JP2585215Y2 - スピニングリールのストッパ機構の操作構造 - Google Patents

スピニングリールのストッパ機構の操作構造

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JP2585215Y2 JP1992001715U JP171592U JP2585215Y2 JP 2585215 Y2 JP2585215 Y2 JP 2585215Y2 JP 1992001715 U JP1992001715 U JP 1992001715U JP 171592 U JP171592 U JP 171592U JP 2585215 Y2 JP2585215 Y2 JP 2585215Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転枠の糸繰り出し方
向への逆転を阻止するストッパ機構を、ストッパが作動
する作用姿勢とストッパが作動しない待機姿勢とに切り
換える切換機構を設けてあるスピニングリールのストッ
パ機構の操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のストッパ機構の操作構造におい
て、従来は、回転枠と一体で回転すべくスプール軸に遊
嵌した筒軸に装着してある係止歯体と、リール本体の前
面に取り付けた係止爪とでストッパ機構を形成するとと
もに、前記切換機構を、リール本体の後面に設けてある
切換操作具と、リール本体を前後方向に貫通して前面に
突出する切換操作軸とで形成し、切換操作軸の前端に係
止爪に作用する作用部を形成してあった(例えば、実公
昭55−38379号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、切換操作軸で
係止爪を直接操作する形態を採っているので、切換操作
軸の係止爪に作用する作用部と係止爪とを近接して配置
しなければならず、設置上の制約が大きなものであっ
た。特に、リールにおいては、小さなスペース内に多く
の部品を配置する必要があるので、部品配置に制約があ
ると設計上の自由度が小さくなっていた。本考案の目的
は新たな機構を設置位置を定めて追加構成することによ
って、部品配置の制約を緩和できるものを提供する点に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本第1考案による特徴構
成は、回転枠の糸繰り出し方向への逆転を阻止するスト
ッパ機構を、回転枠の駆動機構に連係した係止歯体とリ
ール本体に取り付けた係止爪体とで形成するとともに、
前記係止爪体を前記係止歯体に係合可能な係止爪と係合
状態にある係止爪を強制的に係止歯体より離間させる駆
動体とで形成し、前記回転枠の糸巻き取り方向への回転
時には前記係止爪を待機姿勢と、前記回転枠の糸繰出し
方向への回転開始時には前記係止歯体に対して係合可能
な作用姿勢とに切換えるべく、前記回転枠の回転方向に
対応して前記係止爪体に接当作用して切り換えるカム体
を、前記回転枠を駆動支持する駆動軸に従動回転可能に
装嵌し、前記係止爪を前記待機姿勢に強制的に切り換え
る切換機構を設け、この切換機構を、人為操作される切
換操作軸と前記切換操作軸の切換動作を前記係止爪に連
動させる前記駆動体とで構成してある点にあり、その作
用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】カム体の動作は次のようになる。つまり、回転
枠が釣り糸繰出し方向に回転をしようとすると、カム体
が駆動軸に従動して回転し係止爪の作用姿勢に切り換わ
ることを許容し係止爪が係止歯体に係合して、回転枠の
逆転が阻止される。回転枠が釣り糸巻き取り方向に回転
すると、カム体が駆動軸に従動して回転しそのカム体が
係止爪体に作用して(係止爪体の駆動体にカム体が作用
した場合には駆動体を介して係止爪に作用し、又、カム
体が直接係止爪に作用した場合には駆動体を介さずに係
止爪に作用し)、係止爪を待機姿勢に切り換える。した
がって、係止爪を待機姿勢に切り換えるのに、カム体が
作用する対象を係止爪体、つまり、係止爪自体、又は、
駆動体でもよく、カム体をストッパー機構に組み込んで
使用する場合でも係止爪等の設置上の制約が少ない。切
換機構で係止爪の姿勢を切り換える場合には、切換操作
軸を人為的に操作すると、駆動体を介して切換操作軸の
動作を係止爪に伝えることができて、係止爪を強制的に
姿勢変更できる。したがって、切換操作軸と係止爪とを
近接して配置する必要はない。
【0006】
【考案の効果】したがって、駆動体を設けるだけで、切
