JP3506169B2 - 内燃機関用電源装置 - Google Patents

内燃機関用電源装置

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JP3506169B2 JP12231897A JP12231897A JP3506169B2 JP 3506169 B2 JP3506169 B2 JP 3506169B2 JP 12231897 A JP12231897 A JP 12231897A JP 12231897 A JP12231897 A JP 12231897A JP 3506169 B2 JP3506169 B2 JP 3506169B2
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関により駆
動される磁石発電機を電源として、内燃機関に燃料を供
給する燃料噴射装置と該燃料噴射装置以外の一般負荷と
に直流電源電圧を供給する内燃機関用電源装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、機関への燃料供給量を正確に
制御するために、機関に燃料を供給する手段として燃料
噴射装置を用いることが多い。燃料噴射装置は、所定レ
ベル以上の駆動電流が与えられている間弁を開くインジ
ェクタ(燃料噴射弁)と、該インジェクタに燃料を供給
する燃料ポンプと、マイクロコンピュータなどを用いて
各種の制御条件に対して演算した燃料噴射時間に相応し
た時間幅を有する噴射指令信号を出力する燃料噴射制御
装置と、噴射指令信号に応答してインジェクタに駆動電
流を与えるインジェクタ駆動回路とにより構成され、こ
の燃料噴射装置を動作させるためには、インジェクタ、
燃料ポンプ及び噴射指令信号発生回路を駆動するために
所定の直流電源電圧を必要とする。
【0003】内燃機関を駆動源として用いる車両等にバ
ッテリが搭載されている場合には、該バッテリを用いて
上記燃料噴射装置に電源電圧を与えることができるが、
バッテリに頼ると、該バッテリが過放電状態になったと
き(バッテリ上りの状態が生じたとき)に、燃料噴射装
置を動作させることができなくなって、機関の運転が不
能になるという問題が生じる。特に雪上車や船外機のよ
うに、人里離れた山間部や洋上等で使用される乗物で
は、走行の途中で機関の運転ができなくなる事態が生じ
ると、人命が危険にさらされることになるため、電源の
喪失により機関の運転が不能になる事態が生じることを
極力避ける必要がある。そのため、この種の乗物では、
燃料噴射装置を駆動するための電源電圧を、機関に取り
付けた磁石発電機から得るようにしている。また雪上車
や、船外機等の乗物においては、ランプやバッテリ充電
回路等の、燃料噴射装置以外の一般負荷へも、磁石発電
機から電力の供給を行なう必要がある。
【0004】図7は、内燃機関により駆動される磁石発
電機を電源として、内燃機関に燃料を供給する燃料噴射
装置と、該燃料噴射装置以外の一般負荷とに直流電源電
圧を供給するようにした従来の内燃機関用電源装置の構
成の一例を示したものである。同図において、1は固定
子側に発電コイル102及び103が設けられた磁石発
電機、2は発電コイル102の交流出力電圧を直流電圧
に変換する電圧調整機能付きの第1の整流回路、3は第
1の整流回路2の出力電圧により駆動される一般負荷
で、該一般負荷としては、例えばバッテリ301や該バ
ッテリから負荷スイッチ302を介して電流が供給され
るランプや小形モータ等のその他の負荷303が含まれ
る。5は発電コイル103の交流出力電圧を直流電圧に
変換する電圧調整機能付きの第2の整流回路、6は第2
の整流回路5から電源電圧が与えられる燃料噴射装置で
ある。
【0005】電圧調整機能付きの第1の整流回路2は例
えば、整流器D1 ,D2 とサイリスタS1 ,S2 とをブ
リッジ接続して構成した混合ブリッジ整流回路と、該整
流回路の出力電圧を検出してサイリスタS1 及びS2 の
導通角を制御する図示しない制御回路とからなってい
る。また電圧調整機能付きの第2の整流回路5は、整流
器D3 ,D4 とサイリスタS3 ,S4 とをブリッジ接続
して構成した混合ブリッジ整流回路と、該整流回路の出
力電圧を検出してサイリスタS3 及びS4 の導通角を制
御する図示しない制御回路とからなっている。これらの
整流回路2及び5はそれぞれ発電コイル102及び10
3の交流出力を整流して設定値以下に調整された直流電
圧を出力する。第2の整流回路5の出力電圧は、燃料噴
射装置6の電源端子6a,6b間に印加されている。
【0006】燃料噴射装置6は、励磁コイル601aを
