JP2849580B2 - キャリアバスケット - Google Patents
キャリアバスケットInfo
- Publication number
- JP2849580B2 JP2849580B2 JP32163196A JP32163196A JP2849580B2 JP 2849580 B2 JP2849580 B2 JP 2849580B2 JP 32163196 A JP32163196 A JP 32163196A JP 32163196 A JP32163196 A JP 32163196A JP 2849580 B2 JP2849580 B2 JP 2849580B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- forklift
- land
- carrier basket
- ship
- Prior art date
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
フォークが挿入可能な挿入部を備えたコンテナを、クレ
ーンにより運搬する際に用いるキャリアバスケットに関
する。
フォークが挿入可能な挿入部を備えたコンテナを、クレ
ーンにより運搬する際に用いるキャリアバスケットに関
する。
【０００２】
【従来の技術】貨物鉄道用のコンテナを貨物列車に運搬
する場合には、一般的にフォークリフトにより行ってい
るが、上記コンテナを陸上から船舶内の船倉に運搬する
場合には、クレーン、両端部がループ状に形成された複
数のワイヤロープを用いて、以下のように行っている。
する場合には、一般的にフォークリフトにより行ってい
るが、上記コンテナを陸上から船舶内の船倉に運搬する
場合には、クレーン、両端部がループ状に形成された複
数のワイヤロープを用いて、以下のように行っている。
【０００３】即ち、各ワイヤロープをコンテナの挿入部
（フォークリフトのフォークが挿入可能な挿入部）を通
してコンテナの周囲をそれぞれ掛け回すと共に、各ワイ
ヤロープのループ状の一端部に対してループ状の他端部
をそれぞれ挿通せしめる。次に、コンテナの中央部の上
方において各ワイヤロープのループ状の他端部をクレー
ンのフックにそれぞれ係止せしめる。そして、クレーン
により複数のワイヤロープを介してコンテナを吊上げて
船舶内の船倉へ運搬せしめる。ここで、船舶から陸上へ
コンテナを運搬する際の便利性を考慮して、船舶内にお
いては、複数のワイヤロープが上記挿入部を通った状態
に保たれているため、船舶内においてフォークリフトに
よるコンテナの運搬はできない。
（フォークリフトのフォークが挿入可能な挿入部）を通
してコンテナの周囲をそれぞれ掛け回すと共に、各ワイ
ヤロープのループ状の一端部に対してループ状の他端部
をそれぞれ挿通せしめる。次に、コンテナの中央部の上
方において各ワイヤロープのループ状の他端部をクレー
ンのフックにそれぞれ係止せしめる。そして、クレーン
により複数のワイヤロープを介してコンテナを吊上げて
船舶内の船倉へ運搬せしめる。ここで、船舶から陸上へ
コンテナを運搬する際の便利性を考慮して、船舶内にお
いては、複数のワイヤロープが上記挿入部を通った状態
に保たれているため、船舶内においてフォークリフトに
よるコンテナの運搬はできない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く、クレーン
によりコンテナを陸上から船舶内に運搬する前に、各ワ
イヤロープをコンテナの挿入部を通して各ワイヤロープ
によりコンテナの周囲を掛け回す等の前作業が必要であ
り、陸上から船舶までのコンテナの運搬に要する一連の
作業を短時間に行うことができず、作業能率が悪くな
る。
によりコンテナを陸上から船舶内に運搬する前に、各ワ
イヤロープをコンテナの挿入部を通して各ワイヤロープ
によりコンテナの周囲を掛け回す等の前作業が必要であ
り、陸上から船舶までのコンテナの運搬に要する一連の
作業を短時間に行うことができず、作業能率が悪くな
る。
【０００５】又、船舶内においてはフォークリフトによ
りコンテナを運搬することができず、陸上から船舶内の
船倉の所定位置までコンテナをクレーンにより最後まで
運搬しなければならず、船舶内の船倉の所定位置付近に
おいてコンテナを支える作業者を必要とすると共に、そ
の作業は容易でない。
りコンテナを運搬することができず、陸上から船舶内の
