JP2530219Y2 - 磁石式交流発電機の電圧調整器 - Google Patents
磁石式交流発電機の電圧調整器Info
- Publication number
- JP2530219Y2 JP2530219Y2 JP1989134636U JP13463689U JP2530219Y2 JP 2530219 Y2 JP2530219 Y2 JP 2530219Y2 JP 1989134636 U JP1989134636 U JP 1989134636U JP 13463689 U JP13463689 U JP 13463689U JP 2530219 Y2 JP2530219 Y2 JP 2530219Y2
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- JP
- Japan
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- battery
- generator
- load
- voltage
- control
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- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等に積載される磁石式交流発電機の電
圧調整器に関するものであり、特にバッテリ電圧及び交
流負荷電圧を高精度に調整し、かつバッテリが開放され
た場合に直流負荷の過電圧による破壊を防止する機能を
もった安価な装置を提供するものである。
圧調整器に関するものであり、特にバッテリ電圧及び交
流負荷電圧を高精度に調整し、かつバッテリが開放され
た場合に直流負荷の過電圧による破壊を防止する機能を
もった安価な装置を提供するものである。
第１図はこの種の調整器の従来回路図で、１は磁石式
交流発電機、２はスイッチ、３は交流負荷、Ｃは交流負
荷電圧検出回路、13は発電機のバッテリーに供しない半
サイクルに順方向の極性に接続された第２の制御極付整
流器（以下サイリスタ）、14はバッテリーの充電に供す
る第１の制御極付整流器（以下サイリスタ）、20はバッ
テリー、21は直流負荷である。
交流発電機、２はスイッチ、３は交流負荷、Ｃは交流負
荷電圧検出回路、13は発電機のバッテリーに供しない半
サイクルに順方向の極性に接続された第２の制御極付整
流器（以下サイリスタ）、14はバッテリーの充電に供す
る第１の制御極付整流器（以下サイリスタ）、20はバッ
テリー、21は直流負荷である。
この作動はまず発電機１の出力によりスイッチ２を介
して、交流負荷３の電圧が上昇した場合に検出回路Ｃが
その電圧を検出しサイリスタ13の制御極（以下ゲート）
に信号を与え、交流発電機１の半サイクルを短絡し、負
荷３の電圧が過度に上昇するのを制御する。又、バッテ
リ20の電圧及び直流負荷21の電圧が上昇した場合にはサ
イリスタ14のゲートアノード間の電圧が下がる為、サイ
リスタ14のゲートに送られる信号を断ち、サイリスタ14
をOFFさせてバッテリ20及び直流負荷21の電圧が過度に
上昇するのを制御する。
して、交流負荷３の電圧が上昇した場合に検出回路Ｃが
その電圧を検出しサイリスタ13の制御極（以下ゲート）
に信号を与え、交流発電機１の半サイクルを短絡し、負
荷３の電圧が過度に上昇するのを制御する。又、バッテ
リ20の電圧及び直流負荷21の電圧が上昇した場合にはサ
イリスタ14のゲートアノード間の電圧が下がる為、サイ
リスタ14のゲートに送られる信号を断ち、サイリスタ14
をOFFさせてバッテリ20及び直流負荷21の電圧が過度に
上昇するのを制御する。
然し乍ら係る従来回路はバッテリ20が開放された時
は、負荷21に電流が流れ設定電圧に達する前にサイリス
タ14が点孤してしまい交流発電機１の出力が負荷21にか
かり該負荷21を過電圧により破壊する恐れがある。また
交流負荷３の制御をサイリスタ13のみで行っているた
め、交流負荷３が発電機出力に対して軽くなった場合に
は、サイリスタ13による負サイクルの短絡制御だけでは
制御不足となり、交流負荷３の印加電圧の上昇する欠点
や、半波短絡制御による、発電機のコイル温度上昇の増
加という問題があった。
は、負荷21に電流が流れ設定電圧に達する前にサイリス
タ14が点孤してしまい交流発電機１の出力が負荷21にか
かり該負荷21を過電圧により破壊する恐れがある。また
交流負荷３の制御をサイリスタ13のみで行っているた
め、交流負荷３が発電機出力に対して軽くなった場合に
は、サイリスタ13による負サイクルの短絡制御だけでは
制御不足となり、交流負荷３の印加電圧の上昇する欠点
や、半波短絡制御による、発電機のコイル温度上昇の増
加という問題があった。
本考案は従来の欠点であるバッテリ開放時に負荷に印
加される過電圧をおさえ、高信頼性の調整器を提供する
ものである。
加される過電圧をおさえ、高信頼性の調整器を提供する
ものである。
第２図は本考案の一実施例を示す回路図で従来例を同
一符号は同等部分を示す。本考案は従来例と対比して明
確なようにバッテリ20の開放時（オープン）及び交流負
荷駆動時に、動作する制御回路Ｂを設けたことを特徴と
するものである。23は制御極付整流器（サイリスタ）、
22及び24は抵抗、25はツェナダイオード、D1、D2、D3は
サイリスタ13及び23のゲートへの逆バイアス防止用ダイ
オードである。
一符号は同等部分を示す。本考案は従来例と対比して明
確なようにバッテリ20の開放時（オープン）及び交流負
荷駆動時に、動作する制御回路Ｂを設けたことを特徴と
するものである。23は制御極付整流器（サイリスタ）、
22及び24は抵抗、25はツェナダイオード、D1、D2、D3は
サイリスタ13及び23のゲートへの逆バイアス防止用ダイ
オードである。
以下第２図についてバッテリ開放時の場合を説明す
る。発電機１で発電された電圧はサイリスタ14のアノー
ドに印加され又抵抗17、ダイオード16を通してサイリス
タ14のゲートが附勢されて導通状態となり半波の直流出
力が与えられる。出力電圧が上がってツェナーダイオー
ド25の電圧以上になると抵抗24ダイオードD3を通してサ
イリスタ23のゲート電流が流れサイリスタ23は導通す
る。この結果発電機出力は短絡され、負荷21の電圧上昇
は抑えられる。
る。発電機１で発電された電圧はサイリスタ14のアノー
ドに印加され又抵抗17、ダイオード16を通してサイリス
タ14のゲートが附勢されて導通状態となり半波の直流出
力が与えられる。出力電圧が上がってツェナーダイオー
ド25の電圧以上になると抵抗24ダイオードD3を通してサ
イリスタ23のゲート電流が流れサイリスタ23は導通す
る。この結果発電機出力は短絡され、負荷21の電圧上昇
は抑えられる。