備えた電磁石と該電磁石により駆動されるバルブとを備
えていて、励磁コイル601aに所定レベル以上の駆動
電流が与えられている間バルブを開くインジェクタ(燃
料噴射弁)601と、該インジェクタ601に燃料を供
給する燃料ポンプ602と、スロットルバルブ開度、気
圧、機関の温度などの各種の制御条件に対して燃料の噴
射時間を演算して、該燃料噴射時間に相応した時間幅を
有する噴射指令信号Vj を出力する燃料噴射制御装置6
03と、噴射指令信号Vj に応答して励磁コイル601
aに駆動電流を供給するインジェクタ駆動回路604と
を備えている。インジェクタ駆動回路604はオンオフ
制御が可能なスイッチ回路からなっていて、噴射指令信
号が発生している間オン状態になって励磁コイル601
aに駆動電流を流す。
【0007】図7に示した電源装置において、燃料噴射
装置6に与えられる電源電圧が低下すると、インジェク
タ駆動回路604を通して励磁コイル601aに印加さ
れる電圧が低下し、これによりインジェクタのバルブが
開く時間が噴射指令信号Vjにより与えられる噴射時間
よりも大幅に短くなって、燃料の噴射量が不足する事態
が生じる。
【0008】そのため、従来の内燃機関用電源装置で
は、燃料噴射装置6を駆動するための発電コイル103
を、一般負荷に電力を供給する発電コイル102とは電
気的に独立させて設けて、機関の始動時などの低い回転
速度領域においても発電コイル103から十分に高い電
圧が燃料噴射装置6に与えられるようにしている。
【0009】図8は、従来の内燃機関用電源装置に用い
られていた磁石発電機1の固定子の一例を示しもので、
この例では、8極の突極形固定子鉄心の突極部のうち、
4個の突極部にそれぞれ巻回されたコイル102a〜1
02dを直列接続して一般負荷用の発電コイル102を
構成し、他の3個の突極部にそれぞれ巻回されたコイル
103a〜103cを直列接続して燃料噴射装置駆動用
の発電コイル103を構成している。発電コイル103
の巻数は発電コイル102の巻数よりは多く設定されて
いる。なお、図8の例では、更に他の1個の突極部に内
燃機関用点火装置を駆動するための発電コイル104が
巻回されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来の内
燃機関用電源装置では、一般負荷用の発電コイル102
と燃料噴射装置駆動用の発電コイル103とを電気的に
独立させて設けていたため、磁石発電機が大形になると
いう問題があった。
【0011】本発明の目的は、磁石発電機内に設けた一
つの発電コイルにより、内燃機関に燃料を供給する燃料
噴射装置と該燃料噴射装置以外の一般負荷との両負荷に
直流電源電圧を供給できるようにして、磁石発電機が大
形化するのを防止した内燃機関用電源装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、内燃機関によ
り駆動される磁石発電機を電源として、内燃機関に燃料
を供給する燃料噴射装置と該燃料噴射装置以外の一般負
荷とに直流電源電圧を供給する内燃機関用電源装置に係
わるものである。
【0013】本発明においては、磁石発電機内に設けら
れた発電コイルの出力電圧を一般負荷を駆動する直流電
圧に変換する電圧調整機能付きの第1の整流回路と、該
発電コイルの出力電圧が入力された昇圧トランスと、該
昇圧トランスの出力電圧を直流電圧に変換して燃料噴射
装置(燃料噴射装置)の電源端子間に印加する電圧調整
機能付きの第2の整流回路とを設けた。
【0014】上記のように構成すると、燃料噴射装置と
一般負荷とを一つの発電コイルの出力により駆動できる
ので、発電コイルの出力を常に効果的に両負荷に供給す
ることができる。
【0015】また、燃料噴射装置を駆動する直流電圧
は、発電コイルの出力電圧を昇圧トランスで昇圧した
後、第2の整流回路により直流電圧に変換することによ
り得られるので、内燃機関の回転数が低くて発電コイル
の出力電圧が低い状態にあるときにも、燃料噴射装置を
動作させるために必要な最低レベル(以下動作可能レベ
ルという。)以上の直流電源電圧を得ることができる。
【0016】本発明においてはまた、上記の構成に加え
て、発電コイルと昇圧トランスとの間に設けられて、オ
ン状態にあるときに該発電コイルの出力を昇圧トランス
に入力する第1のスイッチと、オン状態にある時に第1
の整流回路の出力電圧を燃料噴射装置の電源端子間に印
加するように設けられていて、第1のスイッチがオフ状
態になっているときにオン状態となり、第1のスイッチ
がオン状態になった時にオフ状態になるように第1のス
