JP2632869B2 - オルタネータ装置 - Google Patents

オルタネータ装置

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JP2632869B2 JP62250975A JP25097587A JP2632869B2 JP 2632869 B2 JP2632869 B2 JP 2632869B2 JP 62250975 A JP62250975 A JP 62250975A JP 25097587 A JP25097587 A JP 25097587A JP 2632869 B2 JP2632869 B2 JP 2632869B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,オイルネータ装置,特にエンジンによって
駆動されるオルタネータであって,スイッチの切換えに
より多様の負荷に対応可能な直流出力が得られるように
したオルタネータ装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のオルタネータ装置は第8図に示される構成が用
いられていた。すなわち第8図において,主発電巻線1
−1,1−2,1−3に誘起された起電力は,主整流回路部2
で整流され,第1のスイッチ3を介して直流負荷及びバ
ッテリ4へ直流電圧が供給される。また主発電巻線1−
1,1−2,1−3に誘起された起電力は,励磁用整流回路部
5で整流され,その直流電圧が励磁用コイル6及び電圧
制御回路7へ供給されている。電圧制御回路7は励磁用
コイル6に流れる励磁電流の制御を行い,主整流回路部
2から出力される直流電圧を定電圧化させる。すなわ
ち,主発電巻線1−1,1−2,1−3に発生する起電力が高
くなり,励磁用整流回路部5の直流電圧が上昇すると,
定電圧ダイオード10がオンとなり,トランジスタ9がオ
ンとなる。これによりトランジスタ8がオフとなり,励
磁用コイル6に流れる励磁電流が遮断される。つまり励
磁用コイル6に流れる励磁電流が減少することになり,
主発電巻線1−1,1−2,1−3に誘起される起電力が下降
し,励磁用整流回路部5の直流電圧が下がる。これによ
って定電圧ダイオード10がオフ,トランジスタ9がオン
し,従ってトランジスタ8がオンとなり,励磁用コイル
6に多くの励磁電流が流れるようになる。すなわち主発
電巻線1−1、1−2,1−3に発生する起電力が上昇す
る。この様に電圧制御回路7の制御により励磁用コイル
6に流れる励磁電流が制御され,主整流回路部2から出
力される直流電圧が定電圧化される。
なお,初期励磁にあっては,エンジンを始動させるキ
ー・スイッチ19を介してバッテリ4の電源が励磁用コイ
ル6に供給され,エンジンが所定回転に到達すると,励
磁用整流回路部5からの直流電源の方がその電圧が高く
なり,該励磁用整流回路部5の直流電圧によって自己励
磁がなされるようになる。この様な状態となると第1の
スイッチ3を介してバッテリ4は充電されるようにもな
る。11,12はダイオードであり,逆流防止用として動作
する。13はパイロット・ランプ,14はコンデンサ,15ない
し18は抵抗を表している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら,第8図で示された従来のオルタネータ
装置では,エンジンの低速回転,例えばアイドリング状
態ではオルタネータが低速回転のため,その出力が小さ
く,バッテリを充電することができず,また定速回転時
において或る定められた電圧,例えば12V系の電圧しか
得られず,さらに高い直流電圧を必要としているとき,
これに応えるこが出来ない欠点があった。
本発明は上記の欠点を解決することを目的としてお
り,主発電巻線に直列に接続された補助 線を設けると
共に,切換スイッチを設け,該切換スイッチの操作によ
り,エンジンの低速回転時においてもバッテリの充電が
でき,また高速定回転時には,通常の直流負荷への電源
供給及びバッテリの充電と共に直流高電圧の電源をも得
られるオルタネータ装置を提供することを目的としてい
る。
(問題点を解決するための手段) そのため本発明のオルタネータ装置は初期励磁はバッ
テリの電源で励磁コイルに励磁電流を流し,電圧立上が
