JPH0564182U - 輸送用ラック吊り上げ装置 - Google Patents

輸送用ラック吊り上げ装置

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JPH0564182U
JPH0564182U JP854492U JP854492U JPH0564182U JP H0564182 U JPH0564182 U JP H0564182U JP 854492 U JP854492 U JP 854492U JP 854492 U JP854492 U JP 854492U JP H0564182 U JPH0564182 U JP H0564182U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 H形鋼等の製品を効率良く安全に船舶に船積
み又は水揚げして海上輸送等の輸送をすべく、製品を搭
載したラックを船積みあるいは水揚げ等する輸送の際に
使用する吊り上げ装置を提供する。 【構成】 ラック26を構成するラック体27の懸垂プ
レート31を吊りピン5で保持する保持部6を有する複
数の吊りビーム2を懸架ビーム3で一体的に連結し、懸
架ビーム3を吊り上げることによって、単純な昇降動作
によりラック26との着脱を達成して、ラック26と一
緒に製品Sの効果的な船積みあるいは水揚げ等の輸送を
達成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、H形鋼、鋼矢板、フラットバー、鋼管、鋼棒さらには帯状薄鋼板を 巻回したコイル等の鋼製品を輸送する際に、製品を搭載したラックを吊り上げて 船積みあるいは水揚げ等の運搬をする際に使用するラック吊り上げ装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、H形鋼等の鋼製品を船舶によって海上輸送する場合は、製品を2〜3本 単位でクレーン等によってハンドリングし、船倉にばら積みしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、こうした従来方法にあっては、1回のハンドリングで対処できる製品 の数が少ないため作業能率が低く、長時間、船を岸壁に係船する必要があった。 又、積み込んだ製品を船倉に保定するため、作業員が船倉に入ってその保定作業 を行う必要があり、常に危険が伴っていた。
【0004】 本考案は、こうした問題に鑑み考案されたもので、H形鋼等の製品を効率良く 安全に船舶に船積み又は水揚げして海上輸送等の輸送をすべく、製品を搭載した ラックを船積みあるいは水揚げ等の輸送をする際に使用する吊上げ装置を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのための手段として、底梁部材28の両側端に側梁部材29を立設し、この 両側梁部材29に係合孔32を有する懸垂プレート31を立設すると共に、積み 重ね時に下位のラック体27の懸垂プレート31が下方から侵入係合する係合空 間30を形成した少なくとも二つのラック体27から成り製品Sを搭載したラッ ク26を、船積みあるいは水揚げする際に吊り上げる装置であって、複数の吊り ビーム2と懸架ビーム3とから構成した。
【0006】 吊りビーム2は、ラック体27の幅とほぼ等しい長さを有し、両側端部に、ラ ック体27の両懸垂プレート31と着脱自在に結合すべく、懸垂プレート31が 下方から侵入する遊合空間4を有すると共に、懸垂プレート31の係合孔32に 内側から挿通して結合する吊りピン5を有する保持部6を設けて構成したもので ある。
【0007】 懸架ビーム3は、複数の吊りビーム2の中央部間に懸架されて吊りビーム2を 連結すると共に、吊上げ用の懸垂部7を有するものである。
【0008】 吊りビーム2を懸架ビーム3に不動に固定するか、もしくは懸架ビーム3の長 手方向およびに横方向に移動可能に組付ける。