船倉の所定位置までコンテナをクレーンにより最後まで
運搬しなければならず、船舶内の船倉の所定位置付近に
おいてコンテナを支える作業者を必要とすると共に、そ
の作業は容易でない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前述の如き、従来の問題
点を解決するために、本発明においては、第１の手段と
して、フォークリフトのフォークが挿入可能な挿入部を
備えたコンテナを、クレーンにより運搬する際に用いる
キャリアバスケットであって、上記コンテナを載置する
底部材と、この底部材に上下に対向した天床部材とを備
え、上記底部材と上記天床部材を連結部材により連結
し、上記天床部材の周縁部に複数の吊上げロープの一端
部をそれぞれ連結し、各吊上げロープの他端部を上記天
床部材の中央部の上方において前記クレーンのフックに
係止可能にそれぞれ構成し、前記底部材に前記コンテナ
が離脱することを防止するストッパを設けてなることを
特徴とする。
点を解決するために、本発明においては、第１の手段と
して、フォークリフトのフォークが挿入可能な挿入部を
備えたコンテナを、クレーンにより運搬する際に用いる
キャリアバスケットであって、上記コンテナを載置する
底部材と、この底部材に上下に対向した天床部材とを備
え、上記底部材と上記天床部材を連結部材により連結
し、上記天床部材の周縁部に複数の吊上げロープの一端
部をそれぞれ連結し、各吊上げロープの他端部を上記天
床部材の中央部の上方において前記クレーンのフックに
係止可能にそれぞれ構成し、前記底部材に前記コンテナ
が離脱することを防止するストッパを設けてなることを
特徴とする。
【０００７】第２の手段として、第１の手段の発明特定
事項の他に、前記ストッパに外方向へ傾斜した傾斜面を
備えてなることを特徴とする。
事項の他に、前記ストッパに外方向へ傾斜した傾斜面を
備えてなることを特徴とする。
【０００８】前記の発明特定事項により、陸上から船舶
内の船倉にコンテナを運搬する場合には、以下のように
行う。
内の船倉にコンテナを運搬する場合には、以下のように
行う。
【０００９】まず、陸上用フォークリフトのフォークを
コンテナの挿入部に挿入した状態のもとで、陸上用フォ
ークリフトをキャリアバスケットに対して接近する方向
へ移動させることにより、コンテナをキャリアバスケッ
ト内に位置せしめる。次に、フォークを下方向へ移動
（揺動を含む）させて、コンテナをキャリアバスケット
の底部材に載置せしめる。この時、第２の手段の発明特
定事項を備えた場合にあっては、コンテナの下面側の一
部がストッパの傾斜面に突き当たり、コンテナはこの傾
斜面に案内されて底部材に受け渡される。そして、陸上
用フォークリフトをキャリアバスケットに対して離反す
る方向へ移動させて、陸上用フォークリフトのフォーク
をコンテナの挿入部から離脱せしめることにより、陸上
用フォークリフトによるコンテナの運搬が終了する。
コンテナの挿入部に挿入した状態のもとで、陸上用フォ
ークリフトをキャリアバスケットに対して接近する方向
へ移動させることにより、コンテナをキャリアバスケッ
ト内に位置せしめる。次に、フォークを下方向へ移動
（揺動を含む）させて、コンテナをキャリアバスケット
の底部材に載置せしめる。この時、第２の手段の発明特
定事項を備えた場合にあっては、コンテナの下面側の一
部がストッパの傾斜面に突き当たり、コンテナはこの傾
斜面に案内されて底部材に受け渡される。そして、陸上
用フォークリフトをキャリアバスケットに対して離反す
る方向へ移動させて、陸上用フォークリフトのフォーク
をコンテナの挿入部から離脱せしめることにより、陸上
用フォークリフトによるコンテナの運搬が終了する。
【００１０】コンテナをキャリアバスケットに運搬した
後に、複数の吊上げロープの他端部を天床部材の中央部
の上方においてクレーンのフックに係止せしめた状態の
もとで、クレーンによりキャリアバスケットと共にコン
テナを陸上から船舶内に運搬する。ここで、クレーンに
よりコンテナを運搬している間に、ストッパにより、コ
ンテナがキャリアバスケットから離脱して落下すること
を防止している。
後に、複数の吊上げロープの他端部を天床部材の中央部
の上方においてクレーンのフックに係止せしめた状態の
もとで、クレーンによりキャリアバスケットと共にコン
テナを陸上から船舶内に運搬する。ここで、クレーンに
よりコンテナを運搬している間に、ストッパにより、コ