従って負荷21の電圧はツェナーダイオード25の電圧以
下に抑えられ近年とみに電子化された負荷に対し過電圧
により破壊を防ぐ事が出来る。
下に抑えられ近年とみに電子化された負荷に対し過電圧
により破壊を防ぐ事が出来る。
又、交流負荷３の電圧が上昇すると、検出回路Ｃがそ
の電圧を検出し、サイリスタ13及び23のゲートに信号を
与え交流発電機１の両サイクルを短絡するため負荷３の
電圧が過度に上昇するのを防止すると共に、該負荷３の
軽重に係わらず制御精度が向上できるので負荷印加電圧
の上昇及び発電機コイルの温度上昇を防止できる利点が
ある。以上の説明から明らかな様に本考案によればバッ
テリーオープン時等の異常時にも高信頼性の装置が得ら
れるので、実用上の効果は大きい。
の電圧を検出し、サイリスタ13及び23のゲートに信号を
与え交流発電機１の両サイクルを短絡するため負荷３の
電圧が過度に上昇するのを防止すると共に、該負荷３の
軽重に係わらず制御精度が向上できるので負荷印加電圧
の上昇及び発電機コイルの温度上昇を防止できる利点が
ある。以上の説明から明らかな様に本考案によればバッ
テリーオープン時等の異常時にも高信頼性の装置が得ら
れるので、実用上の効果は大きい。
第１図は従来図の基本回路図、第２図は本考案の実施例
回路図である。図において１は交流発電機、２はスイッ
チ、３は交流負荷、13、14、23はサイリスタ、20はバッ
テリー、21は直流負荷、15、17、22、24は抵抗、16、18
はダイオード、19、25はツェナーダイオード、Ｃは電圧
検出回路、Ｂは制御回路、D1、D2、D3はダイオードであ
る。
回路図である。図において１は交流発電機、２はスイッ
チ、３は交流負荷、13、14、23はサイリスタ、20はバッ
テリー、21は直流負荷、15、17、22、24は抵抗、16、18
はダイオード、19、25はツェナーダイオード、Ｃは電圧
検出回路、Ｂは制御回路、D1、D2、D3はダイオードであ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】バッテリの充電回路に直列に接続された第
１の制御極付整流器14と、バッテリ20と、前記バッテリ
20の両端間に接続された直流負荷と、前記バッテリ電圧
を検出して前記第１の制御極付整流器を制御する回路
と、発電機１の中間タップ端に接続された交流負荷３
と、前記発電機１のバッテリ20の充電に供しない半サイ
クル出力において順方向の極性に該発電機の出力端もし
くは中間タップ端と並列接続された第２の制御極付整流
器13と、前記発電機１のバッテリ充電に供する半サイク
ル出力において順方向の極性に該発電機の出力端と並列
接続された第３の制御極付整流器23と、前記交流負荷電
圧を検出して前記第２及び第３の制御極付整流器13、23
を制御し、前記発電機１の両サイクル出力を短絡する回
路と、前記バッテリの開放時のみ前記第３の制御極付整
流器23を制御して前記バッテリ充電に供する半サイクル
出力を短絡する回路を具備することを特徴とする磁石式
交流発電機の電圧調整器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989134636U JP2530219Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 磁石式交流発電機の電圧調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989134636U JP2530219Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 磁石式交流発電機の電圧調整器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0374200U JPH0374200U (ja) | 1991-07-25 |
| JP2530219Y2 true JP2530219Y2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=31681959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989134636U Expired - Lifetime JP2530219Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 磁石式交流発電機の電圧調整器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2530219Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8421422B2 (en) | 2009-10-29 | 2013-04-16 | Mitsubishi Eletric Corporation | Power supply device |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5778019B2 (ja) * | 2011-12-09 | 2015-09-16 | 新電元工業株式会社 | バッテリ充電装置及びバッテリ充電システム |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5851699U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-07 | 新電元工業株式会社 | 磁石式交流発電機の電圧制御装置 |
| JP2503621Y2 (ja) * | 1987-12-09 | 1996-07-03 | 国産電機株式会社 | 内燃機関駆動発電装置 |
| JPH01259800A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-17 | Yamaha Motor Co Ltd | 車両用電気制御装置 |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP1989134636U patent/JP2530219Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8421422B2 (en) | 2009-10-29 | 2013-04-16 | Mitsubishi Eletric Corporation | Power supply device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0374200U (ja) | 1991-07-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |