JP2578742Y2 - 磁石式交流発電機の電圧調整器 - Google Patents
磁石式交流発電機の電圧調整器Info
- Publication number
- JP2578742Y2 JP2578742Y2 JP1992025030U JP2503092U JP2578742Y2 JP 2578742 Y2 JP2578742 Y2 JP 2578742Y2 JP 1992025030 U JP1992025030 U JP 1992025030U JP 2503092 U JP2503092 U JP 2503092U JP 2578742 Y2 JP2578742 Y2 JP 2578742Y2
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- JP
- Japan
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- voltage
- battery
- rectifier
- load
- control pole
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- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【０００１】
【考案の属する分野の説明】本考案は自動車等に積載さ
れる磁石式交流発電機の電圧調整器に関するものであ
り、特にバッテリ電圧及び交流負荷電圧を高精度に調整
し、かつバッテリが開放された場合にバッテリ直流負荷
の過電圧による破壊を防止する機能をもった装置に関す
るものである。
れる磁石式交流発電機の電圧調整器に関するものであ
り、特にバッテリ電圧及び交流負荷電圧を高精度に調整
し、かつバッテリが開放された場合にバッテリ直流負荷
の過電圧による破壊を防止する機能をもった装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来技術とその問題点】図１はこの種の調整器の従来
回路図で１は整流器、２、３、６、１０は抵抗、４はコン
デンサ、５、１２がツェナ−ダイオ−ド、８、１１、１
３がダイオ−ド、７がトランジスタ、９が第２の制御極
付整流器、１４が第１の制御極 （２）付整流器、ａは発電機、ｂはランプ等の交流負
荷、ｃはバッテリ、ｄは直流負荷、ＣＯＮ１、ＣＯＮ２
は制御回路である。
回路図で１は整流器、２、３、６、１０は抵抗、４はコン
デンサ、５、１２がツェナ−ダイオ−ド、８、１１、１
３がダイオ−ド、７がトランジスタ、９が第２の制御極
付整流器、１４が第１の制御極 （２）付整流器、ａは発電機、ｂはランプ等の交流負
荷、ｃはバッテリ、ｄは直流負荷、ＣＯＮ１、ＣＯＮ２
は制御回路である。
【０００３】この作動はまず発電機ａの出力により交流
負荷ｂの電圧が上昇した場合に、抵抗２、３の両端に印
加される電圧が上昇し、抵抗３の両端がツェナ−ダイオ
−ド５の電圧以上になるとトランジスタ７が導通し、第
２の制御極付整流器９が導通し、交流発電機２の半サイ
クルを短絡し、交流負荷ｂの電圧が過度に上昇するのを
制御する。又、バッテリＣの電圧及び負荷ｄの電圧が上
昇した場合に、ツェナ−ダイオ−ド１２及びダイオ−ド
１３により、第１の制御極付整流器１４の点弧信号がバ
イパスされて、整流器１４をＯＦＦさせて、バッテリＣ及
び負荷ｄの電圧が過度に上昇するのを制御する。
負荷ｂの電圧が上昇した場合に、抵抗２、３の両端に印
加される電圧が上昇し、抵抗３の両端がツェナ−ダイオ
−ド５の電圧以上になるとトランジスタ７が導通し、第
２の制御極付整流器９が導通し、交流発電機２の半サイ
クルを短絡し、交流負荷ｂの電圧が過度に上昇するのを
制御する。又、バッテリＣの電圧及び負荷ｄの電圧が上
昇した場合に、ツェナ−ダイオ−ド１２及びダイオ−ド
１３により、第１の制御極付整流器１４の点弧信号がバ
イパスされて、整流器１４をＯＦＦさせて、バッテリＣ及
び負荷ｄの電圧が過度に上昇するのを制御する。
【０００４】しかしながらこの回路では、バッテリＣが
開放された時は負荷ｄに電流が流れ設定電圧に達する前
に、第１の制御極付整流器１４が点弧してしまい、交流
発電機ａの出力が負荷ｄにかかり過電圧により破壊する
恐れがある。
開放された時は負荷ｄに電流が流れ設定電圧に達する前
に、第１の制御極付整流器１４が点弧してしまい、交流
発電機ａの出力が負荷ｄにかかり過電圧により破壊する
恐れがある。
【０００５】
【考案の目的】本考案は従来の欠点であるバッテリ−開
放時に負荷に印加される過電圧をおさえ、高信頼性の調
整器を提供するものである。
