JP2584601B2 - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents
内燃機関の動弁装置Info
- Publication number
- JP2584601B2 JP2584601B2 JP6301201A JP30120194A JP2584601B2 JP 2584601 B2 JP2584601 B2 JP 2584601B2 JP 6301201 A JP6301201 A JP 6301201A JP 30120194 A JP30120194 A JP 30120194A JP 2584601 B2 JP2584601 B2 JP 2584601B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocker arm
- cylinder head
- valve
- camshaft
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/20—SOHC [Single overhead camshaft]
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一対の同種機関弁と、
単一のカムシャフトとを備えたＳＯＨＣ型の内燃機関の
動弁装置に関する。
単一のカムシャフトとを備えたＳＯＨＣ型の内燃機関の
動弁装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】シリンダボア上方の燃焼室の略中央にス
パークプラグを臨ませると共に、燃焼室の一方の片側半
部に二つの吸気弁を、他方の片側半部に二つの排気弁を
臨ませ、シリンダヘッド上で前記吸気弁或は排気弁の一
方の弁の弁軸線上に１本のカムシャフトを配設し、前記
吸気弁或は排気弁の他方の弁とカムシャフトとの間に単
一のロッカアームシャフトを配設し、前記カムシャフト
に係合しロッカアームシャフトを支軸として揺動するロ
ッカアームを設け、前記一方の弁をカムシャフトの回動
により開閉させ、前記他方の弁をロッカアームの揺動に
より開閉させるようにしたＳＯＨＣ型の動弁装置は例え
ば特開昭56-143322号公報において知られている。
パークプラグを臨ませると共に、燃焼室の一方の片側半
部に二つの吸気弁を、他方の片側半部に二つの排気弁を
臨ませ、シリンダヘッド上で前記吸気弁或は排気弁の一
方の弁の弁軸線上に１本のカムシャフトを配設し、前記
吸気弁或は排気弁の他方の弁とカムシャフトとの間に単
一のロッカアームシャフトを配設し、前記カムシャフト
に係合しロッカアームシャフトを支軸として揺動するロ
ッカアームを設け、前記一方の弁をカムシャフトの回動
により開閉させ、前記他方の弁をロッカアームの揺動に
より開閉させるようにしたＳＯＨＣ型の動弁装置は例え
ば特開昭56-143322号公報において知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】斯かるＳＯＨＣ型の動
弁装置を備えた４バルブを備えた内燃機関では、ノッキ
ングを抑制し燃焼効率を高めるために燃焼室の中央にス
パークプラグを配設しようとすると、燃焼室へのスパー
クプラグ挿入用孔が動弁装置を構成する各部材に干渉す
るためシリンダヘッドの幅、高さが大型化せざるを得な
い不具合があり、また、シリンダヘッド上にスパークプ
ラグ挿入用孔を確保するため該挿入用孔を有する部材を
別に設ければ部品点数が増加し、さらに、シリンダヘッ
ドの上部の部材取付け面についての個々の加工が必要と
なり工数増加の問題を生ずる。
弁装置を備えた４バルブを備えた内燃機関では、ノッキ
ングを抑制し燃焼効率を高めるために燃焼室の中央にス
パークプラグを配設しようとすると、燃焼室へのスパー
クプラグ挿入用孔が動弁装置を構成する各部材に干渉す
るためシリンダヘッドの幅、高さが大型化せざるを得な
い不具合があり、また、シリンダヘッド上にスパークプ
ラグ挿入用孔を確保するため該挿入用孔を有する部材を
別に設ければ部品点数が増加し、さらに、シリンダヘッ
ドの上部の部材取付け面についての個々の加工が必要と
なり工数増加の問題を生ずる。
【０００４】本発明は前記不具合を解消すべく案出され
たものであって、本発明の目的は、シリンダヘッドのコ
ンパクト化を図りつつ部品点数を抑え、また、加工工数
の低減が可能な動弁装置を提供するにある。
たものであって、本発明の目的は、シリンダヘッドのコ
