JPH0738697Y2 - 内燃機関点火装置 - Google Patents

内燃機関点火装置

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JPH0738697Y2
JPH0738697Y2 JP1988051273U JP5127388U JPH0738697Y2 JP H0738697 Y2 JPH0738697 Y2 JP H0738697Y2 JP 1988051273 U JP1988051273 U JP 1988051273U JP 5127388 U JP5127388 U JP 5127388U JP H0738697 Y2 JPH0738697 Y2 JP H0738697Y2
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JP
Japan
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ignition
capacitor
diode
coil
voltage
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和久 梅津
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は二輪車のスタンドモニタ(セーフティスイッ
チ)を備えた内燃機関点火装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来の内燃機関点火装置を示す回路図である。
図において、1は図示しない機関により駆動される磁石
発電機の発電コイル、2はこの発電コイル1の一端に接
続された第1のコンデンサ、3はダイオード4を介して
第1のコンデンサ2に接続された第2のコンデンサ、5
はその1次コイルがコンデンサ3に接続された点火コイ
ルで、2次コイルは点火プラグ6に接続されている。ま
た、7はコンデンサ3の充電路を形成すると共に点火コ
イル5の1次コイルの逆起電力を側路するためのダイオ
ード、8はコンデンサ2の充電路を形成するダイオード
である。9は機関の回転に同期して点火信号を発生する
信号コイル、10はこの信号コイルの出力信号を入力し点
火時期を演算する点火時期演算回路で、その出力はトラ
ンジスタ11を介してスイッチング素子としてのサイリス
タ12のゲートに接続されている。トランジスタ11はその
コレクタ・ベース間に抵抗13が接続されていると共に、
ベースがトランジスタ14のコレクタに接続されており、
トランジスタ14のベースはツエナダイオード15、抵抗1
6,17を介してコンデンサ3とダイオード4の接続点に接
続され、エミッタはアースされている。また、18はトラ
ンジスタ14のベースとアース間に接続された抵抗、19は
ツエナダイオード15と抵抗16との接続点とアース間に接
続されたコンデンサ、20は抵抗16,17の接続点とセーフ
ティスイッチ(スタンドモニタ)21の一端との間に接続
されたダイオードで、セーフティスイッチ21の他端はア
ースされている。このセーフティスイッチ21は二輪車の
スタンドの動作に連動するもので、スタンド上昇時は接
点が閉成し、下降時は開成するよう構成されている。
22は定電圧回路で、発電コイル1の両端に接続されたサ
イリスタ23と、コンデンサ2の点火コイル5側とアース
間に直列接続された抵抗24,25と、この抵抗24,25の接続
点とサイリスタ23のゲートとの間に接続されたツエナダ
イオード26と、サイリスタ23のゲート・カソード間に接
続された抵抗27とから構成されている。また、28は電源
回路であり、発電コイル1の両端に直列接続されたダイ
オード29,抵抗30,コンデンサ31と、コンデンサ31と並列
に接続さたツエナダイオード32とから構成されている。
更に33はダイオード34を介してコンデンサ2とダイオー
ド4との接続点に接続された常開接点の停止スイッチ
で、この停止スイッチ33を閉成することによりコンデン
サ2の出力を側路して点火動作を不能にするものであ
る。なお、35はサイリスタ12のゲート・カソード間に接
続された抵抗である。
次に動作について説明する。機関が回転し発電コイル1
に電圧が発生すると、その負半波は発電コイル1−ダイ
オード8−コンデンサ2−発電コイル1の径路を通りコ
ンデンサ2を充電する。そして正半波はこのコンデンサ
2の充電分と合計されてダイオード4−コンデンサ3−
ダイオード7−発電コイル1の径路でコンデンサ3を充
電する。すなわちコンデンサ3は発電コイル1発生電圧
の2倍の電圧に充電される。そしてコンデンサ3の充電
電圧が所定値を超え、抵抗24,25の分圧電圧がツエナダ
イオード26のツエナ電圧以上になるとサイリスタ23はそ
のゲートに電圧が印加されて導通し、発電コイル1の正
半波は短絡されてコンデンサ3の充電電圧は所定電圧以
下に制御される。
一方、点火時期演算回路10は信号コイル9の点火信号に
基づいて点火時期演算を行い、所定の点火時期に点火時
期制御信号を送出する。この点火時期制御信号が送出さ
れると、トランジスタ11のベースに電圧が印加されてト
ランジスタ11は導通し、従ってこの信号がサイリスタ12
のゲートに印加されてサイリスタ12は導通し、コンデン
サ3の充電電荷がサイリスタ12を通して点火コイル5の
1次コイルに放電され、その2次コイルには高電圧が発
生して点火プラグ6で火花放電が行われる。また、電源
回路28は発電コイル1の正半波を入力してツエナダイオ
ード32で電圧制御を行い、所定の電源電圧を点火時期演
算回路10に供給する。
停止スイッチ33は機関の点火動作を無効にするもので、
この停止スイッチ33を閉成するとコンデンサ2の出力が
側路されてコンデンサ3の充電は行われず、従って点火
プラグ6での火花放電は生じなくなる。またダイオード
34によりバッテリ等の誤接続による回路の保護が行われ
ている。
セーフティスイッチ21はスタンド下降状態で走行するこ
とによって生じる二輪車の転倒防止等のために設けられ
ており、スタンド下降時はその接点が開成するようにな
っている。すなわち、接点が開成するとセーフティスイ
ッチ21を流れる電流は遮断され、抵抗17を介して印加さ
れている電圧はツエナダイオード15に印加されてこのツ
エナダイオード15を導通させ、トランジスタ14をオンさ
せる。これにより抵抗13を介してトランジスタ11のベー
スに供給されていた点火時期制御信号はトランジスタ14
を介して側路され、トランジスタ11もオフして点火時期
制御信号はサイリスタ12のゲートには印加されない。従
って点火動作は行われず、スタンド下降時は機関の運転
が行われないようになっている。また通常動作時すなわ
ちスタンドが上昇し接点が閉成している場合は、抵抗17
を流れる電流がダイオード20およびセーフティスイッチ
21を介して側路される。従ってツエナダイオード15も導
通せず、トランジスタ14もオフ状態を保持し、点火時期
制御信号はトランジスタ11を介してサイリスタ12のゲー
トに印加され、通常の点火動作が行われる。なお、抵抗
16,コンデンサ19はセーフティスイッチ21のチャタリン
グによる点火回路の誤動作を防止するために設けられて
おり、これら抵抗16,コンデンサ19の値はチャタリング
を感知しない時定数に設定されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の内燃機関点火装置は以上のように構成されてお
り、そのセーフティスイッチ21は接点の酸化防止のため
の通常動作時は1mA以上(ピーク時)の電流を流す必要
があり、上記従来装置ではこの電源としてコンデンサ3
の充電電圧を用いていた。このため本来点火用電源であ
る充電電圧が低下してしまい、低速時の点火特性が悪化
し始動性が悪い等の問題点があった。
この考案は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、低速時でも良好な点火特性が得られる内燃機関点火
装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る内燃機関点火装置は、セーフティスイッ
チの動作用電源を、発電コイルの出力がダイオードを介
して供給され充電が行われる点火用コンデンサの充電電
圧と、ダイオードの発電コイル側電圧とから得るように
したものである。
〔作用〕
この考案においては、ダイオードの発電コイル側からも
セーフティスイッチの動作用電源が供給されるため、点
火用コンデンサの充電電圧からの供給分は減少し、従っ
て点火用コンデンサの充電電圧の低下は抑制される。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例による内燃機関点火装置の
回路図である。図中、1〜35は従来装置と同様であるた
め対応する部分に同一符号を付してその説明を省略す
る。また、36は停止スイッチ33とダイオード34の接続点
と、抵抗17とダイオード20の接続点との間に接続された
抵抗である。すなわち、この実施例では停止スイッチ33
への通電路からもセーフティスイッチ21の動作用電源を
供給するようにしたものである。
このように構成された内燃機関点火装置は、第2図
(c)に示すようなダイオード4の発電コイル側電圧Vb
