JP2590247Y2 - 検知装置 - Google Patents

検知装置

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JP2590247Y2
JP2590247Y2 JP1992055142U JP5514292U JP2590247Y2 JP 2590247 Y2 JP2590247 Y2 JP 2590247Y2 JP 1992055142 U JP1992055142 U JP 1992055142U JP 5514292 U JP5514292 U JP 5514292U JP 2590247 Y2 JP2590247 Y2 JP 2590247Y2
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sensor
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signal
converting
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JP1992055142U
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隆 久保
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Nippon Aleph Corp
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  • Radiation Pyrometers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、所定の検知領域内に
物体等が存在する場合に、これを検知して検出信号を出
力するようにした、例えばセンサーとして焦電素子を利
用した検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、防犯用として人体等の存在を検知
するための検知装置は、例えば図3に示すように構成さ
れている。即ち、図3において、検知装置1は、壁面,
天井等に対して取り付けられる取付ベース部2と、この
取付ベース部2に対して適宜手段により容易に着脱可能
に固定保持されるセンサ部3とから構成されている。こ
のセンサ部3は、人体等の存在を検出するための焦電素
子等のセンサと、このセンサからの出力信号を増幅,処
理するため回路とを内蔵している。
【0003】また、上記取付ベース部2は、図4に示す
ように、センサ部3に対する電源電圧が外部から入力さ
れる電源端子2a及び該センサ部3からの検知信号を外
部の処理回路等に出力するための出力端子2bとを備え
ていると共に、取付孔2cが設けられていて、取付ネジ
等をこの取付孔2cに挿入して壁面,天井等にねじ込む
ことにより、該壁面,天井等に取り付けられ得るように
なっている。さらに、上記センサ部3は、取付ベース部
2に対して固定保持されたとき、上記端子2a,2bに
対して機械的に係合せしめられることにより、電気的に
接続されて、上述した電源電圧及び検出信号を伝達する
フック状に形成されたコネクタ3aを有している。
【0004】このように構成された検知装置1によれ
ば、センサ部3を取付ベース部2に取り付けると、セン
サ部3のコネクタ3aが上記取付ベース部2の端子2
a,2bに機械的に係合せしめられることにより、セン
サ部3内のセンサ及び回路に対して、外部から電源電圧
が供給され得ると共に、該センサからの検出信号が上記
回路により増幅,処理されて、外部の処理回路等に出力
され得ることになる。これによって、センサの検知領域
内に人体等が侵入すると、このセンサがその存在を検知
して検知信号を出力し、この検知信号に基づいて警報音
等の適宜の警報を発するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の検知装置1においては、センサ部3と取付ベ
ース部2との間の電気的な接続が、取付ベース部2の端
子2a,2bへのセンサ部3のコネクタ3aによる機械
的な係合によって行なわれているので、コネクタ3aと
端子2a,2bとの接触不良が発生することがあり、セ
ンサの検知能力が向上したとしても、この機械的係合に
よる接触不良によって、信頼性が低下してしまうことが
ある。
【0006】この考案は、以上の点に鑑み、センサ部と
取付ベース部との間の電気的接続が確実に行なわれるよ
うにして、センサの信頼性を向上させることにより、常
に人体等の物体の検出が確実に行なわれ得るようにし
た、検知装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案は、外部からの電源入力及び外部へのセン
サ出力のための接続端子を備えていて、壁面,天井等に
対して取り付けられ得る取付ベース部と、センサ及びこ
のセンサからの出力信号を増幅,処理する回路を備えて
いて、その取付ベース部に対して着脱可能に固定保持さ
れるたセンサ部とを含んでおり、該取付ベース部とセン
サ部とが電気的に接続されている検知装置において、上
記取付ベース部及びセンサ部の相互の電気的接続部分
が、互いに機械的に分離されていることを特徴としてい
る。
【0008】上記装置は、好ましくは、取付ベース部及
びセンサ部の相互の電気的接続部分が、出力側にて電気
信号を光信号に変換するLEDと、入力側にて光信号を
電気信号に変換する太陽電池とから構成されている。ま
た、上記装置は、さらに好ましくは、取付ベース部及び
センサ部の相互の電気的接続部分が、出力側にて電気信
号を磁気信号に変換するコイルと、入力側にて磁気信号
を電気信号に変換するリードスイッチとから構成されて
いる。
【0009】
【作用】上記構成によれば、センサ部が取付ベース部に
対して互いに機械的に分離されているので、直接に機械
的に接触することなく、例えば光電変換または電磁変換
等により、光または磁気を介して電気的に接続され得る
ことになる。従って、センサ部を取付ベース部に対して
着脱しても、電気的接続が確実に行なわれ得ることにな
って、接触不良やそれに伴うノイズの混入等が発生する
ようなことはなくなり、その結果センサ及びその出力信
号を増幅,処理等するための回路が確実に動作せしめら
れ得ると共に、センサの検知信号が確実に外部の処理回
路等に出力され得るので、検知装置の動作信頼性が向上
せしめられ得ることになる。
【0010】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいてこの考
案を詳細に説明する。図1はこの考案による検知装置の
一実施例を示しており、検知装置10は、壁面,天井等
に対して取り付けられる取付ベース部11と、この取付
ベース部11に対して適宜手段により容易に着脱可能に
固定保持されるセンサ部12とから構成されている。こ
のセンサ部12は、人体等の存在を検出するための焦電