放時に負荷に印加される過電圧をおさえ、高信頼性の調
整器を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための本考案の手段】本考案はバッテ
リ−の充電回路に接続された第１の制御極付整流器と、
発電機の出力端又は中間タップ端に接続された交流負荷
と、前記のバッテリの充電に供しない半サイクルの出力
において、順方向の極性に該発電機の出力端と並列接続
された第２の制御極付整流器と、前記バッテリ電圧及び
直流負荷の電圧を検出して前記第１の制御極付整流器を
制御する回路ＣＯＮ１と、前記交流負荷電圧もしくは前
記発電機出力電圧を検出して前記第２の制御極付整流器
を制御する回路ＣＯＮ２を備えた電圧調整器において、
前記制御回路 （３）ＣＯＮ１は、前記第１の制御極付整流器の制御極
へ印加する点弧信号をオン、 オフ制御するスイッチ
手段を有し、前記スイッチ手段は、前記バッテリ電圧
及び直流負荷電圧検出信号によりオン、オフする機能
と、バッテリ開放時、 交流発電機の出力電圧の立下
り波形時にオンする機能を備えるよう構成した もの
である。
リ−の充電回路に接続された第１の制御極付整流器と、
発電機の出力端又は中間タップ端に接続された交流負荷
と、前記のバッテリの充電に供しない半サイクルの出力
において、順方向の極性に該発電機の出力端と並列接続
された第２の制御極付整流器と、前記バッテリ電圧及び
直流負荷の電圧を検出して前記第１の制御極付整流器を
制御する回路ＣＯＮ１と、前記交流負荷電圧もしくは前
記発電機出力電圧を検出して前記第２の制御極付整流器
を制御する回路ＣＯＮ２を備えた電圧調整器において、
前記制御回路 （３）ＣＯＮ１は、前記第１の制御極付整流器の制御極
へ印加する点弧信号をオン、 オフ制御するスイッチ
手段を有し、前記スイッチ手段は、前記バッテリ電圧
及び直流負荷電圧検出信号によりオン、オフする機能
と、バッテリ開放時、 交流発電機の出力電圧の立下
り波形時にオンする機能を備えるよう構成した もの
である。
【０００７】
【実施例】図２、図３は本考案の実施例を示す回路図及
び動作説明図で、従来図と同一符号は同等部分を示す。
又１５はコンデンサ、１６、１７、１９、２１、２２は
抵抗、１８、２０はトランジスタで以上で制御整流器１
４の点弧信号をオン、オフ制御するスイッチ手段を構成
する。この動作について交流負荷ｂの制御については、
従来回路と同等であり、省略する。バッテリＣ及び負荷
ｄの制御についてはまずバッテリＣにより、抵抗、２
１、２２に電流が流れ、トランジスタ−２０が０Ｎし抵抗
１９によりトランジスタ１８がＯＮする。トランジスタ
１８は常時ＯＮしており、バッテリ−Ｃ及び負荷ｄの電
圧が上昇すると第１の制御極付整流器１４の点弧信号が
ツェナ−ダイオ−ド１２、ダイオ−ド１３にバイパスさ
れて整流器１４がＯＦＦし、電圧が過度に上昇するのを
制御する。
び動作説明図で、従来図と同一符号は同等部分を示す。
又１５はコンデンサ、１６、１７、１９、２１、２２は
抵抗、１８、２０はトランジスタで以上で制御整流器１
４の点弧信号をオン、オフ制御するスイッチ手段を構成
する。この動作について交流負荷ｂの制御については、
従来回路と同等であり、省略する。バッテリＣ及び負荷
ｄの制御についてはまずバッテリＣにより、抵抗、２
１、２２に電流が流れ、トランジスタ−２０が０Ｎし抵抗
１９によりトランジスタ１８がＯＮする。トランジスタ
１８は常時ＯＮしており、バッテリ−Ｃ及び負荷ｄの電
圧が上昇すると第１の制御極付整流器１４の点弧信号が
ツェナ−ダイオ−ド１２、ダイオ−ド１３にバイパスさ
れて整流器１４がＯＦＦし、電圧が過度に上昇するのを
制御する。
【０００８】次にバッテリＣが開放されるとトランジス
タ２０はＯＦＦし、トランジスタ１８のベ−スは抵抗、
１６、１７で分割される電圧になる。（その電圧をＥ1
とする。）また、トランジスタ１８のエミッタはツェナ
−ダイオ−ド１２及びダイオ−ド１３で決まる電圧でク
ランプされる。（その電圧をＥ2とする。）Ｅ1、Ｅ2の
電圧波形を図３に示す。図中ｔなる時間は回路中の抵抗
１０とコンデンサ１５の時定数である。Ｅ1は発電機出
力波形に周期して増減することを考慮して、電圧波形の
立上がり時はｔなる時間の遅れがあるため常にＥ1＞Ｅ2
となる様な設定にすれば （４）、電圧波形の立上がり時ではトランジスタ１８は
ＯＮできない。やがて電圧が下がってきて、Ｅ1＜Ｅ2な
る関係になったときはじめてトランジスタ１８がＯＮ
し、点弧信号が第１の制御極付整流器４に与えられＯＮ
する。その時負荷ｄに印加される電圧は発電機出力電圧
のピ−ク電圧をすぎており、極めて低い電圧におさえら
れる。
