JP2586113Y2 - 輸送用ラック吊り上げ装置 - Google Patents

輸送用ラック吊り上げ装置

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JP2586113Y2
JP2586113Y2 JP1992008544U JP854492U JP2586113Y2 JP 2586113 Y2 JP2586113 Y2 JP 2586113Y2 JP 1992008544 U JP1992008544 U JP 1992008544U JP 854492 U JP854492 U JP 854492U JP 2586113 Y2 JP2586113 Y2 JP 2586113Y2
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鉄雄 藤村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、H形鋼、鋼矢板、フラ
ットバー、鋼管、鋼棒さらには帯状薄鋼板を巻回したコ
イル等の鋼製品を輸送する際に、製品を搭載したラック
を吊り上げて船積みあるいは水揚げ等の運搬をする際に
使用するラック吊り上げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、H形鋼等の鋼製品を船舶によって
海上輸送する場合は、製品を2〜3本単位でクレーン等
によってハンドリングし、船倉にばら積みしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、こうした従来
方法にあっては、1回のハンドリングで対処できる製品
の数が少ないため作業能率が低く、長時間、船を岸壁に
係船する必要があった。又、積み込んだ製品を船倉に保
定するため、作業員が船倉に入ってその保定作業を行う
必要があり、常に危険が伴っていた。
【0004】本考案は、こうした問題に鑑み考案された
もので、H形鋼等の製品を効率良く安全に船舶に船積み
又は水揚げして海上輸送等の輸送をすべく、製品を搭載
したラックを船積みあるいは水揚げ等の輸送をする際に
使用する吊上げ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのための手段として、
底梁部材28の両側端に側梁部材29を立設し、この両
側梁部材29に係合孔32を有する懸垂プレート31を
立設すると共に、積み重ね時に下位のラック体27の懸
垂プレート31が下方から侵入係合する係合空間30を
形成した少なくとも二つのラック体27から成り製品S
を搭載したラック26を、船積みあるいは水揚げする際
に吊り上げる装置であって、複数の吊りビーム2と懸架
ビーム3とから構成した。
【0006】吊りビーム2は、ラック体27の幅とほぼ
等しい長さを有し、両側端部に、ラック体27の両懸垂
プレート31と着脱自在に結合すべく、懸垂プレート3
1が下方から侵入する遊合空間4を有すると共に、懸垂
プレート31の係合孔32に内側から挿通して結合する
吊りピン5を有する保持部6を設けて構成したものであ
る。
【0007】懸架ビーム3は、複数の吊りビーム2間に
架設されて、この複数の吊りビーム2を吊り下げ状に結
合して連結すると共に、吊り上げ用の懸垂部7を有する
ものである。
【0008】懸架ビーム3に対して吊りビーム2は、そ
の吊り下がり結合位置を、懸架ビーム3の長手方向およ
び横方向に移動可能に組付けている。
【0009】保持部6の吊りピン5は、電動シリンダ8
で駆動しても良いし、オペレータの手動で行っても良
い。手動の場合は、懸架ビーム3の長手方向に沿って回
動自在な回動軸9を設けると共に、回動軸9にレバー1
0を固設し、回動軸9の両端部に、吊りビーム2の長手
方向に沿って、片端部が回動軸9に不動に固定された円
板11の周縁部に連結されると共に、他端部が吊りピン
5に連結された移動シャフト12を設けると良い。
【0010】尚、吊りピン5がラック体27の懸垂プレ
ート31の係合孔32に係合したことを外部に示すべ
く、吊りピン5に表示体13を設けると良い。
【0011】
【作用】本考案の作用を、図を参照しながら説明する。
本考案装置で製品Sを搭載したラック26を船積みある
いは水揚げする場合には、まず懸架ビーム3の懸垂部7
で吊り上げ装置1をラック26直上まで吊上げて移動
し、その位置から吊り上げ装置1を下降させることによ
り、吊りビーム2の保持部6の遊合空間4に、ラック2
6を構成するラック体27の懸垂プレート31を侵入さ
せる。
【0012】懸垂プレート31が遊合空間4内に侵入し
たら、吊りピン5を遊合空間4内に前進突出させて懸垂
プレート31の係合孔32内に挿通し、ラック26と吊
り上げ装置1とを結合させる。ラック26と吊り上げ装
置1との結合完了後、吊り上げ装置1を再び吊り上げて
移動し、所定の場所に載置し、吊りピン5を遊合空間4
内から後退させて係合孔32から抜き取ってラック26