ンパクト化を図りつつ部品点数を抑え、また、加工工数
の低減が可能な動弁装置を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、シリンダヘッドに点火プラグ挿入用の点火プ
ラグ挿入孔部を形成し、シリンダヘッド上面と上側カム
ホルダによりカムシャフトを支持すると共に、シリンダ
ヘッド上面と上側ロッカアームホルダによりロッカアー
ムシャフトを支持し、前記シリンダヘッド上面における
上側カムホルダ取付け面、上側ロッカアームホルダ取付
面および前記点火プラグ挿入孔部上面を同一平面状に形
成し、前記上側ロッカアームホルダには、前記点火プラ
グ挿入用の点火プラグ挿入孔部を形成した。
するため、シリンダヘッドに点火プラグ挿入用の点火プ
ラグ挿入孔部を形成し、シリンダヘッド上面と上側カム
ホルダによりカムシャフトを支持すると共に、シリンダ
ヘッド上面と上側ロッカアームホルダによりロッカアー
ムシャフトを支持し、前記シリンダヘッド上面における
上側カムホルダ取付け面、上側ロッカアームホルダ取付
面および前記点火プラグ挿入孔部上面を同一平面状に形
成し、前記上側ロッカアームホルダには、前記点火プラ
グ挿入用の点火プラグ挿入孔部を形成した。
【０００６】
【作用】カムシャフト、ロッカアームシャフトがシリン
ダヘッドに支持され、また、プラグ挿入孔部が同シリン
ダヘッドに形成されることから、夫々の支持部材を要す
ることがなく部品点数が低減されるとともに大きな支持
剛性と着脱の容易性を得ることができ、また、シリンダ
ヘッドの上部が同一平面をなすことから同時加工による
工数低減が可能となり、さらに、上側ロッカアームホル
ダにプラグ挿入孔部を形成したことからシリンダヘッド
上部スペースを無駄なく活かして動弁機構をコンパクト
に構成することが可能となる。
ダヘッドに支持され、また、プラグ挿入孔部が同シリン
ダヘッドに形成されることから、夫々の支持部材を要す
ることがなく部品点数が低減されるとともに大きな支持
剛性と着脱の容易性を得ることができ、また、シリンダ
ヘッドの上部が同一平面をなすことから同時加工による
工数低減が可能となり、さらに、上側ロッカアームホル
ダにプラグ挿入孔部を形成したことからシリンダヘッド
上部スペースを無駄なく活かして動弁機構をコンパクト
に構成することが可能となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。まず、本発明の説明のための参考例について説
明すると、図１は参考例のシリンダヘッド部分の要部側
面図、図２は同平面図を示す。
明する。まず、本発明の説明のための参考例について説
明すると、図１は参考例のシリンダヘッド部分の要部側
面図、図２は同平面図を示す。
【０００８】１は水冷式４気筒エンジン、３はシリンダ
ブロック、５はシリンダヘッドで、シリンダブロック３
には４つのシリンダボア７を列設し、シリンダボア７に
はピストン９を嵌装し、シリンダヘッド５の下面の燃焼
室１１にはスパークプラグ１３と、二つの吸気弁１５,
１５と二つの排気弁１７,１７を臨ませる。
ブロック、５はシリンダヘッドで、シリンダブロック３
には４つのシリンダボア７を列設し、シリンダボア７に
はピストン９を嵌装し、シリンダヘッド５の下面の燃焼
室１１にはスパークプラグ１３と、二つの吸気弁１５,
１５と二つの排気弁１７,１７を臨ませる。
【０００９】シリンダヘッド５上でシリンダボア７上方
の一側には、シリンダボア７の列設方向１９に平行させ
て１本のカムシャフト２１を配設する。
の一側には、シリンダボア７の列設方向１９に平行させ
て１本のカムシャフト２１を配設する。
【００１０】前記排気弁１７,１７はシリンダボア中心
７Ａよりも一側寄りに偏位差せて燃焼室１１に臨ませ、
かつ、燃焼室１１とカムシャフト２１間にシリンダボア
中心７Ａに軸心１７Ａをほぼ平行させて縦設する。
７Ａよりも一側寄りに偏位差せて燃焼室１１に臨ませ、
かつ、燃焼室１１とカムシャフト２１間にシリンダボア
中心７Ａに軸心１７Ａをほぼ平行させて縦設する。
【００１１】排気弁１７はバルブガイド２３、スプリン
グリテーナ２５、バルブスプリング２７、バルブスプリ
ングシート２９により排気ポート３１を閉じる方向に付
勢して配設し、排気弁１７頂部に配設したタペット３３
をカムシャフト２１の排気弁用カム部２１Ａに係合さ
せ、カムシャフト２１の回動により排気弁１７,１７を
直接駆動させ、排気ポート３１,３１を開閉するように
構成する。
グリテーナ２５、バルブスプリング２７、バルブスプリ
ングシート２９により排気ポート３１を閉じる方向に付
勢して配設し、排気弁１７頂部に配設したタペット３３
をカムシャフト２１の排気弁用カム部２１Ａに係合さ
せ、カムシャフト２１の回動により排気弁１７,１７を
直接駆動させ、排気ポート３１,３１を開閉するように
構成する。
【００１２】前記吸気弁１５,１５はシリンダボア中心
７Ａよりも他側寄りに偏位させて燃焼室１１に臨ませ、
シリンダボア中心７Ａに対して軸心１７Ａを角度θ1傾
けて縦設する。
７Ａよりも他側寄りに偏位させて燃焼室１１に臨ませ、
シリンダボア中心７Ａに対して軸心１７Ａを角度θ1傾
けて縦設する。
【００１３】前記吸気弁１５,１５は夫々バルブガイド
２３、スプリングリテーナ２５、バルブスプリング２
７、バルブスプリングシート２９により吸気ポート４３
を閉じる方向に付勢して配設し、吸気弁１５,１５によ
る吸気ポート４３,４３の開閉はカムシャフト２１に係
合させた二つのロッカアーム４５,４５の揺動により行
う。
２３、スプリングリテーナ２５、バルブスプリング２
７、バルブスプリングシート２９により吸気ポート４３
を閉じる方向に付勢して配設し、吸気弁１５,１５によ
る吸気ポート４３,４３の開閉はカムシャフト２１に係
合させた二つのロッカアーム４５,４５の揺動により行
う。
【００１４】前記ロッカアーム４５はカムシャフト２１
と吸気弁１５頂部でシリンダボア列設方向１９に平行さ
せて配設したロッカアームシャフト４７で支持し、ロッ
カアームシャフト４７はロッカアームホルダ４９で支持
する。
と吸気弁１５頂部でシリンダボア列設方向１９に平行さ
せて配設したロッカアームシャフト４７で支持し、ロッ
カアームシャフト４７はロッカアームホルダ４９で支持
する。
【００１５】前記ロッカアームホルダ４９はシリンダボ
ア７上方で且つシリンダボア列設方向１９におけるほぼ
中央に位置させてシリンダヘッド５上に配設し、且つ実
施例では二つのロッカアーム４５,４５間に配設した。
ア７上方で且つシリンダボア列設方向１９におけるほぼ
中央に位置させてシリンダヘッド５上に配設し、且つ実
施例では二つのロッカアーム４５,４５間に配設した。
【００１６】前記ロッカアーム４５は長手方向中央部４
５Ａをロッカアームシャフト４７で支持し、中央部４５
Ａからカムシャフト２１側に延出するアーム部４５Ｂ先
端のスリッパ面４５Ｃをカムシャフト２１の吸気弁用カ
ム部２１Ｂに係合させ、中央部４５Ａから前記アーム部
４５Ｂとは反対側に延出するアーム部４５Ｄ先端のアジ
ャストスクリュー５１を吸気弁１５の頂部に係合させ、
カムシャフト２１の回動によりロッカアーム４５を介し
て吸気弁１５,１５を駆動し、吸気ポート４３,４３を開
閉するように構成する。
５Ａをロッカアームシャフト４７で支持し、中央部４５
Ａからカムシャフト２１側に延出するアーム部４５Ｂ先
端のスリッパ面４５Ｃをカムシャフト２１の吸気弁用カ
ム部２１Ｂに係合させ、中央部４５Ａから前記アーム部
４５Ｂとは反対側に延出するアーム部４５Ｄ先端のアジ
ャストスクリュー５１を吸気弁１５の頂部に係合させ、
カムシャフト２１の回動によりロッカアーム４５を介し
て吸気弁１５,１５を駆動し、吸気ポート４３,４３を開
閉するように構成する。
【００１７】前記ロッカアームホルダ４９はカムシャフ
ト２１のジャーナル部を支持する半円形の軸受面を有す
る軸受部４９Ａと、ロッカアームシャフト４７を支持す
る環状の軸受面を有する一対の軸受部４９Ｂ,４９Ｂ
と、両軸受部４９Ｂ,４９Ｂ間に立設されたスパークプ
ラグ挿入用孔５３が貫設された筒部４９Ｃを備える。
ト２１のジャーナル部を支持する半円形の軸受面を有す
る軸受部４９Ａと、ロッカアームシャフト４７を支持す
る環状の軸受面を有する一対の軸受部４９Ｂ,４９Ｂ
と、両軸受部４９Ｂ,４９Ｂ間に立設されたスパークプ
ラグ挿入用孔５３が貫設された筒部４９Ｃを備える。
【００１８】前記スパークプラグ挿入用孔５３は軸心１
７Ａをシリンダボア中心７Ａに対して角度θ2吸気弁１
５側に傾かせて、且つシリンダヘッド５のスパークプラ
グ挿入用孔５３と連続状に燃焼室１１の中央に向けて構
成し、筒部４９Ｃの上端にフランジ部５７を構成する。
７Ａをシリンダボア中心７Ａに対して角度θ2吸気弁１
５側に傾かせて、且つシリンダヘッド５のスパークプラ
グ挿入用孔５３と連続状に燃焼室１１の中央に向けて構
成し、筒部４９Ｃの上端にフランジ部５７を構成する。
【００１９】前記ロッカアームホルダ４９はカムシャフ