イッチと連動する第2のスイッチとを設けることができ
る。
【0017】このように第1及び第2のスイッチを設け
ると、内燃機関の回転数が設定値以下のときには、第1
のスイッチをオン状態にして第2のスイッチをオフ状態
にすることにより、発電コイルの出力電圧を昇圧トラン
スで昇圧して得た高い電圧を第2の整流回路で直流電圧
に変換して燃料噴射装置に与えることができるので、内
燃機関の回転数が低いときであっても燃料噴射装置の動
作可能レベル以上の直流電圧を得ることができる。
【0018】また、内燃機関の回転数が設定値を超えて
第1の整流回路の出力電圧の大きさが燃料噴射装置を動
作させ得るレベルに達している時には、第1のスイッチ
をオフ状態にし、第2のスイッチをオン状態にすること
により、第1の整流回路の出力電圧で燃料噴射装置を駆
動することができる。この場合、昇圧トランスから高い
電圧が出力されることがないので、回路素子に過大な電
圧が加わったり昇圧トランスで電力損失が生じたりする
のを防ぐことができる。
【0019】上記第1及び第2のスイッチはオンオフ制
御が可能なスイッチ素子により構成し、内燃機関の回転
数が設定値以下のときに第1のスイッチをオン状態にし
て第2のスイッチをオフ状態にし、内燃機関の回転数が
設定値を超えたときに第1のスイッチをオフ状態にして
第2のスイッチをオン状態にするように第1及び第2の
スイッチを制御するスイッチ制御回路を更に設けるのが
好ましい。
【0020】このように構成すると、内燃機関の回転数
に応じて第1及び第2のスイッチを自動的に切換えるこ
とができる。
【0021】更に、本発明に係わる電源装置は、磁石発
電機内に設けられた発電コイルの出力電圧を一般負荷を
駆動する直流電圧に変換する電圧調整機能付きの第1の
整流回路と、発電コイルの出力電圧が燃料噴射装置駆動
用電源スイッチを介して入力された昇圧トランスと、燃
料噴射装置の電源端子に出力端子が接続された電圧調整
機能付きの第2の整流回路と、電源スイッチに連動する
ように設けられて、昇圧トランスの出力電圧及び発電コ
イルの出力電圧のいずれか一方を第2の整流回路に入力
する切換スイッチとを備えることにより構成することも
できる。この場合、切換スイッチは、電源スイッチがオ
ン状態にあるときに昇圧トランスの出力電圧を第2の整
流回路に入力し、電源スイッチがオフ状態にあるときに
発電コイルの出力電圧を第2の整流回路に入力するよう
に電源スイッチと連動するようにしておく。
【0022】このように構成すると、内燃機関の回転数
が設定値以下のときには、電源スイッチをオン状態にす
るとともに、切換スイッチを、昇圧トランスの出力電圧
を第2の整流回路に入力する状態にすることにより、昇
圧トランスにより昇圧された発電コイルの出力電圧を第
2の整流器で直流電圧に変換して燃料噴射装置の電源端
子に与えることができるので、内燃機関の回転数が低い
ときにも燃料噴射装置に動作可能レベル以上の電源電圧
を与えることができる。また、内燃機関の回転数が設定
値を超えたときには、電源スイッチをオフ状態にすると
ともに、発電コイルの出力電圧を第2の整流回路に入力
するように切換スイッチを切り換えることにより、発電
コイルの出力電圧を昇圧トランスを経由することなく直
接第2の整流回路に与えて、燃料噴射装置に動作可能レ
ベル以上の直流電圧を与えることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明においては、内燃機関によ
り駆動される磁石発電機内に設けられた一つの発電コイ
ルを用いて、内燃機関に燃料を供給する燃料噴射装置と
該燃料噴射装置以外の一般負荷とに直流電源電圧を供給
する。一般負荷には、発電コイルの出力電圧を直接整流
回路で変換して得た直流電圧を供給する。また燃料噴射
装置には、発電コイルの出力電圧を昇圧トランスで昇圧
した後、整流回路で直流電圧に変換した電圧を供給する
ことにより、内燃機関の回転数が低い状態にあるときで
も燃料噴射装置を動作させるために必要なレベルの直流
電源電圧を得ることができるようにする。
【0024】図1は本発明に係わる内燃機関用電源装置
の構成例を示したもので、同図において、1は固定子側
に発電コイル101を備えて、図示しない内燃機関で駆
動される磁石発電機である。この磁石発電機の固定子側
の構成は、例えば図2に示した通りである。図2に示し
た例では、8極の突極形固定子鉄心の突極部のうち、7
個の突極部にそれぞれ巻回されたコイル101a〜10
1gが直列に接続されて発電コイル101が構成されて
いる。また他の1個の突極部に、点火電源用の発電コイ
ル104が巻回されている。
