JPH0412800Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0412800Y2 JPH0412800Y2 JP1981143580U JP14358081U JPH0412800Y2 JP H0412800 Y2 JPH0412800 Y2 JP H0412800Y2 JP 1981143580 U JP1981143580 U JP 1981143580U JP 14358081 U JP14358081 U JP 14358081U JP H0412800 Y2 JPH0412800 Y2 JP H0412800Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- resistor
- diode
- output
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は交流磁石式発電機の電圧調整装置にお
いて、可変速で運転される発電装置に好適な交流
磁石式発電機の電圧調整装置に関する。一般に車
輌用発電装置においては、交流出力をランプ等の
交流負荷に供給し、その半波整流出力をバツテリ
ー等の直流負荷に供給しているが、従来この種装
置の電圧調整装置としては、バツテリーの充電に
供しない交流電圧の半サイクルを検出し、交流電
圧を制御する方式が採られているが、発電機回転
変動及び負荷変動に対して電圧精度が悪く負荷の
寿命を低下させる欠点があつた。
いて、可変速で運転される発電装置に好適な交流
磁石式発電機の電圧調整装置に関する。一般に車
輌用発電装置においては、交流出力をランプ等の
交流負荷に供給し、その半波整流出力をバツテリ
ー等の直流負荷に供給しているが、従来この種装
置の電圧調整装置としては、バツテリーの充電に
供しない交流電圧の半サイクルを検出し、交流電
圧を制御する方式が採られているが、発電機回転
変動及び負荷変動に対して電圧精度が悪く負荷の
寿命を低下させる欠点があつた。
本考案は、上述の欠点を解消し電圧精度の高い
電圧調整装置を提供するものである。以下図面を
用いて本考案を詳細に説明する。第１図は本考案
の一実施例回路図で、第１図において１は発電機
主電機子コイル、２は補助電機子コイルで、１及
び２は直列接続され、その補助電機子コイル２の
出力端はダイオード３を介してバツテリー４に接
続されている。５は主電機子コイル１の出力端に
接続された交流負荷である。６は前記補助電機子
コイル２の出力側にカソードバツテリー４の負極
側にアノードとなるように配したサイリスタ、７
はダイオードで交流出力の充電に供しない半サイ
クル電圧を抵抗８，９，１０，ダイオード１１，
コンデンサ１２，ツエナーダイオード１３よりな
る電圧検出部CONに供給する。１４のツエナー
ダイオードは前記位相制御回路の出力に基準電圧
を与え、抵抗１５，１６，１７，トランジスタ１
８よりなる増幅回路に入力信号を供給する。前記
増幅回路の出力は前記サイリスタ６のゲートに入
力される。
電圧調整装置を提供するものである。以下図面を
用いて本考案を詳細に説明する。第１図は本考案
の一実施例回路図で、第１図において１は発電機
主電機子コイル、２は補助電機子コイルで、１及
び２は直列接続され、その補助電機子コイル２の
出力端はダイオード３を介してバツテリー４に接
続されている。５は主電機子コイル１の出力端に
接続された交流負荷である。６は前記補助電機子
コイル２の出力側にカソードバツテリー４の負極
側にアノードとなるように配したサイリスタ、７
はダイオードで交流出力の充電に供しない半サイ
クル電圧を抵抗８，９，１０，ダイオード１１，
コンデンサ１２，ツエナーダイオード１３よりな
る電圧検出部CONに供給する。１４のツエナー
ダイオードは前記位相制御回路の出力に基準電圧
を与え、抵抗１５，１６，１７，トランジスタ１
８よりなる増幅回路に入力信号を供給する。前記
増幅回路の出力は前記サイリスタ６のゲートに入
力される。
この回路の動作は先ず発電機回転数が低い場合
又は負荷５が大きく出力電圧が設定値以下の場合
には、電圧検出部 CONのコンデンサ１２の電圧も定電圧ダイオ
ード１４の基準値以下となり、トランジスタ１８
はオフしサイリスタ６も点弧しない。発電機回転
数が上昇し出力電圧が設定値に達するとトランジ
スタ１８がオンし、サイリスタ６が点弧しはじめ
発電機の余剰電流を短絡する。
又は負荷５が大きく出力電圧が設定値以下の場合
には、電圧検出部 CONのコンデンサ１２の電圧も定電圧ダイオ
ード１４の基準値以下となり、トランジスタ１８
はオフしサイリスタ６も点弧しない。発電機回転
数が上昇し出力電圧が設定値に達するとトランジ
スタ１８がオンし、サイリスタ６が点弧しはじめ
発電機の余剰電流を短絡する。
ここで本考案の特徴をなす、電圧検出部CON
について第２図に示す各部動作波形図を用いて従
