JPH0325893B2 - - Google Patents

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JPH0325893B2
JPH0325893B2 JP9499581A JP9499581A JPH0325893B2 JP H0325893 B2 JPH0325893 B2 JP H0325893B2 JP 9499581 A JP9499581 A JP 9499581A JP 9499581 A JP9499581 A JP 9499581A JP H0325893 B2 JPH0325893 B2 JP H0325893B2
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JP
Japan
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electron beam
electrode
horizontal
vertical
conductive plates
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JP9499581A
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English (en)
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JPS57208047A (en
Inventor
Mitsuya Masuda
Sadahiro Takuhara
Minoru Ueda
Shizuo Inohara
Hirosuke Yamamoto
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9499581A priority Critical patent/JPS57208047A/ja
Publication of JPS57208047A publication Critical patent/JPS57208047A/ja
Publication of JPH0325893B2 publication Critical patent/JPH0325893B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カラーテレビジヨン画像を表示する
平面形の表示装置に関する。
従来、カラーテレビジヨン画像表示用の表示素
子としては、ブラウン管が主として用いられてい
るが、従来のブラウン管では画面の大きさに比し
て奥行きが非常に長く、薄形のテレビジヨン受像
機を作成することは不可能であつた。また、平板
状の表示素子として最近EL表示素子、プラズマ
表示素子、液晶表示素子等が開発されているが、
いずれも輝度、コントラスト、カラー表示の色再
現性等の性能の面で不充分であり、実用化される
には至つていない。
そこで、電子ビームを用いてカラーテレビジヨ
ン画像を平板状の表示装置により表示することの
できる装置を達成することを目的とし、スクリー
ン上の画面を垂直方向に複数の区分に分割してそ
れぞれの区分毎に電子ビームを発生させ、各区分
毎にそれぞれの電子ビームを垂直方向に偏向して
複数のラインを表示し、さらに、水平方向に複数
の区分に分割して各区分毎にR・G・B等の螢光
体を順次発光させるようにし、そのR・G・B等
の螢光体への電子ビームの照射量をカラー映像信
号によつて制御するようにして、全体としてテレ
ビジヨン画像を表示するものが考案された。
まず、ここで用いられる画像表示素子の基本的
な一構成例を第1図に示して説明する。
この表示素子は、後方から前方に向つて順に、
背面電極1、電子ビーム源としての線陰極2、垂
直集束電極3,3′、垂直偏向電極4、電子ビー
ム流制御電極5、水平集束電極6、水平偏向電極
7、電子ビーム加速電極8およびスクリーン板9
が配置されて構成されており、これらが扁平なガ
ラスバルブ(図示せず)の真空になされた内部に
収納されている。電子ビーム源としての線陰極2
は水平方向に線状に分布する電子ビームを発生す
るように水平方向に張架されており、かかる線陰
極2が適宜間隔を介して垂直方向に複数本(ここ
では2イ〜2ニの4本のみ示している)設けられ
ている。この実施例では15本設けられているもの
とする。2イ〜2ヨとする。これらの線陰極2は
たとえば10〜20μφのタングステン線の表面に酸
化物陰極材料が塗着されて構成されている。そし
て、後述するように、上方の線陰極2イから順に
一定時間づつ電子ビームを放出するように制御さ
れる。背面電極1は、後述の垂直集束電極3との
間で電位勾配を作り出し、前述の一定時間電子ビ
ームを放出すべく制御される線陰極2以外の他の
線陰極2からの電子ビームの発生を抑止し、か
つ、発生された電子ビームを前方向だけに向けて
押し出す作用をする。この背面電極1はガラスバ
ルブの後壁の内面に付着された導電材料の塗膜に
よつて形成されていてもよい。また、これら背面
電極1と線陰極2とのかわりに、面状の電子ビー
ム放出陰極を用いてもよい。
垂直集束電極3は線陰極2イ〜2ヨのそれぞれ
と対向する水平方向に長いスリツト10を有する
導電板11であり、線陰極2から放出された電子
ビームをそのスリツト10を通して取り出し、か
つ、垂直方向に集束させる。スリツト10は途中
に適宜の間隔で桟が設けられていてもよく、ある
いは、水平方向に小さい間隔(ほとんど接する程
度の間隔)で多数個並べて設けられた貫通孔の列
で実質的にスリツトとして構成されていてもよ
い。垂直集束電極3′も同様のものである。
垂直偏向電極4は上記スリツト10のそれぞれ
の中間の位置に水平方向にして複数個配置されて
おり、それぞれ、絶縁基板12の上面の下面とに
導電体13,13′が設けられたもので構成され
ている。そして、相対向する導電体13,13′
の間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビームを
垂直方向に偏向する。この構成例では、一対の導
電体13,13′によつて1本の線陰極2からの
電子ビームを垂直方向に16ライン分の位置に偏向
する。そして、16個の垂直偏向電極4によつて15
本の線陰極2のそれぞれに対応する15対の導電体
対が構成され、結局、スクリーン9上に240本の
水平ラインを描くように電子ビームを偏向する。
次に、制御電極5はそれぞれが垂直方向に長い
スリツト14を有する導電板15で構成されてお
り、所定間隔を介して水平方向に複数個並設され
ている。この構成例では320本の制御電極用導電
板15a〜15nが設けられている。(図では10
本のみ示している)。この制御電極5は、それぞ
れが電子ビームを水平方向に1絵素分ずつに区分
して取り出し、かつ、その通過量をそれぞれの絵
素を表示するための映像信号に従つて制御する。
従つて、制御電極5を320本設ければ水平1ライ
ン分当り320絵素を表示することができる。また、
映像をカラーで表示するために、各絵素はR・
G・Bの3色の螢光体で表示することとし、各制
御電極5にはそのR・G・Bの各映像信号が順次
加えられる。また、320本の制御電極5には1ラ
イン分の320組の映像信号が同時に加えられ、1
ライン分の映像が一時に表示される。
水平集束電極6は制御電極5のスリツト14と
相対向する垂直方向に長い複数本(320本)のス
リツト16を有する導電板17で構成され、水平
方向に区分されたそれぞれの絵素毎の電子ビーム
をそれぞれ水平方向に集束して細い電子ビームに
する。
水平偏向電極7は上記スリツト16のそれぞれ
の中間の位置に垂直方向にして複数本配置された
導電板18で構成されており、それぞれの間に水
平偏向用電圧が印加されて、各絵素毎の電子ビー
ムをそれぞれ水平方向に偏向し、スクリーン9上
でR・G・Bの各螢光体を順次照射して発光させ
るようにする。その偏向範囲は、この実施例では
各電子ビーム毎に1絵素分の幅である。
加速電極8は垂直偏向電極4と同様の位置に水
平方向にして設けられた複数個の導電板19で構
成されており、電子ビームを充分なエネルギーで
スクリーン9に衝突させるように加速する。
スクリーン9は電子ビームの照射によつて発光
される螢光体20がガラス板21の裏面に塗布さ
れ、また、メタルパツク層(図示せず)が付加さ
れて構成されている。螢光体20は制御電極5の
1つのスリツト14に対して、すなわち、水平方
向に区分された各1本の電子ビームに対して、
R・G・Bの3色の螢光体が1対ずつ設けられて
おり、垂直方向にストライプ状に塗布されてい
る。第1図中でスクリーン9に記入した破線は複
数本の線陰極2のそれぞれに対応して表示される
垂直方向での区分を示し、2点鎖線は複数本の制
御電極5のそれぞれに対応して表示される水平方
向での区分を示す。これら両者で仕切られた1つ
の区画には、第2図に拡大して示すように、水平
方向では1絵素分のR・G・Bの螢光体20があ
り、垂直方向では16ライン分の幅を有している。
1つの区画の大きさは、たとえば、水平方向が1
mm、垂直方向が16mmである。
なお、第1図においては、わかり易くするため
に水平方向の長さが垂直方向に対して非常に大き
く引き伸ばして描かれている点に注意されたい。
また、この実施例では1本の制御電極5すなわ
ち1本の電子ビームに対してR・G・Bの螢光体
20が1絵素分の1対のみ設けれられているが、
2絵素以上分の2対以上設けられていてももちろ
んよく、その場合には制御電極5には2つ以上の
絵素のためのR・G・B映像信号が順次加えら
れ、それと同期して水平偏向がなされる。
次に、この表示素子にテレビジヨン映像を表示
するための駆動回路の基本構成を第3図に示して
説明する。最初に、電子ビームをスクリーン9に
照射して螢光体を発光させ、ラスターを発生させ
るための駆動部分について説明する。
電源回路22は表示素子の各電極に所定のバイ
アス電圧(動作電圧)を印加するための回路で、
背面電極1には−V1、垂直集束電極3,3′には
V3,V3′、水平集束電極6にはV6、加速電極8
にはV8、スクリーン9にはV9の直流電圧を印加
する。
次に、入力端子23にはテレビジヨン信号の複
合映像信号が加えられ、同期分離回路24で垂直
同期信号Vと水平同期信号Hとが分離抽出され
る。垂直駆動パルス発生回路25は垂直帰線パル
スによつてリセツトされて水平パルスをカウント
するカウンタ等によつて構成され、垂直周期のう
ちの垂直帰線期間を除いた有効垂直走査期間(こ
こでは240H分の期間とする)に順次16H期間ず
つの長さの15個の駆動パルス〔イ、ロ、……ヨ〕
を発生する。この駆動パルス〔イ、ロ、……ヨ〕
は線陰極駆動回路26に加えられ、ここで反転さ
れて、各パルス期間のみ低電位になされそれ以外
の期間には約20ボルトの高電位になされた線陰極
駆動パルス〔イ′、ロ′、……ヨ′〕に変換され、
各線陰極2イ、2ロ、……2ヨに加えられる。各
線陰極2イ、……2ヨはその駆動パルス〔イ′〜
ヨ′〕の高電位の間に電流が流されており、駆動
パルス〔イ′〜ヨ〕の低電位期間にも電子を放出
しうるように加熱状態が保持される。これによ
り、15本の線陰極2イ〜2ヨからはそれぞれに低
電位の駆動パルス〔イ′〜ヨ′〕が加えられた16H
期間にのみ電子が放出される。高電位が加えられ
ている期間には、背面電極1と垂直集束電極3と
に加えられているバイアス電圧によつて定められ
た線陰極2の位置における電位よりも線陰極2イ
〜2ヨに加えられている高電位の方がプラスにな
るため、線陰極2イ〜2ヨからは電子が放出され
ない。かくして、線陰極2においては、有効垂直
走査期間の間に、上方の線陰極2イから下方の線
陰極2ヨに向つて順に16H期間づつ電子が放出さ
れる。放出された電子は背面電極1により前方の
方へ押し出され、垂直集束電極3のうち対向する
スリツト10を通過し、垂直方向に集束されて、
平板状の電子ビームとなる。
次に、垂直偏向駆動回路27は垂直駆動パルス
〔イ〜ヨ〕のそれぞれによつてリセツトされ水平
同期信号をカウントするカウンタと、そのカウン
ト出力をD/A変換する変換回路と等によつて構
成されており、各垂直駆動パルス〔イ〜ヨ〕の
16H期間の間に1Hずつ16段階に変化する一対の
垂直偏向信号v,v′を発生する。垂直偏向信号v
とv′とはともに中心電圧がV4のもので、vは順
次増加し、v′は順次減少してゆくように、互いに
逆方向に変化するようになされている。これら垂
直偏向信号vとv′はそれぞれ垂直偏向電極4の電
極13と13′に加えられ、その結果、それぞれ
の線陰極2イ〜2ヨから発生された電子ビームは
垂直方向に16段階に偏向され、先に述べたように
スクリーン9上では1つの電子ビームで16ライン
分のラスターを上から順に順次1ライン分ずつ描
くように偏向される。
以上の結果、15の線陰極2イ〜2ヨの上方の
ものから順に16H期間ずつ電子ビームが放出さ
れ、かつ各電子ビームは垂直方向の15の区分内で
上方から下方に順次1ライン分ずつ偏向されるこ
とによつて、スクリーン9上では上端の第1ライ
ン目から下端の第240ライン目まで順次1ライン
分ずつ電子ビームが垂直偏向され、合計240ライ
ンのラスターが描かれる。
このように垂直偏向された電子ビームは制御電
極5と水平集束電極6とによつて水平方向に320
の区分に分割されて取り出される。第1図ではそ
のうちの1区分のものを示している。この電子ビ
ームは各区分毎に、制御電極5によつて通過量が
制御され、水平集束電極6によつて水平方向に集
束されて1本の細い電子ビームとなり、次に述べ
る水平偏向手段によつて水平方向に3段階に偏向
されてスクリーン9上のR・G・Bの各螢光体2
0に順次照射する。
すなわち、水平駆動パルス発生回路28は3個
縦続接続された単安定マルチバイブレータ等で構
成されていて、水平同期信号によつてトリガされ
て、1水平期間のうちにパルス幅の等しい3つの
水平駆動パルスr・g・bを発生する。ここで
は、一例として、それぞれのパルス幅を約17μsec
として、有効水平走査期間である50μsecの間に3
つのパルスr・g・bが発生されるようにしてい
る。それらの水平駆動パルスr・g・bは水平偏
向駆動回路29に加えられる。この水平偏向駆動
回路29は水平駆動パルスr・g・bによつてス
イツチングされて3段階に変化する一対の水平偏
向信号hとh′を発生する。水平偏向信号h,h′は
ともに中心電圧がV7のもので、hは順次増加し、
h′は順次減少してゆくように、互いに逆方向に変
化する。これら水平偏向信号h,h′はそれぞれ水
平偏向電極7の電極18と18′とに加えられる。
その結果、水平方向に区分された各電子ビームは
各水平期間の間にスクリーン9のR・G・Bの螢
光体に順次17μsecずつ照射されるように水平偏向
される。ただし、第1図の表示素子では、水平偏
向電極7においては1つの導電体18又は18′
が隣接する2つの区分の電子ビームの偏向のため
に用いられていてそれら隣接する電子ビームに対
して互いに逆方向への偏向作用を生じるようにな
されているため、320区分の電子ビームは、奇数
番目の区分のものがR→G→Bの順に偏向される
とすれば偶数番目の区分のものは逆にB→G→R
の順に偏向されるというように、1区分おきに逆
方向に偏向される。
かくして、各ラインのラスターにおいては水平
方向の320個の各区分毎に電子ビームがR・G・
Bの各螢光体20に順次照射される。
そこで、各ラインの各水平区分毎に電子ビーム
をR・G・Bの映像信号によつて変調することに
より、スクリーン9上にカラーテレビジヨン画像
を表示することができる。
次に、その電子ビームの変調制御部分について
説明する。
まず、テレビジヨン信号入力端子23に加えら
れた複合映像信号は色復調回路30に加えられ、
ここで、R−YとB−Yの色差信号が復調され、
G−Yの色差信号がマトリクス合成され、さら
に、それらが輝度信号Yと合成されて、R・G・
Bの各原色信号(以下、R・G・B映像信号とい
う)が出力される。それらのR・G・B各映像信
号は320組のサンプルホールド回路組31a〜3
1nに加えられる。各サンプルホールド回路組3
1a〜31nはそれぞれR用、G用、B用の3個
のサンプルホールド回路を有している。それらの
サンプルホールド回路組31a〜31nのサンプ
ルホールド出力は各々保持用のメモリ組32a〜
32nに加えられる。
一方、サンプリング用基準クロツク発振器33
はPLL(フエーズロツクドループ)回路等により
構成されており、この実施例では約6.4MHzの基
準クロツクを発生する。その基準クロツクは水平
同期信号Hに対して常に一定の位相を有するよう
に制御されている。この基準クロツクはサンプリ
ングパルス発生回路34に加えられ、ここでシフ
トレジスタによりクロツク1周期ずつ遅延される
等の結果、水平周期(63.5μsec)のうちの有効水
平走査期間(約50μsec)の間に320個のサンプリ
ングパルスa〜nが順次発生され、その後に1個
の転送パルスが発生される。このサンプリングパ
ルスa〜nは表示すべき映像の1ラインを水平方