との結合を解除し、ラック26の移送作業を完了する
(図1および図2参照)。
【0013】吊り上げ装置1においては、吊りピン5を
懸垂プレート31の係合孔32に内側から挿通すること
としている。従って、ラック26を船倉33に船積みす
る場合、吊りピン5が船倉33の側壁面34に当たるこ
とがなく、よってラック26を側壁面34に当接させて
載置することが出来る(図12参照)。
【0014】吊りビーム2を、懸架ビーム3の長手方向
に移動自在とすることによって、ラック26を構成する
一対のラック体27間の距離が変化しても、容易に対応
することが出来る(図3参照)。
【0015】吊りビーム2を懸架ビーム3の横方向に移
動自在とすることによって、ラック26を吊り上げた状
態における吊り上げ装置1全体のバランスを保つことが
出来る。従って、例えば、製品Sがラック26の片方に
片寄って搭載され重心が吊り上げ装置1の中心を外れた
場合でも、吊りビーム2を移動することによってバラン
ス良く吊り上げることが出来る(図4参照)。
【0016】保持部6の吊りピン5を電動シリンダ8で
駆動することとすると、吊りピン5の出し入れを遠隔操
作で簡単にかつ確実に行うことが出来るので便利であ
る。
【0017】この吊りピン5の遊合空間4に対する出入
りをオペレータの手動で行う構成とした場合は、まず、
レバー10を引くことによって回動軸9を回動する。回
動軸9が回動することによってその両端部に固定された
円板11が共に回動する。その円板11の周縁部に片端
部が連結された移動シャフト12は、円板11が回動す
ることによって内側に引かれて移動し、移動シャフト1
2の他端部に連結された吊りピン5は内方に後退する。
これによって、吊りピン5はラック体27の懸垂プレー
ト31の係合孔32から離脱する。レバー10を逆方向
に引くことによって、回動軸9は逆方向に回動すると共
に移動シャフト12は外方に移動し、吊りピン5は係合
孔32に挿通する(図5、図6、図7そして図8参
照)。
【0018】尚、吊りピン5がラック体27の懸垂プレ
ート31の係合孔32に係合したことを示すべく、吊り
ピン5に表示体13を設けると、この表示体13の表示
を見て、吊りピン5の係合孔32に対する係合を確認す
ることができ、作業の安全を図ることが出来る(図9、
図10そして図11参照)。
【0019】
【実施例】図1および図2に、本考案による吊り上げ装
置1の一実施例を示す。この実施例は、二つのラック体
27から構成されるラック26を吊り上げる際に使用す
るもので、各ラック体27を保持する二つの吊りビーム
2と、それら吊りビーム2を一体的に連結する懸架ビー
ム3とで構成している。なお、ラック体27は、製品S
を搭載する底梁部材28の両側端に側梁部材29を一体
的に立設し、この両側梁部材29に係合孔32を開設し
た懸垂プレート31を立設して構成され、側梁部材29
には、ラック体27を積重した際に、下位のラック体2
7の懸垂プレート31が侵入係合する係合空間30が下
方に向かって開口した状態で形成されている。
【0020】懸架ビーム3には、その中心から等間隔の
位置に吊り孔を有する懸垂部7を二つ形成している。こ
の懸垂部7に吊上げ金具等を挿通し、クレーンで吊り上
げるものである。
【0021】各吊りビーム2の両側端部には保持部6を
設け、吊りピン5を遊合空間4に侵入したラック体27
の懸垂プレート31の係合孔32に挿通することによっ
て、ラック体27およびそれによって構成されるラック
26全体と吊り上げ可能に結合する。
【0022】図3に、吊りビーム2を懸架ビーム3の長
手方向に移動自在とした実施例を示す。懸架ビーム3の
側端部に設けた第一減速モータ14でチェーンを介して
第一ねじシャフト15を回転させ、この第一ねじシャフ
ト15に上端部を螺合させた吊りビーム2を移動させる
ものである。第一減速モータ14の回転方向を変えるこ
とによって、第一ねじシャフト15は逆回転し、これに
よって吊りビーム2は逆方向に移動する。尚、吊りビー
ム2はガイド棒16によってその姿勢を一定に保持さ
れ、強固に組付け保持される。
【0023】図4は、吊りビーム2を懸架ビーム3の横
方向に移動自在とした実施例を示すものである。懸架ビ
ーム3の下端部を吊りビーム2の長手方向に沿って設け
た回転自在の第二ねじシャフト18に螺合組付けし、第
二減速モータ17を駆動することによってチェーンで連
結された第二ねじシャフト18を回転し、吊りビーム2
を移動するものである。第二減速モータ17を逆回転す
ることによって、吊りビーム2を逆方向に移動すること
が出来る。尚、本実施例においては、吊りビーム2上に
傾斜検出器19とシンクロ発信器20を設け、吊りビー
ム2を水平に保つべく設定している。又、本実施例にお
ける吊りピン5は、電動シリンダ8で出し入れ自在に設
定している。
【0024】図5ないし図8は、オペレータの手動によ
って吊りピン5の出し入れを行う構成とした他の実施例