来回路第４図と対比して説明する。
について第２図に示す各部動作波形図を用いて従
来回路第４図と対比して説明する。
第２図ａは負荷５の電圧波形図ｂ図はコンデン
サ１２の電圧波形図で図中点線はこの種の従来装
置特性曲線であり、VZ１４はツエナーダイオー
ド１４の基準電圧を示す。電圧検出部CONの出
力を形成するコンデンサ１２は、充電時（第２図
ｂ−イには抵抗８と９がダイオード１１を介して
並列となり、放電時（第２図ｂ−ロには抵抗９の
みの回路となる。従つてコンデンサ１２は放電時
は大きなインピーダンスとなり、さらにツエナー
ダイオード１３の基準電圧VZ１３となり一定電
圧（第２図ｂ−ハを保つため、発電機回転数の上
昇に伴い、コンデンサ１２で記憶する電圧は第２
図ｂ中点線で示す従来の位相制御回路で記憶する
コンデンサ電圧より高くなり、より速い位相でツ
エナーダイオード１４の基準電圧VZ１４に達し、
サイリスタ６が点弧する。
サ１２の電圧波形図で図中点線はこの種の従来装
置特性曲線であり、VZ１４はツエナーダイオー
ド１４の基準電圧を示す。電圧検出部CONの出
力を形成するコンデンサ１２は、充電時（第２図
ｂ−イには抵抗８と９がダイオード１１を介して
並列となり、放電時（第２図ｂ−ロには抵抗９の
みの回路となる。従つてコンデンサ１２は放電時
は大きなインピーダンスとなり、さらにツエナー
ダイオード１３の基準電圧VZ１３となり一定電
圧（第２図ｂ−ハを保つため、発電機回転数の上
昇に伴い、コンデンサ１２で記憶する電圧は第２
図ｂ中点線で示す従来の位相制御回路で記憶する
コンデンサ電圧より高くなり、より速い位相でツ
エナーダイオード１４の基準電圧VZ１４に達し、
サイリスタ６が点弧する。
第３図は本考案実施例回路と従来回路の負荷電
圧を比較した特性図で曲線イは本案実施例ロは従
来回路の特性を示す。なお、第３図において縦軸
は負荷電圧Vrms、横軸は発電機回転数Nrpmを
示す。第３図から明らかなように本考案回路によ
れば従来の半サイクル検出における発電機の高速
回転域における負荷電圧の上昇ロをほぼ平坦イに
することが可能となり、電圧精度を大幅に高める
ことができた。
圧を比較した特性図で曲線イは本案実施例ロは従
来回路の特性を示す。なお、第３図において縦軸
は負荷電圧Vrms、横軸は発電機回転数Nrpmを
示す。第３図から明らかなように本考案回路によ
れば従来の半サイクル検出における発電機の高速
回転域における負荷電圧の上昇ロをほぼ平坦イに
することが可能となり、電圧精度を大幅に高める
ことができた。
第１図、第２図は本考案の一実施例回路図及び
その各部動作波形図、第３図は本考案実施例回路
及び従来回路の特性を比較する出力特性図であ
る。第４図は従来回路の一例である。図におい
て、１及び２は発電機の主及び補助電機子コイ
ル、３，７，１１はダイオード、４はバツテリ
ー、５は負荷、６はサイリスタ、８，９，１０，
１５，１６，１７は抵抗、１２はコンデンサ、１
３，１４はツエナーダイオード、１８はトランジ
スタ、CONは電圧検出部、AMPは増幅回路であ
る。
その各部動作波形図、第３図は本考案実施例回路
及び従来回路の特性を比較する出力特性図であ
る。第４図は従来回路の一例である。図におい
て、１及び２は発電機の主及び補助電機子コイ
ル、３，７，１１はダイオード、４はバツテリ
ー、５は負荷、６はサイリスタ、８，９，１０，
１５，１６，１７は抵抗、１２はコンデンサ、１
３，１４はツエナーダイオード、１８はトランジ
スタ、CONは電圧検出部、AMPは増幅回路であ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電圧検出部と電圧検出部の出力で発電機の出力
部を短絡するサイリスタとからなる交流磁石式発
電機の電圧調整装置であつて、電圧検出部は発電
機出力電圧を分圧する第１の抵抗８と第２の抵抗
１０と第１のダイオード７の直列回路からなり、 第１の抵抗８はコンデンサ１２と第２のダイオ
ード１１の直列回路が並列に接続され、かつ第３
の抵抗１５と第１のツエナーダイオード１４の直
列回路が並列に接続されたものであり、 コンデンサ１２は第２の抵抗１０の接続部と第
２のダイオード１１の接続部に第４の抵抗９と第
２のツエナーダイオード１３が直列接続された放
電回路に接続されたものであり、 第１及び第２のダイオード７，１１とサイリス
タ６は磁石式交流発電機出力の逆サイクル電圧に
対して順方向であり、 第１及び第２のツエナーダイオード１４，１３
は同逆サイクル電圧に対して逆方向であり、 第１のツエナーダイオード１４のツエナー電圧
出力部が電圧検出出力部である磁石式交流発電機