向に320の絵素に分割したときのそれぞれの絵素
に対応し、その位置は水平同期信号Hに対して常
に一定になるように制御される。
この320個のサンプリングパルスa〜nがそれ
ぞれ上記の320組のサンプルホールド回路組31
a〜31nに加えられ、これによつて各サンプリ
ングホールド回路組31a〜32nには1ライン
を320個の絵素に区分したときのそれぞれの絵素
のR・G・Bの各映像信号が別個にサンプリング
され、ホールドされる。そのサンプルホールドさ
れた320組のR・G・B映像信号は1ライン分の
サンプルホールド終了後に320組のメモリ32a
〜32nに転送パルスtによつて一斉に転送さ
れ、ここで次の1水平走査期間の間保持される。
メモリ32a〜32nに保持された1ライン分
のR・G・B映像信号はそれぞれ320個のスイツ
チング回路35a〜35nに加えられる。スイツ
チング回路35a〜35nはそれぞれがR,G,
Bの個別入力端子とそれらを順次切換えて出力す
る共通出力端子とを有するもので、各スイツチン
グ回路35a〜35nの出力は電子ビームを変調
するための制御信号として表示素子の制御電極5
の320本の導電板15a〜15nにそれぞれ個別
に加えられる。各スイツチング回路35a〜35
nはスイツチングパルス発生回路36から加えら
れるスイツチパルスによつて同時に切換制御され
る。スイツチングパルス発生回路36は先述の水
平駆動パルス発生回路28からのパルスr・g・
bによつて制御されており、各水平期間の有効水
平走査期間約50μsecを3分割して約17μsecずつス
イツチング回路35a〜35nを切換え、R・
G・Bの各映像信号を時分割して交互に順次出力
し、制御電極15a〜15nに供給するように切
換信号r・g・bを発生する。ただし、スイツチ
ング回路35a〜35nにおいて、奇数番目のス
イツチング回路35a,35c……はR→G→B
の順序で切換えられ、偶数番目のスイツチング回
路35b,35d……35nは逆にB→G→Rの
順序で切換えられるようになされている。
ここで注意すべきことは、スイツチング回路3
5a〜35nにおけるR・G・Bの映像信号の供
給切換えと、水平偏向駆動回路29による電子ビ
ームのR・G・Bの螢光体への照射切換え水平偏
向とが、タイミングにおいても順序においても完
全に一致するように同期制御されていることであ
る。これにより、電子ビームがR螢光体に照射さ
れているときにはその電子ビームの照射量がR映
像信号によつて制御され、G・Bについても同様
に制御されて、各絵素のR・G・B各螢光体の発
光がその絵素のR・G.B映像信号によつてそれぞ
れ制御されることになり、各絵素が入力の映像信
号に従つて発光表示されるのである。かかる制御
が1ライン分の320個の絵素について同時に行わ
れて1ラインの映像が表示され、さらに、240分
のラインについて上方のラインから順次行われ
て、スクリーン9上に1つの映像が表示されるこ
とになる。
そして、以上の如き諸動作が入力テレビジヨン
信号の1フイールド毎にくり返され、その結果、
通常のテレビジヨン受像機と同様にスクリーン9
上に動画のテレビジヨン映像が映出される。
以上のようにして、この表示装置においてはテ
レビジヨン映像が映出される。
なお、以上の説明における水平方向および垂直
方向なる用語は、映像を映出する際にライン単位
の表示がなされる方向が水平方向であつて、その
ラインが積み重ねられてゆく方向が垂直方向であ
るという意味で用いられており、現実の画面にお
ける上下方向および左右方向と直接関係するもの
ではない。
本発明はこのような装置においてインターレー
スさせる方法を提供するものである。
第4図は本発明の一具体例を示す。
第4図において、4は垂直偏向電極で、垂直偏
向駆動回路27からの出力v,v′が導電板13,
13′に加えられ、これによつて電子ビームが垂
直方向のそれぞれの1区分内において16段階に偏
向され1本の電子ビーム16ラインのラスターが
描かれる。
本発明の特徴はインターレース電極41を設け
たことである。40は奇数フイールドと偶数フイ
ールドの判別回路で、水平同期信号より奇数フイ
ールドが偶数フイールドの判断を行なう。判別回
路40の出力は逆極性の出力でフイールドごとに
逆性がかわる。判別回路40の出力はインターレ