【0025】なお本発明で用いる磁石発電機の極数及び
固定子の構造は任意であり、図2に示したものに限定さ
れるものではない。
【0026】図1において、2は発電コイル101の交
流出力電圧が入力された電圧調整機能付きの第1の整流
回路、3は第1の整流回路2の出力電圧により駆動され
る一般負荷である。図示の一般負荷3は、バッテリ30
1と、該バッテリから負荷スイッチ302を通して電流
が供給されるランプや小形モータ等のその他の負荷30
3とを含んでいる。
【0027】4は一次コイル4aと二次コイル4bとを
有して、一次コイル4aに発電コイル101の出力電圧
が入力された昇圧トランスで、この昇圧トランスの二次
コイル4bに得られる出力電圧は、電圧調整機能付きの
第2の整流回路5に入力されている。
【0028】6は図7に示したものと同様の燃料噴射装
置で、この燃料噴射装置の電源端子6a,6b間に第2
の整流回路5から直流電源電圧が印加されている。電源
端子6a,6b間には、整流回路5の出力に含まれるリ
ップルを吸収する平滑用コンデンサ7が並列接続されて
いる。
【0029】第1の電圧調整機能付きの整流回路2は、
図7に示した従来の電源装置で用いられていたものと同
様に、整流器D1 ,D2 とサイリスタS1 ,S2 とをブ
リッジ接続して構成した混合ブリッジ整流回路と、該混
合ブリッジ整流回路の出力電圧を検出して該出力電圧を
設定値(例えば14V)以下に制限するようにサイリス
タS1 ,S2 の導通角を制御する図示しない制御回路と
からなっている。
【0030】また第2の整流回路5は、整流器D3 ,D
4 とサイリスタS3 ,S4 とをブリッジ接続して構成し
た混合ブリッジ整流回路と、該混合ブリッジ整流回路の
出力電圧を検出して、該出力電圧を設定値以下に制限す
るようにサイリスタS3 ,S4 の導通角を制御する図示
しない制御回路とにより構成されている。
【0031】第1の整流回路2の負極性側の出力端子は
バッテリの負極端子とともに接地され、正極性側の出力
端子はバッテリ301の正極端子に接続されている。ま
た第2の整流回路5の正極性側出力端子は燃料噴射装置
6の正極性側電源端子6aに接続され、負極性側出力端
子は燃料噴射装置6の負極性側電源端子6bとともに接
地されている。
【0032】昇圧トランス4の昇圧比は、内燃機関の始
動時における発電コイル101の出力電圧により、第2
の整流回路5から燃料噴射装置6に動作可能レベル(燃
料噴射装置を動作させるために必要な最低レベル)以上
の直流出力電圧が与えられるような値に選定されてい
る。
【0033】図1に示した電源装置において、磁石発電
機1が内燃機関により駆動されて回転すると、発電コイ
ル101の出力端子1a,1b間に交流出力電圧が生
じ、該出力電圧は、第1の整流回路2と昇圧トランス4
の一次コイル4aとに入力される。
【0034】第1の整流回路2に入力された発電コイル
の出力電圧は、該整流回路2により直流電圧に変換され
るとともに電圧調整されて一般負荷3に直流電源電圧V
1 として与えられる。他方、昇圧トランス4に入力され
た発電コイル101の出力電圧は、該昇圧トランスで昇
圧された後、第2の整流回路5により直流電圧に変換さ
れるとともに電圧調整されて、燃料噴射装置6の電源端
子6a,6b間に直流電源電圧V2 として印加される。
【0035】図3は、内燃機関の回転数Nと一般負荷3
に与えられる直流電源電圧V1 及び燃料噴射装置6に与
えられる直流電源電圧V2 との関係の一例を示したもの
である。同図から明らかなように、燃料噴射装置6に
は、内燃機関の始動回転数Nsにおいても燃料噴射装置
を動作させるために必要なレベルVr 以上の直流電源電
圧を与えることができる。
【0036】図4は本発明に係わる内燃機関用電源装置
の他の構成例を示したもので、この例においては、発電
コイル101の一方の出力端子1aが第1のスイッチ8
を介して昇圧トランスの一次コイル4aの一端に接続さ
れていて、発電コイル101の出力電圧が第1のスイッ
チ8を通して昇圧トランス4に入力されるようになって
いる。また、第1の整流回路2の正極性側出力端子が第
2のスイッチ9を介して燃料噴射装置6の正極性側(非
接地側)電源端子6aに接続されている。第1のスイッ
チ8と第2のスイッチ9とは互いに連動して動作するよ
うに設けられていて、第1のスイッチ8がオフ状態のと
きに第2のスイッチ9がオン状態になり、第1のスイッ
チ8がオン状態のときに第2のスイッチ9がオフ状態に
なるようになっている。
【0037】図4に示した電源装置において、その他の
部分の構成は、図1に示した例と同様である。
