JP2586526Y2 - モールド基体の係止部構造 - Google Patents

モールド基体の係止部構造

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JP2586526Y2
JP2586526Y2 JP1991076863U JP7686391U JP2586526Y2 JP 2586526 Y2 JP2586526 Y2 JP 2586526Y2 JP 1991076863 U JP1991076863 U JP 1991076863U JP 7686391 U JP7686391 U JP 7686391U JP 2586526 Y2 JP2586526 Y2 JP 2586526Y2
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JP
Japan
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hook
mold base
guard wall
wall
locking
Prior art date
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JP1991076863U
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JPH0518807U (ja
Inventor
敦 西尾
義一 阿部
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、基板にモールド基体を
係止するためのフックとそれを保護するガード壁とが設
けられてなるモールド基体の係止部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のモールド基体の係止部構造の一
例を図4及び図5に示す。図4は、プラグユニットを形
成するモールド基体1の一部を示しており、このモール
ド基体1には、その前面側にソケット5が接続されるプ
ラグ部2が設けられ、背面側にフック30及びガード壁
40が垂直に突設されている。なお、モールド基体1の
背面側には上記フック30,ガード壁40の他、図には
現れていないが基板に接続されるコンタクトピン等が突
出せしめられている。
【0003】フック30は、基板にモールド基体を係止
するためのもので、図5に詳細に示される如くに、その
先端側には、基板に設けられた矩形の係止孔の周縁部に
係止される係止凹部32が設けられ、上記係止孔への装
着時には係止孔周縁部に係止凹部32が押圧されて下方
に撓むようにされている。
【0004】また、ガード壁40は、落下時等における
衝撃からフック30を保護するためのもので、フック3
0の下面及び側面を覆うように断面形状が概略コ字状と
されており、基板の係止孔にフック30を装着する時の
便宜を考慮して、その底壁部41の先端は突出方向で見
てフック30の先端と略同位置とされ、その対向側壁部
42の上端は高さ方向で見てフック30の下面と略同位
置とされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如くのフック及びガード壁からなるモールド基体の係止
部構造では、モールド基体を何個か集積しておくと、図
6に示される如くに、モールド基体1のフック30及び
ガード壁40との間に他のモールド基体1のフック30
が入り込んでしまい、かかる状態でモールド基体1がね
じれたりするとフック30が破損するといった不具合が
生じ、また、モールド基体を落としたとき等において、
負荷がフック30に直接加わることもあり、ガード壁4
0の保護が充分になされず、フック30の破損が生じ易
い。
【0006】かかる点に鑑み本考案は、フックに負荷が
直接加わらないようにできるとともに、フックとガード
壁との間に他のフックが入り込んだりしないようにされ
たモールド基体の係止部構造を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本考案に係るモールド基体の係止部構造は、基板に
モールド基体を係止すべく、上記モールド基体に突設さ
れたフックと、このフックの下面及び側面を覆うように
上記モールド基体に突設された断面形状が概略コ字状の
ガード壁と、を有し、上記フックが上記ガード壁の対向
側壁部上面より下方に位置せしめられ、かつ、上記フッ
クの先端が上記ガード壁の底壁部の先端より内側に位置
せしめられていることを特徴としている。
【0008】
【作用】上述の如くの構成とされた本考案に係るモール
ド基体の係止部構造においては、フックがガード壁内に
完全に収容されるので、落下時等においてフックに負荷
が直接加わらず、また、フックとガード壁との間に他の
フックが入り込んだりすることもないので、フックが破
損するような事態が確実に回避され得る。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1〜図3は本考案に係るモールド基体のの係
止部構造の一実施例を示しており、図において、前述し
た図4に示されるものの各部に対応する部分には同一の
符号を付してそれらの重複説明を省略する。この実施例
では、従来のものと同様に、モールド基体1に、の係止
部12が設けられたフック10と、このフック10の下
面及び側面を覆う断面形状が概略コ字状の上方が開放さ
れたガード壁20とが垂直に突設されている。
【0010】ここで、従来のものと異なるのは、図2に
示される如くに、フック10がガード壁20の対向側壁
部22の上面より距離αだけ下方に位置せしめられ、か
つ、フック10の先端がガード壁20の底壁部21の先
端より距離βだけ内側に位置せしめられている点であ
る。
【0011】なお、上述のフック10を係止するため、
図2及び図3に一点鎖線で示される如くに、基板7には
凹字状の係止孔9が設けられる。フック10はガード壁
20内に配され、これらのガード壁20及びフック10
を基板7側から見た外周形状は凹字状に形成されてお
り、この凹字形状は基板7の係止孔9が有する凹字状と
略一致している。そしてこれらのフック10及びガード
壁20が基板の凹字状係止孔9に装着される際、係止孔
9の周縁部にフック10が係止される。
【0012】上述の如くの構成とされた本実施例のモー
ルド基体の係止部構造においては、フック10がガード
壁20内に完全に収容されるので、落下時等において折
れ易いフック10に負荷が直接加わらず、また、フック
10より前方及び高さ方向に突き出たガード壁20の存
在により、フック10とガード壁20との間に他のフッ
ク10が入り込んだりすることもないので、フック10
が破損するような事態が確実に回避され得る。
【0013】
【考案の効果】以上の説明から明らかな如く、本考案に
係るモールド基体の係止部構造は、フックがガード壁内
に完全に収容されるので、落下時等においてフックに負
荷が直接加わらず、また、フックとガード壁との間に他
のフックが入り込んだりすることもないので、フックが
破損するような事態を確実に回避できる利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るモールド基体の係止部構造の一実
施例を示す斜視図。
【図2】図1の実施例の側面側断面図。
【図3】図1の実施例の正面図。
【図4】従来のモールド基体を示す斜視図。
【図5】従来のモールド基体の係止部構造を示す斜視
図。
【図6】従来例の課題の説明に供される図。
【符号の説明】
1 モールド基体 7 基板 9 係止孔 10 フック 12 係止部 20 ガード壁 21 底壁部 22 対向側壁部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹字状の係止孔を有する基板にモールド
    基体を係止すべく、上記モールド基体に突設されたフッ
    クと、 このフックの下面及び側面を覆うように上記モールド基
    体に突設された断面形状が概略コ字状の上方が開放され
    ガード壁と、を有し、 上記フックが上記ガード壁の対向側壁部上面より下方に
    位置せしめられ、かつ、 上記フックの先端が上記ガード壁の底壁部の先端より内
    側に位置せしめられ、外周が凹字形状に形成された上記ガード壁及びフックが
    上記基板の係止孔に装着される際、上記係止孔の周縁部
    に上記フックが係止されるようにされてなる構成の モー
    ルド基体の係止部構造。
JP1991076863U 1991-08-29 1991-08-29 モールド基体の係止部構造 Expired - Lifetime JP2586526Y2 (ja)

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JPH0518807U JPH0518807U (ja) 1993-03-09
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