が抵抗36を介してセーフティスイッチ21の動作用電源と
して供給される。従ってセーフティスイッチ21を流れる
スイッチ電流ISWは第2図(b)に示すようにコンデン
サ3の充電電圧Vcによる電流I1とVbによる供給電流I2
の合計値となる。このため従来に比べてI1の値は少なく
て済み、第2図(a)に示すように従来のVc(破線で示
す)に比べて実施例のVc(実線で示す)はその電圧低下
が少なく、点火特性が向上する。なお、セーフティスイ
ッチ21の開閉による点火装置の動作は従来と同様である
ためここでの説明は省略する。
また上記実施例ではコンデンサを2つ備えた倍電圧回路
を例にとって説明したが、これに限定されるものではな
く、第3図に示す点火装置であっても上記実施例と同様
の効果を奏する。すなわち、第3図の装置は点火用コン
デンサをコンデンサ3のみとし、このコンデンサ3が発
電コイル1の出力電圧で充電されるように構成されたも
のであり、またコンデンサ3の充電電圧を所定値に制御
する定電圧回路を備えていない外は実施例と同様の構成
を有するものである。このような回路構成であっても、
セーフティスイッチ21の動作用電源は発電コイル1の出
力とコンデンサ3の充電出力とから供給されるため、コ
ンデンサ3の充電出力の負担は軽減され、その充電電圧
の低下は抑制される。
また上記各実施例ではセーフティスイッチ21の動作用電
源を停止スイッチ33への通電路から得るようにしたの
で、逆流防止用ダイオードがダイオード34で兼用でき、
抵抗36の追加のみで構成できるため低コストで実現でき
る効果がある。なお、ここで内燃機関点火装置は特に停
止スイッチ33を備えたものでなくても良く、ダイオード
4の発電コイル1側からセーフティスイッチ21の動作用
電源を得るよう構成したものであれば、コンデンサ3の
充電電圧低下を抑制する効果は得られるものである。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、セーフティスイッチの
動作用電源を、点火用コンデンサの充電電圧とダイオー
ドの発電コイル側電圧とから得るようにしたので、セー
フティスイッチの接点の酸化を防止できるとともに点火
用コンデンサの充電電圧低下が抑制され、特に低速時の
点火特性が良好となり、始動性が向上する等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による内燃機関点火装置の
回路図、第2図は同内燃機関点火装置の各部の動作波形
図、第3図は他の実施例による内燃機関点火装置の回路
図、第4図は従来の内燃機関点火装置の回路図である。 1…発電コイル、3…点火用コンデンサ、4…ダイオー
ド、5…点火コイル、11,14…トランジスタ、12…サイ
リスタ、15…ツエナダイオード、21…セーフティスイッ
チ。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発電コイルの出力がダイオードを介して供
    給され充電が行われる点火用コンデンサ、所定の点火時
    期に導通し、前記点火用コンデンサの充電電荷を点火コ
    イルに放電させるスイッチング素子、接点閉成時に前記
    ダイオードの発電コイル側電圧と前記点火用コンデンサ
    の充電電圧とを動作用電源として通電されるとともに、
    接点開成時に点火動作を無効にするセーフティスイッチ
    を備えた内燃機関点火装置。
JP1988051273U 1988-04-14 1988-04-14 内燃機関点火装置 Expired - Lifetime JPH0738697Y2 (ja)

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JPH01158567U JPH01158567U (ja) 1989-11-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60170070U (ja) * 1984-04-20 1985-11-11 三菱電機株式会社 コンデンサ充放電式機関点火装置
JPS62294775A (ja) * 1986-06-12 1987-12-22 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関停止装置
JPS62294765A (ja) * 1986-06-12 1987-12-22 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関点火装置

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