JPH07215655A - パレット装置 - Google Patents

パレット装置

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JPH07215655A
JPH07215655A JP6033261A JP3326194A JPH07215655A JP H07215655 A JPH07215655 A JP H07215655A JP 6033261 A JP6033261 A JP 6033261A JP 3326194 A JP3326194 A JP 3326194A JP H07215655 A JPH07215655 A JP H07215655A
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JP
Japan
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pallet
twist lock
spreader beam
pallets
positioning guide
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6033261A
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English (en)
Inventor
Noboru Oyamada
昇 小山田
Nobuaki Nagamori
信明 永森
Kazuyoshi Morioka
一喜 森岡
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07215655A publication Critical patent/JPH07215655A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプレッダビーム30とパレット50との着
脱が自動的にでき、運搬時の荷振れが小さく、パレット
50を整然と多段積みすることができる。 【構成】 長尺材80を積載可能なように凹形に形成さ
れたフレーム構造で、その両側上端にはツイストロック
受金55が設けられたパレット50と、このツイストロ
ック受金55に結合させるようにツイストロック機構4
0が設けられたスプレッダビーム30と、このスプレッ
ダビーム30をパレット50に結合させるとき及びパレ
ット50を複数個積重ねるときにこれらを案内するよう
に形成された雌雄の位置決めガイド5m,3f,5fと
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長尺材を積載運搬可
能なパレット装置に係り、荷役の合理化とパレットの多
段積みを可能とする手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の長尺材の荷役手段を示す。
図6(A)に示す荷役手段では、運搬すべき荷物である
長尺材80にスリング23を回し掛けし、このスリング
23をクレーンの巻上げ索系21で吊られているクレー
ンフック22に人手により掛け、吊り上げて目的地に運
搬する。荷物を下ろしたときも、クレーンフック22か
らスリング23を人手により外す。図6(B)に示す荷
役手段では、長尺材80を積載した2台の凹形のパレッ
ト50の側部材上端にある合計4個のフック59を、ク
レーンの巻上げ索系21でクレーンフック22及びスリ
ング23を介して吊られているスプレッダビーム30の
合計4個の吊軸39に掛け、吊り上げて目的地に運搬す
る。下ろした後、クレーンを操作してフック59から吊
軸39を外す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の長尺材の荷役手
段は上記のようであるが、図6(A)に示す荷役手段で
は、人手を要して荷役効率が悪く、安全上の不安があ
る。図6(B)に示す荷役手段は、これらの問題点を改
善するものであるが、パレット50のフック59にスプ
レッダビーム30の吊軸39を掛けるには、図示しない
クレーンを操作して、吊軸39を図示の状態より若干左
下に位置させ、次に徐々に右に移動させながら巻き上げ
て、4箇所のフック59内に全部吊軸39を入れ、入っ
たことを確認して吊り上げるというクレーン操作が必要
である。フック59から吊軸39を外す時も逆の操作が
必要である。このようなクレーン操作は熟練を要し、時
間がかかり、フック59と吊軸39との掛合の確実性の
点でも不安があり、自動化に不適であるというような問
題があった。また、吊り上げて移動するとき、吊軸39
及びクレーンフック22の2箇所を揺動中心とする2節