ース電極41の導電板42,42′へ印加される。
たとえば奇数フイールドのとき導電板42′が正、
導電板42が負とするとビーム位置は実線とな
る。一方偶数フイールドのとき導電板42′が負、
導電板42が正とするとビーム位置は点線とな
る。
このようインターレース電極41を追加するだ
けでインターレースを行なうことができる。
本実施例は垂直偏向電極4の後へインターレー
ス電極を設けた方法であるが垂直偏向電極4の前
であつても何ら問題はない。
又、第5図に示すように1枚の偏向電極4に垂
直偏向用導電板13,13′と、インターレース
用導電板42,43′を分離して形成することも
できる。
以上のように、本発明によれば、電子ビーム源
として複数本の線陰極を用い、スクリーン上の画
面を垂直方向に複数の区分に分割してそれぞれの
区分毎に線陰極より電子ビームを発生させ、各区
分毎にそれぞれの電子ビームを垂直方向に偏向し
て複数のラインを表示し、さらに水平方向に複数
の区分に分割して各区分毎にR、G、B等の蛍光
体への電子ビームの照射量をカラー映像信号によ
つて制御するようにして全体としてテレビジヨン
画像を表示する平板形の表示装置において、電子
ビームを垂直方向に偏向する垂直偏向電極の前、
あるいは後にインターレース用電極を設けること
により、かかる平板形画像表示装置において、イ
ンターレース表示をさせることができ、美しい画
像を映出することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像表示装置に用いられる一
例の画像表示素子の基本構成を示す分解斜視図、
第2図はそのスクリーンの拡大図、第3図は同装
置の駆動回路の基本構成を示すブロツク図、第4
図、第5図は本発明の一実施例の画像表示装置の
要部の模式図である。 2……電子ビーム源としての線陰極、3,3′
……垂直集束電極、4……垂直偏向電極、5……
電子ビーム流制御電極、6……水平集束電極、7
……水平偏向電極、8……電子ビーム加速電極、
9……スクリーン、20……螢光体、23……入
力端子、24……同期分離回路、25……垂直駆
動パルス発生回路、26……線陰極駆動回路、2
7……垂直偏向駆動回路、28……水平駆動パル
ス発生回路、29……水平偏向駆動回路、30…
…色復調回路、31a〜31n……サンプルホー
ルド回路組、32a〜32n……メモリ組、34
……サンプリングパルス発生回路、35a〜35
n……スイツチング回路、36……スイツチング
パルス発生回路、40……判別回路、41……イ
ンターレース電極、42,42′……導電板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水平方向に架張され、かつ所定間隔をおいて
    垂直方向に配置された電子ビーム発生源としての
    複数本の線陰極と、 前記複数本の線陰極から発生した電子ビームを
    選択的に前方向に放出させる背面電極と、 一対の導電体から構成され、前記電子ビームの
    通路をはさむように複数個配置されてなり、相対
    向する導電体の間に垂直偏向用電圧が印加され、
    電子ビームを垂直方向に偏向する垂直偏向電極
    と、 電子ビームが通過するスリツトを有し、かつ所
    定間隔において水平方向に配置された複数個の導
    電板から構成され、電子ビームを水平方向に1絵
    素分ずつに区分して取出し、かつ電子ビームの通
    過量をそれぞれの絵素を表示するための映像信号
    に従つて制御する制御電極と、 2本を一対として複数対配置された複数の導電
    板で構成され、水平方向に区分されたそれぞれの
    絵素毎の電子ビームをはさむ導電板の間に水平偏
    向用電圧が印加され、電子ビームを水平方向に偏
    向し、スクリーン上の複数の色の蛍光体に時分割
    的に順次照射させる水平偏向電極と、 一対の導電板から構成されて前記垂直偏向電極
    の前方あるいは後方に配置され、相対向する導電
    板にフイールド毎に極性が変わるインターレース
    用電圧が印加されるインターレース用電極とを備
    えた画像表示装置。
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