換操作軸と係止爪、及び、カム体と係止爪との配置を相
手側の設置位置の制約を受けることなく設置位置を選定
でき、部品配置をスペース効率良く行え、設計製作上の
制約を少なくできる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本第2考案による特徴構
成は、前記駆動体と前記係止爪とを、前記切換操作軸の
軸芯に直交する平面内で作動するように構成してある点
にあり、その作用効果は次の通りである。
【0008】
【作用】つまり、駆動体を設けることによって、駆動体
を介して切換操作軸の動作を係止爪に伝えることがで
き、切換操作軸と係止爪とを近接して配置する必要はな
い。
【0009】
【考案の効果】したがって、切換操作軸と係止爪との配
置を相手側の設置位置の制約を受けることなく設置位置
を選定でき、部品配置をスペース効率良く行え、設計製
作上の制約を少なくできる。しかも、駆動体を切換操作
軸に対して直交する動作状態に配置することによって、
係止爪の設置位置を、切換操作軸の軸芯方向で自由に設
定できるだけでなく、切換操作軸に直交する方向におい
ても自由に設定でき、二次元方向に設置自由度を拡大で
きる。
【0010】
【実施例】図5に示すように、ハンドル1を軸支したリ
ール本体2よりスプール軸3を延出するとともに、この
スプール軸3にスプール4を遊嵌し、このスプール軸3
とスプール4との間にドラグ装置5を設け、スプール4
をスプール軸3に一体化する。スプール軸3の基端部に
筒軸6を遊嵌するとともに、筒軸6に回転枠7を一体回
転可能に装着し、筒軸6におけるリール本体2内に位置
する部分にピニオンギヤ9を形成し、このピニオンギヤ
9とハンドル軸に装着されたメインギヤ10との咬合に
よって、ハンドル1操作による回転枠7の糸巻き取り作
動を行うことができるスピニングリールを構成する。
【0011】ベールアーム8の姿勢切り換え機構につい
て説明する。ベールアーム8の一端をアームカム11に
一体揺動可能に取り付け、このアームカム11を回転枠
7の一方の支持腕7aに揺動すべく取り付け、ベールア
ーム8の他端を揺動アーム12を介して他方の支持腕7
aに揺動可能に取り付けてある。一方の支持腕7a内に
図示してないがベールアーム8を糸繰り出し姿勢と糸巻
き取り姿勢とのいずれの姿勢においてもその姿勢を保持
させるトグル式付勢機構を設けてある。このようなベー
ルアーム8の取り付け構造において、ベールアーム8の
張出し状態及びアームカム11の形状に起因する回転枠
7自体のアンバランスを次のような構造で解消する。ベ
ールアーム8の他端を取り付ける揺動アーム12の形状
を図示するように設定することによって、揺動アーム1
2自体の重心位置を回転中心を挟んでベールアーム8存
在側とは反対側あるいは回転中心上に位置させるように
設定する。このような重心位置の設定によって、後記す
るアンバランス解消の為の一対の支持腕7a,7aの回
転枠7の回転中心に対するオフセット量、及び、回転枠
7の後端に装着するバランスウエイト量を軽減出来る。
【0012】次に回転枠7のダイナミックバランスを採
る形態について説明する。ベールアーム8の材質を、密
度が6g/cm3 以下の金属若しくは合金とする。この金
属製のベールアーム8に対して、図4に示すように、支
持腕7aを回転枠7の回転中心に対してベールアーム8
とは反対側に(D)だけオフセットさせるとともに、ス
プール軸芯方向でのダイナミックバランスを採るべく、
回転枠7の後端における支持腕7aの根元部分と一部膨
出部分とに夫々バランスウエイト13,13を装着して
いる。
【0013】次に回転枠7のストッパ機構Aについて説
明する。回転枠7の内周面に形成された係止歯体として
のラチェット歯体16とこのラチェット歯体16に咬合
する係止爪体を構成する係止爪としてのラチェット爪1
7とでストッパ機構Aを形成し、ラチェット爪17をス
プール軸3と平行な軸芯周りで揺動可能に軸支するとと
もに、咬合方向に付勢するバネを作用させている。ラチ
ェット歯体16と隣接させてカム体18を設け、カム体
18の外周面に突起部18aを形成し、突起部18aで
後記する駆動体14としての中継アームを介してラチェ
ット爪17を持ち上げて、ラチェット爪17をラチェッ
ト歯体16より離間する状態に維持する待機姿勢に設定
するとともに、突起部18aを回転退避させることによ
ってラチェット爪17をラチェット歯体16に係合する
状態と離間する状態とに切換可能な作用姿勢に設定す
る。カム体18は筒軸6に巻回した摩擦保持バネ15を
介して筒軸6と一定角度範囲だけ一体に回転し、回転枠
7の糸巻き取り方向への回転時には、ラチェット爪17