振子の大きな荷振れが生じ、荷滑りなどが生じる危険が
あるが、クレーンの自動運転操作ではこの荷振れを防止
することが困難である。また、パレット50を整然と多
段に積重ねて置くことができないというような問題があ
った。
【0004】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、長尺材を積載可能なパレット装置であっ
て、スプレッダビームとパレットとの着脱が自動的にで
き、運搬時の荷振れが小さく、安全性が高く、自動化に
適し、また、パレットを整然と多段積みすることができ
るパレット装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパレット
装置は、長尺材を積載可能なように凹形に形成されたフ
レーム構造であってその両側上端にはツイストロック受
金が設けられたパレットと、前記ツイストロック受金に
結合させるようにツイストロック機構が設けられたスプ
レッダビームと、このスプレッダビームを前記パレット
に結合させるとき及び前記パレットを複数個積重ねると
きにこれらを所定の相対位置に案内するように形成され
た位置決めガイドとを具備するものである。
【0006】
【作用】この発明におけるパレット装置の凹形のフレー
ム構造のパレットは、凹部に長尺材を乗せれば横に転げ
落ちることなく安全に積載することができる。このパレ
ットの上に、クレーンで吊ったスプレッダビームを概略
の狙いをつけて下ろせば、パレットのツイストロック受
金の上にスプレッダビームのツイストロック機構が正確
に乗るように、パレット及びスプレッダビームに形成さ
れた位置決めガイドが案内する。乗ったところでツイス
トロック機構を回動させてツイストロック受金に係合さ
せれば、パレットとスプレッダビームとは結合される。
これをクレーンで吊って運搬するとき、パレットとスプ
レッダビームとは一体的に結合されているので荷振れが
小さい。移動先で下ろした後、ツイストロック機構を開
放方向に回動してロックを外せば、スプレッダビームは
パレットから簡単容易に離して自由に移動させることが
できる。また、パレットを積重ねるときは、概略の狙い
をつけて下ろせば、重ねられる上下のパレットに形成さ
れた位置決めガイドが案内して、パレットは整然と多段
積重ねをすることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例によるパレット装置を
示し、(A)はパレットの斜視図、(B)は荷役中の状
態の斜視図である。図1(A)に示すように、パレット
50は、架台部材51,側下部材52,側立部材53及
び側上部材54を、例えば鋼材の溶接により組み立てた
フレーム構造であり、長尺材を積載可能なように全体と
して凹形に形成されている。各側立部材53の上端に
は、長穴状の受け穴55hが形成されたツイストロック
受金55が着設されている。また、両側上部材54の上
面には前後左右に傾斜面を有する楔形形状の雄形位置決
めガイド5mが着設されている。また、側下部材52に
は、パレット50を積重ねるときに、下にある他の同じ
パレット50の雄形位置決めガイド5mに案内して位置
合わせ嵌合するように雌形位置決めガイド5fが形成さ
れている。
【0008】図1(B)に示すように、スプレッダビー
ム30は、例えば鋼材の溶接構造で所要の長尺材の荷役
に必要な長さ、パレット50の幅とほぼ同じ幅及び所要
の強度のための厚さを有する梁状に形成されている。ス
プレッダビーム30の上面には、クレーンの巻上げ索系
21で吊られるように巻上げ索系21のかかるシーブ3
2が着設されている。図示のスプレッダビーム30で
は、長さの両端部にパレット50を吊るように、各ツイ
ストロック受金55の位置に合致するように合計8個の
ツイストロック機構40が着設されている。また、スプ
レッダビーム30をパレット50の上に吊り下ろすとき
位置合わせのため、各パレット50の雄形位置決めガイ
ド5mに対応する箇所のスプレッダビーム30の下面
に、スプレッダビーム30を案内して位置合わせ嵌合す
るように雌形位置決めガイド3fが形成されている。な
お、80は運搬対象物である長尺材である。
【0009】次に、図2によってツイストロック機構4
0について説明する。図2(A)はツイストロック機構
40の結合状態の側面図、(B)は結合状態の平面図、
(C)はツイストロック機構40の挿入又は抜脱途中の
状態の側面図、(D)はその途中の状態の平面図であ
る。図1及び図2に示すように、パレット50の側立部
材53の上端にはツイストロック受金55が一体的に着
設されており、ツイストロック受金55の上面には長穴
状の受け穴55hがあけられている。また、このツイス
トロック受金55の位置に対応するように、スプレッダ
ビーム30の側縁部にツイストロック機構40が設けら
れている。
【0010】ツイストロック機構40は、図2(A),
(C)に示すように、スプレッダビーム30の構造部材
に着設された球面受け座41と、球面受け座41に担持
される球面支持筒42と、球面支持筒42に固定ナット
43で調節可能に固着されたツイスト軸44と、ツイス
ト軸44の下端部に形成された掛金部45と、ツイスト
軸44の上端部に固着されたツイストレバー46と、ツ
イストレバー46の一端部にピン連結された駆動シリン
ダ47と、ツイストレバー46の他端部にピン連結され
た連動ロッド48とからなる。連動ロッド48は他のツ
イストロック機構40のツイストレバー46に連結され
ている。掛金部45は下先端は丸められ、ある方向では
図2(C)に示すようにツイスト軸44の径以下の厚さ
に、それに直角方向では図2(A)に示すように逆三角
状で水平な上面を有するように形成されている。受け穴
55hと掛金部45との相対形状は、図2(C),
(D)に示すように、掛金部45の最大平面形状が余裕
をもって通過できる形状であり、図2(A),(B)に
示すように、掛金部45が90度回転したとき掛金部4
5の上面が十分にツイストロック受金55の内側に引っ
掛かるように形成されている。
【0011】スプレッダビーム30をパレット50の上
に下ろして結合させるとき、ツイストロック機構40の
掛金部45をツイストロック受金55の受け穴55hに
確実かつ容易に挿入させるために、図2(A),(C)
に示すように、パレット50の側上部材54の上面に
は、前後左右に傾斜した面を有する楔状に形成された雄
形位置決めガイド5mが着設されており、スプレッダビ
ーム30の対応する下面の箇所にはこの雄形位置決めガ
イド5mに次第に嵌合するように対応する傾斜楔状の形
状で雌形位置決めガイド3fが形成されている。
【0012】次に、パレット50を積重ねた状態を示す
図3について説明する。前述のように、パレット50の
側上部材54の上面には雄形位置決めガイド5mが着設
されている。また、パレット50の側下部材52には、
パレット50を積重ねたとき嵌合するように雄形位置決
めガイド5mに対応する形状の雌形位置決めガイド5f
が形成されている。また、パレット50の保管場所など
として決定された床90には、パレット50の雄形位置
決めガイド5mと全く同様な形状と関係位置をもって雄
形位置決めガイド9mが設置されている。なお、荷物で
ある長尺材80の有無は関係ない。
【0013】次に、図1に示す実施例の動作について説
明する。図1(A)に示すように、パレット50は、架
台部材51とその両側に立つ側立部材53とそれらの連
結部材である側下部材52及び側上部材54とで形成さ
れた凹形形状であるので、長尺材80でも架台部材51
上に前後に突き出た状態で積載することができ、両側の
側立部材53で長尺材80が止められて転落するおそれ
はない。長尺材80の荷役に使用する場合、例えば、図
1(B)に示すように、2台のパレット50を使用すれ
ば前後方向にも安定して積載することができる。
【0014】次に、このパレット50にスプレッダビー
ム30を結合させて運搬する動作について説明する。図
1(B)に示すように、図示しないクレーンの巻上げ索
系21によって吊り上げたスプレッダビーム30を、パ
レット50との結合位置に概略の狙いをつけて下ろす。
そのとき、図2(C),(D)に示すように、スプレッ
ダビーム30のツイストロック機構40の掛金部45の
方向は、パレット50のツイストロック受金55の受け
穴55hの方向と一致する方向となっている。スプレッ
ダビーム30がパレット50の上に近ずくと、図2
(C)に示すように、パレット50の雄形位置決めガイ
ド5mにスプレッダビーム30の雌形位置決めガイド3
fが緩く嵌合し、雌形位置決めガイド3fと雄形位置決
めガイド5mは対応する傾斜楔状に形成されているの
で、スプレッダビーム30が下降するにつれて、雌形位
置決めガイド3fは雄形位置決めガイド5mに案内され
て次第に遊びが小さい嵌合状態になる。
【0015】このようにスプレッダビーム30がパレッ
ト50の上に、雌形位置決めガイド3fと雄形位置決め
ガイド5mとに案内されて、次第に精確な結合位置にな
るように下降するとき、図2(C),(D)に示すよう
に、掛金部45は、下端が丸く形成され、受け穴55h
の方向と一致しているので、受け穴55h内に容易かつ
確実に進入する。スプレッダビーム30がパレット50
上の正しい位置に完全に乗ったことが、人の目又は図示
しないリミットスイッチなどの位置センサで検出確認さ
れた後、駆動シリンダ47でツイストレバー46,ツイ
スト軸44を介して掛金部45を90度だけ回転駆動す
れば、図2(A),(B)に示すように、掛金部45の
上端面はツイストロック受金55の上端内面に掛かって
結合される。この動作は連動ロッド48を介して他のツ
イストロック機構40も同様に結合動作をする。全部の
ツイストロック機構40が結合状態となったことを図示
しないセンサで検出確認した後、図1(B)に示すよう
に、図示しないクレーンの巻上げ索系21で吊り上げて
運搬する。スプレッダビーム30とパレット50とは一
体的に結合されているので、運搬中の荷振れは小さく、
荷滑りなどが生じるおそれはないので、荷役の自動化を
図ることが容易にできる。
【0016】なお、図2において、固定ナット43は、
球面支持筒42のツイスト軸44に対する取付位置を、
各ツイストロック機構40について調節して、上記結合
状態において、全部のツイストロック機構40の上下方
向の遊びが適当な一定の同一量になるように設定するた
めのものである。次に、ツイストロック機構40をツイ
ストロック受金55から離脱させるときは、駆動シリン
ダ47を上記と逆の方向に作動させて、掛金部45を、
図2(A),(B)に示す位置から90度回転させて、
図2(C),(D)に示す位置にし、掛金部45がこの
姿勢になったことをセンサで検出確認した後、スプレッ
ダビーム30をクレーンで吊り上げれば離脱させること
ができる。
【0017】このパレット50を所定の保管場所等に積
重ねるときは、図1(B)に示すように、スプレッダビ
ーム30でパレット50を吊り上げてその場所に運搬し
て概略の位置に狙いをつけて下ろせば、図3に示すよう
に、床90上に設置されている雄形位置決めガイド9m
にパレット50の雌形位置決めガイド5fが緩く嵌合
し、雄形位置決めガイド9m及び雌形位置決めガイド5
fは傾斜楔形に形成されているので、パレット50が下
降するにつれて、雄形位置決めガイド9mは雌形位置決
めガイド5fを案内して所定の嵌合位置に誘導すること
により、パレット50は最終的に所定の位置に正確に置
かれる。完全に着地したことを図示しないセンサで検出
確認した後、ツイストロック機構40を開放位置に回転
させ、その動作をセンサで検出確認した後、スプレッダ
ビーム30のみを吊り上げる。このようにして置かれた
パレット50の上に他のパレット50を運搬してきて下
ろせば、上記と全く同様に下のパレット50の雄形位置
決めガイド5mが上のパレット50の雌形位置決めガイ
ド5fを案内して正確な位置に積重ねることができる。
したがって、これを繰り返すことにより、容易,迅速か
つ確実,安全に多段積みをすることができる。
【0018】次に、図4に示す第2実施例について説明
する。図4に示すパレット50では、側上部材54の上
面中央部に各1個のツイストロック受金55が着設され
ている。また、この各ツイストロック受金55の前後両
側に雄形位置決めガイド5mが取り付けられている。こ
の雄形位置決めガイド5mは、側上部材54の長手方向
の線から例えば中央側が内方に前後外側が左右外方に偏
位する姿勢で、かつ、上下方向に傾斜するように取り付
けられている。また、各側下部材52の下面には前記雄
形位置決めガイド5mに対応する雌形位置決めガイド5
fが着設されている。また、このようにツイストロック
受金55の配置を決め、雄形位置決めガイド5mの数,
形状等を決めたことにともない、図4(B)に示すよう
に、スプレッダビーム30の下面には、ツイストロック
受金55に対応する位置にツイストロック機構40が設
けられ、雄形位置決めガイド5mに対応する位置に対応
する形状の雌形位置決めガイド3fが設けられている。
図4に示す実施例のパレット50のツイストロック受金
55にスプレッダビーム30のツイストロック機構40
が結合,離脱する動作は、図1に示す実施例について説
明したところと同様であるので省略する。
【0019】図5は図4に示すパレット50を積重ねた
状態を示す。このパレット50に設けられている雄形位
置決めガイド5m及び雌形位置決めガイド5f並びに床
90に設置された雄形位置決めガイド9m及びスプレッ
ダビーム30に設けられている雌形位置決めガイド3f
は、図5に示すように、対応して嵌合するように、上下
方向に傾斜すると共に前後方向に傾斜して形成されてい
るので、概略の狙いをつけて積重ねれば、雌雄嵌合する
位置決めガイド9m,5f,5mなどに案内されて容
易,迅速かつ正確,安全に積重ねることができる。な
お、荷物である長尺材80の有無は関係ない。
【0020】なお、以上説明した実施例では、スプレッ
ダビーム30の形状は一定で、ツイストロック機構40
及び雌形位置決めガイド3fの位置も所定の箇所に着設
したが、スプレッダビーム30に伸縮機構を設けてスプ
