JPH0835993A - 電流検出装置 - Google Patents
電流検出装置Info
- Publication number
- JPH0835993A JPH0835993A JP6173984A JP17398494A JPH0835993A JP H0835993 A JPH0835993 A JP H0835993A JP 6173984 A JP6173984 A JP 6173984A JP 17398494 A JP17398494 A JP 17398494A JP H0835993 A JPH0835993 A JP H0835993A
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- Japan
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- current
- magnetic
- signal processing
- magnetic core
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- Pending
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、小型で薄型の電流検出装置を提供
することを目的とする。 【構成】 電流線路部１４と回路実装部１５とが十字型
に一体化して基板１１上に電流線路部１４を囲むように
磁気コア１６を有し、この磁気コア１６に発生する磁気
閉ループ上にホール素子１７を有する構成により、小型
で薄型の電流検出装置が提供できる。
することを目的とする。 【構成】 電流線路部１４と回路実装部１５とが十字型
に一体化して基板１１上に電流線路部１４を囲むように
磁気コア１６を有し、この磁気コア１６に発生する磁気
閉ループ上にホール素子１７を有する構成により、小型
で薄型の電流検出装置が提供できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用のヒューズ・ボ
ックス等に使用する電流検出装置に関するものである。
ックス等に使用する電流検出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、電流検出装置は小型化、高精度
化、低価格化がめざましく、各種の用途に使用されてい
る。
化、低価格化がめざましく、各種の用途に使用されてい
る。
【０００３】以下に、従来の電流検出装置について図２
を参照しながら説明する。図２は従来の電流検出装置の
斜視図である。
を参照しながら説明する。図２は従来の電流検出装置の
斜視図である。
【０００４】図２において、１はガラス・エポキシなど
の絶縁基板であり、磁気コア２、ホール素子３、信号処
理部５、コネクタ６などを実装するためのものである。
この電流検出装置では、電流線路部４に電流が流れる
と、磁気コア２およびホール素子３が位置する空間領域
に磁界が形成され、その磁界の強さ（磁束密度）に応じ
たホール電圧がホール素子３で得られ、このホール電圧
を信号処理部５でオフセット電圧調整及び所定の値に増
幅するなどの処理を行いコネクタ６から外部回路へ信号
を取り出している。
の絶縁基板であり、磁気コア２、ホール素子３、信号処
理部５、コネクタ６などを実装するためのものである。
この電流検出装置では、電流線路部４に電流が流れる
と、磁気コア２およびホール素子３が位置する空間領域
に磁界が形成され、その磁界の強さ（磁束密度）に応じ
たホール電圧がホール素子３で得られ、このホール電圧
を信号処理部５でオフセット電圧調整及び所定の値に増
幅するなどの処理を行いコネクタ６から外部回路へ信号
を取り出している。
【０００５】また、この電流検出装置をヒューズ・ボッ
クス等に取り付ける場合、まず初めに電流線路部４を磁
気コア２に通し、ヒューズ・ボックスの所定の位置で、
ネジ止め用孔７を用いてヒューズ・ボックス側の電流線
路部４とネジ止めを行う。
クス等に取り付ける場合、まず初めに電流線路部４を磁
気コア２に通し、ヒューズ・ボックスの所定の位置で、
ネジ止め用孔７を用いてヒューズ・ボックス側の電流線
路部４とネジ止めを行う。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では磁気コア２に電流線路部４を通した後、ヒ
ューズ・ボックスの所定の位置にネジ止めするため、組
立時間がかかり、結果として工数が多くかかってしまう
という課題を有していた。
来の構成では磁気コア２に電流線路部４を通した後、ヒ
ューズ・ボックスの所定の位置にネジ止めするため、組
立時間がかかり、結果として工数が多くかかってしまう
という課題を有していた。
【０００７】また、ホール素子３はディスクリート・タ
イプのものを垂直に立てて使用しているため、磁気コア
２についても垂直に絶縁基板１に実装しなければなら
ず、この分だけ電流検出装置が大型化してしまい、小
型、薄型化が出来ないと共に、電流線路部４と、磁気コ
ア２を含む回路実装部側は別々に組立しなけらばならな
いため、装置が大型化してしまうという課題を有してい
た。
イプのものを垂直に立てて使用しているため、磁気コア
２についても垂直に絶縁基板１に実装しなければなら
ず、この分だけ電流検出装置が大型化してしまい、小
型、薄型化が出来ないと共に、電流線路部４と、磁気コ
ア２を含む回路実装部側は別々に組立しなけらばならな
いため、装置が大型化してしまうという課題を有してい
た。
【０００８】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、機器への組立工数削減するとともに、小型化、薄型
化した電流検出装置を提供することを目的とする。
で、機器への組立工数削減するとともに、小型化、薄型
化した電流検出装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明は、電流線路部を基板と十字型に一体化