【0038】図4に示した内燃機関用電源装置において
は、内燃機関を始動させる際に第1のスイッチ8をオン
状態にし、第2のスイッチ9をオフ状態にしておく。こ
の状態では、発電コイル101の出力電圧が昇圧トラン
ス4で昇圧された後、第2の整流回路5で直流電圧に変
換されて燃料噴射装置6の電源端子間に印加されるの
で、燃料噴射装置6には、内燃機関の始動時の回転数N
s においても、動作可能レベルVr 以上の直流電圧が与
えられる(図3参照)。
【0039】内燃機関を始動した後、その回転数が上昇
して、第1の整流回路2から出力される一般負荷駆動用
の直流電源電圧V1 が燃料噴射装置6の動作可能レベル
Vr以上になっている状態(例えば図3の回転数Nn に
おける状態)では、第1のスイッチ8をオフ状態にし、
第2のスイッチ9をオン状態にすることにより、昇圧ト
ランス4及び第2の整流回路5を動作させることなく、
第1の整流回路2の出力電圧V1 で燃料噴射装置6に直
流電源電圧を与えるようにすることができる。このよう
にすると、第1の整流回路2の出力電圧が燃料噴射装置
の動作可能レベルVr 以上になっているときに昇圧トラ
ンス4で電力損失が生じないようにすることができるの
で、発電コイル101の出力を有効に利用することがで
きる。
【0040】図5は本発明に係わる電源装置の更に他の
構成例を示したものである。この例では、図4に示した
例における第1のスイッチ8及び第2のスイッチ9をそ
れぞれオンオフ制御が可能な半導体スイッチ素子により
構成し、かつ内燃機関の回転数が設定値以下のときに第
1のスイッチ8をオン状態にして第2のスイッチ9をオ
フ状態にし、内燃機関の回転数が設定値を超えたときに
第1のスイッチ8をオフ状態にして第2のスイッチ9を
オン状態にするように、第1及び第2のスイッチを制御
する制御回路10を更に設けたものである。
【0041】図5において、発電コイル101の一方の
出力端子1aはトライアック(双方向サイリスタ)TS
の第1の電極T1 に接続され、該トライアックの第2の
電極T2 は昇圧トランス4の一次コイル4aの一端に接
続されている。また、トランジスタTR1 のエミッタが
第1の整流回路2の正極側出力端子に接続され、該トラ
ンジスタTR1 のコレクタが燃料噴射装置6の正極側電
源端子6aに接続されている。この例では、トライアッ
クTSにより第1のスイッチ8が構成され、トランジス
タTR1 により第2のスイッチ9が構成されている。
【0042】トライアックTSの第1の電極T1 には抵
抗R1 の一端とダイオードD5 のアノードとが接続さ
れ、抵抗R1 の他端はダイオードD6 を通してトライア
ックTSのゲートGに接続されている。ダイオードD5
のカソードは、抵抗R2 とフォトカプラPC1 のフォト
トランジスタとを介して発電コイル101の他方の出力
端子1bに接続されている。トライアックTSの第2の
電極T2 とゲートGとの間には、アノードをトライアッ
クの第2の電極T2 側に向けたダイオードD7 及びD8
の直列回路が接続され、ダイオードD7 とD8 との接続
点と発電コイル101の他方の出力端子1bとの間に
は、抵抗R3 とコンデンサC1 の直列回路が接続されて
いる。トランジスタTR1 のベースは、フォトカプラP
C2 のフォトトランジスタを介して接地されている。内
燃機関の回転数を検出してフォトカプラPC1 及びPC
2 の導通を制御するため、回転数検出回路10aが設け
られている。回転数検出回路10aは、内燃機関の回転
数が設定値Nn を超えたときにフォトカプラPC1 及び
PC2 のそれぞれの発光ダイオードに順方向電流を与え
てフォトカプラPC1 及びPC2 のそれぞれのフォトト
ランジスタを導通状態にするように構成されている。
【0043】回転数検出回路10aは例えば、機関の回
転数に比例した周波数の信号を出力する信号発電機と、
該信号発電機の出力周波数を電圧信号に変換する周波数
/電圧変換器と、該周波数/電圧変換器から得られる電
圧信号が設定値に達したときに導通してフォトカプラP
C1 ,PC2 の発光ダイオードを駆動するための直流電
流を出力するスイッチ回路とにより構成することができ
る。
【0044】回転数の設定値Nn は、発電コイル101
の出力電圧を第1の整流回路2で変換することにより得
られる直流電源電圧V1 の大きさが、燃料噴射装置6の
動作可能レベルに等しくなるときの回転数に選定され
る。
【0045】図5に示した例では、フォトカプラPC1
及びPC2 、ダイオードD5 ないしD8 、抵抗R1 ない
しR3 、コンデンサC1 及び回転数検出回路10aによ