り後は主発電巻線に発生した起電力を電源とすると共
に,その出力電圧を検出し,励磁コイルに流す励磁電流
を調整することによって出力電圧を定電圧化する電圧制
御回路を備え,直流定電圧を出力するよう構成すると共
に上記バッテリを充電させるオルタネータ装置におい
て,上記主発電巻線に対し直列接続された補助巻線と,
該主発電巻線と補助巻線との電機子巻線に誘起された電
圧を整流する補助整流回路部と,該補助整流回路部の陰
極側を接地させる第2のスイッチと,該補助整流回路部
で得られた直流電圧を高電圧負荷へ供給する第3のスイ
ッチと,上記高電圧負荷への供給電圧を検出し,その検
出された電圧を上記電圧制御回路へ入力させ,該補助整
流回路部から得られる直流高電圧を安定化させる直流高
電圧検出回路とを設け,直流負荷への第1のスイッチと
上記第2のスイッチと第3のスイッチとの切換えによ
り、オルタネータの低速回転時におけるバッテリの充電
を可能とすると共に,オルタネータの高速定回転時にお
いてバッテリの充電と共に高電圧負荷への電力供給をも
可能ならしめたことを特徴としている。または,上記補
助整流回路部の陰極側を接地させることなく,上記高電
圧負荷に対する電圧供給路が構成されていることを特徴
としている。以下、図面を参照しつつ説明する。
(実施例) 第1図は本発明に係るオルタネータ装置の一実施例構
成,第2図は第1のスイッチ3と第2のスイッチ23とが
オンで第3のスイッチ24がオフ状態の各整流回路部内の
動作説明図,第3図はその時の電圧発生状態説明図,第
4図は第1のスイッチ3と第3のスイイッチ24とがオン
で第2のスイッチ23がオフ状態の各整流回路部内の動作
説明図,第5図はその時の電圧発生状態説明図,第6図
は本発明に係るオルタネータ装置の一実施例特性曲線,
第7図は本発明に係るオルタネータ装置の他の一実施例
を示している。
第1図において,符号1−1,1−2,1−3ないし4、6
ないし11,14ないし17,19は第8図のものに対応してい
る。符号21−1,21−2,21−3は補助巻線,22は補助整流
回路部,23は第2のスイッチ,24は第3のスイッチ,25は
直流高電圧検出回路,26,27はダイオード,28,29はコンデ
ンサ,30は高電圧負荷,31,32は抵抗を表している。
電圧制御回路7の動作は上記第8図で説明した通りの
動作を行うのでその説明は省略する。高電圧負荷30は,
例えばヒータ等であり,該高電圧負荷30へは,各主発電
巻線1−1,1−2,1−3に対し直列接続された補助巻線21
−1,21−2,21−3の電機子巻線で発生した高電圧の誘起
電圧を補助整流回路部22で整流し,第3のスイッチ24を
介して印加される構成となっている。また該高電圧負荷
30への直流高電圧は,直流高電圧検出回路25によってそ
の電圧変動が検出されるようにもなっており,該直流高
電圧検出回路25で検出された検出電圧がダイオード27を
介して電圧制御回路7へ入力されるようになっており、
該電圧制御回路7の制御により高電圧負荷30への直流高
電圧が定電圧化される。
次に第1図図示の動作を出力電圧系別に説明する。こ
のときキー・スイッチ19はオン状態にある。
〔I〕直流出力が12V系でオルタネータの回転が低速時 第1のスイッチ3と第2のスイッチ23とをオン,第3
のスイッチ24をオフ状態にする。
第3図の時刻t0における電圧発生状態において,主発
電巻線1−1とその補助巻線21−1との直列接続された
電機子巻線の両端に誘起された電圧OA′は,補助整流回
路部22内のダイオード22−1によって整流され,主発電
巻線1−2,1−3に誘起された電圧OB,OCは,主整流回路
部2内のダイオード2−6,2−2によってそれぞれ整流
される。すなわち第3図の時刻t0において主発電巻線1
−1とその補助巻線21−1との電機子巻線に誘起れた電
圧OA′と,主発電巻線1−2,1−3にそれぞれ誘起され
た電圧OB,OCとは,ダイオード2−6と2−2,第1のス
イッチ3,バッテリ4,第2のスイッチ23及びダイオード22
−1で構成される閉回路の電源となっている。
一方例えば第2のスイッチ23がオフ状態のとき,主発
電巻線1−1に誘起された電圧OAが主整流回路部2内の
ダイオード2−3で整流されることとなる。従って第2
のスイッチ23がオフ状態のときに比べ該第2のスイッチ