【0009】 保持部6の吊りピン5は、電動シリンダ8で駆動しても良いし、オペレータの 手動で行っても良い。手動の場合は、懸架ビーム3の長手方向に沿って回動自在 な回動軸9を設けると共に、回動軸9にレバー10を固設し、回動軸9の両端部 に、吊りビーム2の長手方向に沿って、片端部が回動軸9に不動に固定された円 板11の周縁部に連結されると共に、他端部が吊りピン5に連結された移動シャ フト12を設けると良い。
【0010】 尚、吊りピン5がラック体27の懸垂プレート31の係合孔32に係合したこ とを外部に示すべく、吊りピン5に表示体13を設けると良い。
【0011】
【作用】
本考案の作用を、図を参照しながら説明する。 本考案装置で製品Sを搭載したラック26を船積みあるいは水揚げする場合に は、まず懸架ビーム3の懸垂部7で吊り上げ装置1をラック26直上まで吊上げ て移動し、その位置から吊り上げ装置1を下降させることにより、吊りビーム2 の保持部6の遊合空間4に、ラック26を構成するラック体27の懸垂プレート 31を侵入させる。
【0012】 懸垂プレート31が遊合空間4内に侵入したら、吊りピン5を遊合空間4内に 前進突出させて懸垂プレート31の係合孔32内に挿通し、ラック26と吊り上 げ装置1とを結合させる。ラック26と吊り上げ装置1との結合完了後、吊り上 げ装置1を再び吊り上げて移動し、所定の場所に載置し、吊りピン5を遊合空間 4内から後退させて係合孔32から抜き取ってラック26との結合を解除し、ラ ック26の移送作業を完了する(図1および図2参照)。
【0013】 吊り上げ装置1においては、吊りピン5を懸垂プレート31の係合孔32に内 側から挿通することとしている。従って、ラック26を船倉33に船積みする場 合、吊りピン5が船倉33の側壁面34に当たることがなく、よってラック26 を側壁面34に当接させて載置することが出来る(図12参照)。
【0014】 吊りビーム2を、懸架ビーム3の長手方向に移動自在とすることによって、ラ ック26を構成する一対のラック体27間の距離が変化しても、容易に対応する ことが出来る(図3参照)。
【0015】 吊りビーム2を懸架ビーム3の横方向に移動自在とすることによって、ラック 26を吊り上げた状態における吊り上げ装置1全体のバランスを保つことが出来 る。従って、例えば、製品Sがラック26の片方に片寄って搭載され重心が吊り 上げ装置1の中心を外れた場合でも、吊りビーム2を移動することによってバラ ンス良く吊り上げることが出来る(図4参照)。
【0016】 保持部6の吊りピン5を電動シリンダ8で駆動することとすると、吊りピン5 の出し入れを遠隔操作で簡単にかつ確実に行うことが出来るので便利である。
【0017】 この吊りピン5の遊合空間4に対する出入りをオペレータの手動で行う構成と した場合は、まず、レバー10を引くことによって回動軸9を回動する。回動軸 9が回動することによってその両端部に固定された円板11が共に回動する。そ の円板11の周縁部に片端部が連結された移動シャフト12は、円板11が回動 することによって内側に引かれて移動し、移動シャフト12の他端部に連結され た吊りピン5は内方に後退する。これによって、吊りピン5はラック体27の懸 垂プレート31の係合孔32から離脱する。レバー10を逆方向に引くことによ って、回動軸9は逆方向に回動すると共に移動シャフト12は外方に移動し、吊 りピン5は係合孔32に挿通する(図5、図6、図7そして図8参照)。
【0018】 尚、吊りピン5がラック体27の懸垂プレート31の係合孔32に係合したこ とを示すべく、吊りピン5に表示体13を設けると、この表示体13の表示を見 て、吊りピン5の係合孔32に対する係合を確認することができ、作業の安全を 図ることが出来る(図9、図10そして図11参照)。
【0019】
【実施例】
図1および図2に、本考案による吊り上げ装置1の一実施例を示す。 この実施例は、二つのラック体27から構成されるラック26を吊り上げる際 に使用するもので、各ラック体27を保持する二つの吊りビーム2と、それら吊 りビーム2を一体的に連結する懸架ビーム3とで構成している。なお、ラック体 27は、製品Sを搭載する底梁部材28の両側端に側梁部材29を一体的に立設 し、この両側梁部材29に係合孔32を開設した懸垂プレート31を立設して構 成され、側梁部材29には、ラック体27を積重した際に、下位のラック体27 の懸垂プレート31が侵入係合する係合空間30が下方に向かって開口した状態 で形成されている。