り、第1のスイッチ8及び第2のスイッチ9を制御する
スイッチ制御回路10が構成されている。
【0046】図5に示した電源装置のその他の構成は、
図1に示した電源装置のそれと同様である。
【0047】図5に示した電源装置において、内燃機関
が回転して発電コイル101に交流電圧が発生すると、
第1の整流回路2から一般負荷3に直流電源電圧V1 が
供給される。内燃機関の回転数が設定値以下のときに
は、フォトカプラPC1 及びPC2 のフォトトランジス
タが遮断状態になっているため、トランジスタTR1
(第2のスイッチ)はオフ状態になっている。また、発
電コイル101に図示の実線矢印方向の半波の電圧が発
生したときに、発電コイル101→抵抗R1 →ダイオー
ドD6 →トライアックTSのゲートG→第2の電極T2
→昇圧トランスの一次コイル4a→発電コイル101の
経路でトライアックTSにゲート電流が流れて該トライ
アックが導通する。これにより発電コイル101の実線
矢印方向の半波の電圧によりトライアックTSを通して
昇圧トランスの一次コイル4aに図示の矢印方向の電流
I1 が流れるとともに、ダイオードD7 及び抵抗R3 を
通してコンデンサC1 が図示の極性に充電される。発電
コイル101の出力電圧が反転して図示の破線矢印方向
の半波になると、コンデンサC1 の電荷がコンデンサC
1 →抵抗R3 →ダイオードD8 →トライアックTSのゲ
ートG→第1の電極T1→発電コイル101→コンデン
サC1 の経路で放電してトライアックTSにゲート電流
が流れるので該トライアックが導通する。これにより昇
圧トランスの一次コイル4aに図示の破線矢印方向の電
流I1 が流れる。従って、機関の回転数が設定値以下の
ときには、トライアックTS(第1のスイッチ)が双方
向に導通状態になって、発電コイル101の交流出力電
圧が昇圧トランス4に入力され、第2の整流回路5から
燃料噴射装置6の動作可能レベル以上の直流電源電圧V
2 が出力される。
【0048】内燃機関の回転数が設定値を超えると、回
転数検出回路10aからフォトカプラPC1 及びPC2
のそれぞれの発光ダイオードに順方向電流が与えられて
フォトカプラPC1 及びPC2 のフォトトランジスタが
導通状態になる。フォトカプラPC2 のフォトトランジ
スタが導通するとトランジスタTR1 にベース電流が流
れて該トランジスタ(第2のスイッチ)がオン状態にな
り、第1の整流回路2の出力電圧V1 が燃料噴射装置6
の電源端子間に直流電源電圧として印加される。またフ
ォトカプラPC1 のフォトトランジスタが導通すると、
発電コイル101の図示の実線矢印方向の電圧によって
トライアックTSに与えられるゲート電流が、ダイオー
ドD5 →抵抗R2 →フォトカプラPC1 の経路でトライ
アックTSから側路されるので、トライアックTSの第
1の電極T1 から第2の電極T2に向う方向が非導通と
なり、コンデンサC1 が図示の極性に充電されることが
なくなる。この状態では、発電コイル101の出力電圧
が反転して図示の破線矢印方向の半波が生じたときに、
トライアックTSにコンデンサC1 の電荷の放電による
ゲート電流が与えられなくなるため、トライアックTS
は第2電極T2 から第1電極T1 に向う方向も非導通と
なる。従ってトライアックTS(第1のスイッチ)は双
方向に非導通状態となり、発電コイル101の出力電圧
が昇圧トランス4に入力されるのが阻止される。
【0049】上記のように、図5に示した例では、内燃
機関の回転数を検出してスイッチ制御回路10により第
1のスイッチ8及び第2のスイッチ9のオンオフ制御を
自動的に行わせて、回転数が設定値以下のときには、発
電コイル101の出力電圧を昇圧トランス4を通して第
2の整流回路5に与え、該第2の整流回路5から燃料噴
射装置6の電源端子間に動作可能レベル以上の電圧を印
加する。また、回転数が設定値を超えたときには、発電
コイル101の出力電圧を第1の整流回路2で直流電圧
に変換して、一般負荷3と燃料噴射装置6との双方に直
流電源電圧として与える。
【0050】なお、第1のスイッチ8及び第2のスイッ
チ9は、オンオフ制御が可能なスイッチ素子からなるも
のであればよく、図5に示した例に限定されるものでは
ない。またスイッチ制御回路10は、内燃機関の回転数
が設定値以下のときに第1のスイッチ8をオン状態にし
て第2のスイッチ9をオフ状態にし、内燃機関の回転数
が設定値を超えたときに第1のスイッチ8をオフ状態に
して第2のスイッチ9をオン状態にするように、第1及
び第2のスイッチを制御する回路であればよく、図5に
示した例に限定されるものではない。
