JP2587359Y2 - 防振ブッシュ - Google Patents
防振ブッシュInfo
- Publication number
- JP2587359Y2 JP2587359Y2 JP2654093U JP2654093U JP2587359Y2 JP 2587359 Y2 JP2587359 Y2 JP 2587359Y2 JP 2654093 U JP2654093 U JP 2654093U JP 2654093 U JP2654093 U JP 2654093U JP 2587359 Y2 JP2587359 Y2 JP 2587359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- bush
- bodies
- elastic
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/0208—Selector apparatus with means for suppression of vibrations or reduction of noise
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/26—Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、防振ブッシュの改良に
関する。本考案の防振ブッシュは主に自動車用の手動変
速機において、シフトレバーとトランスミッション側の
アームを弾性的に接続するために用いられる。
関する。本考案の防振ブッシュは主に自動車用の手動変
速機において、シフトレバーとトランスミッション側の
アームを弾性的に接続するために用いられる。
【0002】
【従来の技術】図5に示すような自動車用の手動変速機
において、搭乗者が操作するシフトレバー51とこのシ
フトレバー51に連動するトランスミッション側のアー
ム52は防振ブッシュ53を介して弾性的に接続されて
いる(実開昭63−119124号公報参照)。
において、搭乗者が操作するシフトレバー51とこのシ
フトレバー51に連動するトランスミッション側のアー
ム52は防振ブッシュ53を介して弾性的に接続されて
いる(実開昭63−119124号公報参照)。
【0003】シフトレバー51はその大球部51aを車
体側のソケット54に回転自在に支持されてこの大球部
51aを支点として揺動し、またその下端の作用点に設
けた小球部51bに球面ブッシュ55および防振ブッシ
ュ53を介してアーム52を弾性的に接続している。防
振ブッシュ53は球面ブッシュ55の外周側に嵌着され
たインナースリーブ56と、アーム52の嵌着部52a
の内周側に嵌着されたアウタースリーブ57と、両スリ
ーブ56,57を接続したゴム状弾性材製の弾性体58
とを有しており、シフト時の衝撃やミッション側の振動
が搭乗者の手元へ伝わることがないように、これらを弾
性体58の弾性によって吸収する作用を奏する。
体側のソケット54に回転自在に支持されてこの大球部
51aを支点として揺動し、またその下端の作用点に設
けた小球部51bに球面ブッシュ55および防振ブッシ
ュ53を介してアーム52を弾性的に接続している。防
振ブッシュ53は球面ブッシュ55の外周側に嵌着され
たインナースリーブ56と、アーム52の嵌着部52a
の内周側に嵌着されたアウタースリーブ57と、両スリ
ーブ56,57を接続したゴム状弾性材製の弾性体58
とを有しており、シフト時の衝撃やミッション側の振動
が搭乗者の手元へ伝わることがないように、これらを弾
性体58の弾性によって吸収する作用を奏する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記防振ブッシュ53
の静特性は図4に鎖線で示すようなものであり、これで
は、シフトレバーON(作動完了)時の静ばね定数が非
常に高くなって、衝撃や振動の伝達を低減させることが
できない。しかし、だからと言って、ただ単に静ばね定
数を低くしたのでは シフトレバーのストローク量が大きくなって、操作性
が低下し、 シフトレバー操作の感覚(フィーリング)が悪くな
る、問題がある。
の静特性は図4に鎖線で示すようなものであり、これで
は、シフトレバーON(作動完了)時の静ばね定数が非
常に高くなって、衝撃や振動の伝達を低減させることが
できない。しかし、だからと言って、ただ単に静ばね定
数を低くしたのでは シフトレバーのストローク量が大きくなって、操作性
が低下し、 シフトレバー操作の感覚(フィーリング)が悪くな
る、問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は以上の点に鑑
み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され
たものであって、この目的を達成するため、インナース
リーブとアウタースリーブを複数の弾性体を介して接続
し、180度対称位置に配置した第一および第二の弾性
体をそれぞれ横並びに三分割し、この三つの分割体のう
ちの両側の二つが所定の大きさの荷重が入力したときに
座屈するものである防振ブッシュを提供する。
み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され
たものであって、この目的を達成するため、インナース
リーブとアウタースリーブを複数の弾性体を介して接続
し、180度対称位置に配置した第一および第二の弾性
体をそれぞれ横並びに三分割し、この三つの分割体のう
ちの両側の二つが所定の大きさの荷重が入力したときに
座屈するものである防振ブッシュを提供する。
【0006】
【作用】シフト開始時、第一および第二の弾性体の分割
体は何れも座屈しておらず、よって静ばね定数は高い状
態にある。この状態からシフトストロークが進んで所定
の大きさの荷重が入力すると、入力方向にある第一また
は第二の弾性体の両側の分割体が座屈し、よって静ばね
定数が低くなる。
体は何れも座屈しておらず、よって静ばね定数は高い状
態にある。この状態からシフトストロークが進んで所定
の大きさの荷重が入力すると、入力方向にある第一また
は第二の弾性体の両側の分割体が座屈し、よって静ばね
定数が低くなる。
【0007】
【実施例】つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説
明する。
明する。
【0008】図1に示すように、インナースリーブ1と
アウタースリーブ2が、等配された第一ないし第四の弾
性体3,4,5,6を介して接続されており、操作荷重
Pの入力方向に沿って配置される第一および第二の弾性
体3,4にスリット7,8が二本ずつ入れられて、この
第一および第二の弾性体3,4がそれぞれ横並びに三分
割されており、それぞれの三つの分割体3a,3b,3
c、4a,4b,4cのうちの両側の二つ3a,3c、
4a,4cが所定の大きさの操作荷重P1 が入力したと
きに座屈するようになっている。第一および第二の弾性
体3,4に対するインナースリーブ1の支持面(接着
面)1a,1bはそれぞれ平坦に加工されている。
アウタースリーブ2が、等配された第一ないし第四の弾
性体3,4,5,6を介して接続されており、操作荷重
Pの入力方向に沿って配置される第一および第二の弾性
体3,4にスリット7,8が二本ずつ入れられて、この
第一および第二の弾性体3,4がそれぞれ横並びに三分
割されており、それぞれの三つの分割体3a,3b,3
c、4a,4b,4cのうちの両側の二つ3a,3c、
4a,4cが所定の大きさの操作荷重P1 が入力したと
きに座屈するようになっている。第一および第二の弾性
体3,4に対するインナースリーブ1の支持面(接着
面)1a,1bはそれぞれ平坦に加工されている。
【0009】上記構成の防振ブッシュにおいて、シフト
開始時、第一および第二の弾性体3,4の分割体3a,
3b,3c,4a,4b,4cは何れも座屈しておら
ず、よって静ばね定数は高い状態にある。この状態は、
図4のAの範囲に実線で示すように、所定の大きさの操
作荷重P1 が入力するまで続き、図2に示すように、入
力方向にある第一または第二の弾性体3,4(図では第
一の弾性体3)の各分割体3a,3b,3c,4a,4
b,4cが、インナースリーブ1とアウタースリーブ2
が変位するのに伴って圧縮せしめられる。そしてシフト
ストロークが進んで所定の大きさの操作荷重P1 が入力
すると、図3に示すように、入力方向にある第一または
第二の弾性体3,4(図では第一の弾性体3)の両側の
分割体3a,3c,4a,4cが左右に大きく膨らんで
座屈し、よって図4のBの範囲に実線で示すように、静
ばね定数が低くなる。したがって上記構成の防振ブッシ
ュによれば、衝撃や振動の伝達を有効に低減させるのに
際して シフトレバーのストローク量が大きくことがないため
に、操作性が低下することがなく、 シフトレバー操作の感覚(フィーリング)が悪くなる
ことがない。
開始時、第一および第二の弾性体3,4の分割体3a,
3b,3c,4a,4b,4cは何れも座屈しておら
ず、よって静ばね定数は高い状態にある。この状態は、
図4のAの範囲に実線で示すように、所定の大きさの操
作荷重P1 が入力するまで続き、図2に示すように、入
力方向にある第一または第二の弾性体3,4(図では第
一の弾性体3)の各分割体3a,3b,3c,4a,4
b,4cが、インナースリーブ1とアウタースリーブ2
が変位するのに伴って圧縮せしめられる。そしてシフト
ストロークが進んで所定の大きさの操作荷重P1 が入力
すると、図3に示すように、入力方向にある第一または
第二の弾性体3,4(図では第一の弾性体3)の両側の
分割体3a,3c,4a,4cが左右に大きく膨らんで
座屈し、よって図4のBの範囲に実線で示すように、静
ばね定数が低くなる。したがって上記構成の防振ブッシ
ュによれば、衝撃や振動の伝達を有効に低減させるのに
際して シフトレバーのストローク量が大きくことがないため
に、操作性が低下することがなく、 シフトレバー操作の感覚(フィーリング)が悪くなる
ことがない。
【0010】
【考案の効果】本考案は以下の効果を奏する。すなわ
ち、インナースリーブとアウタースリーブを複数の弾性
体を介して接続し、180度対称位置に配置した第一お
よび第二の弾性体をそれぞれ横並びに三分割し、当該防
振ブッシュに所定の大きさの荷重が入力したときに三つ
の分割体のうちの両側の二つを座屈させることにして、
静ばね定数を初め高く、後に低く切り換えるようにした
ために、衝撃や振動の伝達を有効に低減させるのに際し
て シフトレバーのストローク量が大きくことがないため
に、操作性が低下することがなく、 シフトレバー操作の感覚(フィーリング)が悪くなる
ことがない。
ち、インナースリーブとアウタースリーブを複数の弾性
体を介して接続し、180度対称位置に配置した第一お
よび第二の弾性体をそれぞれ横並びに三分割し、当該防
振ブッシュに所定の大きさの荷重が入力したときに三つ
の分割体のうちの両側の二つを座屈させることにして、
静ばね定数を初め高く、後に低く切り換えるようにした
ために、衝撃や振動の伝達を有効に低減させるのに際し
て シフトレバーのストローク量が大きくことがないため
に、操作性が低下することがなく、 シフトレバー操作の感覚(フィーリング)が悪くなる
ことがない。
【図1】本考案の実施例に係る防振ブッシュの断面図
【図2】同防振ブッシュの作動状態を示す要部断面図
【図3】同防振ブッシュの作動状態を示す要部断面図
【図4】同防振ブッシュと従来例に係る防振ブッシュの
静特性を示すグラフ
静特性を示すグラフ
【図5】従来例に係る防振ブッシュを装着した手動変速
機の説明図
機の説明図
1 インナースリーブ 1a,1b 支持面(接着面) 2 アウタースリーブ 3,4,5,6 弾性体 3a,3b,3c,4a,4b,4c 分割体 7,8 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16F 15/02 - 15/08 F16F 1/38 G05G 1/00 - 25/04 B60K 20/02
Claims (1)
- 【請求項1】 インナースリーブ(1)とアウタースリ
ーブ(2)を複数の弾性体(3)(4)(5)(6)を
介して接続し、180度対称位置に配置した第一および
第二の弾性体(3)(4)をそれぞれ横並びに三分割
し、この三つの分割体(3a)(3b)(3c)(4
a)(4b)(4c)のうちの両側の二つ(3a)(3
c)(4a)(4c)が所定の大きさの荷重が入力した
ときに座屈するものである防振ブッシュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2654093U JP2587359Y2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 防振ブッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2654093U JP2587359Y2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 防振ブッシュ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680045U JPH0680045U (ja) | 1994-11-08 |
JP2587359Y2 true JP2587359Y2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=12196337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2654093U Expired - Lifetime JP2587359Y2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 防振ブッシュ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587359Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100829314B1 (ko) | 2006-10-31 | 2008-05-13 | 현대자동차주식회사 | 크기 조절이 가능한 변속레버 노브 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6035047B2 (ja) * | 2012-05-23 | 2016-11-30 | 富士重工業株式会社 | 車両用ブッシュ構造及び車両 |
JP6049174B2 (ja) * | 2012-09-11 | 2016-12-21 | 株式会社オーディオテクニカ | マイクロホン用ショックマウント部材およびこれを用いたダイナミックマイクロホン |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP2654093U patent/JP2587359Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100829314B1 (ko) | 2006-10-31 | 2008-05-13 | 현대자동차주식회사 | 크기 조절이 가능한 변속레버 노브 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0680045U (ja) | 1994-11-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980818 |