JPH08178965A - 電流検出回路モジュール - Google Patents

電流検出回路モジュール

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JPH08178965A
JPH08178965A JP6318265A JP31826594A JPH08178965A JP H08178965 A JPH08178965 A JP H08178965A JP 6318265 A JP6318265 A JP 6318265A JP 31826594 A JP31826594 A JP 31826594A JP H08178965 A JPH08178965 A JP H08178965A
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JP
Japan
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current detection
conductor
circuit module
current
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6318265A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Tsuchiya
満春 土屋
Sueo Matsumoto
末男 松元
Akihiko Ura
明彦 浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は電流線を流れる電流の大きさを検出
する電流検出回路モジュールに関するもので、小形・軽
量・低コストを実現する電流検出回路モジュールを提供
することを目的とする。 【構成】 回路基板1上に搭載された増幅回路2、電流
検出導体3、磁気コア4、および磁電変換素子5を主体
として構成する電流検出回路モジュールにおいて、電流
検出導体3が回路基板1上に密着して構成されたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電流線を流れる電流の大
きさを検出する電流検出回路モジュールに関するもの
で、特に小形・軽量・低コストでの実現を可能にした電
流検出回路モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、モーター制御の高精度化や電力節
減のためモータを流れる電流の高精度検出が必須事項と
なってきたこと、情報通信分野拡大により電話回線での
着信検出需要の増大などにより、低コストで、高精度・
小形・軽量の電流検出回路モジュールが、重要な電子部
品として要望されている。
【0003】以下に、従来の電流検出回路モジュールに
ついて図面を参照しながら説明する。
【0004】図3は、従来の電流検出回路モジュールの
斜視図である。図3において、回路基板31は電流検出
回路モジュールを構成する回路素子を搭載接続する。磁
気コア32は、電流検出電線33に流れる電流の閉磁界
を構成し、磁電変換素子34に、電流検出電線33に流
れる電流に比例した磁界を与える。電流検出電線33
は、図3に示すように回路基板31とは分離して配置さ
れている。磁電変換素子34は、電流検出電線33に流
れる電流に比例した電圧を発生し、増幅回路35および
電子部品36で構成される回路により、増幅形成された
出力を接続リード37により外部に出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、電流検出電線33は増幅回路35を中心と
する回路部分を搭載接続する回路基板31からは分離し
て配置され、その接続も増幅信号を出力する接続リード
37とは分離されていた。
【0006】このため、電流検出回路モジュール全体の
構成が大きく、かつ重量大となり、さらには接続に大き
な場所を取るなど、小形・軽量・低コストを実現できな
いという課題を有していた。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、小形・軽量・低コストを可能とする電流検出回路モ
ジュールを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るため本発明の電流検出回路モジュールは、電流検出導
体を回路基板上に密着して構成し、さらに増幅回路構成
導体層と同一の導体層で構成したものである。
【0009】
【作用】この構成により、大きな場所を必要としていた
電流検出電線は、回路基板上の導体層で構成され、小形
・軽量・低コストが可能となった。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下に、本発明の一実施例電流検出回路モ
ジュールについて、図面を参照しながら説明する。
【0011】図1(a)は、本発明の一実施例である電
流検出回路モジュールの斜視図、図1(b)は、その断
面図である。
【0012】図1において、回路基板1には増幅回路2
を中心とする電流検出導体3、磁気コア4、磁電変換素
子5などの回路部分が搭載接続され、回路接続のための
導体層は導体箔や導体印刷などで構成され、かつ上記回
路部分を搭載する回路基板1に密着して設置される。磁
気コア4は、フェライト、珪素鋼板などで構成され、閉
磁路構成されるがその一部には磁電変換素子5を挿入す
るための切込みが設けられている。電流検出導体3は、
回路基板1の導体層の一部として増幅回路5接続のため
の導体構成時に同時に構成され、図3の従来構成の電流
検出回路モジュールの電流検出電線33に相当する動作
をする。磁電変換素子5は、ホール素子や強磁性磁気感
応抵抗などで構成され、磁気コア4の閉磁路内に構成さ
れる磁界の強度に比例した電圧出力をうる。そして、他
の電子部品6との組合せで増幅回路2を中心とする回路
部分が構成される。接続リードは、本電流検出回路モジ
ュールの信号出力を外部回路に接続する。
【0013】以上のように構成された電流検出回路モジ
ュールについて、その動作を説明する。
【0014】検出する電流は、接続リード7を介してこ
のリード7に接続された電流検出導体3に流す。この電
流検出導体3は磁気コア4にたいして1/2ターンのコ
イルを形成しており、電流検出導体3に印加された電流
による磁界が磁気コア4の閉磁気回路に発生し、磁電変
換素子5に検出電流に比例した磁界を加えることにな
り、この磁電変換素子5からは、検出電流に比例した電
圧出力が得られる。この電圧出力はこのままでは小さい
ため増幅回路2で増幅し、さらに電子部品6との組合せ
で適切に信号処理され接続リード7から出力される。
【0015】検出電流に比例した磁界は磁気コア4の閉
磁気回路部に構成されるが、この磁界強度を効率よく検
出するため磁電変換素子5は、図1(b)の断面に示す
ように磁気コア4の一部に設けられた切込み部の中央部
に配置される。
【0016】次に、検出電流が大きい場合について説明
する。図1(a)に示すように電流検出導体3を回路基
板1の回路部接続導体層構成時に同時に構成するとき
は、導体層の厚みは同一であり大きな電流を流すために
は導体幅を広くし、かつ接続リード7も複数構成とする
ことにより大電流対応が可能となる。さらに大きな電流
を検出するときは、電流検出導体3の導体層の厚みを増
幅回路2を中心とする回路部分導体層より厚くすること
で実現できる。
【0017】(実施例2)以下に、本発明の他の実施例
の電流検出回路モジュールについて、図面を参照しなが
ら説明する。
【0018】図2において、電流検出導体3の構成以外
は図1で示した一実施例のものと同一であるので詳細な
説明は省略する。図2においては、電流検出導体3が回
路基板1を構成する複数層の導体層で構成されるもの
で、電流検出導体3は磁気コア4に対して複数回渦巻状
に回転し、さらにスルホール接続8を介して回路基板1
の裏面に接続されて表面と同様複数回渦巻状に磁気コア
4を回転して接続リード7に接続される2層構成となっ
ている。磁気コア4に対して電流検出導体3が多数回渦
巻状に回転した構成にすることにより、磁気コア4の閉
磁気回路で構成される磁界強度は大きくなり、小さな電
流を検出するための電流検出回路モジュールを実現でき
る。また複数層の導体構成については、図2の実施例の
ような表裏2面による多層構成の他、表・裏各々の層ご
とに多層化することも容易に構成できることは言うまで
もない。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の電流検出回路モジ
ュールは、電流検出導体を、増幅回路を中心とする回路
部分を搭載接続する回路基板に密着して設けられる回路
部接続用導体層と同時構成することにより、小形・軽量
・低コストを実現することができる優れた電流検出回路
モジュールの構成を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における電流検出回路
モジュールの斜視図 (b)同断面図
【図2】本発明の他の実施例における電流検出回路モジ
ュールの斜視図
【図3】従来の電流検出回路モジュールの斜視図
【符号の説明】
1 回路基板 2 増幅回路 3 電流検出導体 4 磁気コア 5 磁電変換素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも回路基板上に搭載された電流
    検出導体、磁気コア、磁電変換素子、および増幅回路か
    らなる電流検出回路モジュールにおいて、前記電流検出
    導体が、前記回路基板上に密着してなる電流検出回路モ
    ジュール。
  2. 【請求項2】 電流検出導体が、回路基板の導体層の一
    部である請求項1記載の電流検出回路モジュール。
  3. 【請求項3】 電流検出導体が、回路基板の増幅回路部
    分導体層よりも厚い導体層である請求項1または2のい
    ずれかに記載の電流検出回路モジュール。
  4. 【請求項4】 電流検出導体が、回路基板を構成する複
    数層の導体層である請求項1、2または3のいずれかに
    記載の電流検出回路モジュール。
JP6318265A 1994-12-21 1994-12-21 電流検出回路モジュール Pending JPH08178965A (ja)

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