ンテナがキャリアバスケットから離脱して落下すること
を防止している。
【００１１】コンテナを船舶内に運搬した後に、船舶用
フォークリフトをキャリアバスケットに接近する方向へ
移動させることにより、船舶用フォークリフトのフォー
クをコンテナの挿入部に挿入せしめる。次に、船舶用フ
ォークリフトのフォークを上方向へ移動させて、コンテ
ナを持上げる。そして、船舶用フォークリフトをキャリ
アバスケットに対して離反する方向へ移動させて船舶用
フォークリフトによりコンテナをキャリアバスケットか
ら取出して、船舶用フォークリフト９によりコンテナを
船倉の所定位置に運搬する。
フォークリフトをキャリアバスケットに接近する方向へ
移動させることにより、船舶用フォークリフトのフォー
クをコンテナの挿入部に挿入せしめる。次に、船舶用フ
ォークリフトのフォークを上方向へ移動させて、コンテ
ナを持上げる。そして、船舶用フォークリフトをキャリ
アバスケットに対して離反する方向へ移動させて船舶用
フォークリフトによりコンテナをキャリアバスケットか
ら取出して、船舶用フォークリフト９によりコンテナを
船倉の所定位置に運搬する。
【００１２】以上により、陸上から船舶内の船倉までの
コンテナの運搬が終了する。
コンテナの運搬が終了する。
【００１３】船舶内の船倉から陸上までコンテナを運搬
する場合には、上述の動作と反対の動作により行う。
する場合には、上述の動作と反対の動作により行う。
【００１４】
【発明の実施の形態】図２及び図３を参照するに、本発
明の実施の形態に係わるキャリアバスケット１は、クレ
ーン３によりコンテナ５を陸上から船舶内へ又は船舶内
から陸上へ運搬する際に用いる装置である。ここで、コ
ンテナ５の下側（図２及び図３において下側）には（陸
上用，船舶用）フォークリフト７，９のフォーク７ａ，
９ａが挿入可能な挿入部５ａ（図１参照）を備えてい
る。
明の実施の形態に係わるキャリアバスケット１は、クレ
ーン３によりコンテナ５を陸上から船舶内へ又は船舶内
から陸上へ運搬する際に用いる装置である。ここで、コ
ンテナ５の下側（図２及び図３において下側）には（陸
上用，船舶用）フォークリフト７，９のフォーク７ａ，
９ａが挿入可能な挿入部５ａ（図１参照）を備えてい
る。
【００１５】図１を参照するに、上記キャリアバスケッ
ト１は、上記コンテナ５を載置する底部材１１と、この
底部材１１に上下（図１において上下）に対向した天床
部材１３を備えている。上記底部材１１及び天床部材１
３は四角形状かつ格子状（枠状の一例）にそれぞれ構成
してある。また、上記底部材１１の複数の角部にはコン
テナ５が離脱することを防止するストッパ１５がそれぞ
れ設けてあり、各ストッパ１５は外方向へ傾斜した傾斜
面１５ａを備えている。更に、図４に示すように、底部
材１１の左右（図４において左右）両側にはコンテナ５
のすべりを防止するゴムラバー１１Ｒを備えることが望
しい。
ト１は、上記コンテナ５を載置する底部材１１と、この
底部材１１に上下（図１において上下）に対向した天床
部材１３を備えている。上記底部材１１及び天床部材１
３は四角形状かつ格子状（枠状の一例）にそれぞれ構成
してある。また、上記底部材１１の複数の角部にはコン
テナ５が離脱することを防止するストッパ１５がそれぞ
れ設けてあり、各ストッパ１５は外方向へ傾斜した傾斜
面１５ａを備えている。更に、図４に示すように、底部
材１１の左右（図４において左右）両側にはコンテナ５
のすべりを防止するゴムラバー１１Ｒを備えることが望
しい。
【００１６】上記底部材１１と天床部材１３は、両端部
がループ状に形成された複数の連結ワイヤロープ１７に
より連結してある。即ち、底部材１１の右側（図１にお
いて右側）及び左側には取付穴１９ａを備えた複数の固
定ブラケット１９がそれぞれ設けてあり、各連結ワイヤ
ロープ１７の一端部（下端部）が固定ブラケット１９の
取付穴１９ａにシャックルを介して連結してある。又、
上記天床部材１５の周縁部には取付穴２１ａ，２１ｂを
備えた複数の固定ブラケット２１がそれぞれ設けてあ
り、各連結ワイヤロープ１７の他端部（上端部）が固定
ブラケット２３の取付穴２３ａにシャックルを介して連
結してある。ここで、上方向から見た時に連結ワイヤロ
ープ１７はストッパ１５よりも外側に位置するように構
成してある。
がループ状に形成された複数の連結ワイヤロープ１７に
より連結してある。即ち、底部材１１の右側（図１にお
いて右側）及び左側には取付穴１９ａを備えた複数の固
定ブラケット１９がそれぞれ設けてあり、各連結ワイヤ
ロープ１７の一端部（下端部）が固定ブラケット１９の
取付穴１９ａにシャックルを介して連結してある。又、
上記天床部材１５の周縁部には取付穴２１ａ，２１ｂを
備えた複数の固定ブラケット２１がそれぞれ設けてあ
り、各連結ワイヤロープ１７の他端部（上端部）が固定
ブラケット２３の取付穴２３ａにシャックルを介して連
結してある。ここで、上方向から見た時に連結ワイヤロ
ープ１７はストッパ１５よりも外側に位置するように構
成してある。
【００１７】各固定ブラケット２３の取付穴２３ｂには
吊上げワイヤロープ２３の一端部（下端部）がシャック
ルを介してそれぞれ連結してあり、各連結ワイヤロープ
２３は両端部をループ状に構成してある。そして、各吊
上げワイヤロープ２３の下端部（上端部）は上記天床部
材１３の中央部の上方において前記クレーン３のフック
３ａに係止可能にそれぞれ構成してある。
吊上げワイヤロープ２３の一端部（下端部）がシャック
ルを介してそれぞれ連結してあり、各連結ワイヤロープ
２３は両端部をループ状に構成してある。そして、各吊
上げワイヤロープ２３の下端部（上端部）は上記天床部
材１３の中央部の上方において前記クレーン３のフック
３ａに係止可能にそれぞれ構成してある。
【００１８】次に、本発明の実施の形態の作用について
図２及び図３を参照して説明する。
図２及び図３を参照して説明する。
【００１９】陸上から船舶内の船倉へコンテナを運搬す
る場合には、以下のように行う。
る場合には、以下のように行う。
【００２０】陸上用フォークリフト７のフォーク７ａを
コンテナ５の挿入部５ａに挿入せしめた状態のもとで、
陸上用フォークリフト７をキャリアバスケット１に接近
する方向（図２（ａ）において左方向）へ移動させるこ
とにより（図２（ａ）参照）、コンテナ５をキャリアバ
スケット１内に位置せしめる。次に、陸上用フォークリ
フト７のフォーク７ａを下方向へ移動させて、コンテナ
５をフォーク７ａからキャリアバスケット１の底部材１
１に受け渡す。この時、コンテナ５の下面側の一部がス
トッパ１５の傾斜面１５ａに突き当たり、コンテナ５は
傾斜面１５ａに案内されて底部材１１に受け渡される。
そして、陸上用フォークリフト７をキャリアバスケット
１に離反する方向（図２（ｂ）において右方向）へ移動
させて、陸上用フォークリフト７のフォーク７ａをコン
テナ５の挿入部５ａから離脱せしめることにより、陸上
用フォークリフト７によるコンテナ５の運搬が終了する
（図２（ｂ）参照）。
コンテナ５の挿入部５ａに挿入せしめた状態のもとで、
陸上用フォークリフト７をキャリアバスケット１に接近
する方向（図２（ａ）において左方向）へ移動させるこ
とにより（図２（ａ）参照）、コンテナ５をキャリアバ
スケット１内に位置せしめる。次に、陸上用フォークリ
フト７のフォーク７ａを下方向へ移動させて、コンテナ
５をフォーク７ａからキャリアバスケット１の底部材１
１に受け渡す。この時、コンテナ５の下面側の一部がス
トッパ１５の傾斜面１５ａに突き当たり、コンテナ５は
傾斜面１５ａに案内されて底部材１１に受け渡される。
そして、陸上用フォークリフト７をキャリアバスケット
１に離反する方向（図２（ｂ）において右方向）へ移動
させて、陸上用フォークリフト７のフォーク７ａをコン
テナ５の挿入部５ａから離脱せしめることにより、陸上
用フォークリフト７によるコンテナ５の運搬が終了する
（図２（ｂ）参照）。
【００２１】陸上用フォークリフト７によるコンテナ５
の運搬が終了した後に、複数の吊上げワイヤロープ２３
の他端部をクレーン３のフック３ａに係止せしめた状態
のもとで、クレーン３によりキャリアバスケット１と共
にコンテナ５を陸上から船舶内に運搬する。ここで、ス
トッパ１５により、コンテナ５がキャリアバスケット１
から離脱して落下することを確実に防止している。又、
底部材１１及び天床部材１３をそれぞれ格子状に構成す
ると共に、底部材１１と天床部材１３を連結する部材と
して複数の連結ワイヤロープ１７を用いたことにより、
キャリアバスケット１の重量を軽くして、クレーン３の
フック３ａに作用する荷重を小さくすることができる。
の運搬が終了した後に、複数の吊上げワイヤロープ２３
の他端部をクレーン３のフック３ａに係止せしめた状態
のもとで、クレーン３によりキャリアバスケット１と共
にコンテナ５を陸上から船舶内に運搬する。ここで、ス