タ２０はＯＦＦし、トランジスタ１８のベ−スは抵抗、
１６、１７で分割される電圧になる。（その電圧をＥ1
とする。）また、トランジスタ１８のエミッタはツェナ
−ダイオ−ド１２及びダイオ−ド１３で決まる電圧でク
ランプされる。（その電圧をＥ2とする。）Ｅ1、Ｅ2の
電圧波形を図３に示す。図中ｔなる時間は回路中の抵抗
１０とコンデンサ１５の時定数である。Ｅ1は発電機出
力波形に周期して増減することを考慮して、電圧波形の
立上がり時はｔなる時間の遅れがあるため常にＥ1＞Ｅ2
となる様な設定にすれば （４）、電圧波形の立上がり時ではトランジスタ１８は
ＯＮできない。やがて電圧が下がってきて、Ｅ1＜Ｅ2な
る関係になったときはじめてトランジスタ１８がＯＮ
し、点弧信号が第１の制御極付整流器４に与えられＯＮ
する。その時負荷ｄに印加される電圧は発電機出力電圧
のピ−ク電圧をすぎており、極めて低い電圧におさえら
れる。
【０００９】
【考案の効果】以上の説明から明らかな様に、本考案に
よればバッテリオ−プン時等の異常時にも高信頼の装置
が得られるので、実用上の効果は大きい。
よればバッテリオ−プン時等の異常時にも高信頼の装置
が得られるので、実用上の効果は大きい。
【図１】従来回路図
【図２】本考案の一実施例回路図
【図３】本考案の動作説明用波形図
ａ 発電機 ｂ 交流負荷 ｃ バッテリ ｄ 直流負荷 ＣＯＮ１ 制御回路 ＣＯＮ２′ 制御回路 ９ 第２の制御極付整流器 １４ 第１の制御極付整流器 １５ コンデンサ １８ トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項１】 バッテリ−の充電回路に接続された第１
の制御極付整流器１４と、発電機ａの出力端又は中間タ
ップ端に接続された交流負荷６と、前記バッテリＣの充
電に供しない半サイクルの出力において順方向の極性に
該発電機ａの出力端と並列接続された第２の制御極付整
流器９と、前記バッテリ電圧及び直流負荷ｄの電圧を検
出して前記第１の制御極付整流器１４を制御する回路Ｃ
ＯＮ１と、前記交流負荷ｂの電圧もしくは前記発電機出
力電圧を検出して前記第２の制御極付整流器９を制御す
る回路ＣＯＮ２を備えた磁石式交流発電機の電圧調整器
において、前記制御回路ＣＯＮ１は、前記第１の制御極
付整流器１４の制御極へ印加する点弧信号をオン、オフ
制御するスイッチ手段を有し、前記スイッチ手段は、前
記バッテリ電圧及び直流負荷電圧検出信号によりオン、
オフする機能と、バッテリ開放時、交流発電機の出力電
圧の立下り波形時にオンする機能を備えたことを特徴と
する磁石式交流発電機の電圧調整器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992025030U JP2578742Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 磁石式交流発電機の電圧調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992025030U JP2578742Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 磁石式交流発電機の電圧調整器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0578151U JPH0578151U (ja) | 1993-10-22 |
| JP2578742Y2 true JP2578742Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=12154519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992025030U Expired - Lifetime JP2578742Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 磁石式交流発電機の電圧調整器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578742Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP1992025030U patent/JP2578742Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0578151U (ja) | 1993-10-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |