JP2584668Y2 - 袖壁体 - Google Patents

袖壁体

Info

Publication number
JP2584668Y2
JP2584668Y2 JP2467893U JP2467893U JP2584668Y2 JP 2584668 Y2 JP2584668 Y2 JP 2584668Y2 JP 2467893 U JP2467893 U JP 2467893U JP 2467893 U JP2467893 U JP 2467893U JP 2584668 Y2 JP2584668 Y2 JP 2584668Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
sleeve wall
cooking table
base
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2467893U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0678419U (ja
Inventor
敦 蔵橋
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナショナル住宅産業株式会社 filed Critical ナショナル住宅産業株式会社
Priority to JP2467893U priority Critical patent/JP2584668Y2/ja
Publication of JPH0678419U publication Critical patent/JPH0678419U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2584668Y2 publication Critical patent/JP2584668Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、調理台の側面近傍に配
されかつ収容部を具えた袖壁体に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】例えば
図5に示すように、家屋の壁面wに背面を沿わせて設置
される調理台aの側面近傍に、板状の袖壁体bを配設す
ることがある。
【0003】この袖壁体bは、前記調理台aの側面を隠
すことにより見映えを高めかつ調理の際に排出される汚
水などの側方への飛散を防止することを主たる目的と
し、この袖壁体b内部を収容部として利用することは意
図されていなかった。
【0004】本考案は、前面に、内部に設けた収容部に
通じる開口部を形成することを基本として、内部空間を
有効に活用でき、使い勝手を向上しうる袖壁体の提供を
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、家屋の壁面に
背面を沿わせて設置される調理台の側面近傍で前記壁面
から前記調理台をこえる高さで前に突出しかつ途切れる
ことにより調理台の前記側面を隠す袖壁体であって、前
面に、面材間の収容部に通じる開口部を形成する基体
と、開口部を開閉するカバーとを有するとともに、基体
の外端部に、面材の側面に行われる仕上げ施工を見切
り、かつ開口部の外端に揃う見切り材を設けている。
【0006】
【作用】このように袖壁体は、内部の収容部に通じる開
口部を前面に形成しているため、従来、デッドスペース
となっていた袖壁体内部を収納空間として利用でき、使
い勝手を向上しうるとともに、前記開口部はカバーによ
り開閉されかつ見切り材を具えるため、見映えの低下を
防止できる。
【0007】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜4において本考案の袖壁体1は、家屋の壁面
Wに背面Aを沿わせて床面Fに設置される調理台Kの側
面B近傍で、前記壁面Wから前記調理台Kをこえる高さ
Hで前に突出しかつ該調理台Kの前面Cよりも前方で途
切れることにより調理台Kの前記側面Bを隠すことがで
き、かつ前面に、内部に設けた収容部2に通じる開口部
3を形成し、しかもこの開口部3を開閉するカバー4を
具える。
【0008】前記調理台Kは、図1、図3、図4に示す
ように、前記壁面Wに沿う背面Aを形成する背板10、
この背板10の側端から前に突出し前記側面Bを形成す
る側板11、この側板11の前端から前記背板10と向
き合う方向にのび前記前面Cを形成する前板12、およ
び前板12下部と背板10下部とを継ぐ水平な底板13
からなる基台14を具えるとともに、該基台14の上端
には、シンク15Aを有する厨房台15が取付けられて
いる。
【0009】なお前記前板12には、調理台Kの内部に
通じる開口部を開閉する扉12Aが設けられる。又前記
厨房台15の後端は、前記壁面Wに当接するとともに、
前端には、前板12の上端に取付く断面L字状の取付部
15Bが形成され、かつ側端に、前記側板11の側面B
に沿って垂下する小長さの立下げ片15Cを形成してい
る。
【0010】前記袖壁体1は、図2〜4に示すように、
前記調理台Kの背面A近傍で前記壁体Wに沿って立上が
る縦長矩形の背板部17、この背板部17の前面下端か
ら床面Fに沿って前方にのびる断面矩形の下枠材19、
背板部17の前面上端から前方かつ水平にのび前記下枠
材19と同長の上枠材20、および上枠材20と下枠材
19との両側に添着される面材21、21からなる基体
22、並びにカバー4を具える。
【0011】従って、基体22は、面材21、21間の
前記上枠材20、下枠材19、前記面材21、21で囲
まれた内部に物品を収納しうる収容部2を具えるととも
に、この収容部2は、面材21、21の前端間で開放す
る開口部3により基体2の外部に通じる。
【0012】なお前記面材21、21の上端、下端は、
夫々上枠材20の上面、下枠材19の下面と整一し、又
面材21、21の各側面は、前記背板部17の両側縁と
揃う。さらに面材21、21の垂直な前端は、上枠材2
0、下枠材19の前端と整一するとともに、面材21、
21の各側面外端部、即ち基体22の外端部には、タイ
ルTなどを見切りするための見切り材24、24が垂直
に添着されている。従って、図2に明示するごとく見切
り材24、24は、前記開口部3の外端に揃うこととな
る。
【0013】又前記基体22の内部の前記収容部2は、
本例では、面材21、21間に架け渡される水平な棚板
25により上下に分割されるとともに、前記上枠材20
上面には、両側縁を前記見切り材24、24の両側面と
整一させて例えば集成材からなる化粧板26が固定され
ている。なお前記化粧板26は、その前方部を上枠材2
0からやや前方に突出させている。
【0014】基体22の前記開口部3は前記カバー4に
より開閉される。カバー4は、図1、図2に示すよう
に、縦長の板状体であって、前記上枠材20下面前端と
下枠材19上面前端に固定された磁石M、Mに取付く鉄
片29、29を背面に固着しており、これによりカバー
4は、着脱自在に基体22の前端に取付けうる。なお図
1、図2に明示されるように、カバー4は前記化粧板2
6の前突出部下方で前記基体22の前端に取付くことに
より前記見切り材24を含む枠材が囲む前記開口部3を
閉じかつ取外しにより開放する。
【0015】このような袖壁体1は、下枠材19を床面
Fに固定しかつ前記背板部17を壁面Wに固定すること
により前記調理台Kの側面Bに沿って配設される。なお
袖壁体1の高さHは、調理台Kの高さよりも大に設定さ
れ、又その前端部は、調理台Kの前面Cよりもやや前方
に位置する。
【0016】さらに前記壁面W、袖壁体1の面材21、
21の各側面に、タイルTを貼着することにより仕上げ
施工が行われる。
【0017】なおタイルTに代えて、クロス貼りを施し
てもよい。何れの場合でも、前記見切り材24、24
は、タイルT、あるいはクロスなどの端縁を見切りす
る。
【0018】
【考案の効果】叙上の如く本考案の袖壁体は、前面に、
内部に設けた収容部に通じる開口部を形成し、かつこの
開口部を開閉するカバー、及び開口部の外端に揃う見切
り材を具えているため、見映えを損なうことなく、袖壁
体内部の空間を収容部として有効に活用でき、使い勝手
を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】袖壁体の一例を示す斜視図である。
【図3】その縦断面図である。
【図4】その横断面図である。
【図5】従来の技術を説明する斜視図である。
【符号の説明】
2 収容部 3 開口部 4 カバー A 背面 B 側面 K 調理台 W 壁面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋の壁面に背面を沿わせて設置される調
    理台の側面近傍で前記壁面から前記調理台をこえる高さ
    で前に突出しかつ途切れることにより調理台の前記側面
    を隠す袖壁体であって、前面に、面材間の収容部に通じ
    る開口部を形成する基体と、開口部を開閉するカバー
    を有するとともに、基体の外端部に、面材の側面に行わ
    れる仕上げ施工を見切り、かつ開口部の外端に揃う見切
    り材を設けたことを特徴とする袖壁体。
JP2467893U 1993-04-13 1993-04-13 袖壁体 Expired - Fee Related JP2584668Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2467893U JP2584668Y2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 袖壁体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2467893U JP2584668Y2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 袖壁体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0678419U JPH0678419U (ja) 1994-11-04
JP2584668Y2 true JP2584668Y2 (ja) 1998-11-05