トッパ１５により、コンテナ５がキャリアバスケット１
から離脱して落下することを確実に防止している。又、
底部材１１及び天床部材１３をそれぞれ格子状に構成す
ると共に、底部材１１と天床部材１３を連結する部材と
して複数の連結ワイヤロープ１７を用いたことにより、
キャリアバスケット１の重量を軽くして、クレーン３の
フック３ａに作用する荷重を小さくすることができる。
【００２２】コンテナ５を船舶内に運搬した後に、船舶
用フォークリフト９をキャリアバスケット１に接近する
方向（図３（ａ）において左方向）へ移動させることに
より、船舶用フォークリフト９のフォーク９ａをコンテ
ナ５の挿入部５ａに挿入せしめる（図３（ａ）参照）。
次に、船舶用フォークリフト９のフォーク９ａを上方向
へ移動させて、コンテナ５を持上げる。そして、船舶用
フォークリフト９をキャリアバスケット１に対して離反
する方向（図３（ａ）において右方向）へ移動させるこ
とによりコンテナ５をキャリアバスケット１から取出し
て（図３（ａ）参照）、船舶用フォークリフト９により
コンテナ５を船倉の所定位置に運搬する（図３（ｂ）参
照）。
用フォークリフト９をキャリアバスケット１に接近する
方向（図３（ａ）において左方向）へ移動させることに
より、船舶用フォークリフト９のフォーク９ａをコンテ
ナ５の挿入部５ａに挿入せしめる（図３（ａ）参照）。
次に、船舶用フォークリフト９のフォーク９ａを上方向
へ移動させて、コンテナ５を持上げる。そして、船舶用
フォークリフト９をキャリアバスケット１に対して離反
する方向（図３（ａ）において右方向）へ移動させるこ
とによりコンテナ５をキャリアバスケット１から取出し
て（図３（ａ）参照）、船舶用フォークリフト９により
コンテナ５を船倉の所定位置に運搬する（図３（ｂ）参
照）。
【００２３】又、船舶の船倉から陸上へコンテナ５を運
搬する場合には、上述の動作と反対の動作により行う。
搬する場合には、上述の動作と反対の動作により行う。
【００２４】以上の如き、本発明の実施の形態によれ
ば、クレーン３によりコンテナ５を陸上から船舶内に運
搬する前に、陸上用フォークリフト７によりコンテナ５
をキャリアバスケット１に運搬するだけで足り、従来の
如く煩雑な前作業を必要とせず、陸上から船舶内までの
コンテナ５の運搬に要する一連の作業を短時間かつ容易
に行うことができ、作業能率が向上する。同様に、クレ
ーン３によりコンテナ５を船舶内から陸上に運搬する前
に、船舶用フォークリフト９によりコンテナ５をキャリ
アバスケット１に運搬するだけで足り、船舶内から陸上
までのコンテナ５の運搬に要する一連の作業の能率が向
上する。
ば、クレーン３によりコンテナ５を陸上から船舶内に運
搬する前に、陸上用フォークリフト７によりコンテナ５
をキャリアバスケット１に運搬するだけで足り、従来の
如く煩雑な前作業を必要とせず、陸上から船舶内までの
コンテナ５の運搬に要する一連の作業を短時間かつ容易
に行うことができ、作業能率が向上する。同様に、クレ
ーン３によりコンテナ５を船舶内から陸上に運搬する前
に、船舶用フォークリフト９によりコンテナ５をキャリ
アバスケット１に運搬するだけで足り、船舶内から陸上
までのコンテナ５の運搬に要する一連の作業の能率が向
上する。
【００２５】又、クレーン３によりコンテナ５を運搬し
ている間、ストッパ１５によってコンテナ５がキャリア
バスケット１から離脱して落下することがないため、作
業の安全性を高めることができる。
ている間、ストッパ１５によってコンテナ５がキャリア
バスケット１から離脱して落下することがないため、作
業の安全性を高めることができる。
【００２６】ストッパ１５が傾斜面１５ａを備えている
ことにより、コンテナ５を陸上用フォークリフト７から
キャリアバスケット１への受渡しが容易になり、より作
業能率が向上する。
ことにより、コンテナ５を陸上用フォークリフト７から
キャリアバスケット１への受渡しが容易になり、より作
業能率が向上する。
【００２７】更に、キャリアバスケット１の重量を軽く
して、クレーン３のフック３ａに作用する荷重を小さく
することができるため、クレーン３の操作性を高めるこ
とができ、より一層作業能率が向上する。
して、クレーン３のフック３ａに作用する荷重を小さく
することができるため、クレーン３の操作性を高めるこ
とができ、より一層作業能率が向上する。
【００２８】
【発明の効果】請求項１又は請求項２に記載の発明によ