ト２１の軸受部(49A)の両側部分と、筒部４９Ｃの外側
の部分を夫々ボルト５９でシリンダヘッド５に取着す
る。
ト２１の軸受部(49A)の両側部分と、筒部４９Ｃの外側
の部分を夫々ボルト５９でシリンダヘッド５に取着す
る。
【００２０】シリンダヘッド５には前記スパークプラグ
挿入用孔５３,５５を介してスパークプラグ１３を燃焼
室１１のほぼ中央に取着し、ロッカアームホルダ４９下
面の前記スパークプラグ挿入用孔５３の周囲にはシール
部材６１を配設する。
挿入用孔５３,５５を介してスパークプラグ１３を燃焼
室１１のほぼ中央に取着し、ロッカアームホルダ４９下
面の前記スパークプラグ挿入用孔５３の周囲にはシール
部材６１を配設する。
【００２１】ロッカアームシャフト４７は参考例ではス
パークプラグプラグ挿入用孔５３を軸受部４９Ｂ,４９
Ｂ間に形成した関係上、短軸とし、隣接するシリンダボ
ア７,７に対応して配設されたロッカアームホルダ４９,
４９の対向する軸受部４９Ｂ,４９Ｂでロッカアームシ
ャフト４７の両端を支持する。
パークプラグプラグ挿入用孔５３を軸受部４９Ｂ,４９
Ｂ間に形成した関係上、短軸とし、隣接するシリンダボ
ア７,７に対応して配設されたロッカアームホルダ４９,
４９の対向する軸受部４９Ｂ,４９Ｂでロッカアームシ
ャフト４７の両端を支持する。
【００２２】尚図面中６２はロッカアームシャフト４７
に巻く装され、ロッカアーム４５,４５を各軸受部４９
Ｂ,４９Ｂ側に付勢してロッカアーム４５,４５の位置決
めを行うコイルスプリング、６３はウォータジャケット
を示す。
に巻く装され、ロッカアーム４５,４５を各軸受部４９
Ｂ,４９Ｂ側に付勢してロッカアーム４５,４５の位置決
めを行うコイルスプリング、６３はウォータジャケット
を示す。
【００２３】本参考例は前記のように構成し、シリンダ
ボア７のほぼ中央で上方におけるシリンダヘッド５上に
スパークプラグ挿入用孔５３が一体に形成されたロッカ
アームホルダ４９を配置するようにしたので、シリンダ
ヘッド５のコンパクト化を図りつつ、また部品点数を増
加させることなく燃焼室１１のほぼ中央にスパークプラ
グ１３配設することが可能となる。
ボア７のほぼ中央で上方におけるシリンダヘッド５上に
スパークプラグ挿入用孔５３が一体に形成されたロッカ
アームホルダ４９を配置するようにしたので、シリンダ
ヘッド５のコンパクト化を図りつつ、また部品点数を増
加させることなく燃焼室１１のほぼ中央にスパークプラ
グ１３配設することが可能となる。
【００２４】次に、上記参考例を基に、本発明の実施例
について図３及び図４を参照して説明する。
について図３及び図４を参照して説明する。
【００２５】図３は本発明のシリンダヘッド部分の要部
断面図、図４は同平面図を示す。
断面図、図４は同平面図を示す。
【００２６】参考例に対応する部材には同一符号を付し
て説明すると、本実施例では燃焼室１１とカムシャフト
２１の間に軸心１５Ａをシリンダボア中心７Ａに角度θ
３傾斜させて吸気弁１５をシリンダヘッド５の一側に縦
設し、吸気弁１５をタペット７１、スプリングリテーナ
７３、バルブスプリング７５、バルブシート７７等を介
してカムシャフト２１の回動により直接開閉駆動させ、
排気弁１７を軸心１７Ａをシリンダボア中心７Ａに角度
θ４傾斜させてシリンダヘッド５の他側に縦設し、排気
弁１７をロッカアーム４５、スプリングリテーナ７９、
バルブスプリング８１、バルブシート８３等を介してカ
ムシャフト２１の回動により開閉駆動させ、且つロッカ
アームシャフト４７をプラグ挿入用孔５３と排気弁１７
との間に配設し、ロッカアームシャフト４７を１本の軸
で構成した点が前記参考例と異なる。
て説明すると、本実施例では燃焼室１１とカムシャフト
２１の間に軸心１５Ａをシリンダボア中心７Ａに角度θ
３傾斜させて吸気弁１５をシリンダヘッド５の一側に縦
設し、吸気弁１５をタペット７１、スプリングリテーナ
７３、バルブスプリング７５、バルブシート７７等を介
してカムシャフト２１の回動により直接開閉駆動させ、
排気弁１７を軸心１７Ａをシリンダボア中心７Ａに角度
θ４傾斜させてシリンダヘッド５の他側に縦設し、排気
弁１７をロッカアーム４５、スプリングリテーナ７９、
バルブスプリング８１、バルブシート８３等を介してカ
ムシャフト２１の回動により開閉駆動させ、且つロッカ
アームシャフト４７をプラグ挿入用孔５３と排気弁１７
との間に配設し、ロッカアームシャフト４７を１本の軸
で構成した点が前記参考例と異なる。
【００２７】シリンダヘッド５には、点火プラグ挿入用
