示装置の動作説明のための波形図、第
3図は従来の画像表示装置に用いられる画像表示
素子の一例を示す分解斜視図、第4図は同画像表
示素子の蛍光面の拡大図、第5図は同画像表示素
子の駆動回路の基本構成を示すブロツク図および
各部の波形図、第6図は垂直偏向駆動回路の動作
説明のための波形図、第7図は線陰極駆動回路の
動作説明のための波形図、第8図は各駆動信号の
波形図、第9図は水平偏向駆動回路の動作説明の
ための波形図である。 52……線陰極、53,57……垂直偏向電
極、54,55……ビーム軌道修正電極、56…
…ビーム流制御電極、58……水平偏向電極、5
9……スクリーン、20……蛍光体、24……同
期分離回路、26……線陰極駆動回路、30……
色復調回路、40……垂直偏向駆動回路、41…
…水平偏向駆動回路、42……偏向用パルス発生
回路。
像表示素子の一実施例を示す分解斜視図、第2図
は同画像表示装置の動作説明のための波形図、第
3図は従来の画像表示装置に用いられる画像表示
素子の一例を示す分解斜視図、第4図は同画像表
示素子の蛍光面の拡大図、第5図は同画像表示素
子の駆動回路の基本構成を示すブロツク図および
各部の波形図、第6図は垂直偏向駆動回路の動作
説明のための波形図、第7図は線陰極駆動回路の
動作説明のための波形図、第8図は各駆動信号の
波形図、第9図は水平偏向駆動回路の動作説明の
ための波形図である。 52……線陰極、53,57……垂直偏向電
極、54,55……ビーム軌道修正電極、56…
…ビーム流制御電極、58……水平偏向電極、5
9……スクリーン、20……蛍光体、24……同
期分離回路、26……線陰極駆動回路、30……
色復調回路、40……垂直偏向駆動回路、41…
…水平偏向駆動回路、42……偏向用パルス発生
回路。
Claims (1)
- 1 スクリーン上の画面を垂直方向に複数の区分
に分割し、各々の垂直区分毎に電子ビームを発生
させるための線陰極を有し、上記各線陰極で発生
した電子ビームを各垂直区分内で垂直方向に等間
隔に複数段偏向させるための第1の偏向電極を有
し、上記第1の偏向電極により垂直方向に偏向を
受けた電子ビームを、スクリーン上で集束させる
ための集束電極と水平方向および垂直方向にさら
に偏向するための第2の偏向電極とを有し、上記
集束電極および第2の偏向電極を含む電極群の形
状が上記第1の偏向電極の垂直偏向ピツチと等し
いピツチで垂直方向にくり返されている画像表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8490485A JPS61242487A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8490485A JPS61242487A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61242487A JPS61242487A (ja) | 1986-10-28 |
JPH0578987B2 true JPH0578987B2 (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13843722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8490485A Granted JPS61242487A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61242487A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005164350A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Yokogawa Electric Corp | 電子ビーム発生装置及びこの装置を用いた光サンプリング装置 |
-
1985
- 1985-04-19 JP JP8490485A patent/JPS61242487A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61242487A (ja) | 1986-10-28 |