【0051】図6は本発明に係わる電源装置の更に他の
構成例を示したものである。この例では、一般負荷を駆
動する直流電圧と燃料噴射装置を駆動する直流電圧とが
互いに異なる値に調整されている。また、燃料噴射装置
を駆動する直流電圧は、内燃機関の回転数が低いとき
に、発電コイルの出力電圧を昇圧トランスで昇圧した
後、第2の整流回路で直流電圧に変換し、内燃機関の回
転数が高いときには発電コイルの出力電圧を昇圧トラン
スを介さないで直接第2の整流回路で直流電圧に変換す
る。
【0052】図6に示した電源装置において、発電コイ
ル101は、その両端の出力端子1a及び1bと中間出
力端子(タップ)1cとを有し、出力端子1c,1b間
の出力電圧が電圧調整機能付きの第1の整流回路2に入
力されている。また発電コイル101の出力端子1a,
1b間の出力電圧は、燃料噴射装置駆動用電源スイッチ
11を介して昇圧トランス4に入力されている。
【0053】更にこの例では、燃料噴射装置駆動用電源
スイッチ11と連動する切換スイッチ12が設けられて
いて、該切換スイッチ12は昇圧トランス4の出力電圧
及び発電コイル101の出力端子1a,1b間の出力電
圧のいずれか一方を電圧調整機能付きの第2の整流回路
5に入力するように接続されている。
【0054】そして切換スイッチ12は、電源スイッチ
11がオン状態にあるときに昇圧トランス4の出力電圧
を第2の整流回路5に入力し、電源スイッチ11がオフ
状態にあるときに発電コイル101の出力端子1a,1
b間の出力電圧を第2の整流回路5に入力するように電
源スイッチ11と連動して切換えられる。第2の整流回
路5の出力電圧の調整値は、第1の整流回路2の出力電
圧の調整値よりは高い値に設定されていて、燃料噴射装
置6に印加される直流電源電圧V2 は一般負荷3に印加
される直流電源電圧V1 よりも高く設定されている。
【0055】図6に示した電源装置において、内燃機関
の回転数が低い状態にあるときには、電源スイッチ11
をオン状態にして、昇圧トランス4の出力電圧を第2の
整流回路5に入力するように切換スイッチ12を切換え
る。この状態では、発電コイル101の出力電圧が昇圧
トランス4により昇圧されて第2の整流回路5に与えら
れるため、回転数が低い状態でも、第2の整流回路5か
ら燃料噴射装置6に動作可能レベル以上の電源電圧を与
えることができる。
【0056】内燃機関の回転数が高くなって、発電コイ
ル101の出力端子1a,1b間の出力電圧を直接第2
の整流回路5に入力しても、燃料噴射装置6に動作可能
レベル以上の電源電圧を与えることができる状態になっ
たときには、電源スイッチ11をオフ状態にして、発電
コイル101の出力端子1a,1b間の出力電圧を第2
の整流回路に入力するように切換スイッチ12を切換え
る。この状態では、昇圧トランス4を介することなく燃
料噴射装置6に動作可能なレベルの直流電源電圧を与え
ることができる。
【0057】図6に示した例では、発電コイル101に
中間出力端子1cを設けたが、第1及び第2の整流回路
2及び5のそれぞれの出力電圧の調整値をほぼ等しい値
に設定する場合には、発電コイル101に中間出力端子
1cを設けないで、第1の整流回路2に発電コイル10
1の出力1a,1b間の出力電圧を入力する。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、磁石発
電機内に設けた一つの発電コイルを用いて、内燃機関に
燃料を供給する燃料噴射装置と該燃料噴射装置以外の一
般負荷とに直流電源電圧を供給するようにしたので、磁
石発電機の出力を効果的に利用して、磁石発電機の大形
化を招くことなく、燃料噴射装置と、該燃料噴射装置以
外の一般負荷とを駆動することができる。
【0059】また、本発明において、内燃機関の回転数
が設定値以下になっているときに、発電コイルの出力電
圧を昇圧トランスと第2の整流回路とを通して燃料噴射
装置の電源端子に供給し、機関の回転数が設定値を超え
たときには、発電コイルの出力電圧を第1の整流回路を
通して一般負荷と燃料噴射装置との双方に供給するか、
または発電コイルの出力電圧を昇圧トランスを介するこ
となく第2の整流回路を通して燃料噴射装置に与えるよ
うにした場合には、内燃機関の回転数が高い時に回路に
過大な電圧が印加されるのを防ぐことができるだけでな
く、昇圧トランスで電力損失が生じるのを防いで、負荷
を効率良く駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる内燃機関用電源装置の構成例を
示した回路図である。
【図2】図1の電源装置で用いられる磁石発電機の固定
子の構成例を示した平面図である。
【図3】図1の電源装置において一般負荷及び燃料噴射
装置をそれぞれ駆動する直流電圧と内燃機関の回転数と
の関係の一例を示した線図である。
【図4】本発明に係わる内燃機関用電源装置の他の構成
例を示した回路図である。
【図5】本発明に係わる内燃機関用電源装置の更に他の
構成例を示した回路図である。
【図6】本発明に係わる内燃機関用電源装置の更に他の
構成例を示した回路図である。
【図7】従来の内燃機関用電源装置の構成例を示した回
路図である。
【図8】図7に示した従来例で用いられていた磁石発電
機の固定子側の構成例を示した平面図である。
【符号の説明】
1 磁石発電機 101 発電コイル 2 第1の整流回路 3 一般負荷 4 昇圧トランス 4a 一次コイル 4b 二次コイル 5 第2の整流回路 6 燃料噴射装置 601 インジェクタ 8 第1のスイッチ 9 第2のスイッチ 10 スイッチ制御回路 11 燃料噴射装置駆動用電源スイッチ 12 切換スイッチ TS トライアック(第1のスイッチ) TR1 トランジスタ(第2のスイッチ) PC1 ,PC2 フォトカプラ D1 〜D4 整流器 S1 〜S4 サイリスタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関により駆動される磁石発電機を
    電源として、内燃機関に燃料を供給する燃料噴射装置と
    該燃料噴射装置以外の一般負荷とに直流電源電圧を供給
    する内燃機関用電源装置において、 前記磁石発電機内に設けられた発電コイルの出力電圧
    を、前記一般負荷を駆動する直流電圧に変換する電圧調
    整機能付きの第1の整流回路と、 前記発電コイルの出力電圧が第1のスイッチを通して入
    力された昇圧トランスと、 前記昇圧トランスの出力電圧を、前記燃料噴射装置を駆
    動する直流電圧に変換して前記燃料噴射装置の電源端子
    間に印加する電圧調整機能付きの第2の整流回路と、 オン状態にある時に前記第1の整流回路の出力電圧を、
    前記燃料噴射装置の電源端子間に印加するように設けら
    れていて、前記第1のスイッチがオフ状態になったとき
    にオン状態になり、前記第1のスイッチがオン状態にな
    ったときにオフ状態になるように前記第1のスイッチと
    連動する第2のスイッチとを具備したことを特徴とする
    内燃機関用電源装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のスイッチはオンオフ
    制御が可能なスイッチ素子からなり、 前記内燃機関の回転数が設定値以下のときに前記第1の
    スイッチをオン状態にして第2のスイッチをオフ状態に
    し、前記内燃機関の回転数が設定値を超えたときに前記
    第1のスイッチをオフ状態にして第2のスイッチをオン
    状態にするように、前記第1及び第2のスイッチを制御
    するスイッチ制御回路が更に設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の内燃機関用電源装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関により駆動される磁石発電機を
    電源として、内燃機関に燃料を供給する燃料噴射装置と
    該燃料噴射装置以外の一般負荷とに直流電源電圧を供給
    する内燃機関用電源装置において、 前記磁石発電機内に設けられた発電コイルの出力電圧
    を、前記一般負荷を駆動する直流電圧に変換する電圧調
    整機能付きの第1の整流回路と、 前記発電コイルの出力電圧が燃料噴射装置駆動用電源ス
    イッチを介して入力さ れた昇圧トランスと、 前記燃料噴射装置の電源端子に出力端子が接続された電
    圧調整機能付きの第2の整流回路と、 前記電源スイッチと連動するように設けられて、前記昇
    圧トランスの出力電圧及び発電コイルの出力電圧のいず
    れか一方を前記第2の整流回路に入力する切換スイッチ
    とを具備し、 前記切換スイッチは、前記電源スイッチがオン状態にあ
    るときに前記昇圧トランスの出力電圧を前記第2の整流
    回路に入力し、前記電源スイッチがオフ状態にあるとき
    に前記発電コイルの出力電圧を前記第2の整流回路に入
    力するように前記電源スイッチと連動することを特徴と
    する内燃機関用電源装置。
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