のプラグ挿入孔部４９Ｃを形成し、シリンダヘッド５の
上面とカムシャフト支持部４９Ａの上側カムホルダによ
りカムシャフト２１を支持すると共に、シリンダヘッド
５の上面とロッカアーム支持部４９Ｂの上側ロッカアー
ムホルダによりロッカアームシャフト４７を支持し、前
記シリンダヘッド上面における上側カムホルダ取付け
面、上側ロッカアームホルダ取付面および前記点火プラ
グ挿入孔部４９Ｃの上面を同一平面状４９Ｄに形成し、
前記上側ロッカアームホルダには、前記点火プラグ挿入
用の点火プラグ挿入孔部４９Ｃを形成する。
のプラグ挿入孔部４９Ｃを形成し、シリンダヘッド５の
上面とカムシャフト支持部４９Ａの上側カムホルダによ
りカムシャフト２１を支持すると共に、シリンダヘッド
５の上面とロッカアーム支持部４９Ｂの上側ロッカアー
ムホルダによりロッカアームシャフト４７を支持し、前
記シリンダヘッド上面における上側カムホルダ取付け
面、上側ロッカアームホルダ取付面および前記点火プラ
グ挿入孔部４９Ｃの上面を同一平面状４９Ｄに形成し、
前記上側ロッカアームホルダには、前記点火プラグ挿入
用の点火プラグ挿入孔部４９Ｃを形成する。
【００２８】カムシャフト、ロッカアームシャフトは、
その半割支持部によってシリンダヘッドに支持されるこ
とにより、夫々の支持部材を要することがなく部品点数
が低減されるとともに着脱の容易性と大きな支持剛性を
得ることができ、また、上側ロッカアームホルダにプラ
グ挿入孔部を形成したことから、部品点数が低減すると
ともにシリンダヘッド上部スペースを無駄なく活かして
動弁機構をコンパクトに構成することが可能となり、さ
らに、プラグ挿入孔部を含めてシリンダヘッドの上部が
同一平面をなすことから同時加工によって工数低減が可
能となる。
その半割支持部によってシリンダヘッドに支持されるこ
とにより、夫々の支持部材を要することがなく部品点数
が低減されるとともに着脱の容易性と大きな支持剛性を
得ることができ、また、上側ロッカアームホルダにプラ
グ挿入孔部を形成したことから、部品点数が低減すると
ともにシリンダヘッド上部スペースを無駄なく活かして
動弁機構をコンパクトに構成することが可能となり、さ
らに、プラグ挿入孔部を含めてシリンダヘッドの上部が
同一平面をなすことから同時加工によって工数低減が可
能となる。
【００２９】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、カムシャフト、ロッカアームシャフトがシリン
ダヘッドに支持され、また、プラグ挿入孔部が同シリン
ダヘッドに形成されることから、夫々の支持部材を要す
ることがなく部品点数が低減されるとともに大きな支持
剛性と着脱の容易性を得ることができ、また、シリンダ
ヘッドの上部が同一平面をなすことから同時加工による
工数低減が可能となり、さらに、上側ロッカアームホル
ダにプラグ挿入孔部を形成したことからシリンダヘッド
上部スペースを無駄なく活かして動弁機構をコンパクト
に構成することが可能となる。
よれば、カムシャフト、ロッカアームシャフトがシリン
ダヘッドに支持され、また、プラグ挿入孔部が同シリン
ダヘッドに形成されることから、夫々の支持部材を要す
ることがなく部品点数が低減されるとともに大きな支持
剛性と着脱の容易性を得ることができ、また、シリンダ
ヘッドの上部が同一平面をなすことから同時加工による
工数低減が可能となり、さらに、上側ロッカアームホル
ダにプラグ挿入孔部を形成したことからシリンダヘッド
上部スペースを無駄なく活かして動弁機構をコンパクト
に構成することが可能となる。
【図１】参考例のシリンダヘッド部分の要部側面図
【図２】同平面図
【図３】本発明のシリンダヘッド部分の要部断面図
【図４】同平面図
３…シリンダブロック、５…シリンダヘッド、７…シリ
ンダボア、１１…燃焼室、１３…スパークプラグ、１５
…吸気弁、１７…排気弁、２１…カムシャフト、４５…
ロッカアーム、４７…ロッカアームシャフト、４９…ロ
ッカアームホルダ、４９Ａ…支持部、４９Ｂ…支持部、
４９Ｃ…筒部（プラグ挿入孔部）、４９Ｄ…合せ面、５
３…プラグ挿入用孔。
ンダボア、１１…燃焼室、１３…スパークプラグ、１５
…吸気弁、１７…排気弁、２１…カムシャフト、４５…
ロッカアーム、４７…ロッカアームシャフト、４９…ロ
ッカアームホルダ、４９Ａ…支持部、４９Ｂ…支持部、
４９Ｃ…筒部（プラグ挿入孔部）、４９Ｄ…合せ面、５
３…プラグ挿入用孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｐ 13/00 ３０１ Ｆ０２Ｐ 13/00 ３０１Ｂ
Claims (1)
- 【請求項１】 一対の同種機関弁と、単一のカムシャフ
トと、これら機関弁およびカムシャフトを連動、連結す
べくロッカアームシャフトに揺動自在に支承される一対
のロッカアームと、前記両ロッカアーム間に配設され、
燃焼室の天井面略中央部に臨んで配置される点火プラグ
とを備えるＳＯＨＣ型内燃機関において、シリンダヘッ
ドに前記点火プラグ挿入用の点火プラグ挿入孔部を形成
し、前記シリンダヘッド上面と上側カムホルダにより前
記カムシャフトを支持すると共に、前記シリンダヘッド
上面と上側ロッカアームホルダによりロッカアームシャ
フトを支持し、前記シリンダヘッド上面における上側カ
ムホルダ取付け面、上側ロッカアームホルダ取付面およ
び前記点火プラグ挿入孔部上面を同一平面状に形成し、
前記上側ロッカアームホルダには、前記点火プラグ挿入
用の点火プラグ挿入孔部を形成したことを特徴とする内
燃機関の動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6301201A JP2584601B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 内燃機関の動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6301201A JP2584601B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 内燃機関の動弁装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61162857A Division JP2537205B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 内燃機関の動弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217410A JPH07217410A (ja) | 1995-08-15 |
| JP2584601B2 true JP2584601B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=17893999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6301201A Expired - Lifetime JP2584601B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 内燃機関の動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6202617B1 (en) | 1998-09-14 | 2001-03-20 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Cylinder head of a DOHC type engine |
Families Citing this family (3)
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| JP4574521B2 (ja) * | 2005-11-16 | 2010-11-04 | 川崎重工業株式会社 | ツインカム式エンジン |
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-
1994
- 1994-12-05 JP JP6301201A patent/JP2584601B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6202617B1 (en) | 1998-09-14 | 2001-03-20 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Cylinder head of a DOHC type engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07217410A (ja) | 1995-08-15 |
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