JP2586404Y2 - コーナリング・ランプのレンズ - Google Patents

コーナリング・ランプのレンズ

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JP2586404Y2
JP2586404Y2 JP7055893U JP7055893U JP2586404Y2 JP 2586404 Y2 JP2586404 Y2 JP 2586404Y2 JP 7055893 U JP7055893 U JP 7055893U JP 7055893 U JP7055893 U JP 7055893U JP 2586404 Y2 JP2586404 Y2 JP 2586404Y2
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Hino Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のコーナリング
・ランプのレンズに利用する。本考案は、運転者の視野
内に与えられるコーナリング・ランプからの光による眩
惑を少なくすることができるコーナリング・ランプのレ
ンズに関する。
【0002】
【従来の技術】図5(a)は従来におけるコーナリング
・ランプの要部の構成を示す斜視図、(b)は(a)に
示すA−A断面図、(c)はコーナリング・ランプから
の光がサイドアンダミラーにより反射して運転者の視界
内に到達する経路を示す図である。
【0003】従来のコーナリング・ランプ10は図
(a)および(b)に示すように、バルブ12が取り付
けられたハウジング13と、バルブ12からの光を通過
させ拡大するレンズ11とにより構成され、レンズ11
の内面には縦方向のステップ状の凹凸が形成されてい
る。
【0004】このような従来構造のコーナリング・ラン
プ10は、バルブ12が点灯するとその光の一部がレン
ズ11のX点近傍を通過して、図5(c)に示すサイド
アンダミラー14により反射され運転者20の視野に直
接入光する。この光により、運転者20は眩惑(眩し
さ)を受ける問題がある。
【0005】このような問題を解決するものとして、シ
ェードあるいはバルブの一部に塗装を施してサイドアン
ダミラーへの光量を減らし眩しさを少なくしたものがあ
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】シェードあるいはバル
ブの一部に塗装を施してサイドアンダミラー方向への光
量を少なくしたランプは、別部品としてのシェードの追
加および塗装を行うことによるコスト高をまねき、ま
た、塗装により隠蔽された部分の光が外部に照射され
ず、光量を減らしてしまう問題がある。
【0007】本考案はこのような問題を解決するもの
で、低コストで照射効率を低下させることなく、運転者
に対し眩惑を与えないコーナリング・ランプのレンズを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、透過光の方向
を備える凹凸が形成されたコーナリング・ランプのレン
ズにおいて、コーナリング・ランプの上方に運転者の視
野を拡大するために設けられたミラーの方向に向かう光
線が通過する領域部分に、その光線の方向を横切る方向
のステップ状凹凸が形成されたことを特徴とする。
【0009】
【作用】バルブからサイドアンダミラーに向かう光線の
方向を横切る方向にステップ状の凹凸部が形成された領
域部分を光が通過するときに、その凹凸部により一部の
光の方向が変えられ、眩しさが取り除かれて運転者の視
野に到達する。凹凸部が形成された領域は、ランプから
の光がサイドアンダミラーに向かう経路となる部分に限
定されているので、他の必要とする方向に照射する光量
は変わらない。また、凹凸部により方向を変えられた光
は他の必要とする方向を照射する光量を増加させること
ができる。
【0010】このようにして、運転者に対しては眩惑を
与えることを抑え、必要とする方向への光量を増加させ
ることにより、運転操作上の安全性を向上させることが
できる。
【0011】
【実施例】次に、本考案実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本考案実施例におけるレンズの構成を示す斜
視図、図2は本考案実施例におけるレンズの構成を示す
正面図、図3は本考案実施例におけるレンズの構成を示
す側面図である。図1、図2および図3はいずれも車両
の進行方向に対し車体の右側に取付けられるレンズを示
したもので、左側に取付けられるレンズはこれとは対称
の形状となる。
【0012】本考案実施例は、バルブ12からの光線を
図5(c)に示すサイドアンダミラー14に反射させ運
転者20の視野範囲に到達させるレンズ1に、その光線
が通過する方向を横切る方向に形成されたステップ状凹
凸部2が設けられる。
【0013】図4(a)は本考案実施例におけるレンズ
のサイドアンダミラーへの光線の拡散を説明する斜視
図、(b)は(a)に示すA′−A′断面図である。
【0014】バルブ12から図外のサイドアンダミラー
方向に向かう光線がステップ状凹凸部2を通過するとき
に、図2(b)に示すように、横方向に配列されたステ
ップ状の凹凸により、サイドアンダミラー方向以外の方
向にその一部が分離されて照射される。そのために、サ
イドアンダミラーへの光量はその分減少して運転者の視
野に到達する。これにより運転者が受ける眩惑を減少す
ることができる。一方、サイドアンダミラーの方向から
離脱した光は外部に向かって照射され必要とする光量が
増加される。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、低
コストで運転者に対し眩しさを与えないようにすること
ができ、必要とする方向への照射光量を増加させ、運転
操作上安全性を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例におけるレンズの構成を示す斜視
図。
【図2】本考案実施例におけるレンズの構成を示す正面
図。
【図3】本考案実施例におけるレンズの構成を示す側面
【図4】(a)は本考案実施例におけるレンズのサイド
アンダミラーへの構成の拡散を説明する図、(b)は
(a)に示すA′−A′断面図。
【図5】(a)は従来例におけるコーナリング・ランプ
の要部の構成を示す斜視図、(b)は(a)に示すA−
A断面図、(c)はコーナリング・ランプからの光がサ
イドアンダミラーにより反射して運転者の視野内に到達
する経路を示す図。
【符号の説明】
1、11 レンズ 2 ステップ状凹凸部 10 コーナリング・ランプ 12 バルブ 13 ハウジング 14 サイドアンダミラー 20 運転者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60Q 1/18

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過光の方向を備える凹凸が形成された
    コーナリング・ランプのレンズにおいて、 コーナリング・ランプの上方に運転者の視野を拡大する
    ために設けられたミラーの方向に向かう光線が通過する
    領域部分に、その光線の方向を横切る方向のステップ状
    凹凸が形成されたことを特徴とするコーナリング・ラン
    プのレンズ。
JP7055893U 1993-12-28 1993-12-28 コーナリング・ランプのレンズ Expired - Fee Related JP2586404Y2 (ja)

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