の電圧調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14358081U JPS5849600U (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 磁石式交流発電機の電圧調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14358081U JPS5849600U (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 磁石式交流発電機の電圧調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5849600U JPS5849600U (ja) | 1983-04-04 |
| JPH0412800Y2 true JPH0412800Y2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=29936560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14358081U Granted JPS5849600U (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 磁石式交流発電機の電圧調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5849600U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2750233B2 (ja) * | 1991-12-12 | 1998-05-13 | 株式会社ミツバ | 交流発電機の出力電圧制御装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537205A (en) * | 1976-07-08 | 1978-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic recording medium |
-
1981
- 1981-09-28 JP JP14358081U patent/JPS5849600U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537205A (en) * | 1976-07-08 | 1978-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic recording medium |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5849600U (ja) | 1983-04-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3537833B2 (ja) | 車両用交流発電機の制御装置 | |
| JPH0530800A (ja) | 車両用交流発電機の制御装置 | |
| US3617857A (en) | Voltage regulator for brushless alternator | |
| JPH0412800Y2 (ja) | ||
| US4642548A (en) | Control apparatus for charging generator | |
| JPS5929888B2 (ja) | 電源回路 | |
| JP3637887B2 (ja) | バッテリ充電制御装置 | |
| JPS6237401Y2 (ja) | ||
| US4028611A (en) | Voltage stabilizing device of a magneto alternating current generator | |
| JP2530222Y2 (ja) | 磁石式交流発電機の電圧調整器 | |
| JP2530219Y2 (ja) | 磁石式交流発電機の電圧調整器 | |
| JPH047676Y2 (ja) | ||
| JP2535138Y2 (ja) | 電源回路 | |
| JP2874366B2 (ja) | 車両用交流発電機の電圧制御装置 | |
| JPH0578254B2 (ja) | ||
| JPH0667131B2 (ja) | 発電機の電圧調整方法 | |
| JPH0646195Y2 (ja) | 磁石式交流発電機の電圧調整器 | |
| JP2578742Y2 (ja) | 磁石式交流発電機の電圧調整器 | |
| SU913534A1 (ru) | Самовозбуждающийся транзисторный инвертор 1 | |
| JPS6213439Y2 (ja) | ||
| JPS635408Y2 (ja) | ||
| JPH0110436Y2 (ja) | ||
| JPH02311200A (ja) | 車両用交流発電機の電圧制御装置 | |
| JPH0318698Y2 (ja) | ||
| JPH0463640B2 (ja) |