JP2586449B2 - 交流発電機の励磁制御装置 - Google Patents

交流発電機の励磁制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、バツテリを電源としてパワートランジスタ
方式のチヨツパ装置で発電機の励磁制御を行う励磁制御
装置に関するものである。
B.発明の概要 本発明は、交流発電機にその励磁電流をバツテリから
チヨツパ制御によつて制御しながら供給する交流発電機
の励磁制御装置において、 ブリツジ回路の4辺のアームの対向する一対のアーム
をパワートランジスタによつて、他の一対のアームをダ
イオードによつてそれぞれ構成したトランジスタチヨツ
パ式励磁回路を用いることにより、 少数のパワートランジスタと簡単な制御回路で界磁エ
ネルギーの電線への回生を行うことができるようにした
ものである。
C.従来の技術 交流発電機に励磁電流を供給する電源にバツテリを用
いるものがある。その場合、チヨツパ装置を用いPWM
(パルス幅変調)などによつて励磁制御を行うが、パワ
ートランジスタ方式では、第6図に示すように交流発電
機AGとバツテリBTとの間にパワートランジスタQ0をスイ
ツチングトランジスタとするチヨツパ装置CHを設けると
ともに、バイパスダイオードD0を界磁巻線と並列に接続
したものと、第7図に示すように交流発電機AGとバツテ
リBTとの間に4個のパワートランジスタQ1〜Q4でブリツ
ジ回路を構成したチヨツパ装置CH′を設けたものがあ
る。
D.発明が解決しようとする問題点 しかし、前者(第6図)は、界磁エネルギーの電源へ
の回生が不可能であるので、界磁エネルギーはバイパス
ダイオードD0に流すことになり、減磁時の動作が遅いと
いつた問題点がある。
また、後者(第7図)は、多くのパワートランジスタ
を必要として不経済であるばかりでなく、例えばオン状
態のトランジスタをトランジスタQ2とQ3からトランジス
タQ1とQ4に切替える場合、全トランジスタQ1〜Q4をトラ
ンジスタの回復時間以上オフ状態とした後にオン状態と
なるよう制御するなど、トランジスタの制御が複雑とな
る。
E.問題点を解決するための手段 本発明は交流発電機にその励磁電流をバツテリからチ
ヨツパ制御によつて制御しながら供給する交流発電機の
励磁制御装置において、ブリツジ回路の4辺のアームの
対向する一対のアームをパワートランジスタによつて、
他の一対のアームをダイオードによつてそれぞれ構成し
たトランジスタチヨツパ式励磁回路と、この励磁回路の
パワートランジスタにオン,オフ制御信号を与える一対
のベース電流供給回路と、界磁電流指令値と界磁電流検
出値とが入力され、両値の比較結果により前記ベース電
流供給回路に制御値を与える比較部とを備えたことを特
徴とする交流発電機の励磁装置である。
F.作用 パワートランジスタは界磁電流指令値、この指令値と
界磁電流検出値との偏差値の基準値に対する大小関係、
つまり整定時、駆動時、回生時などでそのオン,オフが
制御される。このトランジスタのオン,オフ状態とダイ
オードにより各条件での電流ルートが形成され、電流が
流れる。
G.実施例 第1図は本発明の一実施例を示すもので、1は交流発
電機、2はこの発電機1の励磁電流IFを検出する電流検
出部、3−1及び3−2はパワートランジスタ(整流器
内蔵)、4−1及び4−2は整流器であり、トランジス
タ3−1,3−2と整流器4−1,4−2によりブリツジ回路
を構成している。5−1,5−2は前記トランジスタ3−
1,3−2にベース電流を供給するベース電流供給回路、
6はサージ吸収用コンデンサ、7はバツテリ(蓄電
池)、8−1,8−2は前記整流器4−1,4−2に並列に接
続した抵抗である。前記ブリツジ回路は、トランジスタ
3−1のコレクタと整流器4−2のカソード側がバツテ
リ7の(+)端子側、トランジスタ3−2のエミツタと
整流器4−1のアノード側がバツテリ7の(−)端子側
に位置する構成、つまり対向辺にトランジスタまたは整
流器がある構成とする。このブリツジ回路のバツテリ接
続端間に前記コンデンサ6が接続されている。
9は前記発電機1の出力電圧を検出するPT(計器用変
圧器)、10はCT(変流器)、11は横流補償抵抗、12は検
出電圧を整流する整流回路、13は電圧設定器、14−1〜
14−3は加算または比較回路、15はAVR用演算増幅器
(補償回路内蔵)、16は逆励磁電流説定器、17〜19はコ
ンパレータ、20はAND(論理積)回路、21はOR(論理
割)回路であり、前記演算増幅器15の出力と前記逆励磁
電流設定器16の設定値との加算値A(界磁電流指令値)
を界磁電流検出値Bと比較し、その偏差値Cをコンパレ
ータ18,19の入力としている。界磁電流指令値Aをコン
パレータ17の入力とし、このコンパレータ17とコンパレ
ータ18の出力の論理積をAND回路20でとり、その出力と
コンパレータ19の出力の論理和をOR回路21でとる。この
OR回路21の出力は前記ベース電流供給回路5−2に、コ
ンパレータ19の出力は前記ベース電流供給回路5−1に
それぞれ供給している。
上記構成の回路は界磁電流マイナーループ付AVR回路
である。
次に、動作について述べる。発電機1の出力電圧はPT
9により検出され、横流補償抵抗11を介して整流回路12
に入力される。横流補償抵抗11にはCT10の2次電流が供
給されており、整流回路12の入力は横流が補償された検
出電圧となる。整流回路12の出力と電圧設定器13の設定
値が加算回路14−1で加算され、AVR用演算増幅器15の
入力となる。増幅器15の出力と逆励磁電流設定器16の設
定値の加算値、つまり界磁電流指令値Aは比較回路14−
3で電流検出部2の出力(界磁電流検出値B)と比較さ
れる一方、コンパレータ17の入力となる。比較結果の偏
差値Cはコンパレータ18,19の入力となる。各コンパレ
ータ17,18,19で基準値と比較され、論理レベル“1",
“0"の形で出力される。コンパレータ17,18の出力はAND
回路20の入力となり、両入力が“1"の時にその出力“1"
がOR回路21を介してベース電流供給回路5−2に付与さ
れる。このベース電流供給回路5−2にはコンパレータ
19の出力が“1"の時にもその出力が付与される。このコ
ンパレータ19の出力“1"はベース電流供給回路5−1に
も付与される。これにより、トランジスタ3−1,3−2
がオンする。
トランジスタ3−2がオンするのは、指令値Aが大き
く、かつ偏差値Cが小さい時と、指令値が零または負の
値(逆励磁信号)の場合でコンパレータ19の出力が“1"
の時であり、設定を下げた場合など、|A|≪Bの時はオ
フする。
各条件での電流のルートは第2図〜第5図のようにな
る。例えば整定時で|A|≪Bの時は、第2図のようにト
ランジスタ3−2→整流4−1→界磁巻線→トランジス
タ3−2の閉回路を流れる。
駆動時には第3図のようにバツテリ7→トランジスタ
3−1→界磁巻線→トランジスタ3−2→バツテリ7の
経路で流れる。
回生時には第4図のように界磁巻線→整流器4−2→
バツテリ7→整流器4−1→界磁巻線の経路で流れる。
また、逆励磁時には第5図のようにバツテリ→抵抗8
−2→界磁巻線→抵抗8−1→バツテリ7の経路で流れ
る。
なお、抵抗8−1,8−2を可変抵抗とし、その抵抗値
を変えることによつて逆励磁の調整が可能である。
H.発明の効果 以上のように本発明によれば、ブリツジ回路の4辺の
アームの中の二つのアームにパワートランジスタ、他の
二つのアームに整流器(ダイオード)をそれぞれ設けた
トランジスタチヨツパ式励磁回路をバツテリと交流発電
機の界磁負線との間に接続したので、駆動及び界磁エネ
ルギーの電源への回生が可能となり、減磁の際に速応性
を発揮できる。また、パワートランジスタとダイオード
の混成ブリツジ回路であるので、コストの低減と制御の
簡素化が図れる。更に、ブリツジ回路のダイオードと並
列に抵抗を接続したので、逆励磁も可能であり、その量
は可変抵抗の使用によつて調整可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る交流発電機の励磁制御装置の一実
施例を示すブロツク図、第2図〜第5図は同実施例にお
ける各条件での電流ルートを示す回路図、第6図及び第
7図はそれぞれ従来例を示す回路図である。 1……交流発電機、2……電流検出部、3−1及び3−
2……パワートランジスタ、4−1及び4−2……整流
器、5−1及び5−2……ペース電流供給回路、7……
バツテリ、8−1及び8−2……抵抗、14−1〜14−3
……加算または比較回路、15……AVR用演算増幅器、16
……逆励磁電流設定器、17〜19……コンパレータ、20…
…アンド回路、21……OR回路、A……界磁電流指令値、
B……界磁電流検出値、C……偏差値。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流発電機にその励磁電流をバッテリから
    チョッパ制御によって制御しながら供給する交流発電機
    の励磁制御装置において、ブリッジ回路の4辺のアーム
    の対向する一対のアームを第1、第2パワートランジス
    タによって、他の一対のアームを第1、第2ダイオード
    とこれらダイオードに各々並列接続した逆励磁電流通流
    用の抵抗とからなる並列回路によってそれぞれ構成した
    トランジスタチョッパ式励磁回路と、この励磁回路の第
    1、第2パワートランジスタにオン、オフ制御信号を与
    える一対の第1、第2ベース電流供給回路と、界磁電流
    指令値と界磁電流検出値とが入力され、両値の比較結果
    により前記ベース電流供給回路に制御値を与える比較部
    とを備えたことを特徴とする交流発電機の励磁制御装
    置。
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