素子等のセンサ(図示せず)と、該センサからの出力信
号を増幅,処理するため回路(図示せず)とを内蔵して
いる。
【0011】また、上記取付ベース部11は、センサ部
12に対する電源電圧が外部から入力される電源端子1
1aと、このセンサ部12からの検知信号を外部の処理
回路等に出力するための出力端子11bとを備えている
と共に、取付孔(図示せず)が設けられており、この取
付孔に取付ネジ等を挿入して壁面,天井等にねじ込むこ
とにより、壁面,天井等に取り付けられ得るようになっ
ている。
【0012】以上の構成は、図3に示した従来の検知装
置1と同様の構成であるが、この考案による検知装置1
0においては、取付ベース部11の電源端子11aに隣
接した位置にLED13が配設されていると共に、この
LED13に対向するようにして、太陽電池14がセン
サ部12に配設されている。これにより、外部から電源
端子11aに電源電圧が印加されたときLED13が発
光し、このLED13からの光が上記太陽電池14に入
射することによりこの太陽電池14に電力が発生して、
前記センサ及び回路に対して電源の供給が行なわれ得る
ようになっている。
【0013】これに対して、センサ部12からのセンサ
検出信号についても、センサ部12側にLED(図示せ
ず)を設け、このLEDに対向するように取付ベース部
11に太陽電池(図示せず)を設けることにより、該検
出信号がLEDにより光信号に変換された後この太陽電
池に入射し、上記光信号に応じた電力が該太陽電池に発
生し、該太陽電池からの電力が例えばFET等により増
幅されることにより、センサの検出信号が取付ベース部
11に伝達され得ることになる。
【0014】この考案による検知装置10は以上のよう
に構成されているので、外部からの電源電圧は、取付ベ
ース部11のLED13からセンサ部12の太陽電池1
4を介して、光電変換によりセンサ部12に伝達され得
ることになる。即ち、機械的に接続されることなく、外
部からの電源電圧が、取付ベース部11からセンサ部1
2へ伝達されることになる。また、センサ部12のセン
サの出力信号は、センサ部12内の回路により増幅,処
理された後にLEDにより光信号に変換され、この光信
号が取付ベース部11の太陽電池に入射することによ
り、この太陽電池はその光信号に対応した電力を生ずる
ことになり、この電力はFET等により増幅されること
になる。従って、機械的に接続されることなく、センサ
の検出信号が取付ベース部11に伝達され得ることにな
り、さらに接続端子11bを介して外部の処理回路等に
出力され得ることになる。
【0015】図2は、この考案による他の実施例を示し
ており、この場合にはセンサ部12からの検出信号のみ
が、機械的に接続されることなく、取付ベース部11に
伝達され得るようになっている。図2において、センサ
部12のセンサからの出力信号は、図示しない回路によ
って増幅,処理された後、センサ部12内に設けられた
コイル15に入力される。取付ベース部11には、この
コイル15に対向するようにしてリードスイッチ16が
備えられており、該コイル15を流れる電流が所定値よ
り大きくなったとき、リードスイッチ16がオンまたは
オフされることにより検出信号の伝達が行われるように
なっている。そして、取付ベース部11から接続端子1
1bを介して、警報信号等の警報が外部に出力され得る
ようになっている。
【0016】上記構成によれば、センサ部12が取付ベ
ース部11に対して互いに機械的に分離されているの
で、直接に機械的に接触することなく、光電変換または
電磁変換等により、光または磁気を介して電気的に接続
され得ることになる。従って、センサ部12を取付ベー
ス部11に対して着脱しても、電気的接続が確実に行な
われ得ることになって、接触不良や、それに伴うノイズ
の混入等が発生するようなことはなくなり、その結果セ
ンサ及びその出力信号を増幅,処理等するための回路が
確実に動作せしめられ得ると共に、該センサの検知信号
が確実に外部の処理回路等に出力され得るので、検知装
置10の動作信頼性が向上せしめられることになる。
尚、コイル15,リードスイッチ16に代えて、LE
D,フォトトランジスタ等の光電変換素子を利用して
も、同様の効果が得られるのはいうまでもない。
【0017】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案によれば、セ
ンサ部と取付ベース部との間の電気的接続が確実に行な
われるようにして、センサの信頼性を向上させることに
より、常に人体等の物体の検出を確実に行い得るように
した検知装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による検知装置の一実施例の要部を示
す概略図である。
【図2】この考案による検知装置の他の実施例の要部を
示す概略図である。
【図3】従来の検知装置の分解斜視図図である。
【図4】図3の検知装置における取付ベース部の底面図
である。
【符号の説明】
10 検知装置 11 取付ベース部 12 センサ部 13 LED 14 太陽電池 15 コイル 16 リードスイッチ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの電源入力及び外部へのセンサ
    出力のための接続端子を備えていて、壁面,天井等に対
    して取り付けられ得る取付ベース部と、センサ及び該セ
    ンサからの出力信号を増幅,処理する回路を備えてい
    て、該取付ベース部に対して着脱可能に固定保持された
    センサ部とを含んでおり、該取付ベース部とセンサ部と
    が電気的に接続されている検知装置において、 上記取付ベース部及びセンサ部の相互の電気的接続部分
    が、互いに機械的に分離されていることを特徴とする、
    検知装置。
  2. 【請求項2】 前記取付ベース部及びセンサ部の相互の
    電気的接続部分が、出力側にて電気信号を光信号に変換
    するLEDと、入力側にて光信号を電気信号に変換する
    太陽電池とから構成されていることを特徴とする、請求
    項1に記載の検知装置。
  3. 【請求項3】 前記取付ベース部及びセンサ部の相互の
    電気的接続部分が、出力側にて電気信号を磁気信号に変
    換するコイルと、入力側にて磁気信号を電気信号に変換
    するリードスイッチとから構成されていることを特徴と
    する、請求項1に記載の検知装置。
JP1992055142U 1992-07-15 1992-07-15 検知装置 Expired - Lifetime JP2590247Y2 (ja)

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JPH0612979U JPH0612979U (ja) 1994-02-18
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