【0020】 懸架ビーム3には、その中心から等間隔の位置に吊り孔を有する懸垂部7を二 つ形成している。この懸垂部7に吊上げ金具等を挿通し、クレーンで吊り上げる ものである。
【0021】 各吊りビーム2の両側端部には保持部6を設け、吊りピン5を遊合空間4に侵 入したラック体27の懸垂プレート31の係合孔32に挿通することによって、 ラック体27およびそれによって構成されるラック26全体と吊り上げ可能に結 合する。
【0022】 図3に、吊りビーム2を懸架ビーム3の長手方向に移動自在とした実施例を示 す。懸架ビーム3の側端部に設けた第一減速モータ14でチェーンを介して第一 ねじシャフト15を回転させ、この第一ねじシャフト15に上端部を螺合させた 吊りビーム2を移動させるものである。第一減速モータ14の回転方向を変える ことによって、第一ねじシャフト15は逆回転し、これによって吊りビーム2は 逆方向に移動する。尚、吊りビーム2はガイド棒16によってその姿勢を一定に 保持され、強固に組付け保持される。
【0023】 図4は、吊りビーム2を懸架ビーム3の横方向に移動自在とした実施例を示す ものである。懸架ビーム3の下端部を吊りビーム2の長手方向に沿って設けた回 転自在の第二ねじシャフト18に螺合組付けし、第二減速モータ17を駆動する ことによってチェーンで連結された第二ねじシャフト18を回転し、吊りビーム 2を移動するものである。第二減速モータ17を逆回転することによって、吊り ビーム2を逆方向に移動することが出来る。尚、本実施例においては、吊りビー ム2上に傾斜検出器19とシンクロ発信器20を設け、吊りビーム2を水平に保 つべく設定している。又、本実施例における吊りピン5は、電動シリンダ8で出 し入れ自在に設定している。
【0024】 図5ないし図8は、オペレータの手動によって吊りピン5の出し入れを行う構 成とした他の実施例である。懸架ビーム3の中央部にその長手方向に設けられた 回動軸9には、組付け角度の異なる二つのレバー10の下端部を固着し、両レバ ー10の上端部にはそれぞれワイヤ24を連結している。オペレータが一方のレ バー10のワイヤ24を引っ張ることによってそのレバー10が引き上げられる と共に回動軸9が回動する。この回動によって回動軸9の両側端部に固着された 円板11が回動する。円板11の周縁部には、一対の移動シャフト12のそれぞ れの端部がリング25を介して揺動自在に連結している。円板11が回動するこ とによって移動シャフト12の端部もそれに伴い変位し、これによって両移動シ ャフト12が相互に接近する方向に移動し、移動シャフト12の他端部に連結し ている吊りピン5を遊合空間4から離脱させる。
【0025】 この状態で、ラック体27の懸垂プレート31を遊合空間4に侵入させた後、 他方のレバー10をワイヤ24を引いて引き上げる。これによって、回動軸9お よび円板11は逆方向に回動すると共に移動シャフト12も逆方向に移動し、吊 りピン5が遊合空間4内に侵入して、すでに遊合空間4内に侵入している懸垂プ レート31の係合孔32に係合し、ラック体2との結合が達成される。この状態 で、吊り上げ装置1をラック26と一緒に吊り上げ、ラック26および搭載され た製品Sを船積みあるいは水揚げするものである。
【0026】 図9ないし図11に、表示体13の実施例を示す。表示体13は、吊りピン5 に一体的に取付けられた信号板と、吊りビーム2上面に固定された板カバーとか ら構成され、吊りピン5が遊合空間4内から離脱している状態では、信号板の上 面に施された赤色部分が板カバー外に露出し、反対に吊りピン5が遊合空間4内 に侵入限まで侵入した状態では、この吊りピン5と一体に移動する信号板の移動 により、信号板の上面に施された青色部分が板カバー外に露出し、赤色部分は板 カバーで覆われる状態となる。それゆえ、オペレータは、この表示体13が表示 する赤と青の色違いの表示を見ることにより、遊合空間4に対する吊りピン5の 状態、すなわち吊り上げ装置1とラック26との結合状態を正確に知ることがで きるのである。
【0027】 この表示体13としては、上記した実施例に限定されることはなく、例えばリ ミットスイッチとか発光ダイオードを使用して、吊りピン5が侵入限まで侵入し た状態で表示ランプ等を点灯させるようにしても良い。
【0028】 尚、本実施例においては、保持部6に内ガイド21、外ガイド22および中ガ イド23を設け、ラック体27の懸垂プレート31の遊合空間4への侵入を容易 にすべく構成している。内ガイド21は大きく設定する反面、外ガイド22は小 さく設定している。外ガイド22を小さく設定したのは、船積みする際、外ガイ ド22が船倉33の側壁面34と干渉しあってラック体27を側壁面34に当接 した状態で載置出来なくなるのを防止するためである。
【0029】 図12は、本考案による吊り上げ装置1を使用してラック26を船倉33に船 積みしている状態を示すものである。吊りビーム2の長さをラック体27の長さ とほぼ等しくすると共に、外ガイド22の外方への突出を避けたことによって、 ラック体27を船倉33の側壁面34に当接した状態で船積み出来ることがわか る。
【0030】 ちなみに、図12に示すように、本考案による吊り上げ装置1を使用して製品 Sをラック26に搭載して海上輸送した場合と、従来手段によって海上輸送した 場合を比較した結果を示す。
【0031】 まず、1時間当たりの船積み量は、従来手段では50トンであったものが、図 示例のラック26に搭載して輸送した場合では150トンと3倍向上した。同じ く1時間当たりの水揚げ量は、従来が90トンであったのに対し図示例の場合で は180トンと2倍となった。次に船積み時における船の停泊時間においては、 従来が1隻当たり32.9時間必要としていたものを図示例の場合においては1 4.7時間と1/2以上短縮された。同じく、水揚げ時においては従来が35. 8時間であったのが図示例の場合では14.9時間と約40%に短縮された。こ うした結果から、本考案による吊り上げ装置1を使用し製品Sを搭載したラック 26を船積みして海上輸送した場合においては作業能率が、従来より著しく向上 したことが分かる。
【0032】 又、荷役時(船積み、水揚げ時)に必要とする作業員は、従来手段では1台の クレーンに対して4人(岸壁2人、船内2人)必要であったものが、本考案によ る吊り上げ装置1を使用して船積み及び水揚げするラック1を使用した場合では 1人で良い。これは、従来手段では、2〜3本の製品Sをいわゆるばら積みする ものであったため、船積み、水揚げ時における岸壁や船内での玉掛け、はずし、 クレーン合図、保定、現品確認等の作業を必要としていたのに対し、図示例に示 すラック26に製品Sを搭載して船積み等することによって、こうした作業を省 略出来るからである。
【0033】
【考案の効果】
このように本考案の輸送用ラック吊上げ装置は、ラックを船倉の側壁面に当接 する状態で載置することが出来るので、無駄なく多くのラックおよび製品を船倉 に船積みすることが出来る。
【0034】 吊りビームを懸架ビームに対して移動自在とした場合は、ラック体間の距離の 変化に自在に対応出来ると共に、安定した姿勢で吊り上げることが出来、安全性 に優れる。
【0035】 保持部の吊りピンを電動シリンダで駆動することによって、吊りピンの出し入 れを遠隔操作で確実にかつ簡単に行うことが出来るので便利であり、又、手動と した場合も遠隔操作出来るので便利である。さらに、吊りピンの着脱状態を目視 によって確認可能としたので、安全性が確保される。
【0036】 本考案装置を使用することによって、製品をラックに搭載した状態で船積みし て海上搬送した後、ラックに搭載したままで水揚げする際の船積みおよび水揚げ の作業能率の向上に大きく貢献すると共に、船積み、水揚げ時の保定等の人手に よる作業の多くを省略出来、安全性を確保出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体側面図。
【図2】図1に示した実施例の全体正面図。
【図3】本考案の他の実施例を示す要部側面図。