Family

ID=12144811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2467893U Expired - Fee Related JP2584668Y2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 袖壁体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2584668Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014173230A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Misawa Homes Co Ltd 収納付き仕切壁

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0678419U (ja) 1994-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD318526S (en) Convertible fan unit
JP2584668Y2 (ja) 袖壁体
JP2676834B2 (ja) 家具装置
USD318915S (en) Fan and grill support panel for a convertible fan assembly
USD329653S (en) Covering for refrigerators or the like
JPS6211476Y2 (ja)
JP2956178B2 (ja) 流し装置
JPH0130106Y2 (ja)
JPS6032490Y2 (ja) 組込式レンジ装置
JP2531636Y2 (ja) 洋服タンス
JPH1075835A (ja) 幅木及びその幅木を使用した収納構造
JP2532478Y2 (ja) 厨房装置
JPH0527050Y2 (ja)
JP3062318B2 (ja) 吊戸棚の目隠し用化粧板の取付け方法
JPH08280458A (ja) 隅部家具
JPH02109507A (ja) 厨房家具
JPH022873Y2 (ja)
JPH0130542Y2 (ja)
JP2547171Y2 (ja) ウォールキャビネット
JPS6321636Y2 (ja)
JP3143012B2 (ja) 台所の家具ユニット
JPS6325468Y2 (ja)
JPH0242884Y2 (ja)
JPH04193216A (ja) 厨房装置
JPH0539346U (ja) 台所用収納キヤビネツト

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980804

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees