JP2588780Y2 - ショックアブソーバの取付構造 - Google Patents

ショックアブソーバの取付構造

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JP2588780Y2
JP2588780Y2 JP1993000603U JP60393U JP2588780Y2 JP 2588780 Y2 JP2588780 Y2 JP 2588780Y2 JP 1993000603 U JP1993000603 U JP 1993000603U JP 60393 U JP60393 U JP 60393U JP 2588780 Y2 JP2588780 Y2 JP 2588780Y2
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shock absorber
pin
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学 長埜
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のショックアブソ
ーバの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフロントサスペンションは、例え
ば図3に示すように、フレーム11の外側に設けられた
スプリングブラケット12、12にリーフスプリング1
3が取付けられ、そのリーフスプリング13にはフロン
トアクスル14と共にバンパーラバー15とショックア
ブソーバ17のロワーブラケット16とが共締されてい
る。
【0003】そして、図4をも参照して、コ字状断面に
形成されたフレーム11のウエブ部の外側に固着された
ショックアブソーバブラケット20の穴20aにラバー
ブッシュ19、19を介してショックアブソーバ17の
一端を取付け、他端は下部ピン18でロワーブラケット
16に取付けられる技術は知られている。しかしなが
ら、かかる従来技術ではバスの場合に通路を低くしよう
とするとこのショックアブソーバ17が邪魔となり、通
路を高くすることはステップの段数が多くなり、乗客の
乗降が不便となる。
【0004】一般に、ショックアブソーバを用いる車両
は種々知られており、例えば、実開平2−141506
号公報や特開平4−123985号公報に開示されてい
る。しかしながら、かかる公知技術は前述のようにショ
ックアブソーバの取付位置が制限されているので特に低
床式のバスには適用できない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】したがって本考案の目
的はショックアブソーバの取付位置を車両の幅方向およ
び前後方向に変更できるショックアブソーバの取付構造
を提供することにある。
【0006】したがって、本考案は、ショックアブソー
バの取付け位置を自由に選択できるショックアブソーバ
の取付構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、車両の
フレーム(1)とリーフスプリング(13)のロワーブ
ラケット(16)との間に設けられているショックアブ
ソーバ(5)の取付構造において、車両の幅方向に突出
するアーム部分(2b)とそのアーム部分(2b)の端
部から上方に延びるアーム部分(2c)とよりなるL字
状の一対のブラケット(2)が車両のフレーム(1)の
側面に間隔をあけて取付けられ、それらの上方に延びる
アーム部分(2c)の上端は棒材(3)で互いに連結さ
れており、その棒材(3)には棒材(3)と平行にショ
ックアブソーバピン(4)が着脱自在に取付けられ、そ
のショックアブソーバピン(4)にはショックアブソー
バ(5)の一端がそのショックアブソーバピン(4)を
中心として揺動自在に取付けられ、そのショックアブソ
ーバ(5)の下端は下部ピン(6)を介してロワーブラ
ケット(16)に取り付けられている。
【0008】
【作用】上記のように構成されたショックアブソーバの
取付構造において、フレームの外側に取付けるL字状の
ブラケットのオフセット量と下部ピンの長さとを変更す
ることで、ショックアブソーバの取付スパンの自由度が
得られる。
【0009】また、ショックアブソーバピンの前後方向
の位置で、ショックアブソーバの前後方向の取付位置が
変更できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。
【0011】図において、同じ機能の部材には同じ符号
を付して、その都度の説明を省略する。
【0012】図1において、コ字状断面に形成されたフ
レーム1のウエブ面1aには、一対のL字状に形成され
たブラケット2の一端が車両の前後方向に間隔をあけて
取付具2aで固着されている。すなわち、L字状のブラ
ケット2は、図示の通りフレーム1に取付具2aで取付
られて車両の幅方向に突出するアーム部分2bとそのア
ーム部分2bの突出端かつ上方に延びるアーム部分2c
とより構成されている。そしてアーム部分2cの上端は
棒材3が取付けられ互いに連結されている。その棒状3
にはショックアブソーバピン4が図示の通り棒材3と平
行に着脱自在に取付けられている。
【0013】そして、そのピン4にはショックアブソー
バ5の一端がピン4を中心として揺動自在に取付けら
れ、他端は下部ピン6を介して、ロワーブラケット16
(図3参照)に取付けられている。
【0014】したがって、L字状ブラケット2のオフセ
ット量であるD寸法と下部ピン6の長さとを変更すれ
ば、ショックアブソーバ5の車幅方向の取付寸法、すな
わちショックアブソーバ5の取付けスパンSを変更する
ことができる。
【0015】また、ショックアブソーバ5の前後方向の
位置はピン4の前後の取付位置で変更できる。
【0016】図2は本考案の一具体例である第2実施例
を示し、フレーム1にはL字状のブラケット2の一端が
固着され、他端には棒材3が固着され、その棒材3には
ショックアブソーバピン4が取付けられ、そのピン4に
はショックアブソーバ5の一端が揺動自在に取付けられ
ている。
【0017】また、ショックアブソーバ5の他端は下部
ピン6で図示しないロワーブラケットに取付けられてい
る。
【0018】そして、前記L字状のブラケット2のオフ
セット量Dは右側がD1、左側がD2で、図示しないス
テアリングリンケージを避けるため、右側のショックア
ブソーバ5を車両中心側に寄せているので、D1<D2
となっている。
【0019】したがって、従来は右左同じタイヤハウス
10aを使用していたのでE1とE2とは同じ寸法であ
ったが、本例では車両中心Cから客室側に出ているタイ
ヤハウス10aと10bまでの距離は左側のE2の方が
右側のE1より大きい。
【0020】したがって、乗降口のステップ7から乗車
した場合、運転席8や料金箱9のある右側に比べ、左側
のタイヤハウス10bは小さく、それだけ車内の車幅E
2が広いので、乗降が容易になる。
【0021】
【考案の効果】以上の通り、本考案によれば、下記のす
ぐれた効果を奏する。 (a) L字状のブラケットの幅方向のオフセットの寸
法と下部ピンの長さとを変える事で、ショックアブソー
バの取付けスパンを容易に変更することができる。 (b) ショックアブソーバピンと取付け位置を前後に
移動してショックアブソーバ位置を前後に移動でき、そ
の結果、例えば、ショックアブソーバを偏寄させて客室
左側のタイヤハウスを小さくし、乗降性を改善できる。 (c) 低床式でもショックアブソーバを邪魔にならな
い位置に移動でき、通路の幅を広くできる。
【0022】また、ショックアブソーバピンと取付け位
置を前後に移動してショックアブソーバ位置を前後に移
動できる。 その結果、例えば、ショックアブソーバを
偏寄させて客室左側のタイヤハウスを小さくし、乗降性
を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すショックアブソーバ取
付部の斜視図。
【図2】本考案の第2実施例を示す車体前部の模式平面
図。
【図3】従来の技術の例を示す前軸回りの側面図。
【図4】図3の要部であるショックアブソーバブラケト
の斜視図。
【符号の説明】
1…11…フレーム 2…ブラケット 3…棒材 4…ショックアブソーバピン 5…ショックアブソーバ 6…下部ピン 7…ステップ 10…タイヤハウス 13…リーフスプリング 15…バンパーラバー 20…ショックアブソーバブラケット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−123985(JP,A) 実開 平2−141506(JP,U) 実開 平3−103805(JP,U) 実開 昭59−93905(JP,U) 実開 昭59−64306(JP,U) 実開 昭60−54607(JP,U) 実開 平1−36202(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60G 1/00 - 23/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフレーム(1)とリーフスプリン
    グ(13)のロワーブラケット(16)との間に設けら
    れているショックアブソーバ(5)の取付構造におい
    て、車両の幅方向に突出するアーム部分(2b)とその
    アーム部分(2b)の端部から上方に延びるアーム部分
    (2c)とよりなるL字状の一対のブラケット(2)が
    車両のフレーム(1)の側面に間隔をあけて取付けら
    れ、それらの上方に延びるアーム部分(2c)の上端は
    棒材(3)で互いに連結されており、その棒材(3)に
    は棒材(3)と平行にショックアブソーバピン(4)が
    着脱自在に取付けられ、そのショックアブソーバピン
    (4)にはショックアブソーバ(5)の一端がそのショ
    ックアブソーバピン(4)を中心として揺動自在に取付
    けられ、そのショックアブソーバ(5)の下端は下部ピ
    ン(6)を介してロワーブラケット(16)に取り付け
    られていることを特徴とするショックアブソーバの取付
    構造。
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