JPH0318698Y2 - - Google Patents

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JPH0318698Y2
JPH0318698Y2 JP18006385U JP18006385U JPH0318698Y2 JP H0318698 Y2 JPH0318698 Y2 JP H0318698Y2 JP 18006385 U JP18006385 U JP 18006385U JP 18006385 U JP18006385 U JP 18006385U JP H0318698 Y2 JPH0318698 Y2 JP H0318698Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は機関の点火装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来この種の装置として例えば第3図に示すも
のがあつた。図において、1は図示しない機関に
より駆動される磁石発電機の発電コイル、2は機
関の点火時期に点火信号を発生する信号コイルで
例えば磁石発電機に内蔵される。3は発電コイル
1の発電出力を整流するダイオード、4はこのダ
イオード3の整流出力により充電されるコンデン
サ、5は発電コイル1の発電出力のうちコンデン
サ4の充電に寄与しない半サイクルを短絡するダ
イオード、6は点火コイル、7は機関の点火時期
に点火信号を受けてコンデンサ4の充電電荷を点
火コイル6に放電させる半導体スイツチング素子
であるサイリスタ、8は点火コイル6の2次電圧
を受けて火花放電する点火プラグ、9は発電コイ
ル1の両端に接続され、発電出力を側路すること
により機関を停止させるストツプスイツチ、10
は信号コイル2の出力を受け機関の点火を制御し
サイリスタ7のゲートへ出力する点火制御回路、
11は発電コイル1の出力を整流するダイオード
で抵抗12を介してコンデンサ13を充電する。
抵抗12とコンデンサ13の接続点は点火制御回
路10の電源線に接続されており、コンデンサ1
3の充電電荷は点火制御回路10の電源として使
用される。14は発電コイル1の発電出力のうち
コンデンサ4の充電に寄力する半サイクルを所定
の電圧にコンデンサ4の充電電圧が達した時短絡
するサイリスタ、15,16は発電コイル1の発
電出力を分圧するための抵抗、17は抵抗15、
抵抗16の接続点とサイリスタ14のゲート間に
接続された定電圧ダイオードであり、抵孔15、
抵抗16の分圧電圧と定電圧ダイオード17のツ
エナー電圧とを比較し、これが所定の電圧になつ
た時定電圧ダイオード17が導通しサイリスタ1
4のゲートに電圧が印加されてサイリスタ14が
導通し発電コイル1のコンデンサ4の充電に寄与
する半サイクルを短絡するよう構成されている。
次に動作について説明する。発電コイル1の発
電出力はダイオード3によつて整流されコンデン
サ4を充電すると共にダイオード11によつて整
流され抵抗12を介してコンデンサ13を充電す
る。またコンデンサ4の充電に寄与しない半サイ
タルはダイオード5により短絡される。発電コイ
ル1の発電出力のうちコンデンサ4の充電に寄与
する発電出力電圧が増加していくとコンデンサ4
の充電電圧も増加する。この発電コイル1の発電
出力電圧は抵抗15と抵抗16とで分圧され、こ
の分圧された電圧は定電圧ダイオード17のツエ
ナー電圧と比較される。発電コイル1の出力電圧
を抵抗15、抵抗16とで分圧した電圧が定電圧
ダイオード17のツエナー電圧を超えた時、すな
わち発電コイル1の発電出力電圧が所定の電圧を
超えた時、抵抗15、抵抗16の分圧電圧が定電
圧ダイオード17を通してサイリスタ14のゲー
トに印加されるのでサイリスタ14は導通して発
電コイル1のコンデンサ4の充電に寄与する半サ
イクルは短絡される。従つてコンデンサ4の充電
電圧が所定の電圧に抑制され過電圧となることが
防止される。機関の点火時期に信号コイル2に発
生した点火信号は点火制御回路10に入力され
る。上記点火制御回路10はコンデンサ13の充
電電荷を電源として動作し、機関の点火を制御す
る信号を出力する。この点火制御回路10の出力
はサイリスタ7のゲートに接続されているので、
点火制御回路10の出力電圧が出されるとサイリ
スタ7のゲートに電圧が印加されてサイリスタ7
が導通し、コンデンサ4の電荷はサイリスタ7を
通じて点火コイル6の1次コイルに放電される。
そして点火コイル6の2次コイルには2次電圧が
発生し、点火プラグ8で火花放電を起す。
また運転中の機関を停止させるにはストツプス