レッダビーム30の長さを変更可能としてもよい。ま
た、ツイストロック機構40及び雌形位置決めガイド3
fを例えばスプレッダビーム30の中央部にも設けて、
パレット50を2個吊る以外に、例えば1個だけ吊ると
か、同時に3個吊るとかが可能なようにしてもよい。ま
た、スプレッダビーム30やパレット50の形状、ツイ
ストロック機構40の構造や位置決めガイド5m,5f
等の形状などは、図示の他に各種の設計変更をすること
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、スプレ
ッダビームを概略の狙いをつけて下ろすだけで、位置決
めガイドが案内して、ツイストロック機構により、パレ
ットに自動的に結合させることができる。パレットとス
プレッダビームとは一体的に結合されるので、クレーン
運搬中に荷振れが小さく、荷滑りなどの発生を防止する
ことができる。また、パレットを積重ねるとき、概略の
狙いをつけるだけで位置決めガイドが案内して、迅速に
整然と多段に積重ねることができる。これらの効果によ
り荷役の自動化を図ることが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例によるパレット装置を示
し、(A)はパレットの斜視図、(B)は運搬状態の斜
視図である。
【図2】この発明の第1実施例によるパレット装置のツ
イストロック装置を示し、(A)は結合状態の側面図、
(B)は結合状態の平面図、(C)は挿入中の状態の側
面図、(D)は挿入中の状態の平面図である。
【図3】この発明の第1実施例によるパレット装置の積
重ね状態を示し、(A)は正面図、(B)は側面図であ
る。
【図4】この発明の第2実施例によるパレット装置を示
し、(A)はパレットの斜視図、(B)は運搬状態の斜
視図である。
【図5】この発明の第2実施例によるパレット装置の積
重ね状態を示し、(A)は側面図、(B)は一部平面
図、(C)は一部断面図である。
【図6】従来の長尺材運搬手段を示し、(A)はパレッ
トを使用しない運搬手段の斜視図、(B)は従来のパレ
ット装置による運搬状態の斜視図である。
【符号の説明】
21:クレーンの巻上げ索系、30:スプレッダビー
ム、 3f:雌形位置決めガイド、40:ツイストロッ
ク機構、41:球面受け座、 42:球面支持筒、4
3:固定ナット、 44:ツイスト軸、45:掛金部、
46:ツイストレバー、47:駆動シリンダ、 4
8:連動ロッド、50:パレット、51:架台部材、
52:側下部材、53:側立部材、 54:側上部材、
55:ツイストロック受金、 55h:受け穴、5m:
雄形位置決めガイド、 5f:雌形位置決めガイド、8
0:長尺材、90:床、 9m:雄形位置決めガイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66C 1/66 Z 9147−3F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺材を積載可能なように凹形に形成さ
    れたフレーム構造であってその両側上端にはツイストロ
    ック受金が設けられたパレットと、前記ツイストロック
    受金に結合させるようにツイストロック機構が設けられ
    たスプレッダビームと、このスプレッダビームを前記パ
    レットに結合させるとき及び前記パレットを複数個積重
    ねるときにこれらを所定の相対位置に案内するように形
    成された位置決めガイドとを具備することを特徴とする
    パレット装置。
  2. 【請求項2】 長尺材を積載可能なように架台部材とそ
    の両側に立つ側立部材とからなる凹形のフレーム構造で
    あって前記両側立部材の上端にはツイストロック受金が
    設けられたパレットと、前記ツイストロック受金に結合
    させるようにツイストロック機構が設けられたスプレッ
    ダビームと、このスプレッダビームと前記パレットとを
    前記ツイストロック機構及びツイストロック受金により
    結合させるとき及び前記パレットを複数個積重ねるとき
    にこれらを所定の相対位置に案内するように前記パレッ
    ト及びスプレッダビームに形成された雌雄嵌合の位置決
    めガイドとを具備することを特徴とするパレット装置。
JP6033261A 1994-02-07 1994-02-07 パレット装置 Withdrawn JPH07215655A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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