JP2000206153A - 基板実装型電流検出装置 - Google Patents

基板実装型電流検出装置

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JP2000206153A
JP2000206153A JP11003694A JP369499A JP2000206153A JP 2000206153 A JP2000206153 A JP 2000206153A JP 11003694 A JP11003694 A JP 11003694A JP 369499 A JP369499 A JP 369499A JP 2000206153 A JP2000206153 A JP 2000206153A
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JP
Japan
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core
hall element
hole
board
power board
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Application number
JP11003694A
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English (en)
Inventor
Yoshiteru Ozaki
圭輝 小崎
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HCT(ホール素子電流センサ)をコアとホ
ール素子を含めた電子部品に分割して基板に実装するよ
うにしたので、基板上方の高さを抑制することができ
る。 【解決手段】 HCTをC字形状コア12とホール素子
本体を含めた電子部品からなるホール素子筺体13とに
分割し、このホール素子筺体13をプリント基板11の
端部近傍に穿設された取り付け用の孔14内に実装す
る。この孔14の位置は、C字形状コア12のギャップ
15に合わせて穿設される。ホール素子筺体13を孔1
4に実装する際には、パワーボード11の厚みを考慮し
て図示のように、実装してコア12のギャップ15が必
要以上に広くならないようにする。コア12はホール素
子筺体13の実装後に、パワーボード11の端部から挿
入し、図示しない位置でコア12を支持固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント基板上
を流れる電流を検出する基板実装型電流検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電動機駆動用等に使用されるインバータ
装置には、パターンに大きな電流を流すことができるプ
リント基板(パワーボードと以下称する)が使用されて
いる。このパワーボード上の大電流を測定するために、
ホール素子を用いた電流センサ(以下HCTと称す)が
使用される。図4はHCTの構成説明図で、図4におい
て、41はホール素子で、このホール素子41はC字形
状に形成されたコア42のギャップ43の間に配設され
る。コア42の中央部には、計測用の電流を流す電線4
4が貫通されていて、この電線44に流れる電流をコア
42で磁束に変換しホール素子41に与える。ホール素
子41は、この磁束に応じた電圧を出力し、この電圧を
ホール素子41に接続された増幅器45で増幅して出力
電圧として取り出す。このように構成されたHCTは、
図5に示すパワーボード46に取り付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すようにHC
Tは、パワーボード46に取り付けなければならないた
め、以下に述べるような問題がある。 インバータ装置を小型化するためには、パワーボード
全体およびHCTも小型化する必要がある。しかし、H
CTは筺体に収められた電子部品で構成されているた
め、小型にするには困難がある。 HCTは、パワーボード上の他の電子部品に比較して
高さ(図5に示すH)があるため、パワーボードの上方
に余裕を持たせる必要があり、パワーボード上方の配置
に制限がある。
【0004】また、HCTは、入力電流により出力電圧
が決定されるので、コアを貫通する電線のターン数を増
せば、出力電圧もそれに比例して増大することができる
けれども、以下のような問題も新たに発生する。 基板実装型のものでは、コアと電線とが一体化されて
いるために、必要なターン数を増加させることができな
い。 このため、入力電流に応じてHCTの種類が数多く必
要になり、その管理が不利になる。
【0005】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、HCTをコアとホール素子を含めた電子部品に分
割して基板に実装するようにしたので、基板上方の高さ
を抑制することができるようになった基板実装型電流検
出装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、第1発明は、電流検出用パターンを
有するプリント基板と、このプリント基板の電流検出用
パターン近傍に穿設された孔と、この孔内に実装された
電子部品を有するホール素子と、前記プリント基板を挟
持するとともに、電流検出用パターンと交叉するように
配設され、前記ホール素子に磁束を付与するコアとを備
えたことを特徴とするものである。
【0007】第2発明は、前記コアを分割コアにて構成
し、前記プリント基板の任意の位置にコア実装用の孔と
ホール素子実装用の孔を穿設したことを特徴とするもの
である。
【0008】第3発明は、前記電流検出用パターンが複
数回コアと交叉するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(a),(b)はこの発明の
実施の第1形態を示す要部の拡大断面図およびプリント
基板(パワーボード)の平面図で、図1(a),(b)
において、11はパワーボードで、このパワーボード1
1の電流検出用パターンを有する端部近傍には、孔14
を穿設する。この孔14内には、前記HCT(電流セン
サ)をC字形状コア12とホール素子本体を含めた電子
部品からなるホール素子筺体13とに分割したホール素
子筺体13を実装する。この孔14の位置は、前記C字
形状コア12のギャップ15に合わせて穿設される。ホ
ール素子筺体13を前記孔14に実装する際には、パワ
ーボード11の厚みを考慮して図示のように、電流検出
用パターンと交叉するようにコア12を実装し、かつコ
ア12のギャップ15が必要以上に広くならないように
する。コア12は、ホール素子筺体13の実装後に、パ
ワーボード11の端部から挿入し、図示しない位置でコ
ア12を支持固定する。
【0010】上記のようにHCTをコア12とホール素
子本体を含めた電子部品からなるホール素子筺体13と
に分けたので、パワーボード11上にHCTを実装する
場合に比較してコア12の高さが約半分となる。
【0011】図2(a),(b)はこの発明の実施の第
2形態を示す要部の拡大断面図およびパワーボードの平
面図で、前記第1形態と同一部分には、同一符号を付し
て説明する。図2(a),(b)において、第1形態と
異なる部分は、コア12を分割式コア12a,12bに
構成したことである。このようにコア12を分割式コア
12a,12bに構成することにより、パワーボード1
1の任意の位置に配置することができる。すなわち、パ
ワーボード11には、ホール素子筺体13取り付け用の
孔14の外に、分割式コア12a,12bの脚部が挿入
できる孔16を穿設する。
【0012】上記のように構成することにより、第1形
態では、コア12をパワーボード11の端部にしか取付
けることができなかったが、第2形態のように構成する
ことにより、コア12はパワーボード11の任意の位置
に配置できるため、パワーボード設計の自由度が上がる
とともに、高さ制限も抑制することができる利点があ
る。
【0013】図3はこの発明の実施の第3形態を示すコ
アの平面図で、図3は、コア12を通過する電流通電パ
ターン17が3ターンの場合を示すもので、パターンの
交差しているところは、パワーボード11の裏表を利用
すれば可能となる。コア12を通過するパターンの数
(ターン数)を増やすことができれば、小さな電流値の
場合でも測定可能となる利点がある。また、ターン数の
可変により様々な入力電流に対応することができるの
で、従来のように測定電流に応じて様々なHCTを用意
しなくてもよいので、HCTの在庫管理が容易になる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
コアをパワーボード上に直接実装しないで、コアのギャ
ップにパワーボードを挟み込むように構成し、しかも、
パワーボードにホール素子筺体取り付け用の孔を設けた
ので、パワーボード上方の高さ方向の制限が低くできる
ようになる。また、分割式コアを用いることにより、パ
ワーボード上の任意の位置にコアを配置できるようにな
り、同時に高さ方向の制限も低くできるために、パワー
ボードの設計の自由度が向上する。さらに、コアを通過
する電流パターンのターン数を増やすことができるの
で、微小な電流を測定することができるようになる。こ
れにより、基板実装型HCTのように測定電流に応じて
いくつもの種類を揃えておく必要がなくなり、在庫管理
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)はこの発明の実施の第1形態を
示す要部の拡大断面図およびプリント基板の平面図。
【図2】(a),(b)はこの発明の実施の第2形態を
示す要部の拡大断面図およびプリント基板の平面図。
【図3】この発明の実施の第3形態を示すコアの平面
図。
【図4】HCTの構成説明図。
【図5】基板実装型HCTの取り付け説明図。
【符号の説明】
11…プリント基板(パワーボード) 12、12a,12b…コア 13…ホール素子筺体 14、16…孔 15…ギャップ 17…パターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流検出用パターンを有するプリント基
    板と、このプリント基板の前記電流検出用パターン近傍
    に穿設された孔と、この孔内に実装された電子部品を有
    するホール素子と、前記プリント基板を挟持するととも
    に、電流検出用パターンと交叉するように配設され、前
    記ホール素子に磁束を付与するコアとを備えたことを特
    徴とする基板実装型電流検出装置。
  2. 【請求項2】 前記コアを分割コアにて構成し、前記プ
    リント基板の任意の位置にコア実装用の孔とホール素子
    実装用の孔を穿設したことを特徴とする請求項1記載の
    基板実装型電流検出装置。
  3. 【請求項3】 前記電流検出用パターンが複数回コアと
    交叉するようにしたことを特徴とする請求項1または2
    記載の基板実装型電流検出装置。
JP11003694A 1999-01-11 1999-01-11 基板実装型電流検出装置 Pending JP2000206153A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003056347A1 (fr) * 2001-12-27 2003-07-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Detecteur de courant
EP1491902A1 (de) * 2003-06-24 2004-12-29 Robert Bosch Gmbh Stromsensor für ein Steuergerät
KR100592978B1 (ko) 2004-04-21 2006-06-28 가부시키가이샤 덴소 자기갭을 구비한 전류센서
KR101359319B1 (ko) * 2012-07-17 2014-02-12 우리산업 주식회사 전류센서 조립체

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