イツチ9を閉成すればよい。すなわちストツプス
イツチ9を閉成すると、発電コイル1の発電出力
のうちコンデンサ4の充電に寄与する半サイクル
はストツプスイツチ9を通じて短絡されるので、
コンデンサ4には電荷が蓄積されず従つて点火プ
ラグ8には火花放電が起らないので機関は停止す
ることになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のような機関の点火装置ではス
トツプスイツチ9の開放時、すなわち機関の運転
中ストツプスイツチ9の端子間には常時発電コイ
ル1の発電出力(一般に数百V)が直接印加され
ている。従つてストツプスイツチ9は絶縁されて
いるものの、このストツプスイツチ9の端子間に
水や海水等がかかつた場合、ストツプスイツチ9
の端子間の絶縁抵抗が低下するため端子間に印加
する電圧が高いことによつて漏洩電流が大きくな
りその電流によりストツプスイツチ9が不良、例
えば絶縁破壊して機関の停止または再始動が不可
能となる欠陥がある。また、それに至らなかつた
としてもストツプスイツチ9に水や海水がかかり
ぬれた状態で作業者の手が触れると感電する恐れ
があつた。
また他の手法として例えば特公昭59−45836号
公報に示すものがあり、それを第4図に示す。図
中1〜17は第3図と同様であり、また18は発
電コイル1の出力端にアノードが、ストツプスイ
ツチ9の反接地側端子にカソードがそれぞれ接続
された半導体スイツチング素子であるサイリス
タ、19はサイリスタ18のカソード・ゲート間
に接続されたダイオード、20は発電コイル1の
出力端とサイリスタ18のゲート間に接続された
抵抗、21はサイリスタ18のゲートと接地間に
接続された定電圧ダイオードで、この定電圧ダイ
オード21のカソードと抵抗20との接続点には
サイリスタ18のゲートを、また発電コイル1の
他端(接地側)にその他端を接続して、ストツプ
スイツチ10の端子間電圧を常に低い電圧に保持
するようにしたものであり、ストツプスイツチ1
0の破壊や感電は防止できる。
しかし第3図、第4図に示す従来の装置では、
機関の低回転域や高回転域にかけて磁石発電機の
出力が比較的に低く抵抗15,16および定電圧
ダイオード17で構成される電圧検出回路の設定
電圧よりも低い時、ダイオード11により整流さ
れた発電コイル1の出力は抵抗12を介してコン
デンサ13を充電しているので、抵抗12により
さらに発電出力は減少されることを考慮し、また
コンデンサ13の充電電圧を適正にするため、す
なわち点火制御回路10の電源電圧が過電圧とな
らぬようにまた点火制御回路10の動作不良や誤
動作が生じないような最低電圧より高くなるよう
に抵抗12の値を設定してある。ここで機関の中
回転域において、発電コイル1の発電出力電圧が
比較的高くなり、抵抗15,16、定電圧ダイオ
ード17で構成される電圧検出回路の設定電圧を
超える電圧になると、発電コイル1の出力はサイ
リスタ14により短絡されるのでこの間はコンデ
ンサ13の充電はされない。そして発電コイル1
の発電出力がサイリスタ14により短絡される位
相によつては発電コイル1のコンデンサ4の充電
に寄与する半サイクルのほとんどが短絡されるの
でコンデンサ13の充電がされない期間が増加
し、この結果コンデンサ13の充電電圧が低下す
るので、点火制御回路10の電源電圧が低下し、
点火制御回路10が不動となつたり誤動作したり
する欠点があつた。
またサイリスタ14は発電コイル1の発電出力
電圧に耐えられるだけの耐圧の高い素子が必要で
高価になるなどの問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、ストツプスイツチの破壊や感
電を防止するとともに点火制御回路の電源が機関
の低回転から高回転に至るまで最適状態に得ら
れ、かつ機関の点火電圧も過電圧が防止できる安
価な機関の点火装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る機関の点火装置は、発電コイル
の一端に接続された第1の半導体スイツチング素
子と、この第1のスイツチング素子の出力端と発
電コイルとの間に接続されたストツプスイツチ
と、第1のスイツチング素子の制御極への印加電
圧を定電化する第1の定電圧手段と、第1のスイ
ツチング素子の出力端に接続された第2のスイツ
チング素子と、この第2のスイツチング素子の出
力端電圧を定電圧化する第2の定電圧手段と、発
電コイルの発電出力電圧を検出し、この出力によ
り第2のスイツチング素子の制御極の制御を行う
電圧検出回路と、第1のスイツチング素子を介し
て充電されると共に発電コイルの一端より抵抗を
介して充電されるコンデンサとを備え、このコン
デンサの充電電荷を点火制御回路の電源としたも
のである。
〔作用〕
この考案においては第1の半導体スイツチング
素子の制御極を定電圧化したので、この第1の半
導体スイツチング素子に接続されているストツプ
スイツチの両端は常に低い電圧に保持される。ま
たその充電電荷を点火制御回路の電源とするコン
デンサは、2つの充電系路より充電されるため、
発電コイルの発電出力電圧が所定の電圧に達しな
い時は発電コイルの一端より抵抗を介して充電さ
れ、また発電コイルの発電出力電圧が所定の電圧
に達し電圧検出回路からの出力で第2の半導体ス
イツチング素子が導通した時は、発電コイルの出
力が第1および第2の半導体スイツチング素子を
通して短絡されるので抵抗を介しては充電され
ず、第2の半導体スイツチング素子の出力端より
充電することになり、発電コイルの出力が小さく
所定の電圧に達しない時、また所定の電圧に達し
ても過不足なく十分な電源電圧を得ることができ
る。また第2の半導体スイツチング素子は第1の
半導体スイツチング素子の低電圧に保持された出
力端に接続されているため耐圧の低いものを使用
することが可能となる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例による機関の点火
装置の回路図である。図において1〜21は第4
図に示した従来の点火装置と同様であるため対応
する部分に同一符号を付してその説明を省略す
る。22は第1の半導体スイツチング素子である
サイリスタ18の出力端(カソード)に接続され
た第2の半導体スイツチング素子であるサイリス
タで、このサイリスタ22のゲートには抵抗1
5,16および定電圧ダイオード17で構成され
る電圧検出回路の出力が接続されている。またサ
イリスタ22の出力端であるカソードと発電コイ
ル1の他端(接地側)には第2の定電圧手段であ
る定電圧ダイオード23が接続されており、この
第2の低電圧手段は第1の定電圧手段(定電圧ダ
イオード21)より電圧が低く設定されていて、
サイリスタ22が導通した時サイリスタ18のカ
ソード電位がそのゲート電位すなわち第1の定電
圧手段の電圧よりも低くサイリスタ18を導通さ
せる電圧となるよう設定されている。そしてサイ
リスタ22の出力端であるカソードはダイオード
24を介してコンデンサ13に接続されている。
次に動作について説明する。先ずストツプスイ
ツチ9の開放時、発電コイル1の発電出力はダイ
オード3により整流され、コンデンサ4を充電す
ると共に抵抗20と定電圧ダイオード21を通電
させ、またダイオード11により整流されて抵抗
12を介してコンデンサ13を充電する。ここで
抵抗20はサイリスタ18をトリガするのに必要
な電流だけ流せばよいので比較的大きな値でよ
く、従つて抵抗20、定電圧ダイオード21に流
れる電流は小さくてよいから発電コイル1の発生
電圧の低下はほとんどなく、その結果コンデンサ
4の充電電圧の低下はほとんどない。ここで、発
電コイル1の発電出力が電圧検出回路の所定の電
圧に達していない機関の低速あるいは高速回転域
の時、該電圧検出回路の出力は発生せず、従つて
サイリスタ22が導通しないのでサイリスタ18
のカソード電流は流れず、このサイリスタ18の
カソード電位はそのゲート電位と同じであつて導
通せず、このため発電コイル1の発電出力はサイ
リスタ18により短絡されないでダイオード3に
よつて整流されコンデンサ4を充電する。一方ダ
イオード11により整流された整流出力は抵抗1
2により制限されてコンデンサ13を充電するこ
とになるが、発電コイル1の出力が上記所定の電
圧に達していないので上述したように発電出力の
ダイオード11で整流される半波の出力はすべて
抵抗12により制限されてコンデンサ13を充電
する。この時の発電コイル1の発電出力に合わせ
て抵抗12の抵抗値は、コンデンサ13の充電電
圧が点火制御回路10の電源電圧として過電圧に
ならないよう、また低電圧となつて動作不良や誤
動作等を起こさないような値に設定されており、
従つてコンデンサ13の充電電圧は適正値になつ
ている。また、抵抗20と定電圧ダイオード21
との分圧点はサイリスタ18のゲートに接続され
ているので、サイリスタ18の接地に対するゲー
ト電圧(トリガ電圧)は定電圧ダイオード21の
降下電圧となる。さらにサイリスタ18のカソー
ド電圧は、ほぼゲート電圧と同じである。従つて
ストツプスイツチ9の端子間電圧は定電圧ダイオ
ード21の降下電圧となり、この降下電圧は通常
1.5V以上数十V程度が自由に選定できるので低
電圧に設定可能である。そして、定電圧ダイオー
ド21の降下電圧は点火制御回路10の動作不良
や誤動作を生じない最低電圧より高く設定されて
おり、かつ第2の定電圧手段である定電圧ダイオ
ード23の降下電圧よりも高く設定されており、
また定電圧ダイオード23の降下電圧も点火制御
回路10の動作不良や誤動作を生じない最低電圧
より高く設定されている。そしてストツプスイツ
チ9の端子間電圧を抵電圧にする関係から点火制
御回路10の動作不良や誤動作を生じない最低電
圧との差も通常十数V以下という低電圧に設定さ
れている。従つてストツプスイツチ9の端子間電
圧は低電圧であるから仮に水や海水が付着しても
漏洩電流が極めて少なく、ストツプスイツチ9が
絶縁破壊したりまた感電することは皆無となる。
また発電コイル1の発電出力が電圧検出回路の
所定の電圧を超える機関の中速回転域の時、電圧
検出回路から出力が発生する。すなわち発電コイ
ル1のコンデンサ4の充電に寄与する半サイクル
の出力は抵抗15,16によつて分圧され、この
電圧が定電圧ダイオード17のツエナー電圧と比
較されて定電圧ダイオード17のツエナー電圧を
超えると定電圧ダイオード17は導通してサイリ
スタ22のゲートに電圧が印加されサイリスタ2
2は導通する。サイリスタ22が導通するとサイ
リスタ18のカソード電位が下がり、サイリスタ
18のゲート・カソード間にはこれを導通させる
トリガ電圧が印加されるよう定電圧ダイオード2
1と定電圧ダイオード23のツエナー電圧が設定
されているので、サイリスタ18は導通する。す
ると、発電コイル1の発電出力はサイリスタ1
8、サイリスタ22、ダイオード24を通りコン
デンサ13を充電する。そしてコンデンサ13の
電圧は上昇していき、定電圧ダイオード23で定
められる電圧になると今度は低電圧ダイオード2
3を通じて側路される。したがつてコンデンサ4
の充電電圧は上述の電圧検出回路で設定される電
圧に抑制されるので過電圧が防止でき、コンデン
サ4、サイリスタ7および点火コイル6に必要以
上の耐圧が不要で、安価なものが使用可能とな
る。
さらにコンデンサ13は発電コイル1の発電出
力のコンデンサ4の充電に寄与するうちの充電電
圧が上述の電圧検出回路で設定される電圧を超え
た余剰分により充電される。この時はダイオード
11、抵抗12を通じてはコンデンサ13は充電
されず、サイリスタ18、サイリスタ22、ダイ
オード24を通じて充電される。そして、コンデ
ンサ13の充電電圧が定電圧ダイオード23のツ
エナー電圧を超えると余剰分は定電圧ダイオード
23を流れて側路されることになるのでコンデン
サ13は電圧が下がることなくまた過電圧となる
ことなく発電コイル1の出力電圧により充電され
る。このようにコンデンサ13は機関の低回転、
高回転域ではダイオード11、抵抗12により充
電され、機関の中回転域の上述の電圧検出回路で
設定される電圧を超える発電コイル1の発電出力
電圧となつた時、サイリスタ18,22、ダイオ
ード24を通じて充電されることになり、機関の
全回転域で過不足のない点火制御回路10の電源
電圧を得ることができる。
次にストツプスイツチ9を閉成した場合はサイ
リスタ18のゲート・カソード間に定電圧ダイオ
ード21のツエナー電圧が印加されサイリスタ1
8は導通状態となる。その結果発電コイル1の発
電出力はサイリスタ18、ストツプスイツチ9を
通じて短絡され、ストツプスイツチ9の閉成後、
コンデンサ4は充電されなくなり、サイリスタ7
が機関点火時期に導通したとしても点火コイル6
には2次電圧は発生せず、従つて機関は確実に停
止することになる。
また、上記実施例では第2の半導体スイツチン
グ素子にサイリスタ22を設けたものを示した
が、これは第2図に他の実施例として示すように
トランジスタ25であつてもよく上記実施例と同
様の効果を奏する。なお、この他の実施例におい
てトランジスタ25以外の構成は上記実施例と同
様である。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、発電コイルの
一端に接続された第1の半導体スイツチング素子
の制御極を第1の定電圧手段により定電圧化し、
また第1の半導体スイツチング素子の出力端と発
電コイルの他端との間にストツプスイツチと第2
の半導体スイツチング素子を接続して、第2の半
導体スイツチング素子の出力端を第2の定電圧手
段により定電圧化し、かつ第2の半導体スイツチ
ング素子を介して充電されると共に発電コイルの
出力端より抵抗を介して充電されるコンデンサを
設け、このコンデンサの充電電荷を点火制御回路
の電源とし、かつ第2の半導体スイツチング素子
の制御極を発電コイルの出力電圧を検出する電圧
検出回路の出力で制御するよう構成したので、ス
トツプスイツチの端子間電圧を低電化でき、かつ
点火電圧が過電圧となるのが防止されて信頼性が
向上し、また点火制御回路の電源電圧が機関の低
速回転から高速回転まで過不足なく得られ、しか
も第2の半導体スイツチング素子に低耐圧の素子
が使用できるので装置が安価となる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による機関の点火
装置を示す回路図、第2図はこの考案の他の実施
例による機関の点火装置を示す回路図、第3図お
よび第4図はそれぞれ従来の機関の点火装置を示
す回路図である。 1……発電コイル、2……信号コイル、4,1
3……コンデンサ、6……点火コイル、7,1
8,22……サイリスタ、9……ストツプスイツ
チ、10……点火制御回路、12,15,16…
…抵抗、17,21,23……定電圧ダイオー
ド、25……トランジスタ。なお、図中同一符号
は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機関の回転に同期して信号を発生する発電コ
    イル、この発電コイルの出力により点火コイル
    の機関点火電圧を発生する点火回路、前記発電
    コイルの一端に接続され、入力端、出力端およ
    び制御極を有する第1の半導体スイツチング素
    子、この第1の半導体スイツチング素子の出力
    端と前記発電コイルの他端との間に接続された
    ストツプスイツチ、前記第1の半導体スイツチ
    ング素子の制御極と前記発電コイルの他端との
    間に接続され該第1の半導体スイツチング素子
    の制御極に印加される電圧を定電圧化する第1
    の定電圧手段、前記第1の半導体スイツチング
    素子の出力端に接続され、入力端、出力端およ
    び制御極を有する第2の半導体スイツチング素
    子、この第2の半導体スイツチング素子の出力
    端と前記発電コイルの他端との間に接続され、
    該第2の半導体スイツチング素子の出力端に印
    加される電圧を定電圧化する第2の定電圧手
    段、前記第2の半導体スイツチング素子を介し
    て充電されると共に前記発電コイルの一端より
    抵抗を介して充電されるコンデンサ、このコン
    デンサの充電電荷を電源として動作し、機関の
    点火時期に点火信号を発生させる信号コイルの
    出力信号に基づいて前記点火回路の制御を行う
    点火制御回路、前記発電コイルの発電出力を検
    出し、この出力により前記第2の半導体スイツ
    チング素子の制御極を制御する電圧検出回路を
    備えてなる機関の点火装置。 (2) 第1の定電圧手段は点火制御回路の動作不良
    または誤動作を生じない最低電圧より高い電圧
    に設定することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の機関の点火装置。 (3) コンデンサの充電電圧は機関の高回転時に点
    火制御回路の電源耐圧より低く、かつ点火制御
    回路の動作不良または誤動作を生じない最低電
    圧より高く設定されていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項または第2項に記
    載の機関の点火装置。 (4) 第2の定電圧手段により設定される電圧は第
    1の定電圧手段により設定される電圧よりも低
    く設定されていることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
    記載の機関の点火装置。 (5) 第2の半導体スイツチング素子はサイリスタ
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の機関
    の点火装置。 (6) 第2の半導体スイツチング素子はトランジス
    タであることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の機
    関の点火装置。 (7) 第2の半導体スイツチング素子の耐圧は第1
    の半導体スイツチング素子の耐圧より低いこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項な
    いし第6項のいずれかに記載の機関の点火装
    置。
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