れば、クレーンによりコンテナを陸上から船舶内に運搬
する前に、陸上用フォークリフトによりコンテナをキャ
リアバスケットに運搬するだけで足り、従来の如く煩雑
な前作業を必要とせず、陸上から船舶内までのコンテナ
の運搬に要する一連の作業を短時間かつ容易に行うこと
ができ、作業能率が向上する。同様に、クレーンにより
コンテナを船舶内から陸上に運搬する前に、船舶用フォ
ークリフトによりコンテナをキャリアバスケットに運搬
するだけで足り、船舶内から陸上までのコンテナの運搬
に要する一連の作業の能率が向上する。
れば、クレーンによりコンテナを陸上から船舶内に運搬
する前に、陸上用フォークリフトによりコンテナをキャ
リアバスケットに運搬するだけで足り、従来の如く煩雑
な前作業を必要とせず、陸上から船舶内までのコンテナ
の運搬に要する一連の作業を短時間かつ容易に行うこと
ができ、作業能率が向上する。同様に、クレーンにより
コンテナを船舶内から陸上に運搬する前に、船舶用フォ
ークリフトによりコンテナをキャリアバスケットに運搬
するだけで足り、船舶内から陸上までのコンテナの運搬
に要する一連の作業の能率が向上する。
【００２９】また、クレーンによりコンテナを運搬して
いる間、ストッパによってコンテナがキャリアバスケッ
トから離脱して落下することを防止しているため、作業
の安全性を高めることができる。
いる間、ストッパによってコンテナがキャリアバスケッ
トから離脱して落下することを防止しているため、作業
の安全性を高めることができる。
【００３０】請求項２に記載の発明によれば、更に、コ
ンテナをフォークリフトからキャリアバスケットの底部
材への受渡しが容易になり、より作業能率が向上する。
ンテナをフォークリフトからキャリアバスケットの底部
材への受渡しが容易になり、より作業能率が向上する。
【図１】キャリアバスケットの斜視図である。
【図２】主として本発明の実施の形態の作用を示す図で
ある。
ある。
【図３】主として本発明の実施の形態の作用を示す図で
ある。
ある。
【図４】ゴムラバーを備えた底部材を示す図である。
１ キャリアバスケット ３ クレーン ３ａ フック ５ コンテナ ５ａ 挿入部 ７ 陸上用フォークリフト ９ 船舶用フォークリフト １１ 底部材 １３ 天床部材 １５ ストッパ １５ａ 傾斜面 １７ 連結ワイヤロープ ２３ 吊上げワイヤロープ
Claims (2)
- 【請求項１】 フォークリフトのフォークが挿入可能な
挿入部を備えたコンテナを、クレーンにより運搬する際
に用いるキャリアバスケットであって、 上記コンテナを載置する底部材と、この底部材に上下に
対向した天床部材とを備え、上記底部材と上記天床部材
を連結部材により連結し、上記天床部材の周縁部に複数
の吊上げロープの一端部をそれぞれ連結し、各吊上げロ
ープの他端部を上記天床部材の中央部の上方において前
記クレーンのフックに係止可能にそれぞれ構成し、前記
底部材に前記コンテナが離脱することを防止するストッ
パを設けてなることを特徴とするキャリアバスケット。 - 【請求項２】 前記ストッパに外方向へ傾斜した傾斜面
を備えてなることを特徴とする請求項１に記載のキャリ
アバスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32163196A JP2849580B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | キャリアバスケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32163196A JP2849580B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | キャリアバスケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10157967A JPH10157967A (ja) | 1998-06-16 |
| JP2849580B2 true JP2849580B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=18134667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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