し、この一体化した基板上に磁気回路部、信号処理部、
コネクタなどを構成し、電流線路部に電流を流す構成に
したものである。
るために本発明は、電流線路部を基板と十字型に一体化
し、この一体化した基板上に磁気回路部、信号処理部、
コネクタなどを構成し、電流線路部に電流を流す構成に
したものである。
【００１０】
【作用】この構成によれば、電流線路部に電流を流す
と、電流の大きさに比例した磁束密度が磁気コアで得ら
れ、この磁束密度がホール素子に供給され、磁束密度に
比例したホール電圧が得られる。
と、電流の大きさに比例した磁束密度が磁気コアで得ら
れ、この磁束密度がホール素子に供給され、磁束密度に
比例したホール電圧が得られる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１２】図１は、本発明の一実施例における電流検
出装置の斜視図である。図１において、１１はアルミ、
鉄等の金属板１２上にエポキシ等の絶縁層１３を形成し
てなる基板で、電流線路部１４と回路実装部１５とを十
字型に一体化している。１６は磁気コアで、基板１１の
電流線路１４を囲むように、基板１１の回路実装部１５
の上下面に設けられている。１７はホール素子で、電流
線路１４に電流が流れると磁気コア１６は磁気閉ループ
を形成し、この磁気閉ループ内の回路実装部１５に設け
られ、この磁気閉ループ上の磁束密度をホール電圧とし
て検出している。このホール素子１７の上面が、磁気コ
ア１６の端面と垂直に配置されると、ホール素子１７の
感度が最大となるのでそのように設けられている。１８
は信号処理部で、回路実装部１５上に設けられ、ホール
素子１６と電気的に接続され、ホール電圧のオフセット
電圧調整および増幅等の信号処理をしている。１９はコ
ネクタで、回路実装部１５上に設けられ、信号処理部１
８と電気的に接続され、外部回路と入出力信号を導通し
ている。
出装置の斜視図である。図１において、１１はアルミ、
鉄等の金属板１２上にエポキシ等の絶縁層１３を形成し
てなる基板で、電流線路部１４と回路実装部１５とを十
字型に一体化している。１６は磁気コアで、基板１１の
電流線路１４を囲むように、基板１１の回路実装部１５
の上下面に設けられている。１７はホール素子で、電流
線路１４に電流が流れると磁気コア１６は磁気閉ループ
を形成し、この磁気閉ループ内の回路実装部１５に設け
られ、この磁気閉ループ上の磁束密度をホール電圧とし
て検出している。このホール素子１７の上面が、磁気コ
ア１６の端面と垂直に配置されると、ホール素子１７の
感度が最大となるのでそのように設けられている。１８
は信号処理部で、回路実装部１５上に設けられ、ホール
素子１６と電気的に接続され、ホール電圧のオフセット
電圧調整および増幅等の信号処理をしている。１９はコ
ネクタで、回路実装部１５上に設けられ、信号処理部１
８と電気的に接続され、外部回路と入出力信号を導通し
ている。
【００１３】２０は電流線路１４の両端に設けられたネ
ジ止め用孔で、外部の機器等の載置される位置決めをし
て、電流検出装置を構成している。
ジ止め用孔で、外部の機器等の載置される位置決めをし
て、電流検出装置を構成している。
【００１４】以上のように構成された電流検出装置につ
いて、以下にその動作について説明する。
いて、以下にその動作について説明する。
【００１５】まず、電流線路部１４に電流が流れると、
その電流の大きさに比例した磁束が、電流線路部１４の
周辺にアンペアの右ねじの法則として発生し、磁気コア
１６にて発生した磁束により、磁気コア１６の内部に磁
気閉ループを形成する。
その電流の大きさに比例した磁束が、電流線路部１４の
周辺にアンペアの右ねじの法則として発生し、磁気コア
１６にて発生した磁束により、磁気コア１６の内部に磁
気閉ループを形成する。
【００１６】次に、磁気コア１６に発生した磁気閉ルー
プの磁束、ホール素子１７を用いて、磁束密度に比例し
た直流電圧に変換する。
プの磁束、ホール素子１７を用いて、磁束密度に比例し
た直流電圧に変換する。
【００１７】次に、ホール素子１７で直流電圧に変換さ
れた信号を、使用する外部機器の用途に合わせて、信号
処理部１８にてオフセット電圧調整、増幅などの一連の
信号処理を行っている。この処理された信号をコネクタ
１９を用いて外部に出力している。またコネクタ１９
は、信号処理部１８に外部から電源を供給するための役
割も兼ねている。
れた信号を、使用する外部機器の用途に合わせて、信号
処理部１８にてオフセット電圧調整、増幅などの一連の
信号処理を行っている。この処理された信号をコネクタ
１９を用いて外部に出力している。またコネクタ１９
は、信号処理部１８に外部から電源を供給するための役
割も兼ねている。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、本発明の電流検出装置
は、電流線路部と磁気回路部と信号処理部を十字型に一
体化することで、装置への取り付けを容易にすると共
に、小型、薄型、低価格化が可能となる電流検出装置が
提供できる。
は、電流線路部と磁気回路部と信号処理部を十字型に一
体化することで、装置への取り付けを容易にすると共
に、小型、薄型、低価格化が可能となる電流検出装置が
提供できる。
【図１】本発明の一実施例における電流検出装置の斜視
図
図
【図２】従来の電流検出装置の斜視図
１１ 基板 １４ 電流線路部 １５ 回路実装部 １６ 磁気コア １７ ホール素子 １８ 信号処理部 １９ コネクタ
Claims (2)
- 【請求項１】 電流線路部と回路実装部とを十字型に一
体化してなる基板と、この基板の前記電流線路部を囲む
ように前記回路実装部に設けた磁気コアと、この磁気コ
アの磁気閉ループ上の前記回路実装部に設けられてホー
ル電圧を検出するホール素子と、このホール素子と電気
的に接続して信号処理をする信号処理回路と、この信号
処理回路と電気的に外部回路と接続するコネクタとから