【図4】本考案の他の実施例を示す全体正面図。
【図5】本考案のさらに他の実施例を示す全体平面図。
【図6】図5に示した実施例の全体正面図。
【図7】図5に示した実施例の要部側面図。
【図8】図5に示した実施例の要部正面図。
【図9】本考案のさらに他の実施例を示す一部拡大縦断
正面図。
【図10】図9に示した実施例の平面図。
【図11】図9に示した実施例の側面図。
【図12】本考案装置を使用してのラックの船積み状態
の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 ; 吊り上げ装置 2 ; 吊りビー
ム 3 ; 懸架ビーム 4 ; 遊合空間 5 ; 吊りピン 6 ; 保持部 7 ; 懸垂部 8 ; 電動シリ
ンダ 9 ; 回動軸 10; レバー 11; 円板 12; 移動シャ
フト 13; 表示体 14; 第一減速
モータ 15; 第一ねじシャフト 16; ガイド棒 17; 第二減速モータ 18; 第二ねじ
シャフト 19; 傾斜検出器 20; シンクロ
発信器 21; 内ガイド 22; 外ガイド 23; 中ガイド 24; ワイヤ 25; リング 26; ラック 27; ラック体 28; 底梁部材 29; 側梁部材 30; 係合空間 31; 懸垂プレート 32; 係合孔 33; 船倉 34; 側壁面 S ; 製品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 市村 孝 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川鉄運輸株式会社水島製鉄所内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底梁部材(28)の両側端に側梁部材(29)を
    立設し、該両側梁部材(29)に係合孔(32)を有する懸垂プ
    レート(31)を立設すると共に、積み重ね時に下位のラッ
    ク体(27)の懸垂プレート(31)が下方から侵入係合する係
    合空間(30)を形成した少なくとも二つのラック体(27)か
    ら成り製品(S) を搭載したラック(26)を船積みあるいは
    水揚げする際に吊り上げる装置であって、前記ラック体
    (27)の幅とほぼ等しい長さを有し、両側端部に前記ラッ
    ク体(27)の両懸垂プレート(31)と着脱自在に結合すべ
    く、該懸垂プレート(31)が侵入位置する遊合空間(4) を
    有すると共に、該懸垂プレート(31)の係合孔(32)に内側
    から挿通して結合する吊りピン(5) を有する保持部(6)
    を設けた複数の吊りビーム(2) と、該複数の吊りビーム
    (2) の中央部間に懸架され、該複数の吊りビーム(2) を
    連結すると共に、吊上げ用の懸垂部(7) を有する懸架ビ
    ーム(3) と、から成り、前記吊りビーム(2)を前記懸架
    ビーム(3) に対して固定、もしくは前記懸架ビーム(3)
    の長手方向および横方向に移動可能に組付けた輸送用ラ
    ック吊り上げ装置。
  2. 【請求項2】 懸架ビーム(3) の長手方向に沿って回動
    自在な回動軸(9) を設けると共に、該回動軸(9) に回動
    用のレバー(10)を固設し、前記回動軸(9) の両端部に、
    吊りビーム(2) の長手方向に沿って、片端部が前記回動
    軸(9) に固設された円板(11)の周縁部に連結されると共
    に、他端部が吊りピン(5) に連結された移動シャフト(1
    2)を設けて成る請求項1に記載の輸送用ラック吊り上げ
    装置。
  3. 【請求項3】 吊りピン(5) が、ラック体(27)の懸垂プ
    レート(31)の係合孔(32)に挿通して、保持部(6) に対す
    る前記ラック体(27)の結合が達成されたことを示す表示
    体(13)を前記吊りピン(5) に設けて成る請求項1または
    2に記載の輸送用ラック吊り上げ装置。
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