を持ち上げ、回転枠7の糸繰り出し方向への回転時に
は、ラチェット爪17を咬合姿勢にする。
【0014】ラチェット爪17を待機姿勢と作用姿勢に
切り換える切換機構Bについて説明する。リール本体2
の底面に切換操作具としてのストッパレバー20を設
け、ストッパレバー20を一体的に装着する切換操作軸
20aをラチェット歯体16近くまで延出し、その延出
端に切換カム19を形成し、切換カム19に近接して切
換カム19の作動をラチェット爪17に作用させる中継
アーム14を設け、この中継アーム14をスプール軸3
と平行な支軸を介してリール本体2の前面に取り付けて
ある。この構成より、図2に示すように、実線で示す状
態より二点鎖線で示す状態に切換カム19を作動させる
と、切換カム19が中継アーム14の一端に作用して中
継アーム14を揺動させ、この中継アーム14がラチェ
ット爪17の一端を押し上げて、ラチェット爪17を待
機姿勢に切り換える。したがって、ストッレバー20を
図1で示すように実線状態に設定すると、切換カム19
が中継アーム14より離間しカム体18の作動によって
中継アーム14の姿勢を切換え、ラチェット爪17を作
用姿勢に切換え、回転枠7の糸繰り出し方向への回転を
阻止し糸巻き取り方向への回転を許容するストッパ機構
Aの作用姿勢とに切り換えできる。
【0015】〔別実施例〕 ストッパ機構Aの別形態について説明する。図6及
び図7に示すように、筒軸6に一体回転可能に装着され
たラチェット歯車16とこのラチェット歯車16に咬合
するラチェット爪17とでストッパ機構Aを形成し、ラ
チェット爪17をスプール軸3と平行な軸芯周りで揺動
可能に軸支するとともに、咬合方向に付勢するバネを設
けてある。ラチェット歯車16と隣接させてカム体18
を設け、カム体18の外周面に突出部18aを形成し、
突出部18aでラチェット爪17を持ち上げて、ラチェ
ット爪17を待機姿勢に設定する。ラチェット爪17の
近くに中継アーム14を設け、切換カム19の動作をラ
チェット爪17に伝達する構成を採っている。以上のよ
うな構成によって、前記したと同様にストッパレバー2
0を操作することによって、ラチェット爪17を待機姿
勢と作用姿勢に切り換えることが出来る。以上より、駆
動体14と係止爪17とを総称して係止爪体という。
【0016】 次に回転枠7のストッパ機構Aについ
ての別形態について説明する。図8乃至図11に示すよ
うに、回転枠7の内周面に形成された係止歯体としての
ラチェット歯体16とこのラチェット歯体16に咬合す
る係止爪としてのラチェット爪17とでストッパ機構A
を形成し、ラチェット爪17の爪部17aを形成したラ
チェット本体17Aより枝部17Bを延出し、この枝部
17Bの先端に係合段差部17bを設けるとともに、ラ
チェット爪17をスプール軸3と平行な軸芯周りで揺動
可能に軸支するとともに、咬合方向に付勢するバネを作
用させている。ラチェット歯体16と隣接させてカム体
18を設け、カム体18の外周面にカム部18aを形成
し、カム部18aでラチェット爪17の係合段差部17
bを係合してラチェット爪17を持ち上げて、ラチェッ
ト爪17をラチェット歯体16より離間する状態に維持
する待機姿勢に設定するとともに、カム部18aを回転
退避させることによってラチェット爪17をラチェット
歯体16に係合する状態と離間する状態とに切換可能な
作用姿勢に設定する。但し、係合段差部17bとカム部
18aとは、ラチェット爪17の係合状態では完全な係
合状態にはなく、次のような構成によって係合がおこな
われる。つまり、図10に示すように、ラチェット爪1
7の爪部17aの形状がラチェット歯体16に咬合した
状態で、歯形の外形に密着する形状に設定してあるの
で、回転枠7が糸巻取り方向に回転すると、ラチェット
爪17はラチェット歯体16の移動力を受けてラチェッ
ト歯体16より外れる方向に回転し、一定角度だけ回転
したところで、初めてカム部18aが係合段差部17b
に係合し、図11に示すように、カム体18の移動作用
を受けてラチェット爪17は離間状態に切り換わる。カ
ム体18は筒軸6に巻回した摩擦保持バネ15を介して
筒軸6と一定角度範囲だけ一体に回転し、回転枠7の糸
巻き取り方向への回転時には、ラチェット爪17を持ち
上げ、回転枠7の糸繰り出し方向への回転時には、ラチ
ェット爪17が咬合姿勢に切り換わるのを許容する。
【0017】ラチェット爪17を待機姿勢と作用姿勢に
切り換える切換機構Bについて説明する。リール本体2
の底面に切換操作具としてのストッパレバー20を設
け、ストッパレバー20を一体的に装着する切換操作軸
20aをラチェット歯体16近くまで延出し、その延出
端に後記する中継アーム14の一端を係合する段差状の
切換カム19を形成し、切換カム19に近接して切換カ
ム19の作動をラチェット爪17に作用させる中継アー
ム14を設け、この中継アーム14をスプール軸3と平
行な支軸を介してリール本体2の前面に取り付けてあ
る。この構成より、図9に示すように、切換カム19を
作動させると、切換カム19が中継アーム14の一端に
作用して中継アーム14を揺動させ、この中継アーム1
4がラチェット爪17の一端を押し上げて、ラチェット
爪17を待機姿勢に切り換える。したがって、ストッパ
レバー20を図8で示すように設定すると、切換カム1
9が中継アーム14より離間しカム体18の作動によっ
てラチェット爪17を作用姿勢に切換え、回転枠7の糸
繰り出し方向への回転を阻止し糸巻き取り方向への回転
を許容するストッパ機構Aを構成する。
【0018】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラチェット爪を作用姿勢に設定し、咬合状態を
示す縦断正面図
【図2】ラチェット爪を作用姿勢に設定し、非咬合状態
を示す縦断正面図
【図3】回転枠のバランスウエイト配置状態を示す正面
【図4】揺動アームの形状を示す底面図
【図5】リールの全体縦断側面図
【図6】ラチェット歯車を筒軸に装着したストッパ機構
の別実施例を示し、ラチェット爪を作用姿勢に設定し、
咬合状態を示す縦断正面図
【図7】ラチェット歯車を筒軸に装着したストッパ機構
の別実施例を示し、ラチェット爪を作用姿勢に設定し、
非咬合状態を示す縦断正面図
【図8】ラチェット歯体を回転枠内周面に形成したスト
ッパ機構の別実施例を示し、ラチェット爪を作用姿勢に
設定し、咬合状態を示す縦断正面図
【図9】ラチェット歯体を回転枠内周面に形成したスト
ッパ機構の別実施例を示し、ラチェット爪をストッパ機
構で強制的に待機姿勢に設定した縦断側面図
【図10】ラチェット歯体を回転枠内周面に形成したス
トッパ機構の別実施例を示し、ラチェット歯体でラチェ
ット爪を押し上げた状態を示す縦断正面図
【図11】ラチェット歯体を回転枠内周面に形成したス
トッパ機構の別実施例を示し、ラチェット爪をカム体で
待機姿勢に設定した状態を示す縦断正面図
【符号の説明】
7 回転枠 14 駆動体 16 係止歯体 17 係止爪 20 切換操作具 20a 切換操作軸 A ストッパ機構 B 切換機構

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転枠(7)の糸繰り出し方向への逆転
    を阻止するストッパ機構(A)を、回転枠(7)の駆動
    機構に連係した係止歯体(16)とリール本体(2)に
    取り付けた係止爪体とで形成するとともに、前記係止爪
    体を前記係止歯体(16)に係合可能な係止爪(17)
    と係合状態にある係止爪(17)を強制的に係止歯体
    (16)より離間させる駆動体(14)とで形成し、前
    記回転枠(7)の糸巻き取り方向への回転時には前記係
    止爪(17)を待機姿勢と、前記回転枠(7)の糸繰出
    し方向への回転開始時には前記係止歯体(16)に対し
    て係合可能な作用姿勢とに切換えるべく、前記回転枠
    (7)の回転方向に対応して前記係止爪体に接当作用し
    て切り換えるカム体(18)を、前記回転枠(7)を駆
    動支持する駆動軸(6)に従動回転可能に装嵌し、 前記係止爪(17)を前記待機姿勢に強制的に切り換え
    る切換機構(B)を設け、この切換機構(B)を、人為
    操作される切換操作軸(20a)と前記切換操作軸(2
    0a)の切換動作を前記係止爪(17)に連動させる前
    記駆動体(14)とで構成してあるスピニングリールの
    ストッパ機構の操作構造。
  2. 【請求項2】 前記駆動体(14)と前記係止爪(1
    7)とを、前記切換操作軸(20a)の軸芯に直交する
    平面内で作動するように構成してある請求項1記載のス
    ピニングリールのストッパ機構の操作構造。
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DE4301590A DE4301590B4 (de) 1992-01-22 1993-01-21 Spulwinde mit verbessertem Bedienungsaufbau des Sperrmechanismus
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