である。懸架ビーム3の中央部にその長手方向に設けら
れた回動軸9には、組付け角度の異なる二つのレバー1
0の下端部を固着し、両レバー10の上端部にはそれぞ
れワイヤ24を連結している。オペレータが一方のレバ
ー10のワイヤ24を引っ張ることによってそのレバー
10が引き上げられると共に回動軸9が回動する。この
回動によって回動軸9の両側端部に固着された円板11
が回動する。円板11の周縁部には、一対の移動シャフ
ト12のそれぞれの端部がリング25を介して揺動自在
に連結している。円板11が回動することによって移動
シャフト12の端部もそれに伴い変位し、これによって
両移動シャフト12が相互に接近する方向に移動し、移
動シャフト12の他端部に連結している吊りピン5を遊
合空間4から離脱させる。
【0025】この状態で、ラック体27の懸垂プレート
31を遊合空間4に侵入させた後、他方のレバー10を
ワイヤ24を引いて引き上げる。これによって、回動軸
9および円板11は逆方向に回動すると共に移動シャフ
ト12も逆方向に移動し、吊りピン5が遊合空間4内に
侵入して、すでに遊合空間4内に侵入している懸垂プレ
ート31の係合孔32に係合し、ラック体2との結合が
達成される。この状態で、吊り上げ装置1をラック26
と一緒に吊り上げ、ラック26および搭載された製品S
を船積みあるいは水揚げするものである。
【0026】図9ないし図11に、表示体13の実施例
を示す。表示体13は、吊りピン5に一体的に取付けら
れた信号板と、吊りビーム2上面に固定された板カバー
とから構成され、吊りピン5が遊合空間4内から離脱し
ている状態では、信号板の上面に施された赤色部分が板
カバー外に露出し、反対に吊りピン5が遊合空間4内に
侵入限まで侵入した状態では、この吊りピン5と一体に
移動する信号板の移動により、信号板の上面に施された
青色部分が板カバー外に露出し、赤色部分は板カバーで
覆われる状態となる。それゆえ、オペレータは、この表
示体13が表示する赤と青の色違いの表示を見ることに
より、遊合空間4に対する吊りピン5の状態、すなわち
吊り上げ装置1とラック26との結合状態を正確に知る
ことができるのである。
【0027】この表示体13としては、上記した実施例
に限定されることはなく、例えばリミットスイッチとか
発光ダイオードを使用して、吊りピン5が侵入限まで侵
入した状態で表示ランプ等を点灯させるようにしても良
い。
【0028】尚、本実施例においては、保持部6に内ガ
イド21、外ガイド22および中ガイド23を設け、ラ
ック体27の懸垂プレート31の遊合空間4への侵入を
容易にすべく構成している。内ガイド21は大きく設定
する反面、外ガイド22は小さく設定している。外ガイ
ド22を小さく設定したのは、船積みする際、外ガイド
22が船倉33の側壁面34と干渉しあってラック体2
7を側壁面34に当接した状態で載置出来なくなるのを
防止するためである。
【0029】図12は、本考案による吊り上げ装置1を
使用してラック26を船倉33に船積みしている状態を
示すものである。吊りビーム2の長さをラック体27の
長さとほぼ等しくすると共に、外ガイド22の外方への
突出を避けたことによって、ラック体27を船倉33の
側壁面34に当接した状態で船積み出来ることがわか
る。
【0030】ちなみに、図12に示すように、本考案に
よる吊り上げ装置1を使用して製品Sをラック26に搭
載して海上輸送した場合と、従来手段によって海上輸送
した場合を比較した結果を示す。
【0031】まず、1時間当たりの船積み量は、従来手
段では50トンであったものが、図示例のラック26に
搭載して輸送した場合では150トンと3倍向上した。
同じく1時間当たりの水揚げ量は、従来が90トンであ
ったのに対し図示例の場合では180トンと2倍となっ
た。次に船積み時における船の停泊時間においては、従
来が1隻当たり32.9時間必要としていたものを図示
例の場合においては14.7時間と1/2以上短縮され
た。同じく、水揚げ時においては従来が35.8時間で
あったのが図示例の場合では14.9時間と約40%に
短縮された。こうした結果から、本考案による吊り上げ
装置1を使用し製品Sを搭載したラック26を船積みし
て海上輸送した場合においては作業能率が、従来より著
しく向上したことが分かる。
【0032】又、荷役時(船積み、水揚げ時)に必要と
する作業員は、従来手段では1台のクレーンに対して4
人(岸壁2人、船内2人)必要であったものが、本考案
による吊り上げ装置1を使用して船積み及び水揚げする
ラック1を使用した場合では1人で良い。これは、従来
手段では、2〜3本の製品Sをいわゆるばら積みするも
のであったため、船積み、水揚げ時における岸壁や船内
での玉掛け、はずし、クレーン合図、保定、現品確認等
の作業を必要としていたのに対し、図示例に示すラック
26に製品Sを搭載して船積み等することによって、こ
うした作業を省略出来るからである。
【0033】
【考案の効果】このように本考案の輸送用ラック吊上げ
装置は、ラックを船倉の側壁面に当接する状態で載置す
ることが出来るので、無駄なく多くのラックおよび製品
を船倉に船積みすることが出来る。
【0034】吊りビームを懸架ビームに対して移動自在
とした場合は、ラック体間の距離の変化に自在に対応出
来ると共に、安定した姿勢で吊り上げることが出来、安
全性に優れる。
【0035】保持部の吊りピンを電動シリンダで駆動す
ることによって、吊りピンの出し入れを遠隔操作で確実
にかつ簡単に行うことが出来るので便利であり、又、手
動とした場合も遠隔操作出来るので便利である。さら
に、吊りピンの着脱状態を目視によって確認可能とした
ので、安全性が確保される。
【0036】本考案装置を使用することによって、製品
をラックに搭載した状態で船積みして海上搬送した後、
ラックに搭載したままで水揚げする際の船積みおよび水
揚げの作業能率の向上に大きく貢献すると共に、船積
み、水揚げ時の保定等の人手による作業の多くを省略出
来、安全性を確保出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体側面図。
【図2】図1に示した実施例の全体正面図。
【図3】本考案の他の実施例を示す要部側面図。
【図4】本考案の他の実施例を示す全体正面図。
【図5】本考案のさらに他の実施例を示す全体平面図。
【図6】図5に示した実施例の全体正面図。
【図7】図5に示した実施例の要部側面図。
【図8】図5に示した実施例の要部正面図。
【図9】本考案のさらに他の実施例を示す一部拡大縦断
正面図。
【図10】図9に示した実施例の平面図。
【図11】図9に示した実施例の側面図。
【図12】本考案装置を使用してのラックの船積み状態
の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 ; 吊り上げ装置 2 ; 吊りビー
ム 3 ; 懸架ビーム 4 ; 遊合空間 5 ; 吊りピン 6 ; 保持部 7 ; 懸垂部 8 ; 電動シリ
ンダ 9 ; 回動軸 10; レバー 11; 円板 12; 移動シャ
フト 13; 表示体 14; 第一減速
モータ 15; 第一ねじシャフト 16; ガイド棒 17; 第二減速モータ 18; 第二ねじ
シャフト 19; 傾斜検出器 20; シンクロ
発信器 21; 内ガイド 22; 外ガイド 23; 中ガイド 24; ワイヤ 25; リング 26; ラック 27; ラック体 28; 底梁部材 29; 側梁部材 30; 係合空間 31; 懸垂プレート 32; 係合孔 33; 船倉 34; 側壁面 S ; 製品
フロントページの続き (72)考案者 市村 孝 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川鉄運輸株式会社 水島製鉄所 内 (56)参考文献 実開 平2−83882(JP,U) 実開 昭49−10257(JP,U) 特公 昭60−30635(JP,B2) 実公 昭63−15266(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66C 1/00 - 3/20

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底梁部材(28)の両側端に側梁部材(2
    9)を立設し、該両側梁部材(29)に係合孔(32)
    を有する懸垂プレート(31)を立設すると共に、積み
    重ね時に下位のラック体(27)の懸垂プレート(3
    1)が下方から侵入係合する係合空間(30)を形成し
    た少なくとも二つのラック体(27)から成り製品
    (S)を搭載したラック(26)を船積みあるいは水揚
    げする際に吊り上げる装置であって、前記ラック体(2
    7)の幅とほぼ等しい長さを有し、両側端部に前記ラッ
    ク体(27)の両懸垂プレート(31)と着脱自在に結
    合すべく、該懸垂プレート(31)が侵入位置する遊合
    空間(4)を有すると共に、該懸垂プレート(31)の
    係合孔(32)に内側から挿通して結合する吊りピン
    (5)を有する保持部(6)を設けた複数の吊りビーム
    (2)と、該複数の吊りビーム(2)間に架設されて
    該複数の吊りビーム(2)を吊り下げ状に結合して連結
    すると共に、吊り上げ用の懸垂部(7)を有する懸架ビ
    ーム(3)と、から成り、該懸架ビーム(3)に対する
    前記吊りビーム(2)の吊り下がり結合位置を、前記
    架ビーム(3)の長手方向および横方向に移動可能とし
    輸送用ラック吊り上げ装置。
JP1992008544U 1992-01-29 1992-01-29 輸送用ラック吊り上げ装置 Expired - Lifetime JP2586113Y2 (ja)

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