なる電流検出装置。 - 【請求項２】 基板は、金属板上に絶縁層を形成してな
る請求項１記載の電流検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6173984A JPH0835993A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 電流検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6173984A JPH0835993A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 電流検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835993A true JPH0835993A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15970638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6173984A Pending JPH0835993A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 電流検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0835993A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003107018A1 (ja) * | 2002-06-18 | 2003-12-24 | 旭化成株式会社 | 電流測定方法および電流測定装置 |
| GB2413643A (en) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | Hewlett Packard Development Co | In-line field sensor |
| JP2007178241A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 電流検出機構及びその電流検出機構を構成するための組立方法 |
| JP2007278938A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Yazaki Corp | 温度検出機能付き電流センサ |
| DE10141849B4 (de) * | 2000-08-28 | 2014-09-25 | Yazaki Corporation | Stromdetektorvorrichtung und Verfahren zum Detektieren von elektrischem Stroms |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP6173984A patent/JPH0835993A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10141849B4 (de) * | 2000-08-28 | 2014-09-25 | Yazaki Corporation | Stromdetektorvorrichtung und Verfahren zum Detektieren von elektrischem Stroms |
| WO2003107018A1 (ja) * | 2002-06-18 | 2003-12-24 | 旭化成株式会社 | 電流測定方法および電流測定装置 |
| JPWO2003107018A1 (ja) * | 2002-06-18 | 2005-10-13 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 電流測定方法および電流測定装置 |
| US7106046B2 (en) | 2002-06-18 | 2006-09-12 | Asahi Kasei Emd Corporation | Current measuring method and current measuring device |
| JP4575153B2 (ja) * | 2002-06-18 | 2010-11-04 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 電流測定方法および電流測定装置 |
| GB2413643A (en) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | Hewlett Packard Development Co | In-line field sensor |
| JP2007178241A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 電流検出機構及びその電流検出機構を構成するための組立方法 |
| JP4685623B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2011-05-18 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 電流検出機構及びその電流検出機構を構成するための組立方法 |
| JP2007278938A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Yazaki Corp | 温度検出機能付き電流センサ |
| JP4628987B2 (ja) * | 2006-04-10 | 2011-02-09 | 矢崎総業株式会社 | 温度検出機能付き電流センサ |
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