23がオン状態のときには補助巻線21−1に誘起される分
12V系の直流電圧は上昇する。すなわちオルタネータの
低速回転時,高出力を得ることができる。
第3図の他の時刻においても同様であり,主整流回路
部2内のダイオード2−2,2−4,2−6の部分及び補助整
流回路部22内のダイオード22−1,22−3,22−5の部分で
整流作用が動き,オルタネータの低速回転時高出力とな
るのである。
〔II〕直流出力が12V系でオルタネータの回転が高時速 第1のスイッチ3をオン,第2のスイッチ23と第3の
スイッチ24をオフ状態にする。
オルタネータが高速回転していると,第2のスイッチ
23をオン状態にしておくと上記説明の如く補助巻線21−
1,21−2,21−3に負荷電流が流れ,該負荷電流によって
減磁作用が発生する。そのため高出力を得ることができ
なくなる。従って第2のスイッチ23をオフ状態にして補
助巻線21−1,21−2,21−3へ負荷電流が流れるのを防止
する。すなわち第8図図示の回路と同一構成となる。
〔III〕直流高電圧供給時 第2のスイッチ23と第3のスイッチ24とをオン,第1
のスイッチ3をオフ状態にする。
このとき主発電巻線1−1,1−2,1−3と各補助巻線21
−1,21−2,21−3との対応した電機子巻線の両端子間に
誘起される電圧が補助整流回路部22で整流されるので,
高電圧負荷30へ直流高電圧を供給することができる。そ
して直流高電圧検出回路25によって該直流高電圧の電圧
変動が検出されており,高電圧負荷30へ一定の直流電圧
を供給することができる。
〔IV〕直流出力12V系と直流高電圧との併用時 第1のスイッチ3と第3のスイッチ24とをオン,第2
のスイッチ23をオフ様態にする。
第5図の時刻t1における電圧発生状態において,主発
電巻線1−1とその補助巻線21−1との直列接続された
電機子巻線の両端に誘起された電圧OA′は,補助整流回
路部22内のダイオード22−2によって整流され,主発電
巻線1−2,1−3に誘起された電圧OB,0Cは、主整流回路
部2内のダイオード2−5,2−1によってそれぞれ整流
される。すなわち第5図の時刻t1において,主発電巻線
1−1とその補助巻線21−1との電機子巻線に誘起され
た電圧OA′と主発電巻線1−2,1−3にそれぞれ誘起さ
れた電圧OB,OCとは,ダイオード22−2,第3のスイッチ2
4,高電圧負荷30,ダイオード2−5と2−1とで構成さ
れる閉回路の電源となっている。
従って高電圧負荷30には,補助巻線21−1に誘起され
る電圧分が加算された直流高電圧が供給される。
第5図の他の時刻においても同様であり,主整流回路
部2内のダイオード2−1,2−3,2−5の部分及び補助整
流回路部22内のダイオード22−2,22−4,22−6の部分で
整流作用が働き,高電圧負荷30へ直流高電圧を供給する
ことができる。
そして,直流出力12V系は,主発電巻線1−1,1−2,1
−3に誘起された電圧が主整流回路部2によって整流さ
れ,直流電圧に変換される。
ここで電圧制御回路7へは,直流高電圧検出回路25の
検出電圧とバッテリ4のバッテリ電圧とが入力されてい
るが,直流高電圧検出回路25の検出電圧がバッテリ電圧
よりも低く設定されているため、バッテリ4を充電する
直流12V系の電圧変動を優先的に定電圧化されるように
なっている。
これにより,バッテリ4を充電する直流12V系の直流
電圧が一定に保たれ,かつ高電圧負荷30へは上記説明の
如く補助巻線に誘起される電圧分だけ高い直流電圧が供
給される。
なお,直流高電圧検出回路25の検出電圧をバッテリ電
圧より高く設定しておくこもでき,このときは高電圧負
荷30への直流高電圧が優先して定電圧化される。
第6図は直流12V系の出力特性を示しており,(イ)
は第2のスイッチ23と第3のスイッチ24とがオフ,第1
のスイッチ3がオン状態の特性曲線であり,(ロ)は第
3のスイッチ24がオフ,第1のスイッチ3と第2のスイ
ッチ23とがオン状態の特性曲線である。
第6図から明らかな様にオルタネータの低速回転時に
おいては第2のスイッチ23がオン状態になっているとき
の方が上記説明の如く出力電力が大きい。
第7図図示実施例は,電力供給態様切換用のスイッチ
を2個にすることにより,操作の簡略化を図るように構
成されている。勿論,第7図図示実施例の電力供給態様
は,第1図図示実施例と同様である。なお,図中の符号
は,すべて第1図に対応している。
第7図図示実施例を第1図図示実施例との構成上の相
違点は,第1図図示実施例においては,補助整流回路部
22が第2のスイッチ23を介して接地されていると共に,
コンデンサ28および高電圧負荷30も夫々接地されている
のに対して,第7図図示実施例においては,上記第2の
スイッチ23を省略すると共に,上記補助整流回路部22が
コンデンサ28および高電圧負荷30に対して,接地点をも
うけることなく接続されている。即ち,第1図図示実施
例では,上記補助整流回路部22と主整流回路部2との夫
々の陰極側が,第2のスイッチ23および接地を介して接
続されている.従って例えば,上記第2のスイッチ23が
オン状態の場合であって第3図の時刻t0における電圧発
生状態において,主発電巻線1−1とその補助巻線21−
1との直列接続された電機子巻線の両端に誘起された電
圧OA′は,補助整流回路部22内のダイオード22−1によ
って整流され,主発電巻線1−2,1−3に誘起された電
圧OB,OCは,主整流回路部2内のダイオード2−6,2−2
によって夫々整流される。即ち,第3図の時刻t0におい
ては,主発電巻線1−1とその補助巻線21−1との電機
子巻線に誘起された電圧OA′と主発電巻線1−2,1−3
に誘起された電圧OB,OCとは,ダイオード2−6と2−
2,第1のスイッチ3,バッテリ4,アース,第2のスイッチ
23およびダイオード22−1で構成される閉回路の電源と
なっており,バッテリ4に印加される電圧は上記主発電
巻線1−1とその補助巻線21−1との電機子巻線に誘起
された電圧OA′の直流成分が重畳される。一方,上記第
2のスイッチ23がオフ状態の場合には,上記補助整流回
路部22のアース経路が遮断状態にあるため,上記主発電
巻線1−1に誘起された電圧OAが主整流回路部2内のダ
イオード2−3で整流されることとなる。即ち,第2の
スイッチ23がオフ状態のときに比べ,当該第2のスイッ
チ23がオン状態のときには,直流電圧(第1のスイッチ
3の出力)が上昇する。従って,オルタネータが高速の
とき,即ち前述した電力供給態様〔II〕および〔IV〕に
おいて,補助巻線21−1,21−2,21−3に負荷電流が流
れ,該負荷電流によって減磁作用が発生し,高出力が得
られなくなるため,上記第2のスイッチ23をオフ状態に
する必要があった。
第7図図示実施例においては,上記補助整流回路部2
2,コンデンサ28および高電圧負荷30は,主整流回路部2
の接地側と電気的に隔絶されているため,上記電力供給
態様〔II〕および〔IV〕においても,補助巻線21−1,21
−2,21−3に負荷電流が流されないため,該負荷電流に
よる減磁作用が防止される。以下,第7図図示実施例に
おける各電力供給態様時のスイッチ操作について説明す
るが,夫々の電力供給動作は,基本的に第1図図示実施
例と同様であるため,説明を省略する。
〔I〕直流出力が12V系でオルタネータの回転が低速時 第1のスイッチ3をオン状態,第3のスイッチ24をオ
フ状態にする。
〔II〕直流出力が12V系でオルタネータの回転が高速時 上記〔I〕と同様。
〔III〕直流高電圧供給時 第1のスイッチ3をオフ状態,第3のスイッチ24をオ
ン状態にする。
〔IV〕直流出力12V系と直流高電圧との併用時 第1のスイッチ3をオン状態,第3のスイッチ24をオ
ン状態にする。
以上説明した如く,2個のスイッチの操作でもって,上
記〔I〕ないし〔IV〕の電力供給態様を簡単に切り換え
ることが可能であり,しかも上記〔I〕および〔II〕の
電力供給態様におけるスイッチ操作は同一のままで良
い。
〔発明の効果〕
以上説明した如く,本発明によれば,エンジンのアイ
ドリング状態時,すなわちオルタネータの低速回転時に
おいてもバッテリを充電することができ,スイッチの操
作により高電圧負荷への直流高電圧と直流12V系との併
用使用ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るオルタネータ装置の一実施例構
成,第2図は第1のスイッチ3と第2のスイッチ23とが
オンで第3のスイッチ24がオフ状態の各整流回路部内の
動作説明図,第3図はその時の電圧発生状態説明図,第
4図は第1のスイッチ3と第3のスイッチ24とがオンで
第2のスイッチ23がオフ状態の各整流回路部内の動作説
明図,第5図はその時の電圧発生状態説明図,第6図は
本発明に係るオルタネータ装置の一実施例特性曲線,第
7図は本発明に係るオルタネータ装置の他の一実施例,
第8図は従来のオルタネータ装置の構成を示している。 図中,1−1,1−2,1−3は主発電巻線,2は主整流回路部,2
−1ないし2−6はダイオード,3は第1のスイッチ,4は
バッテリ,5は励磁用整流回路部,6は励磁用コイル,7は電
圧制御回路,8,9はトランジスタ,10は定電圧ダイオード,
11,12はダイオード,13はパイロット・ランプ,14はコン
デサ,15ないし18は抵抗,19はキー・スイッチ,21−1,21
−2,21−3は補助巻線,22は補助整流回路部,22−1ない
し22−6はダイオード,23は第2のスイッチ,24は第3の
スイッチ,25は直流高電圧検出回路,26,27はダイオード,
28,29はコンデンサ,30は高電圧負荷,31ないし32は抵抗
を表している。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】初期励磁にはバッテリの電源で励磁コイル
    に励磁電流を流し、電圧立上がり後には主発電巻線に発
    生した起電力を電源とすると共に、 その出力電圧を検出し、励磁コイルに流す励磁電流を調
    整することによって出力電圧を定電圧化する電圧制御回
    路を備え、 接地された主整流回路を介して直流定電圧を出力するよ
    う構成すると共に第1のスイッチを介して上記バッテリ
    を充電させるオルタネータ装置において、 上記主発電巻線に対し直列接続された補助巻線と、 該主発電巻線と補助巻線との電機子巻線に誘起された電
    圧を整流する補助整流回路部と、 該補助整流回路部の陰極側を接地させる第2のスイッチ
    と、 該補助整流回路部で得られた直流電圧を高電圧負荷へ供
    給する第3のスイッチと、 上記高電圧負荷への供給電圧を検出し、その検出された
    電圧を上記電圧制御回路へ入力させ、該補助整流回路部
    から得られる直流高電圧を安定化させる直流高電圧検出
    回路とを設け、 第1のスイッチと第2のスイッチとをオンしかつ第3の
    スイッチをオフするモードと、 第1のスイッチをオンしかつ第2のスイッチと第3のス
    イッチとをオフするモードと、 第2のスイッチと第3のスイッチとをオンしかつ第1の
    スイッチをオフするモードと、 第1のスイッチと第3のスイッチとをオンしかつ第2の
    スイッチをオフするモードと を選択的に設定可能にした ことを特徴とするオルタネータ装置。
  2. 【請求項2】初期励磁にはバッテリの電源で励磁コイル
    に励磁電流を流し、電圧立上がり後には主発電巻線に発
    生した起電力を電源とすると共に、 その出力電圧を検出し、励磁コイルに流す励磁電流を調
    整することによって出力電圧を定電圧化する電圧制御回
    路を備え、 接地された主整流回路を介して直流定電圧を出力するよ
    う構成すると共に第1のスイッチを介して上記バッテリ
    を充電させるオルタネータ装置において、 上記主発電巻線に対し直列接続された補助巻線と、 該主発電巻線と補助巻線との電機子巻線に誘起された電
    圧を整流する補助整流回路部と、 該補助整流回路部で得られた直流電圧を高電圧負荷へ供
    給する第3のスイッチと、 該第3のスイッチの出力側の電圧を上記電圧制御回路へ
    入力させ、該補助整流回路部から得られる直流高電圧を
    安定化させる直流高電圧検出回路とを設けると共に、 上記高電圧負荷に対する電圧供給路は、接地されること
    なく、上記補助整流回路部の正極と負極との間に高電圧
    負荷を上記第3のスイッチを介して接続するよう構成さ
    れてなり、 第1のスイッチをオンしかつ第3のスイッチをオフする
    モードと、 第3のスイッチをオンしかつ第1のスイッチをオフする
    モードと、 第1のスイッチと第3のスイッチとをオンするモードと を選択的に設定可能にした ことを特徴とするオルタネータ装置。
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